JP5570850B2 - 車両用のスマート通信システムを制御するシステムおよび方法 - Google Patents

車両用のスマート通信システムを制御するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は車両用のスマート通信システムを制御するシステムおよび方法に関する。
いくつかの従来の車両スマート通信システム(たとえば、スマート・エントリー・システム)は、サーチフィールドがサーチフィールド内でキーフォッブ(key fob)を識別すると、車両へのユーザ・エントリーを提供するキーフォッブを利用する。サーチフィールドは、外側ドアハンドルの把持、スタートボタンの押下、ドアの閉鎖などのようなユーザ入力に応じて伝送される。このようにして、ユーザは、キーフォッブをサーチフィールド内で持っているだけで直ちに自分の車両に乗車すること、または、車両に関連した機能を起動することが可能である。車両の内部に入ると、車両に電源を供給するために、および/または、エンジンを始動するために、ユーザによってさらなるステップが行われ得る。一例では、エンジンは、イグニッション制御が作動されると始動される。この制御により、キーフォッブから放出されたローリングコードが確認されると、イグニッション起動を許可することができる。
本発明は、キーフォッブを車両の内部に確実に取り付ける方法を提供することにある。
本態様による方法では、主スイッチは、車両と関連付けられたスマート通信システムを起動するためオン位置に切り替えられる。低周波サーチフィールドがキーフォッブがサーチフィールド内にあることを確認するために車両から送信され、信号がキーフォッブを介して車両へ送信される。キーフォッブがキーフォッブ・スロットに挿入され、車両電源が入れられる。ロッキング機構部はその後にキーフォッブをキーフォッブ・スロット内に確実に取り付けるため係止され得る。
本発明の別の態様では、キーフォッブを車両の内部に確実に取り付ける方法が使用される。本態様による方法では、主スイッチは、車両と関連付けられたスマート通信システムを停止させるためにオフ位置に切り替えられる。キーフォッブがキーフォッブ・スロットに挿入され、車両電源が入れられる。ロッキング機構部がキーフォッブをキーフォッブ・スロット内に確実に取り付けるため係止される。
本発明の更なる別の態様では、スマート通信システムを車両の内部で利用する方法が用いられる。本態様による方法では、主スイッチは、車両と関連付けられたスマート通信システムのスマート機能を起動するためオン位置に切り替えられる。低周波サーチフィールドがキーフォッブがサーチフィールド内にあることを確認するために車両から送信され、信号がキーフォッブを介して車両へ送信される。キーフォッブはキーフォッブ・スロットに挿入されてもよく、車両電源が入れられる。キーフォッブ・スロット内のロッキング機構部がロックされていない状態で維持される。
本発明の更なる別の態様では、スマート機能をオンとオフとに切り替える主スイッチを有する車両のためのスマート通信方法が提供される。本態様による方法では、特定の車両機能に対応する作動信号が受信される。作動信号は、対応する作動動作が行われていることを示す。主スイッチがオン位置にあるかが判定される。車両のキーフォッブは、主スイッチがオン位置にあると判定されたとき、車両のサーチフィールド内にあることが確認される。特定の車両機能は、キーフォッブがサーチフィールド内にあると確認されたときに作動される。そうでなければ、特定の車両機能の手動式作動が要求される。そうでなければ、特定の車両機能の手動式作動の要求は、主スイッチがオン位置にないと判定されたとき、または、キーフォッブがサーチフィールド内にないと確認されたときの少なくとも一方の場合に行われ得る。特定の車両機能は、車両のドアのロック解除であってもよく、この場合、手動式作動は、ドアのロックを解除するためにボタンアクチュエータを押下すること、または、キースロット内にメカニカルキーを受承し、引き続き、メカニカルキーの回転のロックを解除すること、のうちの少なくとも一方であり得る。特定の車両機能は車両のエンジンの始動でもよく、手動式作動は作動信号の受信前にキーフォッブをキーフォッブ・スロット内に受承することでもよい。この方法は、主スイッチがオン位置にないと判定されたとき、キーフォッブがキーフォッブ・スロット内でロックされることをさらに含む。車両のキーフォッブがサーチフィールド内にあることを確認することは、低周波要求信号をサーチフィールド内へ送信し、キーフォッブからキーフォッブがサーチフィールド内にあることを確認する確認信号を受信することを含み得る。
本発明の更なる態様では、スマート機能をオンとオフとに切り替える主スイッチを有する車両のためのスマート通信方法が提供される。本態様による方法では、キーフォッブが車両のキーフォッブ・スロットに受承される。主スイッチがオン位置にあるかが判定される。キーフォッブは、主スイッチがオン位置にないと判定されたとき、キーフォッブ・スロット内でロックされ、そうでなければ、キーフォッブはキーフォッブ・スロット内でロックされない。キーフォッブ・スロット内でのキーフォッブのロックは、車両電源がオンであるときにのみ行われ得る。車両電源は、イグニッション状態がアクセサリ状態または走行状態のいずれか一方であるときにオンになり得る。この方法は、車両電源がオフであるとき、キーフォッブ・スロットからキーフォッブのロックを解除するステップをさらに含む。この方法は、キーフォッブがキーフォッブ・スロット内でロックされている間に、キーフォッブに印加される取り外す力の検出、または、キーフォッブとキーフォッブ・スロットとの間の相対的な移動の検出のうちの少なくとも一方によって、キーフォッブ・スロットからのキーフォッブの取り外しの試みを検出するステップをさらに含む。この方法は、キーフォッブへの損傷を回避するために、取り外しの試みが検出されたときに警告を発するステップをさらに含み得る。
本発明の更なる別の態様では、キーフォッブを受承するキーフォッブ・スロットを有する車両のためのスマート通信方法が提供される。本態様による方法では、キーフォッブはキーフォッブ・スロットに受承される。キーフォッブはキーフォッブ・スロット内でロックされている間にキーフォッブ・スロットからキーフォッブを取り外す試みが検出される。キーフォッブは、スマート機能をオンとオフとに切り替える主スイッチがオフ位置にあるときにのみキーフォッブ・スロット内でロックされ得る。キーフォッブは、主スイッチがオフ位置にあり、車両電源がオンであるときにのみキーフォッブ・スロット内でロックされ得る。取り外しの試みを検出するステップは、キーフォッブがキーフォッブ・スロット内でロックされている間にキーフォッブに印加される取り外す力を検出するステップを含み得る。取り外す力を検出するステップは、取り外す力がキーフォッブに印加されたときを判定するために歪みゲージを使用するステップを含み得る。取り外しの試みを検出するステップは、スイッチによってキーフォッブ・スロットからのキーフォッブの部分的な取り外しを検出するステップを含み得る。この方法は、取り外しの試みが検出されたとき、さらなる取り外しがキーフォッブに損傷を与えるかもしれないことを示すために警告を発するステップをさらに含み得る。警告は車両内での聴覚警告または視覚警告のうちの少なくとも一方であり得る。
