JP4643511B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機械に関し、特にラジエータ、オイルクーラ等の熱交換装置を備えた建設機械に関する。
一般に、油圧ショベル等の建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、上部旋回体に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより大略構成されている。
そして、上部旋回体は支持構造体をなす旋回フレームを有し、該旋回フレームの後端側には、作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトが設けられている。また、カウンタウエイトの前側には原動機(エンジン)、油圧ポンプ、熱交換装置等の機器類が搭載され、これらエンジン、油圧ポンプ、熱交換装置等は外装カバーによって覆われる構成となっている。
ここで、建設機械に搭載される熱交換装置は、エンジン冷却水を冷却するラジエータ、作動油を冷却するオイルクーラ等からなり、冷却ファンによって外装カバー内に取込んだ外気(冷却風)が供給されることにより、エンジン冷却水、作動油等の加熱された流体の熱交換を行うものである。
ところで、油圧ショベルを用いて土砂の掘削作業、家屋の解体作業等を行うときには、熱交換装置に供給される冷却風中に大量の塵埃が混入する。このため、従来技術では、熱交換装置と対面する位置に防塵ネットを取付け、熱交換装置に供給される冷却風中に混入した塵埃を防塵ネットによって捕捉する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−47061号公報
ここで、上述した従来技術による防塵ネットは、熱交換装置に対し上,下方向に移動可能(着脱可能)に取付けられ、防塵ネットを熱交換装置から取外して清掃することにより、防塵ネットに付着した塵埃を除去することができる構成となっている。また、防塵ネットの下端側にはブラシが設けられており、防塵ネットを熱交換装置から取外すために上,下方向に移動させることにより、熱交換装置の表面(放熱フィン等)に付着した塵埃を、防塵ネットに設けたブラシによって除去することができる構成となっている。
しかし、上述した従来技術では、防塵ネットに付着した塵埃を除去するためには、防塵ネットを熱交換装置から取外して清掃する必要があるため、この防塵ネットを熱交換装置から取外す作業の煩わしさにより、防塵ネットは長期間に亘って清掃されないまま放置されることが多い。
このように、塵埃が付着した防塵ネットの清掃作業を怠った場合には、防塵ネットに付着した大量の塵埃によって冷却風の流れが阻害されてしまい、熱交換装置に充分な冷却風を供給することができなくなるという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、塵埃が付着した防塵ネットの清掃作業を容易に行うことができ、防塵ネットを通じて熱交換装置に充分な冷却風を供給することができるようにした建設機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、支持構造体をなすフレームと、該フレームに設けられ油圧ポンプを駆動する原動機と、前記フレームに設けられ冷却風が供給されることにより加熱された流体の熱交換を行う熱交換装置と、前記原動機、熱交換装置を含む機器を覆って設けられ前記熱交換装置と対面する位置に開位置と閉位置との間で開,閉する開閉カバーを有する外装カバーとを備えてなる建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記熱交換装置と対面して設けられ前記冷却風中の塵埃を捕捉する防塵ネットと、該防塵ネットと前記開閉カバーとの間に設けられ前記開閉カバーの開,閉動作に連動して前記防塵ネットに付着した塵埃を除去するブラシを移動させるブラシ移動機構とを備え、前記ブラシ移動機構は、前記熱交換装置に取付けられ前記ブラシを前記防塵ネットに沿って移動可能に支持するブラシ支持部材と、一端側が前記開閉カバーに接続されると共に他端側が前記ブラシに接続され前記開閉カバーの開,閉動作に連動して前記ブラシを前記防塵ネットに沿って移動させるリンクとにより構成したことにある。
