JPS5841140Y2 - 組立容器 - Google Patents
組立容器Info
- Publication number
- JPS5841140Y2 JPS5841140Y2 JP11001078U JP11001078U JPS5841140Y2 JP S5841140 Y2 JPS5841140 Y2 JP S5841140Y2 JP 11001078 U JP11001078 U JP 11001078U JP 11001078 U JP11001078 U JP 11001078U JP S5841140 Y2 JPS5841140 Y2 JP S5841140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- assembly
- locking
- bottom plate
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cartons (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は組立容器に関するもので、側壁部と組立板とを
用いて容易に容器を組立てることができ、容器としての
強度が確実で形体上も簡明で見栄えの良い組立容器を提
供することを目的とする。
用いて容易に容器を組立てることができ、容器としての
強度が確実で形体上も簡明で見栄えの良い組立容器を提
供することを目的とする。
従来よりダンボール紙、厚紙等を折込んで組立てられる
容器は種々見られるが、いずれも折込み数が多かったり
、舌片状折込部が複雑な形体をとっていたりし、又組立
時に金属製止具を用いる等の難点があった。
容器は種々見られるが、いずれも折込み数が多かったり
、舌片状折込部が複雑な形体をとっていたりし、又組立
時に金属製止具を用いる等の難点があった。
本考案は上記のような組立容器の複雑性を解消したもの
で、以下実施例として示した図面に従ってその構成を説
明する。
で、以下実施例として示した図面に従ってその構成を説
明する。
1は容器の対向する2側壁を形成する側壁部、2は組立
板である。
板である。
側壁部1は木材、プラスチックス等で成型し、その内面
には両端に近接して対称的に直方体状支持部3を形成し
た、支持部3の外周は組立板2が丁度巻付けられる厚み
の巾4だけ側壁部の端縁から内方へ引込んでいる。
には両端に近接して対称的に直方体状支持部3を形成し
た、支持部3の外周は組立板2が丁度巻付けられる厚み
の巾4だけ側壁部の端縁から内方へ引込んでいる。
5は支持部3と側壁部1との間に形成した係止用隙間で
、内方へ向って開口している。
、内方へ向って開口している。
6は係止用隙間の開口部に近接して設けた抜止用突起、
7は底部に近接して形成した嵌入溝である。
7は底部に近接して形成した嵌入溝である。
組立板2はダンボール紙、厚紙、プラスチックスシート
等で形成され、直方形成いは正方形状の底部8と、対向
する端縁からそれぞれ折目を介して延長した外方側壁部
9、折返し上端部10、内方側壁部11が形成されてい
る。
等で形成され、直方形成いは正方形状の底部8と、対向
する端縁からそれぞれ折目を介して延長した外方側壁部
9、折返し上端部10、内方側壁部11が形成されてい
る。
12,13.14はそれぞれ折目である。
15は底板8の両端に設けた底板突出端縁部、16は内
方側壁部11の両端に形成した係止片で、折目17から
折込まれるようになっている。
方側壁部11の両端に形成した係止片で、折目17から
折込まれるようになっている。
尚図中の符号18は内方側壁部11の延長方向端縁に形
成した突起、19はこの突起と保合可能に底板8に形成
した凹部を示す。
成した突起、19はこの突起と保合可能に底板8に形成
した凹部を示す。
本考案組立容器は、前記側壁部1を支持部3の形成され
ている内面側を互いに対向するように1対そろえ、この
間に組立板2を配置して係合巻込み1体化したものであ
る。
ている内面側を互いに対向するように1対そろえ、この
間に組立板2を配置して係合巻込み1体化したものであ
る。
即ち、先ず1対の側壁部1.1の底部に近接して形成し
た嵌入溝7,7へ組立板2の底部8の突出端縁部15.
15を嵌挿穴し、延長方向端縁に形成した外方側壁部9
を折目12から内方へ折曲げ且つ支持部3の側壁に沿わ
せ、次いで折目13及び14を折曲げて折返し上端部1
0を形成し、内方側壁部11を形成する。
た嵌入溝7,7へ組立板2の底部8の突出端縁部15.
