JP2012101708A - 車載通信機 - Google Patents

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雄次 柴垣
Masanori Kosugi
正則 小杉
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Abstract

【課題】リモートキーレスシステムとタイヤ空気圧監視システムとの機能部を統合することができ、且つ車両状態に即して機能の切り替えを行うことができる車載通信機を提供する。
【解決手段】車載通信機20は、リモートキーレスシステム3と、タイヤ空気圧監視システム4とで共用され、これらシステムのうち一方の機能部として動作可能である。車載通信機20は、リモートエンジンスタータ装置26が作動しているか否かを取得するリモートエンジンスタータ作動状態取得部21dと、イグニッションのオンオフ状態を取得するイグニッション状態取得部21eと、リモートエンジンスタータ作動状態及びイグニッションのオンオフ状態に基づき車両2が走行しているか否かを判定する車両状態判定部21cと、車両2が停止状態であるとリモートキーレスシステム3とし、車両2が走行状態であるとタイヤ空気圧監視システム4に切り替える制御機能切替部21bとを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、リモートキーレスシステムとタイヤ空気圧監視システムとに共用される車載通信機に関する。
従来、車両に搭載される装置として、リモートキーレスシステムやタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)が知られている。なお、リモートキーレスシステムは、車両のユーザが携帯する電子キーを操作することで無線通信によって車両のドアロックを施錠又は解錠するシステムである。一方、タイヤ空気圧監視システムは、走行時に車両のタイヤに装着されたセンサからタイヤの空気圧や温度を無線通信によって取得して、運転者にタイヤの異常を報知するシステムである。
リモートキーレスシステムは、電子キーから発信された施錠又は解錠の無線信号を受信可能な受信機と、受信した信号に含まれる操作情報とキー固有のIDコードとを取得してID照合を行い、ID照合成立時にはドアロックを制御するドアロック制御装置とが車両に設けられる。また、タイヤ空気圧監視システムは、タイヤに装着されたセンサが発信した空気圧と温度とを含む無線信号を受信可能な受信機と、受信した信号から空気圧と温度とを表示するとともに、異常時には警告するタイヤ空気圧監視制御装置とが車両に設けられる。
近年、車両には上記以外にも多くの電装品が搭載されるため、それらの制御装置や受信機を統合した車載装置(車載通信機)が考案されている(例えば、特許文献1参照)。上記特許文献1に記載の車載装置では、リモートキーレスシステムの制御とタイヤ空気圧監視システムの制御とを1つの制御部(CPU)で切り替えることで部材を共用するため、いずれか一方の制御しかできない。そこで、この車載装置は、イグニッションがオフであるときにはリモートキーレスシステムを制御し、イグニッションがオンであるときにはタイヤ空気圧監視システムを制御するようにして、イグニッションスイッチによる制御の切り替えを行っていた。
特許第3789335号公報
ところで、上記の車載装置では、例えばリモートエンジンスタータを搭載した車両において、車両の外部から無線通信によってエンジンを始動させるとイグニッションがオンとなり、リモートキーレスシステムの制御からタイヤ空気圧監視システムの制御に切り替わってしまう。このため、ユーザがリモートキーレスシステムによって車両のドアロックを解錠するために、電子キーを操作して無線信号を発信しても上記の車載装置は反応せず、リモートキーレスシステムによってドアロックを解錠することができないという問題があった。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リモートキーレスシステムとタイヤ空気圧監視システムとの機能部を統合することができ、且つ車両状態に即して機能の切り替えを行うことができる車載通信機を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、通信端末からの無線信号をトリガとして車両を動作させるリモートキーレスシステムと、タイヤから該タイヤの空気圧情報を含む無線信号を受信して空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムとで共用され、これらシステムのうち一方の機能部として動作可能な車載通信機において、前記車両に設けられ、該車両のエンジンを無線信号によって始動させるリモートエンジンスタータ装置が作動しているか否かを取得するリモートエンジンスタータ作動状態取得手段と、前記車両のイグニッションスイッチのオンオフ状態を取得するイグニッション操作状態取得手段と、前記リモートエンジンスタータ作動状態取得手段が取得したリモートエンジンスタータ作動状態、及び前記イグニッション操作状態取得手段が取得した前記イグニッションスイッチのオンオフ状態を基に、前記車両の状態を判定する判定手段と、前記リモートエンジンスタータ装置が作動中のとき、車載通信機の前記機能部を前記リモートキーレスシステムに設定する切替手段とを備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、判定手段の判定結果を基に、車両が停止状態のときは車載通信機の機能部がリモートキーレスシステムに設定され、車両が走行状態になると、車載通信機の機能部がタイヤ空気圧監視システムに切り替えられる。