JP3177318U - 紙製重箱 - Google Patents

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元伸 穴穂
利昭 福崎
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Abstract

【課題】組立箱や高級貼箱を重箱のように積み重ねることができる紙製重箱を提供する。
【解決手段】紙製の組立箱を内箱10とし、該内箱10の外周に外枠20を組み合せる。平面L字形状に屈曲された一対の枠体21を連結して外枠20を構成する。各枠体21の長手両端部に差込片22と挿入口23とを併設する。隣接する枠体21の差込片22と挿入口23とを互いに差し込み直角に屈曲する。一対の枠体21を連結して外枠20を構成する。外側壁と内側壁とで枠体21を形成する。内側壁を延長して外枠20の内側に突出する屈曲支持片21Cを形成する。外側壁と内側壁との長手両端部に挿入口23を形成する。
【選択図】図4

Description

本考案は、組立箱や高級貼箱を重箱のように積み重ねることができる紙製重箱の提供を目的とする。
特許文献1に、多段式に積み重ねる紙製の重箱ユニットが記載されている。この重箱ユニットによると、1枚の紙を折曲げ成形した外箱に、1枚の紙を折曲げ成形した内箱を嵌め合わせて重箱を組み立てるもので、外箱と内箱とがユニット化されたものである。
外箱には、側面を囲う側面片と、この側面片から内側に向けて張り出す張出片を設けてあり、上下面を開放した中抜き形状の外箱を形成している。一方、内箱は、外箱の側面片の高さと略同一の高さの側面片と、この側面片の下端部に連なる底面板を設けて上面開放のボックス形状を成している。
そして、内箱を外箱の上部に嵌め込んだ際、内箱の底面板が外箱の張出片によって支えられ、且つ内箱の側面片の一部が外箱の側面片より上方に突出するように構成したものである。
実開平7‐11518号公報
ところが特許文献1の重箱ユニットは、外箱と内箱とがユニット化されたものであるから、外箱と内箱とを夫々組み立てた後に、これらを組み合せるように構成している。そのため、この重箱ユニットの完成までに、外箱の組み立て工程と、内箱の組み立て工程との二種類の組み立て工程が必要になっており、組み立て作業に多くの手間を要するものであった。
しかも、この重箱ユニットは、組み立て形成した内箱を、外箱が保持する構成になっている。そのため、外箱は、内箱の保持強度を高めるために、4つの側面片を連接した帯状を成し、側面片の一端に形成した差込片を、側面片の他端側に形成した角筒内に差込み、差込片を側面片に接着固定することにより、矩形状の枠体を形成したものである。したがって、外箱の組み立て工程には、接着工程が含まれることになり、外箱の組み立て時間が長くなる不都合もあった。
一方、既製品の紙箱には、蓋をかぶせて使用する、所謂、組立箱がある。この組立箱の中でもグレードが高いものでは、片白チップボールという厚紙の上から、色つきの紙を包んだ高級貼箱と称する紙箱なども販売されている。このような組立箱や高級貼箱を利用して紙製の重箱を構成できるようにすると、従来の組み立て工程の手間を大幅に軽減することが可能になる。
そこで本考案は上述の課題を解消し、組立箱や高級貼箱を重箱のように積み重ねることができる紙製重箱の提供を目的とする。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、紙製の組立箱を内箱10とし、該内箱10の外周に、平面L字形状に屈曲された一対の枠体21を連結して構成された外枠20を組み合せて構成する紙製重箱であって、各枠体21の長手両端部に差込片22と挿入口23とが併設され、隣接する枠体21の差込片22と挿入口23とを互いに差し込み直角に屈曲することで一対の枠体21が連結されて外枠20を構成するように設けたことにある。
第2の手段において、前記枠体21は、横長の帯状板紙1を縦方向に屈曲して外側壁21Aと内側壁21Bとが形成され、内側壁21Bを縦方向に延長して前記外枠20の内側に突出する屈曲支持片21Cを形成し、外側壁21Aと内側壁21Bとの長手両端部に前記挿入口23が形成され、一方の挿入口23に導入片23Aを形成し、該導入片23Aを前記外側壁21Aと前記内側壁21Bとの間に折り込み前記挿入口23を補強するように構成したものである。
第3の手段において、前記差込片22は、前記枠体21の一方の長手端部の外側壁21Aから延長された外側差込片22Aと、該枠体21の他方の長手端部の内側壁21Bから延長された内側差込片22Bとで構成され、隣接する前記枠体21の前記差込片22は、これら外側差込片22Aと内側差込片22Bとを重合した状態から互いの前記挿入口23に差し込み後、直角に屈曲するように構成している。
第4の手段において、前記枠体21は、前記帯状板紙1に左右一対の前記内側壁21Bを形成し、該内側壁21Bの下端部に屈曲縁aを介して延長された左右一対の前記外側壁21Aを形成し、該外側壁21Aの下端部に屈曲縁bを介して左右一対の接着片21Dを形成し、該接着片の下端部に折返し部cを介して左右一対の前記屈曲支持片21Cを形成し、前記枠体21の一方の長手端部の前記外側壁21Aから前記外側差込片22Aを延長し、該枠体21の他方の長手端部の前記内側壁21Bから前記内側差込片22Bを延長すると共に、該他方の長手端部の前記外側壁21Aから屈曲縁dを介して導入片23Aを形成し、該導入片を前記外側壁21Aと前記内側壁21Bとの間に折り込み前記挿入口23を補強するものである。
本考案の請求項1によると、紙製の組立箱を内箱10として使用し、該内箱10の外周に外枠20を組み合せて構成することにより、外枠20を組み合せるだけで組立箱を重箱のように構成し、積み重ねることが可能になった。更に、外枠20は、隣接する枠体21の差込片22と挿入口23とを互いに差し込み、直角に屈曲するのみで外枠20を形成することができるので、接着剤を使用せずに済み、極めて簡単に組み立てることができる。
請求項2のように、前記枠体21は、横長の帯状板紙を縦方向に屈曲して外側壁21Aと内側壁21Bとが形成され、内側壁21Bを縦方向に延長して前記外枠20の内側に突出する屈曲支持片21Cを形成し、外側壁21Aと内側壁21Bとの長手両端部に前記挿入口23が形成されたものであるから、略環体状を成した枠体21の挿入口23に差込片22を簡単に差し込むことができる。
しかも、一方の挿入口23に導入片23Aを形成し、該導入片23Aを外側壁21Aと内側壁21Bとの間に折り込み挿入口23を形成しているから、挿入口23の構造を強化することができ、差込片22挿入後の屈曲保持力を強化することができるものである。
また、内側壁21Bを延長して前記外枠20の内側に突出する屈曲支持片21Cが形成されているので、外枠20内の屈曲支持片21C上に内箱10を支持するだけで、極めて簡単に重箱を構成することができる。
請求項3のごとく、差込片22は、外側差込片22Aと内側差込片22Bとを重合した状態から互いの前記挿入口に差し込み直角に屈曲するように構成しているので、一対の枠体21を強固に連結することができる。この結果、一対の枠体21を連結する際に接着剤は不要になり、極めて簡単な作業で外枠20を構成することができる。
請求項4のような枠体21によると、帯状板紙1を利用して極めてシンプルな構造の外枠20を構成することができる。しかも、外側壁21Aから屈曲縁を介して導入片23Aを形成し、該導入片23Aを外側壁21Aと内側壁21Bとの間に折り込み挿入口23を形成しているから、挿入口23の構造を強化することができ、差込片22挿入後の屈曲保持力を強化することができるものである。
本考案の内箱として使用する組立箱の一実施例を示す斜視図である。 本考案の内箱に外枠を組み合せた状態を示す斜視図である。 本考案の重箱の一実施例を示す斜視図である。 本考案の内箱と外枠とを示す分解斜視図である。 本考案の重箱の一実施例を示す断面図である。 本考案外枠の一実施例を示す展開図である。 本考案の外枠の一実施例を示す分解斜視図である。 本考案の差込片と挿入口とを示す要部断面図である。 本考案の挿入口に差込片を挿入した状態を示す要部断面図である。 本考案の差込片による枠体の連結状態を示す要部断面図である。
本考案によると、簡単に組み立てることが可能で、しかも、組立箱を重箱のように積み重ねることができるなどといった当初の目的を達成した。
以下、本考案の実施例を説明する。本考案の基本構成は、内箱10と外枠20とで構成されている(図4参照)。内箱10は、箱本体11と蓋体12とで構成された紙製の箱である(図1参照)。このとき、内箱10に、既成の組立箱や高級貼箱などを使用するものである。
外枠20は、内箱10の外周に組み合せる部材で、平面L字形状に屈曲された一対の枠体21を連結して構成する(図7参照)。すなわち、各枠体21の長手両端部に差込片22と挿入口23とが併設されており、隣接する枠体21の差込片22と挿入口23とを互いに差し込み直角に屈曲すると、一対の枠体21が連結され外枠20が形成される(図2、図4参照)。
図示の枠体21は、横長の帯状板紙を縦方向に屈曲して外側壁21Aと内側壁21Bとを形成している(図6参照)。更に、内側壁21Bの下端部を縦方向に延長して外枠20の内側に突出する屈曲支持片21Cを形成している。そして、外側壁21Aと内側壁21Bとの長手両端部に挿入口23が形成されたものである(図4、図7参照)。そして、この外枠20に内箱10を組み合せると重箱が形成される(図5参照)。このとき、屈曲支持片21Cの下に他の内箱10の上端を嵌合することができるので、任意の高さの重箱を形成することができるものである(図3参照)。
差込片22は、外側差込片22Aと内側差込片22Bとを重ねた状態から挿入口23に差し込むものである(図8乃至図10参照)。すなわち、外側差込片22Aは、枠体21の一方の長手端部の外側壁21Aから延長されている(図8参照)。また、内側差込片22Bは、枠体21の他方の長手端部の内側壁21Bから延長されている。このとき、一方の挿入口23に導入片23Aを形成し、該導入片23Aを前記外側壁21Aと前記内側壁21Bとの間に折り込み、この挿入口23を補強するように構成している(図8参照)。そして、隣接する枠体21の外側差込片22Aと内側差込片22Bとを重合し、この状態から互いの前記挿入口に差し込み(図9参照)、最後に直角に屈曲することで強固に連結することができる(図10参照)。
図6は、本考案外枠20を構成する枠体21の展開図である。この枠体21は、横長の帯状板紙1に左右一対の内側壁21Bを形成する。この内側壁21Bの下端部に屈曲縁aを介して左右一対の外側壁21Aを延長形成する。したがって屈曲縁aを介して内側壁21Bを内側に折り込むと、左右両端部に挿入口23が形成される。
更に、外側壁21Aの下端部に屈曲縁bを介して左右一対の接着片21Dを形成し、この接着片の下端部に折返し部cを介して左右一対の屈曲支持片21Cを形成している。接着片21Dは内側に折り込まれた内側壁21Bに接着することで、外側壁21Aと内側壁21Bとを略筒状に形成する。また、屈曲支持片21Cは、折返し部cから枠体21の内側に折り返すことで、内箱10の底部を支持する部材になるものである。
そして、枠体21の一方の長手端部の外側壁21Aから外側差込片22Aを延長している。また、枠体21の他方の長手端部の内側壁21Bから内側差込片22Bを延長している。そして、この他方の長手端部の外側壁21Aから屈曲縁dを介して導入片23Aを形成している。この導入片23Aは、外側壁21Aと内側壁21Bとの間に形成された挿入口23の中に折り込むことで、挿入口23の開口部を補強している。
尚、本考案は図示例に限られるものではなく、内箱10の選択は自由であり、外枠20の各構成部材の寸法、材質等は任意に変更することが可能である。
1 帯状板紙
a 屈曲縁
b 屈曲縁
c 折返し部
d 屈曲縁
10 内箱
11 箱本体
12 蓋体
20 外枠
21 枠体
21A 外側壁
21B 内側壁
21C 屈曲支持片
21D 接着片
22 差込片
22A 外側差込片
22B 内側差込片
23 挿入口
23A 導入片

Claims (4)

  1. 紙製の組立箱を内箱とし、該内箱の外周に、平面L字形状に屈曲された一対の枠体を連結して構成された外枠を組み合せて構成する紙製重箱であって、各枠体の長手両端部に差込片と挿入口とが併設され、隣接する枠体の差込片と挿入口とを互いに差し込み直角に屈曲することで一対の枠体が連結されて外枠を構成するように設けたことを特徴とする紙製重箱。
  2. 前記枠体は、横長の帯状板紙を縦方向に屈曲して外側壁と内側壁とが形成され、内側壁を縦方向に延長して前記外枠の内側に突出する屈曲支持片を形成し、外側壁と内側壁との長手両端部に前記挿入口が形成され、一方の挿入口に導入片を形成し、該導入片を前記外側壁と前記内側壁との間に折り込み前記挿入口を補強するように構成した請求項1記載の紙製重箱。
  3. 前記差込片は、前記枠体の一方の長手端部の外側壁から延長された外側差込片と、該枠体の他方の長手端部の内側壁から延長された内側差込片とで構成され、隣接する前記枠体の前記差込片は、これら外側差込片と内側差込片とを重合した状態から互いの前記挿入口に差し込み後、直角に屈曲するように構成した請求項1又は2記載の紙製重箱。
  4. 前記枠体は、前記帯状板紙に左右一対の前記内側壁を形成し、該内側壁の下端部に屈曲縁を介して延長された左右一対の前記外側壁を形成し、該外側壁の下端部に屈曲縁を介して左右一対の接着片を形成し、該接着片の下端部に折返し部を介して左右一対の前記屈曲支持片を形成し、
    前記枠体の一方の長手端部の前記外側壁から前記外側差込片を延長し、該枠体の他方の長手端部の前記内側壁から前記内側差込片を延長すると共に、該他方の長手端部の前記外側壁から屈曲縁を介して導入片を形成し、該導入片を前記外側壁と前記内側壁との間に折り込み前記挿入口を形成した請求項1又は3いずれか記載の紙製重箱。
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