JP5798398B2 - 無線通信システム、及び受信機並びに通信方法 - Google Patents

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    • B60C23/0418Sharing hardware components like housing, antenna, receiver or signal transmission line with other vehicle systems like keyless entry or brake control units

Description

本発明は、例えば、車両に搭載される通信システムに関する。
自動車においては、車両に搭載された車載電子機器と、携帯機又は検出装置との間で無線通信を行うことで、情報処理等を行う無線通信システムが知られている。
無線通信システムには、リモートキーレスエントリ(RKE: Remote Keyless Entry)システムが含まれる。RKEシステムでは、車両のユーザが携帯機を操作することにより、携帯機から車両に、固有の情報を含んだ電波が送信される。車載電子機器は、携帯機からの電波に基づいて認証を行い、ドアのロック又はアンロックを行う。
また、無線通信システムには、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS: Tire Pressure Monitoring System)が含まれる。TPMSでは、各車両に設けられた検出装置により、タイヤの空気圧が検出される。検出装置は、車載電子機器に、タイヤの空気圧を表す情報を無線送信する。車載電子機器は、検出装置からの電波に基づいて、タイヤの空気圧を監視する。
車載電子機器に関して、同じ周波数帯で且つ同じ変調方式であるがベースバンド信号の周波数が異なる複数種類の送信電波を、1つの受信機で受信可能とするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
受信機は、携帯機からのリモートキーレスエントリーシステム用の電波と、携帯機からのスマートキーレスエントリーシステム用の電波と、各車輪に設けられたタイヤ空気圧検出用の検出装置から送信される電波との3種類の電波を切り替えて受信する。該3種類の電波は、同じ周波数帯で且つ同じ変調方式であるがベースバンド信号の周波数が異なる。受信機では、アンテナで受信した電波信号を復調して得たベースバンド信号が、検波回路からLPFを通った後に波形整形されて復調信号として出力される。LPFのカットオフ周波数fcがフィルタ切替信号に応じて、上記3種類の電波を受信するのに適した3通りの値に変更可能にされる。
特開2005−236556号公報
上述した受信機は、車両のイグニッションスイッチがオフにされ且つ全ドアが閉状態となっている駐車時には、定期的に受信を行う。具体的には、受信機は、受信のタイミング毎に、フィルタ切替信号を変更して、「リモートキーレスエントリーシステム用電波→タイヤ空気圧モニタリングシステム用電波→リモートキーレスエントリーシステム用電波→スマートキーレスエントリーシステム用電波」の順を1サイクルとして、3つの各システムの電波を切り替えて受信する。
受信機は、車両の走行の際にも、定期的に受信を行う。受信機は、車両の走行時には、フィルタ切替信号を変更せずに、タイヤ空気圧モニタリングシステム用の電波だけを受信する。
しかし、車両の走行の際には、受信機はタイヤ空気圧モニタリングシステム用の電波だけしか受信できないため、イグニッションスイッチがオンであることを必要とするリモートキーレスエントリーシステムに関する処理ができない。具体的には、リモートキーレスエントリーシステムにおけるキーの登録や、受信機の故障診断などを行うことができない。
仮に、車両の走行の際に、受信機に、リモートキーレスエントリーシステム用電波の受信をさせるようにした場合には、リモートキーレスエントリーシステム用電波を受信できる状態で走行し続けることになる。リモートキーレスエントリーシステム用電波を受信できる状態で走行し続けた場合に、例えばタイヤがパンクするなどの状況に適切に対応できない。具体的には、適切なタイミングでタイヤ空気圧モニタリングシステムが作動せず、警報ができない虞がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、イグニッションスイッチがオンの状態であっても、タイヤ空気圧モニタリングシステム用電波と、リモートキーレスエントリーシステム用電波とを切り替えて受信することを目的とする。
本無線通信システムは、
車両に搭載され、且つリモートキーレスエントリーシステムの携帯機によって送信される第1の電波、およびタイヤ空気圧モニタリングシステムの検出装置によって送信される第2の電波を受信する受信機を有する無線通信システムであって、
前記第1の電波用にカットオフ周波数が設定された第1のローパスフィルタと、
前記第2の電波用にカットオフ周波数が設定された第2のローパスフィルタと、
前記第1のローパスフィルタと、前記第2のローパスフィルタとの間で、受信信号の入力先を切り替える切替部と、
