JP7204401B2 - 電動式建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、電動式建設機械に関する。
特許文献1には、電動式建設機械の一例として電動式油圧ショベルが開示されている。電動式油圧ショベルは、従来の油圧ショベルのエンジンに代えて、バッテリによって駆動される電動モータを備えている。
電動式油圧ショベルの上部旋回体のベースプレート上には多数のバッテリを有するバッテリユニットが設けられている。バッテリユニットは、外装カバーの一部としての後部カバーによって覆われている。バッテリユニットの後方及び幅方向外側は、外装カバーの内側でガードパイプによって保護されている。
特開2012-102502号公報
ところで、バッテリユニット内には多数のバッテリが電気的に接続されることで高電圧のバッテリ回路が構成されている。そのため、外部からの衝撃に対するバッテリユニットの保護をより強化することが求められている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、バッテリユニットの保護を強化することができる電動式建設機械を提供することを目的とする。
本発明の一の態様に係る電動式建設機械は、水平方向に延びるベースプレートと、該ベースプレートの幅方向に間隔をあけて該ベースプレート上に固定された一対の柱部と、前記ベースプレートの上方で前記一対の柱部にわたって設けられた梁部と、を有する門型フレームであって、転倒時に運転席を保護する高強度の構造体である転倒時保護構造と、前記ベースプレート上における前記転倒時保護構造の後方に設けられたバッテリユニットと、前記バッテリユニットを幅方向両側及び後方側から囲うように延びる中空状のパイプから構成されて、両端が前記バッテリユニットの前記幅方向両側で前記転倒時保護構造に固定された延在部材を有するバッテリ保護構造と、を備える。
上記態様の電動式建設機械によれば、バッテリユニットの保護を強化することができる。
本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの側面図である。 本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの上部旋回体の内部構造を示す模式的な平面図である。 本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの上部旋回体における旋回フレーム、転倒時保護構造及びバッテリ保護構造の斜視図である。 本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの上部旋回体の内部構造を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る電動式油圧ショベルの上部旋回体の背面図である。
以下、本発明の実施形態について図1~図5を参照して詳細に説明する。
<電動式油圧ショベル(電動式建設機械)>
図1に示すように、電動式建設機械の一例としての電動式油圧ショベル200は、下部走行体210及び上部旋回体220を備えている。以下では、電動式油圧ショベル200が水平面に設置された状態における重力が作用する方向を上下方向と称する。
<下部走行体>
下部走行体210は、一対の履帯211を有している。これら履帯211が走行用油圧モータ(図示省略)によって駆動されることで下部走行体210が走行する。下部走行体210の走行方向を前後方向、走行方向前方側(通常の前進方向、下記ブレード212が設けられている側)を前方、当該前方の反対側である走行方向後方を後方と称する。また、前進方向を見て右方を「右」、左方を「左」と称する。上記履帯211は、左右に一対が設けられている。
下部走行体210の前部には、下部走行体210の車幅方向(以下、単に幅方向と称する。)に延びる排土板としてのブレード212が設けられている。該ブレード212は、油圧シリンダによって駆動されることで高さ位置が調整可能とされている。
<上部旋回体>
上部旋回体220は、下部走行体210上に設けられている。上部旋回体220は、スイングサークル215を介して下部走行体210に接続されている。スイングサークル215は、上下方向に延びる旋回軸線を中心とした円環状をなしている。上部旋回体220は、スイングサークル215によって、下部走行体210に対して旋回軸線回りに旋回可能とされている。
上部旋回体220は、作業機221、運転空間80、旋回フレーム10、転倒時保護構造20、バッテリユニット31、各種の機器、プロテクタ95、バッテリ保護構造140、外装カバー100を備えている。
<作業機>
