JP5564470B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置において、用紙の印刷領域から画像がはみ出す場合に対応する技術に関する。
複合機のような画像形成装置を用いて、画像を用紙に形成して出力する場合、デフォルトの設定では、用紙の印刷領域から画像がはみ出すことがある。印刷領域とは、用紙のサイズからマージンを取り除いた領域であり、画像形成装置が実際に印刷可能な領域をいう。印刷領域から画像がはみ出すと、はみ出した部分は印刷されない(いわゆる「画像の見切れ」)。例えば、デフォルトの設定で、A3サイズの原稿をA4サイズの用紙にコピーした場合、原稿の画像が用紙の印刷領域からはみ出し、はみ出した部分は印刷されない。
画像形成装置には、画像を用紙に形成して出力する前に、その画像のプレビュー画像を表示できるものがある(例えば、特許文献1参照)。印刷領域から画像がはみ出している場合、プレビュー画像についても、はみ出した部分が現れないので、画像を用紙に形成して出力する前に、プレビュー画像によって、印刷領域から画像がはみ出していることを発見することが可能である。
特開2006−41947号公報
原稿のサイズと用紙のサイズとが僅かに異なる場合(例えば、原稿がレターサイズ、用紙がA4サイズ)、デフォルトの設定でコピーをすると、画像の印刷領域からのはみ出しは僅かである。プレビュー画像は小さいので、印刷領域から画像が僅かにはみ出している場合、プレビュー画像によって発見することは難しい。
本発明は、用紙の印刷領域から画像がはみ出していることを、画像を用紙に形成して出力する前に、ユーザーに知らせることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の一の局面に係る画像形成装置は、操作部と、画像データが記憶される画像データ記憶部と、前記画像データ記憶部に記憶されている前記画像データにより表される画像を、用紙に形成する際に使用される値であり、前記用紙のサイズ、向き及び印刷領域、並びに前記用紙に形成される前記画像の倍率の設定値が記憶される設定記憶部と、前記画像を前記用紙に形成した場合に、前記画像の面積に対して、前記画像のうち前記印刷領域から、はみ出している部分の面積の割合を示すはみ出し割合を、前記画像データ記憶部に記憶されている前記画像データ及び前記設定記憶部に記憶されている前記設定値を用いて演算するはみ出し割合演算部と、表示部と、前記はみ出し割合演算部により演算された前記はみ出し割合を、前記表示部に表示させる表示制御部と、前記表示部に前記はみ出し割合が表示された後、前記画像を前記用紙に形成する指示を、前記操作部が操作されることにより受け付ける画像形成受付部と、前記画像形成受付部により前記画像を形成する指示が受け付けられると、前記設定記憶部に記憶されている前記設定値の条件で、前記画像を前記用紙に形成する画像形成部と、を備える。
本発明によれば、画像データにより表される画像を用紙に形成した場合のはみ出し割合(画像の面積に対して、画像のうち印刷領域から、はみ出している部分の面積の割合)を演算し、表示させることができる。そして、はみ出し割合が表示された後、画像を用紙に形成する指示がされると、画像を用紙に形成して出力する。従って、用紙の印刷領域から画像がはみ出していることを、画像を用紙に形成して出力する前に、ユーザーに知らせることができる。また、印刷領域から画像がはみ出している場合、はみ出し割合を参考にして、画像を用紙に形成して出力するか否かを選択することができる。さらに、本発明によれば、上述のようにして、はみ出し割合を演算し表示するので、プレビュー画像を表示する機能を有さない画像形成装置でも、印刷領域から画像がはみ出していることをユーザーに知らせることができる。
上記構成において、プレビューの指示を、前記操作部が操作されることにより受け付けるプレビュー受付部と、前記プレビュー受付部により前記プレビューの指示が受け付けられると、前記設定記憶部に記憶されている前記設定値の条件で、前記画像データ記憶部に記憶されている前記画像データにより表される前記画像が、前記用紙に形成された場合のプレビュー画像を生成するプレビュー生成部と、を備え、前記表示制御部は、前記プレビュー生成部により生成された前記プレビュー画像を前記表示部に表示させ、前記画像形成装置は、前記表示部に前記プレビュー画像が表示された後、前記はみ出し割合を表示する指示を、前記操作部が操作されることにより受け付ける表示受付部を備え、前記はみ出し割合演算部は、前記表示受付部により前記はみ出し割合を表示する指示が受け付けられると、前記はみ出し割合を演算することができる。
この構成によれば、プレビュー画像の表示後に、はみ出し割合を表示させることができる。これにより、ユーザーは、プレビュー画像及びはみ出し割合を参考にして、画像を用紙に形成して出力するか否かを選択することができる。特に、画像が用紙の印刷領域から僅かだけはみ出しており、そのため、プレビュー画像によって、画像のはみ出しを発見することが難しい場合に、有効である。