前記車両のイグニッションスイッチがオフであることを表す情報が入力された場合に前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定し、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力された場合に前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する切替制御部と、
前記第1のローパスフィルタ、または前記第2のローパスフィルタからの出力信号を解読する解読部と
を有し、
前記切替制御部は、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力されることによって前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定されている状態で、前記受信機の故障診断を行う際に、前記第1の電波を受信することを要求する第1の電波受信要求信号が入力された場合には、前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する。
本受信機は、
車両に搭載され、且つリモートキーレスエントリーシステムの携帯機によって送信される第1の電波、およびタイヤ空気圧モニタリングシステムの検出装置によって送信される第2の電波を受信する受信機であって、
前記第1の電波用にカットオフ周波数が設定された第1のローパスフィルタと、
前記第2の電波用にカットオフ周波数が設定された第2のローパスフィルタと、
前記第1のローパスフィルタと、前記第2のローパスフィルタとの間で、受信信号の入力先を切り替える切替部と、
前記車両のイグニッションスイッチがオフであることを表す情報が入力された場合に前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定し、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力された場合に前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する切替制御部と、
前記第1のローパスフィルタ、または前記第2のローパスフィルタからの出力信号を解読する解読部と
を有し、
前記切替制御部は、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力されることによって前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定されている状態で、前記受信機の故障診断を行う際に、前記第1の電波を受信することを要求する第1の電波受信要求信号が入力された場合には、前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する。
本通信方法は、
車両に搭載され、且つリモートキーレスエントリーシステムの携帯機によって送信される第1の電波、およびタイヤ空気圧モニタリングシステムの検出装置によって送信される第2の電波を受信する受信機によって実行される通信方法であって、
前記受信機は、
前記第1の電波用にカットオフ周波数が設定された第1のローパスフィルタと、
前記第2の電波用にカットオフ周波数が設定された第2のローパスフィルタと、
前記第1のローパスフィルタと、前記第2のローパスフィルタとの間で、受信信号の入力先を切り替える切替部と、
前記車両のイグニッションスイッチがオフであることを表す情報が入力された場合に前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定し、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力された場合に前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する切替制御部と、
前記第1のローパスフィルタ、または前記第2のローパスフィルタからの出力信号を解読する解読部と
を有し、
前記通信方法は、
前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力されることによって前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定されている状態で、前記受信機の故障診断を行う際に、前記第1の電波を受信することを要求する第1の電波受信要求信号が入力された場合には、前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する。
開示の実施例によれば、イグニッションスイッチがオンの状態であっても、タイヤ空気圧モニタリングシステム用電波と、リモートキーレスエントリーシステム用電波とを切り替えて受信することができる。
無線通信システムの一実施例を示す図である。 受信機の一実施例を示す機能ブロック図である。 無線通信システムの動作の一実施例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<実施例>
<無線通信システム>
図1は、本実施例に従った無線通信システムの一実施例を示す。
無線通信システムは、車載電子機器100と、携帯機200と、検出装置300とを有する。車載電子機器100は、車両に搭載され、検出装置300は車両に設置される。
