JP5583415B2 - モータアクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータによって出力軸を駆動するモータアクチュエータに関するものである。
冷蔵庫などにおいて、冷気の流れを制御するバッフルを駆動するモータアクチュエータは、モータと、モータの回転を変速して伝達する輪列と、輪列を介してモータの回転を出力する出力軸とを備えており、出力軸にバッフルが連結される。ここで、モータおよび輪列は、モータおよび輪列が内側に配置された有底の第1ケース部材と、この第1ケース部材の開口を覆う第2ケース部材とを備えたケース体の内部に収納されている(特許文献1参照)。
従って、モータの反出力側端面に固着されたモータ取り付け板を第1ケース部材の底部に固定するとともに、輪列に用いた歯車を支持する支軸については、第1ケース部材と第2ケース部材とによって軸線方向の両側から支持することができる。
特開2003−322455号公報
しかしながら、モータ取り付け板は、モータ本体から側方に大きく張り出した平面形状を有しているため、取り付け板を第1ケース部材の底部に固定すると、大きな面積を占有してしまう。また、モータ取り付け板を第1ケース部材の底部に固定するには、第1ケース部材の底部にボスなどの突起を形成する必要がある。それ故、モータの周りには歯車などを配置することができないため、ケース体の内部には大きな空きスペースが発生してしまい、モータアクチュエータの小型化を図れないという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、ケース体内部ではモータの取り付け構造を改良することにより、ケース体の内部に歯車などを効率よく配置して、小型化を図ることのできるモータアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、モータと、該モータの回転を変速して伝達する輪列と、該輪列を介して伝達された前記モータの回転を出力する出力軸と、前記モータおよび前記輪列が収納されたケース体と、を有するモータアクチュエータにおいて、前記ケース体は、前記モータおよび前記輪列が内側に配置された有底の第1ケース部材と、該第1ケース部材の開口を覆う第2ケース部材と、を備え、前記ケース体の内部には、前記第1ケース部材の底部に対向するように前記ケース体に保持された地板が配置され、前記モータは、出力側を第2ケース部材の側に向けて前記第1ケース部材の底部上に配置され、前記第1ケース部材には、前記モータにおいて円筒形状に形成されたモータ本体の外周側面に対応する湾曲面を備えたモータ支持部が形成され、前記地板は、前記モータ本体の出力側端面に被さる平板部と、前記モータのモータピニオンを突出させる穴と、前記平板部から突出して前記モータ本体の前記外周側面に周方向の複数個所で当接する複数のモータ支持板部と、を備え、前記モータピニオンは、前記穴から突出して、前記輪列において前記地板と前記第2ケース部材との間で前記地板に支持された歯車に噛合し、前記複数のモータ支持板部の全てが前記モータ本体の前記外周側面に弾性状態で当接して、前記モー
タ本体が前記複数のモータ支持板部によって調芯された状態で前記地板に保持されていることを特徴とする。
本発明では、ケース体の内部に地板を配置し、かかる地板の平板部と第1ケース部材の底部との間にモータを保持するとともに、地板の平板部から突出したモータ支持板部によってモータの外周側面を保持する。このため、モータをケース体内に固定するにあたって、モータの反出力側端面に固着されたモータ取り付け板を用いる必要がないので、モータの周りには、モータに近接する位置に歯車を配置することができる。それ故、ケース体の内部には無駄な空きスペースが発生しないので、モータアクチュエータの小型化を図ることができる。また、地板の穴からモータピニオンを突出させ、地板と第2ケース部材との間に配置された歯車とピニオンとを噛合させている。このため、地板と第2ケース部材との間を歯車の配置領域として有効利用できるので、多数の歯車を用いて変速比を大きく設定するのに適している。特に、穴の大きさをモータの径より小さく形成すれば、モータピニオンと噛合する歯車の軸保持部をモータの近傍、すなわちモータと径方向に重なった位置であっても形成することが可能になるため、モータピニオンと噛合する歯車の配置の自由度が増し、輪列の設計の自由度を大きくすることができる。また、地板に形成された複数のモータ支持板部が全てモータ本体部の外周側面に弾性状態で当接し、モータが調芯された状態で地板に保持されている。このため、モータピニオンの軸心と、地板と第2ケース部材との間でモータピニオンと噛合する歯車の軸心とを結ぶ軸心距離の精度を確保することができる。従って、モータピニオンと、モータピニオンと噛合する歯車との噛合状態を良好にすることができる。
本発明において、前記軸保持部は、前記歯車を回転可能に支持する支軸を保持している構成を採用することができる。
本発明において、前記平板部は、前記モータの出力側端面に被さる第1平板部と、該第1平板部に段部を介して繋がって当該第1平板部より前記第1ケース部材の底部に近い位置で当該底部に対向する第2平板部を備え、前記輪列は減速輪列であって、前記第2平板部と前記第2ケース部材との間には、前記第1平板部と前記第2ケース部材との間よりも当該減速輪列の下段側の歯車が配置されていることが好ましい。このように構成すると、歯車を輪列の上段側から下段側に向かって、第1ケース部材の底部に近い位置に配置することができる。それ故、大径歯車部および小径歯車部を備えた複数の複合歯車を配置するのに適している。
