JPH05176492A - モータの装着方法 - Google Patents

モータの装着方法

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Publication number
JPH05176492A
JPH05176492A JP34273691A JP34273691A JPH05176492A JP H05176492 A JPH05176492 A JP H05176492A JP 34273691 A JP34273691 A JP 34273691A JP 34273691 A JP34273691 A JP 34273691A JP H05176492 A JPH05176492 A JP H05176492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
clamp
mounting member
taper surface
compression spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP34273691A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Koike
敏文 小池
Nobuo Tsumaki
伸夫 妻木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】密閉容器2内に設置された機器で使用するモー
タ1をモータ取付部材2へ取り付けるモータ装着方法に
おいて、モータハウジング1aの2箇所以上に設けられ
たヒンジ3と、ヒンジ3に概略中央を回転可能に支持さ
れ一端が圧縮ばね5によりモータハウジング1aに連結
され、他端にはテーパ面4aが形成されたモータクラン
プ4と、モータ取付部材2のモータ取付面の反対側にモ
ータクランプ4のテーパ面4aと一致するように形成さ
れたテーパ面2aとをもつことを特徴とするモータ装着
方法。 【効果】ねじを用いることなく密閉容器内に設置された
機器に取り付けられたモータの着脱が簡単に行え、点検
保守作業を効率よく行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空チャンバなどの真
空チャンバ内に設置された装置で使用するモータのモー
タ取付部材への装着方法に係り、ねじを使用せずにワン
タッチでモータを取り付けるモータの装着方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のモータの装着方法は、モータハウ
ジングに複数個設けられた穴を用い、ねじにより取付部
材に取り付けていた。このような装着方法を用いている
モータは、例えば、特開平1−177875 号公報に記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ねじ
を締め付けることによりモータの装着を行う。モータが
真空チャンバなどの密封容器内の機器に装着されている
場合、モータの故障や点検でモータを取り外す必要が生
じると、(1)機器ごと容器外に出してモータを取り外
す、(2)容器に点検用の開口部を設け、この開口部から
モータを取り外す、などの方法を用いるのが一般的であ
る。機器が複雑,精密な場合は(1)による方法では、多
大な時間と手間を要すると共に精度の低下を起こし易い
ため(2)の手段を用いた方が経済的、かつ、実用的であ
る。特に、超音波モータの様に摺動による摩擦力により
駆動力を発生するモータでは、摺動部材の摩耗による寿
命のため、定期的な交換が必要であり、その都度、機器
を容器外へ出すことは困難である。しかし、従来技術の
ようにモータをねじで装着する方法では、あまり大きく
ない点検用開口部を通して容器内のねじの着脱を行う必
要があり作業性が悪く、ねじの脱落や取付不良を起こし
易かった。このため、作業をスムーズに行うには、熟練
した技術や専用の治具を必要とした。
【0004】本発明の目的は、密閉容器内に取り付けら
れているモータの着脱を、点検用の開口部を通して簡単
に行えるモータの装着方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はモータハウジングにヒンジを設け、モータ
クランプの概略中央をヒンジで回転可能に支持し、モー
タクランプの一端はモータハウジングに圧縮ばねで連結
し他端にはテーパ面を形成し、モータ取付部材のモータ
取付面の反対側にモータクランプのテーパ面と一致する
ようにテーパ面を形成した。また、モータの着脱を容易
にするために、モータハウジング取付面側にテーパ部と
それに続くくびれ部を設け、モータ取付部材の端面に円
