JP4136153B2 - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4136153B2
JP4136153B2 JP01647299A JP1647299A JP4136153B2 JP 4136153 B2 JP4136153 B2 JP 4136153B2 JP 01647299 A JP01647299 A JP 01647299A JP 1647299 A JP1647299 A JP 1647299A JP 4136153 B2 JP4136153 B2 JP 4136153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
pin
drive shaft
shaft
outer periphery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01647299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000213316A (ja
Inventor
徹朗 後藤
敬介 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP01647299A priority Critical patent/JP4136153B2/ja
Publication of JP2000213316A publication Critical patent/JP2000213316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4136153B2 publication Critical patent/JP4136153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0015Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
    • F01L13/0021Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of rocker arm ratio
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0015Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
    • F01L13/0021Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of rocker arm ratio
    • F01L13/0026Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque by modification of rocker arm ratio by means of an eccentric

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、吸排気弁の開閉時期やバルブリフト量を機関の運転状態に応じて可変制御する内燃機関の可変動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知にように、機関低速低負荷時における燃費の改善や安定した運転性並びに高速高負荷時における吸気の充填効率の向上による十分な出力を確保する等のために、吸・排気弁の開閉時期とバルブリフト量を機関運転状態に応じて可変制御する可変動弁装置が従来から種々提供されており、その一例として特開昭55−137305号公報等に記載されているものが知られている。
【0003】
図14に基づきその概略を説明すれば、シリンダヘッド1のアッパデッキの略中央近傍上方位置にカムシャフト2が設けられていると共に、このカムシャフト2の外周にカム2aが一体に設けられている。また、カムシャフト2の側部には、制御シャフト3が平行に配置されており、この制御シャフト3に偏心カム4を介してロッカアーム5が揺動自在に軸支されている。一方、シリンダヘッド1に摺動自在に設けられた吸気弁6の上端部には、バルブリフター7を介して揺動カム8が配置されている。この揺動カム8は、バルブリフター7の上方にカムシャフト2と並行に配置された支軸9に揺動自在に軸支され、下端のカム面8aがバルブリフター7の上面に当接している。また、上記ロッカアーム5は、一端部5aがカム2aの外周面に当接していると共に、他端部5bが揺動カム8の上端面8bに当接して、カム2aのリフトを揺動カム8及びバルブリフター7を介して吸気弁6に伝達するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の内燃機関の動弁装置にあっては、揺動カム8が360°回転しない関係で、カムノーズによりロッカーカバー内に飛散させられる潤滑油(オイルミスト)の量が非常に少なく、内部に油路を有しないピン,支軸等の軸受部分、例えば支軸9の軸受部分などではオイルミストによる潤滑が期待できない。
