JP5561480B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関の可変動弁装置に係り、特にバルブのリフト特性を変更する内燃機関の可変動弁装置に関する。
車両の内燃機関には、駆動カムによって揺動するカムフォロアを設け、バルブを開閉するようにカムフォロアによって揺動される揺動カムを設け、カムフォロアから揺動カムに伝わる駆動力で揺動カムを揺動させてバルブを開閉する一方、揺動カムに伝わる駆動力でバルブのリフト特性を変更する可変動弁装置を設けているものがある。
特許第4362249号公報 特許第4026634号公報
特許文献1に係る可変動弁装置は、カム軸(駆動カム軸)の回転カム(駆動カム)によって揺動される第二介在アーム(カムフォロア)を設け、この第二介在アームによって揺動される第一介在アーム(揺動カム)を設け、この第一介在アームの揺動によってバルブを開閉するものであって、第二介在アームのアーム比を変えて第一介在アームの揺動量を変えるものである。
特許文献2に係る可変動弁装置は、駆動カムを備えたカム軸と平行に制御軸を配置し、この制御軸に揺動部材(揺動カム)を設け、駆動カムと揺動部材との間で駆動カムに接触する中間部材(カムフォロア)を設け、カム軸に制御部材を回転可能に設け、この制御部材に支持部材を設け、制御部材の回転を制御軸に連動させる回転連動機構を設け、制御軸の回転角度を変更し、中間部材の駆動カム面上での位置とスライド面上での位置を変化させるものである。
ところが、従来、上記の特許文献1、2では、ロッカアーム又は揺動カムにこれらロッカアーム及び揺動カムと相対的な位置が変化するローラと接触する接触面を設ける構造である。そのため、このローラの接触面を確保するために、上記の特許文献1では、長いロッカアームが必要となり、また、上記の特許文献2では、長い揺動カムが必要となり、このため、装置の大型化や内燃機関への搭載性が低下するという不都合があった。
また、図10に示すように、従来の可変動弁装置では、バルブの最大リフト位置が略一定で(破線Pで示す)、バルブのリフト状態に応じてバルブタイミングを調整することが困難となり、ポンピングロスや燃費が増加するという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、装置の小型化を図り、内燃機関への搭載性を向上する内燃機関の可変動弁装置を提供することにある。
この発明は、駆動カムを備える駆動カム軸を設け、この駆動カム軸と平行に配置される揺動カム軸にはベース部とリフト部とを備える揺動カムを揺動自在に設け、長手方向一端部が支持軸に揺動可能に連結されるとともに長手方向他端部に前記駆動カムに接触するカムフォロアローラを備えたカムフォロアを設け、このカムフォロアを前記駆動カム軸と前記揺動カム軸との間で前記駆動カムの中心と前記揺動カムの中心とを結ぶ直線を横切る状態で配置し、前記カムフォロアの揺動を前記揺動カムに伝えてバルブを開閉する一方、前記カムフォロアローラの中心を前記揺動カムの中心に対して相対的に移動させることで前記バルブのリフト特性を変更する内燃機関の可変動弁装置において、中空状の本体部とこの本体部から径方向外側へ延びる制御アーム部とを備える制御軸を前記駆動カム軸の外周面に回転自在に設け、前記制御アーム部に前記支持軸を介して前記カムフォロアを揺動自在に取り付け、前記揺動カムには前記カムフォロアローラを間に挟んで前記駆動カムと対向する位置へ延びる揺動アーム部を設け、前記カムフォロアローラの中心軸及び前記揺動アーム部に長手方向両端部が回転自在に連結されるリンクアームによって前記カムフォロアローラの中心軸と前記揺動アーム部とを連結したことを特徴とする。
この発明は、装置の小型化を図り、内燃機関への搭載性を向上できる。
図1は内燃機関の可変動弁装置の分解斜視図である。(実施例) 図2は内燃機関の可変動弁装置の斜視図である。(実施例) 図3は内燃機関の可変動弁装置の平面図である。(実施例) 図4は図3のIV−IV線による可変動弁装置の断面図である。(実施例) 内燃機関の可変動弁装置の正面図である。(実施例) 図6は図5のVI−VI線による可変動弁装置の拡大断面図である。(実施例) 図7(A)はバルブの大リフト・非作動時の動作を示す正面図である。図7(B)はバルブの大リフト・作動時の動作を示す正面図である。(実施例) 図8(A)はバルブの小リフト・非作動時の動作を示す正面図である。図8(B)はバルブの小リフト・作動時の動作を示す正面図である。(実施例) クランク角に対するバルブのリフト量を示すグラフ図である。(実施例) 従来でクランク角に対するバルブのリフト量を示すグラフ図である。(従来例)
この発明は、装置の小型化を図り、内燃機関への搭載性を向上する目的を、カムフォロアにリンクアームを設け、このリンクアームを揺動カムに連結して実現するものである。
図1〜図9は、この発明の実施例を示すものである。
図1、図2において、1は車両に縦置きに搭載される多気筒用の内燃機関である。以下に、この内燃機関1のクランク軸線方向を前後方向とし、気筒軸線方向を上下方向、クランク軸線及び気筒中心線と直交する方向を左右方向として説明する。
内燃機関1には、シリンダヘッドで駆動カム軸2が軸支されている。
この駆動カム軸2は、タイミングチェーンあるいはタイミングベルトを介してクランク軸と同期して回転、つまり、クランク軸の1回転に対して1/2回転するものであって、別体に形成されて圧入等の固定手段で嵌着された駆動カム3を備え、前後方向に延びるように配置されている。駆動カム3には、駆動カム軸2を挿通するカム軸用孔4が形成されている。