作業機221は、図1に示すように、ブーム222、アーム223及びバケット224を有する。作業機221は、ブーム222、アーム223及びバケット224がそれぞれ各油圧シリンダにより駆動されることで掘削等の各種作業を行う。以下では、作業機221が電動式油圧ショベル200の前方を向いている状態における上部旋回体220の幅方向を単に「幅方向」と称する。また、幅方向の中央に向かう方向を「幅方向内側」と称し、幅方向の中央から左側(幅方向一方側)又は右側(幅方向他方側)に向かう方向を「幅方向外側」と称する。
<運転空間>
運転空間80は、オペレータが搭乗し、該オペレータによる電動式油圧ショベル200の操縦が行われる部分である。運転空間80は、図1に示すように、上部旋回体220の前部かつ上部における左寄りの部分に設けられている
運転空間80は、床面を形成するとなるフロアパネル81と、該フロアパネル81の後方かつ上方に設けられた運転席84を有している。その他、運転空間80には、コントローラ等が収容されたコンソールボックス、各種レバー、ペダルが設けられている。運転空間80の上方は、キャノピー90によって覆われている。キャノピー90の後部は、転倒時保護構造20の上端に固定されている。
<旋回フレーム>
旋回フレーム10は、図2に示すように、ベースプレート11、横仕切りプレート12、前部縦仕切りプレート13、前部補強プレート14、ブラケット15及び後部縦仕切りプレート16を有している。
<ベースプレート>
ベースプレート11は、水平方向に延びる板状をなす部材である。即ち、ベースプレート11は、前後方向及び幅方向に延びている。ベースプレート11は、一枚の鋼板によって構成されていてもよいし、複数の鋼板を組み合わせることで構成されていてもよい。ベースプレート11の下面はスイングサークル215上に固定されている。これによって、旋回フレーム10はスイングサークル215によって下方から支持されている。
<横仕切りプレート>
横仕切りプレート12は、ベースプレート11の上面から上方に向かって突出するとともに幅方向にわたって延びる板状の部材である。横仕切りプレート12は、幅方向を長手方向として延びている。横仕切りプレート12は、ベースプレート11における前後方向の中央よりも前方側の部分に配置されている。横仕切りプレート12は、ベースプレート11の幅方向両側の端部、即ち、左右両側の端部にわたって延びている。
<前部縦仕切りプレート>
前部縦仕切りプレート13は、ベースプレート11の上面から突出するとともに前後方向に延びる板状の部材である。前部縦仕切りプレート13は、ベースプレート11の上面における横仕切りプレート12の前方側で、幅方向に互いに離間して一対が設けられている。即ち、前部縦仕切りプレート13は、左右に間隔をあけて一対が設けられている。一対の前部縦仕切りプレート13は、それぞれベースプレート11の幅方向両側の端部よりも幅方向内側に配置されている。
前部縦仕切りプレート13は、後方側の端部が横仕切りプレート12の前方側を向く面に接続されている。即ち、前部縦仕切りプレート13は、横仕切りプレート12から前方に延びるように設けられている。図2に示すように、一対の前部縦仕切りプレート13は、横仕切りプレート12との接続箇所である後方側の端部から前方側に向かうに従って、互いに近接するように設けられている。
<前部補強プレート>
前部補強プレート14は、一対の前部縦仕切りプレート13の前部で、これら一対の前部縦仕切りプレート13に一体に固定されている。前部補強プレート14は、一対の前部縦仕切りプレート13の配置に応じて、平面視にて前方に向かうに従って幅方向の間隔が小さくなる形状をなしている。
<ブラケット>
ブラケット15は、一対の前部縦仕切りプレート13及び前部補強プレート14の前端に固定されている。ブラケット15を介して作業機221がベースプレート11に支持されている。
<後部縦仕切りプレート>
後部縦仕切りプレート16は、ベースプレート11の上面から突出するとともに前後方向に延びる板状の部材である。後部縦仕切りプレート16は、ベースプレート11の上面における横仕切りプレート12の後方側で、幅方向に互いに離間して一対が設けられている。即ち、後部縦仕切りプレート16は、左右に一対が設けられている。一対の後部縦仕切りプレート16の幅方向の間隔は、一対の前部縦仕切りプレート13の後端におけるこれら前部縦仕切りプレート13の幅方向の間隔よりも大きい。
<転倒時保護構造>
図2及び図3に示すように、転倒時保護構造20は、ベースプレート11上に固定されている。転倒時保護構造20は、一対の柱部21及び梁部22を有している。転倒時保護構造20は門型フレームである。なお、転倒時保護構造20は、必ずしも梁部22を有していなくともよい。
<柱部>
一対の柱部21は、ベースプレート11上における横仕切りプレート12よりも後方、かつ、後部縦仕切りプレート16の幅方向外側の領域、幅方向に離間して一対が設けられている。柱部21は上下方向に延びており、下端がベースプレート11に固定されている。
<梁部>