【0005】
このため、このような軸受部分で、摩耗が進行するとともに、摩擦係数の増加に伴いフリクションが増大し、リンク機構の各部の応力増加や気筒間のリフトにバラツキを生じる、という問題があった。
【0006】
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、潤滑油を直接的に供給することができない軸受部分にも効果的に潤滑油を導くことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る内燃機関の可変動弁装置は、機関の回転に同期して回転する駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に設けられ、吸排気弁を駆動する揺動カムを外周に有する略円筒状のカムシャフトと、上記駆動軸の外周に固定され、この駆動軸の軸心に対して偏心した偏心カムと、この偏心カムの外周に相対回転可能に設けられたリング状リンクと、上記駆動軸と平行に延びる制御軸と、この制御軸の外周に固定され、この制御軸の軸心に対して偏心した制御カムと、この制御カムの外周に相対回転可能に設けられたロッカアームと、このロッカアームと上記揺動カムとを連結するロッド状リンクと、上記リング状リンクの先端と上記ロッカアームの一端とを相対回転可能に連結する第1ピンと、上記揺動カムの先端と上記ロッド状リンクの一端とを相対回転可能に連結する第2ピンと、上記ロッカアームの他端とロッド状リンクの他端とを相対回転可能に連結する第3ピンと、を有することを1つの特徴としている。
【0008】
このような構成により、機関の回転に同期して駆動軸が軸周りに回転すると、偏心カムの軸心が駆動軸の軸心周りに回転する形となり、これに伴い、リング状リンク,ロッカアーム,ロッド状リンクを介して揺動カムが駆動軸を中心に所定角度の範囲で揺動し、吸排気弁が開閉される。
【0009】
また、制御軸の回転位置(位相)を変化させることで、制御カムの軸心と駆動軸の軸心との距離が変化し、つまりロッカアームの揺動支点が変化し、これによって、吸気弁のリフト特性が可変制御される。具体的には、制御カムの軸心が駆動軸の軸心に接近するほど、吸気弁の(最大)リフト量が大きくなる。
【0010】
そして、請求項1の発明は、上記駆動軸又は制御軸の内部を通って、上記駆動軸又は制御軸の軸受部分を直接的に潤滑した潤滑油を、上記第1ピン又は第2ピンの軸受部分へ案内する手段を有することを特徴としている。
【0011】
より具体的には、第1ピンの軸受部分へ潤滑油を案内する手段として、請求項2の発明は、上記ロッカアームに、上記制御カムを回転可能に支持する略円筒状の制御カム軸受円筒部を設けるとともに、この制御カム軸受円筒部に、内周から外周へ貫通する第1切欠部を設け、少なくとも上記揺動カムが吸排気弁を閉弁する方向に最も引き上げられた状態で、上記第1ピンの軸受部分が上記第1切欠部の鉛直下方に位置するように設定したことを特徴としている。
【0012】
このような構成により、ロッカアームの制御カム軸受円筒部の内周と、制御カムの外周との摺動面を直接的に潤滑した潤滑油は、第1切欠部より排出される。ここで、少なくとも揺動カムが吸排気弁を閉弁する方向に最も引き上げられた状態で、第1ピンの軸受部分が第1切欠部の鉛直下方に位置しているため、第1切欠部より滴下した潤滑油は、第1ピンの軸受部分に適宜に供給される。この結果、第1ピンの軸受部分を効果的に潤滑することができる。
【0013】
加えて請求項3の発明は、上記リング状リンクの先端に、上記第1ピンに摺接する内周と上記第1切欠部に対向し得る外周とを貫通する貫通部を設けたことを特徴としている。
【0014】
この場合、第1切欠部から滴下した潤滑油が、上記貫通部を通ってより確実に第1ピンの軸受部分に供給されるようになる。
【0015】
請求項4の発明は、上記ロッカアームに、上記第1切欠部の端部から上記第1ピンの軸受部分へ向けて延びるガイド部を設けたことを特徴としている。
【0016】
この場合、第1切欠部から滴下した潤滑油が、上記ガイド部によって外部に飛散することなく、より確実に第1ピンの軸受部分に供給されるようになる。
【0017】
また、第2ピンの軸受部分へ潤滑油を案内する手段として、請求項5の発明は、上記カムシャフトに、上記駆動軸と摺接する内周から外周へ貫通する第2切欠部を設け、少なくとも上記制御カムの軸心が上記駆動軸の軸心に最も接近し、かつ、上記揺動カムが吸排気弁を開弁方向に最も押し下げた状態で、上記第2ピンの軸受部分が上記第2切欠部の鉛直下方に位置するように設定したことを特徴としている。
【0018】