請求項2の発明は、前記ブラシ支持部材は、上,下方向で対面して配置され前記防塵ネットに沿って延びる長溝穴が設けられた上,下のガイド板により形成し、前記ブラシは、上,下方向の両端側が前記各ガイド板の長溝穴に案内されることにより前記防塵ネットに沿って移動する構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記リンクは1本の棒体により構成したことにある。
請求項1の発明によれば、例えば熱交換装置等の点検を行うために開閉カバーを開,閉すると、この開閉カバーの開,閉動作に連動してブラシが防塵ネットに沿って移動することにより、防塵ネットに付着した塵埃をブラシによって除去することができる。このため、防塵ネットを熱交換装置から取外して清掃するといった煩雑な作業を行うことなく、開閉カバーを開,閉するだけで自動的に防塵ネットの清掃を容易に行うことができる。従って、防塵ネットを常に清浄な状態に保つことができ、該防塵ネットを通じて熱交換装置に充分な冷却風を供給することができるので、熱交換装置による流体の冷却効率を高め、建設機械の信頼性を高めることができる。
この場合、熱交換装置等の点検時に開閉カバーを開,閉すると、ブラシ支持部材によって移動可能に支持されたブラシに対し、開閉カバーの開,閉動作がリンクを介して伝達される。これにより、開閉カバーの開,閉動作に連動してブラシが防塵ネットに沿って移動するので、防塵ネットに付着した塵埃をブラシによって確実に除去することができる。
請求項の発明によれば、上,下のガイド板にそれぞれ設けられた長溝穴によって、ブラシの上,下方向の両端側を案内することにより、開閉カバーの開,閉動作に連動してブラシを防塵ネットに沿って円滑に移動させることができ、該ブラシによって防塵ネットを清掃するときの作業性を一層高めることができる。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図11を参照しつつ詳細に説明する。
図中、1は本実施の形態が適用される小旋回式の油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部側に設けられたスイング式の作業装置4とにより大略構成されている。また、上部旋回体3は、下部走行体2の車幅内で旋回できるように、上方からみてほぼ円形状に形成されている。
ここで、上部旋回体3は、例えば厚肉な鋼板等を用いて形成された支持構造体をなす旋回フレーム5と、該旋回フレーム5上に設けられオペレータが着席する運転席6と、該運転席6を上方から覆うキャノピ7と、旋回フレーム5の後端部に設けられ作業装置4との重量バランスをとるカウンタウエイト8と、後述のエンジン9、ラジエータ13、オイルクーラ14、外装カバー15等により大略構成されている。
9はカウンタウエイト8の前側に位置して旋回フレーム5上に設けられた原動機としてのエンジンで、該エンジン9は、左,右方向に延在する横置き状態に配置されている。そして、エンジン9の左端側には油圧ポンプ10が取付けられ、該油圧ポンプ10はエンジン9によって駆動され、油圧ショベルに搭載された油圧アクチュエータに向けて作動油を吐出するものである。
11はエンジン9の右端側に設けられた吸込み式の冷却ファンで、該冷却ファン11は、その周囲をファンシュラウド12によって囲まれた状態で、後述のラジエータ13、オイルクーラ14等と対面している。そして、冷却ファン11は、エンジン9によって回転駆動されることにより、後述する開閉カバー20の通気口21等を通じて外装カバー15内に外気(冷却風)を吸込み、この冷却風をラジエータ13、オイルクーラ14等へと供給するものである。
13は熱交換装置としてのラジエータで、該ラジエータ13は、旋回フレーム5の後部側に配置され、冷却ファン11と対面した状態で上方へと立上っている。ここで、ラジエータ13は、エンジン9のウォータジャケットに配管(いずれも図示せず)を介して接続されている。そして、ラジエータ13は、冷却ファン11からの冷却風が供給されることにより、エンジン9との間で循環するエンジン冷却水の熱を放熱部で熱交換して冷却風中に放出し、このエンジン冷却水を冷却するものである。
また、図8等に示すように、ラジエータ13の上端側には、後述の上ガイド板28を取付けるため前,後方向に離間して2個の上側ねじ座13A,13Aが設けられ、ラジエータ13の下端側には、後述の下ガイド板30を取付けるため前,後方向に離間して2個の下側ねじ座13B(1個のみ図示)が設けられている。
14はラジエータ13の前側に並んで配置された熱交換装置としてのオイルクーラで、該オイルクーラ14も、冷却ファン11と対面した状態で上方へと立上っている。ここで、オイルクーラ14は、油圧ショベル1に搭載された各油圧アクチュエータと作動油タンク(図示せず)との間を接続する戻り配管の途中に配設されている。そして、オイルクーラ14は、冷却ファン11からの冷却風が供給されることにより、油圧アクチュエータから作動油タンクへと還流する作動油の熱を放熱部で熱交換して冷却風中に放出し、この作動油を冷却するものである。
15は運転席6の周囲を取囲むように旋回フレーム5上に設けられた外装カバーで、該外装カバー15は、エンジン9、油圧ポンプ10、ラジエータ13、オイルクーラ14を含む搭載機器を覆うものである。そして、外装カバー15は、後述のエンジンカバー16、左側面カバー17、右上カバー18、右前側面カバー19、開閉カバー20等により構成されている。
16はカウンタウエイト8の外面側に設けられたエンジンカバーで、該エンジンカバー16は、カウンタウエイト8の上,下方向の中央部に設けられたエンジン点検用の開口部(図示せず)を覆うものである。ここで、エンジンカバー16は、カウンタウエイト8に対しリンク機構(図示せず)を用いて上,下方向に移動可能に取付けられている。
そして、エンジンカバー16を上方に移動させたときには、カウンタウエイト8の開口部が開放され、当該該開口部を通じてカウンタウエイト8の前側に配設されたエンジン9の点検作業を行うことができる。一方、エンジンカバー16を下方に移動させた状態(図2の状態)では、カウンタウエイト8の開口部を閉塞してエンジン9を後側から覆うことができる構成となっている。
17はカウンタウエイト8の左端部から前方に延びて設けられた左側面カバーで、該左側面カバー17は、カウンタウエイト8から作業装置4に向けて斜め下向きに傾斜し、その前端側は作業装置4の基端部近傍まで延びている。そして、左側面カバー17は、エンジンカバー16等と協働してエンジン9、油圧ポンプ10等を左側方から覆うものである。
18はカウンタウエイト8の右上端部から前方に延びて設けられた右上カバーで、該右上カバー18は、ラジエータ13、オイルクーラ14、作動油タンク(図示せず)等を上方から覆うものである。ここで、右上カバー18の前端側はヒンジ機構等を用いて旋回フレーム5に取付けられ、右上カバー18は、その後端側を上,下方向に回動させることにより、作動油タンク等の機器類を点検するための開位置と機器類を覆う閉位置との間で開,閉する構成となっている。
19は右上カバー18の前部下側に配置された右前側面カバーで、該右前側面カバー19は、ボルト等を用いて旋回フレーム5に固定されている。そして、右前側面カバー19は、右上カバー18と協働して作動油タンク(図示せず)等を右側方から覆うものである。また、右前側面カバー19の後端部とカウンタウエイト8の右端部との間には、後述の開閉カバー20が開,閉可能に設けられる構成となっている。
20は右前側面カバー19の後側に位置しラジエータ13、オイルクーラ14等と対面して配置された開閉カバーで、該開閉カバー20は、ヒンジ機構等を用いて旋回フレーム5に取付けられ、図4に示す閉位置と図3及び図5に示す開位置との間で前,後方向に開,閉するものである。そして、開閉カバー20を閉位置に保持することにより、ラジエータ13等の搭載機器を右側方から覆い、開閉カバー20を開位置に移動させることにより、ラジエータ13等の搭載機器に対する保守、点検作業等を外部から容易に行うことができる構成となっている。
ここで、開閉カバー20には複数の通気口21が設けられ、エンジン9が作動して冷却ファン11が回転することにより、各通気口21を通じて外気が外装カバー15内に吸込まれ、この外気が冷却風となってラジエータ13等に供給される構成となっている。また、開閉カバー20の内側面には、ほぼコ字型のリンク取付ブラケット22が固定され、該リンク取付ブラケット22には、後述するリンク31の一端側31Aが接続される構成となっている。
23はラジエータ13及びオイルクーラ14と対面して設けられた防塵ネットで、該防塵ネット23は、冷却ファン11による冷却風の流れ方向においてラジエータ13等よりも上流側に配置されている。ここで、防塵ネット23は、ラジエータ13及びオイルクーラ14と一定の間隔をもって正対する長方形の平板状に形成され、後述する上ガイド板28と下ガイド板30との間に着脱可能に配置されている。
