JP5375363B2 - 電子打楽器 - Google Patents

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Description

この発明は、複数のパッドの操作に応じて各パッドに予め割り当て済みの様々なリズム音色の楽音を発生する電子打楽器に関する。特に、複数台の電子打楽器を1台の楽器と看做して使用(連携使用)することができるように、各電子打楽器に最適な音色の組み合わせを選択/設定する技術に関する。
従来から、筐体(電子打楽器本体)にタッチセンサ付きのパッド型の演奏操作子(以下、単にパッドと呼ぶ)を複数有してなり、演奏者が該パッドを叩くことで各パッドに予め割り当てられている例えばバスドラム、スネアドラム、ロータム、ハイタム、ハイハットクローズ、ハイハットオープンなどのドラム音色の楽音、あるいはマリンバやティンパニなどのような音階音を持つ楽器音色の楽音などを発生する電子打楽器が知られている。従来の電子打楽器には、例えば自然楽器におけるドラム構成にあわせて複数パッド及びフットペダルに割り当てるドラム音色を複数組み合わせた音色データセット(所謂ドラムキットなど)が予め多数用意されており、演奏者は所望の音色データセットを選択するだけで該電子打楽器を好みの楽器構成のものとして利用することができるようになっている。こうした装置の一例を挙げると、下記に示す非特許文献1に記載の電子打楽器がある。なお、本明細書においてパッドに対して割り当てる音色をリズム音色と呼ぶ。このリズム音色は上記したようなドラム音色や音階音を持つ楽器音色の他にも、動物の鳴き声や風の音などの多様な効果音を含んでいてよい。
"Digital Percussion DD‐35 取扱説明書",2001年,ヤマハ株式会社,インターネット〈http://www2.yamaha.co.jp/manual/pdf/emi/japan/port/DD35J.pdf〉
ところで、非特許文献1に記載されているような複数パッドを有する従来の電子打楽器において、1つの筐体(電子打楽器本体)に備えられたパッドの数が極端に少ない場合には、演奏者が同時に演奏できるリズム音色数が絶対的に不足することから、演奏者は本格的な例えばドラム演奏などの楽器演奏を行うことができない。そこで、従来では、演奏者が複数台の電子打楽器を1人で操作可能な手の届く範囲に近接配置しておき、これら複数台の電子打楽器を1人で同時に操作することによって本格的な楽器演奏を実現するようにしている。しかし、複数台の電子打楽器全体を1台の楽器と看做して連携使用するためには、複数台の電子打楽器がそれぞれ有するパッド全体で所望のリズム音色の組み合わせ(ドラムキットなど)を構成する必要がある。すなわち、各パッドに割り当てるリズム音色に重複が生じないように(一部重複してもよい)、また一方の電子打楽器の各パッドに割り当てるリズム音色(の組み合わせ)は他方の電子打楽器の各パッドに割り当てたリズム音色(の組み合わせ)を補うように考慮しながら、それぞれの電子打楽器において個別に多数の中から希望に沿うリズム音色の組み合わせからなる音色データセットを選択する操作を行うことが必要とされ、こうした操作を演奏者がわざわざ行わなければならないのは手間がかかり非常に面倒である、という問題がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、複数のパッドの操作に応じて各パッドに予め割り当て済みの様々なリズム音色の楽音を発生する電子打楽器において、複数台の電子打楽器を1台の楽器と看做して連携使用するための各パッドに対する音色割り当て設定を容易に行うことができるようにした電子打楽器を提供しようとするものである。
本発明の請求項1に係る電子打楽器は、複数のパッド各々の操作に応じて、前記パッドそれぞれに割り当てられたリズム音色の楽音を発生する電子打楽器であって、前記パッドそれぞれに割り当てるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を複数記憶する記憶手段と、外部の電子打楽器を接続する接続手段と、前記接続された外部の電子打楽器から、前記外部の電子打楽器が有する複数のパッドそれぞれに割り当て済みのリズム音色に関する情報を取得する取得手段と、前記取得したリズム音色に関する情報に基づいて前記記憶済みの複数の音色設定情報の中から、前記外部の電子打楽器において割り当て済みのリズム音色を補う少なくとも一部が異なるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を選択し、該選択した音色設定情報に基づき当該電子打楽器が有するパッドそれぞれにリズム音色を割り当てる設定手段とを具える。
本発明の請求項2に係る電子打楽器は、複数のパッド各々の操作に応じて、前記パッドそれぞれに割り当てられたリズム音色の楽音を発生する電子打楽器であって、前記パッドそれぞれに割り当てるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を複数記憶する記憶手段と、外部の電子打楽器を接続する接続手段と、前記記憶済みの複数の音色設定情報の中からいずれかを選択する選択手段と、前記選択した音色設定情報に基づいて、本電子打楽器において割り当てられるリズム音色の組み合わせを補う少なくとも一部が異なるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を特定する特定手段と、前記接続された外部の電子打楽器に対して、前記特定した音色設定情報に基づき前記外部の電子打楽器が有する複数のパッドそれぞれに割り当てるリズム音色に関する情報を通知する通知手段とを具える。
本発明によると、2台以上の電子打楽器を接続した際に、音色設定情報の選択が行われることによりマスターとなる電子打楽器が決定されることに応じて、該電子打楽器(マスター)から他の電子打楽器(スレーブ)に対して、各電子打楽器(スレーブ)が有する複数のパッドそれぞれに割り当てるリズム音色に関する情報を通知する。一方、このリズム音色に関する情報を取得した電子打楽器(スレーブ)では、記憶済みの複数の音色設定情報の中から外部の電子打楽器(マスター)において割り当て済みのリズム音色を補う少なくとも一部が異なるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を選択し、該選択した音色設定情報に基づき当該電子打楽器(スレーブ)が有するパッドそれぞれにリズム音色を割り当てる。すなわち、1台の電子打楽器(マスター)において音色設定情報を選択するだけで、他の電子打楽器(スレーブ)において前記選択した音色設定情報に基づき各パッドに割り当てられるリズム音色の組み合わせとあわせて使用するのに適したリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報が自動的に設定される。これにより、ユーザは複数台の電子打楽器全体を1台の楽器と看做して連携使用するための設定を個別に行うことなく容易に行うことができるようになる。
この発明によれば、1台の電子打楽器において音色設定情報を選択するだけで、複数台の電子打楽器全体を1台の楽器と看做して連携使用するのに適した音色設定情報が他の電子打楽器にも自動的に設定されることから、ユーザは複数台の電子打楽器全体を1台の楽器と看做して連携使用することが非常に簡単にできるようになる、という効果を得る。
この発明に係る電子打楽器の全体構成を示したハード構成ブロック図である。 複数台の電子打楽器を接続して1台の楽器と看做して連携使用する際の接続態様の一例を示す概念図である。 音色データセットのデータ構成の一実施例を示す概念図である。 メイン処理の一実施例を示すフローチャートである。 マスター処理の一実施例を示すフローチャートである。 スレーブ処理の一実施例を示すフローチャートである。 キット対応情報のデータ構成の一実施例を示す概念図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る電子打楽器の全体構成を示したハード構成ブロック図である。本実施例に示す電子打楽器は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される。CPU1は、この電子打楽器全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してROM2、RAM3、検出回路4,5、表示回路6、音源・効果回路7、記憶装置8、通信インタフェース(I/F)9がそれぞれ接続されている。
ROM2は、CPU1により実行あるいは参照される各種制御プログラムや各種データ等を格納する。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データなどを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを一時的に記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。
演奏操作子4Aは、演奏者による例えば叩く操作の検出に応じて楽音の発生を指示する演奏情報(例えばパッドオンデータなど)を生成する複数のパッドからなるパッド群からなり、各パッドに対応してタッチセンサを有しており、この演奏操作子4A(パッド等)はパッドを叩くことによる演奏に使用することができるのは勿論のこと、音色データセット(後述する図3参照)の選択や効果等を設定する手段などとして使用することもできる。検出回路4は、演奏操作子4Aの各パッドの打撃を検出することによって検出出力を生じる。
設定操作子(スイッチ等)5Aは、例えば演奏の際に各パッドに割り当てる複数の音色の組み合わせ(音色データセット)を選択するデータセット選択スイッチ、各種の音色効果パラメータを設定する効果設定スイッチ等、各種の操作子を含んで構成される。勿論、設定操作子5Aは上記した以外にも音高、音色、効果等を選択・設定・制御するための数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ6Aに表示された各種画面の位置を指定するポインタを操作するマウス(二次元ポインティング操作子と呼ぶ)などの各種操作子を含んでいてもよい。検出回路5は、上記設定操作子5Aの操作状態を検出し、その操作状態に応じたスイッチ情報等をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。
表示回路6は例えばLEDや液晶表示パネル(LCD)あるいはCRT等から構成されるディスプレイ6Aに、音色データセットの一覧や、楽音発生に係る音色、効果や音量さらには演奏テンポ等の楽音制御情報(パラメータ)、演奏データや自動伴奏データの一覧、あるいはCPU1の制御状態などといった各種情報を表示する。演奏者はディスプレイ6Aに表示されるこれらの各種情報を参照することで、演奏の際に使用する音色や曲の選択さらに音色効果パラメータの設定などを容易に行うことができる。
音源・効果回路7は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、データ及びアドレスバス1Dを経由して与えられた演奏情報を入力し、この演奏情報に基づいて楽音を合成し楽音信号を発生する。また、楽音を合成する際には、設定された音色効果パラメータ毎の制御値(パラメータ値)に基づいて種々の効果を付与することができるようになっている。こうした音源・効果回路7から発生される楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム7Aから発音される。音源・効果回路7とサウンドシステム7Aの構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源・効果回路7はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
記憶装置8は、音色データセットやCPU1が実行する各種制御プログラムなどの各種情報を記憶する。なお、前記ROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この記憶装置8(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それを前記RAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1に実行させることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、記憶装置8はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記録媒体を利用する記憶装置であってもよい。あるいは、半導体メモリなどであってもよい。この記憶装置8は楽器本体に着脱可能であってもよいし、楽器本体内に内蔵されていてもよい。
通信インタフェース(I/F)9は、図示を省略した外部の他の電子打楽器と当該電子打楽器との間で後述するマスター/スレーブ情報やキット情報あるいは音色データセットなどの各種情報を送受信する入出力インタフェースとしての機能を備えた、例えばRS-232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)、ブルートゥース(商標)、赤外線送受信器等のインタフェースである。すなわち、本発明に係る電子打楽器は通信インタフェース9を介して複数台を接続することができ、演奏者は該接続された複数台の電子打楽器を1台の電子打楽器と看做して連携使用することができるようにする(詳しくは後述する)。なお、通信インタフェース9は外部の電子打楽器だけに限らず、例えばLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の有線あるいは無線の通信ネットワークを介して、本電子打楽器とネットワーク上の外部機器(例えばサーバ装置)とを接続することができ、該接続したサーバ装置との間で音色データセットや制御プログラム等の各種情報を送受信することができるネットワークインタフェースであってもよい。また、通信インタフェース9は有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。
なお、上述した電子打楽器は打楽器専用の電子楽器に限らず、他の演奏形態の電子楽器(例えば電子鍵盤楽器)の一部にパッドを搭載したような電子楽器にも適用できる。
また、上述した電子打楽器は演奏操作子(パッド等)4Aやディスプレイ6Aあるいは音源・効果回路7などを1つの筐体内に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、通信インタフェース9等を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。すなわち、本発明に係る電子打楽器は専用の電子楽器の形態に限らず、例えばパーソナルコンピュータやゲーム機器などの形態であってもよい。
図2は、複数台の電子打楽器を接続して1台の楽器と看做して連携使用する際の接続態様の一例を示す概念図である。ただし、ここでは2台の電子打楽器が有線のケーブルCを用いて接続されている例を示した。勿論、これに限らず、3台以上の電子打楽器が有線乃至無線によって接続されていてもよい。
図2に示す電子打楽器それぞれには、薄板状の複数のパッドP1〜P4,Pa〜Pd(ここでは4個)が設けられている。これらのパッドP1〜P4(Pa〜Pd)の底部には図示を省略した圧電センサが取り付けられており、この圧電センサによってそれぞれのパッドP1〜P4(Pa〜Pd)のオン操作(叩打)、さらには叩いた強さなどを検出することができるようにしている。この場合には、1台の電子打楽器のみだと最大4つのリズム音色による演奏が可能であるが、2台以上の電子打楽器を用意することで5つ以上のリズム音色による演奏が可能となる(最大8つ)。なお、電子打楽器はパッドP1〜P4(Pa〜Pd)の他に、図示のように設定操作子(スイッチ群)5A、ディスプレイ6A等が適宜の位置に設けられていてよい。
接続された複数台の電子打楽器においては、いずれか1台の電子打楽器をマスター電子打楽器M(以下、単にマスターとも呼ぶ)に、残りの電子打楽器をすべてスレーブ電子打楽器L(以下、単にスレーブとも呼ぶ)に設定(決定)する。複数台の電子打楽器のうちいずれをマスターに設定するかは、第1の方法としてユーザが設定操作子を操作してあるいはパッドを叩く等などして該操作を行った電子打楽器をマスターに設定する、第2の方法として複数台の電子打楽器が接続された際にそれらの楽器間で通信を行い、自動的にいずれかの電子打楽器をマスターに設定するなどの任意の方法を採用することができる。マスターに設定された電子打楽器では、ディスプレイ6Aにマスター設定された旨を表示することによってユーザに対して通知するとよい。
次に、電子打楽器の各パッドに対してリズム音色を割り当てるための音色データセットについて説明する。図3は、音色データセットのデータ構成の一実施例を示す概念図である。ただし、ここでは図2に示したような4個のパッドを有する電子打楽器で使用する音色データセットを例に示す。該音色データセットは、各電子打楽器においてROM2や記憶装置8等にデータベースなどとして記憶されている。
音色データセット(音色設定情報)は、電子打楽器が有する4個のパッドP1〜P4(又はPa〜Pd)それぞれに割り当てるリズム音色の組みあわせを定義するものである。1つ1つの音色データセットは、「キットNo」と、「キット名称」と、各パッドに対して割り当てる音色を表す複数の「パッド音色名」とを有する。「キットNo」は音色データセット毎に付与される固有番号であり、音色データセットの選択時には図2に示したLEDからなる簡易型のディスプレイ6Aに「キットNo」が表示されるようになっている。「キット名称」は音色データセットを個別に識別するための情報であり、例えば1つの音色データセットにより割り当てられる複数の「音色」の組み合わせが持つ音楽的な特徴を端的に表す名称が付せられる。ここでは、自然楽器のドラムセットの構成に対応させて「基本キット1」、「基本キット2」、「基本キット3」、「補助キット1」、「補助キット2」といった名称が付されている。「パッド音色名」には、前記「キット名」から演奏者が想起できる複数の楽器音色(音色情報)が定義される。
図3に示す例において、キット名「基本キット1」の「パッド音色名」には、パッドP1に「バスドラム」の音色を、パッドP2に「スネアドラム」の音色を、パッドP3に「ハイハットオープン」の音色を、パッドP4に「ハイハットクローズ」の音色をそれぞれ割り当てるように定義されている。また、例えばキット名「基本キット2」に示すように、各パッドP1〜P4に対してスチールドラムのような音高の異なる楽器音色(ここでは、C4、E4、G4、B4)が定義されていてもよい。上記と同様にして、その他のキット名「基本キット3」、「補助キット1」、「補助キット2」の各音色データセットには、各パッドP1〜P4(又はPa〜Pd)に対してそれぞれ同図に示されるような音色がそれぞれ定義されている。
ただし、キット名「基本キット3」は、1台のみによる演奏であってもより数多くのドラム音色での演奏を可能にしたドラム音色セットである。すなわち、図中においてスラッシュ”/”で区切られた上段に記載された音色が第1音色、下段に記載された音色が第2音色を表しており、このようなドラムキットが設定されている場合には、パッドのみを1回だけ叩くなどの通常の演奏形態では第1音色で楽音が発音される。他方、例えば所定のパネルスイッチを押しながらパッドを叩く、あるいは図示しないフットスイッチを操作しながらパッドを叩く、さらには同じパッドを連打するなどの所定の変形演奏形態では第2音色で楽音が発音されるようになっている。
上記した「基本キット1〜3」は、基本的なドラム演奏をするのに適したドラム音色を組み合わせたドラム音色セット(ドラムキット)である。電子打楽器を1台のみで演奏する際には、この基本キットを選択するとよい。他方、上記した「補助キット1,2」は前記基本キットと組み合わせて使うのに適したドラム音色セットであり、2台の電子打楽器を使って演奏をする際に基本キットと組み合わせることで本格的なドラム演奏を楽しめるように、基本キットに定義されているドラム音色(の組み合わせ)と重複が生じることなく、また基本キットに定義されているドラム音色(の組み合わせ)を補うドラム音色を組み合わせたドラム音色セットである。なお、補助キットのみでもドラム演奏が出来ないわけではなく、1台による演奏であってもユーザの好みに応じて補助キットを選んでもよい。また、基本キットと補助キットとは、少なくとも一部のリズム音色が異なっているだけであってもよい。
なお、説明を簡単にするために図3に示した例では音色データセットを5種類のみ示したが、通常はもっと多くの種類の音色データセットが用意されていることは言うまでもない。そのような場合、音色データセットはドラム音色のような楽器音色を定義したものに限らず、動物の鳴き声や風の音などの多様な効果音の組み合わせを定義したものであってもよい。
本発明に係る電子打楽器においては、接続された複数台の電子打楽器のうちいずれか1台をマスターに設定し、このマスターにおいていずれかの音色データセット(キット)が選択/設定されることに応じて、その他のスレーブにおいては前記選択/設定された音色データセットに従ってマスターの各パッドに割り当てられるリズム音色と重複が生じることなく、またマスターの各パッドに割り当てられるリズム音色を補うのに最適な他の音色データセットを自動的に選択/設定するようにしている。このように、複数台の電子打楽器のうちいずれか1台をマスター、その他の電子打楽器をスレーブに設定して、これら複数台の電子打楽器をあたかも1台の楽器と看做して連携使用する「メイン処理」について、図4を用いて説明する。
図4は、「メイン処理」の一実施例を示すフローチャートである。ただし、ここでは説明を理解しやすくするために、2台の電子打楽器(便宜的に第1電子打楽器と第2電子打楽器と呼ぶ)が接続されている場合を例に説明する。前記接続された2台の電子打楽器ではそれぞれが個別に「メイン処理」を実行することから、ここでは代表として第1電子打楽器の「メイン処理」(ステップS1〜ステップS8)を用いて説明する。すなわち、図4において第2電子打楽器が実行するステップS11〜S18までの処理は、第1電子打楽器が実行するステップS1〜S8までの各処理と同様である。なお、当該処理はCPU1により実行される処理であって、例えばそれぞれの楽器本体の電源スイッチのオン操作などに従って開始される。
まず、ステップS1はマスター/スレーブ設定を実行する。このマスター/スレーブ設定の一例を挙げると、上述したようにユーザが設定操作子を操作して設定する方法、あるいは複数台の電子打楽器が接続された際に機器間で通信を行い自動的にいずれかをマスターに設定する方法などがある。該マスター/スレーブ設定に伴い、マスター設定された第1電子打楽器は他の第2電子打楽器に対して「マスター/スレーブ情報」を送信する。前記「マスター/スレーブ情報」は、接続されている複数台の電子打楽器すべてについてそれぞれがマスター(1台のみ)又はスレーブ(その他多数)のいずれに設定されているかを認識するための情報であって、マスター設定された電子打楽器から他の電子打楽器に対して送信される。他の電子打楽器では、前記「マスター/スレーブ情報」に従い自機をスレーブに設定する。
ステップS2は、自機がマスターであるか又はスレーブであるかを判定する「マスター/スレーブ判定」を実行する。自機がマスターであると判定した場合には(ステップS2のマスター)、後述の「マスター処理」を実行する(ステップS3)。一方、自機がスレーブであると判定した場合には(ステップS2のスレーブ)、後述の「スレーブ処理」を実行する(ステップS4)。
ここで、上記「マスター処理」(図4のステップS3参照)及び「スレーブ処理」(図4のステップS4参照)について説明する。図5は、「マスター処理」の一実施例を示すフローチャートである。ステップS21は、ユーザ操作により音色データセット(キット)の選択が行われたか否かを判定する。音色データセットの選択が行われたと判定した場合には(ステップS21のYES)、選択された音色データセットに定義されている音色の組み合わせに従って自機(マスター)が有する各パッドに対して該当の音色を設定する(ステップS22)。ステップS23は、選択された音色データセットのキット名称などをキット情報(リズム音色に関する情報)としてスレーブに対して通知する。マスターがスレーブへとキット情報を通知することによって、スレーブでは後述するように通知されたキット情報に基づきキット対応情報(図7参照)を参照して自動的に音色データセットを特定できるようになっている。なお、マスターはキット選択結果に基づいてキット対応情報を参照し、スレーブが選択すべき音色データセットを特定し、該特定された音色データセットのキット名称などをスレーブに対して通知してもよい。
図6は、「スレーブ処理」の一実施例を示すフローチャートである。ステップS31は、マスターからキット情報を受信したか否かを判定する。マスターの電子打楽器からキット情報を受信したと判定した場合には(ステップS31のYES)、キット対応情報を参照して通知されたキット情報に基づきマスターに設定されたマスター用の音色データセットに対応したスレーブ用の音色データセットを特定し、該特定されたスレーブ用の音色データセットに定義されている音色の組み合わせに従って自機(スレーブ)が有する各パッドに対して該当の音色を設定する(ステップS32)。
さらに、マスターに設定されたマスター用音色データセット(キット)に対応したスレーブ用の音色データセット(キット)を特定する際に参照するキット対応情報のデータ構成について、図7を用いて説明する。図7は、キット対応情報のデータ構成の一実施例を示す概念図である。
キット対応情報は各電子打楽器に記憶されており、基本的なドラム演奏をするのに適したドラム音色を組み合わせた基本キットと、該基本キットと組み合わせて使うことで本格的なドラム演奏を楽しめるのに適した補助キットとの組み合わせを各電子打楽器毎に定義する(ここでは2台のみ)。勿論、図示のように基本キットと補助キットとの対応関係をキット名称で定義することに限らず、キットNo等で定義してもよい。マスターで所望の音色データセット(キット)を選択設定すると、スレーブにおいてマスターの音色データセットとあわせて使用するのに適した音色データセットが自動的に特定(選択設定)される。
図7に示したキット対応情報に従うと、マスターで基本キット3を除く基本キット1,2が選択(設定)されることに応じて、スレーブではそれに対応した補助キット1,2が選択(設定)される。マスターで補助キット1,2が選択されることに応じて、スレーブではそれに対応した基本キット1,2が選択される。また、マスターで基本キット3が選択された場合には、スレーブでは同じ基本キット3の第2音色が各パッドに設定される。これにより、1台だけの電子打楽器を用いた場合には変形演奏形態でのみ発音できた第2音色を、2台の電子打楽器を用い2台目の電子打楽器を通常演奏形態で操作することによって発音させることができるようになる。なお、2台の電子打楽器を用いる場合であっても、マスターにおいて変形演奏形態で演奏した場合には第2音色で発音されるのは勿論である。
なお、マスター側でスレーブ用音色データセットを特定し、スレーブに対して該特定されたスレーブ用音色データセットのキット名称などを通知する場合は、スレーブ側においては通知されたキット名称の音色データセットに設定するのみであることは言うまでもない。
図4の説明に戻って、ステップS5は、パッドを叩くなどのパッドを用いた演奏操作が行われたか否かを判定する。パッドを用いた演奏操作が行われたと判定した場合には(ステップS5のYES)、該操作されたパッドに対して設定されている音色で楽音を発音させるよう制御する(ステップS6)。ステップS7は、例えば音色効果パラメータ設定などのその他の設定処理を実行する。ステップS8は、終了操作が行われたか否かを判定する。終了操作が行われたと判定した場合には(ステップS8のYES)、当該処理を終了する。一方、終了操作が行われていないと判定した場合には(ステップS8のNO)、ステップS1の処理に戻って上記ステップS1〜ステップS8までの処理を繰り返し実行する。
以上のようにして、2台以上の電子打楽器を接続した際に、音色データセットの選択が行われたマスターから他の電子打楽器(スレーブ)に対して、キット対応情報に基づきスレーブにおいてマスターの音色データセットとあわせて使用するのに適した音色データセットが自動的に特定され、該音色データセットの情報(複数のパッドそれぞれに割り当てるリズム音色に関する情報であって、上記例ではキット名称)がキット情報として通知される。一方、キット情報を取得した電子打楽器(スレーブ)では、通知されたキット情報に基づきキット対応情報を参照することによってマスターに設定されたマスター用の音色データセットに対応したスレーブ用の音色データセットを特定し、該特定されたスレーブ用の音色データセットに定義されている音色の組み合わせに従って自機(スレーブ)が有する各パッドに対して該当の音色を設定する。前記スレーブ用の音色データセットは、マスターにおいて割り当て済みのリズム音色を補う少なくとも一部が異なるリズム音色の組み合わせからなる。このようにして、マスターとなる1台の電子打楽器においてユーザが音色データセットを選択するだけで、他の電子打楽器(スレーブ)において前記選択した音色データセットに基づき各パッドに割り当てられるリズム音色の組み合わせとあわせて使用するのに適したリズム音色の組み合わせからなる音色データセットが自動的に特定され、各パッドに対してリズム音色が設定されることから、ユーザは複数台の電子打楽器全体を1台の楽器と看做して連携使用するための音色データセットの選択/設定等を個別に行うことなく容易に行うことができるようになる。
なお、各パッドに割り当てる音色を複数の電子打楽器間で最適配置してもよい。例えば、基本キットと補助キット内の各リズム音色を最適配置するための割り当て表(図示せず)を各電子打楽器に記憶しておき、複数台連動させる状態で基本キットや補助キットが選ばれたときには前記割り当て表を参照して各パッドにリズム音色を割り当てるようにすればよい。
なお、上述した実施例においては、スレーブでは独自に音色データセットの選択ができない例を示したが、スレーブにおいても独自に音色データセットが選択できるようにしてもよい。その場合には、スレーブ側の連動状態を解除できるようにしてもよいし、あるいは連動状態は維持したまま(つまり、スレーブにおいて独自に音色データセットを選択した後に、マスターで音色データセットが選択されたらスレーブはそれに連動する)としてもよい。
なお、複数の電子打楽器が具備するパッドの数や音色データセットの数や種類、設定可能なリズム音色の数や種類などは共通のものとしてもよいし、非共通としてもよい。また、マスターで指定された音色データセットに対応する音色データセットをスレーブが有していない場合には、指定された音色データセットに近い音色データセットを置換して設定するようにしてよい。
なお、複数台の電子打楽器においていずれをマスターとするかは、ユーザにより音色データセットを設定する操作がなされた電子打楽器を、ユーザ操作が行われる都度自動的にマスターに設定すればよい。
なお、上述した実施例においては、マスターで指定された音色データセットに対応する音色データセットをスレーブが自動的に選択/設定する例を示したがこれに限らず、少なくともマスターの各パッドに設定されたリズム音色とは少なくとも一部が異なるリズム音色(ただし、マスターにおいて設定されたリズム音色とあわせて使用するのに適したもの)をスレーブの任意のパッドに対して自動的に設定できればどのような方法であってもよい。
なお、電子打楽器を3台以上接続する場合は各スレーブをスレーブ1,スレーブ2,・・・のように識別可能に特定するとともに、音色データセットを各スレーブに対応付けて補助キット1−1,1−2,・・・のように用意しておき、スレーブ1は補助キット1‐1を、スレーブ2は補助キット1‐2をそれぞれ設定するよう、図7に示す対応情報を作成しておけばよい。
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4,5…検出回路、4A…演奏操作子(パッド群)、5A…設定操作子(スイッチ等)、6…表示回路、6A…ディスプレイ、7…音源・効果回路、7A…サウンドシステム、8…記憶装置、9…通信インタフェース、1D…通信バス、C…通信ケーブル、M…マスター電子打楽器、L…スレーブ電子打楽器、P1〜P4(Pa〜Pd)…パッド

Claims (3)

  1. 複数のパッド各々の操作に応じて、前記パッドそれぞれに割り当てられたリズム音色の楽音を発生する電子打楽器であって、
    前記パッドそれぞれに割り当てるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を複数記憶する記憶手段と、
    外部の電子打楽器を接続する接続手段と、
    前記接続された外部の電子打楽器から、前記外部の電子打楽器が有する複数のパッドそれぞれに割り当て済みのリズム音色に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得したリズム音色に関する情報に基づいて前記記憶済みの複数の音色設定情報の中から、前記外部の電子打楽器において割り当て済みのリズム音色を補う少なくとも一部が異なるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を選択し、該選択した音色設定情報に基づき当該電子打楽器が有するパッドそれぞれにリズム音色を割り当てる設定手段と
    を具える電子打楽器。
  2. 複数のパッド各々の操作に応じて、前記パッドそれぞれに割り当てられたリズム音色の楽音を発生する電子打楽器であって、
    前記パッドそれぞれに割り当てるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を複数記憶する記憶手段と、
    外部の電子打楽器を接続する接続手段と、
    前記記憶済みの複数の音色設定情報の中からいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択した音色設定情報に基づいて、本電子打楽器において割り当てられるリズム音色の組み合わせを補う少なくとも一部が異なるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を特定する特定手段と、
    前記接続された外部の電子打楽器に対して、前記特定した音色設定情報に基づき前記外部の電子打楽器が有する複数のパッドそれぞれに割り当てるリズム音色に関する情報を通知する通知手段と
    を具える電子打楽器。
  3. 複数の各電子打楽器において割り当てるリズム音色を補う少なくとも一部が異なるリズム音色の組み合わせからなる音色設定情報を各電子打楽器毎に指定した対応情報を記憶する手段をさらに具えてなり、
    前記設定手段又は前記特定手段は、前記記憶した対応情報を参照して音色設定情報を選択する又は音色設定情報を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子打楽器。
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