弧状の突起部を持つ板ばねを設けた。
【0006】
【作用】モータハウジングにヒンジを設け、モータクラ
ンプの概略中央をヒンジで回転可能に支持し、モータク
ランプの一端はモータハウジングに圧縮ばねで連結し他
端にはテーパ面を形成し、モータ取付部材のモータ取付
面の反対側にモータクランプのテーパ面と一致するよう
にテーパ面を形成することにより、モータ装着時は、モ
ータクランプを圧縮ばねに抗して開いてモータを設置
後、モータクランプに圧縮ばねによる力を作用させる
と、モータクランプのテーパ面とモータ取付部材のテー
パ面が密着し、くさび作用によりモータが固定される。
また、モータ離脱時は、圧縮ばねに抗してモータクラン
プを開くことによりモータを取り外せる。
【0007】また、モータハウジング取付面側にテーパ
部とそれに続くくびれ部を設け、モータ取付部材の端面
に突起部を持つ板ばねを設けることにより、モータ装着
時は、モータをモータ取付部材に近づけていくと、モー
タハウジングのテーパ部が板ばねを押し開きながら進
み、板ばねの突起部がくびれ部にはまり、モータが固定
される。モータ脱離時は、モータをばね力に抗して引く
ことによりモータを取り外せる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,図2を用いて
説明する。モータ1のモータハウジング1aには3個の
ヒンジ3が設けられている。ヒンジ3はモータクランプ
4の概略中央部を回転可能に支持している。モータクラ
ンプ4の一端とモータハウジング1aの間には圧縮ばね
5が設けられている。モータクランプ4の他端にはテー
パ面4aが形成されている。モータ取付部材2のモータ
取付面の反対側には、モータクランプ4のテーパ面4a
と一致するようなテーパ面2aが形成されている。モー
タ取付部材2はベース5にボルト6で固定されており、
モータ取付部材2に設けられた穴2bへモータ1の凸部
1cがはめ込まれる。また、モータ1の端面にはピン1
dが設けられており、モータ取付部材2の穴2cにはめ
込まれている。モータ1の出力は、軸1bからカップリ
ング7を通し負荷8へ伝達される。このように構成する
ことにより、モータ1装着時は、モータクランプ4の一
端を圧縮ばね5に抗して図中の2点鎖線のように押し下
げながらモータ1をモータ取付部材2に取り付ける。そ
の後、圧縮ばね5の力をモータクランプ4に作用させる
と、モータクランプ4のテーパ面4aとモータ取付部材
2のテーパ面2aが密着し、くさび作用によりモータ1
はモータ取付部材2へ押しつけられモータの装着が完了
する。この時、モータ1の凸部1cをモータ取付部材2
の穴2bに、ピン1dを穴2cにそれぞれはめ合わせる
ことによりモータ1の位置決めと回り止めも行える。一
方、モータ1を取り外す場合は、モータクランプ4の一
端を圧縮ばね5に抗して図中2点鎖線のように押し下げ
テーパ面4aとモータ取付部材2のテーパ面2aを引き
離すことにより、モータ1を右方へ引き抜くことができ
る。このように、モータクランプ4の操作のみでモータ
1の着脱が簡単に行える。
【0009】本発明の第二の実施例を図3,図4を用い
て説明する。モータ9のモータハウジング9aのモータ
取付側にはテーパ部9cとくびれ部9dが設けられてい
る。モータ取付部材10の端面10aには先端に突起部
11aを持つ板ばね11が取り付けられている。モータ
9の位置決めや回り止めは第一の実施例と同様である。
以上のように構成することにより、モータ9装着時は、
モータ9をモータ取付部材10に近づけていくと、モー
タハウジング9aのテーパ部9cは板ばね11を押し開
きながら進む。やがて、板ばね11の突起部11aがモ
ータハウジング9aのくびれ部9dにはまり、モータ9
はモータ取付部材10に固定される。一方、モータを取
り外す場合は、モータ9を右方へ引っ張り、板ばね11
の突起部11aをモータハウジング9aのくびれ部9d
から外せば良い。なお、モータ取付部材10の端面10
aをモータ取付面側に向かってわずかに傾斜させると、
板ばね11のたわみが大きくなりばね力を強くできるた
め、モータ9の支持をより強固にすることができる。本
実施例では、モータの押し引きのみの簡単な操作でモー
タの着脱が行える。
【0010】本発明の第三の実施例を図5,図6を用い
て説明する。モータ12のモータ取付面には複数個の切
り欠き部をもつフランジ12aが設けられている。フラ
ンジ12aの少なくとも1箇所には回り止め12bが取
り付けられている。モータ取付部材13にはモータ12
のフランジ12aの幅lよりもわずかに(Δl)幅が広
い切り欠き部を有するストッパ部13cと、ストッパ部
13cに対向し空間13aを隔てて設置されストッパ部
