JP5583691B2 - モータビークル用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、モータビークル用のタイヤ、すなわち横断曲率が高くて、モータビークルがカーブ(bend)を曲がるために傾斜するとき、路面と適切な接触面を提供するタイヤに関する。
好ましくは、本発明のタイヤは、濡れたまたは乾燥した路面での都市部および/または郊外の自動車道路および街路および/またはオフロードにおける、パワー、快適性および走行距離に関して高性能を提供することを目指した「スポーツツーリング」タイプのモータビークルの、すなわちスポーツ用モータビークルの後輪に使用するためのものである。
「スポーツツーリング」用モータビークルは一般に排気容量が大きく(800cm以上)および/または高パワー(110馬力以上)である。しかしながら、市場では、排気容量が1400cmおよびパワーが155馬力のモータビークルが既にある。
そのようなモータビークルの後輪用のタイヤは、直線およびコーナリングの双方を走行する際に高い多用途性を保証し、二人の乗員の負荷およびいずれのタイプの路面(濡れた、乾いた、通常のおよび/または凸凹のアスファルトなど)および/またはルート(街中の道路、自動車道路、カーブの多い山道など)でも、常に路面に対する粘着摩擦(traction)およびグリップが確実に高く、パワーを最適に伝えかつ適切な制動動作を行うことができるようにする必要があることが知られている。
そのようなタイヤはまた、走行安定性、制御性、指向性、ロードホールディング、低燃費および通常程度の摩耗を保証する必要がある。
走行中のタイヤの挙動が、トレッドバンドに形成された溝の数、向き、分散および形状によって、それゆえそのようなトレッドバンドの特定のパターンによっていかに大きく影響を受けるかが知られている。
上述の溝は例えば路面に対するタイヤのグリップ、および濡れた路面の場合には排水を促進する。しかしながら、そのような溝は、トレッドバンドの構造を弱体化し、より磨耗させる。溝はまた騒音および振動を生成する場合がある。
欧州特許第0 906 836号には、トレッドバンドが、タイヤの赤道面にまたがる中心領域と、中心領域に対して軸方向両側に配置された2つの肩領域と、中心領域と各肩領域との間にそれぞれ配置された2つの中間領域とを含む、モータビークル用のタイヤが説明されている。トレッドバンドには複数の溝が形成され、それらの溝は、赤道面に対して両側から肩領域の軸方向に最も外側の部分まで、中心領域においては実質的に周方向であり、肩領域においては実質的に横断方向でありおよび中間領域においては実質的に周方向から実質的に横断方向まで赤道面から外側に向かって漸次的に変化する方向に従って延在する。赤道面に対してタイヤの一方の側に形成された溝は、タイヤの他方の側に形成された対応する溝に対して周方向に沿って少しずつずらして配置される。
欧州特許第1 884 377号には、トレッドバンドが、タイヤの赤道面に対して傾斜した、曲線のある溝の2つの群を含み、そのような群は、周方向に交互に配置され、かつその赤道面に対してタイヤの両側に配置され、鏡面対称となり、かつ周方向において互いに少しずつずらして配置される、モータビークル用のタイヤが説明されている。溝の各群は、互いに実質的に平行でありかつ周方向に対して5°〜85°の角度だけ傾斜している2つ以上の溝を含む。溝の全ては、トレッドバンドの肩領域まで延在する。
本出願人は、モータビークル用、特に「スポーツツーリング」タイプのモータビークルの後輪用のタイヤのために新しいトレッドバンドパターンを研究している。
これに関して、本出願人は、上述の好ましい特徴は部分的に互いに対照をなしているため、そのようなタイヤにおいて上述の特徴を全て得ることがいかに困難であるかに気づいている。
例えば、本出願人は、実際に、粘着摩擦および加速に関するタイヤの最適な性能の追求は、走行距離および騒音/振動に関するタイヤの最適な性能を獲得する必要性と対照をなすことを発見した。同時に、本出願人は、街路でのタイヤの最適な性能の追求が、ある程度、滑りやすい、砂の多いおよび/またはぬかるんだ地面での粘着摩擦、制御性および指向性に関してタイヤの最適な性能を獲得する必要性と対照をなすことに気づいた。
しかしながら、本出願人は、「スポーツツーリング」タイプのモータビークルの後輪に使用するためのタイヤでは、トレッドバンドの中心領域は、主に、全タイプの路面で粘着摩擦および加速をもたらし、かつ濡れた路面において、とりわけモータビークルが、高い曲げ半径でカーブを曲がるためにわずかに傾斜している際に、確実に排水するためのものとし得る;他方で、肩領域は、主に、とりわけ、最もきついカーブから抜ける加速中および道路のルートでの制動中に横安定性、グリップおよび制御性をもたらすためのものとし得ることに気づいた。
それゆえ、本出願人は、タイヤの周方向に沿って反復させかつタイヤの赤道面に対して傾斜した溝を含むモジュールを有する、トレッドバンドの特別なパターンを提供する。そのような溝のいくつかが、タイヤの中心領域から、対向する軸方向外側の環状部分まで延在して、排水を可能にし、かつタイヤの中心領域に、必要なモビリティを与えることを可能にし、粘着摩擦および加速に関してタイヤの所望の性能を達成する。他方で、他の溝は上述の軸方向外側の部分には延在せず、タイヤの肩領域に必要な剛性を与え、それゆえ、カーブから抜ける際の加速中に、および道路のルートで制動する際に、横安定性、グリップおよび制御性に関してタイヤの所望の性能を達成できる。