本発明の別の態様では、キーフォッブを受承するキーフォッブ・スロットを有する車両のためのスマート通信方法が提供される。本態様による方法では、キーフォッブはキーフォッブ・スロットに受承される。車両電源がオンであるかが判定される。キーフォッブは、車両電源がオンであると判定されたとき、キーフォッブ・スロット内でロックされ、さもなければ、キーフォッブはキーフォッブ・スロット内でロックされない。車両電源は、車両のイグニッション状態がアクセサリ状態または走行状態のうちの少なくとも一方であるときオンであることが判定され得る。この方法は、キーフォッブがキーフォッブ・スロット内でロックされた後に車両電源が切られているかを判定し、車両電源が切られていることが判定されたとき、キーフォッブ・スロットからキーフォッブのロックを解除するステップをさらに含み得る。
本発明の更なる別の態様では、車両のためのスマート通信方法が提供される。本態様による方法では、車両のエンジンの始動に対応する作動信号が受信される。車両のスマート機能を切り替える主スイッチがオン位置にあるかが判定される。主スイッチがオン位置にあると判定されたとき、車両のキーフォッブは車両のサーチフィールド内にあることが確認される。主スイッチがオン位置でないと判定されたとき、キーフォッブが車両のキーフォッブ・スロット内にあるかが判定される。主スイッチがオン位置にあると判定されたときにキーフォッブがサーチフィールド内にあると確認されたとき、または、主スイッチがオン位置でないと判定されたときにキーフォッブがキーフォッブ・スロット内にあると判定されたときのうちのいずれか一方の場合、エンジンが始動される。この方法は、主スイッチがエンジンを始動する前にオン位置でないと判定されたとき、キーフォッブをキーフォッブ・スロット内でロックするステップを含み得る。主スイッチが上記オン位置でないと判定されたとき、キーフォッブはキーフォッブ・スロット内でロックされない。
本発明の更なる別の態様では、車両のためのスマート通信システムが提供される。より詳細には、本態様によれば、スマート通信システムは、エンジン始動信号を発生するエンジン始動アクチュエータと、エンジン始動アクチュエータからエンジン始動信号を受信する車両搭載型制御ユニットとを含む。主スイッチは制御ユニットに接続され、車両のスマート機能を切り替える。車載送信機は制御ユニットに接続され、要求信号を携帯機器へ送信する。車載送信機は、エンジン始動信号が制御ユニットによって受信され、主スイッチがオン位置にあるとき、サーチフィールド内に要求信号を送信する。車載受信機は制御ユニットに接続され、携帯ユニットから要求信号に応じた確認信号を受信する。キーフォッブを受承するキーフォッブ・スロットが車両に設けられ、制御ユニットに接続される。制御ユニットは、車載受信機が要求信号に応じた確認信号を受信し、主スイッチがオン位置にあるとき、または、キーフォッブがキーフォッブ・スロット内にあると判定され、主スイッチがオフ位置にあるときのうちの少なくとも一方の場合、エンジンを始動するように構成されている。この方法は、制御ユニットに接続され、キーフォッブをキーフォッブ・スロット内でロックするロッキング機構部をさらに含み、制御ユニットは、キーフォッブがキーフォッブ・スロット内にあり、エンジン始動信号が受信されたとき、キーフォッブをキーフォッブ・スロット内でロックするためにロッキング機構部を作動させるように構成され得る。キーフォッブは、主スイッチがオン位置にあるとき、ロッキング機構部によってキーフォッブ・スロット内でロックされない。
車両用のスマート通信システムの例示的な実施形態を示す概略図である。 サーチフィールド内でLF信号を送信する図1のスマート通信システムの車載送信機の概略図である。 スマート通信方法の例示的な実施形態の図である。 主スイッチがオン位置にあるかを判定するスマート通信方法の例示的な実施形態の図である。 車両電源の状態に依存してキーフォッブをキーフォッブ・スロット内で選択的にロックする方法の例示的な実施形態の図である。 キーフォッブ・スロット・ロッキング機構部に関連したスマート通信システムを利用する方法の例示的な実施形態の図である。 キーフォッブ・スロット・ロッキング機構部に関連したスマート通信システムを利用する方法の例示的な実施形態の図である。 主スイッチの位置に依存してキーフォッブをキーフォッブ・スロット内で選択的にロックする方法の例示的な実施形態の図である。 キーフォッブ・スロット内でロックされている間にキーフォッブの取り外しが試みられたことを検出し、取り外しの試みが検出されたときに警告を発する方法の例示的な実施形態の図である。 車両のエンジンを始動するスマート通信方法の例示的な実施形態の図である。
1つまたは複数の例示的な実施形態を示す目的のため示された図面を参照する。図1は車両12のためのスマート通信システム10を概略的に示す。図示されるように、システム10は車載送信機18および車載受信機20を含み得る。より詳細に後述されるように、車載受信機20は、携帯機器26(またはその他の供給元)から作動信号または起動信号24を受信するものであり、車載送信機18は携帯機器26からの適切な識別情報を要求するために要求信号または検証信号22を携帯機器26へ送信するものである。また、車載受信機20は、携帯機器26から検証信号22に応じた確認信号25を受信する。
システム10は、送信機18および受信機20に動作可能に接続されたコントローラまたは制御ユニット36をさらに含み得る。作動信号24は、制御ユニット36を介して、システム10が、携帯機器26が車両12から所定の距離の範囲内にあることを検証するハンドシェイク通信を開始することができる。検証された場合、制御ユニット36は、携帯機器26から受信された作動信号24に基づいて動作を開始するためにコマンド信号90aを実行コンポーネント90へ送信可能である。実行コンポーネント90は、特定の車両機能を実行するために制御ユニット36から受信されたコマンドを実行するモータ、パワーロックなどであり得る。
より詳細には、さらに図2を参照すると、携帯機器26から作動信号24が受信されると(または、何らかのその他の作動信号が受信されると)、車載送信機18は、サーチフィールド28内に(たとえば、低周波で)検証信号22を送信することができる。一例では、作動信号24(または何らかのその他の作動信号)は、ドアに触れる、ドアハンドルを引く、ドアを開ける、ドアのロックを解除する、エンジン始動ボタンを押す、または、車両のドアを閉めるといった対応する作動動作によって開始される。作動信号24(または何らかのその他の作動信号)および対応する作動動作は、車両ドアのロック解除/ロック、車両ウィンドウまたは電動ドアの開閉、車両のエンジンの始動などのような特定の車両機能に対応し得る。
車載送信機18は、検証信号22を送信するアンテナ32を含み得る。検証信号22(およびサーチフィールド28)は、アンテナ32から全方向に放射可能であることが理解されるべきである。なお、ある方向が他の方向より強いことはある(そしてこれは図示されていない)。同様に、車載受信機20は、携帯機器26から作動信号24および確認信号25を受信するアンテナ34を含み得る。また、所望の半径または面積のサーチフィールド28内でのみ通信を可能にするために、電力がアンテナ32に適切に供給され得る。本開示のその他の実施形態は異なる数および電力のアンテナを採用してもよいことが理解されるべきである。
