JP5564227B2 - 旋回作業機のボンネット構造 - Google Patents

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Description

本発明は、旋回作業機のボンネット構造に関するものである。
バックホー等の旋回作業機には旋回台の後部にエンジンが搭載され、エンジンとエンジン前方の運転席との間を仕切ると共にエンジンの上方を覆う前カバーが設けられ、エンジンの後方下部を覆うプロテクタ後部とエンジンの側方下部を覆う左右一対のプロテクタ側部とが旋回台に装着され、エンジンを覆うボンネットは、プロテクタ後部の上方でエンジンの後方を覆うボンネット後部とプロテクタ側部の上方でエンジンの側方を覆う左右一対のボンネット側部とを備えたものがある(例えば特許文献1)。
この種の従来の旋回作業機では、一方(例えば左側)のボンネット側部は前カバー及びボンネット後部とは別体に構成され、ボンネット側部は前端側を支点に縦軸廻りに外側方に開閉するように支持されているが、ボンネットとプロテクタとは別部品であり、左右一対のプロテクタ側部はプロテクタ後部と共に旋回台側に固定されていた(例えば特許文献1)。
特開2007−203837号公報
従って、従来の場合、ボンネット側部のみ開閉することができ、下半分のプロテクタ側部はボルト等の締結具によって旋回台側に固定しており、プロテクタ側部を取り外す場合はクレーン設備が必要であった。従って、ボンネット内のメンテナンスに不便であった。
本発明は上記問題点に鑑みて、ボンネット側部と共にプロテクタ側部を簡単に開閉できるようにして、ボンネット内をよりメンテナンスし易くなるようにしたものである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、旋回台の後部にエンジンが搭載され、エンジンとエンジン前方の運転席との間を仕切ると共にエンジンの上方を覆う前カバーが設けられ、
エンジンの後方下部を覆うプロテクタ後部と、このプロテクタ後部とは別体で構成されていてエンジンの側方下部を覆うプロテクタ側部とが旋回台に装着され、
前記プロテクタ側部は、側面と、該プロテクタ側部の側面と前記プロテクタ後部の後面との間のコーナー面とを有し、
エンジンを覆うボンネットは、前記プロテクタ後部の上方でエンジンの後方上部を覆うボンネット後部と、前記プロテクタ側部の上方でエンジンの側方上部を覆うボンネット側部とを備え、
前記ボンネット側部は前カバー及びボンネット後部並びに前記プロテクタ側部とは別体に構成され、且つ該ボンネット側部は、プロテクタ側部の側面の上方に位置する側面と、該ボンネット側部の側面と前記ボンネット後部の後面との間のコーナー面であってプロテクタ側部のコーナー面の上方に位置するコーナー面とを有し、
前記プロテクタ側部とボンネット側部とは、側面同士が連続し且つコーナー面同士が連続するように連結されていて、エンジンの側方上下部と該エンジンの側方から後方に至るコーナー部分の上下部とを同時に開閉すべく、前端側を支点に縦軸廻りに外側方に一体に開閉するように旋回台に支持されており、
前記ボンネット側部は、該ボンネット側部の前記側面から前方に延出する部分と、該部分から下方に且つプロテクタ側部の下端にまで延出されていてプロテクタ側部の前方に位置する部分とからなる前部を有し、
前記プロテクタ後部と前記プロテクタ側部には上下端間の中途部に外方膨出した膨出部がそれぞれ形成されていて、プロテクタ側部の前記膨出部はプロテクタ後部の前記膨出部を略延長した形状とされている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ボンネット後部は前記前カバー及び前記ボンネット側部とは別体に構成されて、上端側を支点に左右軸廻りに上方へ開閉自在に支持され、旋回台側から前記ボンネット側部と前記ボンネット後部との境界部分に向けて止め具取付板が上方突設され、前記ボンネット側部と前記プロテクタ側部とを閉じたときに、これらを閉じた状態に保持する止め具が止め具取付板に設けられ
