JP5568181B2 - ハロシリケート発光材料、その製造方法およびその応用 - Google Patents

ハロシリケート発光材料、その製造方法およびその応用 Download PDF

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Description

本発明は、発光材料および照明の技術領域に関し、特に、ハロシリケート発光材料、その製造方法およびその応用に関する。
LEDは、従来の白熱灯、蛍光灯などの照明器具や光源と比べて、省電力省エネ、環境に優しい(水銀金属などによる汚染がなく)、長寿命(十数万時間に及ぶ)、耐振動および耐衝撃性能が強い、反応速度が速いなどのメリットを有するため、注目されている。また、LEDは、体積も小さいので、国内外の研究機構または企業に注目され、液晶ディスプレイのバックライト、表示灯、街灯、または普通照明などの領域に応用されていた。伝統のLED白色光は、主に黄色発光材料をLEDの青色と混合してなり、デバイスの発光色が駆動電圧および発光材料塗膜の膜厚の変動につれ変化してしまい、またLEDの温度が高くなるにつれ黄色い発光材料のピークが移動してしまうため、色彩の再現性が悪く、演色評価数が低い。さらに、青色光LED光転換の発光材料として420〜470nmでの吸収ピークが必要とされるが、これを満たす発光材料が少ない。一方、近紫外光(380〜410nm)を励起光源としてInGaNのLEDチップまたは青色励起の白色光LEDに用いられる蛍光体が前記課題を克服することができることは、研究者らによって発見された。しかしながら、従来の白色光LEDに用いられる蛍光体は、主に、BaMgSi:Eu,Mn、SrMgSiO:Eu、SrMgSiO:Eu,Mn、SrMgSi:Eu,MnおよびYAG:Ceなどのケイ酸塩およびアルミン酸塩材料であり、発光効率が低く、安定性が悪い、さらに合成が難しく、設備に対する要求が高い欠点がある。
したがって、安定性が優れ、発光効率が高いハロシリケート(ハロゲンケイ酸塩)発光材料を提供する必要がある。
本発明によって提供されるハロシリケート発光材料は、化学組成が(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMであり、この際、Mは、Ag、Au、Pt、およびPdから選択される少なくとも一種であり;Nは、Mg、Ca、SrおよびBaから選択される少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、xは0<x≦1×10−2であり、aは0<a≦0.3であり、bは0≦b≦0.3である。
好ましくは、(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMはコアシェル構造を有し、この際、Mは内側のコアであり、(N1−a−bEuMn10Si21Clは外側のシェル層であり、Mは金属ナノコアの形で生じた表面プラズモン共鳴効果を使用して、シェルであるアルカリ土類ハロケイ酸塩(N1−a−bEuMn10Si21Clの発光強度を向上させる。
前記化学構造を有すハロシリケート発光材料は、紫外線転換型の白色光LED用発光材料として応用されうる。
さらに、従来発光材料における合成困難、設備に対する要求が高いなどの欠点に対して、操作が簡単であり、設備に対する要求が低いハロシリケート発光材料の製造方法を提供する必要がある。
本発明によって提供されるハロシリケート発光材料の製造方法は、まずMナノ粒子ゾルを製造し、次いでストーバー法(stober法)によりMがSiOで被覆されたM@SiOマイクロスフィア粉体を製造し、最後にM@SiOマイクロスフィア粉体を原料としてその他の金属化合物を加え、化学組成が(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMである前記ハロシリケート発光材料を製造する、この際、Mは、Ag、Au、Pt、およびPdから選択される少なくとも一種であり;Nは、Mg、Ca、SrおよびBaから選択される少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、xは0<x≦1×10−2であり、aは0<a≦0.3であり、bは0≦b≦0.3である。
好ましくは、前記Mナノ粒子ゾルの製造は、具体的には、下記:A1)金属M化合物溶液を調製し、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、最終的に得られるMナノ粒子ゾル中における助剤の含有量が1.5×10−4〜2.1×10−3g/mLとなるように、一種または一種以上の助剤を金属M化合物溶液中に溶解させるステップ;A2)還元剤溶液を調製し、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、還元剤と金属イオンとの物質量の比が1.2:1〜4.8:1となるように、前記A1)で得られた助剤を含む溶液中に前記還元剤溶液を加え、10〜45分間反応させることによりMナノ粒子ゾルを得るステップ、を含む。
好ましくは、前記金属化合物溶液中における金属化合物は、AgNO、AuCl・HCl・4HO、HPtCl・6HO、およびPdCl・2HOから選択される少なくとも一種であり、溶媒は水またはエタノールであり;前記助剤は、ポリビニルピロリドン、クエン酸ナトリウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド、ラウリル硫酸ナトリウムおよびドデシルスルホン酸ナトリウムから選択される少なくとも一種であり;前記還元剤溶液中における還元剤は、ヒドラジン水和物、アスコルビン酸および水素化ホウ素ナトリウムから選択される少なくとも一種である、溶媒は水またはエタノールである。
好ましくは、前記Mナノ粒子ゾルに対して表面処理を行うステップをさらに含み、具体的には:Mナノ粒子ゾルの体積に基づき、最終的に得られるゾル中における表面処理剤の濃度が0.001〜0.1g/mLとなるように、必要量の表面処理剤をMナノ粒子ゾル中に加え、室温下において3〜24時間撹拌し;前記表面処理剤はポリビニルピロリドンである、ステップを含む。
