JP6017679B2 - 金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料およびその製造方法 - Google Patents

金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、発光材料技術の分野に属し、特に、金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料およびその製造方法に関する。
1960年代に、Ken Shoulderは、電界放出陰極アレイ(FEAs)に基づく電子ビーム超小型装置の構想を提出した。したがって、FEAsを利用し、フラットパネルディスプレーおよび光源デバイスを設計・製造する研究は、人々の大きな関心を集めている。このような新規な電界放出デバイスは、その動作原理と従来のブラウン管(CRT)と類似しており、電子ビームにより赤、緑、青の三色の蛍光粉を衝撃して発光させ、画像形成または照明への応用を実現するものである。そのようなデバイスは、輝度、視野角、応答時間、動作の温度範囲、エネルギー消費などの面において潜在的な利点がある。
優れた性能を備える電界放射ディバイスを製造するための主な因子の一つは、高性能蛍光粉体を製造することにある。現在、電界放出デバイスに使用される蛍光材料は、主に従来のブラウン管やプロジェクションテレビの受像管に用いられる硫化物系や硫黄酸化物系の蛍光粉である。
硫化物系や硫黄酸化物系の蛍光粉は、発光輝度が高く、且つ一定の導電性を備えているが、大強度電子ビームの衝撃により分解しやすく、放出した単体の硫黄は陰極の針先を「毒化」し、且つ他の沈殿物を生成し、該沈殿物が蛍光粉の表面を被覆して蛍光粉の発光効率を減らし、電界放出デバイスの使用寿命を縮める。
上記により、従来の硫化物および硫黄酸化物系蛍光粉の大強度電子ビームの衝撃下での安定性が劣る問題については、大強度電子ビームの衝撃下での安定性が比較的良い金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料、およびその製造方法を提供する必要がある。
分子の一般式がLiCa1−xSiO:Tb@Mであり、
その中に、@は、被覆ということを表し、
Mは、Ag、Au、Pt、Pd、およびCuのナノ粒子から選ばれる少なくとも1種であり、0<x≦0.2、yは、MとSiとのモル比であり、0<y≦1×10−2である、
金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料。
金属ナノ粒子含有のコロイドを製造し、前記金属がAg、Au、Pt、Pd、およびCuから選ばれる少なくとも1種である工程と、
前記金属ナノ粒子含有のコロイドに対して表面処理を行い、続いて無水エタノール、脱イオン水、およびアンモニア水を加え、均一に混合した後、撹拌しながら、金属ナノ粒子とSiとのモル比がyである比率で、正珪酸エチルを加えて、反応させた後、分離して金属ナノ粒子を被覆するSiOを得、その中に、0<y≦1×10−2である工程と、
化学量論比に基づいて、Li、Ca、およびTbに対応する化合物および前記金属ナノ粒子を被覆するSiOを秤量し、均一に混合した後熱処理を行い、さらに、還元雰囲気下で熱還元し、冷却した後LiCa1−xSiO:Tb@Mを得、その中に、@は、被覆ということを表し、Mは、Ag、Au、Pt、Pd、およびCuのナノ粒子から選ばれる少なくとも1種であり、0<x≦0.2である工程と、を含む、
金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
一実施例では、前記金属ナノ粒子含有のコロイドを製造する工程は、
金属の塩溶液、助剤、および還元剤を混合し、反応時間が10min〜45minで、反応させた後、金属ナノ粒子含有のコロイドを得、前記金属は、Ag、Au、Pt、Pd、およびCuから選ばれる少なくとも1種である。
一実施例では、前記金属の塩溶液の濃度は、1×10−3mol/L〜5×10−2mol/Lであり、