上記構成において、前記画像形成装置は、前記プレビュー受付部により前記プレビューの指示が受け付けられると、前記画像を前記用紙に形成する場合に、前記印刷領域と前記用紙の余白との境界に白画素が存在するか否かを検出し、前記境界の全部に白画素が存在すれば、前記印刷領域から前記画像がはみ出していないと判定し、前記境界の少なくとも一部に白画素が存在しなければ、前記印刷領域から前記画像がはみ出していると判定するはみ出し判定部を備え、前記表示制御部は、前記はみ出し判定部により前記印刷領域から前記画像がはみ出していると判定された場合、前記プレビュー画像と一緒に、前記印刷領域から前記画像がはみ出していることを示す報知を、前記表示部に表示させることができる。
この構成によれば、印刷領域と用紙の余白との境界に白画素が存在するか否かを検出し、境界の全部に白画素が存在すれば、印刷領域から画像がはみ出していないと判定し、境界の少なくとも一部に白画素が存在しなければ、印刷領域から画像がはみ出している判定をする。従って、印刷領域から画像がはみ出しているか否かを、比較的簡単に判定することができる。また、プレビュー画像と一緒に、印刷領域から画像がはみ出していることを示す報知を表示部に表示させている。従って、画像が用紙の印刷領域から僅かだけはみ出しており、そのため、プレビュー画像によって、画像のはみ出しを発見することが難しい場合に、有効である。
上記構成において、原稿を読み取って前記画像データを生成する原稿読取部と、前記原稿読取部により生成された前記画像データを、前記画像データ記憶部に記憶させる制御部と、を備えることができる。
この構成は、本発明に適用できる画像データの一例である。この画像データは原稿読取部で原稿を読み取って生成されたものである。原稿のサイズと用紙のサイズとが僅かに異なる場合(例えば、原稿がレターサイズ、用紙がA4サイズ)、これらのサイズが異なることに気づかずに、デフォルトの設定でコピーをすると、画像が印刷領域からはみ出すことがある。このような場合、本発明によれば、画像を用紙に形成して出力する前に、ユーザーに知らせることができる。
上記構成において、前記はみ出し割合演算部は、前記原稿を読み取って得られた前記画像について、前記原稿の余白に対応する領域を含む白領域を、前記画像から取り除いて得られた切出画像を生成し、前記切出画像の面積に対して、前記切出画像のうち前記印刷領域からはみ出している部分の面積の割合を示す前記はみ出し割合を演算することができる。
この構成は、本発明に適用できるはみ出し割合の一例である。原稿の余白に対応する領域を含む白領域が印刷領域からはみ出していても、画像からその白領域を取り除いた、実際の画像領域を含む切出画像が印刷領域に収まっていれば、画像の見た目に影響を及ぼさないことを利用したものである。
上記構成において、前記はみ出し割合演算部は、前記画像の領域を、左縦ライン、右縦ライン、上横ライン及び下横ラインにより規定して、四角形に切り出すことにより前記切出画像を生成する切出画像生成部を備えることができる。
この構成によれば、切出画像を比較的簡単に生成することができる。
本発明によれば、用紙の印刷領域から画像がはみ出していることを、画像を用紙に形成して出力する前に、ユーザーに知らせることができる。
本実施形態に係る画像形成装置の内部構造の概略を示す図である。 図1に示す画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図形画像を切り出して得られた切出画像を、用紙の印刷領域に配置する工程を説明する工程図である。 実際の画像領域からなる切出画像の一例を示す図である。 文字画像を切り出して得られた切出画像を、用紙の印刷領域に配置する工程を説明する工程図である。 本実施形態に係る画像形成装置を用いて、はみ出し割合を演算して表示する工程を説明するフローチャートの前半である。 本実施形態に係る画像形成装置を用いて、はみ出し割合を演算して表示する工程を説明するフローチャートの後半である。 コピー機能の初期画面の一例を示す図である。 プレビュー画像、及び、印刷領域から画像がはみ出していることを報知する文字画像を含む画面の一例を示す図である。 プレビュー画像、印刷領域から画像がはみ出していることを報知する文字画像、及び、はみ出し割合の値を含む画面の一例を示す図である。 プレビュー画像、及び、はみ出し割合の表示を案内する文字画像を含む画面の一例を示す図である。 本実施形態の変形例に係る画像形成装置を用いて、はみ出し割合を演算して表示する工程を説明するフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造の概略を示す図である。画像形成装置1は例えば、コピー、プリンタ、スキャナー及びファクシミリの機能を有するデジタル複合機に適用することができる。画像形成装置1は装置本体100、装置本体100の上に配置された原稿読取部200、原稿読取部200の上に配置された原稿給送部300及び装置本体100の上部前面に配置された操作部400を備える。
