JP3971882B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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    • F01L13/0063Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of cam contact point by displacing an intermediate lever or wedge-shaped intermediate element, e.g. Tourtelot
    • F01L2013/0073Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of cam contact point by displacing an intermediate lever or wedge-shaped intermediate element, e.g. Tourtelot with an oscillating cam acting on the valve of the "Delphi" type

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の運転状態に応じて吸気弁や排気弁(吸排気弁)の開閉時期,開閉期間,バルブリフト量等のバルブリフト特性を変えることができる可変動弁装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、機関低速低負荷時における燃費の改善や安定した運転性並びに高速高負荷時における吸気の充填効率の向上による十分な出力を確保する等のために、吸排気弁の開閉時期やバルブリフト量を機関運転状態に応じて変えることができる可変動弁装置が従来から種々提案されている。
【0003】
図19は、本出願人が先に出願した特開平11−107725号公報に記載された可変動弁装置を示している。この可変動弁装置は、クランクシャフトと連動して回転する駆動軸51と、この駆動軸51に相対回転可能に外嵌し、吸気弁(又は排気弁)52を駆動する揺動カム53とを、駆動軸51と平行に延びる制御軸54を介して機械的に連携させた構造となっている。
【0004】
詳述すると、駆動軸51の外周には偏心カム55が固定されている。この偏心カム55は、図20にも示すように、その軸心が駆動軸51の軸心に対して偏心した偏心リング状のカム部55aを主体としており、このカム部55aの外周面にリング状リンク56が相対回転可能に外嵌している。また、制御軸54の外周には制御カム57が設けられ、この制御カム57の軸心は制御軸54の軸心に対して偏心している。制御カム57の外周にはロッカーアーム58が回転可能に外嵌しており、このロッカーアーム58の一端はリング状リンク56の先端と相対回転可能に連結されている。また、ロッカーアーム58の他端と揺動カム53とはロッド状リンク59により連携されている。
【0005】
そして、制御軸54を所定角度範囲内で回転制御することにより、ロッカーアーム58の揺動中心となる制御カム57の軸心57aの位置を制御軸54の軸心54aの位置に対して変化させて、吸気弁52のバルブリフト特性を変化させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図20は、上記の偏心カム55を単体で示している。この偏心カム55は、外周面がリング状リンク56側の軸受面と摺接するカム面をなす略一定の軸方向幅のカム部55aと、このカム部55aの軸方向一側に付帯形成され、このカム部55aより小径な略円盤状をなすボス部55bと、が一体的に成形されている。そして、ボス部55bを駆動軸51に圧入,嵌合することによって、偏心カム55を駆動軸51へ固定するようになっている。
【0007】
このように、上記公報の装置の偏心カム55では、カム面を有するカム部55aの軸方向一側に、固定用のボス部55bが付帯形成され、つまりカム面のないボス部55bが軸方向に別途形成されているため、ボス部55bの分だけ軸方向寸法が長くなってしまい、レイアウト的に不利である。また、偏心カム55が、形状の異なるカム部55aとボス部55bとを有する複雑な形状となるため、その製造が難しく、製造方法も限られてしまう。
【0008】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的の一つは、上記のようなボス部を別途設けることなく、偏心カムを駆動軸に固定し得る新規な内燃機関の可変動弁装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る内燃機関の可変動弁装置は、機関のクランクシャフトに連動して回転し、駆動軸の軸心に対して偏心した偏心カムが外周に固定された駆動軸と、この駆動軸と略平行に配置され、制御カムが外周に設けられた制御軸と、上記駆動軸の外周に相対回転可能に外嵌され、吸排気弁を駆動する揺動カムと、上記偏心カムの外周に相対回転可能に外嵌するリング状リンクを含み、上記偏心カムと揺動カムとを制御カムを介して機械的に連携するリンク機構と、を備え、上記制御軸を所定の角度範囲内で回動させることにより、上記リンク機構の姿勢を変化させて上記吸排気弁のバルブリフト特性を変化させるように構成されている。
【0010】
このように本発明の可変動弁装置は、吸排気弁駆動用の揺動カムが、機関と連動して回転する駆動軸の外周に相対回転可能に外嵌する構成となっているため、揺動カムの駆動軸に対する軸心ズレを生じるおそれがなく、制御精度に優れている。また、揺動カムを支持する支軸を駆動軸と別個に設ける必要がないため、部品点数,配置スペースが低減化される。更に、駆動カムとリング状リンクとの摺接部分等の各部材の連結部分が面接触となり、比較的広い接触面積が確保されるため、耐磨耗性に優れるとともに、潤滑も行い易い。
【0011】
そして、第1〜第3の発明では、上記偏心カムは、略一定の軸方向幅を有し、その外周面がリング状リンク側の軸受部と摺接するカム面をなしており、この偏心カム及び駆動軸の内部には、両者を固定する固定ピンが嵌合するピン孔が、軸直交方向に沿ってそれぞれ形成されており、上記偏心カムのカム面に、上記偏心カムのピン孔の開口部が形成されていることを特徴としている。
【0012】
このように本発明によれば、偏心カムの外周面が全周にわたってリング状リンクと摺接するカム面をなし、この偏心カムが、略一定の軸方向幅を有する簡素な形状となる。この結果、上記従来例のように偏心カムのカム部に固定用のボス部が付帯形成されたものに比し、偏心カムの形状が簡素化され、例えば焼結により製造することも可能となり、その製造コストを低減することができる。また、ボス部を設ける必要がないので、その分の軸方向寸法が抑制され、装置自体のコンパクト化を図ることができるとともに、設計の自由度も向上する。
【0013】
しかしながら、本発明のように、リング状リンクの軸受部と摺接する偏心カムのカム面にピン孔の開口部が形成されると、この開口部の周囲の部分で、局所的に面圧が増加してしまう。このように面圧が局所的に高くなる部分に大きな荷重が作用すると、焼き付き,スカッフ等の問題が起こることのないように、この部分の強度を十分に確保する必要があり、好ましくない。そこで、第1,第2の発明では、開口部を、実際に大きな荷重が作用する部分を避けるように配置している。これにより、開口部の周囲に大きな荷重が作用することを避けることができ、開口部の形成に伴う面圧の増加を効果的に抑制することができる。
【0014】
すなわち、第1,第2の発明では、上記開口部は、上記カム面の中で、少なくとも上記偏心カムの軸心と駆動軸の軸心とを通る基準線と交差する位置の近傍を避けるように配置されている。
【0015】
第1の発明では、上記開口部は、上記カム面の中で、上記駆動軸に近い側で上記基準線と交差する位置を中央として、吸排気弁のバルブリフト方向を正方向とするバルブ加速度が負加速度となる駆動軸の角度範囲と同等の角度範囲の領域を避けるように配置されている。
【0016】
第2の発明では、上記開口部は、上記カム面の中で、上記駆動軸に遠い側で上記基準線と交差する位置を中央として、イベント区間に対応する角度範囲から、吸排気弁のバルブリフト方向を正方向とするバルブ加速度が負加速度となる角度範囲を除いた領域を避けるように配置されている。
【0017】
また、第3の発明は、上記偏心カムのピン孔を、一端が偏心カムの内部で閉じられた袋孔としたことを特徴としている。この場合、偏心カムのカム面上に形成される開口部が一つだけに抑制される。この結果、開口部の周囲の、面圧が局所的に大きくなる部分が確実に低減されるとともに、レイアウトの自由度も高くなる。
【0018】
請求項6の発明は、上記固定ピン又はピン孔の内周面に、偏心カムとリング状リンクとの摺接部分へ潤滑油を供給するための油路を形成したことを特徴としている。
【0019】
この場合、固定ピン又はピン孔を利用した簡素な構造で、偏心カムとリング状リンクとの摺接部分へ潤滑油を供給することができ、この摺接部分を確実かつ良好に潤滑することができる。
【0020】
このような請求項6の発明において、より好ましくは請求項7の発明のように、上記開口部を、上記カム面の中で、上記偏心カムの軸心と駆動軸の軸心とを通る基準線と交差する位置のうち駆動軸に近い側の位置を中央として、バルブ加速度が負加速度となる駆動軸の角度範囲と同等の角度範囲の領域を避けるとともに、この領域の駆動軸回転方向上流側又は下流側に近接して配置する。
【0021】
この場合、大きな荷重が作用する上記の領域に近接して開口部が配置されるため、この領域に、上記の油路及び開口部を通して潤滑油をより確実に供給することができ、その潤滑能力が一層向上する。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、偏心カムを、略一定の軸方向幅を有する簡素な形状とすることができるため、その製造が容易で、製造コストが低減されるとともに、上記従来例のように偏心カムに固定用のボス部を別途設ける必要がなく、その分だけ軸方向寸法が抑制され、装置自体のコンパクト化を図ることができ、かつ、設計の自由度も向上する。
【0023】
加えて、第1,第2の発明によれば、偏心カムのカム面の中で、実際に大きな荷重が作用する部分を避けるように開口部が配置されるため、この開口部の周囲の部分に大きな荷重が作用してその面圧が局所的に大きくなることを効果的に抑制することができる。
【0024】
第3の発明によれば、開口部の数が一つだけに抑制されるため、局所的に面圧が高くなる開口部の周囲の部分の数及び面積も低減される形となり、かつ、レイアウトの自由度もより高くなる。
【0025】
請求項6,7の発明によれば、上記の固定ピン又はピン孔を利用した簡素な構造で、偏心カムとリング状リンクとの摺接部分へ潤滑油を供給することができ、この摺接部分を良好に潤滑することができる。
【0026】
特に請求項7の発明によれば、実際に大きな荷重が作用する領域に、効果的に潤滑油を供給することが可能で、その潤滑性能が更に向上する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施の形態を説明する。
【0028】
図1〜3は、本発明に係る可変動弁装置を、各気筒毎に一対の吸気弁19及び一対の排気弁(図示省略)が設けられた内燃機関に適用した第1実施例を示している。なお、図1は図2のA−A線に沿う断面図である。
【0029】
吸気弁(又は排気弁)19のバルブリフタ19aの上方には駆動軸11が設けられている。この駆動軸11は、気筒列方向へ延在し、図外の一端にスプロケットが取り付けられ、タイミングチェーン等を介して機関のクランクシャフトに連動して回転駆動される。駆動軸11の内部には、一般的なカムシャフトと同じように、潤滑油供給用の軸方向油路11aが形成されている。この軸方向油路11aには、シリンダヘッドよりカムジャーナル(図示省略)を通して潤滑油が供給される。
【0030】
駆動軸11の斜め上方には、駆動軸11と略平行に気筒列方向へ延びる制御軸14が設けられている。この制御軸14は、図外のモータや油圧アクチュエータ等により所定の角度範囲内で回動,保持されるようになっており、かつ、周知のCPU及びメモリ等を備えた制御部により機関の運転状態に応じて回転制御される。なお、この制御軸14にも必要に応じて駆動軸11と同じように潤滑油供給用の油路を形成しても良い。
【0031】
駆動軸11の外周には、吸気弁(又は排気弁)19を開閉駆動する揺動カム18が各気筒毎に設けられている。各揺動カム18は、駆動軸11の外周に相対回転可能に外嵌しており、一対の吸気側バルブリフタ19aに摺接する一対のカム本体18aを主体とし、両カム本体18aの間に円筒状のジャーナル部18bが設けられている。このジャーナル部18bと制御軸14とが、ブラケット2,3及びボルト4を介してシリンダヘッド1側へ回転可能に支持されている。
【0032】
また、駆動軸11の外周には偏心カム12が固定されている。この偏心カム12は、その軸心C2が駆動軸11の軸心C1に対して所定量偏心した偏心リング状をなし、後述するように、固定ピン20を用いて駆動軸11に固定されている。一方、制御軸14の外周には偏心リング状の制御カム15が一体的に設けられており、この制御カム15の軸心C4は制御軸14の軸心C3に対して所定量偏心している。
【0033】
そして、リンク機構によって、上記の偏心カム12と揺動カム18とが制御カム15を介して機械的に連携されている。このリンク機構は、偏心カム12の外周に相対回転可能に外嵌するリング状リンク13と、制御カム15の外周に回転可能に外嵌するロッカーアーム16と、このロッカーアーム16と揺動カム18とを連携するロッド状リンク17と、を有している。
【0034】
リング状リンク13は、偏心カム12と略同じ軸方向幅の薄板状をなしており、偏心カム12に外嵌するリング部13aと、このリング部13aの外周より突出するアーム部13bと、を有している。
【0035】
ロッカーアーム16は、いわゆるベル形クランクであって、制御カム15に外嵌する略円筒状の中央基部の外周より互いに異なる方向へ突出する第1アーム部16a及び第2アーム部16bを有している。第1アーム部16aの先端部は、リング状リンク13のアーム部13bの先端部と連結ピンK1によって相対回転可能に連結されている。第2アーム部16bの先端部は、ロッド状リンク17の一端部(上端部)と第2連結ピンK2によって相対回転可能に連結されている。
【0036】
ロッド状リンク17は、吸気弁19の軸方向にほぼ沿うように配置されており、その他端部(下端部)が揺動カム18のカム本体18aの先端部と第3連結ピンK3によって相対回転可能に連結されている。
【0037】
このような構成により、機関の回転に連動して駆動軸11が回転すると、偏心カム12の軸心C2が駆動軸11の軸心C1周りに回転し、この偏心カム12に外嵌するリング状リンク13が並進移動する。これに応じてロッカーアーム16が制御カム15の軸心C4周りに揺動し、ロッド状リンク17を介して揺動カム18が揺動する。この揺動カム18がバルブリフタ19aを図外のバルブスプリングの反力に抗して押圧することにより、吸気弁19が機関の回転に連動して開閉駆動される。
【0038】
また、機関の運転状態に応じて制御軸14が回動されると、ロッカーアーム16の揺動中心となる制御カム15の軸心C4の位置が変化して、吸気弁19のリフト特性が連続的に変化する。具体的には、制御カム15の軸心C4を駆動軸11の軸心C1に近づけるほど、バルブリフト量及び作動角が大きくなる。
【0039】
このように、吸気弁19を駆動する揺動カム18が機関と連動して回転する駆動軸11の外周に相対回転可能に外嵌しているため、揺動カム18の駆動軸11に対する軸心ズレを生じるおそれがなく、制御精度が向上する。また、揺動カム18を支持する支軸を駆動軸11と別個に設ける必要がないため、部品点数,配置スペースの低減化を図ることができる。更に、各部材の連結部(例えば偏心カム12のカム面12aとリング状リンク13の軸受面13cとの摺接部分Sや、制御カム15の外周面とロッカーアーム16の軸受部との摺接部分)が面接触となり、広い接触面積が確保されるため、その面圧が抑制される。この結果、耐磨耗性に優れるとともに、潤滑も行い易い。
【0040】
次に、図3〜5を参照して、本実施例の特徴的な構成である偏心カム12と駆動軸11との固定構造について説明する。
【0041】
偏心カム12は、略一定の軸方向幅を有する薄板状の簡素な形状をなしており、その外周面全体がリング状リンク13側の軸受部である軸受面13cに摺接するカム面12aとして機能している。なお、この実施例では、偏心カム12とリング状リンク13との周面が直接的に摺接する構成となっているが、この摺接部分Sにニードルベアリング等を設ける構成とすることもできる。
【0042】
この偏心カム12は、固定ピン20を用いて駆動軸11に固定されている。詳述すると、駆動軸11には、その軸直交方向に沿って延びるピン孔11bが貫通形成されているとともに、偏心カム12には、同じく軸直交方向に沿って延びるピン孔21が貫通形成されており、両ピン孔11b,21の双方に、一つの固定ピン20が圧入により挿通,嵌合されている。両ピン孔11b,21は、駆動軸11及び偏心カム12の軸方向中央部に位置しており、かつ、軸方向視で駆動軸11の軸心C1を通る直線上に形成されている。つまり、駆動軸11のピン孔11bは、自身の軸心C1を通る直径方向に延びている。一方、偏心カム12のピン孔21は、自身の軸心C2からオフセットした位置に配置されており、より具体的には、軸方向視で、駆動軸11の軸心C1と偏心カム12の軸心C2とを結ぶ基準線L1に直交する方向L2に沿って延びている。組付の際には、両ピン孔11b,21を一直線上に配置した状態で、両ピン孔11b,21に固定ピン20を圧入すれば良い。