よって、1つの車載通信機の機能部が2つのシステムで共用されるので、部品点数を削減することが可能となる。また、車両がリモートエンジンスタータ装置によってエンジンが始動状態に入ったときは、車載通信機がリモートキーレスシステムとして動作するので、車両がリモートエンジンスタータ装置によりエンジン始動中であっても、通信端末による認証が可能である。よって、車両状態に即した機能の切り替えが可能である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車載通信機において、前記切替手段は、前記イグニッションスイッチがオフ状態、又は前記リモートエンジンスタータ装置が作動中のとき、前記車載通信機の前記機能部を前記リモートキーレスシステムとし、前記イグニッションスイッチがオン状態となり、且つリモートエンジンスタータ装置が作動中でないとき、前記車載通信機の前記機能部を前記タイヤ空気圧監視システムに切り替えることをその要旨としている。
同構成によれば、車載通信機の機能切替の判定に、イグニッションスイッチのオンオフ状態と、リモートエンジンスタータ装置の状態とを使用するので、車載通信機の機能切替の精度を高めることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車載通信機において、前記機能部は、前記リモートキーレスシステムと前記タイヤ空気圧監視システムとに共用される制御部であり、前記切替手段は、当該制御部の機能を、前記リモートキーレスシステム及び前記タイヤ空気圧監視システムのいずれかを制御可能に切り替えることをその要旨としている。
同構成によれば、両システムに共用する制御部を、システムに応じた制御に切り替えることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載通信機において、前記機能部は、前記リモートキーレスシステムと前記タイヤ空気圧監視システムとに共用される受信機であり、前記切替手段は、当該受信機の機能を、前記リモートキーレスシステム及びタイヤ空気圧監視システムのいずれかを制御可能に切り替えることをその要旨としている。
同構成によれば、両システムに共用する受信機を、システムに応じた受信機能に切り替えることが可能となる。
本発明によれば、リモートキーレスシステムとタイヤ空気圧監視システムとの機能部を統合した車載通信機において、車両状態に即して機能の切り替えを行うことができる。
リモートキーレスシステム及びタイヤ空気圧監視システムの概略構成を示すブロック図。 リモートキーレスシステムからタイヤ空気圧監視システムへの切り替え処理を示すフローチャート。 タイヤ空気圧監視システムからリモートキーレスシステムへの切り替え処理を示すフローチャート。 リモートキーレスシステム及びタイヤ空気圧監視システムの概略構成を示すブロック図。
以下、本発明を車両に具体化した車載通信機の一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1に示されるように、車両2には、電子キー1のボタン操作で車両2に無線で施錠信号Sl又は解錠信号Sulを発信してドアロックの解錠又は施錠が実行されるリモートキーレスシステム3が設けられている。また、車両2には、タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)4が設けられている。そして、本実施例においては、リモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4との機能部である制御装置と受信機とが統合されている。なお、電子キー1が通信端末に相当する。
車両2には、リモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4との両方の制御を行う統合ECU(Electronic Control Unit)21と、車両2の電源系を管理するメインボディECU22とが設けられている。統合ECU21には、車体等に埋設されてUHF(Ultra High Frequency)帯の電波(約312MHz)を受信可能なUHF受信機23が接続されている。統合ECU21には、例えばドアロック施解錠等を管理するメインボディECU22と、エンジンECU24とが車内LAN(Local Area Network)30を介して接続されている。なお、統合ECU21は、電子キー1との間で無線通信を行い、自身のメモリ21aに登録されたIDコードとを照らし合わせてID照合を行う。また、統合ECU21が制御部に相当する。
一方、リモートキーレスシステム3に用いる電子キー1には、コントロールユニットとして通信制御部11が設けられている。通信制御部11には、電子キー1が持つ固有のキーコードとしてIDコードが登録されたメモリ11aが設けられている。通信制御部11には、通信制御部11の指令に従いUHF帯の電波(約312MHz)を発信可能なUHF発信部12が接続されている。電子キー1には、押しボタン式の施錠信号Slを発信させる施錠ボタン13と、解錠信号Sulを発信させる解錠ボタン14とが設けられている。施錠ボタン13と解錠ボタン14とは、通信制御部11に接続されている。UHF発信部12は、通信制御部11から得た通信データを変調し、電子キー1が持つ固有のIDコードの含まれたUHF帯の施錠信号Sl又は解錠信号Sulを発信する。