このような構成により、駆動軸とカムシャフトとの摺動面を直接的に潤滑した潤滑油は、第2切欠部より滴下され、この第2切欠部の鉛直下方に位置する第2ピンの軸受部分へ供給される。この結果、第2ピンの軸受部分が適宜に潤滑される。
【0019】
特に、この発明では、少なくとも上記制御カムの軸心が上記駆動軸の軸心に最も接近し、かつ、上記揺動カムが吸排気弁を開弁方向に最も押し下げた状態、すなわち第2ピンに最も大きな荷重が作用する状態で、第2ピンの軸受部分が確実に潤滑されるため、この第2ピンの軸受部分の磨耗,フリクションの増加をより効果的に抑制することができる。
【0020】
また、請求項6の発明は、シリンダヘッドの内部に、上記揺動カムとバルブリフターとの摺動部分を潤滑するオイルバスを凹設し、少なくとも上記吸排気弁のリフト開始状態で、上記第2ピンの軸受部分がオイルバスに接するように設定したことを特徴としている。
【0021】
この場合、吸排気弁の全リフト行程において、第2ピンの軸受部分を確実に潤滑することができ、特に潤滑不足を生じ易い始動時の潤滑に非常に効果がある。
【0022】
また、第3ピンの軸受部分へ潤滑油を案内する手段として、請求項7,8の発明は、少なくとも上記制御カムの軸心が上記駆動軸の軸心に最も接近し、かつ、上記揺動カムが吸排気弁を閉弁する方向に最も引き上げられた状態で、上記第3ピンの軸心と上記揺動カムのカムノーズ先端とを結ぶ線が、上記第3ピンに対向する揺動カムの背面に対して略直交するように設定したことを特徴としている。
【0023】
揺動カムは駆動軸の回転と共に揺動させられるが、べースサークル状態で回転方向が変化する時、つまり、揺動カムが吸排気弁を閉弁する方向側へ最も引き上げられたときに、揺動カムの背面に付着したオイルを上方に飛散させる。この時に、本発明では、第3ピンの軸心と揺動カムのカムノーズ先端とを結ぶ線が、揺動カムの背面に対して略直交しているため、第3ピンに向かって潤滑油が飛散する形となり、この第3ピンの軸受部分へ効果的に潤滑油を案内,供給することが可能となる。
【0024】
特に、この発明では、制御カムの軸心が駆動軸の軸心に最も接近し、最大リフト量が最も大きくなる状態、すなわち第3ピンにかかる荷重が最も大きくなり得る状態で、第3ピンの軸受部分を潤滑する構成となっているため、より効果的に第3ピンの軸受部分の摩耗,摩擦係数低減によるフリクションを抑制することができる。
【0025】
加えて、請求項9の発明のように、上記揺動カムの背面にオイル溜部を凹設した場合、より多くの潤滑油を揺動カムの背面側から飛散させることができ、その潤滑性を更に向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、第1,第2,第3ピンの内部に油路を設けるというような複雑な構造を用いることなく、これらのピンの軸受部分へ潤滑油を供給し、適宜に潤滑することができる。この結果、ピンの軸受部分の摩耗の防止並びに摩擦係数低減によるフリクションの低減化を図ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
【0028】
図1〜5は、この発明の第1実施例に係る内燃機関の可変動弁装置を示している。
【0029】
図1,2に示すように、この可変動弁装置は、機関の回転に同期して回転する駆動軸15と、この駆動軸15の外周に相対回転可能に設けられ、吸気弁(又は排気弁)11を駆動する揺動カム13を外周に有する略円筒状のカムシャフト12と、駆動軸15の外周に固定され、その軸心X1が駆動軸15の軸心X2に対して適宜に偏心した偏心カム16と、リング状の基部21aで偏心カム16に相対回転可能に外嵌するリング状リンク21と、を有している。
【0030】
また、可変動弁装置は、駆動軸15と平行に延びる制御軸17と、この制御軸17の外周に固定され、その軸心Y1が制御軸17の軸心Y2に対して適宜に偏心した制御カム18と、この制御カム18の外周に相対回転可能に外嵌するロッカアーム19と、このロッカアーム19と揺動カム13とを連結するロッド状リンク24と、を有している。
【0031】
リング状リンク21の先端21bとロッカアーム19の一端とは、第1ピン20を介して相対回転可能に連結され、揺動カム13の先端部13cとロッド状リンク24の一端とは、第2ピン22を介して相対回転可能に連結され、ロッカアーム19の他端とロッド状リンク24の他端とは、第3ピン23を介してを相対回転可能に連結されている。
【0032】
このような構成により、機関の回転に同期して駆動軸15が軸周りに回転すると、偏心カム16の軸心X1が駆動軸15の軸心X2周りに回転する形となり、これに伴い、リング状リンク21,ロッカアーム19,ロッド状リンク24を介して揺動カム13が駆動軸15を中心に所定角度の範囲で揺動し、吸気弁11が開閉される。
【0033】
各部の構成を詳述すると、吸気弁11は、揺動カム13に当接するバルブリフター11aを上端に有し、シリンダヘッド10に図外のバルブガイドを介して摺動自在に設けられている。