【0043】
そして、偏心カム12のカム面12aには、ピン孔21へ臨んだ開口部21aが2箇所に形成されている。つまり、ピン孔21の開口部21aを、カム面12a上に配置している。このため、上記公報の装置のように、偏心カムに固定用のピンボス部を設ける必要がない。従って、図4に示すように、偏心カム12を、軸方向全長にわたってカム面12aが形成された簡素な形状の薄板リング状とすることができる。この結果、上記公報のようにピンボス部を設けたものに比して、偏心カム12の軸方向寸法がコンパクト化され、設計の自由度が向上する。また、偏心カム12の形状が簡素化されるため、偏心カムを例えば焼結により製造することもでき、製造の簡素化,低コスト化を図ることができる。
【0044】
しかしながら、実際にリング状リンク13の軸受面13cに摺接するカム面12a上に開口部21aが形成される関係で、偏心カム12のカム面12aとリング状リンク13の軸受面13cとの摺接部分Sの中で、開口部21aの周囲の部分の面圧が局所的に増加してしまう。この結果、偏心カム12やリング状リンク13の強度不足,耐久性の低下等が懸念される。
【0045】
そこで、本実施例では、後述する(1)〜(4)でも説明するように、ピン孔21の開口部21aを、摺接部分Sの中でも比較的大きな荷重が作用する部分を避けるように配置している。つまり、面圧が局所的に高くなる開口部21aの近傍に、大きな荷重が作用することを回避する構成とすることにより、上述した偏心カム12やリング状リンク13の強度不足,耐久性の低下等を効果的に抑制するようにしている。
【0046】
(1)図6〜8は最大バルブリフト状態を示しており、かつ、図6,7は、機関が低回転域で運転している状態を、図8は高回転で運転している状態を示している。このような最大バルブリフト状態では、図6〜8に示すように、ロッカーアーム16とリング状リンク13との連結位置C10が、駆動軸11の軸心C1と偏心カム12の軸心C2とを通る基準線L1上に配置される形となる。
【0047】
図6,7に示す低回転域では、慣性力が弱いため、バルブスプリング反力による荷重が相対的に大きくなる。このため、リング状リンク13から偏心カム12へ作用する荷重の方向F1は、連結位置C10から偏心カム12の軸心C2へ向かう方向となる。従って、リング状リンク13と偏心カム12との摺接部分Sに作用する荷重の分布B1は、図7に示すように、駆動軸11に遠い側で基準線L1と交差する位置P4を中央とした領域となる。
【0048】
なお、本実施例のような可変動弁装置を用いた内燃機関では、一般的に、低回転域では比較的バルブリフト量が低く設定されるため、その荷重は後述する高回転時に比して十分に小さい。従って、上述したような面圧の増加による強度不足等はあまり問題とならない。
【0049】
図8に示す高回転時には、揺動カム18等の個々の部材の慣性力が大きくなる。つまり、慣性力は速度の2乗に比例して増加するため、高回転での慣性力は非常に大きくなる。特に最大リフト付近では、慣性力が最大となり、この慣性力がバルブスプリング反力を上回る形となる。このため、リング状リンク13から偏心カム12へ作用する荷重の方向F2は、偏心カム12の軸心C2から連結位置C10へ向かう方向となる。従って、摺接部分Sに作用する荷重の分布は、駆動軸11に近い側で基準線Lと交差する部分P1を中央とした領域となる。
【0050】
このように、最大バルブリフト時には、摺接部分Sの中でも、基準線L1と交差する部分P4,P1の付近に、大きな荷重が作用する。そこで、本実施例では、図7にも示すように、偏心カム12のピン孔21の開口部21aを、基準線L1と交差する部分P4,P1の近傍を避けるように配置している。
【0051】
(2)上述したように、機関の回転数が高くなると、揺動カム18等の各部材の慣性力が大きくなり、この慣性力がバルブスプリング反力を上回る形となる。慣性力はバルブ加速度が負の領域、つまりバルブリフトの加速度が負となる駆動軸11の角度範囲θ1’(図9参照)で発生するため、偏心カム12のカム面12aには、上記の角度範囲θ1’と略同等の角度範囲θ1に、慣性力による荷重が作用する(図10,11参照)。より具体的には、摺接部分Sの中で、最大リフト時に荷重が作用する位置(駆動軸に近い側で基準線L1と交差する位置)P1を中央とする上記の角度範囲θ1の領域(区間)P2〜P3に、慣性力による荷重が大きく作用する。そこで本実施例では、図11に示すように、カム面12aの中でも上記の領域P2〜P3を避けるように、ピン孔21の開口部21aを配置している。