車載電子機器100は、受信機102と、G/W(Gateway)電子制御ユニット(ECU: Electronic Control Unit)104と、制御ECU106と、車両制御ECU110と、電源112と、車速センサ114と、タコメータ116と、RKE ECU118とを有する。受信機102は、マイコン103を有する。
受信機102は、リモートキーレスエントリーシステム用電波(以下、「RKE用電波」という)を受信するリモートキーレスエントリーシステム受信機としての機能と、タイヤ空気圧モニタリングシステム用電波(以下、「TPMS用電波」という)を受信するタイヤ空気圧モニタリングシステム受信機としての機能とを有する。受信機102は、マイコン103が受信機として機能することにより動作する。RKE用電波と、TPMS用電波とは受信周波数が異なる。
受信機102は、G/W ECU104からの情報を受信するためのインターフェースを有する。受信機102は、G/W ECU104により入力されるべき車両情報に基づいて、RKE用電波を受信すべきかTPMS用電波を受信すべきかを判定し、必要に応じて受信すべき電波の周波数を切り替える。該周波数には、RKE用電波の周波数と、TPMS用電波の周波数とが含まれる。受信すべき電波の周波数を切り替えることにより、1つの部品で、異なる2つの周波数の電波を受信することができる。
さらに、受信機102は、TPMS用電波を受信するように設定されている状態で、RKE用電波の受信を要求する信号(以下、「RKE用電波受信要求信号」という)が入力された場合には、RKE用電波を受信するように設定する。
さらに、受信機102は、RKE用電波受信要求信号が入力されることによりRKE用電波を受信するように設定した後で、車両が走行していることを表す情報が入力された場合に、TPMS用電波を受信するように設定する。
また、受信機102は、携帯機200からのRKE用電波を解読する。具体的には、RKE用電波に含まれるべき携帯機200を識別するための情報(以下、「RKE用識別情報」という)が、当該車両に固有の識別情報と一致するかどうかを判定する。RKE用識別情報が当該車両に固有の識別情報と一致すると判定された場合、該RKE用電波を解読することにより、機能信号を得る。該機能信号には、ドアのロック又はアンロックを表す信号が含まれてもよい。受信機102は、制御ECU106に、RKE用電波を解読することにより得られるべき機能信号を入力する。
また、受信機102は、検出装置300からのTPMS用電波を解読する。受信機102は、制御ECU106に、TPMS用電波信号を解読することにより得られるべき検出信号を入力する。該検出信号には、タイヤの空気圧を表す情報と、該タイヤの空気圧が検出された車輪を表す情報とが含まれる。また、検出信号に、温度を表す情報が含まれてもよい。受信機102は、TPMS用電波が暗号化されている場合には、解読に先だって、復号する。
以下、受信機102がリモートキーレスエントリーシステム受信機として機能している状態を「RKEモード」といい、受信機102がタイヤ空気圧モニタリングシステム受信機として機能している状態を「TPMSモード」という。
G/W ECU104は、受信機102と接続される。G/W ECU104は、車両制御ECU110から、車両情報を取得する。具体的には、車両情報には、イグニッション(IG: ignition)スイッチがオンであるかオフであるかを表す情報が含まれる。また、車両情報には、車速を表す情報が含まれる。また、車両情報には、エンジンの回転数を表す情報が含まれてもよい。G/W ECU104は、受信機102に、車両制御ECU110から取得した車両情報を入力する。
また、G/W ECU104には、RKE ECU118から、RKE用電波受信要求信号が入力される場合がある。RKE ECU118が、必要に応じて、携帯機200のキーの登録を要求こと、また、受信機102の故障の診断を要求することがあるためである。G/W ECU104は、受信機102に、RKE ECU118から入力されたRKE用電波受信要求信号を入力する。該RKE用電波受信要求信号には、携帯機200のキーの登録を要求することを表す情報、受信機102の故障の診断を要求することを表す情報が含まれてもよい。
制御ECU106は、受信機102と接続される。
制御ECU106は、受信機102からの機能信号に基づいて、該機能信号に含まれるべきドアのロック又はアンロックを表す情報に従って、ドアロックモータ(図示なし)を駆動して全ドアをロック状態又はアンロック状態にする。
また、制御ECU106は、受信機102からの検出信号に基づいて、該検出信号に含まれるべき、タイヤの空気圧を表す情報と、該タイヤの空気圧が検出された車輪を表す情報とに基づいて、各車輪の空気圧を把握する。制御ECU106は、各車輪の空気圧と、所定の規定値とを比較する。該所定の規定値は、タイヤの空気圧が正常でないことを警告すべきかどうかを判定する際に利用される空気圧の値である。制御ECU106は、タイヤの空気圧が規定値以下の車輪が検出された場合、該車輪に対応する警告灯(図示なし)を点灯させるとともに、ブザー(図示なし)を鳴らして報知する。警告灯、ブザー以外の方法でユーザに知らせるようにしてもよい。
車両制御ECU110は、当該車両の制御を行う。車両制御ECU110は、G/W ECU104に、車両情報を入力する。車両制御ECU110は、G/W ECU104からの要求に応じて、G/W ECU104に車両情報を入力するようにしてもよい。車両制御ECU110は、定期的又は不定期に、G/W ECU104に車両情報を入力するようにしてもよい。