本発明は、タイヤの赤道面にまたがる環状の中心部分と、環状の中心部分に対して軸方向両側に配置された2つの第1の環状側部部分と、環状の中心部分と各第1の環状側部部分との間にそれぞれ配置された2つの第2の環状側部部分とを含むトレッドバンドを有する、モータビークル用のタイヤであって、トレッドバンドが、タイヤの周方向に沿って反復する少なくとも1つのモジュールを有し、かつ該モジュールが:
− 赤道面に対して傾斜しかつそれぞれ各第1の環状側部部分に到達するまで各第2の環状側部部分に延在する少なくとも2つの第1の溝と;
− 赤道面に対して傾斜しかつ周方向に前記少なくとも2つの第1の溝から間隔をあけられた少なくとも2つの第2の溝であって、前記少なくとも2つの第2の溝の各々が、各第2の環状側部部分にのみ、かつ前記第2の環状側部部分の軸方向外側の部分まで延在する、第2の溝;
− 赤道面に対して傾斜しかつ周方向に沿って、前記少なくとも2つの第2の溝に対して前記少なくとも2つの第1の溝とは反対側に配置された少なくとも2つの第3の溝であって、前記少なくとも2つの第3の溝の各々が、各第2の環状側部部分および各第1の環状側部部分に延在し、第2の環状側部部分の延在部が第1の環状側部部分の延在部よりも短い、第3の溝;
を含む、タイヤに関する。
本願明細書およびこれに続く特許請求の範囲を通して、用語「軸方向」および/または「軸方向に」は、タイヤの赤道面に実質的に垂直な方向、すなわちタイヤの回転軸に実質的に平行な方向を示すのに使用する。他方で、用語「周方向」および/または「周方向に」は、タイヤ自体の周方向延在部に沿ってタイヤの赤道面に実質的に平行な方向を示すのに使用する。
さらに、本願明細書および以下の特許請求の範囲を通して、用語「モジュール」は、トレッドバンド自体の周方向延在部全体に沿って連続的に同じく繰り返されるトレッドパターンの部分を示すのに使用する。モジュールは、同じパターン形態を保持しながらも、異なる周方向長さを有することができる。
本発明のタイヤでは、上述の環状の中心部分および上述の対向する第2の環状側部部分は、モータビークルが直線を、または例えば30°未満のキャンバ角度でわずかに傾斜して走行する際に、路面と接触するためのタイヤの中心領域を形成する。あるいは、上述の第1の側部部分は、主に、モータビークルがカーブを曲がって例えば30°超のキャンバ角度で大きく傾斜する際に、路面と接触するためのタイヤの各肩領域に画成される。
本出願人は、好都合にも、上述のタイプのトレッドパターンが、「スポーツツーリング」タイプのモータビークルの後輪に使用するためのタイヤに特に好適であることに気づいた。なぜなら、このトレッドパターンが、直線およびコーナリングの双方を走行する際のタイヤの高い多用途性を保証し、全タイプの表面および/またはルートに対して常に高粘着摩擦およびグリップを保証すると同時に、快適性、走行安定性、制御性、指向性、ロードホールディング、低燃費および通常の摩擦に関して所望の性能を提供するためである。
特に、本発明のタイヤのトレッドバンドが、その中心領域において特別なパターンであることによって、この領域に必要なモビリティを与えて、モータビークルが直線でまたはわずかに傾斜して走行する際に粘着摩擦および加速ならびに快適性に関してタイヤの所望の性能を達成することが可能となる。同時に、本発明のタイヤの対向する肩領域における特別なパターンによって、これらの領域に必要な剛性を与えて、モータビークルがカーブを曲がって大きく傾斜する際に横安定性、グリップおよび制御性に関してタイヤの所望の性能を達成することが可能となる。さらに、溝の全てがタイヤの赤道面に対して傾斜していることによって、濡れた道路条件における効果的な排水が可能となる。そのような排水性はまた、タイヤの対向する肩領域まで延在する第1および第3の溝によっても効果的にされる。
本発明のタイヤは、好都合にも、直線でまたはわずかに傾斜して走行する際に路面と接触するためのその中心領域において、コーナリングの際に路面と接触するためのその対向する肩領域の固体/空き比よりも大きい固体/空き比(solid/empty ratio)を有する。それゆえ、所望の構造的モビリティが、タイヤの中心領域において保証され、所望の構造的剛性がタイヤの肩領域において保証される。
本発明は、その好ましい態様において、以下の好ましい特徴の1つ以上を有することができる。
本発明のタイヤの好ましい実施形態では、前記少なくとも2つの第1の溝、前記少なくとも2つの第2の溝および前記少なくとも2つの第3の溝はそれぞれ、タイヤの赤道面に対して軸方向の両側で対称的に延在する。そのような対称性により、本発明のタイヤに特別な外観を与えるとともに、いずれのコーナリング方向においても挙動の均一性が保証される。
好ましくは、前記少なくとも2つの第2の溝の各々は、各第2の環状側部部分全体に延在する。このようにして、タイヤのモビリティは、赤道面に近いタイヤの領域において高まり、直線でまたはわずかに傾斜して走行する際の運転時の快適性を高めることに寄与する。