前記プロテクタ側部に、該プロテクタ側部を閉じたときに、旋回台側に設けられた係止片に嵌合することにより該プロテクタ側部の遊端側の上下移動を規制する係合孔を設けた点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ボンネット後部を開いたときに、前記ボンネット側部及び前記プロテクタ側部を閉じた状態でその遊端側が開放不能になるように前記止め具で着脱自在に締め付け固定され、
前記ボンネット後部を閉じた状態にロックする施錠機構が設けられていると共に、該ボンネット後部を閉じたときに前記止め具取付板及び止め具を該ボンネット後部で覆うように構成されている点にある。
本発明によれば、一方のボンネット側部とこれに対応するプロテクタ側部とは互いに連結されて前端側を支点に縦軸廻りに外側方に一体に開閉するように支持されているので、一方のボンネット側部と共にプロテクタ側部を簡単に開閉することができ、クレーン設備等を要さずにボンネットの下部を上部と共に容易にメンテナンスすることができるようになる。
本発明の一実施形態を示すバックホーの旋回台を後方から見た斜視図である。 同バックホーの側面図である。 同プロテクタ及びボンネット部分を後方から見た斜視図である。 同左ボンネット側部及び左プロテクタ側部を内側方から見た斜視図である。 同右ボンネット側部及び右プロテクタ側部を外側方から見た斜視図である。 同蝶番部分の斜視図である。 同止め具取り付け板部分の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2において、バックホーである旋回作業機1は、左右一対のクローラ走行体2を有する走行装置3の上部に、旋回ベアリング4を介して上下方向の旋回軸心廻りに回動自在に旋回台5を搭載したものとなっており、この旋回台5の前端部には作業装置6が設けられている。
旋回台5の後部にはボンネット9が搭載され、このボンネット9の前側には、運転席10や操縦レバー、操縦ペダル等を有する操縦部が設けられ、この操縦部は旋回台5上の前部に備えられたキャビン11によって包囲されている。キャビン11は旋回台5の略全幅に亘って搭載され、キャビン11の後端部がボンネット9上に載るようになっている。
図1において、旋回台5の底部には板状の旋回基板13が設けられている。旋回台5の後部にはエンジンルームが形成されていて、旋回台5の後部にエンジン15が搭載されている。旋回台5の後端部にエンジン15の後方下部を覆うプロテクタ後部(ウエイト)16とエンジン15の側方下部を覆う左右一対のプロテクタ側部17(左プロテクタ側部17L、右プロテクタ側部17R)とが装着されている。
エンジン15を覆うボンネット9は、エンジン15とエンジン15前方の運転席10との間を仕切ると共にエンジン15の上方を覆う前カバー20を備えると共に、プロテクタ後部16の上方でエンジン15の後方を覆うボンネット後部22とプロテクタ側部17の上方でエンジン15の側方を覆う左右一対のボンネット側部23(左ボンネット側部23L、右ボンネット側部23R)とを備えている。
ボンネット9内には脚体24,25等を有する支持フレーム26がエンジン15を跨ぐように配置されている。ボンネット9内の旋回台5の後部左側にはバッテリ28が搭載され、バッテリ28の右側にラジエータ29等が配設されている。エンジン15とラジエータ29との間に遮蔽板30が設けられている。
エンジン15の中央部の上方にエアクリーナ32が設けられ、エンジン15の右上方にマフラー33が設けられ、マフラー33の上方にウォータセパレータ34、燃料フィルタ35が設けられている。マフラー33の上方及び後方を隙間を介して覆うように遮熱カバー37が設けられている。遮熱カバー37は樹脂部品の難燃性材料で構成され、上面側に皿状に形成された受け皿部37aが設けられ、後方側に受け皿部37a後端からL字状に下方に屈曲した遮熱板部37bが設けられている。従って、遮熱カバー37がマフラー33の後方を覆っていることにより、メンテナンスの際等に手が直接マフラー33等の高温部品に触れないで済む。また、ウォータセパレータ34及び燃料フィルタ35から燃料等がこぼれた際でも飛散せずに簡単に拭き取ることができる。このため、燃料がこぼれる可能性があるウォータセパレータ34及び燃料フィルタ35をマフラー33等の高温部品の上方に配置して、上部スペースを有効に活用することができる。