これに代えてまたはこれに加えて、制御ユニット36は、車両12の特定の機能を開始するために、特定の車両機能に対応する作動コンポーネント88から入力(たとえば、作動信号88a)を受信し得る。作動コンポーネント88は、ドアのロック解除またはロック、ウィンドウの開閉、エンジン始動などのような特定の車両機能を開始する車両12上にあるダイヤル、スイッチ、押しボタンなどであり得る。特に、作動信号88aは、対応する作動動作が行われていることを示すことができる。対応する作動動作は、作動コンポーネント88の作動であり得る。たとえば、作動動作は、作動コンポーネント88がボタンである場合、作動コンポーネント88の押下であり得る。図示された実施形態は、1つの作動コンポーネントのみを示しているが、スマート通信システム10には任意の数の作動コンポーネントを用いることができることが理解されるべきである。この構成によって(すなわち、携帯機器26から作動信号24を受信し、および/または、作動コンポーネント88から作動信号88aを受信することにより)、コマンドが有線と無線の両方の通信プロトコルを介して車両12によって受信され得る。
1つの例示的な実施形態では、作動コンポーネント88は、エンジン始動信号として作動信号88aを発生するエンジン始動アクチュエータ(たとえば、押しボタン型エンジン始動アクチュエータ)である。本実施形態では、特定の車両機能は車両12のエンジン100の始動であり、信号88aは、エンジン始動アクチュエータ88の作動(たとえば、エンジン始動アクチュエータの押下)が行われていることを示す。制御ユニット36は、本実施形態では、エンジン始動アクチュエータ88からエンジン始動信号88aを受信し、その後、携帯機器26がサーチフィールド28内にあることを確認するために検証信号22を携帯機器26へ送信することができる。携帯機器26がサーチフィールド28内にあるという確認は、検証信号22を受信し、確認信号25によって応答する携帯機器26によって行われ得る。
キーフォッブ96を受承するキーフォッブ・スロット94が設けられ得る。ロッキング機構部92がキーフォッブ・スロット94と関連付けられ、キーフォッブ96をキーフォッブ・スロット94内で選択的にロックし得る。キーフォッブ・スロット94およびロッキング機構部92は、制御ユニット36に連結され得る。キーフォッブ・スロット94は、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94へ挿入され易くなっている。例示目的で、キーフォッブ96は携帯機器26とは別個の構成要素として示されている。しかし、携帯機器26とキーフォッブ96とが同じ構成要素であってもよいことが理解されるべきである。したがって、携帯機器26およびキーフォッブ96に関連したコンポーネント(およびコンポーネントに関連付けられた機能)は交換可能である。
キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内に入ると、ロッキング機構部92はキーフォッブ96の取り外しを防止するために、キーフォッブ96を機械的に係止する。ロッキング機構部92の起動は、スマート通信システム10のスマート機能がアクティブ状態であるか、車両内の電源が入れられているか、アクセサリスイッチがオンであるかなどのような任意の数の要因に依存し得る。一例では、ロッキング機構部92は、車両内で電源がオンであるときはいつでもキーフォッブ96を係止する。別の例では、ロッキング機構部92は、システム10のスマート機能がアクティブ状態であるときはいつでもキーフォッブ96を係止する。より詳細に後述されるように、システム10のスマート機能は、制御ユニット36に接続された、車両12のスマート機能を切り替える主スイッチ98を介してオンおよびオフにされ得る。主スイッチ98は、ハードウェアまたはソフトウェアによって実施され得る。たとえば、主スイッチ98は、物理的なスイッチであってもよく、または、ソフトウェアで実現され、何らかの車両通信システム(たとえば、CAN、ISO9141など)を介して通信されてもよいことが当業者によって理解されるべきである。さらに別の実施形態では、ロッキング機構部92は、主スイッチ98がオフ位置にあるときにのみキーフォッブ96を係止する。ロッキング機構部92によるキーフォッブ・スロット94内でのキーフォッブ96のロックおよびロック解除は、より詳細に後述されるように、制御ユニット36によって制御され得る。
システム10は、キーフォッブ96がロッキング機構部92によってキーフォッブ・スロット94内でロックされている間にキーフォッブ・スロット94からのキーフォッブ96の取り外しの試みを検出する取り外し検出器102をさらに含むことがある。取り外し検出器102は、一実施形態では、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内でロックされている間に取り外す力がキーフォッブ96に印加されたときを検出することができる。たとえば、取り外し検出器102は、取り外す力がキーフォッブ96に印加されているときを判定する歪みゲージであるか、または、歪みゲージを含み得る。あるいは、取り外し検出器102は、キーフォッブ・スロット94からのキーフォッブ96の部分的な取り外しを検出するスイッチであるか、または、スイッチを含み得る。たとえば、キーフォッブ96とキーフォッブ・スロット94との間の相対的な移動は、スイッチとして構成された場合取り外し検出器102を始動させることができる。聴覚インジケータおよび/または視覚インジケータであり得るインジケータ104は、車両12に設けられ、取り外し検出器102がキーフォッブ96がロッキング機構部92によってキーフォッブ・スロット94内でロックされている間にキーフォッブ・スロット94からのキーフォッブ96の取り外しの試みを検出したことをドライバに警告し得る。
携帯機器26は、作動信号24および/または確認信号25を車両12へ、特に、車載受信機20へ送信するアンテナ46を有する携帯送信機44を含み得る。また、携帯機器26は、検証信号22を受信するアンテナ42を含み得る。さらに、携帯機器26は、受信機40と送信機44との間で通信および動作を調整するコントローラまたは制御ユニット48を含み得る。制御ユニット48は、送信機44から信号を送出するために第1のボタン80および第2のボタン82に連結され得る。場合によっては、主スイッチ98aが、車両12上の主スイッチ98の代わりに(または、スイッチ98の他に)携帯機器26に設けられ得る。一例では、主スイッチ98aは、車両12上の主スイッチ98に関連して説明されたように、システム10のスマート機能を切り替える携帯機器26上のボタンである。
これに代えてまたはこれに加えて、他の手段または方法が作動信号を開始するために使用され得る(たとえば、指定された方法で携帯機器26を移動する)。図示された実施形態では、ボタン80、82は、各ボタンを1回以上押下することにより、ロックおよびロック解除のような特定の機能をそれぞれ起動し得る。ボタン80、82、98aの機能は、ボタン80、82、98aが押下される回数または組み合わせに基づいて変えることができる。携帯機器26は、いろいろなボタン組み合わせおよび/またはボタン押下の回数を特定のウィンドウの開閉に関連付けることを可能にするように構成され得ることが理解されるべきである。さらなる構成では、このような作動が携帯機器26が車両12から所定の半径の範囲内にあるときにのみ行われるようにすることができる。