車両制御ECU110には、電源112から、当該車両のイグニッションスイッチがオンにされたかオフにされたかを表す情報が入力される。車両制御ECU110は、G/W ECU104に、車両情報として、当該車両のイグニッションスイッチがオンにされたかオフにされたかを表す情報を入力する。
車両制御ECU110には、車速センサ114から、当該車両の移動速度を表す情報が入力される。車両制御ECU110は、G/W ECU104に、車両情報として、当該車両の移動速度を表す情報を入力する。
車両制御ECU110には、タコメータ116から、当該車両のエンジンの回転数を表す情報が入力される。車両制御ECU110は、G/W ECU104に、車両情報として、当該車両のエンジンの回転数を表す情報を入力する。
電源112は、車両制御ECU110と接続される。電源112は、ユーザによりイグニッションスイッチがオンにされたかどうかに応じて、車両に、電源を供給する。イグニッションスイッチがオンにされた場合、車両制御ECU110に、イグニッションスイッチがオンにされたことを表す情報が入力される。
車速センサ114は、車両制御ECU110と接続される。車速センサ114は、車両の速度を計測する。車速センサ114は、車両制御ECU110に、車両の速度を表す情報を入力する。定期的に入力されてもよいし、不定期に入力されてもよい。
タコメータ116は、車両制御ECU110と接続される。タコメータ116は、エンジンの回転数を計測する。タコメータ116は、車両制御ECU110に、エンジンの回転数を表す情報を入力する。定期的に入力されてもよいし、不定期に入力されてもよい。
RKE ECU118は、リモートキーレスエントリーシステムに関する制御を行う。リモートキーレスエントリーシステムに関する制御はサービスツールを利用して行われてもよい。具体的には、RKE ECU118は、キー(RKE用識別情報)を登録するための処理を行う。キーを登録するための処理を行う際に、RKE ECU118は、G/W ECU104に、RKE用電波受信要求信号を入力する。
また、RKE ECU118は、受信機102の故障診断のための処理を行う。例えば、受信機102がリモートキーレスエントリーシステム受信機として機能するかどうかを診断する。受信機102の故障診断のための処理を行う際に、RKE ECU118は、G/W ECU104に、RKE用電波受信要求信号を入力する。
G/W ECU104と、制御ECU106と、車両制御ECU110と、RKE ECU118との間は、バス150を介して接続される。G/W ECU104と、制御ECU106と、車両制御ECU110と、RKE ECU118との間は、例えば、自動車内LANの通信プロトコルに従って通信を行う。例えば、自動車内LANの通信プロトコルとして、CAN(Controller Area Network)が適用されるようにしてもよいし、LIN(Local Interconnect Network)が適用されるようにしてもよいし、FlexRayが適用されるようにしてもよい。また、他のプロトコルが適用されてもよい。
携帯機200は、操作スイッチ202、204を有する。車両のユーザが携帯機200の操作スイッチ202、又は204を押すことにより、該携帯機200からRKE用電波が送信される。該RKE用電波には、上述したように、機能信号が含まれる。操作スイッチ202、又は204は、車両の全ドアのロック又はアンロックに対応する。
検出装置300は、タイヤの空気圧を検出する。検出装置300は、各車輪に取り付けられる。各タイヤのホイールに設置されてもよい。検出装置300は、取り付けられた車輪の空気圧を検出し、該検出された車輪の空気圧を表す情報と、該空気圧を表す情報がどの車輪のものであるかを表す車輪特定情報とを検出信号として、互いに重複しないタイミングで定期的に送信する。図1には1例として、1の検出装置が示されているが複数であってもよい。具体的には、各車輪に取り付けられる場合には4である。
<受信機102>
図2は、受信機102の一実施例を示す。
受信機102は、アンテナ1022と、バンドパスフィルタ1024と、アンプ1026と、ミキサ1028と、発振回路1030と、バンドパスフィルタ1032と、アンプ1034と、検波回路1036と、ローパスフィルタ(LPF)1038と、切替制御部1046、波形整形回路1048と、解読部1050とを有する。ローパスフィルタ1038は、切替スイッチ1040と、ローパスフィルタ1042と、ローパスフィルタ1044とを有する。
アンテナ1022は、携帯機200からのRKE用電波又は検出装置300からのTPMS用電波を受信する。
バンドパスフィルタ1024は、アンテナ1022と接続される。バンドパスフィルタ1024は、アンテナ1022により受信されたRKE用電波又はTPMS用電波から、希望波を受信信号として抽出する。
アンプ1026は、バンドパスフィルタ1024と接続される。アンプ1026は、バンドパスフィルタ1024により抽出された希望波を所定のレベルまで増幅する。
ミキサ1028は、アンプ1026と接続される。ミキサ1028は、発振回路1030により生成される一定周波数の周波数変換用信号と、アンプ1026からの受信信号とを合成することにより、受信信号を中間周波数信号に変換する。