梁部22は、一対の柱部21の上端にわたって幅方向に延びている。梁部22は、ベースプレート11の上面の上方に該上面と間隔をあけて設けられている。一対の柱部21と梁部22とは一体に固定されている。一対の柱部21及び梁部22の一体構造である転倒時保護構造20は、前後方向から見て逆U字状をなしている。転倒時保護構造20は、ベースプレート11上における右寄りの位置に固定されている。
転倒時保護構造20には、左ブラケット25及び右ブラケット26が固定されている。
<左ブラケット>
左ブラケット25は、転倒時保護構造20に一体に固定されている。左ブラケット25は、上下方向及び幅方向に延びる板状をなしている。左ブラケット25は、一対の柱部21のうち左側の柱部21の上部から幅方向外側に向かって張り出すように設けられている。左ブラケット25は、左側の柱部21の後方側を向く面に固定されている。左ブラケット25の上端は、転倒時保護構造20の上端と同様の高さ位置とされている。
<右ブラケット>
右ブラケット26は、転倒時保護構造20に一体に固定されている。右ブラケット26は、上下方向及び幅方向に延びる板状をなしている。右ブラケット26は、左ブラケット25よりも前後方向視での面積が小さい。右ブラケット26は、一対の柱部21のうち右側の柱部21の上部から幅方向外側に向かって張り出すように設けられている。右ブラケット26は、右側の柱部21の後方側を向く面に固定されている。右ブラケット26は、上下方向に間隔をあけて一対が設けられている。
<バッテリユニット>
バッテリユニット31は、電動式油圧ショベル200の電源である。図2及び図4に示すように、バッテリユニット31は、ベースプレート11上における後部の中央付近に設けられている。本実施形態のバッテリユニット31は、複数(本実施形態では4つ)のバッテリモジュール32を上下方向に積層することで組み立てられている。
各バッテリモジュール32は、バッテリケース33、バッテリ(図示省略)、センサボックス34を有している。なお、バッテリとしては本実施形態では鉛畜電池を用いるが、例えばニッケル水素、リチウムイオン、燃料電池等を用いてもよい。
バッテリケース33は、平面視で前後方向及び幅方向に延びる矩形枠状をなしている。バッテリケース33は、例えば鋼材等の高強度部材によって形成されている。バッテリは、バッテリケース33の内側に水平方向に複数が配置されている。バッテリがバッテリユニット31全体で電気的に接続されることで、バッテリ回路が構成されている。センサボックス34は、バッテリケース33の後面からさらに後方に突出するように設けられている。センサボックス34は、幅方向に延びる箱状をなしている。センサボックス34の内部には、各種のセンサ及びコンタクタ等が収容されている。最上部のセンサボックス34には、当該センサボックス34から後方(バッテリユニット31の後方)に突出するようにサービスプラグ35が設けられている。サービスプラグ35は、バッテリ回路に接続されたバッテリ回路接続機器である。サービスプラグ35を引き抜くことで、バッテリユニット31のバッテリ回路が遮断される。
各バッテリモジュール32は、平面視で各バッテリケース33の後面及び側面を一致させるように上下に積層一体化されている。複数のバッテリモジュール32のうち、最上部のバッテリモジュール32を除くバッテリモジュール32のバッテリケース33は、互いに同一の形状をなしている。これにより、最上部を除くバッテリモジュール32のバッテリケース33は、平面視で後面及び側面に加えて前面も一致している。最上部のバッテリケース33は、他のバッテリモジュール32よりも前後方向の寸法が短い。これにより、最上部のバッテリケース33の前面は、他のバッテリケース33よりも後方側に後退するように配置されている。
複数のバッテリケース33の側面によって、バッテリユニット31の側面31aが形成されている。最上部を除くバッテリケース33の前面によって、バッテリユニット31の第一前面31bが形成されている。最上部のバッテリケース33の前面は、バッテリユニット31の第二前面31cとされている。
上から二番目のバッテリモジュール32の上面における前方側の部分は、最上部のバッテリモジュール32が積層されておらず上方に露出している。当該部分は、図示しないファンが設けられた第一蓋部31fによって閉塞されている。第一蓋部31fの上面は、バッテリユニット31の第一上面31dとされている。
最上部のバッテリモジュール32の上面は、図示しないファンが設けられた第二蓋部31gによって閉塞されている。第二蓋部31gの上面は、バッテリユニット31の第二上面31eとされている。
バッテリユニット31は、最下部のバッテリケース33の下方から流入する空気がバッテリを冷却しながら上方に向かって流通する。そして、当該空気は、第一蓋部31f及び第二蓋部31gに設けられたファンを介してバッテリユニット31の外部に排出される。