内燃機関1のシリンダヘッドには、一つの気筒に対して、燃焼室に連通するポートを開閉するバルブとして、前方に配置した一側吸気バルブ5Aと、この一側吸気バルブ5Aに並んで後方に配置した他側吸気バルブ5Bとが設けられる。この一側吸気バルブ5A及び他側吸気バルブ5Bは、正面視で、軸線が右方へ所定に傾斜し、上下方向で往復動可能にシリンダヘッドに支持される。
また、内燃機関1のシリンダヘッドには、一側吸気バルブ5Aを軸方向(上下方向)移動して開弁・閉弁するように一側ローラ式ロッカアーム6Aと、他側吸気バルブ5Bを軸方向(上下方向)移動して開弁・閉弁する他側ローラ式ロッカアーム6Bとが設けられる。
一側ローラ式ロッカアーム6Aは、中央部の一側ローラピン7Aで回転自在に支持された一側ローラ8Aを備えるとともに、右方の基端部が下方からの一側油圧ラッシュアジャスタ9Aで支持され、また、左方の先端部の下面が一側吸気バルブ5Aの上端部に当接して配置されている。
他側ローラ式ロッカアーム6Bは、中央部の他側ローラピン7Bで回転自在に支持された他側ローラ8Bを備えるとともに、右方の基端部が下方からの他側油圧ラッシュアジャスタ9Bで支持され、また、左方の先端部の下面が他側吸気バルブ5Bの上端部に当接して配置されている。
駆動カム軸3と一側ローラ式ロッカアーム6A・他側ローラ式ロッカアーム6Bとの間には、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト特性を変更する可変動弁装置10が設けられる。
この可変動弁装置10は、駆動カム軸2の外周面に回転自在で且つ駆動カム軸2と同軸上に配置される制御軸(コントロールシャフト)としての一側制御軸11A・他側制御軸11Bと、駆動カム軸2と平行に配置される揺動カム軸12と、駆動カム軸2と揺動カム軸12との間に配置されるカムフォロア13と、揺動カム軸12に揺動自在に配置される揺動カムとしての一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bとを備えている。
図1、図6に示すように、一側制御軸11Aは、駆動カム3よりも前方で、駆動カム軸2を挿通する一側軸用孔15Aを形成した中空状の一側本体部16Aと、この一側本体部16Aから径方向外側へ延びる一側制御アーム部17Aとを一体に備えて、駆動カム軸2の外周面に環状の一側転がり軸受(ニードルベアリング)18Aを介して回転自在に配置される。他側制御軸11Bは、駆動カム3よりも後方で、駆動カム軸2を挿通する他側軸用孔15Bを形成した中空状の他側本体部16Bと、この他側本体部16Bから径方向外側へ延びる他側制御アーム部17Bとを一体に備えて、駆動カム軸2の外周面に環状の他側転がり軸受(ニードルベアリング)18Bを介して回転自在に配置される。
一側転がり軸受18A・他側転がり軸受18Bには、駆動カム軸2を挿通する一側軸受孔19A・一側軸受孔19Bが形成されている。よって、一側制御軸11A・他側制御軸11Bの内周面には、一側転がり軸受19A・他側転がり軸受19Bを介して駆動カム軸2が回転自在に配置される。
また、この一側制御軸11A・他側制御軸11Bの外周面は、図6に示すように、一側カムハウジング20A・他側カムハウジング20Bの一側軸受部21A・他側軸受部21Bによって回転自在に支持されている。
一側制御アーム部17A・他側制御アーム部17Bの先端には、一側支持軸用孔22A・他側支持軸用孔22Bが形成されている。
図1に示すように、カムフォロア13は、下側の長手方向一端部23Aから上側の長手方向他端部23Bへ延びるカムフォロア本体24を備えている。
長手方向一端部23Aは、支持軸25に揺動可能に連結している。一方、長手方向他端部23Bは二股状に分岐し、中心軸26を支持するとともに、駆動カム3に接触するカムフォロアローラ27を中心軸26の軸方向中央部に回転自在に備え、そして、図5に示すように、駆動カム軸2と揺動カム軸12との間で、駆動カム3の中心a(駆動カム軸2の軸心)と一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの中心d(揺動カム軸12の軸心)とを結ぶ直線である基準線Hを横切る状態で配置されている。
カムフォロア本体24には、図1、図3に示すように、中心軸26と同軸の一側リンク用軸部28A・他側リンク用軸部28Bが、長手方向他端部23Bの両端部から突出する状態で設けられている。
この一側リンク用軸部28A・他側リンク用軸部28Bには、一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bの基端部が揺動可能に取り付けられている。この一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bの先端部には、一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bが設けられている。
一方、このカムフォロア13は、支持軸25の両端が一側制御軸11A・他側制御軸11Bの一側制御アーム部17A・他側制御アーム部17Bの一側支持軸用孔22A・他側支持軸用孔22Bとに取り付けられることにより、支持軸25を介して一側制御アーム部17A・他側制御アーム部17Bに揺動可能に取り付けられる。
一側揺動カム14Aは、左右方向で左下側の一側ベース部31Aと右下側の一側リフト部32Aとを備えるとともに揺動カム軸12を挿通する一側揺動カム軸用孔33Aを形成した一側揺動カム本体34Aを有し、一側揺動カム軸用孔33Aに挿通した揺動カム軸12に揺動自在に配置されている。
他側揺動カム14Bは、左右方向で左下側の他側ベース部31Bと右下側の他側リフト部32Bとを備えるとともに揺動カム軸12を挿通する他側揺動カム軸用孔33Bを形成した他側揺動カム本体34Bを有し、他側揺動カム軸用孔33Bに挿通した揺動カム軸12に揺動自在に配置されている。そして、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bは、一側揺動カム軸用孔33A・他側揺動カム軸用孔33Bに挿通した揺動カム軸12に揺動可能に連結される。
揺動カム軸12の軸方向から見た場合、一側揺動カム本体34A・他側揺動カム本体34Bには、カムフォロアローラ27を間に挟んで駆動カム3と対向する位置へ延びる一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bが一体に設けられている。
一側揺動アーム部35Aは、先端側に一側ピン用孔36A・36Aが形成された一対の一側アーム37A・37Aを備える。他側揺動アーム部35Bは、先端側に他側ピン用孔36B・36Bが形成された一対の他側アーム37B・37Bを備える。
一対の一側アーム37A・37Aの間には、一側リンクアーム29Aが配置され、この一側リンクアーム29Aを貫通する一側連結ピン30Aの両端を一側ピン用孔36A・36Aに挿着することで、一側リンクアーム29Aが一側アーム37A・37Aに摺動可能に連結される。
一対の他側アーム37B・37Bの間には、他側リンクアーム29Bが配置され、この他側リンクアーム29Bを貫通する他側連結ピン30Bの両端を他側ピン用孔36B・36Bに挿着することで、他側リンクアーム29Bが他側アーム37B・37Bに摺動可能に連結される。
よって、カムフォロアローラ27の中心軸26及び一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bに長手方向両端部が回転自在に連結される一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bによって、カムフォロアローラ27の中心軸26と一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bとが連結される。つまり、一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bは、一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bによって一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bに連結される。
また、揺動カム軸12と制御軸としての他側制御軸11Bとの間には、揺動カム軸12から他側制御軸11Bに駆動力を伝達するギヤ列38が配置される。
このギヤ列38は、揺動カム軸12の後端に一体に取り付けられた駆動ギヤ39と、この駆動ギヤ39に噛み合って他側制御軸11Bの他側本体部16Bに一体に取り付けられた被駆動ギヤ40とからなる。この被駆動ギヤ40の直径は、駆動ギヤ39の直径よりも大きく設定されている。これにより、揺動カム軸12の回転によって、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを回転させる構造としている。
可変動弁装置10は、カムフォロア13の揺動を一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bに伝えて一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bを開閉する一方、カムフォロアローラ27の中心bを一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの中心dに対して相対的に移動させることで、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト特性を変更する。具体的に説明すると、揺動カム軸12を内燃機関1の運転条件に応じて回転させると、ギヤ列38の駆動ギヤ39と被駆動ギヤ40とを介して一側制御アーム部17A・他側制御アーム部17Bが揺動し、カムフォロアローラ27の位置が変化し、一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bによって一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの姿勢が変化し、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト特性を変化する。
また、この可変動弁装置10では、図5、図7(A)に示すように、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bがリフトしていない状態で、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量が増加する方向へ回転させた場合、駆動カム3の中心aとカムフォロアローラ27の中心bとを結ぶ直線である第1直線L1と、カムフォロアローラ27の中心bと一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cとを結ぶ直線である第2直線L2との為す角度が、拡大するようにしている。