施錠ボタン13が操作された際、電子キー1のUHF発信部12から施錠信号Slが発信される。統合ECU21は、UHF受信機23で施錠信号Slを受信すると、自身のメモリ21aに登録されたIDコードと電子キー1のIDコードとを照らし合わせてID照合を行い、ID照合成立を確認すると、メインボディECU22にドアロックの施錠指令を出力し、ドアロック装置31にドアロックを施錠させる。一方、解錠ボタン14が操作された際、電子キー1のUHF発信部12から解錠信号Sulが発信される。そして、解錠信号Sul内のIDコードのID照合が成立すると、解錠指令が統合ECU21からメインボディECU22に出力され、ドアロック装置31によりドアロックが解錠される。
また、車両2の運転席には、車両2の電源状態(電源ポジション)を切り換える際に操作されるイグニッションスイッチ34が設けられている。イグニッションスイッチ34は、メカニカルキー35を挿入して、ロック位置から回動操作する毎に電源状態をACC(Accessory)オン→IG(IGnition)オン→エンジンスタートへ切り替え可能である。イグニッションスイッチ34がエンジンスタート位置に操作されると、エンジンが始動する。
ここで、メインボディECU22は、イグニッションスイッチ34のスイッチ信号を、車内LAN30を介して統合ECU21に出力する。例えば、メインボディECU22は、イグニッションスイッチ34のACCリレー33がオンとなると、車内LAN30を介してACCオン信号Saccを統合ECU21に出力する。また、メインボディECU22は、イグニッションスイッチ34のIGリレー32に基づく信号(IGオン信号Sio、IGオフ信号Sif)を、車内LAN30を介して統合ECU21に出力する。
また、車両2の各タイヤには、タイヤ空気圧等の状態を検出するタイヤセンサ41,42,43,44が設けられている。タイヤセンサ41,42,43,44には、圧力センサ、温度センサ、加速度センサ、UHF送信機、これら部品を制御するコントローラ等が搭載されている。タイヤセンサ41,42,43,44は、内部に搭載された加速度センサが加速度を検出した際に、検出信号StpをUHF帯の電波(約315MHz)によって各センサ順に発信する。検出信号Stpには、タイヤの空気圧、温度、及びタイヤの固有ID(タイヤID)等が含まれている。また、加速度センサは、タイヤ径方向の加速度を検出可能となっている。
車両2の運転席には、タイヤの空気圧等を運転者に表示する空気圧モニタ45が設置されている。統合ECU21は、タイヤセンサ41,42,43,44から送信された検出信号StpをUHF受信機23で受信すると、空気圧モニタ45に各タイヤの空気圧や温度を表示する。
ここで、施錠信号Sl及び解錠信号Sul(以降、両者を併せてワイヤレス信号という)と、タイヤ空気圧監視システム4の検出信号Stpとでは、周波数が異なる値に設定されている。これは、リモートキーレスシステム3では確実な通信成立を優先し、タイヤ空気圧監視システム4では通信応答性を確保するためである。
また、車両2には、リモートエンジンスタータ携帯機6のボタン操作で車両2に無線で始動信号Ses又は停止信号Setを発信してエンジンの始動及び停止が実行されるリモートエンジンスタータシステム5が設けられている。イグニッションスイッチ34には、リモートエンジンスタータシステム5の制御を行うリモートエンジンスタータ装置26が接続されている。
一方、リモートエンジンスタータシステム5に用いるリモートエンジンスタータ携帯機6には、コントロールユニットとして通信制御部61が設けられている。通信制御部61には、リモートエンジンスタータ携帯機6が持つ固有のコードとしてIDコードが登録されたメモリ61aが設けられている。通信制御部61には、通信制御部61の指令に従いUHF帯の電波(約312MHz)を発信可能なUHF発信部62が接続されている。リモートエンジンスタータ携帯機6には、押しボタン式の始動信号Sesを発信させるスタートボタン63と、停止信号Setを発信させるストップボタン64とが設けられている。スタートボタン63とストップボタン64とは、通信制御部61に接続されている。UHF発信部62は、通信制御部61から得た通信データを変調し、リモートエンジンスタータ携帯機6が持つ固有のIDコードの含まれたUHF帯の始動信号Ses又は停止信号Setを発信する。
スタートボタン63が操作された際、リモートエンジンスタータ携帯機6のUHF発信部62から始動信号Sesが発信される。リモートエンジンスタータ装置26は、始動信号Sesを受信すると、自身に登録されたIDコードとリモートエンジンスタータ携帯機6のIDコードとを照らし合わせてID照合を行い、ID照合成立を確認すると、イグニッションスイッチ34のIGリレー32をオンに切り替える。このため、IGオン信号SioがエンジンECU24に出力されるので、エンジンが始動する。
