JP5587741B2 - 車載通信機 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、通信端末からの無線信号をトリガとして車両を動作させるリモートキーレスシステムと、タイヤから該タイヤの空気圧情報を含む無線信号を受信して空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムとで共用され、これらシステムのうち一方の機能部として動作可能な車載通信機において、ドアの開閉の情報を取得するドア開閉取得手段と、車両のイグニッションスイッチのオンオフ状態を取得するイグニッション操作状態取得手段と、前記ドア開閉取得手段が取得したドア開閉履歴、及び前記イグニッション操作状態取得手段が取得した前記イグニッションスイッチのオンオフ状態に基づき、前記車両が停止状態又は走行状態のどちらにあるのかを判定する判定手段と、前記車両が停止状態にあると前記判定手段が判定するとき、前記機能部を前記リモートキーレスの機能とし、前記車両が走行状態にあると前記判定手段が判定するとき、前記機能部を前記タイヤ空気圧監視システムの機能に切り替える切替手段とを備え、前記判定手段は、前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合、前記車両が停止状態と判定し、前記イグニッションスイッチがオン状態であるとともに、当該イグニッションスイッチがオン状態となる前の一定時間内に前記ドア開閉履歴がない場合、前記車両が停止状態と判定し、前記イグニッションスイッチがオン状態であるとともに、当該イグニッションスイッチがオン状態となる前の一定時間内に前記ドア開閉履歴がある場合、前記車両が走行状態と判定することをその要旨としている。
また、イグニッションスイッチがオン状態に操作されたとき、操作前の一定時間内にド
ア開閉履歴がなければ、車載通信機の機能がリモートキーレスシステムからタイヤ空気圧監視システムに切り替わらない。このため、例えばリモートエンジンスタータによってエンジンが始動したときは、ドア開閉がないエンジン始動となるので、ドア開閉履歴がなく、車載通信機の機能がリモートキーレスシステムを維持する。よって、車両の停止状態と走行状態とのどちらであるのかをより適切に判定することが可能となるので、車載通信機の機能切替の精度を高めることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載通信機において、前記機能部は、前記リモートキーレスシステムと前記タイヤ空気圧監視システムとに共用される受信機であり、前記切替手段は、当該受信機の機能を、前記リモートキーレスシステム及びタイヤ空気圧監視システムのいずれかを制御可能に切り替えることをその要旨としている。
図1に示されるように、車両2には、電子キー1のボタン操作で車両2に無線で施錠信号Sl又は解錠信号Sulを発信してドアロックの解錠又は施錠が実行されるリモートキーレスシステム3が設けられている。また、車両2には、タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)4が設けられている。そして、本実施例においては、リモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4との機能部である制御装置と受信機とが統合されている。なお、電子キー1が通信端末に相当する。
まず、駐車中の車両2は、リモートキーレスシステム3の機能を実行可能な状態となっている。すなわち、統合ECU21の制御機能は、通常状態においてリモートキーレスシステムの機能に設定されているので、統合ECU21の実行プログラムは、リモートキーレスシステム用のものが実行され、且つUHF受信機23は、電子キー1からの電波を受信可能な周波数に設定されている。
(1)車両2に乗り込んだときのみ検出されるドア開閉履歴に基づいて車両2が走行しているか否かを車両状態判定部21cが判定する。そして、車両2が走行状態である際には制御機能切替部21bが車載通信機20をタイヤ空気圧監視システム4の機能に切り替え、車両2が停止状態である際には制御機能切替部21bが車載通信機20をリモートキーレスシステム3の機能に切り替える。このため、リモートキーレスシステム3の機能とタイヤ空気圧監視システム4の機能とを統合した車載通信機20において、車両状態に即した適切な機能の切り替えができる。
(5)制御機能切替部21bがUHF受信機23をリモートキーレスシステム3とタイヤ空気圧監視システム4とに応じた受信機能に切り替えることができる。
・上記構成において、タイヤ空気圧監視システム4のタイヤセンサ41,42,43,44は自身に内蔵された加速度センサが加速度を検出した際に検出信号Stpを発信するようにした。しかしながら、図4に示されるように、タイヤセンサ41,42,43,44に起動信号Swkを送信するイニシエータ71,72,73,74を各タイヤに設けて、タイヤセンサ41,42,43,44は起動信号Swkをトリガとして検出信号Stpを発信するようにしてもよい。ここで、イニシエータ71,72,73,74を設けたタイヤ空気圧監視システム4においても、エンジンを始動して走り出さないと、タイヤセンサ41,42,43,44が車軸の陰になって起動信号SwkがUHF受信機23に受信されないおそれがある。このような場合には、イグニッションがオンであることのみを条件にタイヤ空気圧監視システム4に切り替えると、検出信号Stpを受信できないため、異常を報知する可能性がある。そこで、上記実施形態と同様に、車両状態判定部21cは、シフト位置がパーキング以外であるか否かと、パーキングブレーキが作動していないか否かと、イグニッションがオンであるか否かとに基づいて車両2が走行状態であるか否かを定期的に判定する。このようにすれば、上記実施形態と同様に、イグニッションがオンとなっただけでは走行状態と判断せず、車両状態に即してリモートキーレスシステムとタイヤ空気圧監視システムとを切り替えることができる。