原稿給送部300は自動原稿送り装置として機能し、原稿載置部301に置かれた複数枚の原稿を連続的に原稿読取部200に送ることができる。
原稿読取部200は露光ランプ等を搭載したキャリッジ201、ガラス等の透明部材により構成された原稿台203、不図示のCCD(Charge Coupled Device)センサー及び原稿読取スリット205を備える。原稿台203に載置された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿台203の長手方向に移動させながらCCDセンサーにより原稿を読み取る。これに対して、原稿給送部300から給送された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿読取スリット205と対向する位置に移動させて、原稿給送部300から送られてきた原稿を、原稿読取スリット205を通してCCDセンサーにより読み取る。CCDセンサーは読み取った原稿を画像データとして出力する。
装置本体100は用紙貯留部101、画像形成部103及び定着部105を備える。用紙貯留部101は装置本体100の最下部に配置されており、用紙の束を貯留することができる用紙トレイ107を備える。用紙トレイ107に貯留された用紙の束において、最上位の用紙がピックアップローラ109の駆動により、用紙搬送路111へ向けて送出される。用紙は用紙搬送路111を通って、画像形成部103へ搬送される。
画像形成部103は搬送されてきた用紙にトナー画像を形成する。画像形成部103は感光体ドラム113、露光部115、現像部117及び転写部119を備える。露光部115は画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、パソコンから送信された画像データ、ファクシミリ受信の画像データ等)に対応して変調された光を生成し、一様に帯電された感光体ドラム113の周面に照射する。これにより、感光体ドラム113の周面には画像データに対応する静電潜像が形成される。この状態で感光体ドラム113の周面に現像部117からトナーを供給することにより、周面には画像データに対応するトナー画像が形成される。このトナー画像は転写部119によって先ほど説明した用紙貯留部101から搬送されてきた用紙に転写される。
トナー画像が転写された用紙は定着部105に送られる。定着部105において、トナー画像と用紙に熱と圧力が加えられて、トナー画像は用紙に定着される。用紙はスタックトレイ121又は排紙トレイ123に排紙される。
操作部400は操作キー部401と表示部403を備える。表示部403はタッチパネル機能を有しており、ソフトキーを含む画面が表示される。ユーザーは画面を見ながらソフトキーを操作することによって、コピー等の機能の実行に必要な設定等をする。
操作キー部401にはハードキーからなる操作キーが設けられている。具体的にはスタートキー405、テンキー407、ストップキー409、リセットキー411、コピー、プリンタ、スキャナー及びファクシミリを切り換えるための機能切換キー413等が設けられている。
スタートキー405はコピー、ファクシミリ送信等の動作を開始させるキーである。テンキー407はコピー部数、ファクシミリ番号等の数字を入力するキーである。ストップキー409はコピー動作等を途中で中止させるキーである。リセットキー411は設定された内容を初期設定状態に戻すキーである。
機能切換キー413はコピーキー及び送信キー等を備えており、コピー機能、送信機能等を相互に切り替えるキーである。コピーキーを操作すれば、コピーの初期画面が表示部403に表示される。送信キーを操作すれば、ファクシミリ送信及びメール送信の初期画面が表示部403に表示される。
図2は図1に示す画像形成装置1の構成を示すブロック図である。画像形成装置1は装置本体100、原稿読取部200、原稿給送部300、操作部400、制御部500及び通信部600が、バスによって相互に接続された構成を有する。装置本体100、原稿読取部200、原稿給送部300及び操作部400に関しては既に説明したので、説明を省略する。
制御部500はCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び画像メモリ等を備える。CPUは画像形成装置1を動作させるために必要な制御を、装置本体100等の画像形成装置1の上記構成要素に対して実行する。ROMは画像形成装置1の動作の制御に必要なソフトウェアを記憶している。RAMはソフトウェアの実行時に発生するデータの一時的な記憶及びアプリケーションソフトの記憶等に利用される。画像メモリは画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、パソコンから送信された画像データ、ファクシミリ受信の画像データ等)を一時的に記憶する。
制御部500は、画像データ記憶部51、設定記憶部52、はみ出し割合演算部53、表示制御部56、画像形成受付部57、プレビュー受付部58、プレビュー生成部59、表示受付部60、及び、はみ出し判定部61の機能を有する。これらの機能は制御部500に備えられる上記CPU、ROM及びRAM等により実現される。