そして、防塵ネット23は、冷却ファン11によりラジエータ13等に冷却風が供給されるときに、ラジエータ13よりも上流側において冷却風中の塵埃を捕捉し、当該塵埃がラジエータ13、オイルクーラ14に付着するのを防止するものである。また、冷却風の流れ方向において防塵ネット23よりも上流側には、後述のブラシ24が前,後方向に移動可能に配置される構成となっている。
24は防塵ネット23に付着した塵埃を除去するブラシで、該ブラシ24は、防塵ネット23を挟んでラジエータ13等とは反対側に配置され、後述の上ガイド板28と下ガイド板30とによって前,後方向に移動可能に支持される構成となっている。ここで、図6ないし図10に示すように、ブラシ24は、防塵ネット23とほぼ等しい高さ寸法を有し、その上,下方向の両端部には、それぞれ円板状の上フランジ部24A,下フランジ部24Bが設けられている。
そして、図7及び図9等に示すように、ブラシ24の上フランジ部24Aには上側ピン25が着脱可能に取付けられ、該上側ピン25は、上フランジ部24Aよりも小径な軸部25Aと、上フランジ部24Aとほぼ等しい外径寸法を有する円板状の鍔部25Bとからなり、上側ピン25の軸部25Aは、後述する上ガイド板28の長溝穴28Cに摺動可能に係合する構成となっている。
一方、ブラシ24の下フランジ部24Bには下側ピン26が着脱可能に取付けられ、該下側ピン26は、下フランジ部24Bよりも小径な軸部26Aと、下フランジ部24Bとほぼ等しい外径寸法を有する円板状の鍔部26Bとからなり、下側ピン26の軸部26Aは、後述する下ガイド板30の長溝穴30Cに摺動可能に係合する構成となっている。
27は防塵ネット23と開閉カバー20との間に設けられたブラシ移動機構で、該ブラシ移動機構27は、開閉カバー20を閉位置(図4の位置)と開位置(図5の位置)との間で開,閉したときに、この開閉カバー20の開,閉動作に連動してブラシ24を防塵ネット23に沿って前,後方向に移動させるものである。ここで、ブラシ移動機構27は、後述の上ガイド板28、下ガイド板30、リンク31等により構成されている。
28はラジエータ13の上端側に設けられた上ガイド板で、該上ガイド板28は、後述の下ガイド板30と共にブラシ支持部材を構成するものである。ここで、図7ないし図10に示すように、上ガイド板28は、例えば鋼板等を断面L型に折曲げることにより形成され、ラジエータ13と対面し垂直方向に延びる垂直板部28Aと、該垂直板部28Aの上端側から開閉カバー20に向けて水平方向に延びる水平板部28Bとにより構成されている。
そして、上ガイド板28は、垂直板部28Aに挿通したボルト29をラジエータ13の各上側ねじ座13Aに螺入することにより、ラジエータ13の上端側に着脱可能に取付けられ、ラジエータ13及びオイルクーラ14に沿って前,後方向に延びる構成となっている。
28Cは上ガイド板28の水平板部28Bに形成された長溝穴で、該長溝穴28Cは、ラジエータ13及びオイルクーラ14に沿って前,後方向に直線的に延びている。この場合、長溝穴28Cの溝幅は、ブラシ24の上フランジ部24Aの外径よりも小さく、上側ピン25の軸部25Aの外径寸法よりも僅かに大きく設定されている。そして、上ガイド板28の長溝穴28Cは、上側ピン25の軸部25Aが摺動可能に係合することにより、ブラシ24の上端側を前,後方向に移動可能に支持するものである。
30はラジエータ13の下端側に設けられた下ガイド板で、該下ガイド板30は、上ガイド板28と上,下方向で対面している。ここで、下ガイド板30は、上ガイド板28と同一形状を有し、ラジエータ13と対面する垂直板部30Aと、該垂直板部30Aの下端側から水平方向に延びる水平板部30Bとにより構成されている。
そして、下ガイド板30は、垂直板部30Aに挿通したボルト29をラジエータ13の各下側ねじ座13Bに螺入することにより、ラジエータ13の下端側に着脱可能に取付けられ、ラジエータ13及びオイルクーラ14に沿って前,後方向に延びる構成となっている。