【0034】
駆動軸15は、シリンダヘッド10の上部を全気筒にわたって機関前後方向に延びており、シリンダヘッド10の上面と下部ブラケット14bの下面との間に挟み込まれる形で軸周りに回転可能に支持されている。この駆動軸15の一端には図示せぬ従動スプロケットが取り付けられ、タイミングチェーンを介して機関のクランクシャフトから回転力が伝達される。
【0035】
また、駆動軸15は、内部に軸方向油路15aが形成された中空状に形成されているとともに、その内周から外周へ貫通する径方向油路15bが形成されている。そして、シリンダヘッド10側から軸方向油路15aを通って導入された潤滑油が、径方向油路15bを通って駆動軸15の軸受部分を直接的に潤滑するように構成されている。
【0036】
制御軸17は、ボルト14cによりシリンダヘッド10側へ締結された一対のカムブラケット14a,14bの間に挟み込まれる形で軸周りに回転可能に支持されており、その一端に取り付けられた図外のアクチュエータによって所定角度で回転制御される。
【0037】
この制御軸17は、内部に軸方向油路17aが形成された中空状に形成されている。そして、軸方向油路17aを介して導入された潤滑油によって、制御軸17の軸受部分を直接的に潤滑する構成となっている。具体的には、軸方向油路17aに導入された潤滑油は、制御カム18の外周と制御軸17の内周とを貫通する径方向油路17bを通って、制御カム18外周とロッカアーム19内周との摺動部分に直接的に導入され、この部分を潤滑する。なお、径方向油路17bは、図3に示すように、制御カム18の軸方向2箇所に設けられている。
【0038】
図3は図1の矢視Aに対応し、図4はロッカアーム19単体の図1の矢視Bに対応している。
【0039】
ロッカアーム19は、制御カム18を回転可能に支持する円筒状の制御カム軸受円筒部19cと、この制御カム軸受円筒部19cの外周から径方向に延びる一対の薄板状の第1ピン連結部19a及び一対の薄板状の第3ピン連結部19bと、により構成されている。
【0040】
制御カム軸受円筒部19cには、その下方側に、制御カム18が挿通する内周から外周へ貫通する第1切欠部19dが形成されている。この第1切欠部19dは、図3に示すように、リング状リンク21に対応した軸方向中央位置で、リング状リンク21と同じ軸方向幅に設定され、かつ、周方向に約半周にわたって形成されている。
【0041】
図5は、図2の矢視Cに対応し、カムシャフト12を単体で示している。カムシャフト12の外周には、各気筒の一対の吸気弁11を駆動する一対の揺動カム13の他、一方の揺動カム13に対向するフランジ部12aが設けられている。これら一方の揺動カム13とフランジ部12aとの間にロッド状リンク24の一端を配置した状態で第2ピン22を貫通させることにより、揺動カム13の先端とロッド状リンク24の一端とが回転可能に連結される。
【0042】
このカムシャフト12には、ロッド状リンク24に対応する軸方向位置に、駆動軸15との摺動面12bとなる内周から外周へ貫通する第2切欠部12cが形成されている。すなわち、第2切欠部12cは、ロッド状リンク24に対応する一定の軸方向幅を有し、かつ、周方向に略半周にわたって形成されている。
【0043】
この可変動弁装置の作用を簡単に説明すると、制御軸17は、その一端部に設けられた図外の電磁アクチュエータによって所定の回転角度範囲内で回転制御されており、この電磁アクチュエータは、図外のコントローラからの制御信号によって機関の運転状態に応じて駆動される。そして、制御軸17の回転位置(位相)に応じて、制御カム18の軸心Y1と駆動軸15の軸心X2との距離が変化し、つまりロッカアーム19の揺動支点Y1の位置が変化し、これによって、吸気弁11のリフト特性が可変制御される。具体的には、制御カム18の軸心Y1が駆動軸15の軸心X2に接近するほど、吸気弁11の(最大)リフト量は大きくなる。
【0044】
そして本実施例では、駆動軸15,制御軸17の内部を通って、駆動軸15,制御軸17の軸受部分を直接的に潤滑した潤滑油を、第1,第2ピン20,22の軸受部分へ案内,供給し、このような内部に油路が形成されていない第1,第2ピン20,22の軸受部分を確実に潤滑するように構成されている。
【0045】
先ず、第1ピン20の軸受部分へ潤滑油を案内する手段について、具体的に説明する。制御軸17の軸方向油路17aには、シリンダヘッド10側より潤滑油が導入される。この潤滑油は、径方向油路17bを通って、制御カム18外周とロッカアーム19の制御カム軸受円筒部19c内周との摺動面を直接的に潤滑した後、第1切欠部19dより外部に排出される。
【0046】
ここで、図1に示すように、揺動カム13の先端部13cが吸気弁11を閉弁する方向(図1の時計回りの方向)に最も引き上げられた状態で、第1切欠部19dの鉛直下方領域に、第1ピン20の軸受部分、すなわち第1ピン20がリング状リンク21の先端21b及びロッカアーム19の一端を挿通する部分が位置するように設定されている。