好ましくは、前記ストーバー法に従いM@SiOマイクロスフィア粉体の製造は、具体的には:脱イオン水(体積をVとする)、表面処理されたMナノ粒子ゾル(体積をVとする)、エタノール(体積をVとする)およびアンモニア水(体積をVとする)の混合溶液((V+V):V:V=10:25:6)中に、濃度4.33mol/Lのテトラエチルオルトシリケートを加え縮合−重合反応させ、3〜12時間撹拌し、乳白色のM@SiOゾル懸濁液を得て、80〜150℃で恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、M@SiOマイクロスフィア粉体(a)を得るステップ、または(a)を300〜500℃で2〜5時間予備焼結(presintering)し、M@SiOマイクロスフィア粉体(b)を得るステップであり;前記テトラエチルオルトシリケートの添加量は、最終的に得られるハロシリケート発光材料中におけるケイ素の含有量に基づき定められる。
好ましくは、ゾル−ゲル法を用いて、M@SiOマイクロスフィア粉体を原料として、化学組成が(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMであるハロシリケート発光材料の製造は、具体的には、下記:最終的に得られる前記ハロシリケート発光材料中におけるアルカリ土類金属、EuおよびMnの含有量に基づき、アルカリ土類金属塩化物、酢酸マンガンおよび硝酸ユウロピウム溶液をビーカーに加え、撹拌混合させることにより混合溶液Aを得て;A溶液中にキレート剤およびゲル化剤を加え、70〜90℃の水浴にて加熱し、十分撹拌し、ゾルBを得て;M@SiOマイクロスフィア粉体(a)を超音波によりエタノール溶液中に分散させ、溶液Cを得て;溶液Cを前記ゾルB中に加え、70〜90℃の水浴にて反応させ、ゲルを得て、乾燥させた後前記ハロシリケート発光材料の前駆体を得て;前記前駆体を500〜800℃で2〜7時間予備焼結(presintering)し、冷却させ、研磨・粉砕し、得られた生成物を800〜1300℃で還元雰囲気下にて2〜6時間焙焼(calcining)し、研磨・粉砕後、(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xM発光材料を得るステップを含み;前記キレート剤は、クエン酸であり、前記クエン酸の添加量と混合溶液中における全金属イオンの合計モル量との比は、1:1〜3:1であり、前記ゲル化剤はポリエチレングリコールである。
好ましくは、高温固相法を用いて、M@SiOマイクロスフィア粉体を原料として、化学組成が(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMであるハロシリケート発光材料の製造は、具体的には、下記:最終的に得られるハロシリケート発光材料中におけるアルカリ土類金属、EuおよびMnの含有量に基づき、M@SiOマイクロスフィア粉体(b)、NCO、10〜40%過剰量のNCl・6HO、Eu、およびMnCOまたは酢酸マンガンMn(OAc)を瑪瑙乳鉢中にて均一に研磨・粉砕した後、コランダムるつぼ内に置き、まず、500〜800℃で2〜7時間予備焼結(presintering)し、冷却し、研磨・粉砕し、次いで、800〜1300℃で還元雰囲気下にて2〜6時間焙焼(calcining)し、研磨・粉砕後、(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xM発光材料を得るステップを含み;
前記還元雰囲気は、体積比95:5または90:10の窒素ガスと水素ガスとの混合ガス、純水素ガス、または一酸化炭素ガスである。
前記アルカリ土類および希土類金属イオンでドーピングされたハロシリケート発光材料は、安定性が優れ、発光効率が高い、演色評価数が85%以上に達することができ、発光性能が優れ、LED中に応用されうる。
また、ハロシリケート発光材料は、コアシェル構造を有するため、金属ナノ粒子の表面に生じる表面プラズモン共鳴を利用して発光材料の内部量子効率を向上することができ、発光強度をさらに強くすることができる。
前記製造方法によって得られたハロシリケート発光材料は、安定性が優れ、発光強度が高く、さらに、当該製造方法は、操作が簡単であり、汚染がなく、制御されやすく、設備に対する要求が低いため、工業上の生産において有利であり、発光材料を製造する領域において広く応用することができる。
本発明の実施例7で製造された発光材料の励起スペクトルの比較図(モニタリング波長が505nmである)であり、この際、曲線aは、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl:1×10−3Ag発光材料の励起スペクトルであり;曲線bは、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl発光材料の励起スペクトルである。 本発明の実施例7で製造された発光材料の放出スペクトルの比較図(励起波長が370nmである)であり、この際、曲線cは、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl:1×10−3Ag発光材料の放出スペクトルであり;曲線dは、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl発光材料の放出スペクトルである。
発光材料中に金属ナノ粒子をドーピングさせることにより、金属ナノ粒子の表面に生じる表面プラズモン(Surface Plasmon、SP)共鳴効果を利用して、発光材料の発光強度を向上させる。金属ナノ粒子の表面に生じる表面プラズモンは、金属および媒体の界面に沿って伝わる波であり、その振幅は界面との距離が遠くなるにつれて指数関数的減衰する。発光材料中に金属粒子をドーピングさせる場合は、表面プラズモンポラリトン(Surface plasmon polaritons、SPPs)の性質、分散関係、励起モード、およびカップリング効果などは大きく変化することになる。SPPsに誘発される電磁場は、光波がサブ波構造中に伝達することを制限するだけではなく、光周波数からマイクロ波周波数までの電磁輻射を発生させるおよび制御することもでき、光伝達に対するアクティブ制御が実現され、発光材料の光の状態密度が増大され、およびその自然放出率が増大される。さらに、表面プラズモンのカップリング効果を利用して、発光材料の内部量子効率を大幅に向上することができ、これによって、発光材料の発光強度が向上される。
アルカリ土類ハロシリケートは、合成温度が低く、発光性能が優れ、物理化学の安定性が優れ、さらに紫外−近紫外範囲での効率的な励起を受けやすいホスト材料であり、金属ナノ粒子の表面プラズモン共鳴効果と合わせて、以下では、希土類イオンがドーピングされたハロシリケート発光材料が提供され、紫外線転換型の白色光LEDに応用され、その化学式が:(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMであり、シェル層の発光材料(N1−a−bEuMn10Si21Clおよびコアとして発光材料中にドーピングされた金属ナノ粒子Mを含み、この際、Mは、Ag、Au、Pt、およびPdから選択される少なくとも一種であり;Nは、Mg、Ca、SrおよびBaから選択される少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、xは、金属ナノ粒子Mと発光材料(N1−a−bEuMn10Si21Clとのモル比であり、その値が0<x≦1×10−2であり、aの範囲は、0<a≦0.3であり、bの範囲は、0≦b≦0.3である。
前記ハロシリケート発光材料の製造において、まずMナノ粒子ゾルを製造し、次いでストーバー法に従い、テトラエチルオルトシリケート(TEOS)の縮合−重合により、コアシェル構造のM@SiOマイクロスフィア粉体を製造し、最後にM@SiOマイクロスフィア粉体を原料として、その他の金属化合物を加え、前記ハロシリケート発光材料を製造する。より具体的には、各ステップは以下である:
一、Mナノ粒子ゾルの製造:
1)金属化合物を適宜に量り取り、溶媒中に溶解させ、一定濃度の金属化合物溶液を調製および希釈し;この際、金属化合物は、硝酸銀、塩化金酸、塩化白金酸および塩化パラジウムから選択される少なくとも一種であることが好ましく、溶媒は、水またはエタノールであることが好ましい。
2)マグネチックスターラー撹拌の条件下で、最終的に得られるMナノ粒子ゾル中における助剤の含有量が1.5×10−4〜2.1×10−3g/mLとなるように、一種または一種以上の助剤を前記1)で得られた金属化合物溶液中に溶解させ;助剤は、ポリビニルピロリドン(PVP)、クエン酸ナトリウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド、ラウリル硫酸ナトリウムおよびドデシルスルホン酸ナトリウムから選択される少なくとも一種であることが好ましい。
3)還元剤を適宜に量り取り、溶媒中に溶解され、濃度の範囲が1×10−3〜1×10−2mol/Lである還元剤溶液を調製し、還元剤は、ヒドラジン水和物、アスコルビン酸または水素化ホウ素ナトリウムであることが好ましく;溶媒は、水またはエタノールであることが好ましい。
4)マグネチックスターラー撹拌の条件下で、還元剤と金属イオンとの物質量の比が1.2:1〜4.8:1となるように、前記2)で得られた溶液中に前記3)で得られた還元剤溶液を加え、全体的に10〜45分間反応させることによりMナノ粒子ゾルが得られる。
好ましくは、前記Mナノ粒子ゾルの体積に基づき、一定量の表面処理剤を量り取り、Mナノ粒子ゾル中に加え、室温下において3〜24時間撹拌し、表面処理剤の添加量が0.001〜0.1g/mLであり;さらに好ましくは、表面処理剤がポリビニルピロリドン(PVP)である。
二、M@SiOマイクロスフィア粉体の製造:
ストーバー法(W. Stober, A. Fink, E. Bohn, J. Colloid Interface Sci. 26 (1968) 62〜69)に従い、順次に、一定体積の脱イオン水(体積をVとする)、表面処理されたMナノ粒子ゾル(体積をVとする)、エタノール(体積をVとする)、アンモニア水(体積をVとする)をビーカーに加え、この際、(V+V):V:V=10:25:6であり、マグネチックスターラーにより均一に撹拌し、次いで適量のテトラエチルオルトシリケート(4.33mol/L)を加え重合−縮合反応させ、3〜12時間撹拌し続けると、乳白色のM@SiOゾル懸濁液が得られ;その後、80〜150℃で恒温乾燥させ、研磨・粉砕するとM@SiOマイクロスフィア粉体(a)が得られ、または(a)を300〜500℃で2〜5時間予備焼結(presintering)し、M@SiOマイクロスフィア粉体(b)が得られ;この際、テトラエチルオルトシリケートの添加体積Vは、最終的に得られるハロシリケート発光材料中におけるケイ素の含有量に基づき計算し得られる体積である。
三、(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMの製造:
ゲル−ゾル法または高温固相法を用いて(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMを製造する。
(一)ゲル−ゾル法:
一定濃度のアルカリ土類金属塩化物、酢酸マンガン(Mn(OAc))および硝酸ユウロピウム溶液をビーカー中に加え、撹拌混合させることにより混合溶液Aが得られ;A溶液中にキレート剤およびゲル化剤を加え、70〜90℃の水浴にて加熱し、十分撹拌し、ゾルBが得られ、この際、キレート剤はクエン酸であり、クエン酸の添加量と混合溶液中における全金属イオンの合計モル量との比は、1:1〜3:1であり、前記ゲル化剤はポリエチレングリコール(PEG)であり;M@SiOマイクロスフィア粉体(a)を超音波によりエタノール溶液中に分散させ、溶液Cが得られ;溶液Cを前記ゾルB中に加え、70〜90℃の水浴にて反応させ、ゲルを得て、乾燥させた後コアシェル構造を有するハロシリケート発光材料の前駆体が得られ;前記前駆体を500〜800℃で2〜7時間予備焼結(presintering)し、冷却させ、研磨・粉砕し、得られた生成物を800〜1300℃で還元雰囲気下にて2〜6時間焙焼(calcining)し、再び研磨・粉砕後、(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xM発光材料が得られる。
(二)高温固相法:
M@SiOマイクロスフィア粉体(b)、NCO、10〜40%過剰量のNCl・6HO(N=Ca、Sr、Ba)、Eu、およびMnCOまたは酢酸マンガンMn(OAc)を瑪瑙乳鉢中にて均一に研磨・粉砕した後、コランダムるつぼ内に置き、まず、500〜800℃で2〜7時間予備焼結(presintering)し、冷却させ、研磨・粉砕し、次いで、800〜1300℃で還元雰囲気下にて2〜6時間焙焼(calcining)し、研磨・粉砕後、(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xM発光材料が得られる。
前記製造方法において、必要とされる還元雰囲気は、体積比95:5または90:10の窒素ガスと水素ガスとの混合ガス、純水素ガス、または一酸化炭素ガスである。
以下、実施例により、本発明のハロシリケート発光材料、その製造方法およびその発光性能などをより詳細に説明する。
実施例1、ゲル−ゾル法を用いて、(Sr0.7Eu0.310Si21Cl:1×10−3Ptを製造する:
Ptナノ粒子ゾルの製造:5.18mgの塩化白金酸(HPtCl・6HO)を量り取り、17mLの脱イオン水中に溶解させ;塩化白金酸が完全に溶解した後、8.0mgのクエン酸ナトリウムおよび12.0mgのドデシルスルホン酸ナトリウムを量り取り、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、塩化白金酸水溶液中に溶解させ;0.38mgの水素化ホウ素ナトリウムを量り取り、10mLの脱イオン水中に溶解させ、濃度1×10−3mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLが得られ、それと同時に、濃度1×10−2mol/Lのヒドラジン水和物溶液10mLを調製し;マグネチックスターラー撹拌の条件下で、まず、塩化白金酸水溶液中に0.4mLの水素化ホウ素ナトリウム水溶液を滴下し、5分間撹拌し反応させ、その後、塩化白金酸水溶液中に1×10−2mol/Lのヒドラジン水和物溶液2.6mLを滴下し、40分間反応をさせ続けると、Ptの含有量が5×10−4mol/LであるPtナノ粒子ゾル20mLが得られ;Ptナノ粒子ゾル中に0.2gのPVPを加え、3時間マグネチックスターラー撹拌し、表面処理されたPtナノ粒子ゾルが得られる。
Pt@SiOマイクロスフィア粉体の製造:順次に、5.6mlの脱イオン水、4.4mlの表面処理されたPtナノ粒子ゾル、25mlのエタノールをビーカー中に加え、撹拌し、次いで6mlのアンモニア水を加え、3mlのテトラエチルオルトシリケートを加え、4時間撹拌し、二酸化ケイ素で被覆されたコア金属粒子の懸濁液が得られ;その後、80℃恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、必要とされるM@SiO粉体が得られる。
(Sr0.7Eu0.310Si21Cl:1×10−3Ptの製造:1mol/LのSrCl溶液15.4ml、1mol/LのEu(NO溶液6.6mlを量り取り、ビーカー中に加え、撹拌し混合溶液Aが得られ;混合溶液A中に4.6231gのクエン酸一水和物を加え、添加されたクエン酸と混合溶液中における全金属イオンの合計モル量との比は1:1であり、1gのPEGを加え、70℃の水浴にて加熱し、十分撹拌し、ゾルBが得られ;Pt@SiOマイクロスフィア粉体を超音波により5mlのエタノール溶液中に分散させ、Cが得られ;Cを前記ゾルB中に加え、80℃の水浴にて反応させ、ゲルが得られ、乾燥させた後、コアシェルハロシリケート発光材料の前駆体が得られ;前記前駆体を500℃で7時間予備焼結し、冷却させ、研磨・粉砕し、得られた生成物を800℃で還元雰囲気下(窒素ガスと水素ガスとの混合ガスであり、その体積比が90:10である)にて6時間焙焼し、研磨・粉砕後、(Sr0.7Eu0.310Si21Cl:1×10−3Pt発光材料が得られる。
実施例2、ゲル−ゾル法を用いて、(Ca0.85Eu0.1Mn0.0510Si21Cl:1×10−2Au製造する:
Auナノ粒子ゾルの製造:4.12mgの塩化金酸(AuCl・HCl・4HO)を量り取り、8.4mLの脱イオン水中に溶解させ;塩化金酸が完全に溶解した後、14mgのクエン酸ナトリウムおよび6mgのヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミドを量り取り、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、塩化金酸水溶液中に溶解させ;1.9mgの水素化ホウ素ナトリウムおよび17.6mgのアスコルビン酸を量り取り、それぞれ10mLの脱イオン水中に溶解させ、濃度5×10−3mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLおよび濃度1×10−2のアスコルビン酸水溶液10mLが得られ;マグネチックスターラー撹拌の条件下で、まず、塩化金酸水溶液中に0.04mLの水素化ホウ素ナトリウム水溶液を滴下し、5分間撹拌し反応させ、その後、塩化金酸水溶液中に1×10−2mol/Lのアスコルビン酸水溶液1.56mLを滴下し、30分間反応をさせ続けると、Auの含有量が1×10−3mol/LであるAuナノ粒子ゾル10mLが得られ;Auナノ粒子ゾル中に0.01gのPVPを加え、8時間マグネチックスターラー撹拌し、表面処理されたAuナノ粒子ゾルが得られる。
Au@SiOマイクロスフィア粉体の製造:順次に、4.5mlの脱イオン水、5.5mlの表面処理されたAuナノ粒子ゾル、25mlのエタノールをビーカー中に加え、撹拌し、次いで6mlのアンモニア水を加え、0.8mlのテトラエチルオルトシリケートを加え、12時間撹拌し、二酸化ケイ素で被覆されたコア金属粒子の懸濁液が得られ;その後、150℃恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、必要とされるM@SiO粉体が得られる。
(Ca0.85Eu0.1Mn0.0510Si21Cl:1×10−2Auの製造:1mol/LのCaCl溶液4.68ml、0.1mol/LのMn(OAc)溶液2.75ml、および0.1mol/LのEu(NO溶液5.5mlを量り取り、ビーカー中に加え、混合溶液Aが得られ;混合溶液A中に3.4716gのクエン酸を加え、添加されたクエン酸と混合溶液中における全金属イオンの合計モル量との比は3:1であり、1gのPEGを加え、90℃の水浴にて加熱し、十分撹拌し、ゾルBが得られ;Pt@SiOマイクロスフィア粉体を超音波により10mlのエタノール溶液中に分散させ、溶液Cが得られ;溶液Cを前記ゾルB中に加え、80℃の水浴にて反応させ、ゲルが得られ、乾燥させた後、コアシェルハロシリケート発光材料の前駆体が得られ;前記前駆体を800℃で2時間予備焼結し、冷却させ、研磨・粉砕し、得られた生成物を1300℃で還元雰囲気下(CO)にて2時間焙焼し、研磨・粉砕後、(Ca0.85Eu0.1Mn0.0510Si21Cl:1×10−2Au発光材料が得られる。
実施例3、ゲル−ゾル法を用いて、(Ca0.96Eu0.0410Si21Cl:1×10−4Agを製造する:
Agナノ粒子ゾルの製造:3.40mgの硝酸銀(AgNO)を量り取り、18.4mLの脱イオン水中に溶解させ;硝酸銀が完全に溶解した後、22mgのクエン酸ナトリウムおよび20mgのPVPを量り取り、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、硝酸銀水溶液中に溶解させ;5.7mgの水素化ホウ素ナトリウムを量り取り、10mLの脱イオン水中に溶解させ、濃度1.5×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLが得られ;マグネチックスターラー撹拌の条件下で、硝酸銀水溶液中に1.5×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液1.6mLを一気に加え、10分間反応させ続けると、Agの含有量が1×10−3mol/LであるAgナノ粒子ゾル20mLが得られ;Agナノ粒子ゾル中に0.1gのPVPを加え、24時間マグネチックスターラー撹拌し、表面処理されたAgナノ粒子ゾルが得られる。
Ag@SiOマイクロスフィア粉体の製造:順次に、9.9mlの脱イオン水、0.1mlの表面処理されたAgナノ粒子ゾル、25mlのエタノールをビーカー中に加え、撹拌し、次いで6mlのアンモニア水を加え、1.4mlのテトラエチルオルトシリケートを加え、8時間撹拌し、二酸化ケイ素で被覆されたコア金属粒子の懸濁液が得られ;その後、100℃恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、必要とされるAg@SiO粉体が得られる。
(Ca0.96Eu0.0410Si21Cl:1×10−4Agの製造:1mol/LのCaCl溶液9.6ml、0.1mol/LのEu(NO溶液4mlを量り取り、ビーカー中に加え、混合溶液Aが得られ;混合溶液A中に4.2028gのクエン酸を加え、添加されたクエン酸と混合溶液中における全金属イオンの合計モル量との比は2:1であり、1gのPEGを加え、90℃の水浴にて加熱し、十分撹拌し、ゾルBが得られ;Ag@SiOマイクロスフィア粉体を超音波により10mlのエタノール溶液中に分散させ、溶液Cが得られ;溶液Cを前記ゾルB中に加え、80℃の水浴にて反応させ、ゲルが得られ、乾燥させた後、コアシェルハロシリケート発光材料の前駆体が得られ;前記前駆体を600℃で2時間予備焼結し、冷却させ、研磨・粉砕し、得られた生成物を1300℃で還元雰囲気下(窒素ガスと水素ガスとの混合ガスであり、その体積比が95:5である)にて3時間焙焼し、研磨・粉砕後、(Ca0.96Eu0.0410Si21Cl:1×10−4Ag発光材料が得られる。
実施例4、ゲル−ゾル法を用いて、(Sr0.46Mg0.47Eu0.04Mn0.0310Si21Cl:1×10−5Agを製造する:
Agナノ粒子ゾルの製造:3.40mgの硝酸銀(AgNO)を量り取り、18.4mLの脱イオン水中に溶解させ;硝酸銀が完全に溶解した後、22mgのクエン酸ナトリウムおよび20mgのPVPを量り取り、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、硝酸銀水溶液中に溶解させ;5.7mgの水素化ホウ素ナトリウムを量り取り、10mLの脱イオン水中に溶解させ、濃度1.5×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLが得られ;マグネチックスターラー撹拌の条件下で、硝酸銀水溶液中に1.5×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液1.6mLを一気に加え、10分間反応させ続けると、Agの含有量が1×10−3mol/LであるAgナノ粒子ゾル20mLが得られ;Agナノ粒子ゾル中に0.1gのPVPを加え、24時間マグネチックスターラー撹拌し、表面処理されたAgナノ粒子ゾルが得られる。
Ag@SiOマイクロスフィア粉体の製造:順次に、9.99mlの脱イオン水、0.01mlの表面処理されたAgナノ粒子ゾル、25mlのエタノールをビーカー中に加え、撹拌し、次いで6mlのアンモニア水を加え、1.4mlのテトラエチルオルトシリケートを加え、8時間撹拌し、二酸化ケイ素で被覆されたコア金属粒子の懸濁液が得られ;その後、100℃恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、必要とされるAg@SiO粉体が得られる。
(Sr0.46Mg0.47Eu0.04Mn0.0310Si21Cl:1×10−5Agの製造:1mol/LのSrCl溶液4.6ml、0.001mol/LのMn(OAc)溶液0.3ml、および0.001mol/LのEu(NO溶液0.4mlを量り取り、ビーカー中に加え、混合溶液Aが得られ;混合溶液A中に4.2028gのクエン酸を加え、添加されたクエン酸と混合溶液中における全金属イオンの合計モル量との比は2:1であり、1.5gのPEGを加え、90℃の水浴にて加熱し、十分撹拌し、ゾルBが得られ;Ag@SiOマイクロスフィア粉体を超音波により10mlのエタノール溶液中に分散させ、溶液Cが得られ;溶液Cを前記ゾルB中に加え、80℃の水浴にて反応させ、ゲルが得られ、乾燥させた後、コアシェルハロシリケート発光材料の前駆体が得られ;前記前駆体を500℃で5時間予備焼結し、冷却させ、研磨・粉砕し、得られた生成物を900℃で還元雰囲気下(窒素ガスと水素ガスとの混合ガスであり、その体積比が95:5である)にて4時間焙焼し、研磨・粉砕後、(Sr0.46Mg0.47Eu0.04Mn0.0310Si21Cl:1×10−5Ag発光材料が得られる。