発振回路1030は、ミキサ1028と接続される。発振回路1030は、一定周波数の周波数変換用信号を生成し、ミキサ1028に入力する。
バンドパスフィルタ1032は、ミキサ1028と接続される。バンドパスフィルタ1032は、ミキサ1028により出力される中間周波数信号から希望波を通過させる。
アンプ1034は、バンドパスフィルタ1032と接続される。アンプ1034は、バンドパスフィルタ1032により抽出された希望波を所定のレベルまで増幅する。
検波回路1036は、アンプ1034と接続される。検波回路1036は、アンプ1034からの信号を検波することにより、ベースバンド信号に変換する。
ローパスフィルタ1038は、検波回路1036と接続される。検波回路1036からのベースバンド信号は、ローパスフィルタ1042又は1044に入力される。ローパスフィルタ1042又は1044のどちらに入力されるかは、切替制御部1046による切替スイッチ1040の制御に従う。
ローパスフィルタ1042と1044は、ベースバンドフィルタのカットオフ周波数が異なる。RKE用電波は、ビットレートが他のシステム用の電波よりも低く設定される場合が多い。応答性よりも感度(通信距離)が優先されるためである。TPMS用電波は、ビットレートが他のシステム用の電波よりも高く設定される場合が多い。感度よりも応答性が優先されるためである。
ローパスフィルタ1042は、RKE用にカットオフ周波数が設定される。ローパスフィルタ1044は、TPMS用にカットオフ周波数が設定される。
切替制御部1046は、G/W ECU104と接続される。切替制御部1046は、G/W ECU104からの情報を受信するためのインターフェースを有する。切替制御部1046は、G/W ECU104からの車両情報に従って、切替スイッチ1040を切り替えることにより制御する。切替スイッチ1040が切り替えられることにより制御されることにより、検波回路1036からのベースバンド信号が、ローパスフィルタ1042又はローパスフィルタ1044に入力される。具体的には、切替制御部1046は、G/W ECU104からの車両情報にイグニッションスイッチがオフであることを表す情報が含まれる場合、RKEモードに設定するために、切替スイッチ1040をローパスフィルタ1042に切り替えるための制御を行う。切替制御部1046は、G/W ECU104からの車両情報にイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が含まれる場合、TPMSモードに設定するために、切替スイッチ1040をローパスフィルタ1044に切り替えるための制御を行う。
また、切替制御部1046は、G/W ECU104からRKE用電波受信要求信号が入力された場合に、TPMSモードに設定されている場合でも、RKEモードに設定するために、切替スイッチ1040をローパスフィルタ1044に切り替えるための制御を行う。
また、G/W ECU104からのRKE用電波受信要求信号に応じて、TPMSモードに設定された後に、G/W ECU104からの車両情報が、車両が走行していることを示すものである場合には、切替制御部1046は、TPMSモードに設定するために、切替スイッチ1040をローパスフィルタ1044に切り替えるための制御を行う。切替制御部1046は、G/W ECU104からの車両情報が、車両が停止していることを示すものである場合には、RKEモードが設定されている場合には、該RKEモードへの設定を継続する。
具体的には、切替制御部1046は、G/W ECU104からの車両情報に含まれる車速を表す情報及びエンジンの回転数を表す情報の少なくとも一方に基づいて、車両が走行していることを示すものであるか、車両が停止していることを示すものであるかを判定するようにしてもよい。
波形整形回路1048は、ローパスフィルタ1038と接続される。波形整形回路1048は、ローパスフィルタ1038からの信号を矩形波に整形する。
解読部1050は、波形整形回路1048と、制御ECU106と接続される。解読部1050は、波形整形回路1048からの矩形波を解読する。解読部1050は、携帯機200からのRKE用電波に含まれるべきRKE用識別情報が当該車両に固有の識別情報と一致するかどうかを判定する。RKE用識別情報が当該車両に固有の識別情報と一致すると判定された場合、解読部1050は、該RKE用電波を解読することにより、機能信号を得る。解読部1050は、該RKE用電波を解読することにより得られるべき機能信号を制御ECU106に入力する。
また、解読部1050は、検出装置300からのTPMS用電波を解読することにより得られるべき検出信号を制御ECU106に入力する。この場合、解読部1050は、必要に応じて、解読に先だって、復号する。TPMS用電波が暗号化されていることもあるためである。
図2に示される少なくとも切替制御部1046と、解読部1050は、マイコン103が、切替制御部1046、解読部1050として機能することにより、実現される。
受信機102にマイコン103を搭載し、該マイコン103に、RKE用電波、TPMS用電波を解読させることにより、送信側と間で送受信される電波に関する処理を閉じて行うことができる。
