JP4373262B2 - 内視鏡挿入補助装置 - Google Patents
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Description
このため、上記内視鏡は、管腔が湾曲したS状結腸部などの部位において上記挿入力の分散が大きくなり、挿入作業が更に困難となる場合がある。
従来の内視鏡挿入補助装置は、例えば、特公昭60−56488号公報、特公昭60−56489号公報に記載されているように、内視鏡の挿入部先端部を覆うように回転可能な螺旋状推進部を設け、上記螺旋状推進部の螺入運動により上記挿入部を前進させて体腔内の目的部位まで導くようにしている。
従って、上記公報に記載の内視鏡挿入補助装置は、術者が体腔内壁に対する上記螺旋状推進部の接触状態や動作状態等を把握できず、螺旋状推進部の動作を効率良く制御することが困難であった。
また、本発明による第2の内視鏡挿入補助装置は、前記第1の内視鏡挿入補助装置において、前記螺旋状推進部が前記観察窓の観察視野内に位置するよう固定したことを特徴としている。
また、本発明による第3の内視鏡挿入補助装置は、前記第1又は第2の内視鏡挿入補助装置において、前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸が前記内視鏡挿入部に設けられたチャンネルを挿通してチャンネル開口から突出した状態とすることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも前方側に配置可能としたことを特徴としている。
また、本発明による第4の内視鏡挿入補助装置は、前記第1又は第2の内視鏡挿入補助装置において、前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸を前記内視鏡挿入部の軸方向に添設して前記内視鏡挿入部の挿入方向に添わせた状態とすることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも前方側に配置可能としたことを特徴としている。
また、本発明による第5の内視鏡挿入補助装置は、前記第1又は第2の内視鏡挿入補助装置において、前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸を前記内視鏡挿入部の先端部に取り付ける取り付け部を設けることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも先端側に配置可能としたことを特徴としている。
前記内視鏡装置2は、後述の観察窓を設けた内視鏡4と、前記内視鏡4に照明光を供給する光源装置5と、前記内視鏡4の図示しない撮像部に対する信号処理を行うCCU(カメラコントロールユニット)6と、このCCU6から映像信号を入力されて内視鏡画像を表示するモニタ7とを有して構成されている。
前記内視鏡4は、細長で可撓性を有する挿入部11と、この挿入部11の基端側に連設され、把持部12aを兼ねる操作部12とを有して構成されている。この内視鏡4は、前記操作部12側部からユニバーサルコード13が延出して設けられている。このユニバーサルコード13には、図示しないライトガイドや信号線が挿通配設されている。このユニバーサルコード13の端部に設けられているコネクタ部14が前記CCU6に接続されるようになっている。
前記CCU6は、前記内視鏡4の撮像部からの撮像信号を信号処理して、標準的な映像信号を生成し、モニタ7に内視鏡画像を表示させるようになっている。
図2に示すように前記螺旋推進プローブ8は、先端側に設けた円筒形状の螺旋状推進部31と、この螺旋状推進部31に連設する可撓性チューブ32とを有して構成されている。
前記可撓性チューブ32の後端側は、前記螺旋駆動部9に接続されており、前記フレキシブルシャフト35が前記螺旋駆動部9に設けた後述のモータユニットからの回転力を前記螺旋状推進部31に伝達するようになっている。
また、前記後端側容器37には、前記可撓性チューブ32の先端側が取り付けられており、この可撓性チューブ32に対してベアリング38にて回転可能となっている。尚、前記後端側容器37と前記可撓性チューブ32との間には、Oリング39にて水密に構成されている。
これにより、前記螺旋状推進部31は、前記螺旋状突起34が体腔内壁に当接して前記外装容器33が回転することにより、体腔内において進退動可能となっており、前記内視鏡4の挿入部11を体腔内に導くことができるようになっている。
図4に示すように前記螺旋駆動部9は、前記処置具挿入口21に取り付けられるモータユニット取り付け部41と、前記螺旋推進プローブ8の前記螺旋状推進部31を回転するための駆動力を発生するモータユニット部42と、進退動手段として前記モータユニット部42を上下にスライドさせて前記可撓性チューブ32を進退動させるスライダ部43とを有して構成されている。