また、このIGオン信号SioはメインボディECU22にも出力されるので、メインボディECU22はドアロックが施錠状態中のエンジン始動であることを認識する。そして、メインボディECU22は、車内LAN30にリモートエンジンスタータによるエンジン始動である旨のリモートエンジンスタータ作動信号Sresを出力する。これは、ドアの開閉がなかったり、車内における電子キー1のID照合が成立しなかったりと通常ではエンジンが始動されない状態においてエンジンが始動されることとなるので、車両2が異常と判断しないよう各種装置に伝えるためである。リモートエンジンスタータ作動信号Sresは、エンジンがリモートエンジンスタータ装置26による稼働中の間、常時出力される。ここで、リモートエンジンスタータ装置26によってエンジンが始動されると、IGリレー32からIGオン信号SioがメインボディECU22を介して車内LAN30に出力される。
一方、ストップボタン64が操作された際、リモートエンジンスタータ携帯機6のUHF発信部62から停止信号Setが発信される。リモートエンジンスタータ装置26は、停止信号Set内のIDコードのID照合成立を確認すると、イグニッションスイッチ34のIGリレー32をオフに切り替える。このため、IGオフ信号SifがエンジンECU24に出力されるので、エンジンが停止する。エンジンが停止されると、IGリレー32からIGオフ信号SifがメインボディECU22を介して車内LAN30に出力される。
車両2には、統合ECU21の機能をリモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4とに用いる車載通信機20が設けられている。本例の車載通信機20は、イグニッションのオンオフ状態と、リモートエンジンスタータ装置26が作動しているか否かとを判定条件に、統合ECU21の機能をリモートキーレスシステム3からタイヤ空気圧監視システム4に切り替えるものである。
本例のUHF受信機23は、電子キー1からの電波(約312MHz)と、タイヤセンサ41,42,43,44からの電波(約315MHz)という、周波数が異なる電波を1つのチューナで受信する。また、リモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4とでは、変調方式や送信速度等も異なる。そこで、UHF受信機23には、統合ECU21の切替指令に従って受信機能を切り替える受信機能切替部27が設けられている。受信機能切替部27は、統合ECU21からの切替信号に従って、UHF受信機23の機能をワイヤレス信号又は検出信号Stpのいずれかに対応した機能に設定する。なお、受信機能切替部27が受信機能切替手段として機能する。
また、統合ECU21は、リモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4との両方を同時に制御することはできず、制御機能を切り替えて一方のみ制御する。このため、統合ECU21には、統合ECU21の制御機能を、リモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4とのいずれか一方の機能に切り替える制御機能切替部21bが設けられている。ここで、統合ECU21の制御機能を切り替えるとは、統合ECU21のCPUにて使用するプログラムを切り替え、且つUHF受信機23の受信機能を切り替える動作のことを言う。
制御機能切替部21bは、車両2が走行状態であるか否かを判定する車両状態判定部21cの判定結果に基づいて機能を切り替える。具体的には、制御機能切替部21bは、車両状態判定部21cが走行状態と判定すればリモートキーレスシステム3からタイヤ空気圧監視システム4に切り替え、車両状態判定部21cが走行状態でない、言い換えれば停止状態(リモートエンジンスタータ装置26の作動中も含む)と判定すればタイヤ空気圧監視システム4からリモートキーレスシステム3に切り替える。なお、車両状態判定部21cが判定手段として機能するとともに、制御機能切替部21bが切替手段として機能する。
本実施例では、車両状態判定部21cは、イグニッションスイッチ34がオンであるか否かと、リモートエンジンスタータ装置26が作動中か否かとに基づいて車両2が走行状態であるか否かを定期的に判定している。そこで、統合ECU21には、リモートエンジンスタータ作動信号Sresを取得するリモートエンジンスタータ作動状態取得部21dと、イグニッションの状態を取得するイグニッション状態取得部21eとが設けられている。リモートエンジンスタータ作動状態取得部21dは、車内LAN30を介してメインボディECU22からリモートエンジンスタータ作動信号Sresを取得して、リモートエンジンスタータ装置26が作動中か否かを制御機能切替部21bに出力する。イグニッション状態取得部21eは、IGリレー32からメインボディECU22を介して車内LAN30に出力されるイグニッション情報を取得して、制御機能切替部21bに出力する。なお、リモートエンジンスタータ作動状態取得部21dがリモートエンジンスタータ作動状態取得手段として機能する。また、イグニッション状態取得部21eがイグニッション操作状態取得手段として機能する。
車両状態判定部21cは、イグニッションスイッチ34(ACCオン、IGオン)がオンであること、且つリモートエンジンスタータ装置26が作動中でないことを確認すると、車両2は走行状態であると判定する。そして、制御機能切替部21bは、統合ECU21の制御機能を、リモートキーレスシステム3の機能からタイヤ空気圧監視システム4の機能に切り替える。
一方、車両状態判定部21cは、イグニッションがオフであることと、リモートエンジンスタータ装置26が作動中であることとのいずれか一方に該当する場合には、車両2は停止状態であると判定する。そして、制御機能切替部21bは、統合ECU21の制御機能を、タイヤ空気圧監視システム4の機能からリモートキーレスシステム3の機能に切り替える。
次に、本例のリモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4との動作を図2及び図3に従って説明する。
まず、駐車中の車両2は、リモートキーレスシステム3の機能を実行可能な状態となっている。すなわち、統合ECU21の制御機能は、リモートキーレスシステムの機能に設定されているので、統合ECU21の実行プログラムは、リモートキーレスシステム用のものが実行され、かつUHF受信機23は、電子キー1からの電波を受信可能な周波数に設定されている。
リモートエンジンスタータシステム5によって駐車中の車両のエンジンを始動する場合には、リモートエンジンスタータ携帯機6のスタートボタン63を操作することで、UHF発信部12から始動信号Sesが発信される。車両2のリモートエンジンスタータ装置26は、始動信号Sesを受信すると、正規のリモートエンジンスタータ携帯機6であればイグニッションスイッチ34をIGオンに切り替える。よって、エンジンECU24はエンジンを始動する。
図2に示されるように、統合ECU21の車両状態判定部21cは、イグニッションがオンであるか否かを判断する(ステップS1)。すなわち、イグニッション状態取得部21eがIGオン信号Sioを取得しているか否かを確認する。このとき、車両状態判定部21cは、イグニッション状態取得部21eがイグニッションオンを取得している(ステップS1:YES)ので、ステップS2に移行する。なお、車両状態判定部21cは、イグニッションがオンでなければ(ステップS1:NO)、処理を終了する。
車両状態判定部21cは、リモートエンジンスタータが作動していないか否かを判断する(ステップS2)。すなわち、リモートエンジンスタータ作動状態取得部21dがリモートエンジンスタータ作動信号Sresを取得しているか否かを確認する。そして、車両状態判定部21cは、上記のリモートエンジンスタータシステム5によってエンジンが始動されたので、リモートエンジンスタータが作動し(ステップS2:NO)、処理を終了する。よって、統合ECU21の制御機能切替部21bは、リモートキーレスシステム3の機能を制御可能な状態を維持する。
続いて、運転者が乗り込んでエンジンを始動する場合には、リモートキーレスシステム3によってドアロックを解錠する。なお、メカニカルキー35によってドアロックを解錠してもよい。このとき、リモートエンジンスタータシステム5によって始動されているが、統合ECU21はリモートキーレスシステム3の機能を制御するようになっているので、電子キー1によってドアロックの施解錠が可能である。
電子キー1の解錠ボタン14が操作されると、UHF発信部12から解錠信号Sulが送信される。統合ECU21は、UHF受信機23で解錠信号Sulを受信すると、ID照合を行い、ID照合が成立すれば、メインボディECU22を介してドアロック装置31に解錠させる。そして、ドアロック装置31はドアロックを解錠する。
運転者がドアを開くと、駆動中のエンジンは防犯上停止する。このとき、車内LAN30には、IGオン信号Sioの出力が停止されるとともに、IGオフ信号Sifが出力される。そして、運転者が車内に乗り込んで、イグニッションスイッチ34にメカニカルキー35を挿入して、エンジンを始動させるべくイグニッションスイッチ34をエンジンスタートまで回動操作すると、エンジンが始動する。このとき、車内LAN30には、IGオン信号Sio及びACCオン信号Saccが出力されている。そして、運転者は、車両2を走行させる。
図2に示されるように、統合ECU21の車両状態判定部21cは、イグニッションがオンであるか否かを判断する(ステップS1)。車両状態判定部21cは、運転者によるイグニッションスイッチ34への操作によってエンジンが始動されたので、イグニッション状態取得部21eがイグニッションオンを取得し(ステップS1:YES)、ステップS2に移行する。なお、車両状態判定部21cは、イグニッションがオンでなければ(ステップS1:NO)、処理を終了する。
車両状態判定部21cは、リモートエンジンスタータが作動していないか否かを判断する(ステップS2)。すなわち、リモートエンジンスタータ作動状態取得部21dがリモートエンジンスタータ作動信号Sresを取得しているか否かを確認する。そして、車両状態判定部21cは、イグニッションスイッチ34によるエンジン始動であるので(ステップS2:YES)、ステップS3に移行する。なお、車両状態判定部21cは、リモートエンジンスタータによる作動でなければ(ステップS2:NO)、処理を終了する。
車両状態判定部21cは、車両2が走行状態であると判定する(ステップS3)。統合ECU21の制御機能切替部21bは、車両状態判定部21cの走行状態である旨の判定に基づいて、統合ECU21の制御機能を、リモートキーレスシステム3の機能からタイヤ空気圧監視システム4の機能に切り替える(ステップS4)。また、制御機能切替部21bは、UHF受信機23の受信機能を切り替えさせるべく切替指令を受信機能切替部27に出力する。受信機能切替部27は、UHF受信機23の受信機能を、タイヤ空気圧監視システム4の機能に切り替える(ステップS4)。よって、車両2は、タイヤ空気圧監視システム4の機能が実行可能となる。