好ましくは、前記少なくとも2つの第3の溝の各々は、各第2の環状側部部分上の、前記溝の全軸方向長の20%以下の軸方向長を有する部分に延在する。
そのような特徴は、直線でまたはわずかに傾斜して走行する際に路面と接触するタイヤの領域におけるタイヤのモビリティを高めるのに寄与する。
本発明のタイヤの特に好ましい実施形態では、前記少なくとも2つの第1の溝の各々は、各第2の環状側部部分から各第1の環状側部部分の軸方向外側の部分まで延在する。このようにして、濡れた路面での最適な排水性が得られる。
好ましくは、前記少なくとも2つの第3の溝の各々は、各第2の環状側部部分から各第1の環状側部部分の軸方向外側の部分まで延在する。このようにして、濡れた路面での排水性をさらに改良できる。
本発明のタイヤの好ましい実施形態では、前記少なくとも2つの第2の溝は、周方向に、前記少なくとも2つの第1の溝および前記少なくとも2つの第3の溝の延在部よりも短い延在部を有する。これは、好都合にも、直線でまたはわずかに傾斜して走行する際に路面と接触するためのタイヤの中心領域において、より高い固体/空き比が得られ、かつモータビークルが大きく傾斜して曲がる際に路面と接触するためのタイヤの肩領域においてはより低くなるのに寄与する。
好ましくは、前記少なくとも2つの第3の溝は、周方向に、前記少なくとも2つの第1の溝の延在部よりも短い延在部を有する。
一層好ましくは、前記少なくとも2つの第2の溝の各々の周方向における延在部は、前記少なくとも2つの第3の溝の各々の周方向の延在部の半分よりも短い。
本発明のタイヤの好ましい実施形態では、前記少なくとも2つの第1の溝の各々は、タイヤの赤道面に対して異なって傾斜する少なくとも2つの直線状部分を含む折れ線に沿って延在する。好ましくは、前記折れ線は3つの直線状部分を含む。
一層好ましくは、上述の折れ線の第1の部分は、タイヤの赤道面に対して第1の傾斜を有し、第1の部分に対して軸方向に最も外側の第2の部分は、第1の部分の傾斜よりも大きい傾斜を有し、および第2の部分に対して軸方向に最も外側の第3の部分は、第2の部分の傾斜よりも大きい傾斜を有する。本出願人は、そのような幾何学的形状によって最適な排水が可能になることに気づいている。
好ましくは、上述の折れ線の軸方向に最も外側の部分は、その自由端部部分において、実質的に三角形形状である。
本発明のタイヤの好ましい実施形態では、前記少なくとも2つの第3の溝の各々は、タイヤの赤道面に対して異なって傾斜する少なくとも2つの直線状部分を含む折れ線に沿って延在する。好ましくは、前記折れ線は3つの直線状部分を含む。
一層好ましくは、そのような折れ線の第1の部分は、タイヤの赤道面に対して第1の傾斜を有し、第1の部分に対して軸方向に最も外側の第2の部分は、第1の部分の傾斜よりも大きい傾斜を有し、および第2の部分に対して軸方向に最も外側の第3の部分は、第2の部分の傾斜よりも大きい傾斜を有する。これも同様に、タイヤからの排水を最適にするためのものである。
好ましくは、前記少なくとも2つの第2の溝の各々は、タイヤの赤道面に対して傾斜した単一の直線状部分によって画成される。
好ましくは、前記少なくとも2つの第2の溝の各々は、第1の溝および第3の溝の各々の軸方向内側端部部分に対して軸方向に最も内側の位置に軸方向内側端部部分を有する。
本発明のタイヤの特に好ましい実施形態では、前記少なくとも2つの第1、第2および第3の溝の各々は、その周方向延在部の少なくとも部分的において、環状の中心部分から第1の環状側部部分に向かうにつれて軸方向のサイズが大きくなる。本出願人は、そのような特徴は特に興味深いものであると考える。なぜなら、タイヤ自体の中心領域からその肩領域へ、その後、タイヤの外側へと排出する最適な排水を可能とするためである。
本発明のタイヤのトレッドバンドのモジュールTは、好ましくは90°以下の角度で周方向に延在する。
そのような角度は好ましくは25°以上である。
本発明のタイヤの好ましい実施形態では、上述の角度は30°〜60°であり、一層好ましくは40°〜50°である。
本発明のタイヤの好ましい実施形態では、モジュールTはまた、赤道面X−Xに対して軸方向両側で対称的に配置された対の第4、第5および第6の溝を含む。
好ましくは、第4の溝は、第1の溝から軸方向に間隔があいており、周方向に、前記第1の溝の延在部に実質的に等しい延在部を有する。
好ましくは、第5の溝は、第2の溝に対して周方向に反対側に、第1の溝から周方向に間隔があいている。
好ましくは、第6の溝は、トレッドバンドの環状側部部分Bに配置される。
本発明のタイヤの好ましい実施形態では、第5の溝は実質的に三角形形状である。
好ましくは、第6の溝の各々の周方向延在部は、第5の溝の各々の周方向延在部の半分よりも短い。
本発明のタイヤのさらなる特徴および利点は、ただ非限定例として与える添付の図面を参照してなされる、そのいくつかの好ましい実施形態の以下の詳細な説明から明らかとなる。
図2の線I−Iに沿って取った、本発明によるタイヤの半径方向の断面図を示す。 図1のタイヤのトレッドバンド部分の平面延在部の部分を示す。