更に、この可変動弁装置10では、図5、図7(A)に示すように、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量が最大となる位置にした場合、駆動カム3の中心aとカムフォロアローラ27の中心bとを結ぶ第1直線L1と、カムフォロアローラ27の中心bと一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cとを結ぶ第2直線L2の両直線の為す角度が、180度に近い角度となるようにしている。
更にまた、この可変動弁装置10では、図5、図7(A)に示すように、駆動カム3の回転方向と一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bが一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bをリフトさせる際の回転方向を同一方向に設定する一方、カムフォロアローラ27の中心bと一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの中心dとを結ぶ直線である第3直線L3に対して、駆動カム3の中心aと反対側に一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cを配置し、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを駆動カム3の回転方向と反対方向に回転させた場合、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量が減少するようにしている。
次いで、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bの大リフト時及び小リフト時における可変動弁装置10の動作について説明する。
一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bの大リフト・非作動時には、図7(A)で示すように、一側制御アーム部17A・他側制御アーム17Bの基準線Hと為す角度がα1の時に、カムフォロアローラ27の基準線Hと為す角度がβ1である。この時、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bは、一側ベース部31A・他側ベース部31Bの一側リフト部32A・他側リフト部32Bとの境界に近い部分で、一側ローラ式ロッカアーム6A・他側ローラ式ロッカアーム6Bの一側ローラ8A・他側ローラ8Bに接触する。この場合、駆動カム3の中心aとカムフォロアローラ27の中心bとを結ぶ第1直線L1と、カムフォロアローラ27の中心bと一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cとを結ぶ第2直線L2との為す角度θ1が、180度に近い角度になる。
そして、図7(B)で示すように、駆動カム3が回転し、カムフォロアローラ27、一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bを介して一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bに駆動力が伝わると、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの一側リフト部32A・他側リフト部32Bによって一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bが押されて所定の距離D1で大きくリフトする(大リフト)。この場合、第1直線L1と第2直線L2との為す角度θ1が、180度に近い角度であるため、この駆動カム3のリフトを効率的に一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの動きに変換できる。つまり、容易に一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量を稼ぐことができ、内燃機関1の最大出力の向上に寄与する。
一方、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bの小リフト・非作動時には、図8(A)で示すように、一側制御アーム部17A・他側制御アーム部17Bの基準線Hと為す角度をα1からα2に縮小し、カムフォロアローラ27の基準線Hと為す角度をβ1からβ2に変更する。この時、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bは、一側ベース部31A・他側ベース部31Bの一側リフト部32A・他側リフト部32Bから離れた部分が一側ローラ式ロッカアーム6A・他側ローラ式ロッカアーム6Bの一側ローラ8A・他側ローラ8Bと接触する状態にある。この場合、駆動カム3の中心aとカムフォロアローラ27の中心bとを結ぶ第1直線L1と、カムフォロアローラ27の中心bと一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cとを結ぶ第2直線L2との為す角度θ2が、上記の角度θ1よりも小さくなるので、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの中心dを中心とするカムフォロアローラ27の中心bの回転半径が大きくなり、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの揺動量が小さくなる。従って、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの摩擦及び慣性力を抑制して、燃費向上に寄与する。