【0047】
このため、第1切欠部19dより滴下された潤滑油は、ロッカアーム19の一端とリング状リンク21の先端21bとの軸方向隙間より第1ピン20の軸受部分へ適宜に供給され、この部分を潤滑する。従って、第1ピン20の軸受部分の摩耗の抑制,摩擦係数低減によるフリクションの低減化を図ることができる。また、このようなフリクションの低減は、リンク機構の各部の応力低減やリフトのバラツキの低減にも非常に効果がある。
【0048】
次に、第2ピン22の軸受部分へ潤滑油を案内,供給する手段について説明する。
【0049】
シリンダヘッド10側より駆動軸15の軸方向油路15aに導入された潤滑油は、径方向油路15bを通って駆動軸15外周とカムシャフト12内周との摺動面12bを直接的に潤滑した後、第2切欠部12cより外部に排出される。
【0050】
ここで、図2に示すように、吸気弁11の最大リフト量が最も大きくなるように、制御軸17の回転制御により制御カム18の軸心Y1が駆動軸15の軸心X2に最も接近し、かつ、駆動軸15の回転に伴って揺動カム13が吸気弁11を開弁方向に最も押し下げた状態、すなわち揺動カム13の先端部13cが図2の反時計回りの方向に最も回動された状態において、第2切欠部12cの鉛直下方領域に、第2ピン22の軸受部分が位置するように設定されている。すなわち、第2切欠部12cが第2ピン22の直上に位置する構成となっている。
【0051】
この結果、第2切欠部12cから滴下した潤滑油は、ロッド状リンク24の一端と、揺動カム13の先端部13cあるいはフランジ部12aの先端部との軸方向隙間を通って、第2ピン22の軸受部分へ適宜に供給され、この軸受部分を確実に潤滑することができる。この結果、第1ピン20の場合と同様、第2ピン22の軸受部分の摩耗の抑制,摩擦係数低減によるフリクションの低減化を図ることができる。
【0052】
ここで本実施例では、図2に示すように、吸気弁11の最大リフト量が最も大きく、かつ吸気弁11が最もリフトした状態、すなわち、高回転,高負荷時で第2ピン22への入力荷重が最も大きくなる状態のときに、第2ピン22の軸受部分に潤滑油が供給されるため、第2ピン22の軸受部分の磨耗等を極めて効率良く抑制することができる。
【0053】
次に、第3ピン23の軸受部分へ潤滑油を案内する手段について、図6〜8に示す第2実施例を用いて説明する。なお、後述する実施例において、既に上述した部分には同一参照符号を付して重複する説明を適宜省略する。
【0054】
図6に示すように、最大リフト量が最も大きくなるように制御軸17が回転制御され、具体的には制御カム18の軸心Y1が駆動軸15の軸心X2に最も接近し、かつ、駆動軸15の回転に応じて揺動カム13の先端部13cが吸気弁11を閉弁する方向(図6の時計回りの方向)に最も引き上げられた状態において、第3ピン23の軸心と揺動カム13のカムノーズ先端を結ぶ線Lが、カム面の反対側で第3ピン23側に対向し得る平面上の揺動カム13の背面13eに略直交するように設定されている。
【0055】
図7はカムシャフト12を単体で示している。この図7にも示すように、揺動カム13の背面13e側には、オイル溜め部13fが凹設されている。このオイル溜め部13fは、その壁面が上記の線Lと滑らかに連なるような湾曲面をなしている。
【0056】
図8はロッカアーム19を単体で示している。この図8に示すように、ロッカアーム19の一方の第3ピン連結部19bには、第3ピン23が挿通する内周へ貫通する第3切欠部19fが形成されている。詳述すると、この第3切欠部19fは、ロッド状リンク24に対向する一方の軸方向端面に形成され、所定の軸方向幅を有するスリット状に凹設されている。
【0057】
本実施例の作用を説明すると、揺動カム13は駆動軸15の回転と共に揺動させられるが、べースサークル状態で回転方向が変化する時、つまり、揺動カム13が最も引き上げられたときに、背面13eに付着したオイルを上方に飛散させる。この時に、上記のように第3ピン23の軸心と揺動カム13のカムノーズ先端を結ぶ線Lが、揺動カム13の背面13eと略直交しているため、第3ピン23に向かって潤滑油が飛散する形となり、この第3ピン23の軸受部分へ効果的に潤滑油を案内,供給することが可能となる。
【0058】
特に本実施例では、揺動カム13の背面13eにオイル溜め部13fが設けられているため、より多くの潤滑油を背面13e側から飛散させることができ、かつ、この飛散した潤滑油を、第3切欠部19fを介してより確実に第3ピン23の軸受部分へ供給することができる。
【0059】
この結果、上記第1ピン20や第2ピン22の場合と同様、第3ピン23の軸受部分の摩耗の防止,及び摩擦係数低減によるフリクションの低減化を図ることができる。
【0060】