画像データ記憶部51は、原稿読取部200から出力された画像データ、パソコンから送信された画像データ、ファクシミリ受信の画像データ等を記憶する。
設定記憶部52は、画像データ記憶部51に記憶されている画像データにより表される画像を、用紙に形成する際に使用される値であり、用紙のサイズ、向き及び印刷領域、並びに用紙に形成される画像の倍率の設定値を記憶する。
はみ出し割合演算部53は、画像を用紙に形成した場合に、画像の面積に対して、画像のうち印刷領域からはみ出している部分(画像の見切れた部分)の面積の割合を示すはみ出し割合を、画像データ記憶部51に記憶されている画像データ及び設定記憶部52に記憶されている設定値を用いて演算する。はみ出し割合演算部53は、切出画像生成部54とはみ出し部分特定部55とを含む。これらについては、後で説明する。
表示制御部56は、表示部403に操作画面を表示させる制御をし、例えば、はみ出し割合演算部53により演算されたはみ出し割合を、表示部403に表示させる。また、表示制御部56は、プレビュー生成部59(後で説明する)により生成されたプレビュー画像を表示部403に表示させる。さらに、表示制御部56は、はみ出し判定部61(後で説明する)により印刷領域から画像がはみ出していると判定された場合、プレビュー画像と一緒に、印刷領域から画像がはみ出していることを示す報知を、表示部403に表示させる。
画像形成受付部57は、はみ出し割合が表示部403に表示された後、画像を用紙に形成する指示を、操作部400が操作されることにより受け付ける。画像形成部103を含む装置本体100は、画像形成受付部57により画像を形成する指示が受け付けられると、設定記憶部52に記憶されている設定値の条件で、画像を用紙に形成して出力する。
プレビュー受付部58は、プレビューの指示を、操作部400が操作されることにより受け付ける。
プレビュー生成部59は、プレビュー受付部58によりプレビューの指示が受け付けられると、設定記憶部52に記憶されている設定値の条件で、画像データ記憶部51に記憶されている画像データにより表される画像が、用紙に形成された場合のプレビュー画像を生成する。
表示受付部60は、表示部403にプレビュー画像が表示された後、はみ出し割合を表示する指示を、操作部400が操作されることにより受け付ける。はみ出し割合演算部53は、表示受付部60によりはみ出し割合を表示する指示が受け付けられると、はみ出し割合を演算する。
はみ出し判定部61は、プレビュー受付部58によりプレビューの指示が受け付けられると、画像を用紙に形成する場合に、印刷領域と用紙の余白との境界に白画素が存在するか否かを検出する。そして、はみ出し判定部61は、境界の全部に白画素が存在すれば、印刷領域から画像がはみ出していないと判定し、境界の少なくとも一部に白画素が存在しなければ、印刷領域から画像がはみ出していると判定する。
通信部600はファクシミリ通信部601及びネットワークI/F部603を備える。ファクシミリ通信部601は相手先ファクシミリとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)及びファクシミリ通信用の信号を変復調する変復調回路を備える。ファクシミリ通信部601は電話回線605に接続される。
ネットワークI/F部603はLAN(Local Area Network)607に接続される。ネットワークI/F部603はLAN607に接続されたパソコン等の端末装置との間で通信を実行するための通信インターフェイス回路である。
画像のうち用紙の印刷領域からはみ出している部分(はみ出し部分)の面積の割合を示すはみ出し割合について、図形画像及び文字画像を例に説明する。
図3は、図形画像を切り出して得られた切出画像を、用紙の印刷領域に配置する工程を説明する工程図である。この工程は、切出画像生成部54及びはみ出し部分特定部55により実行される。
図3の(A)は、図形が描かれた原稿を読み取って得られた画像10の一例を示している。原稿のサイズは、例えばレターサイズとする。画像10には、原稿の余白に対応する領域を含む外側の白領域11が存在する。
図3の(B)は、画像10から白領域11を取り除いて、実際の画像領域12を含む切出画像13の一例を示している。ここで、画像10から切出画像13を得る処理の一例を説明する。
切出画像生成部54は、画像10を構成する画素の縦ラインにおいて、画像10の左側から縦ラインを調べて、白画素のみから構成されない縦ラインが最初に現れると、その縦ラインの直前の縦ラインが白領域11の左縦ライン11aとする。同様に、画像10の右側から縦ラインを調べて、白画素のみから構成されない縦ラインが最初に現れると、その縦ラインの直前の縦ラインが白領域11の右縦ライン11bとする。