そして、図8(B)で示すように、駆動カム3の駆動力をカムフォロアローラ27、一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bを介して一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bに伝達すると、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの一側ベース部31A・他側ベース部31Bが一側ローラ式ロッカアーム6A・他側ローラ式ロッカアーム6Bの一側ローラ8A・他側ローラ8Bに接している区間が長くなるので、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bが、上記の距離D1よりも小さい距離D2だけ移動するだけで、リフト量が最小となる(小リフト)。
上記の大リフト時及び小リフト時においては、駆動カム3の中心aとカムフォロアローラ27の中心bとを結ぶ第1直線L1が基準線Hと為す角度β(カムフォロアローラ27の回転角)が変化する。つまり、第1直線L1が基準線Hと為す角度βは、小リフトになる程大きくなり(β2>β1)、バルブタイミングも早くなる。
従って、図9に示すように、小リフトになる程一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bが早閉じとなり(破線Sで示す)、つまり、従来と比べて一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bの閉じる時期を進角方向に移行させることができる。このようなミラーサイクル効果によって内燃機関1のポンピングロスを低減し、燃費を向上させることができる。
また、駆動カム軸2と一側制御軸11A・他側制御軸11Bとを同軸上に配置したことにより、一側制御軸11A・他側制御軸11Bの回転角αの変化に対して、カムフォロアローラ27の回転角βが線形に変化するので、一側制御軸11A・他側制御軸11Bの回転に対して、線形にバルブタイミングが変化し、精密にバルブタイミングの制御が可能となる。
さらに、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの一側リフト部32A・他側リフト部32Bを駆動カム3と反対側に突出させ、かつカムフォロアローラ27の移動範囲が駆動カム3の中心aと一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの中心dとを結ぶ基準線Hを横切らないようにしたため、駆動カム軸2と揺動カム軸12との軸間距離を短縮でき、可変動弁装置10を小型化できる。
以上、この発明の実施例について説明してきたが、上述の実施例の構成を請求項毎に当てはめて説明する。
請求項1に係る発明では、中空状の一側本体部16A・他側本体部16Bとこの一側本体部16A・他側本体部16Bから径方向外側へ延びる一側制御アーム部17A・他側制御アーム部17Bとを備える一側制御軸11A・他側制御軸11Bを駆動カム軸2の外周面に回転自在に設け、一側制御アーム部17A・他側制御アーム部17Bに支持軸25を介してカムフォロア13を揺動自在に取り付け、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bにはカムフォロアローラ27を間に挟んで駆動カム3と対向する位置へ延びる一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bを設け、カムフォロアローラ13の中心軸26及び一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bに長手方向両端部が回転自在に連結される一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bによってカムフォロアローラ27の中心軸26と一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bとを連結している。
これにより、カムフォロア13に取り付けられたカムフォロアローラ27の揺動を一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bによって一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bに取り付けた一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bに伝えて一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bを揺動させることができる。また、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを回転させ、カムフォロアローラ27の中心bを一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの中心dに対して相対的に移動させると、一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bによって一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bが揺動して一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト特性を変更できる。このため、カムフォロア13から一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bに揺動力を伝達するとともに、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト特性を変更する機構を簡素化し、そして、装置の小型化を図り、よって、可変動弁装置10の内燃機関1への搭載性を向上できる。