13cに対応する位置に圧縮ばね14を有するばね支持
部13dとが形成されている。また、ストッパ部13c
の少なくとも1箇所にはフランジ12aに設けられた回
り止め12bが入る切り欠き部13eが設けられてい
る。モータ取付部材13はボルト6でベース5に固定さ
れており、モータ取付部材13に設けられた穴13bへ
モータ12の凸部12cがはめ込まれる。圧縮ばね14
の先端には円盤15が取り付けられており、モータ12
のフランジ12aをモータ支持部材13のストッパ部1
3cへ押しつける。以上のように構成することにより、
モータ12装着時は、図6中2点鎖線で示すようにモー
タ12のフランジ12aをモータ支持部材13のストッ
パ部13の切り欠き部から空間13aに挿入し、圧縮ば
ね力に抗してばね支持部材13bの方へ押しつけ、その
後矢印の方向へモータ12を回り止め12bと切り欠き
部13eが一致するまで回し、圧縮ばね力を作用させ、
フランジ12aをストッパ部材13cに密着させること
によりモータ12が固定される。この時、モータ12の
凸部12cとモータ取付部材13の穴13bとのはめ合
いでモータ12の位置決めが行える。モータ12を取り
外す場合は、圧縮ばね12に抗してモータ12を押し、
回り止め12bが切り欠き部13eから外した後、モー
タ12を回しモータ12のフランジ12aとモータ取付
部材13のストッパ部13cの切り欠き部とが一致した
らモータが取り外せる。
【0011】
【発明の効果】本発明のモータ装着方法によれば、ねじ
を用いることなく真空チャンバなどの密閉容器内に設置
された機器に取り付けられたモータの着脱が簡単に行
え、点検保守作業を効率よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す縦断面図。
【図2】図1のII矢視図。
【図3】本発明の第二の実施例を示す縦断面図。
【図4】図3のIV部拡大図。
【図5】本発明の第三の実施例を示す縦断面図。
【図6】図5のVI矢視図。
【符号の説明】
1,9,12…モータ、2,10,13…モータ取付部
材、3…ヒンジ、4…モータクランプ、5,14…圧縮
ばね、11…板ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉容器内のモータ取付部材へのモータ装
    着方法において、モータハウジングに2箇所上設けられ
    たヒンジと、前記ヒンジに概略中央を回転可能に支持さ
    れ一端が圧縮ばねにより前記モータハウジングに連結さ
    れ他端にはテーパ面が形成されたモータクランプと、前
    記モータ取付部材のモータ取付面の反対側にモータクラ
    ンプのテーパ面と一致するように形成されたテーパ面と
    を設けたことを特徴とするモータ装着方法。
JP34273691A 1991-12-25 1991-12-25 モータの装着方法 Pending JPH05176492A (ja)

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JP34273691A JPH05176492A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 モータの装着方法

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JPH05176492A true JPH05176492A (ja) 1993-07-13

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JP (1) JPH05176492A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143378A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Three Peace Kk ギアドモータ
JP2010187528A (ja) * 2009-01-13 2010-08-26 Nidec Sankyo Corp モータアクチュエータ
CN107226426A (zh) * 2017-07-04 2017-10-03 合肥庭鸾能源有限公司 一种家用分体式太阳能热水器储水箱测试用吊架

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JP2007143378A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Three Peace Kk ギアドモータ
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