サーチフィールドまたは半径28のサイズは、車両サイズ、ウィンドウの数、ウィンドウの種類、無線設定、製造元、モデル、地理的位置などの多数の要因に関連付けられ得る。一例では、車両12は、車両を使用することが予想される乗員の種類に関する複数の設定条件を有する。ある場合では、子供用設定条件は、携帯機器26のウィンドウ閉鎖機能を無効にしてもよい。別の場合では、通常設定条件は、携帯機器26が車両12の所定の半径(たとえば、6メートル)の範囲内にあるのみウィンドウ閉鎖を許可する。
一実施形態では、ロッキング機構部92は、主スイッチ98(またはスイッチ98a)の選択された状態によって判定されるように、システム10のスマート機能がオンであるときに起動される。主スイッチ98がオン位置にある場合、システム10は、ボタン80、82および/または作動コンポーネント88を介して受信された入力に応答してキーフォッブ96を探索するためサーチフィールド28(たとえば、120kHz)を送信する。一方、主スイッチ98がオフ位置にある場合、サーチフィールド28は無効にされ得る。ユーザは、車両12のドアをロック/ロック解除するために、携帯機器26上の(または、隠されたメカニカルキーによって)ボタン80、82を使用することができる。キーフォッブ96は、車両12の計器パネルまたはダッシュボードパネルに配設され得るキーフォッブ・スロット94内へ挿入され得る。一実施形態では、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内に入ると、キーフォッブ96は、車両電源(たとえば、アクセサリ電源、フルイグニッション電源など)がオンであるときはいつでも、所定の位置にロックされる。この態様では、キーフォッブ96は、電源が完全にオフにされるまで、キーフォッブ・スロット94からロック解除しない。さらに、ユーザは、キーフォッブ96をキーフォッブ・スロット94内に挿入することができ、キーフォッブ96は、電源がオンであるとき、主スイッチ98の状態とは無関係にロックされる。いくつかの場合に、ユーザは、キーフォッブ・スロット94からキーフォッブ96を取り外すことを試みる前に電源をオフにし忘れることもある。この状況では、キーフォッブ・スロット94のロッキング機構部92がキーフォッブ・スロット94内に挿入されたキーフォッブ96の取り外しを防止するため係止される。
別の例示的な実施形態では、システム10のスマート機能は主スイッチ98を介してオフにされてもよい。キーフォッブ96は、(たとえば、車両12のエンジン100を始動するために)キーフォッブ・スロット94内に挿入されてもよい。キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内にあると、キーフォッブ96は、車両電源(たとえば、アクセサリ電源、フルイグニッション電源など)がオンであるときはいつでも、所定の位置にロックされる。本態様では、電源が完全にオフにされるまで、キーフォッブ96はキーフォッブ・スロット94からロック解除されない。主スイッチ98がオン位置にあるとき、すなわち、システム10のスマート機能がオンであるとき、キーフォッブ96はキーフォッブ・スロット94内にロックされず、ユーザは運転中のいつでもキーフォッブ96を取り外すことができる。
よって、システム10のスマート機能がアクティブ状態であるとき、キーフォッブ96はサーチフィールド28によって見つけられ識別されているので、ユーザは車両12を始動するためにキーフォッブ96をキーフォッブ・スロット94内に入れる必要はない。この態様では、キーフォッブ・スロット94は本質的にキーフォッブ96のホルダーになる。さらに、キーフォッブ・スロット94をロックする必要がないので、米国運輸省によって定められた適用法規(たとえば、FMVSS114に基づく)を満たすことができる。その結果、システム10のスマート機能がオンモードにあるときにロッキング機構部92が起動されないので、ユーザがキーフォッブ・スロット94を損傷することを防止する。
さらに別の例示的な実施形態では、制御ユニット36は、車載受信機20が要求信号22に応じた確認信号25を受信し、主スイッチ98がオン位置にあるとき、または、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内にあることが判定され、主スイッチ98がオフ位置にあるときのうちの少なくとも一方の場合、エンジン100を始動するように構成され得る。要求信号22は、エンジン始動信号88aが制御ユニット36によって受信され、主スイッチがオン位置にあるときに送信され得る。制御ユニット36は、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内にあり、エンジン始動信号88aが受信されたときに、キーフォッブ96をキーフォッブ・スロット94内でロックするためにロッキング機構部92を作動するようにさらに構成され得る。しかし、主スイッチ98が本実施形態においてオン位置にあるとき、キーフォッブ96はロッキング機構部92によってキーフォッブ・スロット94内でロックされない。
図3を参照すると、車両のための既知のスマート通信方法が示されている。図3のスマート通信方法は、図1に示されたスマート通信システム10と共に使用することができ、必須ではないが、図1を参照して説明される。S202では、特定の車両機能(たとえば、車両ドアのロックまたはロック解除、車両ウィンドウの開閉、車両のエンジン100の始動など)に対応する携帯機器26からの信号24または作動コンポーネント88からの信号88aのような作動信号が制御ユニット36によって受信される。作動信号は、ユーザによる携帯機器26上のボタン80または82のうちの一方の押下、ユーザによる作動コンポーネント88の作動(たとえば、エンジン始動ボタンの押下)などのような対応する作動動作が行われていることを示す。
スマート機能が有効にされると、S204において、要求信号22が車両12の車載送信機18によって送信される。次に、S206において、携帯装置26がサーチフィールド28内にあるかに関する判定が行われる。たとえば、車載送信機18は検証信号22を携帯機器26へ送信してもよい。携帯機器26がサーチフィールド28内にあり、検証信号22を受信すると、携帯機器26は、携帯装置26がサーチフィールド28内にあることを確認するために、S210において車載受信機20によって受信される確認信号25を送信してもよい。確認信号25が車載受信機20によって受信されない場合、S208において制限時間が終了したかに関する判定が行われる。制限時間は、たとえば、5秒間のような短い期間であってもよい。S208において制限時間が終了していない場合、要求信号22はS204において送出し続けられる。一方、S208において制限時間が終了している場合、この方法は、S202へ戻り、作動信号24または88aのような別の作動信号を待ち受ける。S206において携帯機器がサーチフィールド内にあると判定された場合、S210において確認信号25が車載受信機20によって受信される。S210における確認信号の受信後、S212において制御ユニット36は車両機能を作動することができる。たとえば、制御ユニットはコマンド信号90aを実行コンポーネント90へ送信することができる。