30Cは下ガイド板30の水平板部30Bに形成された長溝穴で、該長溝穴30Cは、ラジエータ13及びオイルクーラ14に沿って前,後方向に直線的に延びている。この場合、長溝穴30Cの溝幅は、ブラシ24の下フランジ部24Bの外径よりも小さく、下側ピン26の軸部26Aの外径寸法よりも僅かに大きく設定されている。そして、下ガイド板30の長溝穴30Cは、下側ピン26の軸部26Aが摺動可能に係合することにより、ブラシ24の下端側を前,後方向に移動可能に支持するものである。
このように、上ガイド板28の水平板部28Bと下ガイド板30の水平板部30Bとは、上,下方向で一定の間隔をもって対面しつつ前,後方向に延びている。そして、上,下のガイド板28,30間には防塵ネット23が配置され、該防塵ネット23は、例えば上,下のガイド板28,30の垂直板部28A,30Aにボルト等の取付具(図示せず)を用いて着脱可能に取付けられる構成となっている。
一方、ブラシ24の上端部に取付けた上側ピン25の軸部25Aを、上ガイド板28の長溝穴28Cに係合させ、ブラシ24の下端部に取付けた下側ピン26の軸部26Aを、下ガイド板30の長溝穴30Cに係合させることにより、ブラシ24は、上,下方向の両端側を上,下のガイド板28,30によって前,後方向に移動可能に支持され、上,下方向に直立した状態で防塵ネット23の表面に常時当接している。
この場合、図7に示すように、上側ピン25の軸部25Aが係合する長溝穴28Cは、溝幅よりも大きな外径寸法を有するブラシ24の上フランジ部24Aと上側ピン25の鍔部25Bとの間に挟込まれている。これにより、ブラシ24を長溝穴28C,30Cに沿って前,後方向に移動させたときに、上側ピン25の軸部25Aが不用意に長溝穴28Cから離脱してブラシ24が倒れるのを防止することができる。このため、ブラシ24は、上,下のガイド板28,30間で直立した姿勢を保持したまま、防塵ネット23に沿って前,後方向に移動することができる。
31は開閉カバー20とブラシ24との間を連結するリンクで、該リンク31は、開閉カバー20の開,閉動作をブラシ24に伝えるものである。ここで、リンク31は、鋼板等を用いて1本の細長い平板状の棒体として形成されている。そして、リンク31の一端側31Aは、開閉カバー20の内側面に設けられたリンク取付ブラケット22にピン32を用いて回動可能に接続され、リンク31の他端側31Bは、下側ピン26を用いてブラシ24の下端部に回動可能に接続されている。
この場合、図7及び図9に示すように、リンク31の他端側31Bと下ガイド板30との間には円筒状のスペーサ33が配置され、下側ピン26の軸部26Aは、リンク31、スペーサ33、下ガイド板30の長溝穴30Cに挿通された後、ブラシ24の下フランジ部24Bに取付けられるものである。即ち、下側ピン26は、ブラシ24の下端部にリンク31の他端側31Bを回動可能にピン結合する構成となっている。
そして、開閉カバー20とブラシ24との間をリンク31によって連結することにより、例えばラジエータ13、オイルクーラ14等に対する点検作業を行うため、開閉カバー20を図4に示す閉位置と図5に示す開位置との間で開,閉したときに、この開閉カバー20の開,閉動作に連動してブラシ24を防塵ネット23に沿って前,後方向に移動させ、防塵ネット23に付着した塵埃を除去することができる構成となっている。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、この油圧ショベル1は、下部走行体2によって作業現場まで自走した後、上部旋回体3を旋回させつつ作業装置4を俯仰動させることにより、該作業装置4によって土砂等の掘削作業を行う。
ここで、油圧ショベル1の作動時には、エンジン9によって冷却ファン11が回転駆動されることにより、開閉カバー20の通気口21等を通じて外装カバー15内に外気が吸込まれ、この外気が冷却風となって防塵ネット23を通過した後、ラジエータ13、オイルクーラ14等に供給される。
そして、ラジエータ13は、エンジン9との間で循環するエンジン冷却水の熱を、放熱部で熱交換して冷却風中に放出することにより、このエンジン冷却水を冷却する。また、オイルクーラ14は、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータから作動油タンクへと還流する作動油の熱を、放熱部で熱交換して冷却風中に放出することにより、この作動油を冷却する。