前記助剤は、ポリビニルピロリドン、クエン酸ナトリウム、ヘキサデシルトリメチル臭化アンモニウム、ドデシル硫酸ナトリウム、およびドデシルスルホン酸ナトリウムから選ばれる少なくとも1種であり、
金属ナノ粒子含有のコロイドにおいて、前記助剤の含有量は、1×10−4g/mL〜5×10−2g/mLであり、
前記還元剤は、ヒドラジン水和物、アスコルビン酸、クエン酸ナトリウム、および硼水素化ナトリウムから選ばれる少なくとも1種であり、
前記還元剤と前記金属の塩溶液との金属イオンのモル比は、3.6:1〜18:1である。
一実施例では、前記金属ナノ粒子含有のコロイドに対して表面処理を行うことは、前記金属ナノ粒子含有のコロイドを、ポリビニルピロリドン溶液に加え、8h〜18hで撹拌することである。
一実施例では、前記ポリビニルピロリドン溶液の濃度は、0.005g/mL〜0.1g/mLである。
一実施例では、前記の水、無水エタノール、アンモニア水、および正珪酸エチルを、10〜20:15〜50:1〜7:0.5〜3の体積分率で混合する。
一実施例では、前記Li、Ca、およびTbに対応する化合物は、Li、Ca、およびTbに対応する酸化物、炭酸塩、酢酸塩、または蓚酸塩である。
一実施例では、前記熱処理は、500℃〜1000℃で2h〜5h焼成する。
一実施例では、前記還元雰囲気下で熱還元することは、800℃〜1200℃で還元雰囲気下で0.5h〜6h還元することである。
前記還元雰囲気は、NおよびHの還元雰囲気、カーボン粉末の還元雰囲気、CO還元雰囲気、および純H還元雰囲気から選ばれる少なくとも1種である。
このような金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の成分は、金属ナノ粒子を被覆するLiCa1−xSiO:Tbであり、それは、いずれも化学的性質が非常に安定した物質であり、大強度電子ビームの衝撃下での安定性が比較的良い。
一実施形態に係る金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法の流れ図である。 本発明の実施例3で製造した金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料と、従来の金属ナノ粒子をドープしていないLiCa0.90SiO:Tb0.10発光材料との、加速電圧1.5kV且つ陰極線で励起の発光スペクトルの対比図である。
以下、本発明を理解しやすいために、関連の添付図面を参照し、本発明についてさらに詳細に説明する。添付図面では、本発明の好ましい実施形態を示す。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で達成されてもよく、本明細書に記載の実施例に限定されるものではない。逆に、これらの実施例を提供する目的は、本発明の開示した内容をさらに全体的に明瞭としているためである。
一実施形態に係る金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料は、分子の一般式がLiCa1−xSiO:Tb@Mであり、
その中に、@は、被覆ということを表し、Mは、Ag、Au、Pt、Pd、およびCuの金属ナノ粒子から選ばれる少なくとも1種であり、0<x≦0.2、yは、MとSiとのモル比であり、0<y≦1×10−2である。
被覆は、金属ナノ粒子がコアとし、LiCa1−xSiO:Tb蛍光粉がシェル層とすることである。
このような金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の成分は、金属ナノ粒子を被覆するLiCa1−xSiO:Tbであり、それは、いずれも化学的性質が非常に安定した物質であり、大強度電子ビームの衝撃下での安定性が比較的良い。
図1に示すような金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法は、次の工程S10〜工程S30を含む。