15を嵌挿穴し、延長方向端縁に形成した外方側壁部9
を折目12から内方へ折曲げ且つ支持部3の側壁に沿わ
せ、次いで折目13及び14を折曲げて折返し上端部1
0を形成し、内方側壁部11を形成する。
このようにすることにより、支持部3は組立板2の端縁
で周囲を取巻かれたようになり、且つ内方側壁部11の
端縁に形成した係止部16を折目17から折曲げると共
に支持部3と側壁部1との間に形成された係止用隙間5
に嵌挿穴することにより組立が完了する。
で周囲を取巻かれたようになり、且つ内方側壁部11の
端縁に形成した係止部16を折目17から折曲げると共
に支持部3と側壁部1との間に形成された係止用隙間5
に嵌挿穴することにより組立が完了する。
尚、上記図示した例では、側壁部1の支持部3゜3は直
方体形状としたが、これに限られるものではなく、支持
部の外周に沿って折込まれる組立板2により内外方側壁
部が形成される形状であればよい。
方体形状としたが、これに限られるものではなく、支持
部の外周に沿って折込まれる組立板2により内外方側壁
部が形成される形状であればよい。
又支持部3と側壁部1との間に形成した係止用隙間5は
内方側だけ開口したものに限らず、外方側も開口したも
の、例えば貫通したものでもよい。
内方側だけ開口したものに限らず、外方側も開口したも
の、例えば貫通したものでもよい。
この場合には外方側壁部の端縁に係止片を設けて、これ
を嵌挿穴することができる。
を嵌挿穴することができる。
本考案は上記のような構成をとったので、側壁部1の成
型についてはプラスチックスを使用すると支持部、係止
用隙間、嵌入溝等の成型でよいので、簡単で容易である
。
型についてはプラスチックスを使用すると支持部、係止
用隙間、嵌入溝等の成型でよいので、簡単で容易である
。
又側壁部の平面部に模様や透過形状の網目格子等を成型
することも可能である。
することも可能である。
さらに組立板2はダンボール紙、厚紙等で作製される他
、屈曲可能とした折目の成型できるプラスチックスシー
トを使用すれば成型が容易であり、又その形状も突出端
縁部及び係止部の他は折目で区分される矩形であるので
複雑な形状が全くなく成型が容易である。
、屈曲可能とした折目の成型できるプラスチックスシー
トを使用すれば成型が容易であり、又その形状も突出端
縁部及び係止部の他は折目で区分される矩形であるので
複雑な形状が全くなく成型が容易である。
尚側壁部1,1と組立板2との組立についても前記した
通り、嵌入溝7と突出端縁部15の嵌挿穴と支持部3,
3の外周に沿って折目から折曲げられて形成される外方
側壁部9、折返し上端部10及び内方側壁部11による
容器の底部と側壁部の形成、及び係止片16の係止用隙
間5への嵌挿穴による固定等、手段が簡・単で且つ確実
であり、たとえダンボール紙、厚紙等を組立板として使
用した場合にも各端縁部の支持と支持部への巻込みによ
る組立で補強されて堅固な容器が得られた。
通り、嵌入溝7と突出端縁部15の嵌挿穴と支持部3,
3の外周に沿って折目から折曲げられて形成される外方
側壁部9、折返し上端部10及び内方側壁部11による
容器の底部と側壁部の形成、及び係止片16の係止用隙
間5への嵌挿穴による固定等、手段が簡・単で且つ確実
であり、たとえダンボール紙、厚紙等を組立板として使
用した場合にも各端縁部の支持と支持部への巻込みによ
る組立で補強されて堅固な容器が得られた。
第4図に示した例は側壁部1,1を長くして、組立板2
の巾を狭くした容器の例であり、巻込みによって形成さ
れる内方側壁部9,11を側壁部1より高くした例を示
す。
の巾を狭くした容器の例であり、巻込みによって形成さ
れる内方側壁部9,11を側壁部1より高くした例を示
す。
持運びに便利で、ディスプレイ用としても好適である。
尚、係止片16を係止用隙間5へ嵌挿穴する場合、図示
したように突起6を形成して、係止片16の抜止めをよ
り確実にする場合(第1図参照)、或いは係止片に突起
18と底部8に凹部19を形成して抜止め効果を補強す
る場合(第1図参照)、又は係止片16に凸部20を形
成する場合(第6図参照)、さらに側壁部1の支持部3
に形成した係止用隙間5の形状を奥に向ってテーパ状に
することにより係止片16を圧挿穴して固定するように
する場合(第7図参照)、支持部の係止用隙間5を内外
方向に貫通して形成した場合等、種々考えられる。
したように突起6を形成して、係止片16の抜止めをよ
り確実にする場合(第1図参照)、或いは係止片に突起
18と底部8に凹部19を形成して抜止め効果を補強す
る場合(第1図参照)、又は係止片16に凸部20を形
成する場合(第6図参照)、さらに側壁部1の支持部3
に形成した係止用隙間5の形状を奥に向ってテーパ状に
することにより係止片16を圧挿穴して固定するように
する場合(第7図参照)、支持部の係止用隙間5を内外
方向に貫通して形成した場合等、種々考えられる。
本考案組立容器は上記のように成型及び組立が容易であ
る他、組立容器として堅固であり、又組立後の形体とし
て保合部が露出したり、固定用金具が突出したりするこ
とが一切なく外観的にも美麗な容器を提供することがで
きた。
る他、組立容器として堅固であり、又組立後の形体とし
て保合部が露出したり、固定用金具が突出したりするこ
とが一切なく外観的にも美麗な容器を提供することがで
きた。
さらに組立容器が簡単に組立てられるので、容器として
使用する場合だけ組立てればよく、運搬或いは収納時に