請求項2に係る発明では、一側リンクアーム29A・他側リンクアーム29Bは一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bによって一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bに連結され、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bがリフトしていない状態で一側制御軸11A・他側制御軸11Bを一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量が増加する方向へ回転させた場合、駆動カム3の中心aとカムフォロアローラ27の中心bとを結ぶ第1直線L1とカムフォロアローラ27の中心bと一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cとを結ぶ第2直線L2の為す角度θ1が拡大するようにしている。
これにより、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量を大きくするにつれて、駆動カム3の中心aとカムフォロアローラ27の中心bとを結ぶ第1直線L1とカムフォロアローラ27の中心bと一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cとを結ぶ第2直線L2との為す角度θ1が増加し、駆動カム3から一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bに入力する揺動量を増加させることができ、その分、一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの小型化が図れ、可変動弁装置10の内燃機関1への搭載性を向上できる。
請求項3に係る発明では、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量が最大となる位置にした場合、駆動カム3の中心aとカムフォロアローラ27の中心bとを結ぶ第1直線L1と、カムフォロアローラ27の中心bと一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cとを結ぶ第2直線L2との為す角度θ1が、180度に近い角度となるようにしている。
これにより、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量を最大とした場合に、駆動カム3から一側揺動アーム部35A・他側揺動アーム部35Bに伝わる揺動量を最大にできる。
請求項4に係る発明では、一側制御軸11A・他側制御軸11Bの外周面を一側カムハウジング20A・他側カムハウジング20Bの一側軸受部21A・他側軸受部21Bによって回転自在に支持し、かつこの一側制御軸11A・他側制御軸11Bの内周面に一側転がり軸受18A・他側転がり軸受18Bを介して駆動カム軸2を回転自在に支持している。
これにより、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを駆動カム軸2と同軸上に配置して可変動弁装置10の小型化を図りつつ、駆動カム軸2を一側転がり軸受18A・他側転がり軸受18Bと一側制御軸11A・他側制御軸11Bとを介して一側カムハウジング20A・他側カムハウジング20Bに回転可能に支持でき、駆動カム軸2と一側制御軸11A・他側制御軸11Bとの同軸構造を採りながらも、駆動カム軸2が一側転がり軸受18A・他側転がり軸受18Bでのみ支えられ、一側カムハウジング20A・他側カムハウジング20Bとは接触しないので、駆動カム軸2の摩擦損失を低減できる。
請求項5に係る発明では、駆動カム3を駆動カム軸2と別体に形成している。
これにより、多気筒用の内燃機関1において、駆動カム軸2の軸方向で2つの駆動カム3・3間に挟まれる部分に中空状の一側制御軸11A・他側制御軸11Bを取り付ける場合、一側制御軸11A・他側制御軸11Bと駆動カム3を交互に駆動カム軸2に組み付けでき、駆動カム軸2の対する一側制御軸11A・他側制御軸11Bの組付性を向上させることができる。
請求項6に係る発明では、バルブは一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bであり、駆動カム3の回転方向と一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bが一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bをリフトさせる際の回転方向を同一方向に設定する一方、カムフォロアローラ27の中心bと一側揺動カム14A・他側揺動カム14Bの中心dとを結ぶ第3直線L3に対して駆動カム3の中心aと反対側に一側連結ピン30A・他側連結ピン30Bの中心cを配置し、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを駆動カム3の回転方向と反対方向に回転させた場合、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量が減少するようにしている。