特に、本実施例では、制御軸17の回転制御により最大リフト量が最も大きくなる状態、すなわち第3ピン23にかかる荷重が最大となる状態で、第3ピン23の軸受部分を潤滑する構成となっているため、より効果的に摩耗の防止,摩擦係数低減によるフリクションの低減化を図ることができる。
【0061】
図9〜12は、上記第1実施例を更に改良した実施例を示している。
【0062】
図9に示す第3実施例では、リング状リンク21の先端21bに、第1ピン20が挿通する内周側の連結孔21cから第1切欠部19dに対向し得る外周へ貫通する貫通孔(貫通部)21dが設けられている。この場合、第1切欠部19dから滴下した潤滑油が、貫通孔21dを通って第1ピン20の軸受部分へ更に確実に供給されるようになり、その潤滑効果を向上させることができる。
【0063】
また、図10に示す第4実施例では、リング状リンク21の先端21bに、連結孔21cと直交する方向に延び、内周側の連結孔21cから外周へ貫通するスリット(貫通部)21eが設けられている。このスリット21eは、上方へ向けて広がる略扇状に形成されており、上記第3実施例の場合よりも更に効果的に第1ピン20の軸受部分へ潤滑油を導入することができる。
【0064】
更に、図11,12に示す第5実施例では、ロッカアーム19の一対の第1ピン連結部19aの軸方向間隙に、第1切欠部19dの端部から第1ピン20の軸受部分へ向けて延びるガイド部19eが介装されている。この場合、第1切欠部19dから排出された潤滑油が、ガイド部19eにより外部に飛散することなく、より確実に第1ピン20の軸受部分へ供給されるようになり、その潤滑効果を向上させることができる。
【0065】
図13は、第2ピン22の軸受部分の潤滑性を改良する第6実施例を示している。ここでは、シリンダヘッド10の内部に、揺動カム13とバルブリフター11aとの摺動部分10bと、バルブリフター11aとシリンダヘッド10との摺動部分10aと、を潤滑するためのオイルバス25が凹設されている。そして、少なくとも吸気弁11のリフト開始状態で、第2ピン22の軸受部分がオイルバス25に接するように設定されている。
【0066】
この実施例によれば、吸気弁11の全リフト行程において、第2ピン22の軸受部分に確実に潤滑油が供給されるため、特に潤滑不足が生じ易い始動時の潤滑に非常に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る可変動弁装置を示す閉弁状態での断面対応図。
【図2】第1実施例の可変動弁装置を示す開弁状態での断面対応図。
【図3】図1の矢視Aに対応する図。
【図4】図1の矢視Bに対応するロッカアーム単体の図。
【図5】図2の矢視Cに対応するカムシャフト単体の図。
【図6】本発明の第2実施例に係る可変動弁装置を示す断面対応図。
【図7】第2実施例のカムシャフトを単体で示す図。
【図8】第2実施例のロッカアームを単体で示す図。
【図9】本発明の第3実施例の要部を示す断面対応図。
【図10】本発明の第4実施例の要部を示す断面対応図。
【図11】本発明の第5実施例の要部を示す断面対応図。
【図12】上記第5実施例のロッカアームを単体で示す図。
【図13】本発明の第6実施例に係る可変動弁装置を示す断面対応図。
【図14】従来例に係る内燃機関の可変動弁装置を示す構成図。
【符号の説明】
11…吸気弁
12…カムシャフト
12c…第2切欠部
13…揺動カム
13e…背面
13f…オイル溜め部
15…駆動軸
16…偏心カム
17…制御軸
18…制御カム
19…ロッカアーム
19d…第1切欠部
19e…ガイド部
20…第1ピン
21…リング状リンク
22…第2ピン
23…第3ピン
24…ロッド状リンク
25…オイルバス

Claims (9)

  1. 機関の回転に同期して回転する駆動軸と、
    この駆動軸の外周に相対回転可能に設けられ、吸排気弁を駆動する揺動カムを外周に有する略円筒状のカムシャフトと、
    上記駆動軸の外周に固定され、この駆動軸の軸心に対して偏心した偏心カムと、
    この偏心カムの外周に相対回転可能に設けられたリング状リンクと、
    上記駆動軸と平行に延びる制御軸と、
    この制御軸の外周に固定され、この制御軸の軸心に対して偏心した制御カムと、
    この制御カムの外周に相対回転可能に設けられたロッカアームと、
    このロッカアームと上記揺動カムとを連結するロッド状リンクと、
    上記リング状リンクの先端と上記ロッカアームの一端とを相対回転可能に連結する第1ピンと、
    上記揺動カムの先端と上記ロッド状リンクの一端とを相対回転可能に連結する第2ピンと、
    上記ロッカアームの他端とロッド状リンクの他端とを相対回転可能に連結する第3ピンと、を有する内燃機関の可変動弁装置であって、