本発明において、前記出力軸には、前記輪列の最終段の歯車に噛合する扇形歯車が一体化され、当該扇形歯車は、前記第1ケース部材の側板部近傍において、当該側板部が位置する側とは反対側に、歯部が形成された円弧部を向けていることが好ましい。扇形歯車であれば、第1ケース部材の側板部近傍に配置することができるので、ケース体の内部を有効に利用でき、空きスペースが発生しない。それ故、モータアクチュエータの小型化を図ることができる。
本発明において、前記扇形歯車は、前記地板の前記平板部と前記第1ケース部材の底部とに挟まれた隙間内を回転領域としていることが好ましい。このように構成すると、ケース体の内部をより有効に利用でき、空きスペースが発生しない。それ故、モータアクチュエータの小型化を図ることができる。
本発明を適用したアクチュエータは、前記出力軸によって、気体の流れを制御するバッフルを駆動するバッフル駆動装置などとして用いることができる。
本発明において、前記複数のモータ支持板部は、前記モータ本体の前記外周側面に対応して湾曲している構成を採用することができる。
本発明において、前記複数のモータ支持板部は、前記穴を中心とする円上に複数配置され、前記モータが前記穴に対して調芯された状態で前記地板に保持されている構成を採用
することができる。
本発明において、前記モータは、ロータをモータの内部に収納したインナーロータタイプであり、前記モータは、前記ロータを前記内部に収納する開口部を有し、前記平板部は前記モータの出力側端面に被さることにより該開口部が閉鎖されることが好ましい。このように構成すると、開口部を閉鎖するための閉鎖部材を地板により兼用させることができるので、閉鎖部材を別部材で構成する必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
本発明において、前記モータの反出力側端面と前記第1ケース部材の底部との間には、前記モータの反出力側端面および前記第1ケース部材の底部のうちの一方から突出した突起が他方に形成した穴内に嵌る回り止め機構が構成されていることが好ましい。このように構成すると、モータの反出力側端面と第1ケース部材の底部との間には、一方から突出した突起が他方に形成した穴内に嵌る回り止め機構が構成されているため、モータ取り付け板を用いなくても、モータを第1ケース部材に回り止めされた状態で保持することができる。しかも、本発明によれば、第1ケース部材の内側にモータおよび地板を順に組み込むだけでモータを固定することができるので、組立作業を効率よく行なうことができる。
本発明では、ケース体の内部に地板を配置し、かかる地板の平板部と第1ケース部材の底部との間にモータを保持するとともに、地板の平板部から突出したモータ支持板部によってモータの外周側面を保持する。このため、モータをケース体内に固定するにあたって、モータの反出力側端面に固着されたモータ取り付け板を用いる必要がないので、モータの周りには、モータに近接する位置に歯車を配置することができる。それ故、ケース体の内部には無駄な空きスペースが発生しないので、モータアクチュエータの小型化を図ることができる。
本発明を適用したモータアクチュエータの外観を示す説明図である。 本発明を適用したモータアクチュエータの内部構成を示す説明図である。 本発明を適用したモータアクチュエータの第1ケース部材の説明図である。 本発明を適用したモータアクチュエータの第2ケース部材の説明図である。 本発明を適用したモータアクチュエータの地板の説明図である。 本発明を適用したモータアクチュエータにおける第1ケース部材と第2ケース部材との結合部の説明図である。 本発明を適用したモータアクチュエータを冷蔵庫に組み込んだ様子を示す説明図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明では、互いに直交する3軸を各々、X軸、Y軸およびZ軸とし、説明の便宜上、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向を各々、左右方向(長手方向)、前後方向(短手方向)、および上下方向として説明する。また、説明の便宜上、左右方向(X軸方向)の左側を−X方向とし、右側を+X方向とし、前後方向(Y軸方向)の前側を+Y方向とし、後側を−Y方向とし、上下方向(Z軸方向)の上側を+Z方向とし、下側を−Z方向として説明する。
[全体構成]
図1は、本発明を適用したモータアクチュエータの外観を示す説明図であり、図1(a)、(b)、(c)は各々、モータアクチュエータの平面図、正面図、および底面図である。図2は、本発明を適用したモータアクチュエータの内部構成を示す説明図であり、図2(a)、(b)は各々、モータアクチュエータの横断面図、および縦断面図である。
図1および図2に示すモータアクチュエータ100は、図7を参照して後述するバッフル駆動装置などとして用いられる装置であり、略直方体形状のケース体20を備えている。ケース体20の底部からは出力軸10の先端部が突出しており、かかる出力軸10にバッフル3などの被駆動部材は連結される。
ケース体20は、有底の第1ケース部材21と、この第1ケース部材21の上部開口を覆う第2ケース部材22とからなり、後述する結合部26、27、28、29においてタッピングネジ265、275、285、295により結合されている。本形態において、第1ケース部材21および第2ケース部材22はいずれも、ABS樹脂などの樹脂成形品からなる。
ケース体20の内部には、以下に説明する駆動機構が収容され、出力軸10の基端側もケース体20の内部に収納されている。本形態において、駆動機構は、ステッピングモータなどからなるモータ30、およびモータ30の回転を出力軸10に伝達する輪列50からなる。本形態において、モータ30は、円柱状のモータ本体35の出力側端面351の中央からモータピニオン32が突出した形状になっている。
輪列50は、モータピニオン32の側から出力軸10の側に向けて、第1複合歯車51、第2複合歯車52、第3複合歯車53、および第4複合歯車54がこの順に配置された構成になっている。ここで、輪列50は、減速輪列50である。このため、モータピニオン32には第1複合歯車51の大径歯車が噛合し、第1複合歯車51の小径歯車には第2複合歯車52の大径歯車が噛合している。また、第2複合歯車52の小径歯車には第3複合歯車53の大径歯車が噛合し、第3複合歯車53の小径歯車には第4複合歯車54の大径歯車が噛合している。また、第4複合歯車54の小径歯車には、出力軸10の基端側に一体に形成された扇形歯車11が噛合している。従って、モータ30の回転は、輪列50によって減速されて扇形歯車11に伝達される結果、出力軸10が回転することになる。その際、モータ30は双方に回転するため、出力軸10は時計周りおよび反時計周りの双方向に回転する。
このような構成の輪列50およびモータ30は、第1ケース部材21、第2ケース部材22、および第1ケース部材21と第2ケース部材22との間に保持された地板25によって所定個所に支持されている。
(第1ケース部材21の構成)
図3は、本発明を適用したモータアクチュエータの第1ケース部材の説明図であり、図3(a)、(b)は各々、第1ケース部材を斜め上方からみた斜視図、および斜め下方からみた斜視図である。
図1、図2および図3に示すように、第1ケース部材21は、矩形の底板部210から上方に4枚の側板部211、212、213、214が上方に延在した箱型形状を備えている。4枚の側板部211、212、213、214のうち、Y軸方向で対向する2枚の側板部211、212は、長手方向(X軸方向)に延在している。また、X軸方向で対向する2枚の側板部213、214は、短手方向(Y軸方向)に延在している。ここで、側板部211、212のX軸方向の寸法は、側板部213、214のY軸方向の寸法の2倍以上であり、第1ケース部材21の上部開口の長手方向の寸法は、短手方向の寸法の2倍以上である。
かかる2枚の側板部213、214の外面において、Y軸方向の略中央位置には、モータアクチュエータ100を各種機器に取り付けるための取り付け部23、24が構成されている。本形態において、取り付け部23、24は、下方に開放端を向けるU字形状を備えている。
また、4枚の側板部211、212、213、214の内側には、その長さ方向の略中央部分に、上下方向に延在する円筒部261a、271a、281a、291aが形成されており、かかる円筒部261a、271a、281a、291aの上面では穴261b、271b、281b、291bが開口している。かかる穴261b、271b、281b、291bは、図6を参照して後述するように、第1ケース部材21と第2ケース部材22と結合するためのタッピングネジ265、275、285、295が止められる。ここで、円筒部261a、271a、281a、291aの上面は、側板部211、212、213、214の上端縁から凹んで凹部261、271、281、291を構成している。
かかる凹部261、271、281、291のうち、Y軸方向に延在する側板部213、214に形成された凹部261、271では、Y軸方向の両側に側板部213、214の縁部分213a、213b、214a、214bが位置し、かかる縁部分213a、213b、214a、214bは、後述する干渉部として機能する。また、X軸方向に延在する側板部211、212に形成された凹部281、291では、X軸方向の両側に側板部211、212の縁部分211a、211b、212a、212bが位置し、かかる縁部分211a、211b、212a、212bは、後述する干渉部として機能する。
かかる第1ケース部材21において、底板部210には、出力軸10を外側に突出させる開口部210eが形成され、底板部210の外面側には、開口部210eを囲むように円筒状のリブ210fが形成されている。ここで、開口部210eは、第1ケース部材21の底板部210の端付近、すなわち、側板部212の付近に形成されている。このため、出力軸10の基端側に一体に形成された扇形歯車11は、第1ケース部材21の側板部212の近傍に配置されている。従って、扇形歯車11は、側板部212が位置する側とは反対側に、歯部が形成された円弧部を向けている。
