JP6178685B2 - ダンパ装置 - Google Patents
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Description
そこで、下ケースの強度を高めることが求められている。
一方のケースと他方のケースとを互いに組み付けて構成されるケース内に、モータと歯車列とが設けられており、前記歯車列を介して入力される前記モータの出力回転でバッフルプレートを回動させて、流体の流路に設けた開口を開閉するように構成されたダンパ装置であって、
前記歯車列は、前記バッフルプレートの回動範囲を規定する扇型歯車を有しており、
前記扇型歯車は、当該扇型歯車の回動軸周りの周方向における一方の当接部と他方の当接部とが、前記一方のケースに設けた壁部に当接する角度範囲内で回動可能とされており、
前記他方のケースに、前記壁部における前記当接部との当接面とは反対側の面を支持する支持壁を設けたことを特徴とするダンパ装置。
よって、下ケースの側壁部における扇形歯車(当接部)が当接する部分の強度が高められているので、扇型歯車の当接部の下ケースの側壁部への当接が繰り返されても、
扇形歯車(当接部)が当接する部分の変形を抑えることができる。
図1は、実施の形態にかかるダンパ装置1を説明する図であり、(a)は、斜視図、(b)は、(a)における面Aでダンパ装置1のフレーム2を切断した断面図である。
図2は、ダンパ装置1の分解斜視図であり、図3は、ダンパ装置1の駆動機構9を説明する図であり、図4は、駆動機構9の輪列展開図である。なお、図3では、第1歯車81を構成する大径歯車810を、当該大径歯車810の直径線Lmを挟んで第2歯車82側を仮想線で示すと共に、大径歯車810の紙面奥側で、第2歯車82の大径歯車820に噛合する小径歯車815を実線で示している。
開口22は、仕切壁部21を厚み方向に貫通して設けられており、仕切壁部21の一方側の面には、開口22を全周に亘って囲む突出壁23が設けられている。
この突出壁23の先端には、開口22をバッフルプレート7で閉じる際に、バッフルプレート7に設けた板状のクッション部材75が圧接して変形するようになっている。
この貫通孔245を挿通させた出力軸84は、側壁24の内側で、バッフルプレート7の軸部72に、二面幅嵌合により連結されるようになっている。
このクッション部材75は、独立気泡の発泡ポリエチレンで形成されており、矩形形状を有していると共に、開口22を囲む突出壁23よりも大きい面積で形成されている。
実施の形態では、後記するモータMの回転駆動力が、出力軸84を介してバッフルプレート7に入力されると、バッフルプレート7が、貫通孔245と支持穴246の中心を結ぶ軸線X周りの周方向に回動するようになっている。
そのため、バッフルプレート7が、開口22を閉じる方向に回動すると、クッション部材75が、開口22を囲む突出壁23に圧接されて開口22を閉止するようになっている(図1の(b)参照)。
この下ケース5の周壁51の内側には、バッフルプレート7の駆動機構9を構成するモータMと歯車列8(減速歯車列)とが収容されている。
歯車列8は、モータM側から順番に、第1歯車81と、第2歯車82と、扇型歯車83と、を備えて構成される。
ステータSは、ロータRの回転中心軸Xm周りの周方向の回転が阻止された状態で、下ケース5のモータ取付部52(基部521)に固定されており、ロータRは、モータ取付部52(リング溝522)に設けたスプリングSpの付勢力で、その上端をカバー6に当接させた状態で、回転中心軸Xm周りの周方向に回動可能に設けられている。
軸部841の一端には、出力軸84の回動軸(軸線X)を挟んで互いに平行な平面843a、843aを有する二面幅部843が設けられており、出力軸84は、この二面幅部843を、バッフルプレート7の軸部72に挿入して、バッフルプレート7に対して相対回転不能に連結されるようになっている。
実施の形態では、扇型歯車83の当接部833が、下ケース5の突出部571に当接することで、前記したクッション部材75が開口22を囲む突出壁23に圧接されて開口22を閉止する際の、当該クッション部材75の変形量が一定になるようにされている。
図6は、下ケース5の図であり、図7および図8は、下ケース5の斜視図である。
下ケース5では、底壁部50の周縁を囲む周壁51(511〜514)の内側に、モータMと歯車列8とが収容されている(図3参照)。