バッテリユニット31は、下面における左右両側の端部が、後部縦仕切りプレート16上に固定されている。図2に示すように、バッテリユニット31の左右一対の側面31aは、平面視で後部縦仕切りプレート16に沿うように前後方向に延びている。バッテリユニット31の第一前面31bは、横仕切りプレート12に沿って延びている。バッテリユニット31の第一前面31bは、横仕切りプレート12の後面に幅方向にわたって当接している。バッテリユニット31の第一上面31dは、転倒時保護構造20の梁部22の下方に対向している。バッテリユニット31の第二前面31cは、転倒時保護構造20の梁部22の後方に対向している。即ち、バッテリユニット31は、最上部のバッテリモジュール32を除く複数のバッテリモジュール32の前部からなるバッテリユニット31の前部のみが、逆U字状をなす転倒時保護構造20の内側を挿通するようにして当該転倒時保護構造20よりも前方側に配置されている。
<各種の機器>
上部旋回体220内には、以下の各種の機器が配置されている。
インバータ36は、図2及び図4に示すように、バッテリユニット31の第二上面31e上に、枠状をなすキャリア36a(図2で図示省略)を介して設けられている。インバータ36は、バッテリユニット31から供給される直流電力を交流電力に変換する。
パワーデリバリユニット37は、図2及び図4に示すように、ベースプレート11上のバッテリユニット31の右側に設けられている。
パワーデリバリユニット37は、バッテリユニット31に充電された直流電力をインバータ36に供給する。即ち、インバータ36には、パワーデリバリユニット37を介してバッテリユニット31からの直流電力が供給される。パワーデリバリユニット37には、コンタクタ、DC-DC変換器及び車載充電器等の各種電気機器が設けられている。
充電コネクタ接続部38は、図2から図4に示すように、バッテリユニット31上に設けられている。充電コネクタ接続部38は、インバータ36と同様、バッテリユニット31の第二上面31e上に固定されたキャリア36aに固定されている。充電コネクタ接続部38は、センサボックス34の直上に配置されている。
電動モータ39は、インバータ36から供給される交流電力によって駆動される。電動モータ39は、図2及び図4に示すように、ベースプレート11上におけるバッテリユニット31の左側に設けられている。電動モータ39は、駆動軸が前後方向に沿うように設けられている。電動モータ39は、駆動軸が前後方向に沿うように設けられている。図2に示す平面視にて、電動モータ39の前方側の端面は、左ブラケット25の後方側に位置している。
油圧ポンプ51は、電動モータ39の駆動軸の回転に伴って駆動されることで、作動油を吐出する。油圧ポンプ51は、図2に示すように、ベースプレート11上の電動モータ39の前方側であって横仕切りプレート12の前後位置付近に設けられている。
油圧バルブ52は、図2に示すように、ベースプレート11上の前部縦仕切りプレート13の左側かつ横仕切りプレート12の前方側に設けられている。油圧バルブ52は、油圧ポンプ51から吐出される作動油を各種油圧シリンダ等の油圧機器に分配する。
操作パターン切替部53は油圧バルブ52に接続されており、メンテナンス作業員によって設定変更されることで、油圧バルブ52による作動油の分配先を変更する。これにより、運転者の各種レバー操作によって可動される油圧シリンダが変更される。操作パターン切替部53は、図2に示すように、平面視にて油圧バルブ52の左側(幅方向外側)に配置されている。
旋回モータ70は、油圧バルブ52から供給される作動油によって回転駆動される油圧駆動式のモータである。旋回モータ70は、ベースプレート11における一対の前部縦仕切りプレート13の間の位置で、ベースプレート11を貫通するように設けられている。旋回モータ70が油圧によって駆動されることで、当該旋回モータ70の駆動力は、図示しないスイングピニオンを介してスイングサークル215に伝達される。これによって、上部旋回体220が下部走行体に対して旋回駆動する。
クーリングユニット61は、図2に示すように、横仕切りプレート12の前方側、かつ、右側の前部縦仕切りプレートの右側の領域に設けられている。クーリングユニット61は、回転駆動されるクーリングファン62と、ラジエータやオイルクーラを含む熱交換部63と、を有している。
補機バッテリ64は、図2に示すように、ベースプレート11上のクーリングユニットの下方に設けられている。補機バッテリ64は、例えばライトや各種コントローラ等の補機に電力を供給する。補機バッテリ64には、パワーデリバリユニット37のDC-DCコンバータを介して充電が行われる。
オイルタンク65は、図2に示すように、クーリングユニットの前方に配置されている。オイルタンク65には、油圧モータに供給される作動油が貯留されている。
<プロテクタ>