また、ラジエータ13及びオイルクーラ14の上流側に配置された防塵ネット23は、冷却風中に混入した塵埃を捕捉し、これら塵埃がラジエータ13、オイルクーラ14に付着するのを抑える。
従って、油圧ショベル1を用いて土砂の掘削作業、家屋の解体作業等を行うときには、ラジエータ13等に供給される冷却風中に大量の塵埃が混入するため、防塵ネット23には大量の塵埃が付着するようになり、防塵ネット23を通過してラジエータ13等に供給される冷却風の流れが阻害され、ラジエータ13等に充分な冷却風を供給することができなくなる虞れがある。
これに対し、本実施の形態では、開閉カバー20の開,閉動作に連動してブラシ24を防塵ネット23に沿って移動させることにより、防塵ネット23に付着した塵埃をブラシ24によって容易に清掃することができるようになっており、以下、このブラシ24による防塵ネット23の清掃動作について説明する。
まず、油圧ショベル1の作動時等において、開閉カバー20を図4に示す閉位置に保持した状態では、ブラシ24は、図8に示すように、上,下のガイド板28,30に設けた長溝穴28C,30Cの後端部に係合し、防塵ネット23の表面(開閉カバー20と対面する面)に当接している。
次に、例えば油圧ショベル1の始業点検等を行うため、開閉カバー20を図4に示す閉位置から図5に示す開位置に移動させると、開閉カバー20のリンク取付ブラケット22に接続されたリンク31の一端側31Aが前方へと移動する。これにより、ブラシ24は、図10に示すように、上,下のガイド板28,30の長溝穴28C,30Cに案内された状態で、防塵ネット23に沿って前方へと移動する。
そして、ブラシ24は、防塵ネット23の表面に当接したまま前方へと移動することにより、この防塵ネット23に付着した塵埃を除去する。また、防塵ネット23のうちブラシ24が直接当接しない部位に付着した塵埃も、ブラシ24が防塵ネット23に当接した状態で前,後方向に移動するときに防塵ネット23が発生する振動により、当該防塵ネット23から離脱する。
かくして、本実施の形態によれば、防塵ネット23に付着した塵埃を除去するためのブラシ24を、上,下のガイド板28,30によって前,後方向に移動可能に支持すると共に、このブラシ24と開閉カバー20との間をリンク31によって連結することにより、開閉カバー20の開,閉動作をリンク31を介してブラシ24に伝える構成としている。これにより、例えばラジエータ13、オイルクーラ14等に対する点検作業を行うため、開閉カバー20を図4に示す閉位置と図5に示す開位置との間で開,閉したときに、この開閉カバー20の開,閉動作に連動してブラシ24を防塵ネット23に沿って前,後方向に移動させ、この防塵ネット23に付着した塵埃を除去することができる。
このため、防塵ネット23を取外して清掃するといった煩雑な作業を行うことなく、開閉カバー20を開,閉するだけで自動的に防塵ネット23の清掃を容易に行うことができる。従って、防塵ネット23を常に清浄な状態に保つことができ、防塵ネット23を通じてラジエータ13、オイルクーラ14等に充分な冷却風を供給することができる。この結果、ラジエータ13によるエンジン冷却水の冷却効率、オイルクーラ14による作動油の冷却効率を高めることができ、油圧ショベル1の信頼性を高めることができる。
なお、上述した実施の形態では、防塵ネット23を清掃するために1本のブラシ24を用いた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図11に示す変形例のように、連結部材34,34により前,後方向に一定の間隔をもって連結された2本のブラシ24,24を、上,下のガイド板28,30によって前,後方向に移動可能に支持し、一方のブラシ24の下端側と開閉カバー20との間をリンク31によって連結する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、開閉カバー20の開,閉動作をブラシ24に伝える部材として、細長い平板状をなす1本のリンク31を用いた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば2本以上のリンク部材を接続してなる多関節型のリンクを用いる構成としてもよい。