【0052】
(3)上述したような最大リフト付近の荷重に加え、図9に示すように、リフト開始及び終了付近のように、バルブ正加速度が大きくなる駆動軸11の角度範囲θ3’でも、偏心カム12のカム面12aに作用する荷重は大きくなる。これは、バルブ加速度が大きく、バルブ反力も大きくなるためであり、そのときに、リング状リンク13から偏心カム12へ作用する荷重の方向F3は、図13に示すように、連結位置C10から偏心カム軸心C2へ向かう方向であり、上述した慣性力による場合の方向とは略逆方向となる。
【0053】
ここで、図9,図13に示すように、正加速度となる駆動軸11の角度範囲θ3’に対応する角度範囲θ3は、駆動軸11に遠い側で基準線L1と交差する位置P4を中央として、イベント区間(バルブリフト期間)の角度範囲2×θ2から負加速度域の角度範囲θ1を除いた角度範囲θ3に対応する。つまり、摺接部分Sの中で、位置P4を基準として、両側にθ2だけ離れた点をP5,P8とし、両側に(θ1)/2だけ離れた点をP6,P7とすると、P5〜P6及びP7〜P8の領域が、バルブ正加速度域に対応し、こられの領域P5〜P6,P7〜P8に、比較的大きな荷重が作用する。そこで、本実施例では、図13に示すように、カム面12aの中でも、これらの領域P5〜P6及びP7〜P8を避けるように、ピン孔21の開口部21aを配置している。
【0054】
(4)実際には、リンク機構の各部材の剛性や部材間のクリアランスの影響等により、バルブリフト開始付近の加速度はバルブリフト終了付近の加速度に比して相対的に小さくなる。また、機関回転上昇に伴い、吸気弁19の揺動カム18への追従性が低下するため、下りの加速度は増大する(図12参照)。従って、上り区間(領域)P7〜P8及び下り区間P5〜P6のうち、特に下り区間P5〜P6及びその近傍の領域R1に、ピン孔21の開口部21aが配置されることを確実に避けることが望ましい。
【0055】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その趣旨及び範囲を逸脱しない範囲で、種々の変形,変更を含むものである。
【0056】
例えば図14に示す第2実施例のように、好ましくは偏心カム12に形成されるピン孔22を、一端が偏心カム12の内部で閉じられた袋孔(止まり孔)とする。この場合、偏心カム12のカム面12a上に形成されるピン孔22の開口部22aが一つだけとなり、上記第1実施例のようにピン孔21を貫通形成した場合に比して、開口部22aの数が少なくなる。この結果、ピン孔22の形成位置の自由度が増し、レイアウト的に有利であるとともに、開口部22aの数が減ることから、面圧の局所的な増加を招く部分が確実に低減される。
【0057】
また、好ましくは図15〜18に示す実施例のように、駆動軸11と偏心カム12との嵌合部分、つまり固定ピン20又はそのピン孔の内周面に、偏心カム12とリング状リンク13との摺接部分Sに潤滑油を供給するための油路を形成する。
【0058】
例えば図15に示す第3実施例では、固定ピン20の内部に、互いに交差する径方向油路31及び軸方向油路32がそれぞれ貫通形成されている。この結果、潤滑油は、駆動軸11内の軸方向油路11aから径方向油路31を経由して軸方向油路32へ導入され、更にピン孔21内を通って、開口部21aより摺接部分Sへ供給される。このように、偏心カム12を固定するための固定ピン20及びピン孔21を利用した簡素な構造で、摺接部分Sに潤滑油を確実に供給することができる。
【0059】
また、図16に示す第4実施例では、駆動軸11のピン孔11b及び偏心カム12のピン孔21の内周面に、それぞれ油路としての径方向油溝33,34が凹設されている。これにより、潤滑油は、軸方向油路11aから径方向油溝33,34を経由してピン孔21内へ導入され、このピン孔21の開口部21aより摺接部分Sへ供給される。この場合でも、ピン孔11b,21を利用した簡素な構造で、摺接部分Sに潤滑油を確実に供給することができる。
【0060】
図17,18に示す第5,6実施例では、上記第3実施例と同様に、固定ピン20に、摺接部分Sへ潤滑油を供給するための径方向油路31及び軸方向油路32が形成されていることに加え、摺接部分Sの中でも、大きな荷重が作用し、潤滑性能が特に要求される区間P2〜P3に対し、有効に給油を行い得るように構成されている。
【0061】
