JP4552995B2 - 車載装置、および車両用複合制御システム - Google Patents

車載装置、および車両用複合制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP4552995B2
JP4552995B2 JP2007271492A JP2007271492A JP4552995B2 JP 4552995 B2 JP4552995 B2 JP 4552995B2 JP 2007271492 A JP2007271492 A JP 2007271492A JP 2007271492 A JP2007271492 A JP 2007271492A JP 4552995 B2 JP4552995 B2 JP 4552995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
control means
turned
output
tpms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007271492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009097272A (ja
Inventor
則昭 岡田
正博 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007271492A priority Critical patent/JP4552995B2/ja
Priority to DE200810051273 priority patent/DE102008051273A1/de
Priority to US12/252,864 priority patent/US7952472B2/en
Publication of JP2009097272A publication Critical patent/JP2009097272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4552995B2 publication Critical patent/JP4552995B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • B60C23/0422Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
    • B60C23/0433Radio signals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
    • B60C23/0422Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver characterised by the type of signal transmission means
    • B60C23/0433Radio signals
    • B60C23/0435Vehicle body mounted circuits, e.g. transceiver or antenna fixed to central console, door, roof, mirror or fender

Description

本発明は、スマートエントリーシステムとしての機能とタイヤ空気圧監視システムとしての機能とを兼ね備えた車両用複合制御システムの車載装置と、この車載装置を備えてなる車両用複合制御システムに関する。
従来、自動車関連技術の分野においては、車両に搭載された車載装置が、他の機器と無線通信で情報伝送を行って、様々な制御を実行するシステムが種々実用化されている。
代表的な例を挙げれば、例えば、車両に搭載される車載装置と、車両の利用者が所持する携帯機とで構成されるスマートエントリーシステムを挙げることができる。この種のスマートエントリーシステムは、車載装置と携帯機との間で無線通信による認証が成立すれば、機械式キーでの操作を行わなくても、ドアのロック/アンロックやエンジン始動等の制御を実行できる仕組みになっている。
また、他の例としては、例えば、車両に搭載される車載装置と、車両が備えるタイヤの空気圧や温度などを検出するタイヤセンサとで構成されるタイヤ空気圧監視システム(TPMS;Tire Pressure Monitoring System)を挙げることもできる。
このTPMSは、例えば、車両の各車輪に設けられたタイヤセンサがタイヤの空気圧を検出し、そのデータを電波で送信し、車載装置がタイヤセンサからの電波を受信することにより、タイヤの空気圧を監視する仕組みになっている。
さらに、この種の無線通信を行うシステムにおいて、2種類の異なるシステムを統合した複合システムも既に提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。下記特許文献1に記載された複合システムは、イグニッションオフの時はリモートキーレスエントリー(RKE;Remote Keyless Entry)システムとして機能し、イグニッションオンの時はTPMSとして機能するものである。
このような複合システムであれば、RKEシステムとTPMSとで、車載装置の構成の一部を兼用することができるので、スペース的に車両への搭載が容易になり、コスト的にも有利なシステムになるとされている。
特許第3789335号公報
ところで、上記特許文献1に記載の如く、RKEシステムとTPMSとの複合システムにおいて、イグニッションオンの時にRKEシステムとして機能しないことは、特に問題視されていない。
しかし、スマートエントリーシステムとTPMSとの複合システムを考えた場合、RKEシステムとは異なり、イグニッションオンの時にスマートエントリーシステムとして機能しないことには問題がある。
具体的には、スマートエントリーシステムの場合、イグニッションがオンかオフかを問わず、間欠的または所定のトリガに基づいて無線通信を継続することにより、携帯機が車両内に存在するのか車外へ持ち出されたのか、といったことを監視している。
そのため、上記特許文献1に記載の如く、単にイグニッションがオンになったことをもって、車載装置がTPMSとしての機能を制御することに専念してしまうと、携帯機との無線通信を適切に実施できず、携帯機の所在を確認することができなくなってしまう。
したがって、単に上記特許文献1に記載の如き構成を採用するだけでは、スマートエントリーシステムとTPMSとの複合システムを構成することができず、特に、スマートエントリーシステムとしての機能を適切に制御できなくなるおそれがある、という問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、スマートエントリーシステムとしての機能およびTPMSとしての機能を、双方とも適切に制御可能な車両用複合制御システムの車載装置と、その車載装置を備えた車両用複合制御システムを提供することにある。
以下、本発明において採用した構成について説明する。
請求項1に記載の車載装置において、スマートエントリーシステム用の第1制御手段は、間欠的または所定のトリガに基づいて出力信号をオンにする。例えば、イグニッションオフの場合は、特にトリガが入らなくても所定時間が経過する毎に、間欠的に出力信号をオンにする。また、例えば、イグニッションオンの場合は、所定の照合実施条件が成立したことをトリガとして、トリガが入ったら出力信号をオンにする。
