JPH04102676A - 開閉部ロックアクチュエータ装置 - Google Patents

開閉部ロックアクチュエータ装置

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Publication number
JPH04102676A
JPH04102676A JP2222055A JP22205590A JPH04102676A JP H04102676 A JPH04102676 A JP H04102676A JP 2222055 A JP2222055 A JP 2222055A JP 22205590 A JP22205590 A JP 22205590A JP H04102676 A JPH04102676 A JP H04102676A
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JP
Japan
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actuator device
movable member
lock actuator
stroke end
drive motor
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Application number
JP2222055A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kamiu
神生 清一
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は開閉部ロックアクチュエータ装置6二関し、更
に詳細には例えば自動車のドアをモータを用いて自動的
にロックおよびアンロックさせる開閉部ロックアクチュ
エータ装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車のドアのロック、アンロック操作を
モータを用いて自動的に行なうアクチュエータ装置は、
第15図ないし第21図に示されるように構成されてい
た。この従来のドアロックアクチュエータ装置の構成を
簡単に説明すると、ケーシング1とケーシング2内に保
持された駆動モータ3の出力軸5に接続されたウオーム
ギヤ4が回転可能に保持されている。また、このウオー
ムギヤ4に噛合するウオームホイール6もケーシング1
に一体的に形成された軸部1aを中心に回転可能なよう
に保持されている。ウオームホイール6の上面径方向内
側は凹部6aとされ、この凹部6aの中には突起部6b
が設けられている。この凹部6a内に配置される扇状の
凸部7aを有するギヤ7は軸部1aの上端部に回転自在
に保持されている。
他方、ウオームホイール6の下面には、第19図および
第20図に示されるようにウオームホイール6の正、逆
回転時にねしりバネ8の端部8a。
8bを交互に引っ掛ける突出部6Cが円弧状に立設され
ている。更に、ケーシング1には、このねじりハネ8と
この突出部6Cを収容するための凹部1bが設けられ、
この凹部1bの一部にウオームホイール6の突出部6C
と同様にねしりバネ8の端部8a又は8bをウオームホ
イール6が正・逆回転時に交互に、且つウオームホイー
ル6の突出部6Cがねじりバネ8を引っ掛けている側と
異なる端部を引っ掛ける突出部ICが円弧状に立設され
ている。
ねしりバネ8の両端は前述の突出部1c、5cに確実に
引っ掛かるために内側に一定の長さで折り曲げられてい
る。更に、ギヤ7に噛合し且つ出力軸9aを有する揺動
ギヤ即ち出力セクタギヤ9はケーシング1の軸受部1d
に該出力軸9aを回転自在に挿通して揺動可能に保持さ
れ、この出力軸9aの先端には出力レハー10が第18
図および第21図に示されるように弾性保持構造により
ケーシング1の外側で連結されている。
次に、上述した従来のドアロックアクチュエータ装置に
おける動作について説明する。
第15図に示されるように、ギヤ7の扇状凸部7aが始
点101の位置にあって、出力セクタギヤ9の片側面が
ケーシング2のストア/”1部2aに当接している状態
において、駆動モータ3によりウオームホイール6を時
計方向に回転すると、ギヤ7の扇状凸部7aはこれにウ
オームホイール6の凹部6a内にある突起部6bが当接
して始点101から第17図に示される終点102に案
内される。これにより、ギヤ7は回動し、これに噛み合
っている出力セクタギヤ9も回動する。この時、ウオー
ムホイール6の下面に立設された突出部6Cはねしりバ