図4を参照すると、スイッチ98または98aのような主スイッチを有する車両のための、車両の内部でスマート機能のオンとオフとを切り替える例示的なスマート通信方法が示されている。図4の方法は、図1に示されたスマート通信システム10と共に使用することができ、必須ではないが、図1を参照して説明される。S220において、特定の車両機能(たとえば、1つ以上の車両ドアのロックまたはロック解除、車両ウィンドウの開閉、車両のエンジン100の始動など)に対応する作動信号24または88aのような作動信号が受信される。作動信号24または88aは、対応する作動動作(たとえば、ボタン80または82が押下されている、エンジン始動アクチュエータの押下など)が行われていることを具体的に示す。S222において、主スイッチ98または98aがオン位置にあるかに関して判定が行われる。主スイッチ98または98aは車両12のスマート機能のオンとオフとを切り替える。主スイッチ98または98aがオンであるとき、スマート機能がオンにされ、車両12は、スマート機能の範囲内で提供された特定の車両機能が開始されたときにサーチフィールド28内で携帯機器26を探索する。
主スイッチ98または98aがオフであるとき、車両12のスマート機能がオフにされ、サーチフィールド28内での携帯機器26の探索は行われない。したがって、S222において主スイッチ98または98aがオン位置にないとき、S224において車両機能の手動式作動が要求される。たとえば、特定の車両機能が車両ドアのロック解除であり、この特定の車両機能に対応する作動動作が作動信号を開始するためにドアハンドルを引くことであるとき、サーチフィールド28内での携帯機器26の探索は行われずに、手動式作動が要求される。手動式作動は、車両ドアを機械式にロック解除するため車両28のロック機器へのキー106の挿入を含み得る(図1)。あるいは、特定の車両機能が車両エンジンの始動であり、対応する作動動作がエンジン始動ボタンの押下であるとき、S224における車両機能の手動式作動は、キーフォッブ・スロット94内へのキーフォッブ96の挿入を含み、または、車両12のイグニッションシリンダーへのキーの挿入を含み得る。
S222において主スイッチ98または98aがオン位置にあるとき、S226において要求信号22が車載送信機18によって送信される。S228において、携帯機器26がサーチフィールド28内にあるかに関する判定が行われる。肯定である場合、S230において、携帯機器26からの確認信号25が車載受信機20によって受信される。S228において否定であり、S232において判定されたときに制限時間が終了していない場合、S226において要求信号が連続的に送出される。S232において制限時間が終了していない場合、S224において車両機能の手動式作動が要求されるか、または、S220において新しい作動信号22または88aが要求される。S230において確認信号25が受信された場合、車両機能がS234において作動される。
図4の方法によれば、S222において主スイッチ98または98aがオン位置ではないと判定されたとき、または、S228においてキーフォッブ96がサーチフィールド28内に存在しないことが確認されたときのうちの少なくとも一方の場合に、S224において車両機能の手動式作動が要求される。特定の車両機能が車両12のドアのロックを解除しているとき、S224において要求される手動式作動は、ドアのロックを解除するためにボタンアクチュエータ(たとえば、ボタン80または82)を押下すること、または、メカニカルキー106をキースロット108a内に受承し、次に、メカニカルキー106の回転のロックを解除することのうちの少なくとも一方であり得る。特定の車両機能が車両12のエンジン100の始動であるとき、S224において要求される手動式作動は、作動信号の受信前にキーフォッブ96をキーフォッブ・スロット94内に受承することであり得る。より詳細に後述されるように、S222において主スイッチ98または98aがオン位置ではないと判定されたとき、キーフォッブ96はロッキング機構部92によってキーフォッブ・スロット94内でロックされ得る。
図5を参照すると、キーフォッブを受承するキーフォッブを有する車両のためのスマート通信方法が示されている。図5に示された方法は、図1のスマート通信システム10において使用することができ、必須ではないが、図1を参照して説明される。この方法では、S240において、キーフォッブ96はキーフォッブ・スロット94内に受承される。S242において、車両電源がオンであるかに関する判定が行われる。S242において車両電源がオンであると判定されたとき、S224においてキーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内でロックされ、さもなければ、S246においてキーフォッブ96はキーフォッブ・スロット94内でロックされない。一例として、車両のイグニッション状態がアクセサリ状態または走行状態のうちの少なくとも一方であるとき、車両電源はオンであると判定される。S244においてキーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内でロックされた後、S248において車両電源がオフにされたかに関する判定が行われる。S248において車両電源がオフにされたと判定されたとき、S250においてキーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94からロック解除され、さもなければ、S252においてキーフォッブ96とキーフォッブ・スロット94とのロックが維持される。
図5および6は、キーフォッブ・スロット・ロッキング機構部(たとえば、ロッキング機構部92)に関連したスマート・エントリー・システムを利用する方法400を示している。402で主スイッチはオン位置に切り替えられ、404でスマート・エントリー・システム(たとえば、スマート・エントリー・システム10)が車両アクセスを可能にするため起動される。キーフォッブがキーフォッブ・スロット内にあることを検証するためのチェックが406で行われる。スマート・エントリー・システムが主スイッチを用いて起動されたとき、ロッキング機構部は、キーフォッブがキーフォッブ・スロット内にあるかとは無関係に、408および410でロック解除状態を維持する。このような構成にとっての1つの利点は、ロッキング機構部の損傷を回避することである。一例では、ロッキング機構部が係止されたとき、キーフォッブ・スロットからのキーフォッブの取り外しが試され、それによって、ロッキング機構部の機能を損傷するか、さもなければ、危うくするかもしれない。ロッキング機構部の係止を解除することにより、このような損傷が回避されることがある。
別のシナリオでは、システムが標準的なイグニッションシステムとして動作するとき、ユーザはキーフォッブ・スロットをロックすることを望む場合がある。この場合、420で、主スイッチはオフ位置に切り替えられ、422で、スマート・エントリー・システム(たとえば、スマート・エントリー・システム10)が停止される。ロッキング機構部は424で有効にされるので、キーフォッブ・スロット内に置かれたとき、キーフォッブをロックする。このようにして、メカニカルキーまたは標準的なリモート・キーレス・エントリーである場合のように、車両エントリーが行われ得る。