つまり、摺接部分Sの中でも、上記区間P2〜P3から外れた位置で、かつ、区間P2〜P3に近接する位置に、ピン孔21の開口部22aを形成している。言い換えると、ピン孔22を、基準線L1と直交する方向L2に対してある程度傾斜させている。なお、このときの開口部22aの位置は、上記第1実施例と同様、摺接部分Sの中でも大きな荷重が作用する部分を避けるように設定されている。
【0062】
より具体的には、図17に示す第5実施例では、ピン孔22の開口部22aが、区間P1〜P2の駆動軸回転方向下流側に近接して配置されている。この場合、荷重が加わった直後の、温度上昇している摺接部分Sに潤滑油が速やかに供給されて、この摺接部分Sが冷却されるため、面圧の増加によるスカッフが発生するのを確実に防止することができる。つまり、このような構造は、軸受材としてのリング状リンク13の硬度が固く、スカッフし易いような場合に特に有効である。
【0063】
一方、図18に示す第6実施例では、区間P1〜P2よりも駆動軸11の回転方向上流側に、ピン孔22の開口部22aが形成されている。この場合、大きな荷重が加わる直前に、摺接部分Sに潤滑油が供給される形となり、大きな荷重が作用する際に、油巻き込みが促進されて適切な油膜が保持されることとなり、高面圧により摩耗が発生するのを効果的に防止することができる。つまり、このような構造は、軸受材としてのリング状リンク13の硬度が比較的低く、摩耗し易い場合に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る内燃機関の可変動弁装置を示す図2のA−A線に沿う断面図。
【図2】第1実施例の可変動弁装置の一部破断側面対応図。
【図3】第1実施例の可変動弁装置の要部を示す断面図。
【図4】第1実施例の偏心カム及び駆動軸を示す斜視対応図。
【図5】第1実施例の要部を示す断面図。
【図6】低回転,最大バルブリフト時の状態を示す断面対応図。
【図7】低回転,最大バルブリフト時に偏心カムの摺接部分へ作用する荷重分布を示す作用説明図。
【図8】高回転,最大バルブリフト時の状態を示す断面対応図。
【図9】駆動軸の角度に対するバルブ加速度及びバルブリフト量を示すグラフ。
【図10】高回転時に偏心カムの摺動部分へ作用する荷重分布を示す作用説明図。
【図11】高回転時の状態を示す断面対応図。
【図12】高回転時に偏心カムの摺接部分へ作用する荷重分布を示す作用説明図。
【図13】高回転時の状態を示す正面対応図。
【図14】本発明の第2実施例に係る可変動弁装置の要部を示す断面図。
【図15】本発明の第3実施例に係る可変動弁装置の要部を示す正面対応図。
【図16】本発明の第4実施例に係る可変動弁装置の要部を示す断面図及び側面図。
【図17】本発明の第5実施例に係る可変動弁装置の要部を示す断面図。
【図18】本発明の第6実施例に係る可変動弁装置の要部を示す断面図。
【図19】従来例に係る内燃機関の可変動弁装置を示す断面図。
【図20】図19の可変動弁装置の偏心カムを示す斜視図。
【符号の説明】
11…駆動軸
12…偏心カム
13…リング状リンク
14…制御軸
15…制御カム
16…ロッカーアーム
17…ロッド状リンク
18…揺動カム
19…吸気弁
20…固定ピン
21…ピン孔
21a…開口部

Claims (7)

  1. 機関のクランクシャフトに連動して回転し、駆動軸の軸心に対して偏心した偏心カムが外周に固定された駆動軸と、
    この駆動軸と略平行に配置され、制御カムが外周に設けられた制御軸と、
    上記駆動軸の外周に相対回転可能に外嵌され、吸排気弁を駆動する揺動カムと、
    上記偏心カムの外周に相対回転可能に外嵌するリング状リンクを含み、上記偏心カムと揺動カムとを制御カムを介して機械的に連携するリンク機構と、を備え、
    上記制御軸を所定の角度範囲内で回動させることにより、上記リンク機構の姿勢を変化させて上記吸排気弁のバルブリフト特性を変化させる内燃機関の可変動弁装置において、
    上記偏心カムは、略一定の軸方向幅を有し、その外周面がリング状リンク側の軸受部と摺接するカム面をなしており、
    この偏心カム及び駆動軸の内部には、両者を固定する固定ピンが嵌合するピン孔が、軸直交方向に沿ってそれぞれ形成されており、
    上記偏心カムのカム面に、上記偏心カムのピン孔の開口部が形成され