は組立を分解して側壁部と組立板として平面状態で取扱
うことができ便利である等の効果を有する。
使用する場合だけ組立てればよく、運搬或いは収納時に
は組立を分解して側壁部と組立板として平面状態で取扱
うことができ便利である等の効果を有する。
第1図は本考案組立容器の組立前の平面図、第2図は要
部拡大斜視図、第3図は組立完了した組立容器の斜視図
、第4図は他実施例を示す斜視図、第5図は組立板の折
り込み状態を示す要部斜視図、第6図は係止片に突起を
設けた場合の斜視図、第7図、第8図は支持部に形成し
た係止用隙間の他実施例を示す要部断面図。 1・・・・・・側壁部、2・・・・・・組立板、3・・
・・・・支持部、5・・・・・・係止用隙間、6・・・
・・・突起、7・・・・・・嵌入溝、8・・・・・・底
部、9・・・・・・外方側壁部、10・・・・・・折返
し上端部、11・・・・・・内方側壁部、12,13.
14・・・・・・折目、15・・・・・・突出端縁部、
16・・・・・・係止片、17・・・・・・折目、18
・・・・・・突起、19・・・・・・凹部、20・・・
・・・凸部。
部拡大斜視図、第3図は組立完了した組立容器の斜視図
、第4図は他実施例を示す斜視図、第5図は組立板の折
り込み状態を示す要部斜視図、第6図は係止片に突起を
設けた場合の斜視図、第7図、第8図は支持部に形成し
た係止用隙間の他実施例を示す要部断面図。 1・・・・・・側壁部、2・・・・・・組立板、3・・
・・・・支持部、5・・・・・・係止用隙間、6・・・
・・・突起、7・・・・・・嵌入溝、8・・・・・・底
部、9・・・・・・外方側壁部、10・・・・・・折返
し上端部、11・・・・・・内方側壁部、12,13.
14・・・・・・折目、15・・・・・・突出端縁部、
16・・・・・・係止片、17・・・・・・折目、18
・・・・・・突起、19・・・・・・凹部、20・・・
・・・凸部。
Claims (6)
- (1)対向する2側壁を形成する側壁部として、それぞ
れの両端に近接して対称的に支持部を形成し、この支持
部には側壁との間に係止用隙間を形成し、側壁の内面底
部に近接して底板の突出端縁部の嵌入溝を形成した側壁
部とし、他方底板の対向する端縁にそれぞれ折目を介し
て延長した外方側壁部、折返し上端部及び内方側壁部を
形成し、底板の残りの対向する端縁には突出端縁部を形
成し、前記内方側壁部の両端には折目を介して係止片を
形成した組立板を設け、前記側壁部を1対対向させ、組
立板の底板突出端縁部を側壁部の嵌入溝へ装着すると共
に支持部の外周に沿って組立板の外方側壁部、折返し上
端部及び内方側壁部をそれぞれ折目から内方へ巻込み、
係止片を係止用隙間に挿入して固定したことを特徴とす
る組立容器。 - (2)側壁部に形成した支持部の係止用隙間の開口部に
近接して、組立板の係止片の抜止めを防止する抜止用突
起を形成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の組立
容器。 - (3)側壁部に形成した支持部の係止用隙間を内外方向
に貫通して形成した実用新案登録請求の範囲第1項記載
の組立容器。 - (4)側壁部に形成した支持部の係止用隙間の間隔を徐
々に狭くした実用新案登録請求の範囲第1項記載の組立
容器。 - (5)組立板の係止片に凸部を形成した実用新案登録請
求の範囲第1項記載の組立容器。 - (6)組立板の内方側壁部の延長方向端縁に突起を設け
、この突起が係合する凹部を底板に形成した実用新案登
録請求の範囲第1項記載の組立容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11001078U JPS5841140Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 組立容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11001078U JPS5841140Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 組立容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5527638U JPS5527638U (ja) | 1980-02-22 |
JPS5841140Y2 true JPS5841140Y2 (ja) | 1983-09-17 |
Family
ID=29056490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11001078U Expired JPS5841140Y2 (ja) | 1978-08-09 | 1978-08-09 | 組立容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841140Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-09 JP JP11001078U patent/JPS5841140Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5527638U (ja) | 1980-02-22 |
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