実施例5、高温固相法を用いて、(Sr0.65Eu0.05Mn0.310Si21Cl:1×10−4Pdを製造する:
Pdナノ粒子ゾルの製造:0.43mgの塩化パラジウム(PdCl・2HO)を量り取り、8.5mLの脱イオン水中に溶解させ;塩化パラジウムが完全に溶解した後、11.0mgのクエン酸ナトリウムおよび4.0mgのラウリル硫酸ナトリウムを量り取り、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、塩化パラジウム水溶液中に溶解させ;3.8mgの水素化ホウ素ナトリウムを量り取り、10mLの脱イオン水中に溶解させ、濃度1×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLが得られ;マグネチックスターラー撹拌の条件下で、まず、塩化パラジウム水溶液中に1×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液0.48mLを素早く加え、20分間撹拌し反応させ続けると、Pdの含有量が1×10−4mol/LであるPdナノ粒子ゾル10mLが得られ;10mLのPtナノ粒子ゾル中に0.05gのPVPを加え、12時間マグネチックスターラー撹拌し、表面処理されたPdナノ粒子ゾルが得られる。
Pd@SiOマイクロスフィア粉体の製造:順次に、9mlの脱イオン水、1mlの表面処理されたPdナノ粒子ゾル、25mlのエタノールをビーカー中に加え、撹拌し、次いで6mlのアンモニア水を加え、1.4mlのテトラエチルオルトシリケートを加え、8時間撹拌し、二酸化ケイ素で被覆されたコア金属粒子の懸濁液が得られ;その後、80℃恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、その後、500℃で2時間予備焼結し必要とされるPd@SiO粉体が得られる。
(Sr0.65Eu0.05Mn0.310Si21Cl:1×10−4Pdの製造:0.8120gのSrCO、0.2932gのSrCl・6HO(10%過剰量)、0.3449gのMnCO、0.0880gのEu(99.99%)、および前記得られたPd@SiOマイクロスフィア粉体を量り取り、瑪瑙乳鉢中にて均一に研磨・粉砕した後、コランダムるつぼ内に置き、500で7時間予備焼結し、800℃で還元雰囲気5:95(H/N)下にて6時間焙焼し、(Sr0.65Eu0.05Mn0.310Si21Cl:1×10−4Pd発光材料が得られる。
実施例6、高温固相法を用いて、(Ca0.98Eu0.0210Si21Cl:1×10−3Agを製造する:
Agナノ粒子ゾルの製造:3.40mgの硝酸銀(AgNO)を量り取り、18.4mLの脱イオン水中に溶解させ;硝酸銀が完全に溶解した後、22mgのクエン酸ナトリウムおよび20mgのPVPを量り取り、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、硝酸銀水溶液中に溶解させ;5.7mgの水素化ホウ素ナトリウムを量り取り、10mLの脱イオン水中に溶解させ、濃度1.5×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLが得られ;マグネチックスターラー撹拌の条件下で、硝酸銀水溶液中に1.5×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液1.6mLを一気に加え、10分間反応させ続けると、Agの含有量が1×10−3mol/LであるAgナノ粒子ゾル20mLが得られ;Agナノ粒子ゾル中に0.1gのPVPを加え、24時間マグネチックスターラー撹拌し、表面処理されたAgナノ粒子ゾルが得られる。
Ag@SiOマイクロスフィア粉体の製造:順次に、10mlの表面処理されたAgナノ粒子ゾル、25mlのエタノールをビーカー中に加え、撹拌し、次いで6mlのアンモニア水を加え、1mlのテトラエチルオルトシリケートを加え、8時間撹拌し、二酸化ケイ素で被覆されたコア金属粒子の懸濁液が得られ;その後、100℃恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、必要とされるAg@SiO粉体が得られる。
(Ca0.98Eu0.0210Si21Cl:1×10−3Agの製造:0.8808gのCaCO、0.3066gのCaCl・6HO(40%過剰量)、0.0352gのEu(99.99%)、および前記得られたPt@SiOマイクロスフィア粉体を量り取り、瑪瑙乳鉢中にて均一に研磨・粉砕した後、コランダムるつぼ内に置き、800で2時間予備焼結し、1300℃で還元雰囲気10:90(H/N)下にて3時間焙焼し、(Ca0.98Eu0.0210Si21Cl:1×10−3Ag発光材料が得られる。
実施例7、高温固相法を用いて、(Ca0.96Eu0.0410Si21Cl:1×10−3Agを製造する:
Agナノ粒子ゾルの製造:3.40mgの硝酸銀(AgNO)を量り取り、18.4mLの脱イオン水中に溶解させ;硝酸銀が完全に溶解した後、22mgのクエン酸ナトリウムおよび20mgのPVPを量り取り、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、硝酸銀水溶液中に溶解させ;5.7mgの水素化ホウ素ナトリウムを量り取り、10mLの脱イオン水中に溶解させ、濃度1.5×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLが得られ;マグネチックスターラー撹拌の条件下で、硝酸銀水溶液中に1.5×10−2mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム水溶液1.6mLを一気に加え、10分間反応させ続けると、Agの含有量が1×10−3mol/LであるAgナノ粒子ゾル20mLが得られ;Agナノ粒子ゾル中に0.1gのPVPを加え、24時間マグネチックスターラー撹拌し、表面処理されたAgナノ粒子ゾルが得られる。
Ag@SiOマイクロスフィア粉体の製造:順次に、9mlの脱イオン水、1mlの表面処理されたAgナノ粒子ゾル、25mlのエタノールをビーカー中に加え、撹拌し、次いで6mlのアンモニア水を加え、1.4mlのテトラエチルオルトシリケートを加え、8時間撹拌し、二酸化ケイ素で被覆されたコア金属粒子の懸濁液が得られ;その後、150℃恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、その後、500℃で4時間予備焼結し必要とされるAg@SiO粉体が得られる。
(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl:1×10−3Ag発光材料の製造:0.8507gのCaCO、0.2867gのCaCl・6HO(30%過剰量)、0.0880gのEu(99.99%)、および前記得られたAg@SiOマイクロスフィア粉体を量り取り、瑪瑙乳鉢中にて均一に研磨・粉砕した後、コランダムるつぼ内に置き、500で2時間予備焼結し、1000℃で還元雰囲気5:95(H/N)下にて3時間焙焼し、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl:1×10−3Ag発光材料が得られる。
前記と同様な方法を用いて、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl発光材料を製造する。
図1は、実施例7で製造された発光材料の励起スペクトルの比較図(モニタリング波長が505nmである)であり、この際、曲線aは、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl:1×10−3Ag発光材料の励起スペクトルであり;曲線bは、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl発光材料の励起スペクトルである。図1に示すように、370nmおよび410nmのいずれの付近において幅広い励起ピークが存在し、当該発光材料がLED中に応用することができる。
図2は、実施例7で製造された発光材料の放出スペクトルの比較図(励起波長が370nmである)であり、この際、曲線cは、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl:1×10−3Ag発光材料の放出スペクトルであり;曲線dは、(Ca0.95Eu0.0510Si21Cl発光材料の放出スペクトルである。図2に示すように、金属をドーピングすると、発光強度は1.3倍向上することができる。
前記ハロシリケート発光材料は、安定性が極めて優れ、発光効率が高い、演色評価数が85%以上に達することができ、発光性能が優れ、LED中に応用されうる。また、ハロシリケート発光材料は、コアシェル構造を有するため、金属ナノ粒子の表面に生じる表面プラズモン共鳴を利用して発光材料の内部量子効率を向上することができ、発光強度をさらに強くすることができる。さらに、当該製造方法は、操作が簡単であり、汚染がなく、制御されやすく、設備に対する要求が低いため、工業上の生産において有利であり、発光材料を製造する領域において広く応用することができる。
前述した実施例は、例示的に本発明の実施形態を示すものであり、具体的および詳細的に述べられているが、本発明の特許請求の範囲を何ら限定するものではないと理解されるべきである。また、当業者において、本発明の精神および原則内における置き換えや改良などの行為は本発明の特許請求の範囲に属し、本発明の権利保護範囲は添付の特許請求の範囲に基づくものである。
a (Ca0.95Eu0.0510Si21Cl:1×10−3Ag発光材料の励起スペクトル、
b (Ca0.95Eu0.0510Si21Cl発光材料の励起スペクトル、
c (Ca0.95Eu0.0510Si21Cl:1×10−3Ag発光材料の放出スペクトル、
d (Ca0.95Eu0.0510Si21Cl発光材料の放出スペクトル。

Claims (10)

  1. ハロシリケート発光材料であって、化学組成が(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMであり、この際、Mは、Ag、Au、Pt、およびPdから選択される少なくとも一種であり;Nは、Mg、Ca、SrおよびBaから選択される少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、xは0<x≦1×10−2であり、aは0<a≦0.3であり、bは0≦b≦0.3であることを特徴とする、ハロシリケート発光材料。
  2. 前記(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMは、コアシェル構造を有し、この際、Mはコアであり、(N1−a−bEuMn10Si21Clはシェル層であることを特徴とする、請求項1に記載のハロシリケート発光材料。
  3. 紫外線転換型の白色光LED用発光材料として応用されることを特徴とする、請求項1に記載のハロシリケート発光材料。
  4. ハロシリケート発光材料の製造方法であって、まずMナノ粒子ゾルを製造し、次いでストーバー法に従い、MがSiOで被覆されたM@SiOマイクロスフィア粉体を製造し、最後にM@SiOマイクロスフィア粉体を原料として化学式(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMにおける各物質比に基づきその他の金属化合物を加え、前記ハロシリケート発光材料を製造する、この際、Mは、Ag、Au、Pt、およびPdから選択される少なくとも一種であり;Nは、Mg、Ca、SrおよびBaから選択される少なくとも一種のアルカリ土類金属であり、xは0<x≦1×10−2であり、aは0<a≦0.3であり、bは0≦b≦0.3であることを特徴とする、ハロシリケート発光材料の製造方法。
  5. 前記Mナノ粒子ゾルの製造は、下記:
    A1)金属M化合物溶液を調製し、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、最終的に得られるMナノ粒子ゾル中における助剤の含有量が1.5×10−4〜2.1×10−3g/mLとなるように、一種または一種以上の助剤を金属M化合物溶液中に溶解させるステップ;
    A2)還元剤溶液を調製し、マグネチックスターラー撹拌の条件下で、還元剤と金属イオンとの物質量の比が1.2:1〜4.8:1となるように、前記A1)で得られた助剤を含む溶液中に前記還元剤溶液を加え、10〜45分間反応させることによりMナノ粒子ゾルを得るステップ、
    を含むことを特徴とする、請求項4に記載のハロシリケート発光材料の製造方法。
  6. 前記金属M化合物溶液中における化合物は、AgNO、AuCl・HCl・4HO、HPtCl・6HO、およびPdCl・2HOから選択される少なくとも一種であり、溶媒は水またはエタノールであり;前記助剤は、ポリビニルピロリドン、クエン酸ナトリウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド、ラウリル硫酸ナトリウムおよびドデシルスルホン酸ナトリウムから選択される少なくとも一種であり、前記還元剤溶液中における還元剤は、ヒドラジン水和物、アスコルビン酸および水素化ホウ素ナトリウムから選択される少なくとも一種であり、溶媒は水またはエタノールであることを特徴とする、請求項5に記載のハロシリケート発光材料の製造方法。
  7. 前記Mナノ粒子ゾルに対して表面処理を行うステップをさらに含み、具体的には:前記Mナノ粒子ゾルの体積に基づき、最終的に得られるゾル中における表面処理剤の濃度が0.001〜0.1g/mLとなるように、必要量の表面処理剤を当該Mナノ粒子ゾル中に加え、室温下において3〜24時間撹拌し;前記表面処理剤がポリビニルピロリドンであるステップをさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載のハロシリケート発光材料の製造方法。
  8. 前記ストーバー法に従い、M@SiOマイクロスフィア粉体を製造するステップは、下記:
    脱イオン水、表面処理されたMナノ粒子ゾル、エタノールおよびアンモニア水の混合溶液中に濃度4.33mol/Lのテトラエチルオルトシリケートを加え縮合−重合反応させ、3〜12時間撹拌し、得られた乳白色のM@SiOゾル懸濁液を80〜150℃で恒温乾燥させ、研磨・粉砕し、M@SiOマイクロスフィア粉体(a)を得るステップ、または(a)を300〜500℃で2〜5時間予備焼結(presintering)し、M@SiOマイクロスフィア粉体(b)を得るステップであり;
    前記混合溶液中において、脱イオン水および表面処理されたMナノ粒子ゾルとの合計体積と、エタノールと、アンモニア水との体積比は、10:25:6であり;
    前記テトラエチルオルトシリケートの添加量は、最終的に得られるハロシリケート発光材料中におけるケイ素の含有量に基づき定められる、
    ことを特徴とする請求項7に記載のハロシリケート発光材料の製造方法。
  9. ゾル−ゲル法を用いて、M@SiOマイクロスフィア粉体を原料として、化学組成が(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMであるハロシリケート発光材料を製造するステップは、下記:
    最終的に得られるハロシリケート発光材料中におけるアルカリ土類金属、EuおよびMnの含有量に基づき、一定の体積比でアルカリ土類金属塩化物、酢酸マンガンおよび硝酸ユウロピウム溶液をビーカーに加え、撹拌混合させることにより混合溶液Aを得て;A溶液中にキレート剤およびゲル化剤を加え、70〜90℃の水浴にて加熱し、十分撹拌し、ゾルBを得て;M@SiOマイクロスフィア粉体(a)を超音波によりエタノール溶液中に分散させ、溶液Cを得て;溶液Cを前記ゾルB中に加え、70〜90℃の水浴にて反応させ、ゲルを得て、乾燥させた後前記ハロシリケート発光材料の前駆体を得て;前記前駆体を500〜800℃で2〜7時間予備焼結(presintering)し、冷却させ、研磨・粉砕し、得られた生成物を800〜1300℃で還元雰囲気下にて2〜6時間焙焼(calcining)し、研磨・粉砕後、(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xM発光材料を得るステップを含み;
    前記キレート剤は、クエン酸であり、前記クエン酸の添加量と混合溶液中における全金属イオンの合計モル量との比は、1:1〜3:1であり、前記ゲル化剤は、ポリエチレングリコールである、
    ことを特徴とする請求項8に記載のハロシリケート発光材料の製造方法。
  10. 高温固相法を用いて、M@SiOマイクロスフィア粉体を原料として、化学組成が(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xMであるハロシリケート発光材料を製造するステップは、下記:
    最終的に得られるハロシリケート発光材料中におけるアルカリ土類金属、EuおよびMnの含有量に基づき、M@SiOマイクロスフィア粉体(b)、NCO、10〜40%過剰量のNCl・6HO、Eu、およびMnCOまたは酢酸マンガンMn(OAc)を瑪瑙乳鉢中にて均一に研磨・粉砕した後、コランダムるつぼ内に置き、まず、500〜800℃で2〜7時間予備焼結(presintering)し、冷却し、研磨・粉砕し、次いで、800〜1300℃で還元雰囲気下にて2〜6時間焙焼(calcining)し、研磨・粉砕後、(N1−a−bEuMn10Si21Cl:xM発光材料を得るステップを含み;
    前記還元雰囲気は、体積比95:5または90:10の窒素ガスと水素ガスとの混合ガス、純水素ガス、または一酸化炭素ガスである、
    ことを特徴とする請求項8に記載のハロシリケート発光材料の製造方法。
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