    上記開口部は、上記カム面の中で、少なくとも上記偏心カムの軸心と駆動軸の軸心とを通る基準線と交差する位置の近傍を避けつつ、上記駆動軸に近い側で上記基準線と交差する位置を中央として、吸排気弁のバルブリフト方向を正方向とするバルブ加速度が負の加速度となる駆動軸の角度範囲と同等の角度範囲の領域を避けるように配置されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 機関のクランクシャフトに連動して回転し、駆動軸の軸心に対して偏心した偏心カムが外周に固定された駆動軸と、
    この駆動軸と略平行に配置され、制御カムが外周に設けられた制御軸と、
    上記駆動軸の外周に相対回転可能に外嵌され、吸排気弁を駆動する揺動カムと、
    上記偏心カムの外周に相対回転可能に外嵌するリング状リンクを含み、上記偏心カムと揺動カムとを制御カムを介して機械的に連携するリンク機構と、を備え、
    上記制御軸を所定の角度範囲内で回動させることにより、上記リンク機構の姿勢を変化させて上記吸排気弁のバルブリフト特性を変化させる内燃機関の可変動弁装置において、
    上記偏心カムは、略一定の軸方向幅を有し、その外周面がリング状リンク側の軸受部と摺接するカム面をなしており、
    この偏心カム及び駆動軸の内部には、両者を固定する固定ピンが嵌合するピン孔が、軸直交方向に沿ってそれぞれ形成されており、
    上記偏心カムのカム面に、上記偏心カムのピン孔の開口部が形成され、
    上記開口部は、上記カム面の中で、少なくとも上記偏心カムの軸心と駆動軸の軸心とを通る基準線と交差する位置の近傍を避けつつ、上記駆動軸に遠い側で上記基準線と交差する位置を中央として、イベント区間に対応する角度範囲から、吸排気弁のバルブリフト方向を正方向とするバルブ加速度が負の加速度となる角度範囲を除いた領域を避けるように配置されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  3. 上記偏心カムのピン孔を、一端が偏心カムの内部で閉じられた袋孔としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 機関のクランクシャフトに連動して回転し、駆動軸の軸心に対して偏心した偏心カムが外周に固定された駆動軸と、
    この駆動軸と略平行に配置され、制御カムが外周に設けられた制御軸と、
    上記駆動軸の外周に相対回転可能に外嵌され、吸排気弁を駆動する揺動カムと、
    上記偏心カムの外周に相対回転可能に外嵌するリング状リンクを含み、上記偏心カムと揺動カムとを制御カムを介して機械的に連携するリンク機構と、を備え、
    上記制御軸を所定の角度範囲内で回動させることにより、上記リンク機構の姿勢を変化 させて上記吸排気弁のバルブリフト特性を変化させる内燃機関の可変動弁装置において、
    上記偏心カムは、略一定の軸方向幅を有し、その外周面がリング状リンク側の軸受部と摺接するカム面をなしており、
    この偏心カム及び駆動軸の内部には、両者を固定する固定ピンが嵌合するピン孔が、軸直交方向に沿ってそれぞれ形成されており、
    上記偏心カムのカム面に、上記偏心カムのピン孔の開口部が形成され、
    かつ、上記偏心カムのピン孔を、一端が偏心カムの内部で閉じられた袋孔としたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  5. 上記開口部は、上記カム面の中で、少なくとも上記偏心カムの軸心と駆動軸の軸心とを通る基準線と交差する位置の近傍を避けるように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  6. 上記固定ピン又はピン孔の内周面に、偏心カムとリング状リンクとの摺接部分へ潤滑油を供給するための油路を形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  7. 上記開口部を、上記カム面の中で、上記偏心カムの軸心と駆動軸の軸心とを通る基準線と交差する位置のうち駆動軸に近い側の位置を中央として、吸排気弁のバルブリフト方向を正方向とするバルブ加速度が負加速度となる駆動軸の角度範囲と同等の角度範囲の領域を避けるとともに、この領域の駆動軸回転方向上流側又は下流側に近接して配置したことを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の可変動弁装置。
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