・上記実施形態では、エンジン始動操作としてイグニッションスイッチ34への操作を検出して、エンジン始動操作を条件に機能を切り替えた。しかしながら、エンジン始動操作に代えて、エンジン回転数を取得して、エンジン回転数が所定値以上であることを条件に機能を切り替えてもよい。また、エンジン始動操作に代えて、車速を取得して、車速が所定値以上であることを条件に機能を切り替えてもよい。
・上記実施形態では、リモートキーレスシステム3が機能する際に、図2に示されるように、車両状態判定部21cがイグニッションの状態(ステップS1)、ドア開閉履歴(ステップS2)と順番に確認した。しかしながら、これらはいずれから確認してもよく、同時に確認してもよい。
・上記実施形態では、リモートキーレスシステム3の機能とタイヤ空気圧監視システム4の機能とのECU(統合ECU21)と、受信機(UHF受信機23)とのそれぞれを統合したが、いずれか一方のみを統合してもよい。すなわち、ECUは1つで受信機は2つの構成や、ECUは2つで受信機は1つの構成を採用してもよい。
・上記構成において、通信端末は電子キー1に限らず、IDコードを無線により送信可能な端末であれば何でもよい。
(イ)車載通信機において、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段を備え、前記判定手段は、前記イグニッションスイッチがオン状態となったとき、一定時間内にドア開閉履歴がなくとも、所定回転数よりも大きくなったことが前記エンジン回転数検出手段により検出されていれば、前記機能部を前記リモートキーレスシステムから前記タイヤ空気圧監視システムに切り替えることを特徴とする車載通信機。
記イグニッションスイッチがオン状態となったとき、一定時間内にドア開閉履歴がなくとも、所定車速よりも大きくなったことが前記車速検出手段により検出されていれば、前記機能部を前記リモートキーレスシステムから前記タイヤ空気圧監視システムに切り替えることを特徴とする車載通信機。
Claims (4)
- 通信端末からの無線信号をトリガとして車両を動作させるリモートキーレスシステムと、タイヤから該タイヤの空気圧情報を含む無線信号を受信して空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムとで共用され、これらシステムのうち一方の機能部として動作可能な車載通信機において、
ドアの開閉の情報を取得するドア開閉取得手段と、
車両のイグニッションスイッチのオンオフ状態を取得するイグニッション操作状態取得手段と、
前記ドア開閉取得手段が取得したドア開閉履歴、及び前記イグニッション操作状態取得手段が取得した前記イグニッションスイッチのオンオフ状態に基づき、前記車両が停止状態又は走行状態のどちらにあるのかを判定する判定手段と、
前記車両が停止状態にあると前記判定手段が判定するとき、前記機能部を前記リモートキーレスの機能とし、前記車両が走行状態にあると前記判定手段が判定するとき、前記機能部を前記タイヤ空気圧監視システムの機能に切り替える切替手段とを備え、
前記判定手段は、前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合、前記車両が停止状態と判定し、前記イグニッションスイッチがオン状態であるとともに、当該イグニッションスイッチがオン状態となる前の一定時間内に前記ドア開閉履歴がない場合、前記車両が停止状態と判定し、前記イグニッションスイッチがオン状態であるとともに、当該イグニッションスイッチがオン状態となる前の一定時間内に前記ドア開閉履歴がある場合、前記車両が走行状態と判定する
ことを特徴とする車載通信機。 - 請求項1に記載の車載通信機において、
エンジンを始動するときに車内において操作する操作手段の操作有無を検出するエンジン始動操作検出手段を備え、
前記判定手段は、前記イグニッションスイッチがオン状態となったとき、一定時間内にドア開閉履歴がなくとも、前記操作手段によるエンジン始動操作があったことが前記エンジン始動操作検出手段により検出されていれば、前記車両が走行状態と判定する
ことを特徴とする車載通信機。 - 請求項1又は2に記載の車載通信機において、
前記機能部は、前記リモートキーレスシステムと前記タイヤ空気圧監視システムとに共用される制御部であり、
前記切替手段は、当該制御部の機能を、前記リモートキーレスシステム及び前記タイヤ空気圧監視システムのいずれかを制御可能に切り替える
ことを特徴とする車載通信機。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車載通信機において、
前記機能部は、前記リモートキーレスシステムと前記タイヤ空気圧監視システムとに共用される受信機であり、
前記切替手段は、当該受信機の機能を、前記リモートキーレスシステム及びタイヤ空気圧監視システムのいずれかを制御可能に切り替える
ことを特徴とする車載通信機。
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