プロテクタ95は、図4及び図5に示すように、上部旋回体220の後部かつ下部の両角部に幅方向に間隔をあけて一対が設けられている。プロテクタ95は、例えば鋼材等の高強度部材によって形成されている。プロテクタ95は、ベースプレート11の後端の両側の角部に一体に固定されており、上方に向かって延びている。プロテクタ95は、ベースプレート11の上記角部で、ベースプレート11上の領域を後方及び幅方向から覆うように延びている。プロテクタ95は、図4に示すように、後方側から見て、電動モータ39と重なる位置に設けられている。プロテクタ95の上下方向範囲と電動モータ39の上下方向範囲は重なっている。プロテクタ95は、電動モータ39を幅方向外側に露出させる範囲に設けられている。上部旋回体220の旋回時に後部が衝突した場合における衝撃から該上部旋回体220を保護する。
<バッテリ保護構造>
次にバッテリ保護構造140について説明する。バッテリ保護構造140は、バッテリユニット31を周囲からの衝撃から保護する役割を有する。図2及び図4に示すように、バッテリ保護構造140は、バッテリユニット31と間隔をあけて該バッテリユニット31を囲うように設けられている。バッテリ保護構造140は、延在部材としての横棒150、縦棒154、後部支柱160及び固定部161を有する。
<横棒>
横棒150は、バッテリユニット31を幅方向両側及び後方側から囲うように水平方向に延びる棒状の延在部材である。横棒150は、両端がバッテリユニット31の幅方向両側で転倒時保護構造20に固定されている。横棒150は、内部が中空状とされたパイプであってもよいし、中実構造をなしていてもよい。本実施形態では、上下方向に間隔をあけて一対の横棒150が設けられている。一対の横棒150は、平面視で互いに重なるように設けられている。一対の横棒150は、それぞれプロテクタ95の上端よりも上方に位置している。各横棒150は、一対の側部延在部151、一対の角部延在部152及び後部延在部153を有する。
一対の側部延在部151は、幅方向に間隔をあけて配置されている。一対の側部延在部151は、バッテリユニット31の幅方向両側に設けられている。一対の側部延在部151は、それぞれ前後方向に延びている。
側部延在部151は、それぞれバッテリユニット31の左側又は右側で前後方向に沿って水平方向に延びている。左側の側部延在部151は、前端が転倒時保護構造20における左ブラケット25に一体に固定されている。右側の側部延在部151は、前端が転倒時保護構造20における右ブラケット26に一体に固定されている。これら一対の側部延在部151の前端は、バッテリユニット31の両側で転倒時保護構造20の右側の支柱又は左側の支柱に固定されていてもよい。一対の側部延在部151は、バッテリユニット31の側面に対して前後方向にわたって幅方向に対向している。
一対の角部延在部152は、幅方向に間隔をあけて配置されている。角部延在部152は、左側又は右側で対応する側部延在部151の後端に接続されている。一対の角部延在部152の前端は、対応する側部延在部151の後端に接続されている。一対の角部延在部152は、対応する側部延在部151の後端から後方側に向かうに従って幅方向内側に向かうように水平方向に延びている。一対の角部延在部152の後端は、バッテリユニット31に対して後方側に対向している。
後部延在部153は、一対の角部延在部152の後端にわたって、幅方向に沿って水平方向に延びている。後部延在部153は、バッテリユニット31に対して後方側に対向している。図4に示すように、上方の横棒150のうち少なくとも後部延在部153は、バッテリユニット31のサービスプラグ35の上方に位置しており、本実施形態では最上部のバッテリモジュール32の上方に位置している。
下方の横棒150のうち少なくとも後部延在部153は、バッテリユニット31のサービスプラグ35の下方に位置しており、本実施形態では、上から2番目のバッテリモジュール32の高さ範囲に位置している。上下の後部延在部153は、図2に示すように、サービスプラグ35に対して上下方向から見て重なっている。サービスプラグ35は、後部延在部153よりも後方側に突出していない。サービスプラグ35の後端は、後部延在部153の前後方向の範囲に位置している。
<縦棒>
縦棒154は、図3及び図4に示すように、一対の横棒150にわたって上下方向に延びている。縦棒154は、平面視で、一対の横棒150に重なっている。縦棒154は、上端が上方の横棒150に固定されており、下端が下方の横棒150に固定されている。本実施形態では、縦棒154は、上下の後部延在部153にわたって設けられている。縦棒154は、幅方向に間隔をあけて設けられている。図4に示すように、左側の縦棒154は、サービスプラグ35の左側に設けられている。右側の縦棒154は、サービスプラグ35の右側に位置している。これによって、サービスプラグ35は、バッテリユニット31の外方となる後方から見て、一対の横棒150及び縦棒154によって上下方向及び幅方向の四方から囲われている。本実施形態の縦棒154は、一対の横棒150とともにサービスプラグ35を囲う囲い部材として機能している。
<後部支柱>
図3及び図4に示すように、後部支柱160は、ベースプレート11上の後部で幅方向に間隔をあけて一対が設けられている。後部支柱160は、図3に示すように、ベースプレート11上における後部縦仕切りプレート16の幅方向外側の領域に固定されている。後部支柱160の上部は、上下一対の横棒150にそれぞれ接続されている。後部支柱160の上部は、横棒150における左右の角部延在部152にそれぞれ一体に固定されている。
<固定部>
固定部161は、外装カバー100を固定する役割を有する。固定部161は、バッテリ保護構造140に幅方向に間隔をあけて左右に設けられている。本実施形態では、左右それぞれに上下方向に間隔をあけて一対の固定部161が設けられている。
固定部161は、後部支柱160に上下方向に間隔をあけて設けられている。固定部161は、後部支柱160から角部延在部152の延在方向両側に向かって突出する形状をなしている。固定部161における後部支柱160から後方かつ幅方向内側に突出する部分は、後部固定片162とされている。固定部161における後部支柱160から前方かつ幅方向外側に突出する部分は、前部固定片163及び後部固定片162にはそれぞれボルト固定孔が形成されている。ボルト固定孔の内周面には雌ネジが形成されている。
<外装カバー>
外装カバー100は、図1に示すように、上部旋回体220の外形を形成するカバーである。該外装カバー100の内側に上部旋回体220の各種機器が収容されている。
外装カバー100は、左カバー120、右カバー130及び後部カバー170を有している。
左カバー120は、図1及び図2に示すように、外装カバー100の左側部分を形成している。左カバー120は、図2に示すように、油圧ポンプ51、油圧バルブ52及び操作パターン切替部53を左側から覆っている。
右カバー130は、図2に示すように、外装カバー100の右側部分を形成している。右カバー130は、クーリングユニット61、補機バッテリ64及びオイルタンク65を覆っている。右カバー130には、クーリングユニットに空気を導入するための吸気孔と、クーリングユニットを通過した空気を排出するための排気孔が形成されている。
<後部カバー>
図1及び図5に示すように後部カバー170は、外装カバー100の後部を形成している。後部カバー170は、図2に示すように、ベースプレート11上の転倒時保護構造20の後方側の領域を、バッテリユニット31、インバータ36、パワーデリバリユニット37、充電コネクタ接続部38、電動モータ39及びバッテリ保護構造140を収容するように覆っている。後部カバー170は、バッテリ保護構造140に着脱可能に固定されている。
図5に示すように、後部カバー170は、中央パネル171、一対の側部パネル172、上部パネル173及び下部パネル174から構成されている。
中央パネル171は、後部カバー170における後部の中央部を構成している。中央パネル171は、上下方向及び幅方向に延びており、後方側から見て矩形状をなしている。中央パネル171の下端の幅方向両側は、プロテクタ95に接している。中央パネル171には、複数個所にボルト挿通孔が形成されている。ボルト挿通孔は、中央パネル171における上下左右の4つの角部の近傍に形成されている。当該ボルト挿通孔を外方から挿通するボルト180は、それぞれバッテリ保護構造140の固定部161の後部固定片162におけるボルト固定孔に締結されている。
一対の側部パネル172は、後部カバー170の幅方向両側の部分を構成している。側部パネル172は、幅方向外側からベースプレート11上の空間を覆っている。側部パネル172は、後方側かつ幅方向内側の端部に上下方向に間隔をあけてボルト挿通孔が形成されている。当該ボルト挿通孔を外方から挿通するボルト180は、バッテリ保護構造140の固定部161の後部固定片162におけるボルト固定孔に締結されている。側部パネル172を固定するボルト180は、中央パネル171によって後方側から覆われている。これによって、中央パネル171を取り外した後に初めて側部パネル172を取り外すことができる。
上部パネル173は、中央パネル171の上部を構成している。上部パネル173は、中央パネル171の上方かつ一対の側部パネル172の間に設けられている。上部パネル173の幅方向外側の端部は、側部パネル172によって覆われている。そのため、側部パネル172を取り外した後に初めて、上部パネル173を取り外すことができる。
下部パネル174は、中央パネル171の下方かつ一対のプロテクタ95の間に配置されている。下部パネル174は、プロテクタ95の幅方向内側の部分から突出する固定片に対してボルト180を介して固定されている。
<作用効果>
上記構成の電動式油圧ショベル200では、バッテリユニット31の幅方向両側及び後方側をバッテリ保護構造140の横棒150が囲っている。そのため、例えば上部旋回体220の旋回中に何等かに衝突し、該上部旋回体220に周囲から外力が及んだ場合であっても、バッテリ保護構造140がバッテリユニット31を保護する。即ち、外部からの衝撃をバッテリ保護構造140が受けるため、当該衝撃がバッテリユニット31に直接的に伝達されることはない。
バッテリ保護構造140の横棒150の両端は転倒時保護構造20に固定されている。即ち、横棒150は転倒時保護構造20に支持された構造とされている。ここで転倒時保護構造20は、電動式油圧ショベル200が転倒した場合に運転席84を後方から保護するために、旋回フレーム10上の構造体として高強度を有するように構成されている。また、転倒時保護構造20は、キャノピー90を支持する構造物であるため、強度が高い。このような高強度の転倒時保護構造20に横棒150が支持されていることで、横棒150の支持強度を向上させることができる。これにより、バッテリユニット31をより適切に保護することができる。
ここで仮に横棒150を支持するための高強度の支柱を別途設けた場合、重量の大きい支柱をベースプレート11上に追加することとなる。よって上部旋回体220の重量の大幅な増加や上部旋回体220の大型化を招く。本実施形態では、当初から備わっている転倒時保護構造20を横棒150の支持構造として利用することで、重量の増加や大型化を招くことなく、横棒150の支持強度を向上させることができる。
バッテリ保護構造140の横棒150に伝達された衝撃は、高強度の転倒時保護構造20によって受け止められる。そのため、他の機器や構造物等に当該衝撃が不用意に分散することを抑え、バッテリユニット31への影響を抑えることができる。これによって、バッテリユニット31の保護強度を向上させることができる。
サービスプラグ35は、後方側から見て一対の横棒150及び一対の縦棒154によって囲われた構成とされている。また、サービスプラグは、一対の横棒150及び一対の縦棒154よりも後方側から見て奥に後退するように配置されている。そのため、上部旋回体220に外力が及んだ際にサービスプラグ35を適切に保護することができる。即ち、縦棒154及び横棒150によって、衝突物や当該衝突物によって変形した外装カバー100からサービスプラグ35を保護することができる。
仮にサービスプラグ35に衝撃が及び変形してしまった場合、必要な場合にサービスプラグ35を引き抜くことができなくなる場合も考えられ、高電圧を扱う観点からは好ましくない。本実施形態では、そのような事態になることを回避し、高電圧に対する安全性を向上させることができる。
本実施系形態では、バッテリユニット31の周囲のうち上方の部分はバッテリ保護構造140によってバッテリを保護する一方、下方の部分はプロテクタ95によって保護している。特に、上部旋回体220の旋回時に外部の構造物に衝突し易い下部の角部を、強度の高いプロテクタ95によって保護することで、バッテリユニット31をより適切に保護することができる。
また、プロテクタ95の前方かつ横棒150の下方の部分には電動モータ39が設けられている。仮に横棒150がプロテクタ95と同等の高さに位置していれば、電動モータ39へのアクセス性が阻害され、電動モータ39へのメンテナンスが煩雑となる。本実施系形態では、電動モータ39の下方の角部はプロテクタ95、電動モータ39の上方の周囲はバッテリ保護構造140と区分けすることで、バッテリユニット31を適切に保護しながら電動モータ39への左側からのアクセス性を確保できる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施形態では、後部支柱160を2つ設けた例について説明したが、後部支柱160は必ずしも備えられていなくともよい。また、3つ以上が設けられていてもよい。横棒150は一対のみならず、一のみであってもよいし3つ以上が設けられていてもよい。縦棒154は必ずしも備えられていなくともよい。縦棒154は、一のみであってもよいし、3つ以上が設けられていてもよい。
実施形態では、縦棒154を囲い部材としてサービスプラグ35を囲む構成を採用したがこれに限定されることはない。横棒150とともにサービスプラグ35を囲う構成であれば、他の囲い部材であってもよい。例えば横棒150にU字状をなす囲い部材の両端が固定されており、当該囲い部材及び横棒150によってサービスプラグ35を囲う構成であってもよい。
サービスプラグ35はバッテリユニット31の後部に設けられているのみならず、側部に設けられていてもよい。この場合、サービスプラグ35の配置に応じて一対の縦棒154等の囲い部材を設けてもよい。
横棒150及び囲い部材によって、サービスプラグ35を外方から見た場合に、充電コネクタ接続部38を囲う構成であってもよい。充電コネクタ接続部38もバッテリ回路に接続されたバッテリ回路接続機器である。当該充電コネクタ接続部38を保護することで、高電圧のバッテリ回路に対する安全性をより担保することができる。