次に、切出画像生成部54は、画像10を構成する画素の横ラインにおいて、画像10の上側から横ラインを調べて、白画素のみから構成されない横ラインが最初に現れると、その横ラインの直前の横ラインが白領域11の上横ライン11cとする。同様に、画像10の下側から横ラインを調べて、白画素のみから構成されない横ラインが最初に現れると、その横ラインの直前の横ラインが白領域11の下横ライン11dとする。
切出画像生成部54は、画像10のうち、左縦ライン11aより左側の領域、右縦ライン11bより右側の領域、上横ライン11cより上側の領域、及び、下横ライン11dより下側の領域を取り除いて、実際の画像領域12を含む切出画像13を作成する。
以上のように、切出画像生成部54は、画像10の領域を、左縦ライン11a、右縦ライン11b、上横ライン11c及び下横ライン11dにより規定して、四角形に切り出すことにより切出画像13を生成する。このため、切出画像13を比較的簡単に生成することができる。なお、切出画像生成部54がエッジ検出処理を用いて、実際の画像領域12のエッジを検出して、図4に示すように、実際の画像領域12からなる切出画像13を作成してもよい。
図3の(C)は、はみ出し部分特定部55が、切出画像13を用紙14の印刷領域14aに配置した状態を示す図である。切出画像13をA4サイズの用紙14に形成する場合、用紙14の印刷領域14aからはみ出す部分(斜線部分)が、画像10のはみ出し部分15となる。はみ出し部分15とは、上述したように、画像のうち用紙の印刷領域からはみ出している部分をいう。はみ出し部分15は画像を印刷した際に未印刷部分となる。はみ出し部分特定部55は、印刷領域14aに切出画像13を配置することにより、はみ出し部分15を特定する。はみ出し割合演算部53は、切出画像13の面積とはみ出し部分15の面積を用いて、切出画像13のうち、はみ出し部分15の領域の割合(はみ出し割合)を演算する。
次に、文字画像を用いて、はみ出し割合を説明する。図5は、文字画像を切り出して得られた切出画像を、用紙の印刷領域に配置する工程を説明する工程図である。この工程は、切出画像生成部54及びはみ出し部分特定部55により実行される。
図5の(A)は、文字が描かれた原稿を読み取って得られた画像20の一例を示している。原稿のサイズは、例えばA4サイズとする。画像20には、原稿の余白に対応する領域を含む外側の白領域21が存在する。
図5の(B)は、画像20から白領域21を取り除いて、実際の画像領域22を含む切出画像23の一例を示している。切出画像23は切出画像13と同様の処理で得ることができる。
図5の(C)は、切出画像23が用紙24の印刷領域24aに配置された状態を示す図である。切出画像23をレターサイズの用紙24に形成する場合、用紙24の印刷領域24aからはみ出す部分(斜線部分)が、画像20のはみ出し部分25となる。はみ出し割合演算部53は、切出画像23の面積とはみ出し部分25の面積とを用いて、切出画像23のうち、はみ出し部分25の割合(はみ出し割合)を演算する。
以上のように、はみ出し割合演算部53は、原稿を読み取って得られた画像について、原稿の余白に対応する領域を含む白領域を、画像から取り除いて得られた切出画像を生成する。そして、はみ出し割合演算部53は、切出画像の面積に対して、切出画像のうち印刷領域からはみ出している部分の面積の割合を示すはみ出し割合を演算する。これは、原稿の余白に対応する領域を含む白領域が印刷領域からはみ出していても、画像からその白領域を取り除いた、実際の画像領域を含む切出画像が印刷領域に収まっていれば、画像の見た目に影響を及ぼさないことを利用したものである。
次に、印刷領域から画像がはみ出しているか否かの判定について説明する。この判定は、はみ出し判定部61により実行される。図3の(C)に示すように、印刷領域14aと用紙14の余白との境界16(二点鎖線)に、白画素が存在するか否かを検出し、境界16の全部に白画素が存在すれば、画像(切出画像13)が印刷領域14aからはみ出していないと判定する。境界16の少なくとも一部に白画素が存在しなければ、画像(切出画像13)が印刷領域14aからはみ出していると判定する。
図3の(C)に示すように、切出画像13において、図形を構成する線が見切られているような場合、はみ出し判定部61は、画像(切出画像13)が印刷領域14aからはみ出しているか否かを正しく判定することができる。
しかし、はみ出し判定部61によれば、境界16の全部に白画素が存在すると共に、境界16の外側に画像(切出画像13)の一部が存在する場合、画像が印刷領域14aからはみ出していないと判定する。具体的に説明すると、例えば、図5の(C)に示すように、切出画像23において、印刷領域24aと用紙24の余白との境界26上に、文字画像の行間(白紙領域)が位置しており、行間の部分で見切られている。よって、画像(切出画像23)は印刷領域24aからはみ出しているが、はみ出し判定部61は、画像(切出画像23)が印刷領域24aからはみ出していないと判定する。