ネ8の一端を引っ掛けて回転する。そして、このねしり
バネ8の他端はケーシング1に立設された突出部ICに
引っ掛って保持される。出力セクタギヤ9の片側面は、
ギヤ7下面の扇状凸部1afJ<終点102に案内され
るとケーシング2のストッパ部2bに当接されるに至り
、ウオームホイール6の時計方向への回転は不能となる
これにより、出力セクタギヤ9は第15図に示される位
置まで揺動したこととなり、出力軸9aを介してこの揺
動運動を出力レバーlOに伝達する。しかし、この状態
すなわち駆動モータ3が回転不能となった直後にもこの
駆動モータ3への通電は続きロック電流が流れる。そし
て駆動モータ3への通電が制御装置や操作スイッチ(図
示せず)により停止されると即ねしりバネ8によりウオ
ームホイール6はギヤ7の扇状凸部7aをその位置に残
したまま、元の位置に復帰し、従って扇状凸部7aを介
してギヤ7を押し回していた突起部6bは第15図に示
される元の位置に戻る。これにより、ギヤ7は自由に回
転し得るようになるので、手動により施解錠ノブを施錠
位置から解錠位置に操作して、出力レバー10を回動さ
せると、出力軸9aを介して出力セクタギヤ9は、これ
に噛み合っているギヤ7に形成された扇状凸部7aがウ
オームホイール6の凹部6a内を何ら抵抗を受けること
なく第17図の終点102から第15図の始点101に
移動できることから揺動する。
従って、手動によってもドアのロック又はアン口7りの
操作を行なうことができる。
次に、駆動モータ3の逆転時については、前述した場合
と回転方向が異なるのみであるため説明は省略するが、
ウオームホイール6の反時計方向への回転によって突起
部6bで押し回わされるギヤ7およびこれに噛み合う出
力セクタギヤ9の最終状態は第15図に示されるように
なる。これによって、ドアロックの施解錠ノブは解錠位
置から施錠位置へ作動させられる。
(発明が解決しようとする諜IIり 従来のドアロックアクチュエータ装置は上述したように
構成されていたので、施解錠直後にも駆動モータ3にロ
ック電流が制御装置や操作スイッチ(図示せず)による
通電停止まで流れる。しかし、駆動モータ3の保護のた
めには該駆動モータ3への通電時間は0.1〜0.5秒
程度と短時間になるようにすることが望ましく、従って
制御装置や操作スイッチ(図示せず)にタイマー回路を
追加することが考えられた。しかしながらこのようなタ
イマー回路を追加しても作動終了時にはストッパ部との
衝突による不必要な作動音の発生や駆動力伝達のための
ギヤ部や、ケーシングのストッパ部等に極めて大きな応
力を生しさせる結果となり、この応力を吸収するための
ストッパ部2bのゴム弾性体化導入にもかかわらず、駆
動力伝達部やケーシングのストッパ部周辺の一部を破損
するといった事態を生じさせるなどの問題点があった。
本発明の目的は、上述した従来のドア口、クアクチュエ
ータ装置における問題点を解消するためになされたもの
で、駆動モータへのi[l!電を適切に制御すると共に
作動終了時のストッパ部との衝突による不必要な作動音
の発生や駆動力伝達部の破損を防止する開閉部ロックア
クチュエータ装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の開閉部ロックアクチュエータ装置は、正逆回転
可能な駆動モータと、該駆動モータの正方向回転又は逆
方向回転によって揺動され、開閉部ロック装置の被操作
レバーに連動される揺動ギヤと、該揺動ギヤの揺動運動
に連動して正逆回転する可動部材と、前記被操作レバー
の運動と前記揺動ギヤを介して同期する前記可動部材の
正逆回転位置に基づいて前記被操作レバーのロック方向
およびアンロック方向それぞれについてのストローク終
端位置を検出して前記駆動モータへの通電を停止する行
程終了スイッチ装置とを含み、該行程終了スイッチ装置
がターミナルブロックに一つの固定ターミナルと該固定
ターミナルに接触する2個の可撓ターミナルを備え、前
記可動部材に形成された突起部で各々別個に開閉され、
且つ2つの前記可撓ターミナルはいかなる位置において
も少なくともその1つが前記固定ターミナルに接触する
ことを特徴とする。
更に、本発明の開閉部ロックアクチュエータ装置は、前
述の特徴に加えて、前記可動部材が本体部材とこれに対
して移動可能な作動部片とからなり、該作動部片に形成
された前記突起部で前記行程終了スイッチを動作させる
ことを特徴とする。
(作 用) 本発明の開閉部ロックアクチュエータ装置cこよると、
駆動モータでロック装置をロック状態にする時、該駆動