これにより、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bのリフト量を減少させるにつれて、一側吸気バルブ5A・他側吸気バルブ5Bの閉弁時期を早めることができる。このため、内燃機関1をミラーサイクル化してポンピングロスを低減することができる。
請求項7に係る発明では、揺動カム軸12と一側制御軸11A・他側制御軸11Bとの間に揺動カム軸12から一側制御軸11A・他側制御軸11Bに駆動力を伝達するギヤ列38を配置し、揺動カム軸12の回転によって一側制御軸11A・他側制御軸11Bを回転させるようにしている。
これにより、揺動カム軸12から一側制御軸11A・他側制御軸11Bに駆動力を伝達するようにしたため、一側制御軸11A・他側制御軸11Bを回転させるために、専用の駆動軸を設ける必要がなく、可変動弁機構10の小型化、コスト低減を図ることができる。
この発明に係る可変動弁装置を、各種車両の内燃機関に適用可能である。
1 内燃機関
2 駆動カム軸
3 駆動カム
5A 一側吸気バルブ(バルブ)
5B 他側吸気バルブ(バルブ)
10 可変動弁装置
11A 一側制御軸
11B 他側制御軸
12 揺動カム軸
13 カムフォロア
14A 一側揺動カム
14B 他側揺動カム
16A 一側本体部
16B 他側本体部
17A 一側制御アーム部
17B 他側制御アーム部
18A 一側転がり軸受
18B 他側転がり軸受
20A 一側カムハウジング
20B 他側カムハウジング
21A 一側軸受部
21B 他側軸受部
23A 長手方向一端部
23B 長手方向他端部
25 支持軸
26 中心軸
27 カムフォロアローラ
29A 一側リンクアーム
29B 他側リンクアーム
30A 一側連結ピン
30B 他側連結ピン
31A 一側ベース部
31B 他側ベース部
32A 一側リフト部
32B 他側リフト部
35A 一側揺動アーム部
35B 他側揺動アーム部
38 ギヤ列
39 駆動ギヤ
40 被駆動ギヤ

Claims (7)

  1. 駆動カムを備える駆動カム軸を設け、この駆動カム軸と平行に配置される揺動カム軸にはベース部とリフト部とを備える揺動カムを揺動自在に設け、長手方向一端部が支持軸に揺動可能に連結されるとともに長手方向他端部に前記駆動カムに接触するカムフォロアローラを備えたカムフォロアを設け、このカムフォロアを前記駆動カム軸と前記揺動カム軸との間で前記駆動カムの中心と前記揺動カムの中心とを結ぶ直線を横切る状態で配置し、前記カムフォロアの揺動を前記揺動カムに伝えてバルブを開閉する一方、前記カムフォロアローラの中心を前記揺動カムの中心に対して相対的に移動させることで前記バルブのリフト特性を変更する内燃機関の可変動弁装置において、中空状の本体部とこの本体部から径方向外側へ延びる制御アーム部とを備える制御軸を前記駆動カム軸の外周面に回転自在に設け、前記制御アーム部に前記支持軸を介して前記カムフォロアを揺動自在に取り付け、前記揺動カムには前記カムフォロアローラを間に挟んで前記駆動カムと対向する位置へ延びる揺動アーム部を設け、前記カムフォロアローラの中心軸及び前記揺動アーム部に長手方向両端部が回転自在に連結されるリンクアームによって前記カムフォロアローラの中心軸と前記揺動アーム部とを連結したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 前記リンクアームは連結ピンによって前記揺動アーム部に連結され、前記バルブがリフトしていない状態で前記制御軸を前記バルブのリフト量が増加する方向へ回転させた場合、前記駆動カムの中心と前記カムフォロアローラの中心とを結ぶ直線と、前記カムフォロアローラの中心と前記連結ピンの中心とを結ぶ直線との為す角度が、拡大するようにしたことを特微とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 前記制御軸を前記バルブのリフト量が最大となる位置にした場合、前記駆動カムの中心と前記カムフォロアローラの中心とを結ぶ直線と、前記カムフォロアローラの中心と前記連結ピンの中心とを結ぶ直線との為す角度が、180度に近い角度となるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 前記制御軸の外周面をカムハウジングの軸受部によって回転自在に支持し、かつ前記制御軸の内周面に転がり軸受を介して前記駆動カム軸を回転自在に支持したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 前記駆動カムを前記駆動カム軸と別体に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  6. 前記リンクアームは連結ピンによって前記揺動アーム部に連結され、前記バルブは吸気バルブであり、前記駆動カムの回転方向と前記揺動カムが前記バルブをリフトさせる際の回転方向を同一方向に設定する一方、前記カムフォロアローラの中心と前記揺動カムの中心とを結ぶ直線に対して前記駆動カムの中心と反対側に前記連結ピンの中心を配置し、前記制御軸を前記駆動カムの回転方向と反対方向に回転させた場合、前記バルブのリフト量が減少するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  7. 前記揺動カム軸と前記制御軸との間に前記揺動カム軸から前記制御軸に駆動力を伝達するギヤ列を配置し、前記揺動カム軸の回転によって前記制御軸を回転させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
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