前記モータユニット部42は、回転力を発生するモータ45と、このモータ45の回転力を反転させて出力軸46aに所望のトルクを伝達するギア46とを有して構成されている。前記モータ45は、前記接続ケーブル23を介して前記螺旋推進制御装置10から電源電力及び制御信号を供給されて駆動するようになっている。尚、前記モータユニット部42は、バッテリを内蔵してこのバッテリから電源電力を供給されるように構成しても良い。
これにより、前記螺旋駆動部9は、前記モータユニット部42からの駆動力を前記フレキシブルシャフト35に伝達して、前記螺旋推進プローブ8の前記螺旋状推進部31を回転することができるようになっている。
術者は、患者の肛門から内視鏡4の挿入部11を挿入していく。このとき、内視鏡4の挿入部11は、細長で可撓性を有するため、この挿入部11を押し引きしながら体腔内に挿入していくようにしている。
ここで、図6に示すように内視鏡4の挿入部先端部15は、直腸S状部からS状結腸へ到る途中において、挿入部11の外周面と体腔内壁との摺接面の接線方向に挿入力の分散が大きくなり、挿入作業が困難となる。
しかしながら、本実施例では、前記螺旋状推進部31が前記内視鏡4の観察窓26の観察視野範囲内に位置しており、所望のタイミングで螺旋状推進部31を動作させることが可能である。
駆動スイッチ24からのオン信号は、前記CCU6を介して前記螺旋推進制御装置10に伝達され、この螺旋推進制御装置10は前記螺旋駆動部9を駆動するための電源電力及び制御信号を出力する。
図9及び図10に示すように螺旋状推進部31Bは、螺旋状突起34Bを設けたバルーン51によって外装容器33Bを覆って構成している。前記螺旋状突起34Bは、例えば、エラスティックチューブ等の伸縮可能な材料により形成されている。
尚、図示しないが、エアを供給するコンプレッサは、前記可撓性チューブ32に接続されるようになっている。このコンプレッサは、単独に構成しても良いし、また、前記螺旋駆動部9内に設けても良い。
図11及び図12に示すように、螺旋状推進部31Cは、体腔内壁と外装容器33Cとの間に形成される隙間を吸引するための吸引孔53を外装容器33Cに形成している。
尚、図示しないが、吸引を行う吸引装置は、前記可撓性チューブ32Cに接続されるようになっている。この吸引装置は、単独に構成しても良いし、また、前記螺旋駆動部9内に設けても良い。
図13に示すように螺旋状推進部31Dは、先端側がテーパ状に形成されて構成されている。これにより、螺旋状推進部31Dは、細い体腔内管路に挿入し易く、また、体腔内管路を押し広げ易い。尚、螺旋状推進部31Dは、先端部15分だけ弾性体に形成して、体腔内管路の走行に沿い易いようにしても良い。
図14ないし図16に示すように螺旋状推進部31Eは、円筒形状の外装容器33Eの先端にテーパ状バルーン55を設けて構成されている。尚、図15及び図16は、テーパ状バルーン55が膨らんでいる状態である。
尚、前記螺旋状推進部31Eは、必要時のみ前記テーパ状バルーン55を膨らませても良いし、例えば1秒毎に前記テーパ状バルーン55を周期的に収縮させても良い。
図17ないし図19に示すように螺旋状推進部31Fは、可撓性チューブ32Fに対して着脱可能に構成されている。更に具体的に説明すると、前記螺旋状推進部31Fは、一体的に形成された外装容器33Fの内部にこの外装容器33Fを回転させるための遊星歯車機構57を設けている。尚、遊星歯車機構57の代わりに他の回転機構を設けても良い。
ここで、前記可撓性チューブ32Fは、前記螺旋状推進部31Fを着脱自在に取り付ける前に、前記内視鏡4の処置具挿通用チャンネル22を挿通してチャンネル開口22aからチューブ先端側を突出することで、このチューブ先端側に前記螺旋状推進部31Fを着脱自在に水密に取り付けることが可能となる。
図20に示すように螺旋状推進部31Gは、一体的に形成された外装容器33Gの内部にモータユニット部42を設けて構成されている。前記モータユニット部42は、モータ固定部材68により固定保持されている。このモータユニット部42の出力軸46aは、遊星歯車機構57に連結している。
図21に示すように螺旋状推進部31Hは、外装容器33H及び螺旋状突起34の一部を透明形状の材質により形成して構成されている。尚、螺旋状推進部31Hは、遊星歯車等の構成内蔵物も一部を透明形状の材質により形成しても良い。
これにより、螺旋状推進部31Hは、内視鏡4により体腔内管路、例えば、消化管内を観察したい場合、透明部分が観察視野範囲内に入るように角度を調整し、極力内視鏡4の照明光や観察視野が妨げられないようにすることができる。
この場合、螺旋状推進部31は、螺旋推進時において前記バルーンを膨らませて円筒形状にし、内視鏡4で観察を行う際には前記バルーンをしぼませることで、内視鏡4の観察視野範囲の妨げにならないように調節しても良い。
また、螺旋状推進部31は、図示しないが視野確保手段として、処置具挿通用チャンネル22のチャンネル開口22aに設けられた鉗子起上機能により、観察時には起上させて観察視野範囲内から外すようにしても良い。
前記着脱ユニット80は、略8の字リング形状に形成され、内視鏡4の挿入部11の先端側を嵌め込む太径リング81と、前記螺旋推進プローブ8の可撓性チューブ32を嵌め込む小径リング82とを有している。
これにより、前記螺旋推進プローブ8は、前記可撓性チューブ32を内視鏡4の操作部12側から前後させることで、可撓性チューブ32と前記着脱ユニット80とが内視鏡4の挿入部11を摺動させることで、前後にスライドさせることができるようになっている。
図23に示すように、この後端側バルーン83は、体腔内管路の径と同等の大きさに膨らむように形成されている。これにより、前記後端側バルーン83は、後述するように前記螺旋状推進部31Iをその体腔内管路に位置に係止することができるようになっている。尚、前記後端側バルーン83へは、前記可撓性チューブ32からエアが供給されるようになっている。
ここで、前記螺旋推進プローブ8は、前記後端側バルーン83が盲腸の管路径まで膨らむことで、前記螺旋状推進部31Iが盲腸に係止される。これにより、図26に示すように前記螺旋推進プローブ8は、前記可撓性チューブ32をガイドワイヤーとすることで、内視鏡4を盲腸まで挿入させることができる。尚、前記螺旋推進プローブ8は、内視鏡4を挿入させる前に事前に内視鏡4によって大腸内に送気して膨らませて観察視野を確保させてから内視鏡4を挿入しても良い。
図27に示すように、着脱ユニット80は、太径リング81側と小径リング82側とに2つのバルーン84が設けられて構成されている。前記着脱ユニット80には、前記2つのバルーン84にエアを供給するためのエア供給チューブ85が延出しており、このエア供給チューブ85は図示しないコンプレッサに接続されている。
ここで、内視鏡挿入補助装置は、先ず、着脱ユニット80のバルーン84を膨らませることで、内視鏡4の挿入部先端部15を腸に固定した後、螺旋状推進部31を推進させる。
これにより、内視鏡挿入補助装置3は、尺取虫式に内視鏡4の挿入部11を体腔内管路に挿入することが可能である。
図29に示すように螺旋推進プローブ8は、可撓性チューブ32に湾曲自在なプローブ湾曲部86を設けて構成されている。前記プローブ湾曲部86は、追従性のために螺旋状推進部31の直近の後端部に設けられている。
図31に示すように内視鏡挿入補助装置は、処置具挿通用チャンネル22から通した牽引用ひも91をひも接続部92にて可撓性チューブ32に接続して構成されている。尚、着脱ユニット80Bは、小径リング82Bが内視鏡4の挿入部11全体まで延出しており、前記可撓性チューブ32を前記挿入部11側部に保持固定するように構成されている。
従って、内視鏡挿入補助装置は、可撓性チューブ32が長いことによる「押す」動作が伝わりにくくなることの改善がなされ、操作性が向上する。
第3実施例は、上記第2実施例の着脱ユニット80に進退動機構を設けて構成している。それ以外の構成は、上記第1実施例と同様な構成であるので、説明を省略し、同じ構成には同じ符号を付して説明する。
前記螺旋推進プローブ8Cは、短く形成された可撓性チューブ101を有している。また、螺旋状推進部31は、例えば、図20で説明した螺旋状推進部31Gと同様にモータユニット部42を設けて構成されている。尚、前記可撓性チューブ101は、弾性が強く、管腔の走行に追従しつつも力がかからないときは直ぐに直線化されるように硬度・弾性が最適化されている。
この結果、第3実施例の内視鏡挿入補助装置は、上記第2実施例と同様な効果を得ることに加え、螺旋推進プローブ8が短いので小型化でき、取り扱いが容易である。
図34に示すように螺旋状推進部110は、内視鏡4の観察視野範囲を妨げないように、視野確保手段として一部を除去して構成されている。
これにより、螺旋状推進部110は、図35に示すように内視鏡4の観察視野範囲内に極力入らないようにしている。また、螺旋状推進部110は、内視鏡観察を行う際には所定の角度となるように調整される。
図36及び図37に示すように着脱ユニット80Dは、内視鏡4の処置具挿通用チャンネル22を通したフレキシブルシャフト35又は、トルクチューブから伝達される駆動力をギア111によって回転の伝達を行うように構成されている。
これにより、内視鏡挿入補助装置は、構成が単純化され、組み立て作業性が向上する。
なお、上述した各実施例等を部分的に組み合わせる等して構成される実施例等も本発明に属する。
(付記項1)
体腔内壁に当接して回転することにより推進力を発生する螺旋状推進部を有し、この螺旋状推進部を内視鏡挿入部の先端部に設けられた観察窓よりも前方に配置して前記内視鏡挿入部に固定可能としたことを特徴とする内視鏡挿入補助装置。
(付記項2)
前記螺旋状推進部が前記観察窓の観察視野内に位置するよう固定したことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸が前記内視鏡挿入部に設けられたチャンネルを挿通してチャンネル開口から突出した状態とすることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも前方側に配置可能としたことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸を前記内視鏡挿入部の軸方向に添設して前記内視鏡挿入部の挿入方向に添わせた状態とすることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも前方側に配置可能としたことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸を前記内視鏡挿入部の先端部に取り付ける取り付け部を設けることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも先端側に配置可能としたことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状推進部に連設する可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸を進退動させて前記内視鏡挿入部に対して前記螺旋状推進部を進退動させる進退動手段を設けたことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状推進部の一部を透明部材で形成するか又は、前記透明部材で形成する部分を除去し、前記内視鏡挿入部の前記観察手段の観察視野を確保することを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状推進部は、外装容器の外周表面に螺旋状突起を形成したことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項9)
前記螺旋状推進部は、外装容器を覆うバルーンに螺旋状突起を形成したことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状推進部は、円筒形状に形成されていることを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項11)
前記螺旋状推進部は、先端側をテーパ状に形成したことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項12)
前記螺旋状推進部は、先端側にテーパ状に形成したバルーンを設けたことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状推進部は、後端側にバルーンを設けたことを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項14)
前記螺旋状推進部は、回転機構を有することを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項15)
前記螺旋状推進部は、前記体腔内壁を吸引する吸引孔が形成されていることを特徴とする付記項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記可撓性回転軸は、後端側が前記内視鏡の前記チャンネル開口から前記チャンネル内に挿入されることを特徴とする付記項3に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項17)
前記可撓性回転軸は、先端側を前記内視鏡の前記チャンネル開口から突出させて前記螺旋状推進部を着脱自在に取り付け可能であることを特徴とする付記項3に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記可撓性回転軸は、可撓性チューブを挿通することを特徴とする付記項3〜5に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項19)
前記螺旋状推進部は、回転するための駆動力を発生する駆動部を有することを特徴とする付記項3〜5に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記取り付け部は、太径リングに前記内視鏡挿入部の先端側を嵌め込んで前記内視鏡挿入部の先端側に取り付け、小径リングに前記可撓性回転軸を嵌め込むことで前記可撓性回転軸を前記内視鏡挿入部の先端部に取り付けることを特徴とする付記項5に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記取り付け部を複数設けたことを特徴とする付記項5に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項22)
前記取り付け部は、外周にバルーンを設けたことを特徴とする付記項5に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項23)
前記取り付け部は、前記可撓性回転軸を進退動する進退動手段を設けたことを特徴とする付記項5に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記取り付け部は、回転するための駆動力を発生する駆動部を有することを特徴とする付記項5に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項25)
前記除去された部分にバルーンを設け、このバルーンは前記螺旋状推進部が推進力を発生する際には膨み前記螺旋状推進部を円筒形状にすることを特徴とする付記項7に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記螺旋状突起は、バルーンで形成されていることを特徴とする付記項8に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項27)
前記螺旋状推進部は、遊星歯車を有することを特徴とする付記項14に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項28)
前記螺旋状推進部は、回転するための駆動力を発生する駆動部を有することを特徴とする付記項14に記載の内視鏡挿入補助装置。
前記可撓性チューブは、湾曲自在な湾曲部を有することを特徴とする付記項18に記載の内視鏡挿入補助装置。
(付記項30)
前記可撓性チューブは、牽引用ひもを接続して牽引可能に構成したことを特徴とする付記項18に記載の内視鏡挿入補助装置。
2 内視鏡装置
3 内視鏡挿入補助装置
4 内視鏡(電子内視鏡)
6 CCU
7 モニタ
8 螺旋推進プローブ
9 螺旋駆動部
10 螺旋状推進制御装置
11 挿入部
12 操作部
15 先端部
21 処置具挿入口
22 処置具挿通用チャンネル
22a チャンネル開口
24 駆動スイッチ
25 照明窓
26 観察窓
31 螺旋状推進部
32 可撓性チューブ
33 外装容器
34 螺旋状突起
35 フレキシブルシャフト
38 ベアリング
42 モータユニット部
43 スライダ部
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (5)
- 体腔内壁に当接して回転することにより推進力を発生する螺旋状推進部を有し、この螺旋状推進部を内視鏡挿入部の先端部に設けられた観察窓よりも前方に配置して前記内視鏡挿入部に固定可能としたことを特徴とする内視鏡挿入補助装置。
- 前記螺旋状推進部が前記観察窓の観察視野内に位置するよう固定したことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡挿入補助装置。
- 前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸が前記内視鏡挿入部に設けられたチャンネルを挿通してチャンネル開口から突出した状態とすることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも前方側に配置可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
- 前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸を前記内視鏡挿入部の軸方向に添設して前記内視鏡挿入部の挿入方向に添わせた状態とすることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも前方側に配置可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
- 前記螺旋状推進部に連設した可撓性回転軸を有し、この可撓性回転軸を前記内視鏡挿入部の先端部に取り付ける取り付け部を設けることで、前記螺旋状推進部を前記内視鏡挿入部の前記観察窓よりも先端側に配置可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡挿入補助装置。
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