即ち、ウォータセパレータ34及び燃料フィルタ35など燃料系メンテナンス部品は高温部品の上方に配置しないようにしていた。その理由としては、メンテナンス時に燃料をこぼし、蒸発による異臭の発生、発火のおそれがあり、また、燃料フィルタ35類を外す
際に高温部品に手等が直接触れるおそれがあったことによるものであるが、遮熱カバー37と高温部品との間に隙間があることで、遮熱カバー37自体の温度上昇を抑え、遮熱カバー37に燃料がこぼれても、蒸発、発火のおそれがなくなり、これにより高温部品の上方スペースを活用できるようになり、ウォータセパレータ34及び燃料フィルタ35など燃料系メンテナンス部品を配置する自由度が増え、メンテナンス性の良いレイアウトが可能となるのである。
ボンネット9の前カバー20とボンネット後部22と一対のボンネット側部23とはそれぞれ別体に構成されている。左ボンネット側部23Lに対応する左プロテクタ側部17Lはプロテクタ後部16とは別体に構成されている。なお、プロテクタ後部16と右プロテクタ側部17Rとは一体に構成してもよいし、別体に構成してもよい。
図3及び図4に示すように、左ボンネット側部23Lには吸気用の開口窓39が設けられ、開口窓39を塞ぐように防塵網40が取り付けられている。
図1において、左ボンネット側部23Lと左プロテクタ側部17Lとは互いに連結されて、蝶番41により前端側を支点に縦軸43廻りに外側方に一体に開閉するように支持されている。なお、左ボンネット側部23Lと左プロテクタ側部17Lとは別体に形成して、ボルトナット等の締結具で互いに連結固定するようにしても良いし、左ボンネット側部23Lと左プロテクタ側部17Lとが連結された状態となるように一体に形成するようにしてもよい。
図6にも示すように、蝶番41は左ボンネット側部23Lに固定された回動翼部41aと旋回台5側に固定された固定翼部41bとを有し、蝶番41に係合片45とロック片46とを有するロック機構47が設けられている。係合片45は蝶番41の回動翼部41aから円弧状に突設されて蝶番41の固定翼部41bの挿通孔44に移動自在に挿通され、係合片45の遊端側に係合凹部48が設けられている。ロック片46は固定翼部41bの内面側に横軸49廻りに揺動自在に枢支されており、左ボンネット側部23Lと左プロテクタ側部17Lを開いた状態で、ロック片46の操作部46aが下方に下がることにより係合片45の係合凹部48にロック片46が係合して左ボンネット側部23Lと左プロテクタ側部17Lを開いた状態に保持できるように構成されている。また、操作部46aを上方に押し上げることにより、ロック片46が係合凹部48から外れて、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lを閉じることができるようになっている。
図1において、上記の如くボンネット後部22は前カバー20及び一対のボンネット側部23とは別体に構成され、ボンネット後部22は左右一対のヒンジ具50を介して上端側を支点に左右軸51廻りに上方へ開閉自在に支持されている。
旋回台5側(より具体的には旋回基板13)からボンネット側部23とボンネット後部22との境界部分に向けて止め具取付板53が上方突設されている。図7にも示すように、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lとを閉じたときに、これらを閉じた状態に保持する止め具54が止め具取付板53に設けられている。止め具54は、止め具取付板53のL字状の挿通孔55から後方に突出されたねじ軸57とねじ軸57に螺合する蝶ナット58とを備え、ねじ軸57はL字状の挿通孔55に沿って上下移動自在に保持されている。また、止め具取付板53の下部側に旋回基板13から係止片59が左側方に突設されている。