    上記駆動軸又は制御軸の内部を通って、上記駆動軸又は制御軸の軸受部分を直接的に潤滑した潤滑油を、上記第1ピン又は第2ピンの軸受部分へ案内する手段を有することを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 上記ロッカアームに、上記制御カムを回転可能に支持する略円筒状の制御カム軸受円筒部を設けるとともに、この制御カム軸受円筒部に、内周から外周へ貫通する第1切欠部を設け、少なくとも上記揺動カムが吸排気弁を閉弁する方向に最も引き上げられた状態で、上記第1ピンの軸受部分が上記第1切欠部の鉛直下方に位置するように設定したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 上記リング状リンクの先端に、上記第1ピンに摺接する内周と上記第1切欠部に対向し得る外周とを貫通する貫通部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 上記ロッカアームに、上記第1切欠部の端部から上記第1ピンの軸受部分へ向けて延びるガイド部を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  5. 上記カムシャフトに、上記駆動軸と摺接する内周から外周へ貫通する第2切欠部を設け、少なくとも上記制御カムの軸心が上記駆動軸の軸心に最も接近し、かつ、上記揺動カムが吸排気弁を開弁方向に最も押し下げた状態で、上記第2ピンの軸受部分が上記第2切欠部の鉛直下方に位置するように設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  6. シリンダヘッドの内部に、上記揺動カムとバルブリフターとの摺動部分を潤滑するオイルバスを凹設し、少なくとも上記吸排気弁のリフト開始状態で、上記第2ピンの軸受部分がオイルバスに接するように設定したことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  7. 少なくとも上記制御カムの軸心が上記駆動軸の軸心に最も接近し、かつ、上記揺動カムが吸排気弁を閉弁する方向に最も引き上げられた状態で、上記第3ピンの軸心と上記揺動カムのカムノーズ先端とを結ぶ線が、上記第3ピンに対向する揺動カムの背面に対して略直交するように設定したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁装置。
  8. 機関の回転に同期して回転する駆動軸と、
    この駆動軸の外周に相対回転可能に設けられ、吸排気弁を駆動する揺動カムを外周に有する略円筒状のカムシャフトと、
    上記駆動軸の外周に固定され、この駆動軸の軸心に対して偏心した偏心カムと、
    この偏心カムの外周に相対回転可能に設けられたリング状リンクと、
    上記駆動軸と平行に延びる制御軸と、
    この制御軸の外周に固定され、この制御軸の軸心に対して偏心した制御カムと、
    この制御カムの外周に相対回転可能に設けられたロッカアームと、
    このロッカアームと上記揺動カムとを連結するロッド状リンクと、
    上記リング状リンクの先端と上記ロッカアームの一端とを相対回転可能に連結する第1ピンと、
    上記揺動カムの先端と上記ロッド状リンクの一端とを相対回転可能に連結する第2ピンと、
    上記ロッカアームの他端とロッド状リンクの他端とを相対回転可能に連結する第3ピンと、を有する内燃機関の可変動弁装置であって、
    少なくとも上記制御カムの軸心が上記駆動軸の軸心に最も接近し、かつ、上記揺動カムが吸排気弁を閉弁する方向に最も引き上げられた状態で、上記第3ピンの軸心と上記揺動カムのカムノーズ先端とを結ぶ線が、上記第3ピンに対向する揺動カムの背面に対して略直交するように設定したことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  9. 上記揺動カムの背面にオイル溜部を凹設したことを特徴とする請求項7又は8に記載の内燃機関の可変動弁装置。
JP01647299A 1999-01-26 1999-01-26 内燃機関の可変動弁装置 Expired - Fee Related JP4136153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01647299A JP4136153B2 (ja) 1999-01-26 1999-01-26 内燃機関の可変動弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01647299A JP4136153B2 (ja) 1999-01-26 1999-01-26 内燃機関の可変動弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000213316A JP2000213316A (ja) 2000-08-02