受信機102から制御ECU106に、RKE用電波、TPMS用電波を解読した情報が入力される。つまり、制御ECU106では、RKE用電波、TPMS用電波を解読する処理は行われない。制御ECU106によりRKE用電波、TPMS用電波を解読する処理は行われないため、制御ECU106の処理負荷を低減できる。また、RKE用電波、TPMS用電波を解読する処理に影響されることなく、制御ECUを取り替えることができる。つまり、制御ECU106の性能を確保できると共に、部品調達の柔軟性を確保できる。
また、受信機102に、車両情報をG/WするG/W ECU104とのインターフェースを有するように構成し、該インターフェースから車両情報に基づいて、車両の状態を認識できるようにされる。受信機102を、バス150に接続しないように構成することにより、受信機102の設置を容易にできる。G/W ECU104と、制御ECU106に、受信機102を接続するだけでよく、バス150に接続する必要がないためである。
受信機102をバス150に接続するように構成してもよい。この場合、G/W ECU104からの車両情報は、バス150を介して、受信機150に入力される。
<無線通信システムの動作>
図3は、無線通信システムの動作の一実施例を示す。図3には、主に、受信機102の切替制御部1046の動作が示される。
受信機102は、車両が停止状態であるかどうかを判定する(ステップS302)。該停止状態には、車両が極めて低速に走行している状態が含まれてもよい。具体的には、5km/h以下の速度で走行している場合も含まれてもよい。つまり、切替制御部1046は、G/W ECU104により入力される車両情報に含まれる車速を表す情報に基づいて、車両が停止状態であるかどうかを判定する。また、切替制御部1046は、G/W ECU104により入力される車両情報に含まれるエンジンの回転数を表す情報に基づいて、車両が停止状態であるかどうかを判定するようにしてもよい。
車両が停止状態でないと判定された場合(ステップS302:NO)、ステップS302に戻る。車両が停止状態となるまで同様の処理が継続される。車両が停止状態でないと判定された場合に、TPMSモードに設定されてもよい。
車両が停止状態であると判定された場合(ステップS302:YES)、受信機102は、IGがオンであるかどうかを判定する(ステップS304)。つまり、切替制御部1046は、G/W ECU104により入力される車両情報に含まれるイグニッションスイッチがオンであるかオフであるかを表す情報に基づいて、イグニッションスイッチがオンであるかどうかを判定する。
イグニッションスイッチがオフであると判定された場合(ステップS304:NO)、受信機102は、RKEモードに設定する(ステップS306)。つまり、切替制御部1046は、イグニッションスイッチがオフであると判定した場合、RKEモードに設定するために、ローパスフィルタ1042に、切替スイッチ1040を切り替える制御を行う。ローパスフィルタ1042に、切替スイッチ1040を切り替える制御を行った後に、ステップS304に戻る。IGがオンであるかオフであるかを判定する処理が定期的又は不定期に行われる。RKEモードでは、イグニッションスイッチがオンである状態で実行できる、リモートキーレスエントリーシステムにおけるキーの登録や、受信機の故障診断などを行うことができる。
イグニッションスイッチがオンであると判定された場合(ステップS304:YES)、受信機102は、TPMSモードに設定する(ステップS308)。つまり、切替制御部1046は、イグニッションスイッチがオンであると判定した場合、TPMSモードに設定するために、ローパスフィルタ1044に、切替スイッチ1040を切り替える制御を行う。
受信機102は、RKEモードへの切り替えが必要であるかどうかを判定する(ステップS310)。つまり、切替制御部1046は、G/W ECU104によりRKE用電波受信要求信号が入力されるかどうかに応じて、RKEモードへの切り替えが必要であるかどうかを判定する。
RKEモードへの切り替えが必要であると判定された場合(ステップS310:YES)、RKEモードに設定する(ステップS312)。つまり、切替制御部1046は、G/W ECU104によりRKE用電波受信要求信号が入力された場合にRKEモードへの切り替えが必要であると判定し、RKEモードに設定するために、切替スイッチ1040をローパスフィルタ1042に切り替えるための制御を行う。イグニッションスイッチがオンである状態でも、RKE用電波受信要求に応じてRKEモードへの切り替えを行うことにより、RKEの機能を維持しつつ、メンテナンスを行うことができる。
RKEモードへの切り替えが必要であると判定されない場合(ステップS310:NO)、ステップS312によりRKEモードに設定された後、受信機102は、車両が走行しているかどうかを判定する(ステップS314)。つまり、切替制御部1046は、G/W ECU104により入力される車両情報に含まれる車速を表す情報及びエンジンの回転数を表す情報の少なくとも一方に基づいて、車両が走行中であるかどうかを判定する。
車両が停止していると判定された場合(ステップS314:NO)、ステップS314に戻る。車両が走行していると判定されるまで、同様の処理が継続される。この場合、ステップS308によりTPMSモードに設定され、ステップS310によりRKEモードへの切替が必要でないと判定された場合には、TPMSモードに設定されたままである。また、ステップS312によりRKEモードに設定された場合には、RKEモードに設定されたままである。
ステップS314により車両が走行していると判定された場合(ステップS314:YES)、受信機102は、TPMSモードに設定する(ステップS316)。つまり、切替制御部1046は、車両が走行していると判定した場合、TPMSモードに設定するために、ローパスフィルタ1044に、切替スイッチ1040を切り替える制御を行う。この場合、ステップS308によりTPMSモードに設定され、ステップS310によりRKEモードへの切替が必要でないと判定されている場合には、TPMSモードへの設定が継続される。また、ステップS312によりRKEモードに設定された場合には、TPMSモードに設定が変更される。
イグニッションスイッチがオンである状態で、RKEモードへの切り替えが行われた場合でも、走行していると判定された場合には、TPMSモードへ切り替えられる。イグニッションスイッチがオンである状態で、公道を走行した場合であっても、法規を遵守するために、TPMSモードに切り替えることができる。
ステップS316による処理の終了後、ステップS302に戻る。
本実施例によれば、
受信周波数の異なるRKE受信機と、TPMS受信機の受信機部品を統合したシステムにおいて、イグニッションスイッチがオンである状態であっても、RKEシステムの機能を使用する場合に、サービスツールや、他のECUからの情報に基づいて、RKEモードに変更できる。つまり、RKEモード、TPMSモードとの間で、設定すべきモードの優先度を変更できる。
また、本実施例によれば、イグニッションスイッチがオンである状態であっても、RKEシステムの携帯機を車両に搭載した状態で、またRKEシステムの機能を有したままで、外部ツールからの要求されるRKEのキー登録や、RKEシステムの受信機の故障診断等に対応することができる。このため、メンテナンスを容易に行うことができる。
説明の便宜上、発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明されるが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてよい。
本実施例では、故障診断においてIGがオンである場合にRKEモードに切替える構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、リモートエンジンスタータやプレ空調でIGがオンである場合にRKEモードに切替えて動作させてもよい。
以上、本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
100 車載電子機器
102 受信機
103 マイコン
104 G/W ECU
106 制御ECU
110 車両制御ECU
112 電源
114 車速センサ
116 タコメータ
118 RKE ECU
150 バス
200 携帯機
202、204 操作スイッチ
300 検出装置
1022 アンテナ
1024 バンドパスフィルタ
1026 アンプ
1028 ミキサ
1030 発振回路
1032 バンドパスフィルタ
1034 アンプ
1036 検波回路
1038 ローパスフィルタ
1040 切替スイッチ
1042 ローパスフィルタ
1044 ローパスフィルタ
1046 切替制御部
1048 波形整形回路
1050 解読部

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、且つリモートキーレスエントリーシステムの携帯機によって送信される第1の電波、およびタイヤ空気圧モニタリングシステムの検出装置によって送信される第2の電波を受信する受信機を有する無線通信システムであって、
    前記第1の電波用にカットオフ周波数が設定された第1のローパスフィルタと、
    前記第2の電波用にカットオフ周波数が設定された第2のローパスフィルタと、
    前記第1のローパスフィルタと、前記第2のローパスフィルタとの間で、受信信号の入力先を切り替える切替部と、
    前記車両のイグニッションスイッチがオフであることを表す情報が入力された場合に前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定し、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力された場合に前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する切替制御部と、
    前記第1のローパスフィルタ、または前記第2のローパスフィルタからの出力信号を解読する解読部と
    を有し、