工程S10: 金属ナノ粒子含有のコロイドを製造する。
金属の塩溶液、助剤、および還元剤を混合し、反応時間が10min〜45minで、反応させた後、金属ナノ粒子含有のコロイドを得、前記金属は、Ag、Au、Pt、Pd、およびCuから選ばれる少なくとも1種であってもよい。
金属の塩溶液は、任意の可溶性塩であってもよく、例えば、硝酸塩、塩酸塩、硫酸塩などが挙げられる。AgおよびPtは、塩化金酸(AuCl・HCl・4HO)および塩化白金酸(HPtCl・6HO)を用いてもよい。
金属の塩溶液の濃度は、1×10−3mol/L〜5×10−2mol/Lであってもよい。
助剤は、ポリビニルピロリドン、クエン酸ナトリウム、ヘキサデシルトリメチル臭化アンモニウム、ドデシル硫酸ナトリウムおよびドデシルスルホン酸ナトリウムから選ばれる少なくとも1種であってもよい。助剤の添加量として、最終的に得られた金属ナノ粒子含有のコロイドにおける含有量が1×10−4g/mL〜5×10−2g/mLである。
還元剤は、ヒドラジン水和物、アスコルビン酸、クエン酸ナトリウム、および硼水素化ナトリウムから選ばれる少なくとも1種であってもよい。還元剤は、通常、溶液を調製した後、金属の塩溶液と混合する。還元剤は、濃度が1×10−4mol/L〜1mol/Lの水溶液になるように調製または希釈してもよい。還元剤の添加量と金属の塩溶液における金属イオンとのモル比は、3.6:1〜18:1である。
金属ナノ粒子含有のコロイドを得るように確保する前提下で、エネルギーを節約するために、当該工程の反応時間は、10min〜45minであってもよい。
工程S20:工程S10で得られた金属ナノ粒子含有のコロイドに対して表面処理を行い、続いて無水エタノール、脱イオン水、およびアンモニア水を加え、均一に混合した後、撹拌しながら、金属ナノ粒子とSiとのモル比がyである比率で、正珪酸エチルを加えて、反応させた後、分離して金属ナノ粒子を被覆するSiOを得、その中に、0<y≦1×10−2である。
金属ナノ粒子含有のコロイドに対して表面処理を行うことは、金属ナノ粒子含有のコロイドを、ポリビニルピロリドン(PVP)溶液に加え、8h〜18hの磁気撹拌を行い、表面処理の工程を完成する。ポリビニルピロリドン溶液の濃度は、0.005g/mL〜0.1g/mLであってもよい。
SiOマイクロスフィアをさらによく形成することができるため、水、無水エタノール、アンモニア水、および正珪酸エチルを、10〜20:15〜50:1〜7:0.5〜3の体積分率で混合する。
便宜のため、金属ナノ粒子を被覆するSiOは、SiO@Mと記載してもよい。
分離して金属ナノ粒子を被覆するSiOを得る操作は、遠心、洗浄、乾燥であってもよく、これにより、金属ナノ粒子を被覆するSiO粉末を製造し得る。
工程S30:化学量論比に基づいて、Li、Ca、およびTbに対応する化合物および工程S20で得られた金属ナノ粒子を被覆するSiOを秤量し、均一に混合した後熱処理を行い、さらに、還元雰囲気下で熱還元し、冷却した後LiCa1−xSiO:Tb@Mを得、その中に、@は被覆ということを表し、Mは金属ナノ粒子であり、0<x≦0.2である。
Li、Ca、およびTbに対応する化合物は、酸化物、炭酸塩、酢酸塩、または蓚酸塩であってもよい。
秤量されたLi、Ca、およびTbに対応する化合物と、工程S20で得られた金属ナノ粒子を被覆するSiOとは、均一に混合するまで研磨してもよい。
熱処理は、500℃〜1000℃でマッフル炉において2h〜5h焼成する。
還元雰囲気下で熱還元することは、800℃〜1200℃で還元雰囲気下で0.5h〜6h還元することであってもよい。
還元雰囲気は、NおよびHの還元雰囲気、カーボン粉末の還元雰囲気、CO還元雰囲気、および純H還元雰囲気から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
ゾルーゲル法を用いてSiO@Mを製造し、さらに、SiO@Mをケイ素源として、高温固相法により、Li、Ca、およびTbに対応する化合物と共に、金属ナノ粒子を被覆するケイ酸カルシウムリチウム蛍光粉、即ち、LiCa1−xSiO:Tb@Mを調製する。金属ナノ粒子を被覆することにより蛍光粉の発光を補強する。