これに対して、はみ出し割合演算部53によるはみ出し割合の演算によれば、図5の(C)に示す場合でも、画像(切出画像23)が印刷領域24aからはみ出していることを、ユーザーに知らせることができる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1を用いて、はみ出し割合を演算して表示する工程を、コピーを例に説明する。図6及び図7はこれを説明するフローチャートである。
画像形成装置1の主電源がユーザーによってオンされると、表示制御部56は表示部403に図8に示すようなコピー機能の初期画面40aを表示させる(ステップS1)。初期画面40aには、コピーの各種の設定キー(例えば、画像の倍率を設定するキー41、用紙のサイズと向きを設定するキー42)やタブが含まれる。用紙の印刷領域の設定については、レイアウト/編集のタブ43を操作して、その設定画面にアクセスすることができる。
また、初期画面40aには、プレビューキー44及び表示領域45が含まれる。後で説明するように、プレビューキー44を操作すると、原稿が読み取られ、その原稿の画像を用紙に形成した場合のプレビュー画像が表示領域45に表示される。
ユーザーがコピーする原稿を図1に示す原稿載置部301又は原稿台203にセットし、初期画面40aを操作して、用紙のサイズ、向き、印刷領域、画像の倍率等を設定した場合(ステップS2でYes)、その設定値が設定記憶部52に記憶される(ステップS3)。コピーやプレビューは、その設定値に基づいて実行される。ユーザーが上記設定をしない場合(ステップS2でNo)、設定記憶部52に予め記憶されている設定値(デフォルト値)で、コピーやプレビューが実行される。
ユーザーによりプレビューキー44が操作されると(ステップS4)、原稿読取部200が原稿の画像を読み取る(ステップS5)。
制御部500は、原稿読取部200で読み取られた原稿の画像データを、画像データ記憶部51に記憶させる(ステップS6)。
プレビュー生成部59は、設定記憶部52に記憶されている設定値に基づいて、画像データ記憶部51に記憶されているその画像データを用いて、プレビュー画像を生成する(ステップS7)。設定値とは、ステップS2で用紙のサイズ等の設定がされた場合は、その設定値であり、用紙のサイズ等の設定がされていない場合は、デフォルト値である。
はみ出し判定部61は、設定記憶部52に記憶されている設定値に基づいて、画像を用紙に形成した場合、画像が用紙の印刷領域からはみ出すか否か判定する(ステップS8)。
はみ出し判定部61が、画像が用紙の印刷領域からはみ出すと判定した場合(ステップS8でYes)、表示制御部56は、例えば、図9に示すように、プレビュー画像46aと、「画像が印刷領域からはみ出しています」の文字画像47aと、を含む画面40bを表示部403に表示させる(ステップS9)。画面40bには、さらに、コピーの実行を指示するキー48a、コピーをキャンセルするキー48b、はみ出し割合を表示させるキー48cが含まれる。
ユーザーがはみ出し割合のキー48cを操作した場合(ステップS10でYes)、表示受付部60は、その指示を受け付ける。そして、はみ出し割合演算部53は、設定記憶部52に記憶されている設定値の条件の下で、はみ出し割合を演算する(ステップS11)。そして、例えば、図10に示すように、表示制御部56は、はみ出し割合の値(例えば、1%)を示す画面40cを表示部403に表示させる(ステップS12)。ユーザーは、プレビュー画像46aとはみ出し割合とを参考にして、コピーを実行するか、キャンセルするか選択する。
ユーザーがキー48aを操作してコピーの実行を指示した場合(ステップS13でYes)、画像形成受付部57はその指示を受け付け、装置本体100は、画像を用紙に形成して出力する(ステップS14)。すなわち、画像形成部103は、画像データ記憶部51に記憶されており、プレビュー画像の生成に用いた画像データで表される画像を、用紙に形成する。定着部105により画像を用紙に定着する処理がされた後、画像が形成された用紙(コピー)が出力される。
ユーザーがコピーを指示しない場合(ステップS13でNo)、すなわち、コピーを中止するキー48bを操作した場合、表示制御部56は表示部403にプレビュー画像の表示を終了させる(ステップS15)。
一方、ユーザーが、はみ出し割合のキー48cを操作しない場合(ステップS10でNo)、ステップS13へ進む。
また、ステップS8において、はみ出し判定部61が、用紙の印刷領域から画像がはみ出していると判定しない場合(ステップS8でNo)、表示制御部56は、例えば、図11に示すように、プレビュー画像46b、及び「画像が印刷領域からはみ出しているかを確認する場合、はみ出し割合のキーを操作して下さい」の文字画像47bを含む画面40dを、表示部403に表示させる(ステップS16)。画面40dには、さらに、コピーの実行を指示するキー48a、コピーをキャンセルするキー48b、はみ出し割合を表示させるキー48cが含まれる。
図5の(C)で説明したように、切出画像23において、印刷領域24aと用紙24の余白との境界26上に、文字画像の行間(白紙領域)が位置しており、行間の部分が切られている。よって、画像(切出画像23)は印刷領域24aからはみ出しているが、はみ出し判定部61は、画像(切出画像23)が印刷領域24aからはみ出していないと判定する。このように、はみ出し判定部61によれば、画像が印刷領域からはみ出しているのに、はみ出していないと判定する場合がある。このような場合に対応するために、はみ出し割合を表示できるようにしている。