図8を参照すると、スマート機能をオンとオフとに切り替える主スイッチを有する車両のためのスマート通信方法が示されている。図8に示された方法は、図1のスマート通信システム10において使用することができ、必須ではないが、図1を参照して説明される。この方法では、S260において、キーフォッブ96が車両12のキーフォッブ・スロット94内に受承される。S262において、主スイッチ98または98aがオン位置にあるかに関する判定が行われる。S262において、主スイッチ98または98aがオン位置にあると判定されたとき、S264において、キーフォッブ96はキーフォッブ・スロット94内でロックされ、そうでなければ、S266において、キーフォッブ96はキーフォッブ・スロット94内でロックされない。例示的な一実施形態では、車両電源がオンであるときにのみ、S264においてキーフォッブ・スロット94内でのキーフォッブ96のロックが行われる。S268において、キーフォッブ96はキーフォッブ・スロット94からロック解除されることがある。例示的な一実施形態では、S268におけるこのようなキーフォッブ・スロット94からのキーフォッブ96のロック解除は車両電源がオフであるときにのみ行われる。
図9を参照すると、キーフォッブを受承するキーフォッブ・スロットを有する車両のためのスマート通信方法が示されている。図8に示された方法は、図1のスマート通信システム10において使用することができ、必須ではないが、図1を特に参照して説明される。この方法では、S276において、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内に受承される。S278において、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内でロックされる。キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内でロックされている間に、S280においてキーフォッブ・スロット94からのキーフォッブ96の取り外しの試みが検出される。S280におけるキーフォッブ・スロット94からのキーフォッブ96の取り外しの試みの検出は、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内でロックされている間に、キーフォッブ96に印加された取り外す力を検出することを含み得る。この取り外す力の検出は、取り外す力がキーフォッブ96に印加されているときを判定するために歪みゲージを使用することを含み得る。あるいは、S280における取り外しの試みの検出は、スイッチによるキーフォッブ・スロット94からのキーフォッブ96の部分的な取り外しの検出を含むことがある。たとえば、キーフォッブ94とキーフォッブ・スロット96との間の相対的な移動は、取り外しの試みが行われていることを示すためにスイッチを作動し得る。
S280において取り外しの試みが検出されたとき、さらなる取り外しがキーフォッブ96を損傷する可能性があることをドライバに通知するために、S282において警告が発せられ得る。S282において発せられた警告は、車両の中での聴覚警告または視覚警告のうちの少なくとも一方(たとえば、電光メッセージ、光インジケータ、ベルまたはブザーなど)であり得る。例示的な実施形態では、スマート機能のオンとオフとを切り替える主スイッチ98または98aがオフ位置にあるときにのみ、キーフォッブ96はS278においてキーフォッブ・スロット94内でロックされる。S278におけるキーフォッブ・スロットのロックは、主スイッチ98または98aがオフ位置にあり、かつ、車両電源がオンであるときにのみ、キーフォッブ96をキーフォッブ・スロット94内でロックすることにさらに制限され得る。
キーフォッブ・スロット94内でロックされている間にキーフォッブ96の取り外しの試みを検出するステップと、取り外しの試みが検出されたときに警告を発するステップとは、本明細書に記載されているその他の方法および実施形態の何れにも適用され得る。たとえば、図8を簡単に参照すると、キーフォッブ・スロット94からのキーフォッブ96の取り外しの試みは、S264においてキーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内でロックされている間に、キーフォッブ96に印加されている取り外す力を検出すること、または、キーフォッブ96とキーフォッブ・スロット94との間の相対的な移動を検出することのうちの少なくとも一方によって検出され得る。このようにして検出されたとき、図9のS282に記載されているように警告がキーフォッブ96への損傷を回避するために発せられ得る。
図10を参照すると、車両のためのスマート通信方法が示されている。図10に示された方法は、図1のスマート通信システム10において使用することができ、必須ではないが、図1を特に参照して説明される。この方法では、S290において、車両12のエンジン100の始動に対応する作動信号88aが受信される。作動信号88aをトリガするため、作動コンポーネント88が作動され得る。たとえば、作動コンポーネント88は、エンジン100を始動する押しボタンであり得る。押しボタンが押下されると、作動コンポーネント88は作動信号88aを制御ユニット36へ送信する。次に、制御ユニット36は、S292において車両12のスマート機能を切り替える主スイッチ98または98aがオン位置にあるかを判定する。
S292において主スイッチ98または98aがオン位置にあるとき、車両12のキーフォッブ96がサーチフィールド28内にあることが確認される。特に、このような確認は、S294において、要求信号22を携帯機器26へ送信することを含み得る。次に、S296において携帯機器26がサーチフィールド26内にあるかに関する判定が行われる。携帯機器26がサーチフィールド28内にある場合、S298において確認信号25が携帯機器26から受信される。S296において携帯機器26がサーチフィールド28内にないと確認された場合、S300において制限時間が終了したかに関する判定が行われる。S300において制限時間が終了していない場合、要求信号22がS294において継続的に送信される。一方、S300において制限時間が満了している場合、この方法はS290へ戻る。
S292において判定されたときに主スイッチ98または98aがオン位置にないとき、S302においてキーフォッブ96が車両12のキーフォッブ・スロット94内にあるかに関する判定が行われる。エンジンは、一般に、主スイッチ98または98aがオン位置にあると判定されたときにキーフォッブ96がサーチフィールド28内にあると確認されたとき、または、主スイッチ98または98aがオン位置にないと判定されたときにキーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内にあると判定されたときのうちの一方の場合に始動される。特に、キーフォッブ96がサーチフィールド28内にあると確認され、主スイッチ98または98aがオン位置にあると判定されたときに、エンジンがS306で始動される。S304において、キーフォッブ96がキーフォッブ・スロット94内にあると判定され(S302)、主スイッチ98または98aがオン位置にないと判定されたときに、エンジンが始動される。場合によっては、S304において主スイッチ98または98aがエンジンの始動前にオン位置にないと判定されたとき、キーフォッブ96はS308においてキーフォッブ・スロット94内でロックされ得る。特に、S310において示されているように、主スイッチ98または98aがS292においてオン位置にあると判定されたとき、キーフォッブ96はキーフォッブ・スロット94内でロックされない。