このような金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法によって製造された、金属ナノ粒子がドープされたテルビウムをドープしたケイ酸カルシウムリチウム発光材料は、優れた安定性、より優れた発光性能の利点を持っており、照明およびディスプレイなどの分野に幅広く用いられることができる。
以下、具体的な実施例の部分である。
実施例1
LiCa0.85SiO:Tb0.15@Au1×10-2の製造。
Auナノ粒子ゾルの製造:塩化金酸(AuCl・HCl・4HO)20.6mgを秤量して脱イオン水16.8mLに溶解する。塩化金酸を完全に溶解した後、クエン酸ナトリウム14mg、およびヘキサデシルトリメチル臭化アンモニウム6mgを秤量し、且つ磁気撹拌の環境下で塩化金酸水溶液に溶解する。硼水素化ナトリウム1.9mg、およびアスコルビン酸17.6mgを秤量し、それぞれ、脱イオン水10mLに溶解し、濃度5×10−3mol/Lの硼水素化ナトリウム水溶液10mL、および濃度1×10−2mol/Lのアスコルビン酸水溶液10mLを製造し得る。磁気撹拌の環境下で、まず、塩化金酸水溶液に、硼水素化ナトリウム水溶液0.08mLを加え、撹拌しながら5min反応させた後、さらに塩化金酸水溶液に1×10−2mol/Lのアスコルビン酸水溶液3.12mLを加え、その後、続けて30min反応させ、Au含有量5×10−3mol/LのAuナノ粒子ゾル20mLを製造し得る。
SiO@Au1×10-2の製造:5×10−3mol/LのAuナノ粒子ゾル10mLを量ってビーカーに入れ、且つAuナノ粒子ゾルに0.1g/mLのPVP溶液2mLを加え、8h磁気撹拌し、表面処理された後のAuナノ粒子を製造し得る。撹拌しながら、上記のAuナノ粒子ゾルに、無水エタノール25mL、アンモニア水5mL、正珪酸四エチル1.2mLを、順次に加えて8h反応させた後、遠心分離、洗浄、乾燥を行い、SiO@Au1×10-2粉末を製造し得る。
LiCa0.85SiO:Tb0.15@Au1×10-2の製造:LiO 0.1195g、CaO 0.1904g、Tb 0.1121g、およびSiO@Au粉末0.2404gを秤量してメノウ乳鉢に入れ、均一混合までに十分に研磨し、その後、粉末をアルミナ坩堝へ転移し、マッフル炉において500℃で15h熱処理を行い、さらに、チューブ炉においてカーボン粉末還元雰囲気下、1000℃で2h焼成・還元し、室温まで冷却し、LiCa0.85SiO:Tb0.15@Au1×10-2発光材料を製造し得る。
実施例2
LiCa0.98SiO:Tb0.02@Pt5×10-3の製造。
Ptナノ粒子ゾルの製造:塩化白金酸(HPtCl・6HO)25.9mgを秤量して脱イオン水17mLに溶解する。塩化白金酸を完全に溶解した後、クエン酸ナトリウム40.0mg、およびドデシルスルホン酸ナトリウム60.0mgを秤量し、且つ磁気撹拌の環境下で塩化白金酸水溶液に溶解する。硼水素化ナトリウム1.9mgを秤量し、脱イオン水10mLに溶解し、濃度5×10−3mol/Lの硼水素化ナトリウム水溶液10mLを得、同時に濃度5×10−2mol/Lのヒドラジン水和物溶液10mLを製造した。磁気撹拌の環境下で、まず、塩化白金酸水溶液に、硼水素化ナトリウム水溶液0.4mLを滴下し、撹拌しながら5min反応させた後、さらに塩化白金酸水溶液に5×10−2mol/Lのヒドラジン水和物水溶液2.6mLを滴下し、その後、続けて40min反応させ、Pt含有量2.5×10−3mol/LのPtナノ粒子ゾル10mLを製造し得る。
SiO@Pt5×10-3の製造:2.5×10−3mol/LのPtナノ粒子ゾル8mLを量ってビーカーに入れ、且つ0.02g/mLのPVP溶液4mLを加え、18h磁気撹拌し、表面処理された後のPtナノ粒子を製造し得る。撹拌しながら、上記のPtナノ粒子ゾルに、無水エタノール20mL、アンモニア水4mL、正珪酸四エチル1mLを、順次に加える。3h反応させた後、遠心分離、洗浄、乾燥を行い、SiO@Pt5×10-3粉末を製造し得る。
LiCa0.98SiO:Tb0.02@Pt5×10-3の製造:LiCO 0.2955g、CaCO 0.3924g、Tb(CO 0.0199g、およびSiO@Au粉末0.2404gを秤量してメノウ乳鉢に入れ、均一混合までに十分に研磨し、その後、粉末をアルミナ坩堝へ転移し、マッフル炉において1000℃で2h熱処理を行い、さらに、チューブ炉においてCO還元雰囲気下、1200℃で0.5h焼成・還元し、室温まで冷却し、LiCa0.98SiO:Tb0.02@Pt5×10-3発光材料を製造し得る。
実施例3
LiCa0.90SiO:Tb0.10@Ag2.5×10-4の製造。
Agナノ粒子ゾルの製造:硝酸銀(AgNO)3.4mgを秤量して脱イオン水18.4mLに溶解する。硝酸銀を完全に溶解した後、クエン酸ナトリウム42mgを秤量し、且つ磁気撹拌の環境下で硝酸銀水溶液に溶解する。硼水素化ナトリウム5.7mgを秤量し、脱イオン水10mLに溶解し、濃度1.5×10−2mol/Lの硼水素化ナトリウム水溶液10mLを製造し得る。磁気撹拌の環境下で、硝酸銀水溶液に1.5×10−2mol/Lの硼水素化ナトリウム水溶液1.6mLを一過式に加入した後、続けて10min反応させ、Ag含有量1×10−3mol/LのAgナノ粒子ゾル20mLを製造し得る。
SiO@Ag2.5×10-4の製造:1×10−3mol/LのAgナノ粒子ゾル1.2mLを量ってビーカーに入れ、さらに0.01g/mLのPVP溶液10mLを加え、12h磁気撹拌し、表面処理された後のAgナノ粒子を製造し得る。撹拌しながら、上記のAgナノ粒子ゾルに、無水エタノール30mL、アンモニア水7.2mL、正珪酸四エチル1.2mLを、順次に加える。6h反応させた後、遠心分離、洗浄、乾燥を行い、SiO@Ag2.5×10-4粉末を製造し得る。
LiCa0.90SiO:Tb0.10@Ag2.5×10-4の製造:LiCO0.2955g、CaO 0.2016g、Tb 0.0747g、およびSiOのSiO@Au粉末0.2404gを秤量してメノウ乳鉢に入れ、均一混合までに十分に研磨し、その後、粉末をアルミナ坩堝へ転移し、マッフル炉において600℃で4h熱処理を行い、さらに、チューブ炉において95%のNおよび5%のHの弱い還元雰囲気下、800℃で6h焼成・還元し、室温まで冷却し、LiCa0.90SiO:Tb0.10@Ag2.5×10-4発光材料を製造し得る。
図2は、当該実施例で製造したAgナノ粒子を被覆するLiCa0.90SiO:Tb0.10@Ag2.5×10-4発光材料と、従来の金属ナノ粒子をドープしていないLiCa0.90SiO:Tb0.10発光材料との、電圧1.5kVでの陰極線発光スペクトルの対比図である。曲線1は、金属ナノ粒子AgをドープしたLiCa0.90SiO:Tb0.10@Ag2.5×10-4発光材料の発光スペクトルであり、曲線2は、金属ナノ粒子をドープしていないLiCa0.90SiO:Tb0.10発光材料の発光スペクトルである。図からわかるように、544nmにおける発射ピークは、Agナノ粒子を被覆するLiCa0.90SiO:Tb0.10@Ag2.5×10-4の発光強度が、市販の金属ナノ粒子をドープしていないLiCa0.90SiO:Tb0.10発光材料よりも、20%を向上した。
当該実施例の発光材料は、安定性に優れ、色純度に優れ、且つ発光效率が比較的高い特性を持っている。
実施例4
LiCa0.80SiO:Tb0.20@Pd1×10-5の製造。
Pdナノ粒子ゾルの製造:塩化パラジウム(PdCl・2HO)0.22mgを秤量して脱イオン水19mLに溶解する。塩化パラジウムを完全に溶解した後、クエン酸ナトリウム11.0mg、およびドデシル硫酸ナトリウム4.0mgを秤量し、且つ磁気撹拌の環境下で塩化パラジウム水溶液に溶解する。硼水素化ナトリウム3.8mgを秤量して脱イオン水10mLに溶解し、濃度1×10−2mol/Lの硼水素化ナトリウム還元液を得、磁気撹拌の環境下で、塩化パラジウム水溶液に1×10−2mol/Lの硼水素化ナトリウム水溶液1mLを迅速に加えて、その後、続けて20min反応させ、Pd含有量が5×10−5mol/LであるPdナノ粒子ゾル20mLを製造し得る。
SiO@Pd1×10-5の製造:5×10−5mol/LのPdナノ粒子ゾル1.5mLを量ってビーカーに入れ、且つ0.005g/mLのPVP溶液8mLを加え、16h磁気撹拌し、表面処理された後のPdナノ粒子を製造し得る。撹拌しながら、上記のPdナノ粒子ゾルに、無水エタノール40mL、アンモニア水8mL、正珪酸四エチル1.8mLを、順次に加える。5h反応させた後、遠心分離、洗浄、乾燥を行い、SiO@Pd1×10-5粉末を製造し得る。
LiCa0.80SiO:Tb0.20@Pd1×10-5の製造:Li 0.4076g、CaC 0.4096g、Tb(C 0.2327g、およびSiOのSiO@Pd粉末0.2404gを秤量してメノウ乳鉢に入れ、均一混合までに十分に研磨し、その後、粉末をアルミナ坩堝へ転移し、マッフル炉において700℃で5h熱処理を行い、さらに、チューブ炉において95%のNおよび5%のH弱い還元雰囲気下、1000℃で6h焼成・還元し、室温まで冷却し、LiCa0.80SiO:Tb0.20@Pd1×10-5発光材料を製造し得る。
実施例5
LiCa0.95SiO:Tb0.05@Cu1×10-4の製造。
Cuナノ粒子ゾルの製造:硝酸銅1.6mgを秤量してエタノール16mLに溶解させ、完全に溶解した後、撹拌しながらPVP 12mgを加え、その後、硼水素化ナトリウム 0.4mgをエタノール10mLに溶解して得られた1×10−3mol/Lの硼水素化ナトリウムのアルコール溶液4mLを、ゆっくりと滴下し、続けて撹拌しながら10min反応させ、4×10−4mol/LのCuナノ粒子ゾル20mLを製造し得る。
SiO@Cu1×10-4の製造:4×10−4mol/LのCuナノ粒子ゾル1.5mLを量ってビーカーに入れ、且つ0.03g/mLのPVP溶液5mLを加え、10h磁気撹拌し、表面処理された後のCuナノ粒子を製造し得る。撹拌しながら、上記のCuナノ粒子ゾルに、無水エタノール15mL、アンモニア水3mL、正珪酸四エチル1.4mLを、順次に加える。4h反応させた後、遠心分離、洗浄、乾燥を行い、SiO@Cu1×10-4粉末を製造し得る。
LiCa0.95SiO:Tb0.05@Cu1×10-4の製造:LiNO 0.5516g、Ca(NO 0.6232g、Tb(NO 0.0689g、およびSiOのSiO@Pd粉末0.2404gを秤量してメノウ乳鉢に入れ、均一混合までに十分に研磨し、その後、粉末をアルミナ坩堝へ転移し、マッフル炉において600℃で4h熱処理を行い、さらに、チューブ炉において95%のNおよび5%のH弱い還元雰囲気下、1000℃で6h焼成・還元し、室温まで冷却し、LiCa0.80SiO:Tb0.20@Pd1×10-5発光材料を製造し得る。
実施例6
LiCa0.88SiO:Tb0.12@Ag5×10-4の製造。
Agナノ粒子ゾルの製造:AgNO 0.0429g、クエン酸ナトリウム0.0733g、PVP 0.05gを、それぞれに秤量し、0.025mol/LのAgNO水溶液10mL、0.025mol/Lのクエン酸ナトリウム水溶液10mL、および5mg/mLのPVP水溶液10mLをそれぞれに調製した。AgNO水溶液2mLを量って脱イオン水30mLに加え、同時に前記PVP水溶液4mLを加えて撹拌し、100℃に加熱し、その後クエン酸ナトリウム水溶液4mLを1滴ずつ滴下し、15min反応させた後、1×10−3mol/LのAgナノ粒子ゾル40mLを製造し得る。
SiO@Ag5×10-4の製造:1×10−3mol/LのAgナノ粒子ゾル5mLを量ってビーカーに入れ、且つ0.06g/mLのPVP溶液6mLを加え、15h磁気撹拌し、表面処理された後のAgナノ粒子を製造し得る。撹拌しながら、上記のAgナノ粒子ゾルに、無水エタノール35mL、アンモニア水8mL、正珪酸四エチル1.5mLを、順次に加える。2h反応させた後、遠心分離、洗浄、乾燥を行い、SiO@Ag5×10-4粉末を製造し得る。
LiCa0.88SiO:Tb0.12@Ag5×10-4の製造:LiCO 0.2955g、CaC 0.4506g、Tb(C 0.1396g、およびSiOのSiO@Pd粉末0.2404gを秤量してメノウ乳鉢に入れ、均一混合までに十分に研磨し、その後、粉末をアルミナ坩堝へ転移し、マッフル炉において500℃で10h熱処理を行い、さらに、チューブ炉において純のH還元雰囲気下、1100℃で3h焼成・還元し、室温まで冷却し、LiCa0.80SiO:Tb0.20@Pd1×10-5発光材料を製造し得る。
実施例7
LiCa0.92SiO:Tb0.08@(Ag0.5/Au0.51.25×10-3の製造。
Ag0.5/Au0.5ナノ粒子ゾルの製造:塩化金酸(AuCl・HCl・4HO)6.2mg、およびAgNO 2.5mgを秤量して脱イオン水28mLに溶解する。完全に溶解した後、クエン酸ナトリウム22mg、およびPVP 20mgを秤量し、且つ磁気撹拌の環境下で上記混合溶液に溶解する。新たに製造した硼水素化ナトリウム5.7mgを秤量し、脱イオン水10mLに溶解し、濃度1.5×10−2mol/Lの硼水素化ナトリウム水溶液10mLを製造し得る。磁気撹拌の環境下で、上記混合溶液に1.5×10−2mol/Lの硼水素化ナトリウム水溶液2mLを一過式に加入した後、続けて20min反応させ、総金属濃度が1×10−3mol/LであるAg/Auナノ粒子ゾル30mLを製造し得る。
SiO@(Ag0.5/Au0.51.25×10-3の製造:1×10−3mol/LのAg0.5/Au0.5ナノ粒子ゾル5mLを量ってビーカーに入れ、且つ0.1g/mLのPVP溶液10mLを加え、12h磁気撹拌し、表面処理された後のAg0.5/Au0.5ナノ粒子を製造し得る。撹拌しながら、上記のAgナノ粒子ゾルに、無水エタノール30mL、アンモニア水6mL、正珪酸四エチル1mLを、順次に加える。5h反応させた後、遠心分離、洗浄、乾燥を行い、SiO@(Ag0.5/Au0.51.25×10-3粉末を製造し得る。
LiCa0.92SiO:Tb0.08@(Ag0.5/Au0.51.25×10-3の製造:LiCO0.2955g、CaO 0.2016g、Tb 0.0747g、およびSiO@(Ag0.5/Au0.51.25×10-3粉末0.2404gを秤量してメノウ乳鉢に入れ、均一混合までに十分に研磨し、その後、粉末をアルミナ坩堝へ転移し、マッフル炉において700℃で8h熱処理を行い、さらに、チューブ炉において95%のNおよび5%のH弱い還元雰囲気下、900℃で5h焼成・還元し、室温まで冷却し、LiCa0.92SiO:Tb0.08@(Ag0.5/Au0.51.25×10-3発光材料を製造し得る。
上記のような実施例では、本発明の一つまたはいくつかの実施の形態のみを示し、且つ、より具体的に詳細に説明したが、本発明の特許請求の範囲に対して限定するものではない。ここで説明しておくべきであることは、当業者にとって、本発明の構想・趣旨を逸出しないという前提で、さまざまな変更及び改善を行うことができる。それらは、すべて本発明の保護範囲に属することである。従って、本発明の特許の保護範囲は、添付する請求の範囲を基準としているものである。

Claims (9)

  1. 金属ナノ粒子含有のコロイドを製造し、前記金属がAg、Au、Pt、Pd、およびCuから選ばれる少なくとも1種である工程と、
    前記金属ナノ粒子含有のコロイドに対して表面処理を行い、続いて無水エタノール、脱イオン水、およびアンモニア水を加え、均一に混合した後、撹拌しながら、金属ナノ粒子とSiとのモル比(金属ナノ粒子のモル数/Siのモル数)がyである比率で、正珪酸エチルを加えて、反応させた後、分離して金属ナノ粒子を被覆するSiOを得、その中に、0<y≦1×10−2である工程と、
    化学量論比に基づいて、Li、Ca、およびTbに対応する化合物および前記金属ナノ粒子を被覆するSiOを秤量し、均一に混合した後熱処理を行い、さらに、還元雰囲気下で熱還元し、冷却した後LiCa1−xSiO:Tb@Mを得、その中に、@は、被覆ということを表し、Mは、Ag、Au、Pt、Pd、およびCuのナノ粒子から選ばれる少なくとも1種であり、0<x≦0.2である工程と、を含むことを特徴とする、金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
  2. 前記金属ナノ粒子含有のコロイドを製造する工程は、
    金属の塩溶液、助剤、および還元剤を混合し、反応時間が10min〜45minで、反応させた後、金属ナノ粒子含有のコロイドを得、前記金属は、Ag、Au、Pt、Pd、およびCuから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項に記載の金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
  3. 前記金属の塩溶液の濃度は、1×10−3mol/L〜5×10−2mol/Lであり、
    前記助剤は、ポリビニルピロリドン、クエン酸ナトリウム、ヘキサデシルトリメチル臭化アンモニウム、ドデシル硫酸ナトリウム、およびドデシルスルホン酸ナトリウムから選ばれる少なくとも1種であり、
    金属ナノ粒子含有のコロイドにおいて、前記助剤の含有量は、1×10−4g/mL〜5×10−2g/mLであり、
    前記還元剤は、ヒドラジン水和物、アスコルビン酸、クエン酸ナトリウム、および硼水素化ナトリウムから選ばれる少なくとも1種であり、
    前記還元剤と前記金属の塩溶液との金属イオンのモル比は、3.6:1〜18:1である、ことを特徴とする、請求項に記載の金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
  4. 前記金属ナノ粒子含有のコロイドに対して表面処理を行うことは、前記金属ナノ粒子含有のコロイドを、ポリビニルピロリドン溶液に加え、8h〜18hで撹拌することであることを特徴とする、請求項に記載の金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
  5. 前記ポリビニルピロリドン溶液の濃度は、0.005g/mL〜0.1g/mLであることを特徴とする、請求項に記載の金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
  6. 前記水、無水エタノール、アンモニア水、および正珪酸エチルを、10〜20:15〜50:1〜7:0.5〜3の体積分率で混合することを特徴とする、請求項に記載の金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
  7. 前記Li、Ca、およびTbに対応する化合物は、Li、Ca、およびTbに対応する酸化物、炭酸塩、酢酸塩、または蓚酸塩であることを特徴とする、請求項に記載の金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
  8. 前記熱処理は、500℃〜1000℃で2h〜5h焼成することを特徴とする、請求項に記載の金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
  9. 前記還元雰囲気下で熱還元することは、800℃〜1200℃で還元雰囲気下で0.5h〜6h還元し、
    前記還元雰囲気は、NおよびHの還元雰囲気、カーボン粉末の還元雰囲気、CO還元雰囲気、および純H還元雰囲気から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項に記載の金属ナノ粒子を被覆するケイ酸塩発光材料の製造方法。
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