左ボンネット側部23Lの下部遊端側(後端側)に係合突片60が左右方向内方に突設され、係合突片60にはU字状に切り欠いてなる係合溝61が設けられており、前記ねじ軸57を上方移動した後に、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lを閉じて、ねじ軸57を下方に移動させることにより、ねじ軸57が係合溝61に係合するようになっており、このようにねじ軸57が係合溝61に係合した状態で蝶ナット58を締め付けることにより、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lを閉じた状態に保持できるように構成されている。また、左プロテクタ側部17Lの遊端側(後端側)にコの字状の取付板63が設けられ、取付板63の上部後面側に前記係止片59に対応する係合孔65が設けられており、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lを閉じた際に、係合孔65が係止片59に嵌合して左プロテクタ側部17L乃至左ボンネット
側部23Lの遊端側の上下移動を規制するようになっている。従って、ボンネット後部22を開いたときに、前記一方のボンネット側部23及びプロテクタ側部17を閉じた状態でその遊端側が開放不能になるように前記止め具54で着脱自在に締め付け固定され、ボンネット後部22を閉じたときに前記止め具取付板53及び止め具54をボンネット後部22で覆うように構成されている。
プロテクタ後部16及び右プロテクタ側部17Rはそれぞれ旋回台5側(前記支持フレーム26や旋回基板13に上方突設した取付板等)にボルト等の締結具で固定されている。また、図5に示すように右ボンネット側部23Rには吸気用の開口窓66が設けられ、開口窓66を塞ぐように防塵網67が取り付けられている。この右ボンネット側部23Rも、旋回台5側(旋回基板13に上方突設した取付板等)にボルト等の締結具で固定さている。
プロテクタ後部16の上縁部にボンネット後部22の下縁部を受ける受け片69が上方突設されており、ボンネット後部22を閉じたときにボンネット後部22の下縁部を受け片69でシール材68を介して受けるようになっている。ボンネット後部22の下部と旋回台5側(例えば支持フレーム26、プロテクタ後部16等)との間に、ボンネット後部22を閉じた状態にロックする施錠機構70が設けられている。
上記実施形態によれば、ボンネット9内をメンテナンスする場合、施錠機構70による施錠を外してボンネット後部22を左右軸51廻りに上方側に開いた後、蝶ナット58を弛めてねじ軸57を上方移動させてねじ軸57を係合溝61から外し、その後左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lを縦軸43廻りに前側に開いて、ボンネット9内をメンテナンスすればよく、左ボンネット側部23Lと左プロテクタ側部17Lとは互いに連結されて前端側を支点に縦軸43廻りに外側方に一体に開閉するように支持されているので、左ボンネット側部23Lと共に左プロテクタ側部17Lを簡単に開閉すること
ができ、クレーン設備等を要さずにボンネット9の下部を上部と共に容易にメンテナンスすることができるようになる。しかも、従来左ボンネット側部23Lとボンネット後部22との境界部分にあったキャッチ部等を設置するための柱状部材を省略することができ、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lからボンネット後部22に亘ってボンネット9を幅広く開放することができ、一層容易にメンテナンスをなすことができる。
また、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lを閉じて、止め具54で締め付け固定しておけば、その後にボンネット後部22を閉じた状態に施錠機構70でロックしておくことにより、止め具取付板53及び止め具54をボンネット後部22で覆うことができるため、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lを閉じた状態保持しておくことができ、左ボンネット側部23L及び左プロテクタ側部17Lに対して施錠機構が不要になる。
なお、前記実施の形態では、左ボンネット側部23Lと左プロテクタ側部17Lとは互いに連結されて前端側を支点に縦軸43廻りに外側方に一体に開閉するように支持されているが、これに代え又はこの構成と共に、右ボンネット側部23Rと右プロテクタ側部17Rを互いに連結して、前端側を支点に縦軸43廻りに外側方に一体に開閉するように支持するようにしてもよい。
1 旋回作業機
5 旋回台
9 ボンネット
10 運転席
15 エンジン