本明細書に示された特定の例示的な実施形態に関し、ある構造的および/または機能的な特徴が、定義された要素および/または構成要素内に組み込まれているものとして記載されていることが理解されるべきである。しかし、これらの特徴は、同一の利益または類似した利益を有して、共通した要素および/または構成要素、または、別個の要素および/または構成要素に適宜同様に組み込まれてもよいことが考慮される。たとえば、制御ユニット36はシステム10にわたって分散していてもよい。例示的な実施形態の異なる態様が、所望の用途に適した他の代替的な実施形態を実現するために、適宜選択的に用いられてもよく、これにより、これらの他の代替的な実施形態が、本明細書に組み込まれている態様のそれぞれの利点を実現することもまた理解されるべきである。
本明細書に記載された特定の要素または構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの組み合わせで適切に実施された機能を有することもまた理解されるべきである。さらに、一体として組み込まれているように本明細書に記載された要素は、適当な状況下では、独立した要素でもよく、または、他の方法で分割されていてもよいことが理解されるべきである。同様に、1つの特定の要素によって実施されるように記載されている複数の特定の機能は、個々の機能を実施するために独立に動作する複数の別個の要素によって実施されてもよく、または、個別の機能が分割され、協動する複数の別個の要素によって実施されてもよい。あるいは、互いに区別できるように本明細書においてそれ以外の形で記載および/または明らかにされたいくつかの要素または構成要素は、適宜物理的または機能的に組み合わされてもよい。
上記の種々の特徴および機能とその他の特徴および機能、それらの代替、または、それらの変形は、望ましくは、多数のその他の異なるシステムまたは用途と組み合わせてもよいことが理解されるであろう。さらに、上記の特徴および機能における種々の現在予見していない、または、予期してない代替、変更、変形、または、改良が当業者によって後に行われることがあるが、これらは特許請求の範囲に包含されることが同様に意図されている。
94 キーフォッブ・スロット
96 キーフォッブ
98 主スイッチ

Claims (22)

  1. スマート機能のオン・オフの切り替えを手動操作によって行う主スイッチを有する車両のスマート通信方法であって、
    特定の車両機能に対応する作動信号を電子キーフォッブ及び作動コンポーネントの少なくとも一方から受信するステップと、
    前記スマート機能のオン・オフの切り替えを手動操作によって行う前記主スイッチがオン位置にあるか否かを判定するステップと、
    前記作動信号を受信した際に、前記主スイッチが前記オン位置にあると判定されたときには前記車両の前記電子キーフォッブが前記車両のサーチフィールド内にあることを無線で確認するステップと、
    前記電子キーフォッブが前記サーチフィールド内にある確認する確認信号を前記電子キーフォッブが送信することに基づいて、前記特定の車両機能を作動させるステップと、
    前記主スイッチが前記オン位置にないと判定された場合及び前記電子キーフォッブが前記サーチフィールド内にあると確認されていない場合の少なくとも一方の場合に、キーフォッブ・スロット内の前記電子キーフォッブが取り除かれることを防止するために前記電子キーフォッブをロックするステップと、
    前記主スイッチが前記オン位置にあると判定された場合、前記キーフォッブ・スロット内の前記電子キーフォッブを取り外すことができるように前記電子キーフォッブのロック解除を行うステップと、
    を含み、
    前記電子キーフォッブから受信される前記作動信号は、前記電子キーフォッブに対するユーザの入力に基づいて前記電子キーフォッブが送信する信号であり、及び前記作動コンポーネントから受信される前記作動信号は、前記特定の車両機能を作動させるようにユーザが前記作動コンポーネントを操作することに基づいて前記作動コンポーネントが送信する信号であることを特徴とする方法。
  2. 前記主スイッチが前記オン位置にないと判定された場合及び前記電子キーフォッブが前記サーチフィールド内にあると確認されていない場合の少なくとも一方の場合に前記特定の車両機能を作動させるのに必要な手動による前記特定の車両機能の作動を更に含む請求項1のスマート通信方法。
  3. 前記手動による特定の車両機能の作動は、前記作動信号を受信する前に前記電子キーフォッブを前記キーフォッブ・スロット内に収容させて前記車両のエンジンを始動することと、機械的なキーをキースロット内に収容した後で前記車両のドアのロック解除を行う方向に前記機械的なキーを回転させることと、前記車両のドアのロック解除を行うためのボタン式のアクチュエータを押すことと、の少なくとも1つを含む請求項に記載のスマート通信方法。
  4. 前記車両の電子キーフォッブが前記車両のサーチフィールド内にあることを確認するステップは、
    前記サーチフィールド内で低周波数の要求信号を前記電子キーフォッブに送信するステップと、
    前記電子キーフォッブが前記サーチフィールド内にあることを確認する前記確認信号を前記電子キーフォッブから受信するステップと、
    を含む請求項1に記載のスマート通信方法。
  5. スマート機能のオン・オフの切り替えを行う主スイッチと、電子キーフォッブを収容するキーフォッブ・スロットと、を有する車両のスマート通信方法であって、前記電子キーフォッブは、前記電子キーフォッブに対するユーザの入力に基づいて作動信号を前記車両に送信するとともに、前記スマート機能がオンであるときに前記車両からの要求信号に応じて、前記電子キーフォッブが前記車両のサーチフィールド内にあることを確認する確認信号を送信して前記作動信号に対応する特定の車両機能を作動させるように構成されており、前記車両のスマート通信方法は、
    前記主スイッチがオン位置にあるか否かを判定するステップと、
    前記主スイッチがオン位置にないと判定されるとともに車両電源がオンであることに基づき前記電子キーフォッブを前記キーフォッブ・スロット内でロックするステップと、
    前記主スイッチが前記オン位置にあると判断されることに基づいて前記キーフォッブ・スロット内での前記電子キーフォッブのロックを解除するステップと、
    を含むことを特徴とするスマート通信方法。
  6. 前記車両電源は、イグニッション状態がアクセサリ状態及び走行状態のうちの少なくとも一方の状態であるとき、オンである請求項に記載のスマート通信方法。
  7. 前記スマート通信方法は、更に、前記車両電源がオフのときに前記電子キーフォッブをキーフォッブ・スロットからロック解除するステップを含む請求項に記載のスマート通信方法。
  8. 前記スマート通信方法は、更に、前記電子キーフォッブが前記キーフォッブ・スロット内でロックされている状態で前記キーフォッブ・スロットから前記電子キーフォッブを取り外す試みの検出を、前記電子キーフォッブに印可された取り外す力の検出と、前記電子キーフォッブと前記キーフォッブ・スロットとの相対移動の検出と、の少なくとも一方の検出によって行うステップを含む請求項に記載のスマート通信方法。
