JP5559394B2 - ローカル・クロック生成器の自己タイミング型較正を用いた拡張された電圧又はプロセス範囲にわたるsram性能の最適化 - Google Patents

ローカル・クロック生成器の自己タイミング型較正を用いた拡張された電圧又はプロセス範囲にわたるsram性能の最適化 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、クロック回路又はタイミング回路に関し、より具体的には、ローカ
ルに生成されたクロック信号を用いたスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SR
AM)のようなメモリ・アレイを動作させる方法に関する。
集積回路は、腕時計のような簡単な装置から最も複雑なコンピュータ・システムに至る
まで、様々な電子用途に用いられている。超小型電子集積回路(IC)チップは、一般に
、半導体基板(例えば、シリコン)上に形成された、セル間に電気相互接続部を有する論
理セルの集まりであると考えることができる。ICは、非常に多くのセルを含み、セル間
に複雑な接続を必要とする。セルは、トランジスタ、キャパシタ、抵抗器、インダクタ、
及び論理機能を実行するようにグループ化された他の基本回路要素のような、1つ又は複
数の回路要素のグループである。セルの種類として、例えば、コアセル、スキャンセル、
メモリセル、及び入力/出力(I/O)セルが挙げられる。
データ処理システム用の集積回路の開発においては、電力使用量が主要な問題になって
きている。電力消費問題のために、低電力回路がより一般的になっている。電源ノイズが
少なく、製造のばらつきに関して許容差がより優れているので、低電力設計は好ましいも
のでもある。余分な電力使用は、費用がかかり、非効率的であるだけでなく、熱管理の問
題ももたらす。電力損失は、ディープ・サブミクロン技術を用いる高性能の回路設計(約
1ギガヘルツ又はそれ以上の周波数で動作する)の歩留まりに対する制限要因となってい
る。従って、現在のマイクロプロセッサ設計は、電力制約により決定される。
マルチGHz設計において、セル間のクロック・ネットが最大で総有効電力の50%を
占めることがある。従って、電力制約は、セルのクロック・ネットワークを構築する際、
設計者に対して付加的な問題を引き起こし、この問題は、低電力の65ナノメートルの集
積回路のような最新技術においてより困難なものになってきている。高性能、低電力のシ
ステムに対するタイミング目標を依然として達成しながら、電力を最小にするための幾つ
かの技術が存在する。1つの方法は、クロック信号を分配するために、ローカル・クロッ
ク・バッファ(LCB)の使用を必要とする。典型的なクロック制御システムは、マスタ
ー・クロック信号を生成するクロック生成回路(例えば、位相ロック・ループ)を有し、
このマスター・クロック信号はクロック分配ネットワークに供給され、クロック分配ネッ
トワークにより、LCBにおいて同期されたグローバル・クロック信号が与えられる。各
々のLCBは、例えば、ローカル論理回路、ラッチ、又はメモリ・アレイのようなそれぞ
れの回路要素の要件を満たすように、グローバル・クロックの負荷サイクル及びエッジを
調整する。LCBをクロック制御回路の近くに配置することにより、クロック・スキュー
も低減され、そのことは、回路のタイミングの改善の助けとなる。
電力管理への別の手法は、動作中のプロセス又は環境パラメータに応じて、所与のコン
ポーネントで用いられる電圧を増減させる、動的電圧スケーリングである。動的電圧スケ
ーリングは、静的電力及び動的電力の両方を低減させるのに効率的な方法であるが、異な
る性能仕様下で回路の適切な動作を維持するためには、広範囲の電圧が必要であり、異な
る電力/遅延メトリックは、一般に、異なる最適電源電圧(Vdd)を有している。
低電圧において異なるセルの遅延が異なるようにスケーリングされるので、特に低電圧
の動作において、動的電圧スケーリングと組み合わせて回路内の異なるセルに対して異な
る電圧を使用することにより、固有の問題が生じる。例えば、LCBからのローカルに生
成されたクロック信号を用いるスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)
アレイは、0.5ボルトのデバイス閾値電圧(Vth)を有することができる一方で、L
CBは、0.4ボルトのデバイス閾値電圧で動作する(メモリは、一般に、ロバスト性及
び低い漏れに対してより高いVthを有し、周辺制御信号生成回路は、高速の動作に対し
てより低いVthを有する)。SRAMにおける遅延は、SRAMにおける配線負荷対論
理ゲートにおけるデバイス負荷が原因で、LCBの論理ゲートにおける遅延と比べると、
様々な電圧により異なるようにスケーリングされる。この遅延差は重要であり、製造要件
及び/又は回路性能に悪影響を与えることがある。
幾つかの回路は、低電圧において変動に対する感度が高い。SRAM制御の例では、L
CBは、ローカル・クロック信号及び遅延ローカル・クロック信号を生成し、これらは、
ワードライン、プリチャージ及びラッチ信号を生成するためにバッファに入れられる。遅
延ローカル・クロック信号は、インバータ・チェーンを用いて、ローカル・クロック信号
のパルス幅を遅延させ、拡張することによって獲得される。SRAM制御における最も重
要なタイミング・コンポーネントは、SRAMの読み書き時間ウィンドウを決定するロー
カル・クロック信号のパルス幅である。しかしながら、供給電圧の変化及び閾値電圧間の
差を伴う、インバータ遅延の変動のために、動的電圧スケーリングによりこのタイミング
・コンポーネントを制御するのは非常に困難である。結果として、SRAM遅延機能は、
LCBインバータ遅延機能に追従しない。
この問題に対する1つの可能な解決法は、特許文献1に記載されるようなプログラム可
能遅延回路を使用することである。調整可能な遅延を有する信号を出力するために、一連
のマルチプレクサ及び遅延要素が用いられる。N個の数のプログラム可能ビットを有する
デジタル入力値を用いて、N個の回路の遅延段階を制御する、すなわち、ビットはマルチ
プレクサについてのそれぞれのセレクタである。この回路を用いて遅延要素の数を選択的
にプログラムすることができるが、不正確にしか分かっていない、供給電圧に関するこれ
らの要素の実際の遅延における変動が依然として存在するので、この手法は、特に低電圧
において感度が高いデバイスには適していない。
別の解決法は、「ダミー」回路を使用して遅延経路を複製することである。この手法は
、特許文献2及び特許文献3におけるメモリ制御に適用される。ダミー・ビットラインに
接続されたセンス増幅器は、ダミー・セルが読み取り動作を完了し、正確なデータ読み取
りタイミングをもたらしたときにメモリ・アレイ・タイミング信号をアサートする制御ラ
インを駆動する。この手法は、リアルタイムでの遅延調整をもたらすが、上述のように、
複製されたSRAM経路の遅延変動は、LCB論理における遅延変動とは一致せず、タイ
ミング制御がうまくいかない。
米国特許第5,389,843号 米国特許第5,596,539号 米国特許第6,760,269号
上記に鑑みて、メモリ・アレイのような高感度回路についてのローカル・クロック信号
を較正する、改善された方法を考え出すことが望ましい。この方法は、電源電圧に起因す
る遅延の変動、及び、関連した回路コンポーネントについての閾値電圧間の差に起因する
遅延の変動の両方を考慮に入れる場合に利点をもたらす。
改善されたクロック生成回路を提供することが望ましい。
関連した集積回路コンポーネントのための動的電圧スケーリングと併せて利用できる回
路を提供することがさらに望ましい。
ローカル・クロックの自己タイミング型較正を用いて、拡張した電圧又はプロセス範囲
にわたってSRAM性能を最適化する方法を提供することがさらに望ましい。
上記は、クロック入力から中間遅延信号を生成する固定遅延経路をもたらす、第1の電
圧レベルで動作する第1の遅延コンポーネントと、第1の電圧レベルにおいて中間遅延信
号を受信し、これを第1の電圧レベルより高い第2の電圧レベルまで上げるレベル・コン
バータと、中間遅延信号から遅延クロック信号を生成する調整可能遅延経路をもたらす、
第2の電圧レベルで動作する第2の遅延コンポーネントとを有する遅延回路を用いて達成
される。第1の遅延コンポーネントは、固定長のインバータ・チェーンを含むことができ
、第2の遅延コンポーネントは、その出力の1つが遅延回路の出力に選択的に接続された
複数の直列接続された遅延要素を含むことができる。遅延要素は、例えば、インバータ、
ANDゲート、又はNANDゲートとすることができる。
スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)のローカル・クロック・バッ
ファについての遅延回路の用途において、第1の電圧レベルは、ローカル・クロック・バ
ッファの公称電圧レベルと同じであり、第2の電圧レベルは、SRAMの公称電圧レベル
