JP5567111B2 - 組立て用紙箱 - Google Patents

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Description

本発明は、側板と底板とを組み立てて紙箱を形成する組立て用紙箱に係り、重箱等の高級な容器として使用することが可能な組立て用紙箱に関するものである。
当出願人は、先に特許文献1に記載の紙製重箱を提案している。この紙製重箱は、既成の紙箱を内箱とし、該内箱の外周に、平面L字形状に屈曲された一対の枠体を連結する外枠を組み合せるものである。この外枠を既成の内箱と組み合せることにより、高級貼箱等の紙箱を、重箱のように積み重ねて使用することが可能になった。
特許文献1の紙製重箱は、既に形成された組立箱や高級貼箱等の箱を内箱として使用し、この内箱に外枠を組み合せて構成するものなので、内箱は高い強度のものを選択できるが、この内箱を組み立て式にする場合、側板に底板を組み合せて構成する内箱の強度を高めることは困難であった。
一方、既成の箱を使用せず、側板に底板を組み合せて構成する紙箱を強化する手段として、例えば特許文献2や特許文献3の紙箱において提案されている。
特許文献2の紙箱は、段ボール紙で構成する紙箱であり、側板の内側面に形成した溝に底板の凸部を差し込んで連結する構造を採用している。そして、側板に使用する枠材を二重、三重に折り畳むことで、紙箱の強度を高めるものである。
特許文献3の紙箱は、印籠式の化粧箱に関するもので、外枠の内側に内枠を重ねた二重の側板を使用する構成である。この化粧箱においても、特許文献2の紙箱と同様に、外枠や内枠を二重に折り畳んだ状態で使用することで、化粧箱の強度を高めるものである。
実用新案登録第3177318号公報 特開2002-284139号公報 特開2008-37457号公報
特許文献1に記載の紙製重箱は、特に完成した状態の組立箱や高級貼箱を内箱として使用するので、内箱の運搬や保存などに多くの収納スペースが必要になる。
一方、特許文献2や特許文献3に記載のような従来の組立て用紙箱には、いずれも共通する課題が残されていた。第1の課題は、底板の支持強度にある。すなわち、特許文献2の底板は、底板の四方に突設した凸部を側板の溝に差し込む構成なので、ダンボール以外の厚紙を使用した場合、紙製の底板が撓むとこの凸部が抜け落ちる虞がある。そのため、底板を側板に固定するには強固な接着剤が必要になり、底板を組み立てて紙箱を完成させるには、この接着剤を使用する手間や、乾燥までの時間を要するものであった。
また、特許文献3に記載の底板は、二重に折り返した外枠の端部に底板の周囲縁を係止する構成を採用している。そのため、底板が外枠に係止している面積は、外枠の紙厚に限定されており、この底板も紙製の底板が撓むと外枠から外れてしまう虞がある。したがって、この特許文献3の底板も、組立てる際に接着剤を使用して強固に接着する必要があった。このように、従来の組立て用紙箱は、底板を組み立てる際に接着剤を使用する手間や、接着剤が乾燥するまでの時間を要するといった共通の課題があった。
共通する第2の課題は、側板を組み立てた後に、この側板の端部を接着剤で接着する構成にある。特許文献2の紙箱は、枠材を二重、三重に折り畳むことで側板を構成しているが、折り畳んだ後、側板の端部を接着する必要がある。また、特許文献3の紙箱に至っては、二重に折り返した外枠や内枠の端部をそれぞれ接着しなければ側板が形成されないものである。このように、従来の組立て用紙箱は、側板を組み立てる際においても接着剤の使用が必要になるといった共通の課題があった。
したがって従来の組立て用紙箱は、側板や底板を組み立てる際に、それぞれ接着剤を使用しながら組み立てる必要があるので、一つの紙箱が完成するまでに多くの手間と時間を要する課題があった。しかも、完成した紙箱の強度は、この接着剤の強度で決定されることになり、従来の紙箱を組立てる際に、接着剤の選択や塗布する技術などは極めて重要な工程になっていた。
そこで本発明は上述の課題を解消し、接着剤を使用せずにパーツを組み合せるだけで簡単に紙箱を組み立てることができ、組立てに要する時間を短縮すると共に、優れた強度を有し、重箱等の高級な容器として使用することが可能な組立て用紙箱の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、外枠1の内側に内枠2を重ねて側板が形成され、外枠1の内側で内枠2の下端部に底板3が固定される組立て用紙箱において、外枠1と内枠2は、平面L字形状に屈曲された一対の外枠体10と一対の内枠体20をそれぞれ連結して構成されるもので、