  9. 前記スマート通信方法は、更に、前記キーフォッブ・スロットから前記キーフォッブを取り外す試みが検出されたとき、前記キーフォッブへの損傷を防止するために警告を発するステップを含む請求項に記載のスマート通信方法。
  10. スマート機能のオン・オフの切り替えを行う主スイッチと、電子キーフォッブを収容するキーフォッブ・スロットと、を有する車両のスマート通信方法であって、前記電子キーフォッブは、前記電子キーフォッブに対するユーザの入力に基づいて作動信号を前記車両に送信するとともに、前記スマート機能がオンであるときに前記車両からの要求信号に応じて、前記電子キーフォッブが前記車両のサーチフィールド内にあることを確認する確認信号を送信して前記作動信号に対応する特定の車両機能を作動させるように構成されており、前記車両のスマート通信方法は、
    前記電子キーフォッブを前記キーフォッブ・スロット内でロックするステップと、
    前記電子キーフォッブが前記キーフォッブ・スロット内でロックされているときのみに前記キーフォッブ・スロットから前記電子キーフォッブを取り外す試みを検出するステップと、
    を含んでおり、
    前記電子キーフォッブは、前記主スイッチがオフ位置にあるときに、前記キーフォッブ・スロット内にロックされることを特徴とするスマート通信方法。
  11. 前記電子キーフォッブは、前記主スイッチがオフ位置にあるとともに車両電源がオンであるときに、前記キーフォッブ・スロット内にロックされる請求項10に記載のスマート通信方法。
  12. 前記キーフォッブ・スロットから前記電子キーフォッブを取り外す試みを検出するステップは、前記電子キーフォッブが前記キーフォッブ・スロット内にロックされているときに前記電子キーフォッブに印可された取り外す力を検出するステップを含む請求項10に記載のスマート通信方法。
  13. 前記取り外す力を検出するステップは、前記取り外す力が前記電子キーフォッブに印可されているときを判定するために歪みゲージを使用するステップを含む請求項12に記載のスマート通信方法。
  14. 前記キーフォッブ・スロットから前記電子キーフォッブを取り外す試みを検出するステップは、スイッチによる前記キーフォッブ・スロットからの前記電子キーフォッブの部分的な取り外しの検出を行うステップを含む請求項10に記載のスマート通信方法。
  15. 前記スマート通信方法は、更に、前記キーフォッブ・スロットから前記電子キーフォッブを取り外す試みが検出されたときに、更なる取り外しが前記電子キーフォッブを損傷する可能性があることを通知するために警告を発するステップを含む請求項10に記載のスマート通信方法。
  16. 前記警告は、前記車両の中での聴覚警告及び視覚警告の少なくとも一方の警告である請求項15に記載のスマート通信方法。
  17. 車両のスマート通信方法であって、
    前記車両のエンジンの始動に対応する作動信号を電子キーフォッブ及び作動コンポーネントの少なくとも一方から受信するステップと、
    前記車両のスマート機能の切り替えを行う主スイッチがオン位置にあるか否かを判定するステップと、
    前記主スイッチが前記オン位置にあると判定されたとき、前記電子キーフォッブが前記車両のサーチフィールド内にあることを確認する確認信号を前記電子キーフォッブから受信するステップと、
    前記主スイッチが前記オン位置にあると判定されていないとき、前記電子キーフォッブが前記車両のキーフォッブ・スロット内にあるか否かを判定するステップと、
    前記主スイッチが前記オン位置にあると判定されたときに前記電子キーフォッブが前記サーチフィールド内にあると確認された場合と、前記主スイッチが前記オン位置にあると判定されていないときに前記電子キーフォッブが前記キーフォッブ・スロット内にあると判定された場合と、の一方の場合に前記エンジンを始動するステップと、
    を含み、
    前記電子キーフォッブから受信される前記作動信号は、前記電子キーフォッブに対するユーザの入力に基づいて前記電子キーフォッブが送信する信号であり、及び前記作動コンポーネントから受信される前記作動信号は、ユーザが前記作動コンポーネントを操作することに基づいて前記作動コンポーネントが送信する信号であることを特徴とする車両のスマート通信方法。
  18. 前記スマート通信方法は、更に、前記主スイッチが前記エンジンの始動前に前記オン位置にあると判定されていないとき、前記電子キーフォッブを前記キーフォッブ・スロット内でロックするステップを含む請求項17に記載のスマート通信方法。
  19. 前記電子キーフォッブは、前記主スイッチが前記オン位置にあると判定されたときに、前記キーフォッブ・スロット内にロックされることがない請求項18に記載のスマート通信方法。
  20. 車両のスマート通信システムであって、
    エンジン始動信号を発生するエンジン始動アクチュエータと、
    前記エンジン始動アクチュエータから前記エンジン始動信号を受信する車両搭載型の制御ユニットと、
    前記制御ユニットに接続されており前記車両のスマート機能の切り替えを行う主スイッチと、
    前記制御ユニットに接続されており要求信号を電子キーフォッブへ送信する車載送信機と、
    前記制御ユニットに接続されており前記要求信号に応じた確認信号を前記電子キーフォッブから受信して前記電子キーフォッブが前記車両のサーチフィールド内にあることを確認する車載受信機と、
    前記制御ユニットに接続され前記車両に設けられており、前記電子キーフォッブを収容するキーフォッブ・スロットと、
    を備えており、
    前記電子キーフォッブは、前記電子キーフォッブに対するユーザの入力に基づいて作動信号を前記車載受信機に送信するように構成されており、
    前記車載送信機は、前記エンジン始動信号が前記制御ユニットによって受信されるとともに前記主スイッチがオン位置にあるとき、前記サーチフィールド内に前記要求信号を送信し、
    前記制御ユニットは、前記車載受信機が前記要求信号に応じた前記確認信号を受信するとともに前記主スイッチが前記オン位置にある場合と、前記電子キーフォッブが前記キーフォッブ・スロット内にあると判定されるとともに前記主スイッチがオフ位置にある場合と、の少なくとも一方の場合に、前記エンジンを始動するように構成されていることを特徴とするスマート通信システム。
  21. 前記スマート通信システムは、更に、前記制御ユニットに接続されており前記電子キーフォッブを前記キーフォッブ・スロット内でロックするロッキング機構部を備えており、
    前記制御ユニットは、前記電子キーフォッブが前記キーフォッブ・スロット内にあるとともに前記エンジン始動信号が受信されたとき、前記電子キーフォッブを前記キーフォッブ・スロット内でロックするために前記ロッキング機構部を作動させるように構成されている請求項20に記載のスマート通信システム。
  22. 前記電子キーフォッブは、前記主スイッチが前記オン位置にあるとき、前記ロッキング機構部によって前記キーフォッブ・スロット内でロックされることがない請求項21に記載のスマート通信システム。
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