ステップS16後、ステップS10に進む。ユーザーが、はみ出し割合のキー48cを操作すれば(ステップS10でYes)、はみ出し割合の演算(ステップS11)等の処理が実行される。一方、はみ出し割合のキー48cを操作しなければ(ステップS10でNo)、ステップS13へ進む。
本実施形態の主な効果を説明する。本実施形態によれば、画像データにより表される画像を用紙に形成した場合のはみ出し割合を演算し、表示させることができる(ステップS11,S12)。そして、はみ出し割合が表示された後、画像を用紙に形成する指示がされると(ステップS13でYes)、画像を用紙に形成して出力する(ステップS14)。従って、画像が用紙の印刷領域からはみ出していることを、画像を用紙に形成して出力する前に、ユーザーに知らせることができる。また、画像が印刷領域からはみ出している場合、はみ出し割合を参考にして、画像を用紙に形成して出力するか否かを選択することができる。
また、本実施形態によれば、プレビュー画像の表示後(ステップS9,S16)に、はみ出し割合を表示させることができる(ステップS12)。これにより、ユーザーは、プレビュー画像及びはみ出し割合を参考にして、画像を用紙に形成して出力するか否かを選択することができる。特に、画像が用紙の印刷領域から僅かだけはみ出しており、そのため、プレビュー画像によって、画像のはみ出しを発見することが難しい場合に、有効である。
さらに、本実施形態によれば、ステップS8で説明したように、印刷領域と用紙の余白との境界に白画素が存在するか否かを検出し、境界の全部に白画素が存在すれば、印刷領域から画像がはみ出していないと判定し、境界の少なくとも一部に白画素が存在しなければ、印刷領域から画像がはみ出していると判定する。従って、画像が印刷領域からはみ出しているか否かを、比較的簡単に判定することができる。そして、プレビュー画像と一緒に、画像が印刷領域からはみ出していることを示す報知を表示部に表示させている(ステップS9)。従って、画像が用紙の印刷領域から僅かだけはみ出しており、そのため、プレビュー画像によって、画像のはみ出しを発見することが難しい場合に、有効である。
また、本実施形態によれば、原稿読取部200により原稿を読み取って生成された画像データで表される画像に対して、はみ出し割合を演算し表示する(ステップS5,S11,S12)。原稿のサイズと用紙のサイズとが僅かに異なる場合(例えば、原稿がレターサイズ、用紙がA4サイズ)、これらのサイズが異なることに気づかずに、デフォルトの設定でコピーをすると、画像が印刷領域からはみ出すことがある。このような場合、本実施形態によれば、画像を用紙に形成して出力する前に、ユーザーに知らせることができる。
本実施形態の変形例を説明する。変形例に係る画像形成装置は、プレビュー画像を表示する機能を有さない。変形例に係る画像形成装置1を用いて、はみ出し割合を演算して表示する工程を、コピーを例に説明する。図12はこれを説明するフローチャートである。図6及び図7に示すフローチャートと同じステップについては、同一符号を付している。
画像形成装置1の主電源がユーザーによってオンされると、表示制御部56は表示部403に初期画面を表示させる(ステップS1)。ここでの初期画面は、例えば図8に示す初期画面から、プレビューキー44及びプレビュー画像の表示領域45を取り除いた画面である。
ステップS2,S3後、ユーザーによりスタートキー405(図1)が操作されると(ステップS3−1)、コピー動作が開始し、原稿読取部200が原稿の画像を読み取る(ステップS5)。
制御部500は、原稿読取部200で読み取られた原稿の画像データを、画像データ記憶部51に記憶させる(ステップS6)。
はみ出し割合演算部53は、ステップS3に示す設定記憶部52に記憶されている設定値の条件の下で、はみ出し割合を演算する(ステップS11)。そして、例えば、図10に示すように、表示制御部56は、はみ出し割合の値(例えば、1%)を示す画面40cを表示部403に表示させる(ステップS12)。但し、変形例はプレビュー機能を有さないので、プレビュー画像46aは表示されない。ユーザーは、はみ出し割合を参考にして、コピーを実行するか、キャンセルするか選択する。
ユーザーがキー48aを操作してコピーの実行を指示した場合(ステップS13でYes)、画像形成受付部57はその指示を受け付け、装置本体100は、画像を用紙に形成して出力する(ステップS14)。
ユーザーがコピーを指示しない場合(ステップS13でNo)、すなわち、キー48bを操作した場合、コピーが中止され、画像は用紙に形成されない。