外枠体10は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁10Aと内側壁10Bとが重合され、外側壁10Aの下端部を内側壁10B側に延長して内側壁10Bに重合する重合片10Cを形成し、該重合片10Cの上端部から水平に屈曲延長され外枠体10の内側に突出する屈曲支持片13を形成し
内枠体20は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁20Aと内側壁20Bとが重合され、外側壁20A又は内側壁20Bの下端部から内枠体20の内側に向けて水平に屈曲延長して当接片23を形成し
外枠体10と内枠体20との各長手両端部に差込片11、21と挿入口12、22とが併設され、隣接する枠体の差込片11、21と挿入口12、22とを互いに差し込み直角に屈曲することでそれぞれ外枠1と内枠2とが構成され、
内枠2を外枠1の内部に嵌合し、屈曲支持片13と屈曲当接片23との間に底板3を挟んで底板3を固定することにある。
の手段の前記外枠体10は、前記内側壁10Bに係止用切欠14が形成され、該係止用切欠14内に挿入係止せしめる係止突起23Aを前記内枠体20の前記屈曲当接片23から延長形成されたものである。
の手段は、前記係止用切欠14内に挿入係止せしめる係止突起3Aを前記底板3の周囲縁の一部に突設している。
の手段において、前記外枠体10と前記内枠体20は、それぞれ前記外側壁10A、20Aと前記内側壁10B、20Bとの長手両端部に前記挿入口12、22が形成され、一方の挿入口12、22の前記外側壁10A、20Aに導入片15、25を形成し、該導入片15、25を前記外側壁10A、20Aと前記内側壁10B、20Bとの間に折り込み前記挿入口12、22を補強するように構成したものである。
の手段は、外枠1の内側に内枠2を重ねて側板が形成され、外枠1の内側で内枠2の下端部に底板3が固定される組立て用紙箱において、外枠1と内枠2は、平面L字形状に屈曲された一対の外枠体10と一対の内枠体20をそれぞれ連結して構成されるもので、
外枠体10は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁10Aと内側壁10Bとが重合され、外側壁10Aの下端部を内側壁10B側に延長して内側壁10Bに重合する重合片10Cを形成し、該重合片10Cの上端部から水平に屈曲延長され外枠体10の内側に突出する屈曲支持片13を形成し、内側壁10Bに係止用切欠14が形成され、
内枠体20は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁20Aと内側壁20Bとが重合され、外側壁20A又は内側壁20Bの下端部から内枠体20の内側に向けて水平に屈曲延長して屈曲当接片23を形成し、該屈曲当接片23から外枠体10の係止用切欠14内に挿入係止せしめる係止突起23Aが延長形成され
外枠体10と内枠体20との各長手両端部に差込片11、21と挿入口12、22とが併設され、隣接する枠体の差込片11、21と挿入口12、22とを互いに差し込み直角に屈曲することでそれぞれ外枠1と内枠2とが構成され、
内枠2を外枠1の内部に嵌合し、内枠体20の係止突起23Aを外枠体10の係止用切欠14内に挿入して前記外枠体10と前記内枠体20とを固定し、当接片23の上に底板3を載置するものである。
本発明の請求項1によると、外枠1を構成する外枠体10から水平に折り下げる屈曲支持片13と、内枠2を構成する内枠体20から水平に折り上げる屈曲当接片23との間に底板3を挟んで底板3を固定することにより、従来のごとく組立て時に接着剤を使用しなくても底板3を強固に組み付けることができる。しかも、外枠1と内枠2は、平面L字形状に屈曲された一対の外枠体10と一対の内枠体20をそれぞれ連結して構成されるものであるから、側板を組み立てる場合も接着剤を使用する必要がない。この結果、接着剤を使用せずにパーツを組み合せるだけで簡単に紙箱を組み立てることができ、本発明紙箱の組立てに要する時間を著しく短縮することができる。