そして、車両2が走行を開始すると、タイヤが回転を始める。各タイヤのタイヤセンサ41,42,43,44は、タイヤが回転を開始したことを、内蔵の加速度センサ(図示略)により検出すると、検出信号Stpの送信を開始する。検出信号Stpは、各タイヤセンサ41,42,43,44から順番に送信され、車両走行期間中、この送信サイクルが繰り返し実行される。検出信号Stpがタイヤセンサ41,42,43,44からUHF受信機23に届くと、検出情報が統合ECU21に出力されて、空気圧や温度等が空気圧モニタ45に表示される。
走行中の車両2は、タイヤ空気圧監視システム4の機能を実行可能な状態となっている。すなわち、統合ECU21はタイヤ空気圧監視システム4を制御するとともに、UHF受信機23はタイヤセンサ41,42,43,44からの電波を受信可能な周波数に設定されている。
一方、走行していた車両2が駐車されて運転者が降車する場合には、運転者は、車両2を停車させてステアリングホイール(図示略)から手を離す。そして、運転者は、エンジンを停止させるべくイグニッションスイッチ34をロック位置まで始動時と反対方向へ回動操作すると、エンジンが停止する。このとき、車内LAN30には、IGオン信号Sio及びACCオン信号Saccの出力が停止されるとともに、IGオフ信号Sifが出力される。
図3に示されるように、統合ECU21の車両状態判定部21cは、イグニッションがオフであるか否かを判断する(ステップS11)。すなわち、イグニッション状態取得部21eがIGオフ信号Sifを取得しているか否かを確認する。そして、車両状態判定部21cは、運転者によるイグニッションスイッチ34への操作によってエンジンが停止されたので、イグニッション状態取得部21eがイグニッションオフを取得し(ステップS11:YES)、ステップS14に移行する。なお、車両状態判定部21cは、イグニッションがオフでなければ(ステップS11:NO)、ステップS12に移行する。
ステップS12では、車両状態判定部21cは、リモートエンジンスタータが作動しているか否かを判断する。すなわち、リモートエンジンスタータ作動状態取得部21dがリモートエンジンスタータ作動信号Sresを取得しているか否かを確認する。そして、車両状態判定部21cは、リモートエンジンスタータ作動信号Sresがあるので(ステップS12:YES)、ステップS13に移行する。なお、ステップS12において、車両状態判定部21cは、リモートエンジンスタータ作動信号Sresがなければ(ステップS12:NO)、処理を終了する。
ステップS13において、車両状態判定部21cは、車両2が停止状態であると判定する。統合ECU21の制御機能切替部21bは、車両状態判定部21cの停止状態である旨の判定に基づいて、統合ECU21の制御機能を、タイヤ空気圧監視システム4の機能からリモートキーレスシステム3の機能へ切り替える(ステップS14)。また、制御機能切替部21bは、UHF受信機23の受信機能を切り替えさせるべく切替指令を受信機能切替部27に出力する。受信機能切替部27は、UHF受信機23の受信機能を、リモートキーレスシステム3に切り替える(ステップS14)。よって、車両2は、リモートキーレスシステム3の機能が実行可能となる。
続いて、運転者が降車すると、リモートキーレスシステム3によってドアロックを施錠する。なお、メカニカルキー35によってドアロックを施錠してもよい。このとき、統合ECU21はリモートキーレスシステム3の機能を制御するようになっているので、電子キー1によってドアロックの施解錠が可能である。
電子キー1の施錠ボタン13を操作することで、UHF発信部12から施錠信号Slが発信される。統合ECU21は、UHF受信機23で施錠信号Slを受信すると、ID照合を行い、ID照合が成立すれば、メインボディECU22を介してドアロック装置31に施錠させる。そして、ドアロック装置31はドアロックを施錠する。
さて、本例の車載通信機20は、リモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4とのECU及び受信機をそれぞれ統合した。このため、各システム用にECU及び受信機を複数設けずに済むため、構成を簡素化できるとともに、設置スペースを少なくすることができる。また、リモートエンジンスタータ装置26が作動中か否かと、イグニッションがオンオフのどちらにあるか否かとを判定条件としたので、最適な条件にて統合ECU21の機能を切り替えることができる。よって、エンジンスタータ機能にてエンジンを始動したときに、リモートキーレスシステム3が動作しない状況にならずに済む。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)リモートエンジンスタータ装置26によるエンジン始動であるときのみ取得されるリモートエンジンスタータ作動信号Sresに基づいて車両2が走行しているか否かを車両状態判定部21cが判定する。そして、車両2が走行状態である際には制御機能切替部21bが車載通信機20をタイヤ空気圧監視システム4の機能に切り替え、車両2が停止状態である際には制御機能切替部21bが車載通信機20をリモートキーレスシステム3の機能に切り替える。このため、リモートキーレスシステム3の機能とタイヤ空気圧監視システム4の機能とを統合した車載通信機20において、車両状態に即した適切な機能の切り替えができる。