また、例えばケーブル等を用いて開閉カバー20の開,閉動作をブラシ24に伝える構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、ブラシ移動機構27を構成する上,下のガイド板28,30をラジエータ13に取付けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば旋回フレーム5にブラケット等を介して上,下のガイド板28,30を取付ける構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、開,閉カバー20が前,後方向に開,閉するときの開,閉動作に連動してブラシ24を防塵ネット23に沿って前,後方向に移動させる構成を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば上,下方向に開,閉する開,閉カバーを用い、この開,閉カバーの開,閉動作に連動してブラシを防塵ネットに沿って上,下方向に移動させる構成としてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、建設機械として油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイールローダ、油圧クレーン、ブルドーザ等の他の建設機械に適用してもよい。
本発明の実施の形態が適用された油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルをカウンタウエイト側からみた左側面図である。 開閉カバーを開いた状態で油圧ショベルを後方からみた一部破断の斜視図である。 右上カバーを取外した状態で、開閉カバーを閉位置としたときのリンク、ブラシの動作を示す平面図である。 開閉カバーを開位置としたときのリンク、ブラシの動作を示す図4と同様な平面図である。 ラジエータ、防塵ネット、ブラシ、リンク等を図5中の矢示VI−VI方向からみた断面図である。 上,下のガイド板とブラシとの係合部分等を拡大して示す一部破断の要部拡大断面図である。 開,閉カバーを閉位置としたときの上,下のガイド板、防塵ネット、ブラシ、リンク等を示す斜視図である。 上,下のガイド板、防塵ネット、ブラシ、リンク等を示す分解斜視図である。 開,閉カバーを開位置としたときの上,下のガイド板、防塵ネット、ブラシ、リンク等を示す斜視図である。 本発明の変形例を示す図8と同様な斜視図である。
符号の説明
1 油圧ショベル
5 旋回フレーム(フレーム)
9 エンジン
10 油圧ポンプ
11 冷却ファン
13 ラジエータ(熱交換装置)
14 オイルクーラ(熱交換装置)
15 外装カバー
20 開閉カバー
23 防塵ネット
24 ブラシ
27 ブラシ移動機構
28 上ガイド板(ブラシ支持部材)
30 下ガイド板(ブラシ支持部材)
28C,30C 長溝穴
31 リンク
31A 一端側
31B 他端側

Claims (3)

  1. 支持構造体をなすフレームと、該フレームに設けられ油圧ポンプを駆動する原動機と、前記フレームに設けられ冷却風が供給されることにより加熱された流体の熱交換を行う熱交換装置と、前記原動機、熱交換装置を含む機器を覆って設けられ前記熱交換装置と対面する位置に開位置と閉位置との間で開,閉する開閉カバーを有する外装カバーとを備えてなる建設機械において、
    前記熱交換装置と対面して設けられ前記冷却風中の塵埃を捕捉する防塵ネットと、該防塵ネットと前記開閉カバーとの間に設けられ前記開閉カバーの開,閉動作に連動して前記防塵ネットに付着した塵埃を除去するブラシを移動させるブラシ移動機構とを備え
    前記ブラシ移動機構は、前記熱交換装置に取付けられ前記ブラシを前記防塵ネットに沿って移動可能に支持するブラシ支持部材と、一端側が前記開閉カバーに接続されると共に他端側が前記ブラシに接続され前記開閉カバーの開,閉動作に連動して前記ブラシを前記防塵ネットに沿って移動させるリンクとにより構成したことを特徴とする建設機械。
  2. 前記ブラシ支持部材は、上,下方向で対面して配置され前記防塵ネットに沿って延びる長溝穴が設けられた上,下のガイド板により形成し、前記ブラシは、上,下方向の両端側が前記各ガイド板の長溝穴に案内されることにより前記防塵ネットに沿って移動する構成としてなる請求項に記載の建設機械。
  3. 前記リンクは1本の棒体により構成してなる請求項1または2に記載の建設機械。
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