また、バッテリ回路に接続された他のバッテリ回路接続機器を横棒150及び囲い部材によって保護してもよい。
実施形態では、バッテリ保護構造140の横棒150が転倒時保護構造20に支持された例について説明したが、横棒150が転倒時保護構造20に支持されていなくともよい。この場合、後部支柱160に加えて他の支柱によって横棒150を支持してもよい。
実施形態では転倒時保護構造20にキャノピー90が支持された例について説明したが、運転空間を形成するキャブが転倒時保護構造に固定されていてもよい。
実施形態では、延在部材として横棒150を採用した例について説明した。しかしながら延在部材は棒状のものに限られず、バッテリユニット31を幅方向両側及び後方側から囲うように延びているのであれば他の形態であってもよい。
実施形態では、電動式建設機械の例として、電動式油圧ショベル200について説明したがこれに限定されることはない。バッテリによって駆動される他の電動式建設機械に本発明を適用してもよい。
10…旋回フレーム、11…ベースプレート、12…横仕切りプレート、13…前部縦仕切りプレート、14…前部補強プレート、15…ブラケット、16…後部縦仕切りプレート16、20…転倒時保護構造(門型フレーム)、21…柱部、22…梁部、25…左ブラケット、26…右ブラケット、31…バッテリユニット、31a…側面、31b…第一前面、31c…第二前面、31d…第一上面、31d…第一上面、31e…第二上面、31f…第一蓋部、31g…第二蓋部、32…バッテリモジュール、34…センサボックス、35…サービスプラグ(バッテリ回路接続機器)、36…インバータ、36a…キャリア、37…パワーデリバリユニット、38…充電コネクタ接続部、39…電動モータ、51…油圧ポンプ、52…油圧バルブ、53…操作パターン切替部、61…クーリングユニット、62…クーリングファン、63…熱交換部、64…補機バッテリ、65…オイルタンク、70…旋回モータ、80…運転空間、81…フロアパネル、84…運転席、90…キャノピー、95…プロテクタ、100…外装カバー、120…左カバー、130…右カバー、140…バッテリ保護構造、150…横棒(延在部材)、151…側部延在部、152…角部延在部、153…後部延在部、154…縦棒(囲い部材)、160…後部支柱、161…固定部、162…後部固定片、163…前部固定片、170…後部カバー、171…中央パネル、172…側部パネル、173…上部パネル、174…下部パネル、180…ボルト、200…電動式油圧ショベル、210…下部走行体、211…履帯、212…ブレード、215…スイングサークル、220…上部旋回体、221…作業機、222…ブーム、223…アーム、224…バケット

Claims (4)

  1. 水平方向に延びるベースプレートと、
    該ベースプレートの幅方向に間隔をあけて該ベースプレート上に固定された一対の柱部と、前記ベースプレートの上方で前記一対の柱部にわたって設けられた梁部と、を有する門型フレームであって、転倒時に運転席を保護する高強度の構造体である転倒時保護構造と、
    前記ベースプレート上における前記転倒時保護構造の後方に設けられたバッテリユニットと、
    前記バッテリユニットを幅方向両側及び後方側から囲うように延びる中空状のパイプから構成されて、両端が前記バッテリユニットの前記幅方向両側で前記転倒時保護構造に固定された延在部材を有するバッテリ保護構造と、
    を備える電動式建設機械。
  2. 前記バッテリユニットは、該バッテリユニットのバッテリ回路に電気的に接続されて該バッテリユニットの外方に露出するバッテリ回路接続機器を有し、
    前記バッテリ保護構造は、
    前記延在部材に固定されて、前記外方から見た際に前記延在部材とともに前記バッテリ回路接続機器を囲う囲い部材をさらに有し、
    前記バッテリ回路接続機器が、前記延在部材及び前記囲い部材よりもバッテリユニット側に後退して配置されている請求項1に記載の電動式建設機械。
  3. 前記ベースプレート上で前記バッテリユニット及び前記バッテリ保護構造を覆う外装カバーをさらに備え、
    該外装カバーは、前記バッテリ保護構造に対して着脱可能に固定されている請求項1又は2に記載の電動式建設機械。
  4. 前記ベースプレートの後端の幅方向両側に、上端が前記延在部材よりも下方に位置する一対のプロテクタをさらに備え、
    前記ベースプレート上における前記バッテリユニットの幅方向外側に、前記延在部材よりも下方に位置して前記バッテリユニットからの電力によって駆動される電動モータをさらに備える請求項1から3のいずれか一項に記載の電動式建設機械。
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