モータへ!11電してこれを回転させ、これにより揺動
ギヤを揺動させてこれに連動する被操作レバーを動かし
てロック装置を作動させる。
この揺動ギヤの運動に連動して可動部材が回転され、該
可動部材に形成された突起部が前述したロック動作終了
ポイントで行程終了スイッチを動作させて駆動モータへ
の供給1i2itを想断する。しがし、この時でも駆動
モータを逆転する方向への電流は流れるようにされてい
るため、この状態からロック装置をアンロック状態にす
る時には駆動モータを逆方向に回転させる。そして、こ
の時もやはりアンロック動作終了ポイントで突起部によ
り行程終了スイッチが動作され、駆動モータへの供給電
流が遮断される。
(実施例) 以下、本発明の開閉部ロックアクチュエータ装置を添付
凹面に示される実施例について更に詳細に説明する。
第1図ないし第14図には本発明の開閉部ロックアクチ
ュエータ装置を自動車のドアのロックアクチュエータ装
置に適用した実施例が示されている。この実施例を示す
第1図ないし第14図において、第15図ないし第21
図に示される従来のドアロックアクチュエータ装置と同
−又は相当する部分は同一の符号を付し、その説明を省
略する。
本発明の一実施例に係るドアロックアクチュエータ装置
20は、前述した従来の装置における構成部分に加えて
更に行程終了スイッチ30および該スイッチを作動させ
る手段を含む、すなわち、行程終了スイッチ30ば、タ
ーミナルブロック31に固定ターミナル32とその両側
にそれぞれ配置された可撓ターミナル33.34とを取
付けて構成され、更にこれらのターミナル間には可撓タ
ーミナル33.34から固定ターミナル32へt流が流
れるように2つのダイオード35.36が接続されてい
る。そして、ターミナルブロック31は取付ネジ37で
ケーシング1に固定されている。
この行程終了スイッチ30を作動させる手段としては、
ウオームホイール6の復帰回転を生じさせるねじりバネ
8および突出部6cを収容すべく形成された凹部1bを
区画する、ケーシング1の底面から一体的に立設した筒
状壁1eの外周部に回転可能に嵌合されてウオームホイ
ール6の下側に配置された可動部材40を含む。従って
、この可動部材4oの回転中心は軸部1aの中心軸線と
なる。この可動部材40は、筒状壁1eに嵌合された本
体部材40aと外周部に突起部45を形成した別体の円
弧状の作動部片40bとから構成されている0本体部材
40aの外周部には溝状のガイド部43.44が周方向
に所定の間隔をあけ且つ対向して形成されている。そし
て、作動部片40bはその両端部が各ガイド部43.4
4の溝に摺動可能に挿入されて本体部材40aの外周部
に密着して取付けられ、その際本体部材40aと作動部
片40bとの対向面即ち内外周面双方に形成された噛合
部42により係合されている。この噛合部42は、作動
部片40bに噛合部42の摺動抵抗よりも大なる力が加
わった時に、この作動部片40bは相対的に本体部材4
0Hに対して周方向への摺動が許され、それ以外では噛
合部42の摺動抵抗により本体部材40aと一体となっ
て動く。そして、作動部片40bに形成された突起部4
5は、当該作動部片40bの移動に伴って可撓ターミナ
ル33.34の端部間を移動して交互に当接し、これを
撓ませて行程終了スイッチ30を開閉作動させる。この
ような本体部材40aに対する作動部片40bは突起部
45の位置調整手段として作用する。
可動部材40における本体部材4oは出力セクタギヤ9
に形成されたスロット9bに係合すべく突出したピン4
1を備え、このピン41を介して出力セクタギヤ9に連
動して矢印AおよびB方向に移動自在とされる。なお、
第5図ないし第7図および第9図、第10図において符
号1f、1gはケーシング1に一体的に形成された突起
部を示し、これらの突起部1f、1gは行程終了スイッ
チ30の可撓ターミナル33.34の撓み量を規制する
。その際、側突起部If、Igの間隔は、ドアロックア
クチュエータ装置20の取付誤差や連結ロンドロ3等の
寸法誤差を吸収・調整するに十分な回転量を確保するよ
うに設定される。
また、可動部材40において、本体部材40aと作動部
片40bとの噛合部42は、本体部材40aのガイド部
43.44により十分な摩擦力が得られれば特に必要と
しない。更に、前述した行程終了スイッチ30を構成す
るターミナルブロック31に装着された3つのターミナ
ル32゜33.34は可動部材4oの突起部45で開閉
される時、この突起部45がいがなる位置になっても、
2個の可撓ターミナル33.34のうち少なくとも1個
以上の可撓ターミナルが固定ターミナル32に接触し得
るようにされ、無接触状態が生しないようにされている
。そして、可動部材4゜の突起部45が行程終了スイッ
チ3oの中立点0から設定角度θ、、θ5回転した位置
に到達した時点で駆動モータ3へのi4g電が停止され
るように設定されている。加えて、前述の可撓ターミナ
ル33.34と固定ターミナル32間はダイオード35
.36を介して接続されているため、これら可撓ターミ
ナル33.34と固定ターミナル32間の接触が断たれ
た場合でも第12図ないし第14図に示されるように矢
印C及びD方向には電流が流れるようにされている。ま
た、この実施例では、前述の出力セクタギヤ9は出力軸
9aを介して第11図に示されるようにケーシング1外
の出力レバー10に連結され、この出力レバー10は連
結ロフト63を介して被操作レバー61に連結されてい
る。出力レバー10は被操作レバー61のストローク距
Me lよりも遊び距離l0分だけ大きなストローク距
離に設定されている。この遊び距H12による前述の可
動部材40の回転角βは位置調整手段における本体部材
40aと作動部片40b間の摺動角αよりも若干小さく
形成される。
次に、前述した実施例のドアロックアクチュエータ装置
20における動作について説明するが、手動操作並びに
モータ操作によるドアのロックおよびアンロック動作に
ついては第15図ないし第21図に示される従来のドア
ロックアクチュエータ装置と同様に動作するため、説明
は省略する。
従って、行程終了スイッチ30及び、位置調整手段の動
作について以下説明する。第1図ないし第4図は行程終
了スイッチ30及び位置調整手段を構成する可動部材4
0のドアロックアクチュエータ装置120内での装着位
置を示し、この部分の詳細は第5図および第6図に示さ
れている。また、第1図の状態における詳細図は第5図
で、第3図の状態における詳細図が第6図である。更に
、第9図は位置調整手段の機能を表すとともに施錠位置
側での調整状態を示し、また第10図は解錠位置側での
調整状態を示している。第7図はドアロックアクチュエ
ータ装置20の出力レバー10が中間位置となった場合
を示している。ここで行程終了スイッチ30の動作を説
明するために必要な外部スイッチをも含めて表したのが
第12図ないし第14図であり、これらの図を主に説明
すると、ドアロックアクチュエータ装置20が施錠状態
にあるとき、内部の行程終了スイッチ30と可動部材4
0の位置は第12図に示される状態となり、可動部材4
0の突起部45により行程終了スイ・ノチ30の可撓タ
ーミナル34が撓んで固定ターミナル32から開離した
状態となる。このため、施錠側の操作スイッチ64を操
作してもダイオード36および、ターミナル32.34
間はオフ状態となっているため通電不可で施錠状態を維
持する。
次に、解錠側の操作スイッチ65を点線のようにオンに
すると、ダイオード36、固定ターミナル32および可
撓ターミナル33の経路により駆動モータ3にil電さ
れ、矢印B方向に可動部材40が回転を始める。そして
、ドアロックアクチュエータ装置20の出力セクタギヤ
9が中間位置では第13図の状態となり、ターミナル3
2゜34間もオンとなって通電が続行する。そして、更
に出力セクタギヤ9が回転して第14図に示される状態
になると、可動部材40の突起部45により行程終了ス
イッチ30の可撓ターミナル33が撓んで固定ターミナ
ル32から開離されると共に駆動モータ3への通電が遮
断され停止する。この停止状態がドアロックアクチュエ
ータ装置20の解錠状態であり、解錠側の操作スイッチ
65を続けてオン番こしても駆動モータ3に1lfiさ
れることはない。そして、この状態で、施錠側の操作ス
イッチ64をオンにすると、可撓ターミナル34と固定
ターミナル32がオン状態となっているため、ダイオー
ド35を通して駆動モータ3に前述とは逆方向の電流が
流れ、駆動モータ3より減速ギヤを介して出力セクタギ
ヤ9を揺動回転させ、第13図の状態を経由し、さらに
回転して第12図の状態となり、可撓ターミナル34と
固定ターミナル32が開離することによって、駆動モー
タ3へのij!Itが遮断されて停止する。この停止状
態がドアロックアクチュエータ装置20の施錠状態であ
る。
このような行程終了スイッチ30を備えるドアロックア
クチュエータ装置20は、出力レハー10のストローク
絆端位置をこれと直結した出力セクタギヤ9を介して可
動部材40と行程終了スイッチ30とで検出することに
より、施解錠時の駆動モータ3への通電を制御し、外部
の施解錠用操作スイッチのタイマー回路の廃止や、アク
チュエータ作動終了時のストツバ部との衝突による不必
要な作動音の発生や駆動力伝達のためのギヤ部他、ケー
シングのストッパ部周辺の一部破損等を防止できる。さ
らに、前述の行程終了スイフチ30は第12図ないし第
14図のいずれの状態に於いても無接触状態となること
がなく、中間経路に於いては第13図に示されるように
全ターミナル32.33.34をオンの状態にしており
、途中何らかの事情で移動が停止したとしても解錠又は
施錠方向に操作スイッチを操作すれば容易に停止状態を
解除させることが可能である。
なお、駆動モータ3の停止後にはねしりバネ8にて中間
減速ギヤであるウオームホイール6が中立位置に復帰さ
せられる(第1図に示される状態)が、行程終了スイッ
チ30には影響を与えない。
また、手動にてドアロック装置60を操作した場合は単
に出力レバー10より出力セクタギヤ9を経て可動部材
40の突起部45により、行程終了スイッチ30の切換
えがなされるだけである。
更に、この行程終了スイッチ30の動作角(θ。+06
)は、第11図に示される連結ロッド63の作動ストロ
ークll となるようにドアロックアクチュエータ装置
20の出力レバー10の作動角から、行程終了スイッチ
30のターミナル位置、形状及び可動部材の突起部形状
とその回転角から決定される。
次に、位置調整手段である作動部片40bの調整方法に
ついて説明する。ドアロックアクチュエータ装置20を
ドアパネルに取付け、ドアロック装置60の被操作レバ
ー61と出力レバー10とを連結ロッド63を介して連
結する。この場合ドアロックアクチュエータ装置20の
取付位置の誤差や連結ロッド63の寸法誤差があったと
しても、連結ロフト63を取付ける際に出力レノ\−1
0を移動させると、この出力レバー10の移動が出力セ
クタギヤ9を介して可動部材40の本体部材40aに伝
達され、この本体部材40aに噛み合っている作動部片
40bが第9図又は第10図に示されるように行程終了
スイッチ30の可撓ターミナル34又は33をケーシン
グ1に一体に設けられた突起部1g又は1fに押し付け
、突起部45の回転は停止する。しかし、出力セクタギ
ヤ9の回転がまだ必要で、可動部材40の本体部材40
aをさらに押した場合、作動部片40bを仮固定してい
た噛合部42が滑り、本体部材40aに対する作動部片
40b即ち突起部45の位置を適正な位置に移動させる
。また、この連結ロッド63の取付けの際にこの突起部
45を確実に適正な位置に移動させることができなかっ
た場合でも、取付後に於けるロックノブ62の操作試験
又はドアロックアクチュエータ装置20の初動時に於け
る出力セクタギヤ9の作動にて確実に突起部45の自動
位置調整がなされる。そして、−度突起部45の自動位
置調整がなされると、作動部片40bはその位置で噛合
部42を介して位置決めがなされ適正位置から移動する
ことはない。次いで、この状態で、ドアロックアクチュ
エータ装置20を操作してドアロック装置60を施錠・
解錠させれば、行程終了スイッチ30が確実に被操作レ
バー61のストローク終端位置E、Fを検出して施錠・
解錠操作終了時に確実に駆動モータ3への通電を停止さ
せることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の開閉部ロックアクチュエ
ータ装置によれば、被操作レバーがストローク終端位置
に達しているにも拘らず駆動モータへの通電が停止され
ず、駆動モータに焼きつきを生しさせたり、あるいは不
必要なモータの作動音を生しさせたり、あるいは駆動力
伝達のためのギヤ部他、ケーノングのストッパ部周辺の
一部を破…させるような事態を確実に防止することがで
きるという効果がある。
更に、本発明の開閉部ロックアクチュエータ装置によれ
ば、行程終了スイッチを作動させる可動部材を本体部材
と作動部片とによって構成したことにより行程終了スイ
、チを適正な位置に自動的に位置調整することができる
。このため連結ロットの長さやドアロックアクチュエー
タの取付位置等の寸法・精度管理に要する手間や、行程
終了スイッチの通電停止位置とストローク終端位置間の
遊びを適正に調整する手間を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における開閉部ロノクアクチュエータ装
置の一実施例に係るドアロックアクチュエータ装置を上
部ケーシングを取り外して内部を示す平面図、第2図は
第1図の■−■線に沿って得たドアロックアクチエエー
タ装置の断面図、第3図は第1図のドアロックアクチュ
エータ装置について例えば施錠位置に出力レバーを動作
させた状態で示す第1図と同様な平面図、第4図は第3
図のIV−IV線に沿って得た第2図と同様な断面図、
第5図は第1図に示されたドアロックアクチュエータ装
置における行程終了スイッチおよび作動装置を第1図の
解錠状態で示す構成説明図、第6図は第5図と同様に行
程終了スイッチおよび作動装置を施錠位置の状態で示す
構成説明図、第7図は行程終了スイッチの中間作動時の
構成説明図、第8図はねしりバネ8の装着部を示す詳細
図、第9図は第5図の状態から行程終了スイッチ作動位
置における位置調整手段が作動した時の構成説明図、第
10図は第6図の状態から行程終了スイッチ作動装置に
おける位置調整手段が作動した時の構成説明図、第11
図は本発明の一実施例であるドアロックアクチュエータ
装置をロック装置に連結して示す構成説明図、第12図
、第13図および第14図は各々行程終了スイッチの動
作状態を示す説明図、第15図は従来のドアロックアク
チエエータ装置を示す第1図と同様な平面図、第16図
は第15図のXl’1−Xvl線に沿って得た従来のド
アロックアクチエエータ装置の断面図、第17図は第1
5図の従来のドアロックアクチュエータ%M Iについ
て例えば出力レバーを施錠位置に動作させた状態で示す
第3図と同様な平面図、第18図は第17図の藷−頂線
に沿って得た第4図と同様な断面図、第19図は第15
図に示される従来のドアロックアクチエエータ装置にお
けるねしりバネ装着部を部分的に示す断面図、第20図
は第19図のXX−XX線に沿って得たねじりバネ装着
部の断面図、第21図は第18図の双−肩線に沿って得
た出力レバーと出力セクタギヤとの連結部を示す断面図
である。 3・・・駆動モータ、4・・・ウオームギヤ、9・・・
出力セクタギヤ、20・・・ドアロックアクチエエータ
装置、30・・・行程終了スイッチ、31・・・ターミ
ナルプロ、り、32・・・l定ターミナル、33.34
・・可撓ターミナル、35.36・・・ダイオード、4
0・・・可動部材、40a・・・本体部材、40b・・
作動部片、42・・・噛合部、45・・・突起部、6I
・・・被操作レバー なお、各図中同一符号は同一部分又は相当する部分を示
す。 第1図 代理人    大  岩  増  雄 第2図 第3図 第 図 第8 図 第5 図 第 図 第11図 第15図 第16図 第12図 第17図 t。 第18図 第19図 平成 3年2 月27 h

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)正逆回転可能な駆動モータと、該駆動モータの正
    方向回転又は逆方向回転によって揺動され、開閉部ロッ
    ク装置の被操作レバーに連動される揺動ギヤと、該揺動
    ギヤの揺動運動に連動して正逆回転する可動部材と、前
    記被操作レバーの運動と前記揺動ギヤを介して同期する
    前記可動部材の正逆回転位置に基づいて前記被操作レバ
    ーのロック方向およびアンロック方向それぞれについて
    のストローク終端位置を検出して前記駆動モータへの通
    電を停止する行程終了スイッチとを含み、該行程終了ス
    イッチがターミナルブロックに一つの固定ターミナルと
    該固定ターミナルに接触する2個の可撓ターミナルを備
    え、前記可動部材に形成された突起部で各々別個に開閉
    され、且つ2つの前記可撓ターミナルはいかなる位置に
    おいても少なくともその1つが前記固定ターミナルに接
    触することを特徴とする開閉部ロックアクチュエータ装
    置。
  2. (2)前記可動部材が本体部材とこれに対して移動可能
    な作動部片とからなり、該作動部片に形成された前記突
    起部で前記行程終了スイッチを動作させることを特徴と
    する請求項1に記載の開閉部ロックアクチュエータ装置
JP2222055A 1990-08-21 1990-08-21 開閉部ロックアクチュエータ装置 Pending JPH04102676A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015064082A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015064082A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ装置

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