JP3104832U - 重箱型紙製包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
重箱本体の構成部品点数を少なくし、製造、組立てを容易にして製造コストを低減すること。
【解決手段】
底板の表面と立ち上がり壁の内壁の色彩を同系色に揃えると共にフィルムを貼着して装飾的及び衛生的にし、中敷きを省略する。長方形の側壁をV字型の横溝で折り畳むと共に、折曲溝及び底板嵌合溝を切り込み、更に接合部を切除して形成し、長方形状の立ち上がり壁に折曲溝を切り込み、接合部を切除して形成する。底板を外壁の嵌合溝に嵌め込みながら底板の周縁に側壁を折曲、起立させ、接合部を接着して重箱外枠を組立て、同様に組立てた立ち上り壁を内側に接着固定させて重箱本体を完成させる。
【選択図】 図2

Description

本考案は重箱型厚紙製の包装容器の重箱本体に関するものである。
従来、贈答用商品の包装として使用される、或は高級感や見た目の美しさ及び衛生面への配慮から、重箱型包装容器の本体には本体とは別に、収容物の商品的効果や商品価値を高める目的で金色や赤色といった色彩を有する中敷きを内装することが多かった。
図1に示されるように、重箱本体1は底板2と、側壁となる一枚の長尺の厚紙3及び立ち上がり壁となる一枚の長尺の厚紙4及び中敷き5から構成される。
厚紙3は縦に等間隔に三本の折曲線及び一本の横溝が刻まれており、横溝に底板2を嵌合しながら側壁3を折曲線で折り曲げ、底板2の周縁に立ち上げ、底板2を支持する。
次に同様に立ち上がり壁4を折曲線で折り曲げながら組立て側壁3の内側に装着する。
仕上に底板2と同程度の面積を有する中敷き本体5aの外周縁に、当該中敷き本体の周囲を囲う4枚の中敷き側壁5bを起倒自在に連設した厚紙製の中敷き5を重箱本体1の中に側壁5bを起立させて装着する。
中敷き5の表面、即ち、本体5aの上面と側壁5bの内側が装飾性の高い金色や赤色に着色された紙が用いられ、その表面には衛生面からフィルム(図示せず)が貼着されているのが通常である。
また、重箱に関する特許文献として特開2000−109072号公報がある。
特開2000−109072号公報
上述のように、従来の重箱型包装容器の重箱本体は底板、側壁、立ち上がり壁及び中敷きの4点の部材から構成されている。これらのうち、底板及び側壁は商品や食物を収納する収容容器としての機能を果たすうえで不可欠であり、また、立ち上がり壁も、立ち上がり部分に他の重箱の底面を嵌め込んで複数個の重箱本体を重ねて使用するという重箱特有の使用形態から不可欠のものである。
一方、中敷きは見た目の美しさや華やかさを付与するという装飾的付加価値及び衛生面での安全性をもたらすものに過ぎず、重箱の構成点数を増やすと共に、製造、組立てに手間取り、その結果、重箱全体のコストアップをもたらすものである。また、使用後は廃棄処分されるゴミの量も多くなる。
そこで、本考案では、底面と立ち上がり壁を同色に揃えて中敷きと同様の装飾的効果を奏することで、中敷きをなくし、構成部品を少なくすると共に製造及び組立てを容易にしてコストダウンを図った重箱本体を提供し、ひいてはゴミの減量化及び環境に配慮することを目的とするものである。
底板、側壁及び立ち上がり壁から構成される重箱本体の、横方向に長尺の略長方形状の厚紙から成る側壁を上方及び下方に切り込んだV字型の横溝で折り畳むと共に、V字型折曲溝を等間隔に縦に三本、U字型の底板嵌合溝を横方向に一本切り込み、更に接合部を斜めに切除して形成する。
次に、内壁にフィルムを貼着した、横方向に長尺の略長方形状の厚紙から成る立ち上がり壁にV字型折曲溝を等間隔に縦に三本切り込み、接合部を斜めに切除し、上端面に耐水性及び耐油性を有する食品衛生ニスコ−トを施して形成する。 内面にフィルムを貼着した、略正方形の底板を外壁の嵌合溝に嵌め込みながら底板の周縁に側壁を折曲、起立させて接合部を接着して重箱外枠を組立てる。次に、V字型溝で折曲しながら立ち上り壁を起立させて接合部を接着した後、重箱外枠の内側に接着固定させて重箱本体を組立てる。
こうして組立てた重箱本体の底板の上面と立ち上がり壁の内壁とを同系色に揃えるのである。
内側と外側を異なる色に着色した紙で立ち上がり壁を形成し、底板の内側と立ち上がり壁の内側を同色とし、立ち上がり壁の外側と外枠を同色として色彩をそれぞれ揃えたことで、重箱本体の内側と外側に色によるメリハリを付けて、重箱の内側を美しく際立たせることができる。また、底板の内側及び立ち上がり壁の内側に耐水性及び耐油性を有するフィルムを貼着したことで、食品を衛生的、且つ、万全に収容することができる。
その結果、従来、重箱本体に内装していた装飾的及び衛生的効果を付与する中敷きが不用となり、重箱本体の構成点数を減らすことができ、製造及び組立ての時間が短縮され、生産コストを大幅に削ることが可能となる。
これは、使用後の廃棄物量を減らすことにもつながり、ゴミの減量化及び環境改善にも役立つものである。
本考案の最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図2は本考案に係る重箱本体6の斜視図である。
重箱本体6は底板7、側壁8及び立ち上がり壁9から構成される。
側壁8は厚さ3mm程度の厚紙製であって、横方向に長尺の長方形状である。図3が同、側壁8の展開平面図である。側壁8の短辺10の上から4分の1辺り、下から4分に一辺りに折曲線となるV字型の溝を二条ずつ形成するよう切り込みを設ける。
図4が同、拡大右側面図である。側壁8をV字型溝11に沿ってそれぞれ中央に向けて谷折りして折り畳む。折り畳み状態を示すのが図5の平面図、図6が同、拡大右側面図である。
次に短辺10の接合部12−12を斜めに切除する。角度は45度程度が望ましいが、これに限定されるものではない。
縦方向に三本、折曲線となるV字型溝13を切り込み、底板7を嵌合するU字型溝14を横方向に切り込み、設ける。 図7がこの状態を示す平面図、図8が、同、拡大正面図である。
図9に示すように底板7を側壁8の嵌合溝14に嵌合しながら底板7の周縁に側壁8を起立させ、接合部12−12を接着し、重箱本体6の外枠が完成する。 底板7は略正方形の厚紙であって、表面を金色、赤色またはその他の装飾的効果をもたらすような色、模様に着色形成し、耐油性及び耐水性を有する透明フィルム(図示せず)を貼着する。底板7の裏面は、側壁8と同様の色彩、模様とする。
次に立ち上がり壁9を形成する。
立ち上がり壁9は側壁8と同様の横方向に長尺の長方形状の単紙であって、内壁9aは底板7の表面と同系色または模様である。例えば、赤色、金色その他の色彩を有し、外壁9bは赤、黒、木目調その他の色彩または模様を有し、外壁8と同様する。内壁9aには更に耐油性及び耐水性を有する透明フィルム(図示せず)を貼着する。
図9、図10に示すように内壁9aにV字型溝15を等間隔に三本縦方向に切り込み、接合部16−16を斜めに切除する。切り取り角度は45度程度が望ましいが、これに限定されるものではない。
上端面9cは着色し、耐油性及び耐水性を有する食品衛生ニスコ−トを施す。 このように形成した立ち上がり壁9をV字溝15で折曲しながら起立して組立て、接合部16−16を接着したのち、重箱外枠の内側に嵌め込み、接着固定すると重箱本体6が完成するのである。
尚、紙製重箱本体における素材である紙材は機能性厚紙、撥水性厚紙、耐油性を施した厚紙、エチレンガス等を吸収するガス吸着性厚紙、鮮度保持機能を有する厚紙等を用いることが考えられる。
本考案は重箱型厚紙製の包装容器の重箱本体に関するものであり、装飾的効果を付与するために使用されていた中敷きを省略しながら、尚、中敷きと同様の美的効果及び衛生的効果を奏する包装容器である。従って、装飾的効果及び衛生的効果を付与する目的で中敷きを使用していた他の全ての包装容器にも応用することができると考える。
従来の重箱本体に中敷きを装着する状態を示す説明図。 本考案に係る重箱本体の斜視図。 側壁の展開平面図。 同、拡大右側面図。 外壁を折り畳んだ状態を示す平面図。 同、拡大右側面図。 外壁に溝及び接合部を形成した状態を示す平面図。 同、拡大正面図。 底板と側壁を組立てる状態を示す説明図。 立ち上がり壁に切り込みを入れた状態を示す平面図。 同、拡大正面図。
符号の説明
6、重箱本体、 7、底板 8、側壁 9、立ち上がり壁 11、13、V字型折曲溝 12、16、接合部 14、U字型折曲溝

Claims (1)

  1. 横方向に長尺の略長方形状の厚紙を上方及び下方に切り込んだV字型の横溝で折り畳むと共に、V字型折曲溝及びU字型の底板嵌合溝を切り込み、更に接合部を切除して外壁を形成し、
    内側にフィルムを貼着した、横方向に長尺の略長方形状の厚紙にV字型折曲溝を切り込み接合部を切除して立ち上がり壁を形成し、
    内側にフィルムを貼着した、略正方形状の底板を外壁の嵌合溝に嵌め込みながら底板の周縁に側壁を折曲、起立させて接合部を接着して重箱外枠を組立て、
    V字型溝で折曲しながら立ち上り壁を起立させて接合部を接着した後、重箱外枠の内側に接着固定させてなる重箱本体の
    底板の表面と立ち上がり壁の内壁とを同系色に揃えたことを特徴とする重箱本体。
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KR101394632B1 (ko) * 2012-03-02 2014-05-13 두선산업 주식회사 자동화 공정이 가능한 포장 상자
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CN109515907A (zh) * 2018-12-17 2019-03-26 中荣印刷集团股份有限公司 一种带有3d光栅的包装盒及其制造方法
JP2021017250A (ja) * 2019-07-17 2021-02-15 株式会社メタルクリエイション 紙製重箱

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