トリガとなる所定の照合実施条件は、既存のスマートエントリーシステムで採用されているものと同等の条件であればよく、例えば、イグニションオン中にドアが閉められた時には照合実施条件成立となり、車室内に携帯機があることを検出するため、照合を行う。なお、この場合、携帯機が車室内にない場合は携帯機持ち出し警報としてブザーを吹鳴させ、携帯機が持ち出された可能性があることを利用者に知らせるなどの対処がなされる点も、既存のスマートエントリーシステムと同様である。
このように間欠的または所定のトリガに基づいて、第1制御手段からの出力信号がオンとなった場合に、受信手段は、車両のイグニッションスイッチがオンまたはオフいずれであっても、第1の動作モードに切り替えられる。
受信手段が、第1の動作モードに切り替えられた場合、携帯機から伝送されてくる情報を受信して、第1制御手段に対して出力する。その際、第1制御手段は、自身の出力する出力信号がオンの期間内に、受信手段から出力される「携帯機からの情報」を入力し、車両における各種制御の実行を許可する上で必要となる認証を行う。
つまり、スマートエントリーシステム用の第1制御手段は、車両のイグニッションスイッチがオンまたはオフいずれであっても、間欠的または所定のトリガに基づいて出力信号をオンにするたびに、この出力信号をイネーブル信号として「携帯機からの情報」を入力する動作を実行する。
一方、受信手段は、車両のイグニッションスイッチがオン、且つ、第1制御手段からの出力信号がオフの場合に、第2の動作モードに切り替えられる。
受信手段が、第2の動作モードに切り替えられた場合、検出手段から伝送されてくる情報を受信して、第2制御手段に対して出力する。その際、第2制御手段は、車両のイグニッションスイッチがオン、且つ、第1制御手段からの出力信号がオフの期間内に、受信手段から出力される「検出手段からの情報」を入力し、検出手段から伝送されてくるタイヤの状態に関する情報を取得する。
つまり、TPMS用の第2制御手段は、車両のイグニッションスイッチがオンであれば、第1制御手段が間欠的または所定のトリガに基づいて出力信号をオフにするたびに、「検出手段からの情報」を入力する動作を実行する。
以上のように構成された車載装置において、第2制御手段は、車両のイグニッションスイッチがオンであっても、第1制御手段が出力信号をオンとした時には「検出手段からの情報」を入力しなくなるので、この点で従来のTPMSが備える制御手段とは相違する。
ただし、第1制御手段が出力信号をオンとする期間は、「携帯機からの情報」を取得するのに要する期間であり、この期間は僅かである。しかも、TPMSが備える検出手段は、常にタイヤの状態を監視するとともに、きわめて頻繁に情報を送信し続けているので、第1制御手段が出力信号をオフにすれば、第2制御手段は、直ちに最新の情報を受信することができる。
そのため、通常は、第2制御手段が情報を受信できない僅かな期間にタイヤの状態が急激に変化することは殆どなく、仮に変化したとしても、その変化が第2制御手段に伝達されるまでのタイムラグは、実用上、何ら問題を招かない程度である。
したがって、上記のように構成された車載装置によれば、スマートエントリーシステムとしての機能およびTPMSとしての機能を、双方とも適切に制御することができる。
また、上記車載装置においては、間欠的または所定のトリガに基づいて出力信号をオンにするとともに、当該出力信号がオンの期間内に、受信手段から出力される携帯機からの情報を入力するように構成されている。このような第1制御手段と受信手段との間のインターフェースは、既存のスマートエントリーシステムにおいても、全く同等に構成されているものがある。
すなわち、既存のスマートエントリーシステムとして、制御手段と受信手段とを備え、制御手段が受信手段に対して間欠的または所定のトリガに基づいて電圧供給を行うとともに、当該電圧供給がなされる期間内に、受信手段から出力される携帯機からの情報を制御手段が入力するように構成されているものがある。
このような構成において、制御手段の電圧供給端子からの出力を本発明でいう出力信号として扱えば、本発明の車載装置においては、既存のスマートエントリーシステムで採用されている制御手段を、そのまま上記第1制御手段として利用することが可能である。
逆に言えば、上記第1制御手段は、既存のスマートエントリーシステムで採用されている機器と同等な機能を持つ機器と組み合わせることで、TPMSとしての構成を持たないスマートエントリーシステムを構成する際にも利用できる。
このように、上記第1制御手段であれば、TPMSとしての構成を持たないスマートエントリーシステムとの共用化を図ることもできる。したがって、このような第1制御手段であれば、上記共用化に伴う量産効果によってコストダウンを図ることができ、TPMSとしての構成を持つシステム専用に設計された車載装置を備える場合に比べ、本発明の車載装置を安価に提供できるようになる。
また、請求項2に記載の車載装置において、第2制御手段は、アクティブ状態またはスリープ状態になる。したがって、スリープ状態へ移行した際には、スリープ状態へ移行しないものに比べ、省電力化を図ることができる。
また、請求項3に記載の車載装置では、車両のイグニッションスイッチがオフ、且つ、第1制御手段からの出力信号がオフの期間内に、受信手段が作動停止状態になる。
したがって、車両のイグニッションスイッチがオフ、且つ、第1制御手段からの出力信号がオフの期間にも、受信手段が作動し続けるものに比べ、省電力化を図ることができる。
また、請求項4に記載の車載装置では、車両のイグニッションスイッチがオンとなった場合、または、第1制御手段からの出力信号がオンとなった場合に、電力供給手段が電力を受信手段に対して供給し、その電力で受信手段が作動する。
したがって、受信手段は、電力供給手段から電力が供給されるか否かに応じて受動的に作動したり作動を停止したりするので、受信手段が自ら省電力制御を実行しなくてもよく、そのような省電力制御を実行するための高度な仕組みを受信手段に実装しなくてもよい。
また、請求項5に記載の車載装置では、第2制御手段は、車両のイグニッションスイッチがオン、且つ、第1制御手段からの出力信号がオフとなった場合に、受信手段に対してモード切替信号を出力する。受信手段は、電力供給手段から電力が供給された際、第2制御手段からモード切替信号が出力されていなければ、第1の動作モードで作動する。また、受信手段は、電力供給手段から電力が供給された際、第2制御手段からモード切替信号が出力されていれば、第2の動作モードで作動する。
したがって、受信手段は、モード切替信号の有無だけで第1,第2いずれの動作モードで作動するのかを切り替えることができる。よって、車両のイグニッションスイッチの状態と第1制御手段からの出力信号の有無とを組み合わせて判定するような仕組みを受信手段に実装しなくてもよい。
なお、請求項6に記載の車両用複合制御システムは、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車載装置と、前記携帯機と、前記検出手段とを備えてなる。
したがって、この車両用複合制御システムによれば、車載装置が、上記請求項1〜請求項5の各請求項に記載の車載装置について述べた通りの作用、効果を奏する。よって、スマートエントリーシステムとしての機能およびTPMSとしての機能を、双方とも適切に制御することができる。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。
[車両用複合制御システムの概略構成]
図1は、本発明の一実施形態として例示する車両用複合制御システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の車両用複合制御システムは、車両に搭載された車載装置1と、車両の利用者が所持する携帯機3と、車両の前後左右の車輪に装着されたタイヤの内部に組み込まれたタイヤセンサ5(本発明でいう検出手段の一例に相当)とを備えている。
車載装置1は、スマートエントリーシステムとしての機能およびTPMSとしての機能の双方を制御する装置である。
スマートエントリーシステムは、車両の正規利用者が所持する特定の携帯機3が車両周囲の無線通信エリア内に入ったときに、車載装置1と携帯機3との間で無線通信による認証を行い、認証成立時には、ドアのアンロックやエンジン始動の許可といった制御を実行するものである。このスマートエントリーシステムにおいて、車載装置1は、LF帯の電波を利用して携帯機3への情報送信を行い、携帯機3は、RF帯の電波を利用して車載装置1への情報送信を行っている。
一方、TPMSは、車両が備えるタイヤの状態をタイヤセンサ5で検出し、検出した情報を無線通信で車載装置1へと伝達することにより、タイヤの空気圧や温度などに異常があれば、その旨を運転者に報知するシステムである。このTPMSにおいて、4つあるタイヤセンサ5は、互いに重ならないタイミングで、RF帯の電波を利用して車載装置1への情報送信を行っている。
つまり、携帯機3およびタイヤセンサ5は、いずれもRF帯の電波を利用して車載装置1に対する情報伝送を実行している。そのため、車載装置1は、RF帯の電波を受信できれば、携帯機3およびタイヤセンサ5それぞれから伝送されてくる情報を受信することができる。
ただし、これら携帯機3およびタイヤセンサ5からの情報が混信するのを避けるため、携帯機3およびタイヤセンサ5それぞれが利用する周波数は、異なる周波数とされている(本実施形態では、スマートエントリーシステム:312MHz、TPMS:315MHz)。そのため、車載装置1は、スマートエントリー用とタイヤ空気圧監視用とで受信周波数を変更できるように構成されている(以下、各受信周波数を、スマート用周波数、TPMS用周波数ともいう。)。
また、携帯機3とタイヤセンサ5とでは、情報伝送時のビットレートも異なるビットレートとされている。具体的には、一般に、情報伝送時のビットレートは、高くなるほど迅速にデータ通信を行うことができるものの、感度の低下およびそれに伴う通信エラーの発生を招きやすくなる傾向がある。
そこで、本実施形態の複合制御システムの場合、スマートエントリーシステムについては、TPMSに比べ、通信頻度が低く、且つ、通信エラーが発生すると利用者にとっての使い勝手が著しく悪化する点を考慮し、ビットレートを低め(本実施形態では、0.7kbps)に設定することで、通信エラーの発生を抑制している(以下、このビットレートをスマート用ビットレートともいう。)。
一方、TPMSについては、スマートエントリーシステムに比べ、通信頻度が高く、且つ、あるタイミングで通信エラーが発生しても次の通信で正常に情報を受信できれば十分な場合が多い。そこで、この点を考慮し、ビットレートを高め(本実施形態では、5.0kbps)に設定することで、より迅速な通信を実施できるようにしている(以下、このビットレートをTPMS用ビットレートともいう。)。
[車載装置の要部の詳細]
次に、上記車載装置1の構成について、さらに詳しく説明する。
図2は、車載装置1が備えるRF受信系の機能を説明する上で必要な構成を抜粋して図示したブロック図である。なお、車載装置1には、この他にも、LF送信系の構成等が搭載されているが、図2においては、本発明の特徴部と直接関連しない構成についての図示を省略してある。
図2に示すように、車載装置1は、スマートECU12とチューナ13とを備えている。また、スマートECU12は、スマートエントリーシステムの機能を制御するマイコン21を備えている。また、チューナ13は、RF帯の電波を受信するRF受信部31と、TPMSの機能を制御するTPMSマイコン33と、RF受信部31に電圧を供給するレギュレータ35とを備えている。さらに、RF受信部31は、アンテナ31A、アンテナマッチング切替回路31B、フィルタ31C、受信IC31Dなどを備えている。加えて、TPMSマイコン33には、イグニッションスイッチ41からの信号が入力し、メインボデーECU43との間でもデータの入出力が行われるようになっている。
次に、上記車載装置1の各部の機能と、各部がどのように作動するのかを、(A)イグニッションスイッチ41がオフの場合、(B)イグニッションスイッチ41がオンの場合に分けて説明する。
(A)イグニッションスイッチ41がオフの場合
まず、イグニッションスイッチ41がオフの場合について説明する。
イグニッションスイッチ41がオフの場合、TPMSマイコン33はスリープ状態になっている。一方、イグニッションスイッチ41がオフであっても、車載装置1は、携帯機3が車両周囲の無線通信エリア内に存在するか否かを確認する制御を間欠的に実行している。そのため、この制御に伴って、スマートECU12が備えるマイコン21は、電圧信号端子RCOの出力を間欠的にオンにする。
以下、電圧信号端子RCOからの出力信号がオンとなった場合について説明すると、この場合、電圧信号端子RCOからの出力信号はTPMSマイコン33およびレギュレータ35の双方に入力される。
ただし、ここでは、TPMSマイコン33がスリープ状態になっているので、TPMSマイコン33には電圧信号端子RCOから出力がオンになったことは無視され、TPMSマイコン33はスリープ状態を維持する。
一方、電圧信号端子RCOからの出力信号がレギュレータ35に入力されると、レギュレータ35を介して受信IC31Dに5Vの電圧が供給される。RF受信部31は、レギュレータ35からの電圧供給がある場合に作動する一方、レギュレータ35からの電圧供給がなくなると作動を停止する。そのため、電圧信号端子RCOからの出力信号がレギュレータ35に入力された場合、受信IC31Dは作動状態になる。
RF受信部31が作動した際、RF受信部31は、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号に応じて動作モードが切り替わる。具体的には、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号がオフの場合は、携帯機3から伝送されてくる情報を受信して、マイコン21に対して出力する第1の動作モードで作動する。一方、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号がオンの場合は、タイヤセンサ5から伝送されてくる情報を受信して、TPMSマイコン33に対して出力する第2の動作モードで作動する。
ただし、ここでは、TPMSマイコン33がスリープ状態になっているので、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号はオフになっている。より詳しくは、TPMSマイコン33は、アクティブ状態になったときには、モード切替信号の出力をオンにするが、スリープ状態になったときには、モード切替信号の出力をオフにする。
そのため、ここでは、RF受信部31は、第1の動作モードで作動することになる。より詳しく説明すると、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号がオフであることは、アンテナマッチング切替回路31B、受信IC31Dなどに入力される。
アンテナマッチング切替回路31Bは、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号がオフである場合に、携帯機3との通信に利用するスマート用周波数に合わせた回路に切り替えられる。これにより、スマート用周波数に応じたマッチングがとられる。
また、受信IC31Dは、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号がオフである場合に、受信周波数が携帯機3との通信に利用するスマート用周波数に切り替えられる。
これらの他、フィルタ31Cにおいては、カットオフ周波数がスマート用ビットレートに応じた設定に変更される。すなわち、フィルタ31Cとしては、カットオフ周波数を可変設定可能なものが用いられており、スマート用ビットレートを利用する際には、TPMS用ビットレートよりもビットレートが低いので、カットオフ周波数を低めにすることで、ノイズ成分をより効果的にカットするようにしている。
さらに、コンパレータの時定数なども、スマート用ビットレートに応じた設定に変更することで、リファレンスをスマート用ビットレートに追従するタイミングで変動させ、これにより、スマート用ビットレートに応じた最適なヒステリシスが得られるようにしている。
以上のような様々な設定が、RF受信部31においてスマート用の設定に変更されると、RF受信部31は、第1の動作モードで作動する状態になる。その結果、RF受信部31は、携帯機3から伝送されてくる情報を受信して、マイコン21に対して出力する。したがって、スマートECU12が備えるマイコン21は、携帯機3から伝送されてくる情報を取得することができる。
一方、スマートECU12が備えるマイコン21は、必要な情報が得られた時点で、電圧信号端子RCOの出力をオフにする。
以下、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフとなった場合について説明すると、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフになったことは、TPMSマイコン33およびレギュレータ35の双方に入力される。ただし、ここでは、TPMSマイコン33がスリープ状態になっているので、TPMSマイコン33には電圧信号端子RCOから出力がオフになったことも無視され、TPMSマイコン33はスリープ状態を維持する。
一方、レギュレータ35は、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフになると、受信IC31Dへの電圧供給を停止する。そのため、RF受信部31も作動停止状態になる。RF受信部31が作動停止状態になった場合、RF受信部31は、携帯機3からの情報受信およびマイコン21に対する出力を停止する。
以上のような動作は、スマートECU12が備えるマイコン21が、電圧信号端子RCOの出力を間欠的に切り替えるたびに交互に繰り返されることになる。したがって、スマートECU12は、電圧信号端子RCOの出力をオンにすることにより、RF受信部31を作動させて、携帯機3からの情報をチューナ13から入力することができ、電圧信号端子RCOの出力をオフにすることにより、RF受信部31の作動を停止させて、チューナ13からの入力を停止することができる。
(B)イグニッションスイッチ41がオンの場合
次に、イグニッションスイッチ41がオンの場合について説明する。
イグニッションスイッチ41がオンになった場合、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフになっていれば、TPMSマイコン33はアクティブ状態になる。
以下、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフになっている場合について説明すると、この場合、アクティブ状態になったTPMSマイコン33からの出力信号がレギュレータ35に入力され、レギュレータ35を介して受信IC31Dに5Vの電圧が供給される。すなわち、レギュレータ35は、先に説明した電圧信号端子RCOからの出力信号の他、TPMSマイコン33からの出力信号が入力された場合にも、受信IC31Dに電圧を供給する。
RF受信部31は、既に説明した通り、レギュレータ35からの電圧供給がある場合に作動する一方、レギュレータ35からの電圧供給がなくなると作動を停止する。そのため、TPMSマイコン33からの出力信号がレギュレータ35に入力された場合、RF受信部31は作動状態になる。
RF受信部31が作動した際、既に説明した通り、RF受信部31は、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号に応じて動作モードが切り替わる。ここでは、TPMSマイコン33がアクティブ状態になっているので、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号はオンになっている。
そのため、RF受信部31は、第2の動作モードで作動することになる。より詳しく説明すると、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号がオンであることは、アンテナマッチング切替回路31B、受信IC31Dなどに入力される。
アンテナマッチング切替回路31Bは、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号がオンである場合に、タイヤセンサ5との通信に利用するTPMS用周波数に合わせた回路に切り替えられ、これにより、TPMS用周波数に応じたマッチングがとられる。
また、受信IC31Dは、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号がオンである場合に、受信周波数がタイヤセンサ5との通信に利用するTPMS用周波数に切り替えられる。
これらの他、フィルタ31Cにおいては、カットオフ周波数がTPMS用のビットレートに応じた設定に変更され、さらに、図示しないコンパレータにおいても、時定数がTPMS用のビットレートに応じた設定に変更される。
以上のような様々な設定が、RF受信部31においてTPMS用の設定に変更されると、RF受信部31は、第2の動作モードで作動する状態になる。その結果、RF受信部31は、タイヤセンサ5から伝送されてくる情報を受信して、その情報をTPMSマイコン33に対して出力する。したがって、TPMSマイコン33は、タイヤセンサ5から伝送されてくる情報を取得することができる。
ところで、イグニッションスイッチ41がオンであっても、車載装置1は、携帯機3が車両周囲の無線通信エリア内(例えば車室内)に存在するか否かを確認する制御を所定のトリガに基づいて実行している。例えば、イグニションオン中にドアが閉められた時には、携帯機3が車室外へ持ち出されていないかどうかを確認するため、ドアが閉められたことをトリガとして、スマートECU12が備えるマイコン21は、電圧信号端子RCOの出力をオンにする。
以下、電圧信号端子RCOからの出力信号がオンとなった場合について説明すると、この場合、電圧信号端子RCOからの出力信号はTPMSマイコン33およびレギュレータ35の双方に入力される。
そして、電圧信号端子RCOからの出力信号がTPMSマイコン33に入力された場合、TPMSマイコン33はアクティブ状態からスリープ状態に移行する。また、TPMSマイコン33がスリープ状態に移行すると、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号はオフに切り替わる。
そのため、既に説明した様々な設定(受信周波数、アンテナマッチング、フィルタ設定、コンパレータ設定等)が、RF受信部31においてスマート用の設定に変更され、RF受信部31の動作モードは、第2の動作モードから第1の動作モードに切り替わる。その結果、RF受信部31は、携帯機3から伝送されてくる情報を受信して、マイコン21に対して出力する。したがって、スマートECU12が備えるマイコン21は、携帯機3から伝送されてくる情報を取得することができる。
一方、スマートECU12が備えるマイコン21は、必要な情報が得られた時点で、電圧信号端子RCOの出力をオフにする。
以下、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフとなった場合について説明すると、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフになったことは、TPMSマイコン33およびレギュレータ35の双方に入力される。
そして、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフになった場合、TPMSマイコン33はスリープ状態からアクティブ状態に移行する。また、TPMSマイコン33がアクティブ状態に移行すると、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号はオンに切り替わる。
そのため、既に説明した様々な設定(受信周波数、アンテナマッチング、フィルタ設定、コンパレータ設定等)が、RF受信部31においてTPMS用の設定に変更され、RF受信部31の動作モードは、第1の動作モードから第2の動作モードに切り替わる。その結果、RF受信部31は、タイヤセンサ5から伝送されてくる情報を受信して、その情報をTPMSマイコン33に対して出力する。したがって、TPMSマイコン33は、タイヤセンサ5から伝送されてくる情報を取得することができる。
以上のような動作は、スマートECU12が備えるマイコン21が、電圧信号端子RCOの出力を所定のトリガに基づいて切り替えるたびに交互に繰り返されることになる。したがって、スマートECU12は、電圧信号端子RCOの出力をオンにすることにより、RF受信部31を第1の動作モードで作動させて、携帯機3からの情報をチューナ13から入力することができる。また、スマートECU12が電圧信号端子RCOの出力をオフにした際には、RF受信部31を第2の動作モードで作動させ、これにより、TPMSマイコン33は、タイヤセンサ5からの情報をチューナ13から入力することができる。
[TPMSマイコンが実行する制御]
図3は、TPMSマイコン33が実行する制御と、その制御に伴う信号の入出力を併記したフローチャートである。
TPMSマイコン33は、割り込み信号(イグニッションスイッチ41からのオン信号(IG−ON)、またはスマートECU12が備えるマイコン21の電圧信号端子RCOからのオフ信号(RCO−OFF))が到来するまでは、スリープ状態で待機している(S101)。このとき、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号はオフである。
一方、S101の処理において割り込み信号が到来すると、S101の処理を抜け、TPMSマイコン33は、イグニッションスイッチ41がオンか否かを確認する(S103)。ここで、イグニッションスイッチ41がオンであれば(S103:YES)、さらに、スマートECU12が備えるマイコン21の電圧信号端子RCOからの出力がオンか否かを確認する(S105)。
S105の処理において、電圧信号端子RCOからの出力がオフの場合(S105:NO)、TPMSマイコン33は、アクティブ状態となり、TPMS制御を実行する(S107)。このとき、TPMSマイコン33から出力されるモード切替信号はオンである。そして、このモード切替信号は、レギュレータ35、アンテナマッチング切替回路31B、受信IC31Dなどに入力され、RF受信部31は第2の動作モードで作動する。その結果、TPMSマイコン33は、受信IC31Dから伝送されてくる情報を取得することになる。
こうしてS105の処理を終えたら、S103の処理へと戻り、以降は、イグニッションスイッチ41がオン(S103:YES)、且つ、電圧信号端子RCOからの出力がオフである間は(S105:NO)、S103〜S107の処理を繰り返すことになる。
一方、S103〜S107の処理を繰り返す中で、イグニッションスイッチ41がオフにされた場合は(S103:NO)、S101の処理へと戻る。また、S103〜S107の処理を繰り返す中で、電圧信号端子RCOからの出力がオンになった場合も(S105:YES)、S101の処理へと戻る。
S101の処理へと戻った場合、TPMSマイコン33はスリープ状態となり、この状態は再び割り込み信号が到来するまで続くことになる。
[チューナへの入力信号と各部の状態]
図4は、イグニッションスイッチ41のオン/オフと電圧信号端子RCOからの出力のオン/オフとの組み合わせに応じて、受信IC31Dによる受信周波数、フィルタ31Cやコンパレータ等の設定、アンテナマッチング切替回路31Bによるアンテナマッチング、およびTPMSマイコン33の作動状態が、どのように切り替えられるかを一覧表にしたものである。
図4に示すように、車載装置1では、イグニッションスイッチ41がオフで、電圧信号端子RCOからの出力がオフの場合、TPMSマイコン33はスリープ状態となり、受信IC31Dによる受信も停止するので、この場合は、電力消費が最も抑制される状態になる。
一方、電圧信号端子RCOからの出力がオンになった場合は、イグニッションスイッチ41がオンかオフかを問わず、各部の設定等はスマートエントリーシステム用に切り替えられる。具体的には、受信IC31Dによる受信周波数はスマート用周波数に切り替えられ、フィルタ31Cやコンパレータ等の設定もスマートエントリーシステム用の設定がなされ、アンテナマッチング切替回路31Bもスマート用周波数に応じた回路に切り替えられる。
したがって、スマートECU12が電圧信号端子RCOからの出力をオンにした場合は、イグニッションスイッチ41がオンかオフかを問わず、スマートエントリーシステムとしての機能が作動することになる。ただし、この場合も、TPMSマイコン33は、スリープ状態になる。
また一方、イグニッションスイッチ41がオンの状態で、電圧信号端子RCOからの出力がオフになった場合、各部の設定等はTPMS用に切り替えられる。具体的には、受信IC31Dによる受信周波数はTPMS用周波数に切り替えられ、フィルタ31Cやコンパレータ等の設定もTPMS用の設定がなされ、アンテナマッチング切替回路31BもTPMS用周波数に応じた回路に切り替えられる。また、この場合、TPMSマイコン33は、アクティブ状態になる。
したがって、イグニッションスイッチ41がオンの状態で、電圧信号端子RCOからの出力がオフになった場合には、TPMS機能が作動することになる。
なお、以上説明したように、チューナ13の各部の動作状態は、チューナ13への入力信号に応じて図4に示した通りに切り替わる。この切替を実現するに当たって、本実施形態では、TPMSマイコン33およびレギュレータ35が信号を入力して、受信IC31Dへの電圧供給とモード切替信号のオン/オフを制御する方式を採用したが、同様の切替を実現できる回路構成であれば、上記実施形態以外の回路構成を採用してもよい。例えば、TPMSマイコン33によるソフトウェア制御を行わなくても、ハードウェアロジックを組み込んで、図4に示した各状態への切替を行うように構成してもよい。
[スマートエントリー機能単独のシステムとの比較]
図5は、スマートエントリー機能のみを備える既存のシステム(スマートエントリーシステム)が備える車載装置の一例を図示したブロック図である。図5において、図2に示した構成と同等な構成に対しては同じ符号を付してある。
図5に示す車載装置において、受信IC31Dは、スマートECU12に対してのみ受信データを提供するように構成されており、この点で、TPMSマイコン33に対して受信データを供給していた車載装置1(図2参照)とは異なる構成になっている。
ただし、このように受信IC31Dは、スマートECU12に対してのみ受信データを提供するので、スマートECU12に対して完全に従動すればよい。そのため、受信IC31Dは、スマートECU12が備える電圧信号端子RCOから電圧供給を受けたときに作動する仕組みになっている。
すなわち、このような既存のスマートエントリーシステムにおいて、スマートECU12が備える電圧信号端子RCOは、本来、受信IC31Dに対して電圧を供給するために設けられていたものである。
これに対し、図2に示した車載装置1においては、スマートECU12を既存のスマートエントリーシステムと全く同等に構成するとともに、スマートECU12が備える電圧信号端子RCOについては、スマートECU12からチューナ13へスマートエントリーシステム機能の作動を伝達するための信号線として利用した。
このような構成を採用すれば、図2および図5を対比すると明らかなように、スマートECU12とチューナ13(あるいはRF受信部31)との間のインターフェースは、既存のスマートエントリーシステムと、全く同等になる。すなわち、スマートECU12は、TPMS機能の有無にかかわらず、まったく同じハードウェア構成および仕様になる。
したがって、上記車載装置1においては、既存のスマートエントリーシステムで採用されているスマートECU12を、そのまま利用することが可能である。逆に言えば、上記スマートECU12は、既存のスマートエントリーシステムで採用されている機器と同等な機能を持つ機器(=図5に示したチューナ13)と組み合わせることで、TPMSとしての構成を持たないスマートエントリーシステムを構成する際にも利用できる。
[実施形態の効果]
以上説明した通り、上記のように構成された車両用複合制御システムによれば、スマートエントリーシステムとしての機能およびTPMSとしての機能を、双方とも適切に制御することができる。
また、上記車載装置1が備えるスマートECU12であれば、TPMSとしての構成を持たないスマートエントリーシステムとの共用化を図ることもできるので、共用化に伴う量産効果によってコストダウンを図ることができ、TPMSとしての構成を持つシステム専用に設計された車載装置を備える場合に比べ、車載装置1を安価に提供できるようになる。
また、上記車載装置1は、車両のイグニッションスイッチ41がオフ、且つ、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフの期間に、RF受信部31が作動を停止するので、RF受信部31が常時作動を続けるものに比べ、省電力化を図ることができる。
また、上記車載装置1は、車両のイグニッションスイッチ41がオンとなった場合、または、電圧信号端子RCOからの出力信号がオンとなった場合に、レギュレータ35が電力をRF受信部31に対して供給し、その電力でRF受信部31が作動する。したがって、RF受信部31は、レギュレータ35から電力が供給されるか否かに応じて受動的に作動したり作動を停止したりするので、RF受信部31が自ら省電力制御を実行しなくてもよく、そのような省電力制御を実行するための高度な仕組みをRF受信部31に実装しなくてもよい。
また、上記車載装置1では、TPMSマイコン33は、車両のイグニッションスイッチがオン、且つ、電圧信号端子RCOからの出力信号がオフとなった場合に、RF受信部31に対してモード切替信号を出力する。RF受信部31は、レギュレータ35から電力が供給された際、TPMSマイコン33からモード切替信号が出力されていなければ、第1の動作モードで作動する。また、RF受信部31は、レギュレータ35から電力が供給された際、TPMSマイコン33からモード切替信号が出力されていれば、第2の動作モードで作動する。
したがって、RF受信部31は、モード切替信号の有無だけで第1,第2いずれの動作モードで作動するのかを切り替えることができる。よって、車両のイグニッションスイッチの状態とスマートECU12からの出力信号の有無とを組み合わせて判定するような仕組みをRF受信部31に実装しなくてもよい。
また、車載装置1において、TPMSマイコン33は、アクティブ状態またはスリープ状態になり、アクティブ状態になるとRF受信部31に対してモード切替信号を出力する。
したがって、スリープ状態へ移行した際には、スリープ状態へ移行しないものに比べ、省電力化を図ることができ、しかも、アクティブ状態に移行した際には、RF受信部31からの情報出力が行われ、その情報を取得することができる。
[変形例等]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、情報伝送を行う際のビットレートとして、スマート用ビットレートがTPMS用ビットレートよりも低い例を示したが、これに限定されず、各ビットレートは、それぞれ任意に選定することができる。また、各ビットレートを任意に選定できるので、フィルタ31C等の設定についても適宜最適化を図ればよい。
具体例を挙げれば、スマート用ビットレートがTPMS用ビットレートが同じであってもよく、この場合、フィルタ31Cの特性やコンパレータの特性は可変調整できない構成になっていてもよい。
本発明の一実施形態として例示する車両用複合制御システムの概略構成を示すブロック図。 車載装置が備えるRF受信系の機能を説明する上で必要な構成を抜粋して図示したブロック図。 TPMSマイコン33が実行する制御と、その制御に伴う信号の入出力を併記したフローチャート。 チューナへの入力信号と各部の状態を一覧表にして示す説明図。 スマートエントリー機能のみを備える既存のシステムが備える車載装置の一例を図示したブロック図。
符号の説明
1・・・車載装置、3・・・携帯機、5・・・タイヤセンサ、12・・・スマートECU、13・・・チューナ、21・・・マイコン、31・・・RF受信部、31A・・・アンテナ、31B・・・アンテナマッチング切替回路、31C・・・フィルタ、31D・・・受信IC、33・・・TPMSマイコン、35・・・レギュレータ、41・・・イグニッションスイッチ、43・・・メインボデーECU。

Claims (6)

  1. 車両の利用者が所持する携帯機との間で無線通信を行うことにより、前記車両における各種制御の実行を許可する上で必要となる認証を行うスマートエントリーシステム用の第1制御手段と、
    前記車両が備えるタイヤの状態を検出する検出手段との間で無線通信を行うことにより、前記検出手段から伝送されてくる前記タイヤの状態に関する情報を取得するタイヤ空気圧監視システム用の第2制御手段と、
    前記携帯機から伝送されてくる情報を受信して、前記第1制御手段に対して出力する第1の動作モード、および前記検出手段から伝送されてくる情報を受信して、前記第2制御手段に対して出力する第2の動作モードを、いずれかに切り替えて作動可能な受信手段と
    を備え、
    前記受信手段は、前記車両のイグニッションスイッチがオンまたはオフいずれであっても、前記第1制御手段からの出力信号がオンとなった場合には、前記第1の動作モードに切り替えられる一方、前記車両のイグニッションスイッチがオン、且つ、前記第1制御手段からの出力信号がオフとなった場合には、前記第2の動作モードに切り替えられ、
    前記第1制御手段は、間欠的または所定のトリガに基づいて前記出力信号をオンにするとともに、当該出力信号がオンとなった場合には、前記受信手段から出力される前記携帯機からの情報を入力し、
    前記第2制御手段は、前記車両のイグニッションスイッチがオン、且つ、前記第1制御手段からの出力信号がオフとなった場合には、前記受信手段から出力される前記検出手段からの情報を入力する
    ことを特徴とする車両用複合制御システムの車載装置。
  2. 前記第2制御手段は、前記車両のイグニッションスイッチがオン、且つ、前記第1制御手段からの出力信号がオフとなった場合にはアクティブ状態となる一方、前記車両のイグニッションスイッチがオフとなった場合、または、前記第1制御手段からの出力信号がオンとなった場合には前記アクティブ状態よりも電力消費を抑制可能なスリープ状態となる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用複合制御システムの車載装置。
  3. 前記受信手段は、前記車両のイグニッションスイッチがオフ、且つ、前記第1制御手段からの出力信号がオフとなった場合には、作動停止状態になる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用複合制御システムの車載装置。
  4. 前記車両のイグニッションスイッチがオンとなった場合、または、前記第1制御手段からの出力信号がオンとなった場合には、前記受信手段が作動するために必要な電力を前記受信手段に対して供給する電力供給手段
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の車両用複合制御システムの車載装置。
  5. 前記第2制御手段は、前記車両のイグニッションスイッチがオン、且つ、前記第1制御手段からの出力信号がオフとなった場合に、前記受信手段に対してモード切替信号を出力し、
    前記受信手段は、前記電力供給手段から電力が供給された際、前記第2制御手段から前記モード切替信号が出力されていなければ、前記第1の動作モードで作動する一方、前記第2制御手段から前記モード切替信号が出力されていれば、前記第2の動作モードで作動する
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用複合制御システムの車載装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車載装置と、前記携帯機と、前記検出手段とを備えてなる車両用複合制御システム。
JP2007271492A 2007-10-18 2007-10-18 車載装置、および車両用複合制御システム Expired - Fee Related JP4552995B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007271492A JP4552995B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 車載装置、および車両用複合制御システム
DE200810051273 DE102008051273A1 (de) 2007-10-18 2008-10-10 Fahrzeuginterne Vorrichtung und kombiniertes Fahrzeugsteuerungssystem
US12/252,864 US7952472B2 (en) 2007-10-18 2008-10-16 In-vehicle device and vehicular combined control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007271492A JP4552995B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 車載装置、および車両用複合制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009097272A JP2009097272A (ja) 2009-05-07
JP4552995B2 true JP4552995B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=40514605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007271492A Expired - Fee Related JP4552995B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 車載装置、および車両用複合制御システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7952472B2 (ja)
JP (1) JP4552995B2 (ja)
DE (1) DE102008051273A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013043535A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Honda Motor Co Ltd スマートキーシステムとタイヤ空気圧監視システムとを備えた車両の車載装置
EP2669098A1 (en) 2012-05-30 2013-12-04 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Multifunction receiver
JP2014051249A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Tokai Rika Co Ltd 受信機
JP2016108826A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 株式会社デンソー 通信システム
WO2020003843A1 (ja) 2018-06-28 2020-01-02 株式会社デンソー タイヤ空気圧監視システム及びタイヤ空気圧監視方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7944347B2 (en) * 2007-11-11 2011-05-17 Doran Manufacturing Llc Apparatus for accelerating sensor reading upon start-up
FR2938991B1 (fr) * 2008-11-21 2012-04-13 Valeo Securite Habitacle Systeme de communication pour vehicule automobile.
JP5233951B2 (ja) * 2009-10-19 2013-07-10 トヨタ自動車株式会社 車両用通信システム
US8446271B2 (en) 2010-06-15 2013-05-21 Honda Motor Co., Ltd. Unique header format for TPMS and SMART entry system
JP5392209B2 (ja) * 2010-09-14 2014-01-22 株式会社デンソー 車載装置
JP5643596B2 (ja) * 2010-10-21 2014-12-17 株式会社東芝 車載装置制御システム
JP2012101704A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Tokai Rika Co Ltd 車載通信機
JP2012101705A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Tokai Rika Co Ltd 車載通信機
JP5798398B2 (ja) * 2011-07-25 2015-10-21 トヨタ自動車株式会社 無線通信システム、及び受信機並びに通信方法
US8896418B2 (en) 2011-09-16 2014-11-25 Honda Motor Co., Ltd. Method to increase accuracy of locating unit in wireless vehicle system
JP5706363B2 (ja) 2012-03-19 2015-04-22 株式会社東芝 無線通信装置
JP5811014B2 (ja) * 2012-04-06 2015-11-11 株式会社デンソー 車載用受信装置
JP6060665B2 (ja) 2012-12-13 2017-01-18 株式会社デンソー タイヤ盗難警報システム
US8935069B2 (en) 2013-02-28 2015-01-13 Bendix Commercial Vechicle Systems LLC System and method for transmitting a tire pressure status signal to a vehicle ECU
KR101548954B1 (ko) 2014-01-13 2015-09-01 현대자동차주식회사 보안이 강화된 차량용 타이어 압력 관리 시스템 및 그 제어방법
JP6265480B2 (ja) * 2014-02-19 2018-01-24 アルプス電気株式会社 車載複合システム、及び車載装置
JP6830802B2 (ja) * 2016-11-28 2021-02-17 旭化成エレクトロニクス株式会社 無線システム及び受信回路
US11458781B1 (en) 2020-11-09 2022-10-04 Marc Tobias System for vehicle monitoring utilizing tire pressure sensors

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005157511A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Toyota Motor Corp 車両における情報処理装置および車輪情報処理装置
JP3789335B2 (ja) * 2001-09-13 2006-06-21 アルプス電気株式会社 タイヤ圧モニタを兼ねたキーレスエントリー装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5463374A (en) * 1994-03-10 1995-10-31 Delco Electronics Corporation Method and apparatus for tire pressure monitoring and for shared keyless entry control
US6420967B1 (en) * 2001-01-31 2002-07-16 Lear Corporation System and method for shared vehicle tire pressure monitoring, remote keyless entry, and vehicle immobilization
DE60217826T2 (de) * 2001-02-20 2007-06-14 Siemens Vdo Automotive Corp., Auburn Hills Kombinierter empfänger zur reifendrucküberwachung und zum schlüssellosen eintritt
EP1533146B1 (en) * 2003-11-19 2008-09-03 Siemens VDO Automotive Corporation Asynchronous interleaving of RF signals
JP2005236556A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Denso Corp 受信機及び電子機器
WO2007087471A2 (en) * 2006-01-11 2007-08-02 Continental Automotive Systems Us, Inc. Receiver for different frequencies and modulations for a vehicle
US7639122B2 (en) * 2006-10-30 2009-12-29 Spx Corporation Tire pressure monitor system tool with vehicle entry system
US20080100429A1 (en) * 2006-11-01 2008-05-01 Lear Corporation Tire pressure monitoring (tpm) and remote keyless entry (rke) system for a vehicle
US7650864B2 (en) * 2006-11-17 2010-01-26 Magna Electronics Inc. Remote starter for vehicle
US20080150712A1 (en) * 2006-12-21 2008-06-26 Ford Global Technologies, Llc Tire pressure monitoring (tpm) and remote keyless entry (rke) system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3789335B2 (ja) * 2001-09-13 2006-06-21 アルプス電気株式会社 タイヤ圧モニタを兼ねたキーレスエントリー装置
JP2005157511A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Toyota Motor Corp 車両における情報処理装置および車輪情報処理装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013043535A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Honda Motor Co Ltd スマートキーシステムとタイヤ空気圧監視システムとを備えた車両の車載装置
EP2669098A1 (en) 2012-05-30 2013-12-04 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Multifunction receiver
US9114670B2 (en) 2012-05-30 2015-08-25 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Multifunction receiver
JP2014051249A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Tokai Rika Co Ltd 受信機
JP2016108826A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 株式会社デンソー 通信システム
US10160421B2 (en) 2014-12-08 2018-12-25 Denso Corporation Communication system
DE112015005503B4 (de) 2014-12-08 2024-05-02 Denso Corporation Kommunikationssystem
WO2020003843A1 (ja) 2018-06-28 2020-01-02 株式会社デンソー タイヤ空気圧監視システム及びタイヤ空気圧監視方法
US11740318B2 (en) 2018-06-28 2023-08-29 Denso Corporation Tire pressure monitoring system and tire pressure monitoring method

Also Published As

Publication number Publication date
US20090102634A1 (en) 2009-04-23
DE102008051273A1 (de) 2009-05-07
JP2009097272A (ja) 2009-05-07
US7952472B2 (en) 2011-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4552995B2 (ja) 車載装置、および車両用複合制御システム
US20140368313A1 (en) Vehicle keyfob with accelerometer to extend battery life
US8284040B2 (en) Receiver system for vehicles
US20080100429A1 (en) Tire pressure monitoring (tpm) and remote keyless entry (rke) system for a vehicle
JP2008014019A (ja) 車両用キーレス装置
US20070030119A1 (en) Communication apparatus for vehicle
JP2018204311A (ja) 車両用制御システム
JP5815472B2 (ja) 統合受信機
JP4435632B2 (ja) キーレスエントリー装置
JP2010064722A (ja) 車両用動作監視システム
US8847744B2 (en) Vehicle receiver system, vehicle receiver, and operating method for vehicle receiver
JP4315028B2 (ja) スマートキーレスシステム
US8843091B2 (en) Remote keyless entry and tire pressure monitoring radio communication system, receiver, and communication method that switches a reception mode of a receiver between a first reception mode and a second reception mode
JP5779137B2 (ja) 統合受信機
JP2004268612A (ja) タイヤ空気圧監視システム
JP2006152763A (ja) 車載用通信制御システム
US8983561B2 (en) In-vehicle apparatus
JP5666966B2 (ja) 統合チューナ
JP2012101706A (ja) 車載通信機
JP5587741B2 (ja) 車載通信機
WO2023136016A1 (ja) 車載受信機、タイヤ空気圧の監視システム
JP2008174961A (ja) 車両のキーレスシステム
JP4775216B2 (ja) 車両のキーレス装置
JP2012101705A (ja) 車載通信機
JP5502770B2 (ja) 機能統合無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4552995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees