JP5560584B2 - 電子打楽器 - Google Patents

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Description

この発明は、複数のパッドを有する楽器本体と該楽器本体に着脱可能なフットペダルとを有してなり、前記パッドやフットペダル個々の操作に応じて予め割り当て済みの様々なリズム音色の楽音を発生する電子打楽器に関する。特に、フットペダルが使用できない場合に、該フットペダルに予め割り当て済みのリズム音色の楽音を任意のパッドの操作に応じて発生させることができるようにした技術に関する。
従来から、タッチセンサ付きのパッド型の演奏操作子(以下、単にパッドと呼ぶ)を1乃至複数有してなり、演奏者が該パッドを叩くことで各パッドに予め割り当てられている例えばバスドラム、スネアドラム、ロータム、ハイタム、ハイハットクローズ、ハイハットオープンなどのドラム音色の楽音、あるいはマリンバやティンパニなどのような音階音を持つ楽器音色の楽音などを発生する電子打楽器が知られている。また、前記1乃至複数のパッドを有する楽器本体とは別に演奏者が足で踏んで操作するフットペダル(フットスイッチとも呼ばれる)が用意されており、前記楽器本体に1乃至複数のフットペダルを接続することで該フットペダルを操作してもドラム音色の楽音を発生させることができるようになっている。
このような電子打楽器には、例えば自然楽器におけるドラム構成にあわせて複数パッド及びフットペダルに割り当てる多数のドラム音色を組み合わせた音色データセット(所謂ドラムキットなど)が予め多数用意されている。演奏者は音色データセットを選択するだけで、該電子打楽器を好みの楽器構成のものとして利用することができる。こうした装置の一例を挙げると、下記に示す特許文献1又は2に記載の電子打楽器や装置がある。なお、本明細書においてパッドやフットペダルに対して割り当てる音色をリズム音色と呼ぶ。また、リズム音色は上記したようなドラム音色や音階音を持つ楽器音色の他にも、動物の鳴き声や風の音などの多様な効果音を含んでいてよい。
特許文献1に記載された装置においては、パッドの操作時にフットペダルを同時に操作させることによって各パッドに予め割り当てられている音階音を半音ずつ変化させるようにしている。すなわち、複数の各パッドに対して予め1つの音階音を割り当てておくのであるが、1つの音階音毎に1個のパッドを割り当てると当然にパッドの数が足りなくなることから、パッド操作とフットペダル操作との組み合わせに従って異なる音階音を発生させるようにすることによって、少ないパッドでより多くの音階音を発生させることができるようにしている。これにより、数に限りあるパッドの節約を図っている。一方、特許文献2に記載された装置においては、演奏者が所定のペダル割り当てスイッチを押しながら所望のパッドを叩くことによって、叩いたパッドに割り当てられていたリズム音色をフットペダルに割り当てることができるようにしている。
特開平9−160544号 特開平8−278781号
上記したように、特許文献1や特許文献2に記載したような複数パッドを有する従来の電子打楽器においては、複数のパッドを有する楽器本体に別体のフットペダルを接続することによって、該接続したフットペダルに対して単にリズム音色を割り当てておきペダル操作に応じて前記リズム音色の楽音を発生させる機能だけでなく、音階音を半音ずつ変化させるあるいはフットペダルのリズム音色をパッドに割り当て済みのリズム音色に変更するなどの様々な機能を持たせることができるようになっている。こうした多様な機能を付することができる前記フットペダルは楽器本体と別体であることから、演奏者はわざわざフットペダルを用意して楽器本体に接続しなければならない。ただし、演奏者によってはフットペダルを用意することができない場合があり、そうした場合には上記したような様々な機能を使用することができなくなる。
ところで、楽器本体にフットペダルが接続されていないような場合に、該フットペダルに割り当て済みのリズム音色の楽音を発生させる機能までをも使用できなくなるのは演奏者にとって音楽表現の幅が狭まるなどの点で非常に都合が悪い。しかし、従来知られた装置はフットペダルありき、つまりはフットペダルが接続されていることを前提とするものであって、フットペダルが接続されていない場合にフットペダルの前記機能を楽器本体側でどのようにして補うかについては全く考慮されていない。この点に関し、フットペダルが接続されていない場合に演奏者がフットペダルに割り当て済みのリズム音色を適宜に所望のパッドに割り当てることで該パッド操作により該当リズム音色の楽音を発生できるようにすることが考えられるが、従来の装置においては音色データセット(所謂ドラムキットなど)を選択するたびに前記パッドへのフットペダル向きの音色割り当て操作を演奏者がわざわざ行わなければならず非常に面倒である、という問題が生じ得る。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、パッドやフットペダルの操作に応じて各々に予め割り当て済みの様々なリズム音色の楽音を発生する電子打楽器において、フットペダルが使用できない場合に、該フットペダルに割り当て済みのリズム音色の楽音を、任意のパッドの操作に応じて発生させることが容易にできるようにした電子打楽器を提供しようとするものである。
本発明に係る電子打楽器は、複数のパッドとフットペダル各々の操作に応じて、前記パッド及びフットペダルそれぞれに予め割り当て済みのリズム音色の楽音を発生する電子打楽器であって、前記フットペダルの使用可否を判定する判定手段と、前記パッドのうちいずれかを特定するパッド特定情報を記憶する手段と、前記判定手段により前記フットペダルが使用できないと判定された場合に、当該フットペダルに割り当てられているリズム音色を前記パッド特定情報で特定されるパッドに割り当てる音色変更手段とを具える。
本発明によると、フットペダルの使用可否を判定してフットペダルが使用できないと判定した場合に、該フットペダルに割り当てられているリズム音色を複数パッドの中からパッド特定情報で特定されるいずれかのパッドに自動的に割り当てるようにした。このように、フットペダルに割り当てられているリズム音色を任意のパッドのいずれかに自動的に割り当てることによって、演奏者はフットペダルが接続されていない場合あるいは接続済みのフットペダルを用いない場合などといったフットペダルが使用できない(使用しない)場合であっても、前記パッドを操作することで前記フットペダルに割り当て済みのリズム音色の楽音を発生させることが容易にできるようになる。
本発明の好ましい実施例として、前記パッド及びフットペダルそれぞれに割り当てるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を複数記憶する記憶手段と、前記音色設定情報のうちいずれかを選択する選択手段とをさらに具えてなり、前記選択された音色設定情報に従って前記パッドのそれぞれにリズム音色を割り当てる際に、前記音色変更手段は、前記選択された音色設定情報にてフットペダルに割り当てられているリズム音色を前記パッド特定情報で特定されるパッドに割り当てることを特徴とする。これによると、別の音色設定情報の選択に応じて各パッドに対してリズム音色が再設定される場合であっても、演奏者は一度いずれかのパッドにフットペダル向きのリズム音色を設定しておけば、既にフットペダル用のリズム音色が割り当てられたパッドに対して、前記選択された音色設定情報に定義されているフットペダル用のリズム音色が自動的に割り当てられることから、演奏者自身による再設定の手間を省くことができて有利である。
この発明によれば、フットペダルが使用できない場合に、該フットペダルに割り当てられているリズム音色を、パッド特定情報で特定されるいずれかのパッドに自動的に割り当てるようにしたことから、演奏者は、該フットペダルに割り当て済みのリズム音色をいずれかのパッドに割り当て変更するための特段の割り当て変更操作を行うことなく、当該パッドを操作することで前記フットペダルに割り当て済みのリズム音色の楽音を発生させることが容易にできるようになる、という効果を得る。
また、音色設定情報の選択に応じた音色変更の際に、既にフットペダル用のリズム音色が割り当てられたパッドに対し、前記選択された音色設定情報に定義されているフットペダル用のリズム音色を自動的に割り当てることから、演奏者自身がフットペダルに割り当て済みのリズム音色をいずれかのパッドに割り当て変更するための特段の割り当て変更操作をわざわざ行わなくてすみ、非常に有利である。
この発明に係る電子打楽器の全体構成を示したハード構成ブロック図である。 電子打楽器本体の一実施例を示す概念図である。 メイン処理の前半処理の一実施例を示すフローチャートである。 メイン処理の後半処理の一実施例を示すフローチャートである。 音色データセットのデータ構成の一実施例を示す概念図である。 パッド管理情報のデータ構成の一実施例を示す概念図であり、ユーザ操作に伴い行われるデータ更新の具体例について場合を分けて示したものである。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る電子打楽器の全体構成を示したハード構成ブロック図である。本実施例に示す電子打楽器は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される。CPU1は、この電子打楽器全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してROM2、RAM3、入力操作部(パッド等)4、表示部5、音源6、外部記憶装置7、通信インタフェース(I/F)8がそれぞれ接続されている。更に、CPU1には、タイマ割込み処理(インタラプト処理)における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1Aが接続されている。例えば、タイマ1Aはクロックパルスを発生し、発生したクロックパルスをCPU1に対して処理タイミング命令として与えたり、あるいはCPU1に対してインタラプト命令として与える。CPU1は、これらの命令に従って各種処理を実行する。
ROM2は、CPU1により実行あるいは参照される各種制御プログラムや、音色データセット(後述する図4参照)などの各種データ等を格納する。RAM3は、CPU1が所定の制御プログラムを実行する際に発生する各種データなどを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中の制御プログラムやそれに関連するデータを一時的に記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。なお、この実施例においては、ROM2に記憶されている音色データセットを直接参照して1乃至複数の各パッドに対してそれぞれリズム音色を割り当てるのではなく、音色データセットから読み出されてパッド管理情報(詳しくはパッド管理情報内の現在音色情報、後述する図5参照)に書き込まれた(記憶された)リズム音色を参照して1乃至複数の各パッドに対してそれぞれリズム音色を割り当てるようになっている。
入力操作部4は、演奏者による例えば叩く操作の検出に応じて楽音の発生を指示する演奏情報(例えばパッドオンデータなど)を生成するタッチセンサ付きの1乃至複数のパッド(演奏操作子)を含んでなる。この他に、音色データセットを選択するデータセット選択スイッチ(選択手段)、フットペダルFが楽器本体に接続されていない(又はフットペダルFは実際に接続されているがこれを使用しない、つまり接続されていないと看做してこれを使用しないよう指示する)又はフットペダルFが楽器本体に接続されている(又はフットペダルFは実際に接続されておりこれを使用するよう指示する)のいずれか、つまりフットペダルの使用可否を指示して「フットペダル未使用モード」のON状態/OFF状態の切り替えを行う指示ボタン、楽器本体部Hに少なくとも一部が左右対称に配置されている複数のパッド(図2参照)それぞれに割り当てたリズム音色を左右1組のパッド間で入れ替え指示して「左利きモード」のON状態/OFF状態の切り替えを行う左右切替スイッチ(音色入替手段)、メロディ等の演奏データや自動伴奏データの選択及び/又はこれらに基づく楽音の再生/停止を指示する楽音選択/再生スイッチなどの各種スイッチ類を含む。さらには、音高、音色、効果等を選択・設定・制御するために用いる数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボードなどを含んでいてよい。
表示部5は例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等からなるディスプレイによって構成されてなり、音色データセットの一覧や、楽音発生に係る音色、音量や演奏テンポ等の楽音制御情報(パラメータ)、演奏データや自動伴奏データの一覧、あるいはCPU1の制御状態などといった各種情報を表示する。
音源6は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、例えばユーザによるパッドの操作に応じてバス1Dを経由して与えられる演奏情報等に基づいて楽音を発生する。音源6から発生された楽音は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム6Aから発音される。この音源6から発生された楽音に対して、効果回路など(図示せず)を用いて効果を付与するようにしてよい。なお、音源6の構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源6はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
外部記憶装置7は、音色データセットやCPU1が実行する各種制御プログラムなどの各種情報を記憶する。なお、前記ROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶装置7(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それを前記RAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1に実行させることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶装置7はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記録媒体を利用する記憶装置であってもよい。あるいは、半導体メモリなどであってもよい。
通信インタフェース(I/F)8は、接続されたフットペダルFからの操作信号(例えばペダルオンデータなど)、あるいは図示を省略した外部機器と当該電子打楽器との間で音色データセットや制御プログラムなどの各種情報を送受信する入出力インタフェースとしての機能を備えた、例えばRS-232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)、ブルートゥース(商標)、赤外線送受信器等のインタフェースである。あるいは、LAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワークを介して、本電子打楽器とネットワーク上の外部機器(例えばサーバ装置)とを接続することができ、電子打楽器とサーバ装置との間で音色データセットや演奏データ等の各種情報を送受信することができるネットワークインタフェースであってもよい。こうした通信インタフェース8は、有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。
上記通信インタフェース(I/F)8に接続されうるフットペダルFはオン状態又はオフ状態のいずれかの操作状態をとる操作子であって、前記オフ状態からオン状態(オン操作)又はオン状態からオフ状態(オフ操作)への少なくともいずれか一方の操作に伴って所定の操作信号(データ)を発生することができればよい。フットペダルFが楽器本体に接続されている場合には、フットペダルFの操作に応じて発生される信号が通信インタフェース8を介して入力されて、音色データセットに定義されているフットペダルに割り当て済みのリズム音色で楽音を発生する。他方、フットペダルFが楽器本体に接続されていない場合については、後述する。
ここで、本電子打楽器の楽器本体部について説明する。図2は、電子打楽器本体の一実施例を示す概念図である。この図2に示す電子打楽器本体は楽器本体部H上に操作パネルを有してなり、該操作パネルに薄板状の複数のパッドP1〜P4(ここでは4個)が設けられている。これらのパッドP1〜P4の底部には図示を省略した圧電センサが取り付けられており、この圧電センサによってそれぞれのパッドP1〜P4のオン操作(叩打)又はオフ操作、さらには叩いた強さなどを検出することができるようにしている。
前記複数のパッドP1〜P4の一部は、操作パネルにおいて左右対称に配置される。図2の例では、パッドP1とパッドP3とが左右対称に配置されている。こうした左右対称に配置される1組のパッド間では、左右切替スイッチの操作に応じて各パッドP1,P3それぞれに割り当て済みのリズム音色を相互に入れ替えることができるようになっている。これにより、実質的にパッド配置を左利き用パッド配置と右利き用パッド配置のいずれかに任意に変更することがすばやくできるので、演奏者は当該電子打楽器を左利き用楽器又は右利き用楽器として利用することが簡単な操作でできるようになる。なお、操作パネルにはパッドP1〜P4の他に、図示のようにスピーカSP、ディスプレイDP、各種スイッチSW等が適宜の位置に配置されていてよい。
また、図2から理解できるように、図1に示したフットペダルF以外の各機器は楽器本体部Hに全て内蔵されるようになっている。勿論これに限らず、例えば入力操作部4(特にパッド)や表示部5あるいは音源6などは楽器本体部Hに内蔵されていなくてもよく、これらの各機器が通信インタフェース8を用いて例えばマイクロコンピュータを有する楽器本体部Hに接続されるようになっていてもよい。すなわち、本発明に係る電子打楽器は例えばパーソナルコンピュータやゲーム機器などの形態であってもよい。
次に、フットペダルFが通信インタフェース8を介して楽器本体部Hに接続されていない場合(あるいはフットペダルFは実際には楽器本体に接続されているがこれを使用しないよう指示されている場合)に、フットペダルFに予め割り当てられているリズム音色をユーザ指定(あるいはデフォルト指定)されたいずれかのパッドに割り当て、該パッドの操作に応じてフットペダルFに割り当てられていたリズム音色の楽音を発生できるように音色割り当て(音色設定)を更新する「メイン処理」について、図3を用いて説明する。
図3は、「メイン処理」の一実施例を示すフローチャートである。ただし、ここでは図示の都合上、図3Aに前半処理を、図3Bに前半処理に後続する後半処理をそれぞれ分けて示してある。当該処理はCPU1により実行される処理であって、例えば楽器本体の電源スイッチのオン操作などに従って開始される。
まず、図3Aに示すように、ステップS1は初期設定を実行する。初期設定の一例を挙げると、例えばRAM3に用意されたパッド管理情報などのバッファを初期化(クリア)する、フットペダル未使用モードを「OFF(フットペダルを使用する)」に設定する、左利きモードを「OFF(右利き用パッド配置)」に設定する、音量や効果さらには各種アルゴリズムをデフォルト設定するなどがある。ステップS2は、データセット選択スイッチの操作に従うユーザ所望の音色データセットの読み込み指示を検出したか否かを判定する。音色データセットの読み込み指示を検出していないと判定した場合には(ステップS2のNO)、後述する図3BのステップS8の処理へジャンプする。一方、音色データセットの読み込み指示を検出したと判定した場合には(ステップS2のYES)、ステップS3〜ステップS7の処理を実行する。
ここで、上記「音色データセット」について図4を用いて説明する。図4は、音色データセットのデータ構成の一実施例を示す概念図である。ただし、ここでは図2に示したような4個のパッドP1〜P4を有しかつフットペダルFを1個のみ接続することが可能な電子打楽器で使用するために用意された音色データセットを例にして説明する。
音色データセット(音色設定情報)はROM2や外部記憶装置8等にデータベースなどとして記憶されており、当該電子打楽器が有する4個のパッドP1〜P4及び本電子打楽器本体部Hに外部接続されうる1個のフットペダルFそれぞれに割り当てるリズム音色の組みあわせを定義するものである。1つ1つの音色データセットは、「キット名」と、各パッドP1〜P4に対して割り当てる音色を表す「パッド音色名」と、フットペダルFに対して割り当てる音色を表す「フットペダル音色名」とを有する。
「キット名」は、1つの音色データセットにより割り当てられる複数の「音色」の組み合わせが持つ音楽的な特徴を端的に表す名称である。図示の例では、「ステレオキット」、「ハードロックキット」、「アナログキット」、「マーチキット」といったドラムキットを表す名称が付されている。「パッド音色名」と「ペダル音色名」には、前記「キット名」から演奏者が想起できる複数の楽器音色(音色情報)が定義される。例えば、キット名が「ハードロックキット」の音色データセットには、パッドP1に「ハイハットクローズ」の音色が、パッドP2に「ロックタム」の音色が、パッドP3に「クラッシュシンバル」の音色が、パッドP4に「スネアロックリム」の音色が定義されている。また、フットペダルF(ただし、接続されている場合)に「バスドラムロック」の音色が定義されている。同様に、その他のキット名「ステレオキット」、「アナログキット」、「マーチキット」の各音色データセットには、各パッドP1〜P4及びフットペダルFに対してそれぞれ同図に示されるような音色がそれぞれ定義されている。
なお、音色データセットは、動物の鳴き声や風の音などの多様な効果音の組み合わせを定義したものであってもよい。例えば、キット名「サウンドエフェクトキット」の音色データセットとして、パッドP1に「犬の鳴き声(ワンワン)」の効果音が、パッドP2に「馬のいななき(ヒヒーン)」の効果音が、パッドP3に「猫の泣き声(ニャーニャー)」の効果音が、パッドP4に「雄鶏(コケコッコー)」の効果音が、フットペダルFに「足音(コツコツ)がそれぞれ定義されていてよい。
本発明に係る電子打楽器においては上記した音色データセットを直接参照することによって各パッドに対してリズム音色の割り当てを行うのではなく、RAM3等に確保されるパッド管理情報に書き込まれた音色情報を参照してリズム音色の割り当てを行うようにしている。そこで、音色割り当ての際に参照するパッド管理情報のデータ構成について、図5を用いて説明する。図5は、パッド管理情報のデータ構成の一実施例を示す概念図である。なお、図5ではユーザ操作に伴い行われるデータ更新の具体例について5つの機器設定状態毎に分けて図示しているが、これについては後述する。
図5に示した各図から理解できるように、パッド管理情報は、パッド、初期音色、フットペダル、パッド位置、組み合わせ、現在音色の各情報からなる。パッド情報は、楽器本体部Hに配置されている複数のパッドP1〜P4毎に対応して割り当てられる。図中において、各パッド情報の右側に表示されている数字「1〜4」が楽器本体部Hに配置されている複数のパッドP1〜P4のいずれかを表す。初期音色情報は選択された音色データセットに定義されているパッド毎の音色と同じ音色を表し、データセット選択スイッチの操作に従って音色データセットが選択されるたびに更新される。ただし、左利きモードが「ON」状態のとき、後述する組み合わせ情報に従って音色の入れ替えが行われる。この際には、後述のフットペダル情報も併せて移動する。フットペダル情報は、複数のパッドのうちフットペダルFに予め割り当てられていた音色を代わりに割り当てる対象とするパッドを指定(特定)する。図5(1)の例では、フットペダル情報に「1」が付与されている「パッド1(パッドP1)」がフットペダルFの音色を代わりに割り当てる対象とするパッドに指定されている。
パッド位置情報は、楽器本体部Hに配置されている複数のパッドP1〜P4それぞれの配置位置を表す。組み合わせ情報は、左右切替スイッチの操作に応じて音色入れ替えを行う対象とする楽器本体部Hに左右対称に配置されている左右1組のパッドを表す。この例では、「パッド1(パッドP1)」と「パッド3(パッドP3)」が音色入れ替えを行う対象とする1組のパッドである。この例では、左右切替の組み合わせが1組のものを示したがこれに限らず、複数組あってもよい。その際、組み合わせ情報は「2,3,…」などであってよい。現在音色情報は、各パッドP1〜P4に対して実際に音色を割り当てる際に参照される音色情報である。この現在音色情報は、データセット選択スイッチの操作、指示ボタンの操作、左右切替スイッチの操作の各操作に応じて実行される後述する各処理に従いその内容が更新されうる。
なお、上記したフットペダル情報、パッド位置情報、組み合わせ情報はユーザが任意に設定することができてよい。フットペダル情報を設定する場合つまりフットペダルの音色を割り当てる対象のパッドを指定する場合には、例えば装置上に用意された特定のスイッチを押しながら対象のパッドを叩く操作で実現するようにしてよい。あるいはパッド個別に指示ボタンを用意してそれを操作することによってもよいし、対象のパッドを指定するスライダーを用意してそれを操作することによってでもよい。また、対象となるパッドが固定的に決まっている場合には、指示ボタン1つで対応するようにすればよい。
図3Aのフローチャートの説明に戻って、ステップS3は、選択された音色データセットを読み込み、該読み込んだ音色データセットに基づきパッド管理情報の初期音色情報と現在音色情報とを更新する(図5(1)参照)。このパッド管理情報の現在音色情報の更新に基づき、装置上の各パッドに割り当てられる音色が更新される。ステップS4は、フットペダル未使用モードが既に「ON(フットペダル未使用)」状態であるか否か(フットペダルの使用可否)を判定する。フットペダル未使用モードが「ON」状態であると判定した場合には(ステップS4のYES)、パッド管理情報においてフットペダル情報「1」が付されたパッドを特定し、該特定されたパッドの現在音色情報を前記選択された音色データセットに定義されているフットペダルの音色に変更する(ステップS5)。これにより、パッドのいずれかにフットペダルの音色が割り当てられている状態を、音色データセットの切替えが行われたとしても維持することができるようにしている(図5(3)参照)。
ステップS6は、左利きモードが既に「ON(左利き用パッド配置)」状態であるか否かを判定する。左利きモードが「ON(左利き用パッド配置)」状態であると判定した場合には(ステップS6のYES)、パッド管理情報の組み合わせ情報「1」に基づいてペアとされているパッドの組み合わせを全て抽出し、該抽出した各ペアのパッド毎に現在音色情報を相互に交換して音色を変更する(ステップS7)。これにより、パッドのいずれかにフットペダルの音色が割り当てられている状態を維持することに加えて、さらに左右1組のパッドの音色が入れ替えられている状態を、音色データセットの切替えが行われたとしても維持することができるようにしている。なお、対応する初期音色情報とフットペダル情報も組み合わせに従い更新しておく。
図3Bに示すように、ステップS8は、指示ボタンの操作に従ってフットペダル未使用モードが「OFF(フットペダル使用)」状態から「ON(フットペダル未使用)」状態へと設定変更されたか否か(フットペダルの使用可否)を判定する。フットペダル未使用モードが「OFF」状態から「ON」状態へと設定変更されたと判定した場合には(ステップS8のYES)、パッド管理情報においてフットペダル情報「1」が付されたパッドを特定し、該特定されたパッドの現在音色情報を(現在の)既に選択済みの音色データセットに定義されているフットペダルの音色に変更する(ステップS9)。これに応じて、装置上の該当するパッドの音色がフットペダルの音色に更新される(図5(2)参照)。
ステップS10は、指示ボタンの操作に従ってフットペダル未使用モードが「ON(フットペダル未使用)」状態から「OFF(フットペダル使用)」状態へと設定変更されたか否か(フットペダルの使用可否)を判定する。フットペダル未使用モードが「ON」状態から「OFF」状態へと設定変更されたと判定した場合には(ステップS10のYES)、パッド管理情報においてフットペダル情報「1」が付されたパッドを特定し、該特定されたパッドの現在音色情報を初期音色情報に定義されている音色に変更する(ステップS11)。これに応じて、装置上の該当するパッドの音色がフットペダルの音色から元の音色に戻される(図5(5)参照)。
ステップS12は、左右切替スイッチの操作に従って左利きモードの「ON(左利き用パッド配置)」と「OFF(右利き用パッド配置)」の切り替えがなされたか否かを判定する。左利きモードの「ON(左利き用パッド配置)」と「OFF(右利き用パッド配置)」の切り替えがなされたと判定した場合には(ステップS12のYES)、パッド管理情報の組み合わせ情報に基づきペア(図5の例では「1」設定されているパッド1とパッド3の組み合わせ)を全て抽出し、該抽出した各ペアについて該当する2つのパッドについてパッド管理情報の現在音色情報を相互に交換することによって音色を変更する(ステップS13)。この際には、パッド管理情報の初期音色情報及びフットペダル情報についても相互に交換する。これに応じて、装置上の該当する左右1組のパッドの音色が入れ替えられる(図5(4)参照)。
ステップS14は、終了操作を検出したか否かを判定する。終了操作を検出していないと判定した場合には(ステップS14のNO)、その他の処理を実行後(ステップS15)、図4(A)のステップS2の処理に戻って、上記処理を繰り返し実行する。その他の処理としては、上記した以外の各種スイッチ操作に伴う処理がある。終了操作を検出したと判定した場合には(ステップS14のYES)、終了処理の実行後(ステップS16)、当該「メイン処理」を終了する。
上記「メイン処理」の実行に伴うパッド管理情報のデータ更新つまりはパッドへの音色割り当て更新について、図5を用いて具体的に説明する。図5(1)は、初期設定後(つまりフットスイッチ未使用モードOFF状態、左利きモードOFF状態)に、ユーザにより「ハードロックキット」の音色データセット(図4参照)が選択された場合を示す。この場合には、パッド管理情報の初期音色情報と現在音色情報には共に、選択された「ハードロックキット」に定義されているリズム音色「ハイハットクローズ」、「ロックタム」、「クラッシュシンバル」、「スネアロックリム」が各パッド毎に設定される(ステップS3)。
図5(2)は、図5(1)の状態からフットスイッチ未使用モードがON状態にされた場合を示す。この場合には、パッド管理情報においてフットペダル情報「1」に基づき特定されるパッド1の現在音色情報「ハイハットクローズ」を、「ハードロックキット」に定義されているフットペダルの音色「バスドラムロック」に変更する(ステップS9)。
図5(3)は、図5(2)の状態からユーザにより「ハードロックキット」から「マーチキット」へと音色データセットが切り替えられた(選択された)場合を示す。この場合には、まずパッド管理情報の初期音色情報と現在音色情報には共に、選択された「マーチキット」に定義されているリズム音色「ハイハットクローズ」、「タンバリン」、「クラッシュシンバル」、「マーチングスネア」が各パッド毎に設定される(ステップS3)。それから、パッド管理情報においてフットペダル情報「1」に基づき特定されるパッド1の現在音色情報(ハイハットクローズである)を、前記選択された「マーチキット」に定義されているフットペダルの音色「グランカッサ」に変更する(ステップS5)。
図5(4)は、図5(3)の状態から左利きモードがON状態にされた場合を示す。この場合には、パッド管理情報の組み合わせ情報「1」に基づくパッド1とパッド3の1組のペアの初期音色「ハイハットクローズ」と「クラッシュシンバル」、及び現在音色情報「グランカッサ」と「クラッシュシンバル」とを相互に交換して音色を変更する(ステップS13)。また、パッド1のフットペダル情報「1」とパッド3のフットペダル情報「−」とを入れ替える。
図5(5)は、図5(4)の状態からフットスイッチ未使用モードがOFF状態にされた場合を示す。この場合には、パッド管理情報においてフットペダル情報「1」に基づき特定されるパッド3の現在音色情報「グランカッサ」を、初期音色情報に定義されている元の音色「ハイハットクローズ」に変更する(ステップS11)。なお、この場合にフットペダルFが楽器本体に接続されている状態であれば、該フットペダルFに対して「グランカッサ」音色が割り当てられることは言うまでもない。
以上のようにして、フットペダルの使用可否を判定してフットペダルが使用できないと判定した場合に、該フットペダルに割り当てられているリズム音色を複数パッドの中から特定したいずれかのパッドに自動的に割り当てるようにしたことから、演奏者はフットペダルが接続されていない場合あるいは接続済みのフットペダルを用いない場合などといったフットペダルが使用できない(使用しない)場合であっても、前記パッドを操作することで前記フットペダルに割り当て済みのリズム音色の楽音を発生させることが容易にできるようになる。
また、新たに音色データセットを読み込むと各パッドに対してそれぞれに割り当てられたリズム音色が設定されるが、その際に、既にフットペダル用のリズム音色が割り当てられたパッドがある場合には、該パッドに対して新たに読み込まれた音色データセットに定義されているフットペダル用のリズム音色が自動的に割り当てられる。これにより、演奏者は一度いずれかのパッドにフットペダル向きの音色を設定しておけば、音色データセットを変えてもパッドへのフットペダル用音色の割り当てを再度行わなくてよい。
さらに、パッドの音色割り当てを左利き用と右利き用とで変換するような場合においても、フットペダル用の音色割り当てが追従できるようにしたことから、演奏者は一度いずれかのパッドにフットペダル向きの音色を設定しておけば、パッドの音色配置を左利き用と右利き用の各配置にチェンジしても、パッドへのフットペダル用音色の割り当てを再度行わなくてよい。
なお、上述した実施例においては、当該楽器本体部HにフットペダルFが接続されているか否か(又は使用するか否か)のフットペダルの使用可否を指示ボタンの操作に応じて指示するようにしたがこれに限らず、通信インタフェース8とフットペダルFとの接続状態を自動的に検知させてフットペダルの使用可否を指示させるようにしてもよく、例えば該検知に従いフットペダルFが接続されていない場合を「フットペダル未使用モード」をON状態に、フットペダルFが接続されている場合を「フットペダル未使用モード」をOFF状態に自動的に設定できるようにしてよい。こうした場合、始めはフットペダルが接続されていない状態で、あるパッドにフットペダル向きの音色がセットされていて、その後にフットペダルの接続を検出した場合、フットペダル未使用モードを自動的にOFF状態にして前記フットペダル向きの音色がセットされたパッドの音色を元の音色に戻すと共に、フットペダルに前記フットペダル向きの音色を割り当てるとよい。反対に、フットペダルが接続されている状態から接続されていない状態に変わったことを検出した場合には、自動的にフットペダル未使用モードをON状態にしてフットペダル向きの音色を対象のパッドに割り当てるようにすればよい。
なお、楽器本体に複数のフットペダルが接続されている場合に、そのうちの任意の1乃至複数のフットペダルを接続されていないものと看做す(使用しない)ように設定できるようにしてあってもよい。このような楽器本体に複数のフットペダルが接続可能な場合、上述したパッド管理情報(図5参照)のフットペダル情報を接続可能なフットペダルに対応させて定義しておき(例えば「1」「2」…等)、接続使用無しとされたフットペダルに対応するフットペダル情報が付されたパッドに対して、該フットペダルの音色を代わりに割り当てるようにするとよい。
なお、左利きモードON時の音色交換のパッドの組み合わせは例えばテーブルなどで予め設定されていてもよいし、モード切替前にユーザが自分で設定操作してもよい。または、例えば楽器本体中央部に配置されるパッドについてはそのままとし、右側部分と左側部分に配置されるパッドについて例えば端と端など、組み合わせを自動的に(プログラムなどで)決定するようにしてもよい。上述した実施例ではパッド管理情報にパッド位置情報や組み合わせ情報を記憶するようにしたが、別の形式で必要な情報を管理するようにしてもよい。
なお、音色データセットは追加や編集が可能であってもよいことは言うまでもない。また、音色データセットにて音色を定義するパッド数は当該電子打楽器が有するパッド数にあわせるのがよいがこれに限らず、例えば上位機種のパッド数の多い音色データセットの情報を用意しておき、例えば上位機種よりもパッド数が少ない下位機種についてはその中の特定のパッドについてのみ使用する方式にしてもよい。
なお、音色データセット及びパッド管理情報に定義される音色情報は音色名で表す例を示したがこれに限らず、例えば固有番号など音色を個別に識別できる情報であればどのようなものであってもよい。
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…入力操作部(パッド等)、5…表示部、6…音源、7…外部記憶装置、8…通信インタフェース、1D…通信バス、F…フットペダル、H…楽器本体部、SP…スピーカ、DP…ディスプレイ、P1〜P4…パッド、SW…各種スイッチ

Claims (3)

  1. 複数のパッドとフットペダル各々の操作に応じて、前記パッド及びフットペダルそれぞれに予め割り当て済みのリズム音色の楽音を発生する電子打楽器であって、
    前記フットペダルの使用可否を判定する判定手段と、
    前記パッドのうちいずれかを特定するパッド特定情報を記憶する手段と、
    前記判定手段により前記フットペダルが使用できないと判定された場合に、当該フットペダルに割り当てられているリズム音色を前記パッド特定情報で特定されるパッドに割り当てる音色変更手段と
    を具える電子打楽器。
  2. 前記パッド及びフットペダルそれぞれに割り当てるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を複数記憶する記憶手段と、前記音色設定情報のうちいずれかを選択する選択手段とをさらに具えてなり、
    前記選択された音色設定情報に従って前記パッドのそれぞれにリズム音色を割り当てる際に、前記音色変更手段は、前記選択された音色設定情報にてフットペダルに割り当てられているリズム音色を前記パッド特定情報で特定されるパッドに割り当てることを特徴とする請求項1に記載の電子打楽器。
  3. 前記複数のパッドのうち対をなす所定のパッド間において各パッドに割り当て済みのリズム音色を相互に入れ替え指示する音色入替手段をさらに具えてなり、
    前記音色変更手段は、一方のパッドがフットペダルに割り当てられているリズム音色を既に割り当て済みのパッドである場合、前記入れ替え指示に応じて対をなす他方のパッドにフットペダルに割り当てられているリズム音色を割り当てることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子打楽器。
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