変形例によれば、画像データにより表される画像を用紙に形成した場合のはみ出し割合を演算し、表示させることができる。そして、はみ出し割合が表示された後、画像を用紙に形成する指示がされると、画像を用紙に形成して出力する。従って、プレビュー画像を用いなくても、画像が用紙の印刷領域からはみ出していることを、画像を用紙に形成して出力する前に、ユーザーに知らせることができる。また、画像が印刷領域からはみ出している場合、はみ出し割合を参考にして、画像を用紙に形成して出力するか否かを選択することができる。
1 画像形成装置
10,20 画像
11,21 白領域
12,22 実際の画像領域
13,23 切出画像
14,24 用紙
14a,24a 印刷領域
15,25 はみ出し部分
16,26 境界
46a,46b プレビュー画像
47a,47b 文字画像

Claims (6)

  1. 操作部と、
    画像データが記憶される画像データ記憶部と、
    前記画像データ記憶部に記憶されている前記画像データにより表される画像を、用紙に形成する際に使用される値であり、前記用紙のサイズ、向き及び印刷領域、並びに前記用紙に形成される前記画像の倍率の設定値が記憶される設定記憶部と、
    前記画像を前記用紙に形成した場合に、前記画像の面積に対して、前記画像のうち前記印刷領域から、はみ出している部分の面積の割合を示すはみ出し割合を、前記画像データ記憶部に記憶されている前記画像データ及び前記設定記憶部に記憶されている前記設定値を用いて演算するはみ出し割合演算部と、
    表示部と、
    前記はみ出し割合演算部により演算された前記はみ出し割合を、前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記表示部に前記はみ出し割合が表示された後、前記画像を前記用紙に形成する指示を、前記操作部が操作されることにより受け付ける画像形成受付部と、
    前記画像形成受付部により前記画像を形成する指示が受け付けられると、前記設定記憶部に記憶されている前記設定値の条件で、前記画像を前記用紙に形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。
  2. プレビューの指示を、前記操作部が操作されることにより受け付けるプレビュー受付部と、
    前記プレビュー受付部により前記プレビューの指示が受け付けられると、前記設定記憶部に記憶されている前記設定値の条件で、前記画像データ記憶部に記憶されている前記画像データにより表される前記画像が、前記用紙に形成された場合のプレビュー画像を生成するプレビュー生成部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記プレビュー生成部により生成された前記プレビュー画像を前記表示部に表示させ、
    前記画像形成装置は、前記表示部に前記プレビュー画像が表示された後、前記はみ出し割合を表示する指示を、前記操作部が操作されることにより受け付ける表示受付部を備え、
    前記はみ出し割合演算部は、前記表示受付部により前記はみ出し割合を表示する指示が受け付けられると、前記はみ出し割合を演算する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、前記プレビュー受付部により前記プレビューの指示が受け付けられると、前記画像を前記用紙に形成する場合に、前記印刷領域と前記用紙の余白との境界に白画素が存在するか否かを検出し、前記境界の全部に白画素が存在すれば、前記印刷領域から前記画像がはみ出していないと判定し、前記境界の少なくとも一部に白画素が存在しなければ、前記印刷領域から前記画像がはみ出していると判定するはみ出し判定部を備え、
    前記表示制御部は、前記はみ出し判定部により前記印刷領域から前記画像がはみ出していると判定された場合、前記プレビュー画像と一緒に、前記印刷領域から前記画像がはみ出していることを示す報知を、前記表示部に表示させる請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 原稿を読み取って前記画像データを生成する原稿読取部と、
    前記原稿読取部により生成された前記画像データを、前記画像データ記憶部に記憶させる制御部と、を備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記はみ出し割合演算部は、前記原稿を読み取って得られた前記画像について、前記原稿の余白に対応する領域を含む白領域を、前記画像から取り除いて得られた切出画像を生成し、前記切出画像の面積に対して、前記切出画像のうち前記印刷領域からはみ出している部分の面積の割合を示す前記はみ出し割合を演算する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記はみ出し割合演算部は、前記画像の領域を、左縦ライン、右縦ライン、上横ライン及び下横ラインにより規定して、四角形に切り出すことにより前記切出画像を生成する切出画像生成部を備える請求項5に記載の画像形成装置。
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