図6から図8に示すように、底壁部50の長手方向における一方側には、モータMの取付部(モータ取付部52)が周壁51と同方向に突出して設けられている。
モータ取付部52は、円形の基部521を有しており、この基部521の中央に、リング溝522が形成されている。リング溝522の内側は、モータMの支軸Saを支持する軸受部523となっており、この軸受部523の中央に、支軸Sa(図4参照)の一端が圧入支持される支持孔523aが形成されている。
また、リング溝530が設けられていない場合には、圧入による応力が下ケース5における軸受部523の近傍にも及ぶので、下ケース5が圧入による応力で変形する恐れがあるが、リング溝530を設けることで、圧入による応力が下ケース5に影響しないようにしている。
さらに、支軸Saの圧入長さを確保するために下ケース5の底壁部50の厚みを厚くすると、下ケース5の樹脂成型において底壁部50にヒケが発生して、支軸Saの位置精度が悪くなる虞があるが、リング溝530を設けることで、下ケース5の底壁部50の厚みを厚くすることなく、支軸Saの圧入長さを確保することができるので、支軸Saの位置精度を確保できる。また、圧入長さを確保することで、支軸Saの倒れを防止できる。
一方の突起521aの径方向外側には、基部521よりも上方に突出して支持壁部524が設けられており、この支持壁部524の内周524aは、モータMの外周に沿う弧状を成している。
実施の形態では、モータ取付部52にモータMを取り付けた際に、モータの弧状を成す外周が、支持壁部524で支持されるようになっている。
切欠き部510を挟んで対向する取付壁531、532には、周壁部513寄りの位置に底壁部50側に窪んだ凹部531a、532aが設けられており、これら凹部531a、532aには、コネクタカバー95(図3参照)を下ケース5に取り付ける際に、コネクタカバー95の係止部95a、95aが挿入されるようになっている。
この位置決め部55は、周壁部511と周壁部514との接続部の近傍に位置しており、これら周壁部511、514と一体に形成されている。
そして、各係合溝56A、56B、56C、56Dには、後記するカバー6に設けた係合片66A〜66Dの係合孔66A1〜66D1を係止させる突起56A1、56B1、56C1、56D1が、幅方向における中央部から、外方に突出して設けられている。
なお、図9では、下ケース5内に位置する扇型歯車83を除いた他の歯車の図示を省略すると共に、バッフルプレート7を仮想線で示している。
そのため、回動するバッフルプレート7が、本体ケース4の側方に大きくはみ出すことがないので、バッフルプレート7により開閉される開口22を有するフレーム2もまた、本体ケース4の側方にはみ出すように設ける必要がないようになっている。これにより、本体ケース4とフレーム2とから構成されるダンパ装置1の大きさが、大きくならないようにされている。
図4に示すように、第2支持部503は、底壁部50からカバー6側の上方に突出する有底円筒形状の大径部503aと、大径部503aの上端から上方に延びる柱状の小径部503bと、備えており、これらは底壁部50と共に一体に形成されている。
第2歯車82の小径歯車825には、その中央部に大径歯車820側に開口する開口825aが形成されており、この開口825aは、前記した小径部503bの外径と略整合する内径を有している。大径歯車820の底壁部50側の面には、開口825aを所定間隔で囲む周壁826が形成されており、この周壁826の内径は、第2支持部503の大径部503aと整合する径に設定されている。
この際第2歯車82は、モータMの回転中心軸Xmおよび、第1歯車81の回転中心軸(軸線x1)に対して平行な軸線X2周りに回動するようになっている。
第1支持部501は、有底の円筒形状を成しており、底壁部50からカバー側の上方に突出して形成されている。
この第1支持部501の中央開口501aには、第1歯車81の小径歯車815と同軸に設けられた円筒形状の軸部816(図4参照)が挿入されており、第1歯車81の小径歯車815側は、この下ケース5に設けた第1支持部501で回転可能に支持されている。
図10は、カバー6を下ケース5側から見た図であり、図11は、カバー6の斜視図である。
カバー6は、矩形形状の基部61を有しており、この基部61の外周縁から内側にオフセットした位置には、下ケース5側に突出してリブ62が設けられている。リブ62は、前記した下ケース5の側壁部51(511、512、513、514)の内周に沿う位置に設けられており、下ケース5にカバー6を組み付けた際に、側壁部51に内嵌するようになっている
これら係合片66A〜66Dの先端66A2〜66D2は、その基端側の幅W2よりも狭い幅W3で形成されており、係合片66A〜66Dは、長手方向(延出方向)における途中位置から先は、先端66A2〜66D2に向かうにつれて幅が狭くなっている。
そして、これら係合片66A〜66Dの基端側の幅W2は、前記した係合溝56A〜56Dの幅W1よりもわずかに狭い幅となっている。
実施の形態において係合片66A〜66Dは、その先端66A2〜66D2側が弾性変形可能となる延出長さL1で形成されている。
そのため、係合片66A〜66Dの係合孔66A1〜66D1に突起56A1〜56D1を係合させる際には、係合片66A〜66Dの先端66A2〜66D2側が、弾性変形しながら突起56A1〜56D1に乗り上げたのち、係合孔66A1〜66D1と突起56A1〜56D1の位置が一致した時点で、係合片66A〜66Dの変形が解消されて、突起56A1〜56D1と係合孔66A1〜66D1とが係合されて、下ケース5とカバー6とが分離不能に組み付けられるようになっている。
位置決め孔54a、55aに対する位置決め突起64、65の係合が開始されるまで、下ケース5とカバー6との位置決めを保持することで、位置決め孔54a、55aに対する位置決め突起64、65の係合をスムーズに行えるようにするためである。
位置決め突起64、65は、モータMの支軸Saの支持孔63aを挟んで対称となる位置に設けられており、位置決め突起64、65の基部61からの長さL2は、前記した係合片66A〜66Dの長さL1よりも低くなっている。
そのため、下ケース5にカバー6を組み付ける際に、係合片66A〜66Dの係合溝56A〜56Dへの挿入が、位置決め突起64、65の位置決め孔54a、55aへの挿入よりも先に行われるようになっている(図11参照)。
そのため、先に行われることになる係合溝56A〜56Dと係合片66A〜66Dとの係合により、下ケース5に対するカバー6の位置決めが行われるので、これらの係合に続く位置決め突起64、65と位置決め孔54a、55aとの係合が、スムーズに行えるようになっている。
また、係合溝56A〜56Dは、下ケース5の周壁51の外面に露出しており、係合溝56A〜56Dへの係合片66A〜66Dの係合を、目視しながら行うことができるので、係合溝と係合片とが設けられていないケースを組み付ける場合に比べて、ケースの組付けを容易に行えるようになっている。
この支持部63の径方向外側には、支持部63と同方向に突出して当接部69が設けられている。この当接部69は、モータMの支軸Saの軸方向で、モータMのカバー6側の上面に当接する位置に設けられた弧状部691と、弧状部691の一端から直線状に基部61の長手方向に延びる直線部692と、を備えている。
弧状部691と直線部692の下ケース5側の面には、下ケース5側に突出して円柱形長の突起693が設けられており、下ケース5にカバー6を組み付けた際に、スプリングSP(図4参照)に付勢されたモータMのカバー6側の上面が、これら突起693当接して、モータMが本体ケース4内の所定位置に配置されるようになっている。
図4に示すように支持軸601は、前記した第1支持部501と同軸に設けられており、下ケース5とカバー6とを組み付けた際に、カバー6の支持軸601と下ケース5の第1支持部501で支持された第1歯車81が、モータMの回転中心軸Xmに対して平行な軸線X1周りに回動可能に設けられるようになっている。
位置決め突起64、65が位置決め孔54a、55aに挿入された状態では、下ケース5とカバー6との位置合わせが完了している。そのため、この位置合わせが完了している状態で、モータMの支軸Saおよび第1歯車81の支持孔810aを、カバー6に設けた支持部63および支持軸601に係合することで、これらの係合をスムーズに行うことができる。さらに、位置合わせが完了していないときに係合させようとすると、モータMの支軸Saと第1歯車81の支持孔810aを、対応する支持部63と支持軸601に係合する際に、無理な力が支持部63や支持軸601に作用して、モータMのステータSや第1歯車81の回転中心軸(回転中心軸Xm、軸線X1)が傾く虞があるが、上記のように構成することで、かかる事態の発生を好適に防止できるようになっている。
コネクタ保持部68は、コネクタカバー95の係合溝95b(図3参照)に係合する係合部683と、係合部683が長手方向の中央部に設けられた押圧部680と、この押圧部680の両端から、押圧部680の直交方向に延びると共に、コネクタカバー95の係止部95a、95aを下ケース5側に押圧する押圧部681、682とを有している。
ここで、膨出部57(突出部571、572)には、前記した扇型歯車83の当接部832、833が当接するようになっており、この膨出部57には、扇型歯車83の当接部832、833が衝突した際の衝突力が作用する。
下ケース5(一方のケース)とカバー6(他方のケース)とを互いに組み付けて構成される本体ケース4内に、モータMと歯車列8とが設けられており、歯車列8を介して入力されるモータMの出力回転でバッフルプレート7を回動させて、流体の流路に設けた開口22を開閉するように構成されたダンパ装置1であって、
歯車列8は、バッフルプレート7の回動範囲を規定する扇型歯車83を有しており、
扇型歯車83は、当該扇型歯車83の回動軸(軸線X)周りの周方向における一方の当接部832と他方の当接部833とが、下ケース5に設けた壁状の膨出部57(壁部)に当接する角度範囲内で回動可能とされており、
カバー6に、膨出部57における当接部832、833との当接面とは反対側の面を支持する支持壁(係合片66D、係合部67a、67b)を設けた構成とした。
よって、下ケース5の膨出部57の剛性強度が高められているので、扇型歯車83(当接部832、833)の膨出部57への衝突が繰り返されても、下ケース5の膨出部57が、外側に膨らむように変形することを好適に防止できる。
扇型歯車83は、本体ケース4を貫通して、本体ケース4の外側で前記バッフルプレート7の軸部72(回動軸)に連結される出力軸84を、回動軸(軸線X)と同軸に有している構成とした。
そのため、回動するバッフルプレート7が、本体ケース4の側方に大きくはみ出すことがなく、バッフルプレート7により開閉される開口22を有するフレーム2が、本体ケース4の側方にはみ出すように設ける必要がないので、本体ケース4とフレーム2とから構成されるダンパ装置1の大きさを抑えることができる。
実施の形態にかかるダンパ装置1では、流体の流路に設けた開口22を囲む環状の突出壁23の先端に、バッフルプレート7に設けたクッション部材75を圧接させて、開口22を閉止する構成となっている。
そのため、バッフルプレート7の回動範囲が広くなると、バッフルプレート7が本来予定していた押圧力よりも大きい押圧力で突出壁23に押し付けられることになり、突出壁23やバッフルプレート7が押圧力より変形して、開口22を閉止できなくなる虞がある。実施の形態では、上記のように構成して、扇型歯車83の衝突に起因する膨出部57の変形を防止することで、突出壁23やバッフルプレート7の変形に起因して、開口22を閉止できなくなる事態の発生を防止している。
カバー6は、下ケース5の周壁51に係合片66A〜66Dを係合させて形成されており、係合片66A〜66Dのうちのひとつの係合片66Dが、膨出部57における当接部832、833との当接面とは反対側の面を支持する支持壁を兼ねている構成とした。
かかる部分の剛性強度を高めるために専用の支持壁を別途設ける場合には、専用に設けた支持壁の分だけ、作製コストが上昇するが、既存の部品(係合片66)を利用することで、作製コストの上昇を好適に防止できる。
そのため、バッフルプレート7によるフレーム2の開口22の開閉の繰り返しにより、下ケース5の膨出部57に対する、扇型歯車83の当接部832、833の衝突が繰り返えされても、膨出部57の部分が、衝突による応力により、外側に膨らむように変形することが好適に防止される。
2 フレーム
21 仕切壁部
22 開口
23 突出壁
24 側壁
241〜244 側壁部
242a 補強壁部
245 貫通孔
246 支持穴
4 本体ケース
5 下ケース
50 底壁部
501 第1支持部
501a 中央開口
502 リブ
503 第2支持部
503a 大径部
503b 小径部
503c 当接部
504 支持部
504a 支持孔
521 基部
521a 突起
522 リング溝
523 軸受部
523a 支持孔
524 支持壁部
524a 内周
530 リング溝
531、532 取付壁
531a、532a 凹部
571、572 突出部
51 周壁
510 切欠き部
511〜514 周壁部
511a〜514a 外周面
513b 凹部
52 モータ取付部
53 コネクタ取付部
54 位置決め部
54a 位置決め孔
55 位置決め部
55a 位置決め孔
56A〜56D 係合溝
56A1〜56D1 突起
57 膨出部
6 カバー
61 基部
601 支持軸
603 壁部
604 筒状壁
605 接続リブ
62 リブ
63 支持部
63a 支持孔
64 位置決め突起
65 位置決め突起
66(66A〜66D) 係合片
66A1〜66D1 係合孔
66A2〜66D2 先端
67(67a、67b) 係合部
68 コネクタ保持部
681、682 押圧部
683 係合部
69 当接部
691 弧状部
692 直線部
693 突起
7 バッフルプレート
71 基部
72 軸部
73 軸部
73a 被支持部
75 クッション部材
75 膨出部
8 歯車列
81 第1歯車
810 大径歯車
810a 支持孔
815 小径歯車
816 軸部
82 第2歯車
820 大径歯車
825 小径歯車
825a 開口
825b 底面
826 周壁
83 扇型歯車
830 基部
831 歯部
832 当接部
833 当接部
84 出力軸
841 軸部
842 大径部
843 二面幅部
843a 平面
9 駆動機構
90 ピニオンギア
95 コネクタカバー
95a 係止部
95b 係合溝
M モータ
R ロータ
S ステータ
Sa 支軸(ロータ支軸)
Claims (6)
- 一方のケースと他方のケースとを互いに組み付けて構成されるケース内に、モータと歯車列とが設けられており、前記歯車列を介して入力される前記モータの出力回転でバッフルプレートを回動させて、流体の流路に設けた開口を開閉するように構成されたダンパ装置であって、
前記歯車列は、前記バッフルプレートの回動範囲を規定する扇型歯車を有しており、
前記扇型歯車は、当該扇型歯車の回動軸周りの周方向における一方の当接部と他方の当接部とが、前記一方のケースに設けた壁部に当接する角度範囲内で回動可能とされており、
前記他方のケースに、前記壁部における前記当接部との当接面とは反対側の面を支持する支持壁を設けたことを特徴とするダンパ装置。 - 前記壁部は、前記一方のケースの底壁の外周縁に沿って設けられて、前記モータと前記歯車列を囲む周壁であり、
前記扇型歯車の回動軸は、前記周壁の近傍に設けられており、
前記扇型歯車は、前記ケースを貫通して設けられると共に前記ケースの外側で前記バッフルプレートに連結される出力軸を、前記回動軸と同軸に有していることを特徴とする請求項1に記載のダンパ装置。 - 前記壁部の前記ケース内側の面には、前記一方の当接部が当接する度当たりと、他方の当接部が当接する度当たりが設けられており、
前記支持壁は、前記壁部における前記度当たりの反対側の面を支持する範囲に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のダンパ装置。 - 前記他方のケースは、前記一方のケースと前記他方のケースの組み付け方向に延出する係合部を複数有しており、
前記ケースは、前記一方のケース周壁の外周に、前記他方のケースの係合部を係合させて形成されており、
前記係合部のうちの一つが、前記支持壁を兼ねていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のダンパ装置。 - 前記他方のケースは、前記周壁に内嵌するリブを備えており、前記壁部における前記当接部との当接位置は、前記リブと前記支持壁との間に挟まれていることを特徴とする請求項2から請求項4の何れか一項に記載のダンパ装置。
- 前記開口は、前記回動軸に対して平行なフレーム部に形成されており、前記フレーム部は、前記他方のケースと一体に形成されていると共に、前記回動軸の軸方向から見て、前記壁部における前記当接部との当接位置と重なるように設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4の何れか一項に記載のダンパ装置。
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