16 プロテクタ後部
27 プロテクタ側部
17L 左プロテクタ側部
17R 右プロテクタ側部
22 ボンネット後部
23 ボンネット側部
23L 左ボンネット側部
23R 右ボンネット側部
43 縦軸
51 左右軸
53 止め具取付板
54 止め具
70 施錠機構

Claims (3)

  1. 旋回台(5)の後部にエンジン(15)が搭載され、エンジン(15)とエンジン(15)前方の運転席(10)との間を仕切ると共にエンジン(15)の上方を覆う前カバー(20)が設けられ、
    エンジン(15)の後方下部を覆うプロテクタ後部(16)と、このプロテクタ後部(16)とは別体で構成されていてエンジン(15)の側方下部を覆うプロテクタ側部(17)とが旋回台(5)に装着され、
    前記プロテクタ側部(17)は、側面と、該プロテクタ側部(17)の側面と前記プロテクタ後部(16)の後面との間のコーナー面とを有し、
    エンジン(15)を覆うボンネット(9)は、前記プロテクタ後部(16)の上方でエンジン(15)の後方上部を覆うボンネット後部(22)と、前記プロテクタ側部(17)の上方でエンジン(15)の側方上部を覆うボンネット側部(23)とを備え、
    前記ボンネット側部(23)は前カバー(20)及びボンネット後部(22)並びに前記プロテクタ側部(17)とは別体に構成され、且つ該ボンネット側部(23)は、プロテクタ側部(17)の側面の上方に位置する側面と、該ボンネット側部(23)の側面と前記ボンネット後部(22)の後面との間のコーナー面であってプロテクタ側部(17)のコーナー面の上方に位置するコーナー面とを有し、
    前記プロテクタ側部(17)とボンネット側部(23)とは、側面同士が連続し且つコーナー面同士が連続するように連結されていて、エンジン(15)の側方上下部と該エンジン(15)の側方から後方に至るコーナー部分の上下部とを同時に開閉すべく、前端側を支点に縦軸(43)廻りに外側方に一体に開閉するように旋回台(5)に支持されており、
    前記ボンネット側部(23)は、該ボンネット側部(23)の前記側面から前方に延出する部分と、該部分から下方に且つプロテクタ側部(17)の下端にまで延出されていてプロテクタ側部(17)の前方に位置する部分とからなる前部を有し、
    前記プロテクタ後部(16)と前記プロテクタ側部(17)には上下端間の中途部に外方膨出した膨出部がそれぞれ形成されていて、プロテクタ側部(17)の前記膨出部はプロテクタ後部(16)の前記膨出部を略延長した形状とされていることを特徴とする旋回作業機のボンネット構造。
  2. 前記ボンネット後部(22)は前記前カバー(20)及び前記ボンネット側部(23)とは別体に構成されて、上端側を支点に左右軸(51)廻りに上方へ開閉自在に支持され、旋回台(5)側から前記ボンネット側部(23)と前記ボンネット後部(22)との境界部分に向けて止め具取付板(53)が上方突設され、前記ボンネット側部(23)と前記プロテクタ側部(17)とを閉じたときに、これらを閉じた状態に保持する止め具(54)が止め具取付板(53)に設けられ、
    前記プロテクタ側部(17)に、該プロテクタ側部(17)を閉じたときに、旋回台(5)側に設けられた係止片(59)に嵌合することにより該プロテクタ側部(17)の遊端側の上下移動を規制する係合孔(65)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機のボンネット構造。
  3. 前記ボンネット後部(22)を開いたときに、前記ボンネット側部(23)及び前記プロテクタ側部(17)を閉じた状態でその遊端側が開放不能になるように前記止め具(54)で着脱自在に締め付け固定され、
    前記ボンネット後部(22)を閉じた状態にロックする施錠機構(70)が設けられていると共に、該ボンネット後部(22)を閉じたときに前記止め具取付板(53)及び止め具(54)を該ボンネット後部(22)で覆うように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の旋回作業機のボンネット構造。
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