(2)イグニッションがオンであることとリモートエンジンスタータ装置26が作動していないことを条件に車両2が走行状態であると判定する。このため、リモートエンジンスタータ装置26によるエンジン始動時には、リモートエンジンスタータ作動信号Sresがないので、車両2の停止状態と走行状態とを適切に判定することができる。よって、機能切替の精度をより高めることができる。
(3)制御機能切替部21bが統合ECU21をリモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4とに応じた制御に切り替えることができる。
(4)制御機能切替部21bがUHF受信機23をリモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4とに応じた受信機能に切り替えることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記構成において、タイヤ空気圧監視システム4のタイヤセンサ41,42,43,44は自身に内蔵された加速度センサが加速度を検出した際に検出信号Stpを発信するようにした。しかしながら、図4に示されるように、タイヤセンサ41,42,43,44に起動信号Swkを送信するイニシエータ71,72,73,74を各タイヤに設けて、タイヤセンサ41,42,43,44は起動信号Swkをトリガとして検出信号Stpを発信するようにしてもよい。ここで、イニシエータ71,72,73,74を設けたタイヤ空気圧監視システム4においても、エンジンを始動して走り出さないと、タイヤセンサ41,42,43,44が車軸の陰になって起動信号SwkがUHF受信機23に受信されないおそれがある。このような場合には、イグニッションがオンであることのみを条件にタイヤ空気圧監視システム4に切り替えると、検出信号Stpを受信できないため、異常を報知する可能性がある。そこで、上記実施形態と同様に、車両状態判定部21cは、リモートエンジンスタータ装置26が作動中か否かと、イグニッションがオンオフのどちらにあるか否かとに基づいて車両2が走行状態であるか否かを定期的に判定する。このようにすれば、上記実施形態と同様に、イグニッションがオンとなっただけでは走行状態と判断せず、車両状態に即してリモートキーレスシステムとタイヤ空気圧監視システムとを切り替えることができる。
・上記実施形態において、リモートエンジンスタータ作動状態取得部21dは、リモートエンジンスタータ作動信号Sresを、リモートエンジンスタータ装置26から直接取得してもよい。
・上記実施形態において、リモートエンジンスタータ作動信号Sresは、リモートエンジンスタータ装置26によるエンジン稼働中のときに常時出力されるものに限らず、最初のときのみトリガとして出力されるものでもよい。
・上記実施形態において、統合ECU21の機能をタイヤ空気圧監視システム4に切り替えるときのリモートエンジンスタータ作動信号Sresなし以外の条件は、イグニッションスイッチ34のオン(ACCオン又はIGオン)に限定されない。例えば、運転席にメカニカルキーを挿し込むためのキーシリンダが設けられている場合は、キーシリンダに対するキー挿込みを検出するキースイッチがオンしたことを切替条件としてもよい。また、車両2にキー操作フリーシステムが搭載されている場合は、エンジンを始動するときに操作するプッシュモーメンタリ式のプッシュスイッチが押し操作されたことを条件としてもよい。なお、キー操作フリーシステムは、車両2からの通信をトリガとしてID照合を行う認証システムのことを言う。
・上記実施形態では、車両状態判定部21cが車両状態を定期的に確認したが、イグニッションがオンしたことをトリガとして確認を開始してもよい。
・上記実施形態では、リモートキーレスシステム3が機能する際に、図2に示されるように、車両状態判定部21cがイグニッションの状態(ステップS1)、リモートエンジンスタータ作動していない(ステップS2)と順番に確認した。しかしながら、これらはいずれから確認してもよく、同時に確認してもよい。
・上記実施形態では、タイヤ空気圧監視システム4が機能する際に、図3に示されるように、車両状態判定部21cがイグニッションの状態(ステップS11)、リモートエンジンスタータ作動中(ステップS12)と順番に確認した。しかしながら、これらはいずれから確認してもよく、同時に確認してもよい。
・上記実施形態において、車両状態判定部21cは、イグニッションスイッチ34の操作によって変更されるイグニッションの状態に代えて、同じくイグニッションスイッチ34の操作によって変更されるアクセサリの状態を車両状態の判定条件としてもよい。なお、アクセサリがオン状態であるときに車両2が走行状態であると判定し、アクセサリがオフ状態であるときに車両2が停止状態であると判定する。
・上記実施形態では、ワイヤレス信号と検出信号Stpとの周波数を異ならせたが、例えば復調方式、暗号形式、送信速度等を異ならせてもよい。
・上記実施形態では、リモートキーレスシステム3の機能とタイヤ空気圧監視システム4の機能とのECU(統合ECU21)と、受信機(UHF受信機23)とのそれぞれを統合したが、いずれか一方のみを統合してもよい。すなわち、ECUは1つで受信機は2つの構成や、ECUは2つで受信機は1つの構成を採用してもよい。
・上記実施形態において、リモートキーレスシステム3及びタイヤ空気圧監視システム4の周波数は、それぞれ312MHzと315MHzとしたが、仕様や法規等に合わせて任意に変更可能である。
・上記実施形態において、リモートキーレスシステム3及びタイヤ空気圧監視システム4の周波数は、UHFに限定されず、例えばLF(Low Frequency)やHF(High Frequency)等を使用してもよい。
・上記実施形態では、リモートエンジンスタータ装置26をイグニッションスイッチ34と直接接続したが、メインボディECU22等の他の装置に直接接続してもよい。また、バスバッファ等を介してリモートエンジンスタータ装置26をイグニッションスイッチ34に接続してもよい。
・上記実施形態では、電子キー1によってリモートキーレスシステム3を、リモートエンジンスタータ携帯機6によってリモートエンジンスタータシステム5を遠隔操作したが、それぞれのシステムを1つの通信端末で遠隔操作してもよい。
・上記構成において、リモートエンジンスタータシステム5を省略した構成を採用してもよい。
・上記構成において、電子キー1にLF帯の電波を受信可能なLF受信機を設けるとともに、車両2にLF帯の電波を車外に送信可能なLF発信機を設けてもよい。そして、統合ECU21は、リモートキーレスシステム3によってドアロックの施解錠が完了したことを確認すると、ドアロック施解錠完了通知信号をLF帯の電波により電子キー1に送信して、ドアロック施解錠完了を電子キー1にアンサーバックしてもよい。
・上記構成において、電子キー1と車両2とが相互通信を行い、ドアロックの施解錠やエンジンの始動停止を許可又は実行するキーフリーシステムを搭載してもよい。
・上記構成において、通信端末は電子キー1に限らず、IDコードを無線により送信可能な端末であれば何でもよい。
1…通信端末としての電子キー、2…車両、3…リモートキーレスシステム、4…タイヤ空気圧監視システム、5…リモートエンジンスタータシステム、11…通信制御部、12…UHF発信部、13…施錠ボタン、14…解錠ボタン、20…車載通信機、21…制御部としての統合ECU、21b…切替手段としての制御機能切替部、21c…判定手段としての車両状態判定部、21d…リモートエンジンスタータ作動状態取得部、21e…イグニッション状態取得部、22…メインボディECU、23…UHF受信機、24…エンジンECU、26…リモートエンジンスタータ装置、27…受信機能切替手段としての受信機能切替部、30…車内LAN、31…ドアロック装置、32…IGリレー、33…ACCリレー、34…イグニッションスイッチ、35…メカニカルキー、41,42,43,44…タイヤセンサ、45…空気圧モニタ、61…通信制御部、62…UHF発信部、63…スタートボタン、64…ストップボタン、Sacc…ACCオン信号、Ses…始動信号、Set…停止信号、Sig…IGオン信号、Sif…IGオフ信号、Sl…施錠信号、Sul…解錠信号、Sres…リモートエンジンスタータ作動信号。

Claims (4)

  1. 通信端末からの無線信号をトリガとして車両を動作させるリモートキーレスシステムと、タイヤから該タイヤの空気圧情報を含む無線信号を受信して空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムとで共用され、これらシステムのうち一方の機能部として動作可能な車載通信機において、
    前記車両に設けられ、該車両のエンジンを無線信号によって始動させるリモートエンジンスタータ装置が作動しているか否かを取得するリモートエンジンスタータ作動状態取得手段と、
    前記車両のイグニッションスイッチのオンオフ状態を取得するイグニッション操作状態取得手段と、
    前記リモートエンジンスタータ作動状態取得手段が取得したリモートエンジンスタータ作動状態、及び前記イグニッション操作状態取得手段が取得した前記イグニッションスイッチのオンオフ状態を基に、前記車両の状態を判定する判定手段と、
    前記リモートエンジンスタータ装置が作動中のとき、車載通信機の前記機能部を前記リモートキーレスシステムに設定する切替手段とを備えた
    ことを特徴とする車載通信機。
  2. 請求項1に記載の車載通信機において、
    前記切替手段は、前記イグニッションスイッチがオフ状態、又は前記リモートエンジンスタータ装置が作動中のとき、前記車載通信機の前記機能部を前記リモートキーレスシステムとし、前記イグニッションスイッチがオン状態となり、且つリモートエンジンスタータ装置が作動中でないとき、前記車載通信機の前記機能部を前記タイヤ空気圧監視システムに切り替える
    ことを特徴とする車載通信機。
  3. 請求項1又は2に記載の車載通信機において、
    前記機能部は、前記リモートキーレスシステムと前記タイヤ空気圧監視システムとに共用される制御部であり、前記切替手段は、当該制御部の機能を、前記リモートキーレスシステム及び前記タイヤ空気圧監視システムのいずれかを制御可能に切り替える
    ことを特徴とする車載通信機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載通信機において、
    前記機能部は、前記リモートキーレスシステムと前記タイヤ空気圧監視システムとに共用される受信機であり、前記切替手段は、当該受信機の機能を、前記リモートキーレスシステム及びタイヤ空気圧監視システムのいずれかを制御可能に切り替える
    ことを特徴とする車載通信機。
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