    前記切替制御部は、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力されることによって前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定されている状態で、前記受信機の故障診断を行う際に、前記第1の電波を受信することを要求する第1の電波受信要求信号が入力された場合には、前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する、無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記切替制御部は、前記第1の電波受信要求信号が入力されることによって前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定した状態で、前記車両が走行していることを表す情報が入力された場合には、前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する、無線通信システム
  3. 請求項1または2に記載の無線通信システムにおいて
    前記携帯機の識別情報を登録する処理を行う際に、前記切替制御部に、前記第1の電波受信要求信号が入力される、無線通信システム。
  4. 請求項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記切替制御部は、前記車両に搭載される電子制御ユニットにより入力される車速を表す情報が、車両が走行していることを表す場合に、前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する、無線通信システム。
  5. 請求項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記切替制御部は、前記車両に搭載される電子制御ユニットにより入力されるエンジンの回転数を表す情報が、車両が走行していることを表す場合に、前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する、無線通信システム。
  6. 車両に搭載され、且つリモートキーレスエントリーシステムの携帯機によって送信される第1の電波、およびタイヤ空気圧モニタリングシステムの検出装置によって送信される第2の電波を受信する受信機であって、
    前記第1の電波用にカットオフ周波数が設定された第1のローパスフィルタと、
    前記第2の電波用にカットオフ周波数が設定された第2のローパスフィルタと、
    前記第1のローパスフィルタと、前記第2のローパスフィルタとの間で、受信信号の入力先を切り替える切替部と、
    前記車両のイグニッションスイッチがオフであることを表す情報が入力された場合に前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定し、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力された場合に前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する切替制御部と、
    前記第1のローパスフィルタ、または前記第2のローパスフィルタからの出力信号を解読する解読部と
    を有し、
    前記切替制御部は、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力されることによって前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定されている状態で、前記受信機の故障診断を行う際に、前記第1の電波を受信することを要求する第1の電波受信要求信号が入力された場合には、前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する、受信機。
  7. 車両に搭載され、且つリモートキーレスエントリーシステムの携帯機によって送信される第1の電波、およびタイヤ空気圧モニタリングシステムの検出装置によって送信される第2の電波を受信する受信機によって実行される通信方法であって、
    前記受信機は、
    前記第1の電波用にカットオフ周波数が設定された第1のローパスフィルタと、
    前記第2の電波用にカットオフ周波数が設定された第2のローパスフィルタと、
    前記第1のローパスフィルタと、前記第2のローパスフィルタとの間で、受信信号の入力先を切り替える切替部と、
    前記車両のイグニッションスイッチがオフであることを表す情報が入力された場合に前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定し、前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力された場合に前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する切替制御部と、
    前記第1のローパスフィルタ、または前記第2のローパスフィルタからの出力信号を解読する解読部と
    を有し、
    前記通信方法は、
    前記車両のイグニッションスイッチがオンであることを表す情報が入力されることによって前記第2のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定されている状態で、前記受信機の故障診断を行う際に、前記第1の電波を受信することを要求する第1の電波受信要求信号が入力された場合には、前記第1のローパスフィルタに前記受信信号が入力されるように前記切替部に設定する、通信方法。
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