JP4136153B2 true JP4136153B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=11917221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01647299A Expired - Fee Related JP4136153B2 (ja) 1999-01-26 1999-01-26 内燃機関の可変動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4136153B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4304255B2 (ja) * 2003-12-09 2009-07-29 日産自動車株式会社 内燃機関の可変動弁機構
JP4816532B2 (ja) * 2007-01-25 2011-11-16 日産自動車株式会社 エンジンの動弁機構
JP2009047046A (ja) * 2007-08-17 2009-03-05 Hitachi Ltd 内燃機関の動弁装置
JP4933474B2 (ja) * 2008-04-03 2012-05-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の動弁装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000213316A (ja) 2000-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3989867B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
EP2025887A1 (en) Variable valve driving apparatus of internal combustion engine
JP4136153B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3971882B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4091709B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3975032B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
US20090050086A1 (en) Variable valve driving apparatus of internal combustion engine
JP4006160B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3914631B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4011222B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4138128B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4153806B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3933349B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3879179B2 (ja) 可変動弁機構
JP2000314329A (ja) 内燃機関の可変動弁装置における作動センサ故障時処理装置
JP4105970B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP3917747B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP4323539B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4141055B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4897631B2 (ja) 動弁装置の潤滑構造
JP4546435B2 (ja) 内燃機関のリフト量可変動弁装置
JP2636741B2 (ja) バルブタイミング調整装置
JPH0755285Y2 (ja) 4サイクルエンジンの動弁装置
JP4200375B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP3261958B2 (ja) 動弁装置の潤滑構造

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080520

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees