JPH0136735Y2 - - Google Patents

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JPH0136735Y2
JPH0136735Y2 JP12965683U JP12965683U JPH0136735Y2 JP H0136735 Y2 JPH0136735 Y2 JP H0136735Y2 JP 12965683 U JP12965683 U JP 12965683U JP 12965683 U JP12965683 U JP 12965683U JP H0136735 Y2 JPH0136735 Y2 JP H0136735Y2
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JP
Japan
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plate
folded
frame
locking
flap
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JP12965683U
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JPS6038211U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は二重壁を有し、その壁の上面を額縁状
に構成した枠付包装箱に関し、特に壁同士の係止
が確実で、しかも組立容易な枠付包装箱に関す
る。
[従来の技術] 従来、枠付包装箱としては、第4図に示される
ブランク板を組み立ててなる、第5図に示される
ような形態のものが知られている。ここに示され
る包装箱は、壁21,22を形成する側板23,
24に連設するコーナー部25を設けることによ
り、枠の強度を高めたものであり、壁21,22
同士の係止は、内側板26に連設された舌片28
を内側板27で押さえ付けることによつている。
一方、実公昭39−38558号公報には、四周に二
重の側壁を備え、相対する一組の袖片の両側に二
重側壁内方に折り込まれる係止片を設けるととも
に、他方の一組の袖片に側壁高さより長い舌片を
備え、側壁を押し広げ前記舌片を介して側壁相互
の接続を維持した状態で複数の箱がスタツキング
できるようにしたものが示されている。
[考案が解決しようとする課題] 前述した第4図、第5図の包装箱は、壁同士の
係止に特別の係止手段を用いておらず、十分な係
止が得られなかつた。また、実公昭39−38558号
公報の箱においては、壁同士の係止は、一側壁か
ら延設された舌片の根元に設けられた切欠部と、
他方側壁縁部に折り返して設けられた係止片との
係合によつている。しかしながら、上記切欠部が
係止すべき係止片の折目は、側壁の頂部と同じ高
さにあるため、きわめて係合しづらく、また一旦
係合してもすぐに外れてしまい、十分な係止状態
が得られなかつた。
そこで本考案は、上記従来の欠点を解消し、壁
同士の十分な係止状態が得られ、しかも組立が容
易な枠付包装箱を提供するものである。
[課題を解消するための手段] 本考案は、上記課題を考慮してなされたもの
で、厚紙製の折込みによる二重壁を有する紙箱に
おいて、上記二重壁上に枠板による額縁状の枠を
設けるとともに、外正面板または外背面板と外側
面板の両端縁間にフラツプを介在させ、このフラ
ツプに外正(背)面板に連続する爪部を有する係
止片を切込みにより設け、該フラツプの外側面板
両端に連続する切り残し部分を二つ折りした後に
外側面板上に折り重ねて貼着するとともに外正
(背)面板両側端に残つた上記爪部を有する係止
片を二つ折りした部分の開口部に挿入して爪部で
ロツクできるようにしたことを特徴とする枠付包
装箱を要旨とするものである。
[実施例] つぎに本考案を以下図示の実施例によつて説明
する。
1は底板で、その両側に折線を介して外正面板
2と外背面板3を連設し、更にそれらの外側にそ
れぞれ枠板a,aを折線を介して連設し、またこ
れら枠板a,aの外縁に折目を介してそれぞれ内
正面板4および内背面板5を設けるとともにその
外側に糊しろ片6,6を設ける。
また側壁においては、底板1の上下にそれぞれ
外側面板7,7を、次いで枠板b,bをそれぞれ
連設するととともにその外縁に内側面板8,8
を、さらにその外縁に糊しろ片9,9を設ける。
また上記内側面板8,8にはその両側に嵌入突起
片c,cを枠板の幅の寸法で設ける。
また外正面板2と外背面板3と外側面板7,7
の間に正方形フラツプ10を介在させ外正面板2
と外背面板の両側縁を基線として、爪部11をも
つ係止片12を切込みにより設けるとともに、こ
の係止片12の爪部11は外側面板7,7の両側
縁の上縁から爪部11に至るまで折線13と切込
線14でつなぐ。更に内正面板4と内背面板5の
両側端付近に前記嵌入突起片c,cを嵌入する嵌
入口15をそれぞれ1個ずつ設ける。
この包装箱を組み立てるにあたり、正方形フラ
ツプ10の爪部11を持つた係止片12を除いた
部分を折線13と切込線14から二つに重ね折り
して外側面板7,7に貼着する。係止片12は外
正面板2および外背面板3の両端縁に残留する。
このようにして糊しろ片6,6,9,9を底板に
貼着した状態の平面図を第2図に示す。
係止片12を切込んで残部の二つに重ね折りし
た部分の外側面板7,7の両端部の位置は開口し
ており16、爪部11の切込み残部は爪部11が
ロツクされる係止口17となるので爪部11はこ
こに挿入されてロツクされ、四周の二重壁は堅固
に固定され、二重壁の上面は枠a,bで額縁状に
形成された包装箱となる。組立完了後の外観は第
3図の斜視図の通りである。この包装箱はキヤツ
プ状にかぶせ蓋を付属させて和菓子用に利用する
こともでき、一枚の蓋板を用いてチヨコレートな
どの包装箱に利用することもできる。
[考案の効果] 以上述べた構成からなる本考案の枠付包装箱
は、係止片が係止口に係合するとともに、嵌入突
起片が嵌入口に嵌入するので、壁同士の係合がき
わめて強固で、十分な係止状態が得られるなど、
実用性にすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の枠付包装箱の展開図、第2図
は組立説明図、第3図は同じく組立完了後の包装
箱の斜視図、第4図と第5図は従来例を示す説明
図である。 1……底板、2……外正面板、3……外背面
板、4……内正面板、5……内背面板、6……糊
しろ片、7……外側面板、8……内側面板、9…
…糊しろ片、10……正方形フラツプ、11……
爪部、12……係止片、13……折線、14……
切込線、15……嵌入口、16……重ね折り部分
の開口部、17……爪部11の係止口、a,b…
…枠板、c……嵌入突起片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚紙製の折込みによる二重壁を有する紙箱にお
    いて、上記二重壁上に枠板による額縁状の枠を設
    けるとともに、外正面板または外背面板と外側面
    板の両端縁間にフラツプを介在させ、このフラツ
    プに外正(背)面板に連続する爪部を有する係止
    片を切込みにより設け、該フラツプの外側面板両
    端に連続する切り残し部分を二つ折りした後に外
    側面板上に折り重ねて貼着するとともに外正
    (背)面板両側端に残つた上記爪部を有する係止
    片を二つ折りした部分の開口部に挿入して爪部で
    ロツクできるようにしたことを特徴とする枠付包
    装箱。
JP12965683U 1983-08-22 1983-08-22 枠付包装箱 Granted JPS6038211U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12965683U JPS6038211U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 枠付包装箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12965683U JPS6038211U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 枠付包装箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038211U JPS6038211U (ja) 1985-03-16
JPH0136735Y2 true JPH0136735Y2 (ja) 1989-11-08

Family

ID=30293708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12965683U Granted JPS6038211U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 枠付包装箱

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JP (1) JPS6038211U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6038211U (ja) 1985-03-16

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