第1ケース部材21の底板部210において、輪列50の第4複合歯車54の中心と重なる位置には、下方に向けて突出する有底の円筒部218が形成されている。円筒部218は、第4複合歯車54を回転可能に支持する支軸540の下端部を保持する軸保持穴が形成されている。
底板部210において、X軸方向の略中央部分は、モータ30の搭載領域360になっており、その中央位置には、モータ30において、ロータを回転可能に支持する支軸31の下端部を保持する凹部210sが形成されている。
モータ30の搭載領域360の周りにおいて、側板部211の内面には、モータ本体35の外周側面をガイドする第1モータ支持部215が形成されており、かかる第1モータ支持部215は、モータ本体35の外周形状に対応する湾曲面になっている。また、側板部212の内面からは、モータ本体35の外周側面をガイドする第2モータ支持部216が延在しており、かかる第2モータ支持部216も、モータ本体35の外周形状に対応する湾曲面になっている。
底板部210において、モータ30の搭載領域360には、その中心から外れた位置に回り止め用の突起210aが形成されている。かかる突起210aは、モータ本体35の反出力側端面352において、中心からずれた位置に形成された穴352bに嵌って回り止め機構38を構成している。
また、底板部210において、Y軸方向で対向する側板部211、212の内面には円筒部217a、217b、217cが形成されており、かかる円筒部217a、217b、217cは、図5を参照して後述する地板25の突起254d、254b、254cが嵌る地板支持部である。
なお、底板部210において第2モータ支持部216に隣接する位置には、コネクタ320を支持するための板状突起219a、219bが形成されている。
(第2ケース部材22の構成)
図4は、本発明を適用したモータアクチュエータの第2ケース部材の説明図であり、図4(a)、(b)は各々、第2ケース部材を斜め上方からみた斜視図、および斜め下方からみた斜視図である。
図1、図2および図4に示すように、第2ケース部材22は、第1ケース部材21の上面開口を覆う略矩形の平板状であり、第2ケース部材22において、図2(b)に示すコネクタ320と重なる位置には、コネクタ320に対するプラグ挿入用の開口部220が形成されている。第2ケース部材22のX軸方向の両端部、およびY軸方向の両端部には、第1ケース部材21に形成した凹部261、271、281、291と重なる位置に凸部262、272、282、292が形成されている。かかる凸部262、272、282、292は、第2ケース部材22を下方に凹ませることにより形成されており、第1ケース部材21の円筒部261a、271a、281a、291aの上面に重なる底部262a、272a、282a、292aを備えている。底部262a、272a、282a、292aの略中央には、第1ケース部材21の円筒部261a、271a、281a、291aの上面で開口する穴261b、271b、281b、291bに重なる穴262b、272b、282b、292bが形成されている。従って、第2ケース部材22の側から穴261b、271b、281b、291b、262b、272b、282b、292bにタッピングネジ265、275、285、295を止めると、結合部26、27、28、29が構成され、かかる結合部26、27、28、29によって、第1ケース部材21と第2ケース部材22とは4箇所で結合することになる。
また、第2ケース部材22の下面には、扇形歯車11の上方への変位を規制するストッパとして機能する円筒部228が形成されている。かかる円筒部228と第2ケース部材22の下面とは板状のリブ229eで繋がっており、かかるリブ229eは、円筒部228を補強するとともに、後述する地板25に対する押さえ部として機能する。
また、第2ケース部材22において、モータ30の搭載領域360と重なる領域には、モータ30の搭載領域360の中心に対して同心円状の突状円形部226が下方に突き出るように形成され、かかる突状円形部226の中央には、上方に凹む穴226aが形成されている。かかる穴226aは、モータ30において、ロータを回転可能に支持する支軸31を保持している。なお、支軸31には、モータピニオン32と第2ケース部材22との間に板バネ310が装着されている。
また、第2ケース部材22には、輪列50を構成する第1複合歯車51、第2複合歯車52、第3複合歯車53、第4複合歯車54の中心と重なる位置に、下方に向けて突出する4つの円筒部221、222、223、224が形成されている。かかる4つの円筒部221、222、223、224の各々には、第1複合歯車51、第2複合歯車52、第3複合歯車53、第4複合歯車54を回転可能に支持する支軸510、520、530、540の上端部を保持する軸保持穴が形成されている。また、4つの円筒部221、222、223、224の各間は、第2ケース部材22の下面で突出する矩形板状の補強リブ229a、229b、229cで繋がっており、突状円形部226と円筒部221とは繋がっている。また、第4複合歯車54に対する円筒部224と第2ケース部材22の下面との間には、三角板状の補強リブ229dが形成されている。
(地板25の構成)
図5は、本発明を適用したモータアクチュエータの地板の説明図であり、図5(a)、(b)は各々、地板を斜め上方からみた斜視図、および斜め下方からみた斜視図である。
図2に示すように、本形態では、第1ケース部材21と第2ケース部材22との間に地板25が保持され、かかる地板25によって、輪列50およびモータ30が所定個所に支持されている。
図2および図5に示すように、地板25は、第1ケース部材21の底板部210に対向してモータ本体35の出力側端面351に被さる第1平板部251と、第1平板部251に段部255を介して繋がって第1平板部251より第1ケース部材21の底板部210に近い位置で底板部210に対向する第2平板部252を備えている。
地板25において、第1平板部251の周縁近くからは下方に向けて棒状の突起254bが突出しており、かかる突起254bは、第1ケース部材21の底板部210に形成された円筒部217bに嵌っている。また、地板25において、第2平板部252の対角位置からも下方に向けて棒状の突起254a、254cが突出しており、かかる突起254a、254cは第1ケース部材21の底板部210に形成された円筒部217a、217cに嵌っている。
このようにして地板25を第1ケース部材21に位置決めした状態で第1ケース部材21に第2ケース部材22を被せると、第2ケース部材22の下面に形成されたリブ229eによって上方から押さえられる。その結果、地板25は、第1ケース部材21と第2ケース部材22との間に保持された状態となる。この状態で、地板25の第2平板部252と第1ケース部材21の底板部210との間には隙間が空いており、かかる隙間は、扇形歯車11の回転領域として利用される。
本形態において、地板25では、第1平板部251の周縁から下方に向けて3枚の板状突起253a、253b、253cが突出しており、3枚の板状突起253a、253b、253cは各々モータ支持板部として、モータ本体35と第1ケース部材21の側板部211、212、213、214との間、あるいはモータ本体35と第1ケース部材21に形成された第2モータ支持部216との間に入り込んで、モータ本体35を周方向の3箇所で保持する機能を担っている。ここで、板状突起253a、253b、253cは、モータピニオン32を突出させるための穴251aを中心とする同心円上に配置されている。また、かかる板状突起253a、253b、253cはいずれも、モータ本体35の円筒形状に形成された外周側面に弾性状態で当接している。さらに、モータ本体35の外周側面との当接面はモータ本体35の円筒形状に合わせて周方向に湾曲している。このため、3枚の板状突起253a、253b、253cによりモータ30を保持すると、モータ30が穴251aに対して調芯された状態で地板25に保持されている。本形態の場合、地板25に形成した円筒部256の軸保持穴(第1複合歯車51用)は、モータピニオン32の軸心が穴251aの中心にあるものと仮定して形成されているので、モータ30が穴251aに対して調芯された状態で地板25に保持されていることにより、モータピニオン32の軸心と第1複合歯車51の軸心とを結ぶ軸心距離の精度を確保することができ、モータピニオン32と第1複合歯車51との噛合状態を良好にすることができる。
また、地板25の第1平板部251および第2平板部252はいずれも第2ケース部材22と対向しており、かかる地板25と第2ケース部材22との間を利用して、輪列50を構成する第1複合歯車51、第2複合歯車52、および第3複合歯車53が配置される。このため、第1平板部251の上面には、第1複合歯車51の中心と重なる位置に、上方に向けて突出する円筒部256が形成され、かかる円筒部256には、第1複合歯車51を回転可能に支持する支軸510の下端部を保持する軸保持穴が形成されている。また、第2平板部252の上面には、第2複合歯車52および第3複合歯車53の中心と重なる位置に、上方に向けて突出する円筒部257、258が形成され、かかる円筒部257、258には、第2複合歯車52および第3複合歯車53を回転可能に支持する支軸520、530の下端部を保持する軸保持穴が形成されている。
(組立方法)
図6は、本発明を適用したモータアクチュエータにおける第1ケース部材と第2ケース部材との結合部の説明図であり、図6(a)、(b)は各々、結合部を構成する部分を斜
め上方からみた斜視図、および断面図である。
本形態のモータアクチュエータ100を組み立てるには、第1ケース部材21の内側にモータ30および出力軸10および扇型歯車11を組み込んだ後、第1ケース部材21の内側に地板25をモータ本体35の出力側端面351に被さるように配置する。本形態のモータ30は、ロータをモータ本体35の内部に収納したインナーロータタイプであり、モータ本体35には、ロータを内部に収納する開口部を有し、地板25がモータ本体35の出力側端面351に被さることにより開口部が閉鎖される。次に、第4複合歯車54を配置した後、第3複合歯車53、第2複合歯車52、第1複合歯車51を順次配置する。しかる後に、第2ケース部材22を被せる。
その結果、図6に示すように、第2ケース部材22の凸部272が第1ケース部材21に形成した凹部271に嵌る。従って、第2ケース部材22の側から穴271b、272bにタッピングネジ275を止めれば、凸部272と凹部271とによって構成された結合部27によって、第1ケース部材21と第2ケース部材22とが結合する。かかる状態において、タッピングネジ275の頭は、第2ケース部材22の上面において、凸部272の形成によって発生した凹み内に位置し、第2ケース部材22の上面から突出しない。また、かかる結合部27では、凸部272に対してY軸方向の両側に214の縁部分214a、214bが位置し、かかる縁部分214a、214bは、凸部272がY軸方向(側板部214の延在方向)の双方にずれることを阻止する干渉部として機能する。すなわち、側板部214の延在方向の両側で段部同士の当接が行なわれる。従って、第2ケース部材22は、結合部27によって第1ケース部材21に対するY軸方向の位置が決められる。
かかる構成は、ケース体20において、側板部213が位置する側でも同様な結合部26が構成され、第2ケース部材22は、結合部26によっても第1ケース部材21に対するY軸方向の位置が決められる。
かかる構成は、ケース体20において、側板部211、212が位置する側でも同様な結合部28、29が構成され、第2ケース部材22は、結合部28、29によって第1ケース部材21に対するX軸方向の位置が決められる。
すなわち、本形態では、互いに交差する方向に延在する側板部211、212および、側板部213、213に結合部26、27、28、29が構成されているため、第2ケース部材22は、結合部26、27、28、29によっても第1ケース部材21に対するX軸方向の位置およびY軸方向の位置が決められる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のモータアクチュエータ100では、ケース体20の内部に地板25を配置し、かかる地板25の第1平板部251と第1ケース部材21の底板部210との間にモータ30を保持するとともに、地板25の第1平板部251から突出したモータ支持板部としての板状突起253a、253b、253cによってモータ本体35の外周側面を保持する。このため、モータ30をケース体20内に固定するにあたって、モータ30の反出力側端面352にモータ取り付け板を取り付ける必要がないので、モータ30の周りには、モータ本体35に近接するように歯車を配置することができる。それ故、ケース体20の内部には無駄な空きスペースが発生しないので、モータアクチュエータ100の小型化を図ることができる。
また、モータ30の反出力側端面352と第1ケース部材21の底板部210との間には、突起210aと穴352bを利用した回り止め機構38が構成されているため、モータ取り付け板を用いなくても、モータ30を第1ケース部材21に保持することができる。
また、本形態によれば、第1ケース部材21の内側にモータ30および地板25を順に組み込むだけでモータ30を確実に固定することができるので、組立作業を効率よく行なうことができる。なお、回り止め機構38を構成するにあたっては、第1ケース部材21に穴を形成し、モータ30の側に突起を形成してもよい。
また、本形態において、地板25の第1平板部251および第2平板部252には、地板25と第2ケース部材22との間に配置された第1複合歯車51、第2複合歯車52、第3複合歯車53の支軸510、520、530を保持する軸保持穴が形成されている。このため、地板25と第2ケース部材22との間を歯車の配置領域として有効利用できるので、多数の歯車を用いて減速比を大きく設定するのに適している。また、輪列50を構成する各歯車(第1複合歯車51、第2複合歯車52、第3複合歯車53、第4複合歯車54)の位置精度が高く、バックラッシュが小さいので、出力軸10に連結された被駆動部材が風圧を受けるような機器にモータアクチュエータ100を搭載しても、歯車間にがたつきが発生しない。
また、地板25は、モータ30の出力側端面351に被さる第1平板部251と、第1平板部251より第1ケース部材21の底板部210に近い位置で底板部210に対向する第2平板部252とを備え、第2平板部252と第2ケース部材22との間には、第1平板部251と第2ケース部材22との間よりも輪列50の下段側の歯車が配置されている。このため、輪列50を構成する第1複合歯車51、第2複合歯車52、第3複合歯車53を第1ケース部材21の底板部210に近づいていくように配置することができる。それ故、大径歯車部および小径歯車部を備えた複数の複合歯車(第1複合歯車51、第2複合歯車52、第3複合歯車53)を配置するのに適している。
また、出力軸10には、輪列50の最終段の歯車に噛合する扇形歯車11が一体化され、扇形歯車11は、第1ケース部材21の側板部212近傍において、側板部212が位置する側とは反対側に、歯部が形成された円弧部を向けている。このため、側板部212近傍に出力軸10および扇形歯車11を配置することができるので、ケース体20の内部を有効に利用でき、空きスペースが発生しない。しかも、扇形歯車11は、地板25の第2平板部252と第1ケース部材21の底板部210とに挟まれた隙間内を回転領域としているため、ケース体20の内部をより有効に利用でき、空きスペースが発生しない。また、扇形歯車11については最も大きなトルクが加わることから大型化する必要がある場合でも、扇形歯車11を狭いスペース内に配置することができる。それ故、モータアクチュエータ100の小型化を図ることができる。
また、地板25は、モータ30の出力側端面351に保持される第1平板部251およびモータ30のモータピニオン32を突出させる穴251aを有し、この穴251aからモータピニオン32を突出させ、地板25と第2ケース部材22との間に配置された輪列50を構成する第1複合歯車51と噛合している。このため、地板25と第2ケース部材22との間を輪列50の配置領域として有効利用できる。本形態では、穴251aの大きさがモータ30の径より小さく形成されているので、第1複合歯車51を回転可能に支持する支軸510の下端部を保持する軸保持穴が形成されている円筒部256をモータ30の近傍、すなわちモータ30と径方向に重なった位置であっても形成することが可能になるため、第1複合歯車51の配置の自由度が増し、輪列50の設計の自由度を大きくすることができる。
また、モータ支持板部としての板状突起253a、253b、253cは、穴251aを中心とする円上に配置するとともにモータ30の円筒形状に形成された外周側面に弾性状態で当接している。その結果、モータ30が穴251aに対して調芯された状態で地板25に保持されている。本形態の場合、地板25に形成した円筒部256の軸保持穴(第1複合歯車51用)は、モータピニオン32の軸心が穴251aの中心にあるものと仮定して形成されているので、モータ30が穴251aに対して調芯された状態で地板25に保持されていることにより、モータピニオン32の軸心と第1複合歯車51の軸心とを結ぶ軸心距離の精度を確保することができ、モータピニオン32と第1複合歯車51との噛合状態を良好にすることができる。
また、モータ30は、ロータをモータ30の内部に収納したインナーロータタイプであり、モータ30は、ロータを内部に収納する開口部を有し、第1平板部251はモータ30の出力側端面351に被さることによりこの開口部が閉鎖されている。このため、開口部を閉鎖するための閉鎖部材を地板25により兼用させることができるので、閉鎖部材を別部材で構成する必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
また、第1ケース部材21の側板部211、212、213、214には、第2ケース部材22が位置する側とは反対側に凹む凹部261、271、281、291が形成され、かかる凹部261、271、281、291に対して、第2ケース部材22から突出した凸部262、272、282、292が嵌った結合部26、27、28、29によって、第1ケース部材21と第2ケース部材22とが結合している。しかも、結合部26、27、28、29は、X軸方向に延在する側板部211、212、およびY軸方向に延在する側板部213、214の双方に形成されている。それ故、第1ケース部材21と第2ケース部材22を結合する際、凹部261、271、281、291に凸部262、272、282、292を嵌めると、第1ケース部材21と第2ケース部材22とが自動的に位置合わせされるので、組立作業を効率よく行なうことができる。
また、第1ケース部材21の上部開口は、長手方向の寸法が短手方向の寸法の2倍以上であるが、結合部28、29は、長手方向に相当する位置に構成されている。このため、長手方向に延在している側板部211、212は、短手方向に延在している側板部213、214よりも変形しやすいが、かかる長手方向に延在する側板部211、212の変形を確実に防止することができる。
また、第1ケース部材21の側板部213、214の外面には、結合部26、27近傍にケース体20を機器に取り付けるための取り付け部23、24が形成されており、かかる結合部26、27が形成されている部分では、側板部213、214が第2ケース部材22で補強された状態にある。それ故、薄い側板部213、214に設けた取り付け部23、24を介してモータアクチュエータ100を機器に取り付けても、側板部213、214が変形することがない。
(モータアクチュエータ100の冷蔵庫への搭載例)
図7は、本発明を適用したモータアクチュエータ100を冷蔵庫に組み込んだ様子を示す説明図であり、図7(a)、(b)は各々、冷蔵庫内部の説明図、およびモータアクチュエータ100によってバッフルを駆動する様子を示す説明図である。
図7(a)において、冷蔵庫900は、ミッドフリーザー化された冷蔵庫で、中央に冷凍室961が設けられ、上部に冷蔵室962、下部に野菜室963がそれぞれ設けられている。そして、冷蔵室962まで冷気を送風するダクト921が形成されており、このダクト921の冷蔵室62に通ずる部分に、本発明を適用したモータアクチュエータ100を利用したモータ式ダンパー装置1がはめ込まれている。なお、モータ式ダンパー装置1は、冷蔵室962および野菜室963の双方に取り付けられることもある。
いずれの場合も、モータ式ダンパー装置1は、ダクト921を介して供給される冷気の流れを制御する。かかるモータ式ダンパー装置1は、図7(b)に示すように、発明を適用したモータアクチュエータ100の出力軸10にバッフル3を連結することにより構成される。
(他の実施の形態)
また、上記実施形態では、本発明を適用したモータアクチュエータ100をバッフル駆動用に用いたが、他の被駆動部材を駆動するためのモータアクチュエータ100に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、モータ30の反出力側端面352と第1ケース部材21の底板部210との間に、突起210aと穴352bを利用した回り止め機構38が構成されているが、反出力側端面352と第1ケース部材21の底板部210との間に限定されるものではなく、各種の回り止め機構を適用することができる。例えば、モータ本体35の円筒状外壁に径方向の外側に突出する複数の突起を形成して、3枚の板状突起253a、253b、253cと周方向で係合させることにより回り止め機構を構成してもよい。また、上記実施形態では、突起210aと穴352bを利用した回り止め機構38であるが、双方が突起であっても構わない。
10 出力軸
11 扇形歯車
20 ケース体
21 第1ケース部材
22 第2ケース部材
23、24 取り付け部
25 地板
26、27、28、29 結合部
30 モータ
38 回り止め機構
50 輪列
100 モータアクチュエータ
211、212、213、214 側板部
251 地板の第1平板部
252 地板の第2平板部
261、271、281、291 凹部
262、272、282、292 凸部

Claims (10)

  1. モータと、
    該モータの回転を変速して伝達する輪列と、
    該輪列を介して伝達された前記モータの回転を出力する出力軸と、
    前記モータおよび前記輪列が収納されたケース体と、
    を有するモータアクチュエータにおいて、
    前記ケース体は、前記モータおよび前記輪列が内側に配置された有底の第1ケース部材と、該第1ケース部材の開口を覆う第2ケース部材と、を備え、
    前記ケース体の内部には、前記第1ケース部材の底部に対向するように前記ケース体に保持された地板が配置され、
    前記モータは、出力側を第2ケース部材の側に向けて前記第1ケース部材の底部上に配置され、
    前記第1ケース部材には、前記モータにおいて円筒形状に形成されたモータ本体の外周側面に対応する湾曲面を備えたモータ支持部が形成され、
    前記地板は、前記モータ本体の出力側端面に被さる平板部と、前記モータのモータピニオンを突出させる穴と、前記平板部から突出して前記モータ本体の前記外周側面に周方向の複数個所で当接する複数のモータ支持板部と、を備え
    前記モータピニオンは、前記穴から突出して、前記輪列において前記地板と前記第2ケース部材との間で前記地板に支持された歯車に噛合し、
    前記複数のモータ支持板部の全てが前記モータ本体の前記外周側面に弾性状態で当接して、前記モータ本体が前記複数のモータ支持板部によって調芯された状態で前記地板に保持されていることを特徴とするモータアクチュエータ。
  2. 前記軸保持部は、前記歯車を回転可能に支持する支軸を保持していることを特徴とする請求項1に記載のモータアクチュエータ。
  3. 前記平板部は、前記モータの出力側端面に被さる第1平板部と、該第1平板部に段部を介して繋がって当該第1平板部より前記第1ケース部材の底部に近い位置で当該底部に対向する第2平板部と、を備え、
    前記輪列は、減速輪列であって、
    前記第2平板部と前記第2ケース部材との間には、前記第1平板部と前記第2ケース部
    材との間よりも、当該減速輪列の下段側の歯車が配置されていることを特徴とする請求項2に記載のモータアクチュエータ。
  4. 前記出力軸には、前記輪列の最終段の歯車に噛合する扇形歯車が一体化され、
    当該扇形歯車は、前記第1ケース部材の側板部近傍において、当該側板部が位置する側とは反対側に、歯部が形成された円弧部を向けていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のモータアクチュエータ。
  5. 前記扇形歯車は、前記地板の前記平板部と前記第1ケース部材の底部とに挟まれた隙間内を回転領域としていることを特徴とする請求項4に記載のモータアクチュエータ。
  6. 前記出力軸によって、気体の流れを制御するバッフルを駆動することを特徴とする請求項1に記載のモータアクチュエータ。
  7. 前記複数のモータ支持板部は、前記モータ本体の前記外周側面に対応して湾曲していることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のモータアクチュエータ。
  8. 前記複数のモータ支持板部は、前記穴を中心とする円上に配置され
    前記モータが前記穴に対して調芯された状態で前記地板に保持されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のモータアクチュエータ。
  9. 前記モータは、ロータをモータの内部に収納したインナーロータタイプであり、前記モータは、前記ロータを前記内部に収納する開口部を有し、前記平板部は前記モータの出力側端面に被さることにより該開口部が閉鎖されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のモータアクチュエータ。
  10. 前記モータの反出力側端面と前記第1ケース部材の底部との間には、前記モータの反出力側端面および前記第1ケース部材の底部のうちの一方から突出して他方の穴内に嵌る回り止め機構が構成されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載のモータアクチュエータ。
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