図1では、本発明によるモータビークルの車輪用タイヤを全体的に1で示す。特に、「スポーツツーリング」タイプのモータビークルの後輪に使用するためのタイヤである。
タイヤ1では、赤道面X−Xおよび回転軸Zが規定されている。周方向(タイヤの回転方向に向いて、図2に矢印Rで示す)および赤道面X−Xに垂直な軸方向も規定されている。
タイヤ1は、少なくとも1つのカーカスプライ3を含む中心クラウン部分16を有するカーカス構造体2を備える。それらについては下記で詳細に説明する。
カーカス構造体2は好ましくはその内壁がいわゆる「ライナ」で被覆されている。ライナは、膨張した際にタイヤ自体の気密シールを保証するのに好適な気密性エラストマー材料の層で実質的に構成される。
カーカスプライ3は、軸方向両側の縁部3aにおいて、対応する取付けリムにタイヤを保持するためのそれぞれの環状補強構造4と係合している。環状補強構造4は一般に「ビードコア」として知られている。
ビードコア4の外周縁部には、テーパ状のエラストマー充填材5が付与されて、カーカスプライ3とカーカスプライ3の対応する折り返す側の縁部3aとの間に画成された空間を占めている。
別の実施形態では、図示しないが、カーカスプライはその対向する側縁部を有し、それらは、折り返されることなく、2つの金属性環状挿入体を備える特別な環状補強構造に関連付けられている。この場合、エラストマー材料の充填材を、第1の環状挿入体に対して軸方向外側の位置に配置できる。他方で、第2の環状挿入体は、カーカスプライの端部に対して軸方向外側の位置に配置される。最後に、前記第2の環状挿入体に対する軸方向外側の、それに接触している必要はない位置では、環状補強構造の製造を終了させる別の充填材を提供することができる。
公知のように、ビードコア4と充填材5を含むタイヤの領域は、タイヤを、対応する取付けリム(図示せず)に固定するためのいわゆる「ビード」(全体的に図1では15で示す)を形成する。
上述のカーカス構造体に対して半径方向外側の位置には、ベルト構造6が設けられる(同様に、下記で詳細に説明する)。
ベルト構造に対して半径方向外側の位置にはトレッドバンド8が設けられ、トレッドバンド8を通してタイヤ1は地面と接触する。
タイヤはまた、赤道面X−Xの軸方向に対向する側でカーカス構造体2の側部に付与された一対のサイドウォール2aを含むことができる。サイドウォールはトレッドバンド8からタイヤのビード15まで延在する。
本発明のタイヤ1は、高い横断曲率および低いサイドウォールを特徴とする。
公知のように、タイヤの横断曲率は、赤道面X−Xで測定された、トレッドの端部Oを通過する線b−bからのトレッドバンドの上部の距離ht(図1)と、トレッドバンドの前記端部間の距離wtとの比の特定の値によって規定される。例えば図1にOで示す縁部のような正確な基準がないためにトレッドバンドの端部を容易に特定できない場合、距離wtはタイヤの最大弦の測定値であると確実に仮定できる。
上述の横断曲率の値を「曲率比」、または通常、「トレッドキャンバー」と呼ぶ。
本発明のタイヤ1は、好ましくは0.2以上、好ましくは0.28以上、例えば0.30の曲率比を有する。そのような曲率比は、いずれの場合も0.8以下、好ましくは0.5以下である。
他方で、サイドウォールに関しては、本発明のタイヤは、好ましくは特に低いサイドウォールを備えるタイヤである(図1)。本明細書において低いサイドウォールを備えるタイヤとは、タイヤのビードを通過する基準線lで規定される取付直径とトレッドバンドの上部との間の赤道面X−Xで測定された高さHと、距離htとの比が0.7未満、一層好ましくは0.5未満、例えば0.38に等しいタイヤを意味する。
カーカスプライ3は好ましくはエラストマー材料製であり、および互いに平行にかつ赤道面に垂直に配置された複数の補強要素(図示せず)を含む。
カーカスプライ3に含まれる補強要素は、好ましくは通常タイヤのカーカスの製造に採用されるもの、例えばナイロン、レーヨン、PET、PENから選択されるテキスタイルコードを、直径が0.35mm〜1.5mmの基本ワイヤと共に含む。
ベルト構造6は、好ましくは、複数のコイル7aを形成するように、カーカス構造体2のクラウン部分16に実質的に平行におよび軸方向に並んで配置されたゴム引きコード7を含む。そのようなコイルはタイヤの転動方向に従った方向に実質的に向けられ(一般に0°〜5°の角度で)、そのような方向は通常、タイヤの赤道面X−Xに対してあるべき方向を基準にして「ゼロ度」として公知である。上述のコイルは好ましくはカーカス構造体2のクラウン部分16全体に延在する。
好ましくは、ベルト構造6は、単一コードの巻線7を含むか、または一方の端部から他方の端部までカーカス構造体2のクラウン部分16にらせん状に巻かれた好ましくは5本以下の並んで配置されたコードを含むゴム引き布のテープからなる。
好ましくは、そのようなコード7は、高炭素含有量(HT)の鋼線、言い換えると炭素含有量が0.9%超の鋼線で作製される。
あるいは、ベルト構造6は、少なくとも2層の半径方向に覆う層を含み、それぞれの層は、互いに平行に配置されたコードで補強されたエラストマー材料からなる。これらの層は、第1のベルト層のコードがタイヤの赤道面に対して斜めに向けられる一方、第2の層のコードもまた斜めに向けられているが、第1の層のコードに対称的に交差していわゆる「クロスベルト」を形成するように配置される。
この場合、一般的に、ベルト構造6のコード7は、一般的にテキスタイルコード、例えば合成繊維、例えばナイロン、レーヨン、PEN、PET、好ましくは高弾性の合成繊維、特に合成アラミド繊維(例えばKevlar(登録商標)繊維)のテキスタイルコードで作製される。あるいは、低弾性、言い換えると弾性率15000N/mm以下(例えばナイロンまたはレーヨン)の少なくとも1つのワイヤを、高弾性(例えばKevlar(登録商標))、言い換えると弾性率が25000N/mm以上の少なくとも1つのワイヤと織り合わせて含むハイブリッドコードを使用することができる。
好ましくは、ベルト構造6は、コード7の層とカーカスプライ3との間に配置されたエラストマー材料のシートから実質的になる支持層9であって、コイル7aがその上に巻かれる支持層9を含む。層9は、好ましくは、コイル7aが延在する表面に実質的に対応する、軸方向延在部を有する表面に延在する。あるいは、層9は、コイル7aの延在部の表面よりも小さい表面、例えばベルト構造6の対向側部部分にのみに延在できる。
図示しない別の実施形態では、ベルト構造6とトレッドバンド8との間にエラストマー材料の追加的な層を配置する。そのような層は、好ましくはベルト構造6の延在部の表面に対応する表面にわたって延在する。あるいは、上述の追加的な層は、ベルト構造6の延在部の表面よりも小さい表面にわたって、例えばベルト構造6の対向側部部分にのみ延在できる。
本発明のタイヤ1の好ましい実施形態では、層9および上述の追加的な層の少なくとも一方が、エラストマー材料に分散された短アラミド繊維、例えばKevlar(登録商標)を含む。
トレッドバンド8は、タイヤの異なる領域に様々に分散された複数の溝によって画成されたトレッドパターンを有する。
図2によりよく示すように、トレッドバンド8では、赤道面X−Xにまたがって配置された環状の中心部分Aと、環状の中心部分Aに対して軸方向両側に配置された2つの軸方向外側の環状側部部分Cとを特定することが可能であり、また、環状の中心部分Aに対して軸方向両側に2つの環状側部部分Bが配置され、それらは各々、同様に、環状の中心部分Aと各環状側部部分Cとの間に配置されている。
環状の中心部分Aおよび環状側部部分Bは、モータビークルが直線でまたはわずかに傾斜して走行する際に路面と接触させるためのトレッドバンド8の中心領域Mに画成される一方、側部部分Cは、主に、トレッドバンド8の肩領域S、すなわちモータビークルがカーブを曲がって大きく傾斜する際に路面と接触させるための領域に画成される。
環状の中心部分Aは、トレッドバンド8の軸方向延在部の20%以下、例えば約10%に等しい軸方向延在部に赤道面X−Xにまたがって延在する。
各環状部分Bは、トレッドバンド8の軸方向延在部の20%以下、例えば約15%に等しい軸方向延在部を有する。
各環状部分Cは、トレッドバンド8の軸方向延在部の40%以下、例えば約35%に等しい軸方向延在部を有する。
図2を参照すると、環状の中心部分Aは、トレッドバンド8の軸方向延在部の60%以下の、例えば約40%に等しい軸方向延在部に、赤道面X−Xにまたがって延在する。当然ながら、肩領域Sは、図2に示すものとは異なる軸方向延在部を有することができる;例えば、図2に示すように環状部分A、BおよびCへ分割した状態では、肩領域Sは、環状側部部分Cの軸方向延在部よりも長いまたは短い軸方向延在部を有することができる。言い換えると、環状側部部分Bの軸方向外側の部分は、トレッドバンド8の肩領域Sの一部であってもなくてもよい。
本発明のタイヤのトレッドバンド8のパターンは、トレッドバンド8の周方向および軸方向延在部に沿って様々に分散された複数の溝で画成される。
そのような溝は、タイヤ1の周方向に沿って予め定められたピッチで反復するパターンを画成する。図2は、モジュールTにおける本発明のタイヤ1のトレッドパターンを示す。
トレッドバンド8では、モジュールTは、赤道面X−Xに対して、軸方向両側で対称的に傾斜して配置された別個の対の溝20、21および22を含む。そのようなモジュールTを、タイヤ1の周方向に沿って予め定められたピッチで反復させる。モジュールTは、図2では、rで示す破線で画成される。
トレッドバンド8のモジュールTは、好ましくは90°以下および25°以上の角度にわたって周方向に延在する。そのような角度を例えば約45°とし得る。
溝20、21および22の構造細部を本明細書において下記で説明する。
トレッドバンド8のモジュールTはまた、赤道面X−Xに対して同じように軸方向両側で対称的に配置された対の溝30、40および50を含む。
溝30、40および50の構造細部を本明細書において下記で説明する。
本発明のタイヤの別の実施形態では(図示せず)、溝20、21、22、30、40および50は、赤道面X−Xに対して対称的に配置されずに、予め定められたオフセット分だけずらして周方向に配置される。
以下、本発明のタイヤ1のトレッドパターンの詳細を、赤道面X−Xに対するトレッドバンド8の片側に関して説明するが、その説明は、トレッドバンド8の他方の側にも適用されることを理解されたい。
モジュールTでは、溝20は各々、好ましくは少なくとも2つの異なって傾斜する直線状部分、一層好ましくは3つの直線状部分を有するそれぞれの折れ線に沿って延在し、各直線状部分は、それぞれ予め定められた角度だけ赤道面X−Xに対して傾斜している。しかしながら、3つ以外の複数の部分またはただ1つの曲線状の部分も提供することが可能である。
好ましくは、溝20の第1の軸方向に最も内側の部分20aは、角度α1だけ傾斜しており、軸方向に中間の第2の部分20bは、α1よりも大きい角度α2だけ傾斜しており、および軸方向に最も外側の第3の部分20cは、α2よりも大きい角度α3だけ傾斜している。角度α1は好ましくは0°〜20°であり、図2の特定の例では約12°に等しい。角度α2は好ましくは15°〜35°であり、図2の特定の例では約27°に等しい。角度α3は好ましくは45°〜65°であり、図2の特定の例では約53°に等しい。
各溝20は、各環状側部部分Bの内側領域から始まって各環状側部部分Cの軸方向外側の部分までのトレッドバンド8全体に延在する。例えば、溝20の周方向延在部全体は、モジュールTの約80%と等しい。
好ましくは、図2に示すように、部分20aは各環状側部部分Bにわたって延在する一方、部分20bおよび20cは各環状側部部分Cにわたって延在する。
例えば、部分20aの周方向延在部は、溝20の周方向延在部全体の40%以下であり、部分20bの周方向延在部は、溝20の周方向延在部全体の55%以下であり、および部分20cの周方向延在部は、溝20の周方向延在部全体の20%以下である。
好ましくは、部分20cは、その自由端部部分20dにおいて、実質的に三角形形状である。
第3の溝22は、溝20から周方向に間隔があいている。
溝22はまた、各々、好ましくは少なくとも2つの異なって傾斜した直線状部分、一層好ましくは3つの直線状部分を有するそれぞれの折れ線に沿って延在し、各直線状部分は、それぞれ予め定められた角度だけ赤道面X−Xに対して傾斜している。また、この場合、3つ以外の複数の部分または曲線状の部分も提供することが可能である。
好ましくは、溝22の第1の軸方向に最も内側の部分22aは、角度γ1だけ傾斜しており、溝22の第2の軸方向中間部分22bは、γ1より大きい角度γ2だけ傾斜しておりおよび溝22の第3の軸方向に最も外側の部分22cは、γ2より大きい角度γ3だけ傾斜している。
角度γ1は好ましくは15°〜35°であり、図2の特定の例では、約25°に等しい。角度γ2は好ましくは35°〜55°であり、図2の特定の例では、約43°に等しい。角度γ3は好ましくは45°〜65°であり、図2の特定の例では、約57°に等しい。
各溝22は、各環状側部部分Bの内側領域から始まって各環状側部部分Cの軸方向外側の部分までトレッドバンド8全体に延在する。好ましくは、溝22の周方向延在部全体は、溝20の延在部よりも短く、例えばモジュールTの約45%に等しい。
好ましくは、図2に示すように、部分22aは環状側部部分Bにわたって延在する一方、部分22bおよび22cは環状側部部分Cにわたって延在する。
例えば、部分22aの周方向延在部は、溝22の周方向延在部全体の45%以下であり、部分22bの周方向延在部は、溝22の周方向延在部全体の50%以下であり、および部分22cの周方向延在部は、溝22の周方向延在部全体の35%以下である。それゆえ、溝22は、各環状側部部分Bには最小限にしか延在しないが代わりに、ほとんどが環状側部部分Cに延在する。
例えば、溝22は、環状側部部分B上、溝22の全軸方向長の30%以下の軸方向長を有する部分に延在する。
第2の溝21は、溝20および22から周方向に間隔があいており、それらの間に配置されている。第2の溝21は、好ましくは赤道面X−Xに対して、α1〜α2の間のサイズを有する角度βだけ傾斜した単一の直線状部分によって画成される。角度βは、好ましくは10°〜30°である。図2に示す特定の例では、そのような角度は約20°に等しい。
しかしながら、2つ以上の直線状部分から形成された溝21を提供して、折れ線、または曲線状の部分を形成することが可能である。
各溝21は、各環状側部部分Bにおいてのみ、かつかかる環状側部部分Bの軸方向外側の部分まで、トレッドバンド8上を周方向に延在し、それゆえ、各環状側部部分Cには延在しない。好ましくは、溝21の周方向延在部全体は、溝20の周方向延在部の3分の1よりも短い。図2の例では、溝21は、モジュールTの約25%に等しい周方向延在部を有する。
溝21の各々は、好ましくは、溝20および22の軸方向内側の端部部分に対して、軸方向に最も内側の位置に配置された軸方向内側端部部分を有する。
ここで、本発明のタイヤ1のトレッドパターンの溝30、40および50に戻る。
溝30は、溝20から軸方向に間隔があいており、かつ溝20の周方向延在部の半分に実質的に等しい周方向延在部を有する。
溝30は、トレッドバンド8の環状側部部分Cに延在し、かつ赤道面X−Xに対して、好ましくは15°〜35°(図2に示す特定の例では、約25°に等しい)のサイズである角度τだけ傾斜しており、かつ環状側部部分Cの軸方向に最も外側の部分に画成された折り返し(turned up)自由端部部分30aを有する。
溝40は、溝20から、溝21に対して周方向に反対側の方へ、周方向に間隔があいている。溝40は、溝30と実質的に同じ形状およびサイズであり、赤道面X−Xに対して、好ましくは30°〜50°(図2に示す特定の例では、約41°に等しい)サイズの角度ωだけ傾斜している。
溝40は、トレッドバンド8の環状側部部分Cに、かつ、おそらく環状側部部分Bの小さなサイズの部分にのみ実質的に延在している。溝40は、環状側部部分Cの軸方向に最も外側の部分に画成された折り返し自由端部部分40aを有する。
他方で、第6の溝50は、トレッドバンド8の環状側部部分Bにのみ延在する。第6の溝50は、溝40から、溝30の反対側の方へ、周方向に間隔があいており、実質的に三角形形状であり、三角形のベース部が赤道面に向いており、および図2の例では、上述の他の全ての溝の角度とは反対方向であり、かつ約23°に等しい角度δだけ傾斜している。
溝50の周方向延在部は、溝30および40の周方向延在部の半分よりも短い。
溝50、溝20の三角形形状の自由端部部分、および溝30および40の折り返し自由端部部分を除いて上述の溝の全ては、環状の中心部分Aから環状側部部分Cに向かって軸方向のサイズが大きくなる。そのような特徴は、溝の傾斜と併せて、濡れた道路条件において効果的な排水を可能にし、そのような排水性は、溝20、22、30および40が、タイヤ1の対向する肩領域Sに延在することによって、より効果的になる。
さらに、上述の溝の全ては、実質的に同じ深さを有し、溝は、環状の中心部分Aから環状側部部分Cに向かって動くにつれて浅くなる。
上述の溝のいずれも、トレッドバンド8の環状の中心部分Aに延在しない。それゆえ、そのような部分には、好ましくは上述のタイプの溝がない。おそらく、上述の溝の深さよりも遙かに浅い溝がそのような環状の中心部分Aに設けられ得る。
上述のトレッドパターンは、本発明のタイヤ1において、直線でまたはわずかに傾斜して走行する際に路面と接触するためのその中心領域Mにおける固体/空き比が、カーブで路面に接触するための対向する肩領域Sの固体/空き比よりも大きいことを伴う。このようにして、タイヤの中心領域Mに所望の構造的なモビリティが得られ、モータビークルが直線でまたはわずかに傾斜して走行する際に粘着摩擦および加速ならびに快適性に関して所望の性能を達成し、タイヤ1の肩領域Sにおいて、モータビークルがカーブを曲がって大きく傾斜する際に所望の構造的剛性が得られ、横安定性、グリップおよび制御性に関して所望の性能を達成する。
当然ながら、当業者は、上述の本発明にさらに修正および変更をなして、特定のおよび偶発的な適用条件を満たすことができ、これらの変更および修正は、いずれの場合にも、以下の特許請求の範囲によって定義される保護範囲によって網羅される。

Claims (21)

  1. トレッドバンド(8)を有し、かつタイヤの赤道面(X−X)にまたがる環状の中心部分(A)と、前記環状の中心部分(A)に対して軸方向両側に配置された2つの第1の環状側部部分(C)と、前記環状の中心部分(A)と各第1の環状側部部分(C)との間にそれぞれ配置された2つの第2の環状側部部分(B)を含むモータビークル用のタイヤ(1)であって、前記トレッドバンド(8)は、前記タイヤの周方向に沿って反復する少なくとも1つのモジュール(T)を有し、かつ該モジュール(T)は:
    − 前記赤道面(X−X)に対して傾斜しかつ各第1の環状側部部分(C)に到達するまで各第2の環状側部部分(B)にそれぞれ延在する少なくとも2つの第1の溝(20);
    − 前記赤道面(X−X)に対して傾斜しかつ前記少なくとも2つの第1の溝(20)から前記周方向に間隔があいている少なくとも2つの第2の溝(21)であって、前記少なくとも2つの第2の溝(21)の各々が、各第2の環状側部部分(B)にのみ、かつ前記第2の環状側部部分(B)の軸方向外側の部分まで延在する、第2の溝(21);
    − 前記赤道面(X−X)に対して傾斜しかつ前記周方向に沿って、前記少なくとも2つの第2の溝(21)に対して前記少なくとも2つの第1の溝(20)とは反対側に配置された少なくとも2つの第3の溝(22)であって、前記少なくとも2つの第3の溝(22)の各々が、各第2の環状側部部分(B)に、かつ各第1の環状側部部分(C)に延在し、前記第2の環状側部部分(B)の延在部が、前記第1の環状側部部分(C)の延在部よりも短い、第3の溝(22);
    を含む、タイヤ(1)。

  2. 前記少なくとも2つの第1の溝(20)、前記少なくとも2つの第2の溝(21)および前記少なくとも2つの第3の溝(22)がそれぞれ、前記タイヤの前記赤道面(X−X)に対して軸方向の両側で対称的に延在する、請求項1に記載のタイヤ(1)。
  3. 前記少なくとも2つの第2の溝(21)の各々が、前記各第2の環状側部部分(B)全体に実質的に延在する、請求項1または2に記載のタイヤ(1)。
  4. 前記少なくとも2つの第3の溝(22)の各々が、前記各第2の環状側部部分(B)上の、前記溝(22)の全軸方向長の20%以下の軸方向長を有する部分にわたって延在する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  5. 前記少なくとも2つの第1の溝(20)の各々が、前記各第2の環状側部部分(B)から前記各第1の環状側部部分(C)の軸方向外側の部分まで延在する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  6. 前記2つの第3の溝(22)の各々が、前記各第2の環状側部部分(B)から前記各第1の環状側部部分(C)の軸方向外側の部分まで延在する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  7. 前記少なくとも2つの第2の溝(21)が、前記周方向に、前記少なくとも2つの第1の溝(20)および前記少なくとも2つの第3の溝(22)の延在部よりも短い延在部を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  8. 前記少なくとも2つの第3の溝(22)が、前記周方向に、前記少なくとも2つの第1の溝(20)の延在部よりも短い延在部を有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  9. 前記少なくとも2つの第2の溝(21)の各々の前記周方向の前記延在部が、前記少なくとも2つの第3の溝(22)の各々の前記周方向の前記延在部の半分よりも短い、請求項7または8に記載のタイヤ(1)。
  10. 前記少なくとも2つの第1の溝(20)の各々が、前記タイヤの前記赤道面(X−X)に対して異なって傾斜する少なくとも2つの直線状部分(20a、20b、20c)を含む折れ線に沿って延在する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  11. 前記折れ線が3つの直線状部分(20a、20b、20c)を含む、請求項10に記載のタイヤ(1)。
  12. 第1の部分(20a)が、前記タイヤの前記赤道面(X−X)に対して第1の傾斜(α1)を有し、前記第1の部分(20a)に対して軸方向に最も外側の第2の部分(20b)が、前記第1の部分(20a)の傾斜よりも大きい傾斜(α2)を有し、および前記第2の部分(20b)に対して軸方向に最も外側の部分(20c)である第3の部分が、前記第2の部分(20b)の傾斜よりも大きい傾斜(α3)を有する、請求項11に記載のタイヤ(1)。
  13. 前記折れ線の前記軸方向に最も外側の部分(20c)が、その自由端部部分において、実質的に三角形形状である、請求項10〜12のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  14. 前記少なくとも2つの第3の溝(22)の各々が、前記タイヤの前記赤道面(X−X)に対して異なって傾斜する少なくとも2つの直線状部分(22a、22b、22c)を含む折れ線に沿って延在する、請求項1〜13のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  15. 前記折れ線が3つの直線状部分(22a、22b、22c)を含む、請求項14に記載のタイヤ(1)。
  16. 第1の部分(22a)が、前記タイヤの前記赤道面(X−X)に対して第1の傾斜(γ1)を有し、前記第1の部分(22a)に対して軸方向に最も外側の第2の部分(22b)が、前記第1の部分(22a)の傾斜よりも大きい傾斜(γ2)を有し、および前記第2の部分(22b)に対して軸方向に最も外側の第3の部分(22c)が、前記第2の部分(22b)の傾斜よりも大きい傾斜(γ3)を有する、請求項15に記載のタイヤ(1)。
  17. 前記少なくとも2つの第2の溝(21)の各々が、前記赤道面(X−X)に対して傾斜する単一の直線状部分によって画成される、請求項1〜16のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  18. 前記少なくとも2つの第2の溝(21)の各々が、前記各第1の溝(20)および第3の溝(22)の各々の前記軸方向内側の端部部分に対して軸方向に最も内側の位置に軸方向内側端部部分を有する、請求項1〜17のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  19. 前記少なくとも2つの第1の溝(20)、第2の溝(21)および第3の溝(22)の各々が、その前記周方向延在部の少なくとも部分において、前記環状の中心部分(A)から前記各第1の環状側部部分(C)まで、軸方向のサイズが大きくなる、請求項1〜18のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  20. 前記少なくとも1つのモジュール(T)が、90°以下の角度で周方向に延在する、請求項1〜19のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
  21. 前記少なくとも1つのモジュール(T)が、25°以上の角度で周方向に延在する、請求項1〜20のいずれか一項に記載のタイヤ(1)。
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