また、外側壁10Aの下端部を内側壁10B側に延長して内側壁10Bに重合する重合片10Cを形成し、該重合片10Cの上端部から屈曲支持片13を屈曲延長したものであるから、屈曲支持片13は上から加わる荷重に対して極めて強固な支持力を備えている。しかも、底板3の下面に屈曲支持片13が当接することで安定した保持力を発揮し、従来の組立て用紙箱のように底板3が撓んでも落下する虞はなく、優れた強度を有するものである。
更に、内枠体20の外側壁20A又は内側壁20Bの下端部を延長して前記内枠体20の内側に突出する前記当接片23を形成することで、この屈曲当接片23により底板3の周囲上面を確実に押さえ付けることができるものである。
請求項のように、外枠体10の内側壁10Bに係止用切欠14が形成され、該係止用切欠14内に挿入係止せしめる係止突起23Aを内枠体20の屈曲当接片23から延長形成したことで、外枠体10と内枠体20との固定力を高めることができる。
請求項のように、係止用切欠14内に挿入係止せしめる係止突起3Aを底板3の周囲縁の一部に突設することで、底板3の固定力を更に高めることが可能になる。
請求項のように、前記外枠体10と前記内枠体20は、それぞれ導入片15、25を形成し、該導入片15、25で挿入口12、22を補強するように構成したことで、平面L字形状に屈曲された一対の外枠体10と一対の内枠体20をそれぞれ連結して構成される外枠1と内枠2との連結強度を高めることができる。この結果、優れた強度を有し、重箱等の高級な容器として使用することが可能である。
請求項によると、当接片23の上に底板3を載置した前記内枠体20を前記外枠体10の内部に嵌合し、前記内枠体20の前記係止突起23Aを前記係止用切欠14内に挿入して前記外枠体10と前記内枠体20とを固定することにより、従来のごとく組立て時に接着剤を使用しなくても底板3を強固に組み付けることができる。しかも、外枠1と内枠2は、平面L字形状に屈曲された一対の外枠体10と一対の内枠体20をそれぞれ連結して構成されるものであるから、側板を組み立てる場合も接着剤を使用する必要がない。この結果、接着剤を使用せずにパーツを組み合せるだけで簡単に紙箱を組み立てることができ、本発明紙箱の組立てに要する時間を著しく短縮することができる。
本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例を示す斜視図である。 本発明の一実施例を示す側断面図である。 本発明の外枠体の一実施例を示す展開図である。 本発明の外枠体を組合せる状態を示す分解斜視図である。 本発明の外枠体を組合せた状態を示す要部断面図である。 本発明の内枠体の一実施例を示す展開図である。 本発明の内枠体を組合せる状態を示す分解斜視図である。 本発明の使用状態を示す斜視図である。 本発明の他の使用状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施例を示す要部断面図である。
本発明によると、接着剤を使用せずにパーツを組み合せるだけで簡単に紙箱を組み立てることができ、組立てに要する時間を短縮すると共に、優れた強度を有するなどといった当初の目的を達成した。
以下、本発明の実施例を説明する。本発明の基本構成は、外枠1と内枠2とで構成する側板に、底板3を組み合わせる印籠形状の組立て用紙箱である(図2参照)。
外枠1と内枠2は、平面L字形状に屈曲された一対の外枠体10と一対の内枠体20をそれぞれ連結して構成される(図5、図8参照)。すなわち、外枠体10と内枠体20との各長手両端部に差込片11、21と挿入口12、22とが併設されている。
そして、隣接する枠体の差込片11、21と挿入口12、22とを互いに差し込み直角に屈曲することでそれぞれ外枠1と内枠2とが構成される(図1参照)。すなわち、本発明の側板は、略帯状の外枠体10や内枠体20を組み合わせるだけで形成されるものである。具体的には、各枠体の隣接する差込片11、21と挿入口12、22とを互いに差し込み直角に屈曲すると、それぞれ各枠体が連結され、外枠体10と内枠体20が形成される(図5、図8参照)。
外枠1を構成する外枠体10は、この外枠体10の内側面に、水平に折り下げる屈曲支持片13が設けられている(図3参照)。
図4は、外枠1を構成する外枠体10の展開図である。この外枠体10は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁10Aと内側壁10Bとを形成する。図示例では内側壁10Bの間に切り込み16を設けて左右一対の内側壁10Bを形成している。更に、この内側壁10Bの下端部に屈曲縁aを介して左右一対の外側壁10Aを延長形成する。左右の外側壁10Aは連続した状態である。したがって屈曲縁aを介して内側壁10Bを内側に折り込むと、外枠体10と内側壁10Bとが重なり、外枠体10の左右両端部に挿入口12が形成される(図5参照)。
そして、図4において、外側壁10Aの一方の長手端部に差込片11を突設し、他方の端部に導入片15を形成している。この導入片15は、外側壁10Aと内側壁10Bとの間に折り込むことで、挿入口12を補強するものである(図6参照)。更に、内側壁10Bの片側の長手一端部に差込片11を設けている(図4参照)。この内側壁10Bの差込片11は、外側壁10Aの差込片11と対極の位置に形成されている。
更に、外側壁10Aの下端部に屈曲縁bを介して重合片10Cを形成し、この重合片10Cの下端部に折返し部cを介して屈曲支持片13を形成している。重合片10Cを内側壁10Bに接着することで、外側壁10Aと内側壁10Bとを略筒状に形成する(図6参照)。また、屈曲支持片13は、折返し部cから外枠体10の内側に折り返すことで、底板3の底部を支持する部材になるものである(図3参照)。この屈曲支持片13は、外枠体10の内側に突出するもので、この屈曲支持片13上に底板3を載置する。図示例では、底板3の各周囲縁の中央に係止突起3Aを突設し、この係止突起3Aを係止せしめる係止用切欠14を内側壁10Bに形成している(図1参照)。
内枠体20は、外枠体10と同様に、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁20Aと内側壁20Bとを形成している(図7、図8参照)。外枠体10と異なる構成は、屈曲支持片13に代わる屈曲当接片23の構成であり、差込片21や挿入口22の構成は、外枠体10の差込片11や挿入口12と同じ構成である。図示の屈曲当接片23は、内枠体20の下端部から内側に向けて水平に折り上げるもので、この屈曲当接片23と外枠体10の屈曲支持片13との間に底板3を挟んで底板3を固定する(図3参照)。更に図示例では、内枠体20の屈曲当接片23から係止突起23Aを形成している。この係止突起23Aは、外枠体10の内側壁10Bに係止用切欠14を形成し、この係止用切欠14内に挿入係止する部位である。
図7は、内枠2を構成する内枠体20の展開図である。この内枠体20は、横長の帯状板紙の上部から順に屈曲当接片23、内側壁20B、外側壁20A、補強片24を形成している。そして、外側壁20Aの一方の長手端部に差込片21を突設し、他方の端部に導入片25を形成している。この導入片25は、外側壁20Aと側壁20Bとの間に折り込むことで、挿入口22を補強するものである(図3参照)。更に、内側壁20Bの長手一端部に差込片21を設けている。この内側壁20Bの差込片21は、外側壁20Aの差込片21と対極の位置に形成されている。
図7に示す屈曲当接片23は、内側壁20Bから屈曲延長しているが、外側壁20Aから屈曲当接片23を形成することも可能である。この場合、補強片24を内側壁20Bから延長する。図示例では、外側壁20Aから補強片24を延長している。この補強片24を外側壁20Aと内側壁20Bとの間に接着することで、外側壁10Aと内側壁10Bとを略筒状に形成し、内枠体20の強度を高めるものである(図3参照)。そして、折返し部cから屈曲当接片23を内側に折り上げるように構成している(図1参照)。
底板3は、図3に示すように、屈曲当接片23と外枠体10の屈曲支持片13との間に底板3を挟む他、図11に示すように、前記外枠体10の前記当接片23の上に底板3を載置することも可能である。図示例の底板3は、周囲縁に係止突起3Aを設けている。この係止突起3Aは、係止用切欠14内に挿入係止せしめるものであるが、底板3が厚い場合など、底板3に係止突起3Aを設けなくても良い場合もある。
図9は、本発明紙箱を複数段積重ねて重箱とし、蓋体4を被せた使用例を示している。また、図10は、本発明紙箱の内部に内容器5を収納し、高級な弁当箱として使用する例を示している。尚、本発明は図示例に限られるものではなく、本発明の用途も任意に変更することがでる。更に、本発明の外枠体10や内枠体20の各構成において、各構成部材の寸法、材質等は任意に変更することが可能である。
図10及び図11は、本発明の他の実施例を示している。この実施例では、底板3を外枠体10の当接片23の上に載置したものである。すなわち、内側壁10Bに形成された係止用切欠14内に挿入係止せしめる係止突起23Aを、内枠体20の屈曲当接片23から延長形成したものである。そして、内枠体20を外枠体10の内部に嵌合し、内枠体20の係止突起23Aを係止用切欠14内に挿入して外枠体10と内枠体20とを固定するものである。そして、底板3を外枠体10の当接片23の上に載置する。図示例では、底板3の周囲縁の一部に係止突起3Aを突設し、この係止突起3Aと内枠体20の係止突起23Aとを重ねた状態で係止用切欠14内に挿入している。また、係止突起3Aを形成しない底板3を当接片23の上に載置しても良い。
1 外枠
2 内枠
3 底板
3A 係止突起
4 蓋体
5 内容器
10 外枠体
10A 外側壁
10B 内側壁
10C 重合片
11 差込片
12 挿入口
13 屈曲支持片
14 係止用切欠
20 内枠体
21 差込片
22 挿入口
23 屈曲当接片
23A 係止突起
24 補強片
25 導入片
a 屈曲縁
b 屈曲縁
c 折返し部

Claims (5)

  1. 外枠の内側に内枠を重ねて側板が形成され、外枠の内側で内枠の下端部に底板が固定される組立て用紙箱において、外枠と内枠は、平面L字形状に屈曲された一対の外枠体と一対の内枠体をそれぞれ連結して構成されるもので、
    外枠体は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁と内側壁とが重合され、外側壁の下端部を内側壁側に延長して内側壁に重合する重合片を形成し、該重合片の上端部から水平に屈曲延長され前記外枠体の内側に突出する屈曲支持片を形成し
    内枠体は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁と内側壁とが重合され、外側壁又は内側壁の下端部から前記内枠体の内側に向けて水平に屈曲延長して屈曲当接片を形成し
    外枠体と内枠体との各長手両端部に差込片と挿入口とが併設され、隣接する枠体の差込片と挿入口とを互いに差し込み直角に屈曲することでそれぞれ外枠と内枠とが構成され、内枠を外枠の内部に嵌合し、屈曲支持片と屈曲当接片との間に底板を挟んで底板を固定することを特徴とする組立て用紙箱。
  2. 前記外枠体は、前記内側壁に係止用切欠が形成され、該係止用切欠内に挿入係止せしめる係止突起を前記内枠体の前記屈曲当接片から延長形成された請求項1記載の組立て用紙箱。
  3. 前記係止用切欠内に挿入係止せしめる係止突起を前記底板の周囲縁の一部に突設した請求項1又は2記載の組立て用紙箱。
  4. 前記外枠体と前記内枠体は、それぞれ前記外側壁と前記内側壁との長手両端部に前記挿入口が形成され、一方の挿入口の前記外側壁に導入片を形成し、該導入片を前記外側壁と前記内側壁との間に折り込み前記挿入口を補強するように構成した請求項1記載の組立て用紙箱。
  5. 外枠の内側に内枠を重ねて側板が形成され、外枠の内側で内枠の下端部に底板が固定される組立て用紙箱において、外枠と内枠は、平面L字形状に屈曲された一対の外枠体と一対の内枠体をそれぞれ連結して構成されるもので、
    外枠体は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁と内側壁とが重合され、外側壁の下端部を内側壁側に延長して内側壁に重合する重合片を形成し、該重合片の上端部から水平に屈曲延長され外枠体の内側に突出する屈曲支持片を形成し、内側壁に係止用切欠が形成され、
    内枠体は、横長の帯状板紙を長手方向に沿って二つに折って外側壁と内側壁とが重合され、外側壁又は内側壁の下端部から前記内枠体の内側に向けて水平に屈曲延長して屈曲当接片を形成し、該屈曲当接片から外枠体の係止用切欠内に挿入係止せしめる係止突起が延長形成され
    外枠体と内枠体との各長手両端部に差込片と挿入口とが併設され、隣接する枠体の差込片と挿入口とを互いに差し込み直角に屈曲することでそれぞれ外枠と内枠とが構成され、内枠を外枠の内部に嵌合し、内枠体の係止突起を外枠体の係止用切欠内に挿入して外枠体と内枠体とを固定し、内枠体の屈曲当接片の上に底板を載置することを特徴とする組立て用紙箱。
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