と同じである。これらの電圧は、動的電圧スケーリングに応じて変化することがあり、調
整可能遅延経路の再較正を必要とする。同時読み取り動作が正しい出力を戻すまで、SR
AMアレイの読み取りアクセス時間を徐々に増加させることによって、又は、複製SRA
M経路を用いて電圧供給の変化に伴う遅延の変動をシミュレートすることによって、調整
可能遅延経路を較正することができる。
ラッチ又はシフト・レジスタによって直接又は間接的に制御されるスイッチを用いて、
調整可能遅延経路に沿った遅延要素が遅延回路出力に選択的に接続される。常にラッチ又
はレジスタの1つだけが、スイッチを閉じるように要求される論理状態を有する。1つの
実施形態において、ラッチは、複製SRAM経路からの遅延入力信号によってクロック制
御される。代替的な実施形態において、スイッチを閉じる論理状態は、較正信号を繰り返
しアクティブにされるのに伴って、シフト・レジスタを通って進み、遅延を徐々に増大さ
せる。このシフト・レジスタは、プログラム可能である。
本発明は、添付図面を参照することによって、より良く理解することができ、その多く
の目的、特徴及び利点が、当業者には明らかとなるであろう。
異なる図面における同じ参照記号の使用は、類似した又は同一の項目を示す。
本発明に従って構築された遅延回路の1つの実施形態の回路図である。 図1の遅延回路と共に用いることができる、本発明に従って構築された適応パルス生成器の1つの実施形態の回路図である。 図2の適応パルス生成器と共に用いることができる、本発明に従って構築されたシフト遅延残差設定回路の1つの実施形態の回路図である。 複製されたSRAM経路を用いる、本発明に従って構築された自己タイミング型ローカル・クロック・バッファの1つの実施形態の回路図である。 図4の自己タイミング型ローカル・クロック・バッファと共に用いることができる、本発明に従って構築されたシフト遅延残差設定回路の1つの実施形態の回路図である。 図4の自己タイミング型ローカル・クロック・バッファと共に用いることができる、本発明に従って構築されたプログラム可能遅延残差設定回路の1つの実施形態の回路図である。
本発明は、タイミング信号又はクロック信号を生成するための改善された方法及び集積
回路構造体に向けられる。特に、本発明は、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ
(SRAM)アレイのような、ローカル・クロック信号及び遅延クロック信号を用いる回
路コンポーネントに対するタイミング制御に適用可能である。本発明は、遅延クロック信
号を正確に調整し、動作プロセス又は環境パラメータの拡張した範囲にわたってSRAM
性能を最適化するものである。
ここで図、特に図1を参照すると、本発明に従って構築された遅延回路の1つの実施形
態10が示される。遅延回路10には、一般に、固定長を有するインバータ・チェーン1
2と、選択的に遅延を調整する線形プログラム可能遅延残差(liner programmable delay
residue)14と、固定インバータ・チェーン12を線形プログラム可能遅延残差14に
相互接続するレベル・コンバータ16とから成る。インバータ・チェーン12は、第1の
複数の直列接続されたインバータ18a、...、18nを含む。第1のインバータ18
aは、入力クロック信号を受信し、最後のインバータ18nは、中間遅延信号をレベル・
コンバータ16の入力に出力する。
インバータ・チェーン12は、線形プログラム可能遅延残差14で用いられる第2の電
源電圧より小さい第1の電源電圧で動作する。従って、レベル・コンバータ16は、線形
プログラム可能遅延残差14への入力のために、中間遅延信号の電圧を第1の電源電圧か
ら第2の電源電圧まで上げる。クロック信号をSRAMアレイに供給するローカル・クロ
ック・バッファについての例示的な実施においては、インバータ・チェーン12に対する
電源は、公称0.4−0.5ボルトであり、線形プログラム可能遅延残差14に対する電
源は、SRAMアレイに対する電源電圧と同じである公称0.5−0.6ボルトである(
これらの電圧レベルは両方とも、動的電圧スケーリングにより変化し得る)。線形プログ
ラム可能遅延残差14に対して高電圧を用いることにより、遅延回路10の遅延全体を増
大させるための増分をより小さくすることが可能になる。より高い電圧を与えることによ
り、クロック較正のためのより良好なモデル(ハードウェア及びシミュレーションの両方
の)ももたらされる。SRAMアレイと同じ電源電圧を用いて、異なる集積回路コンポー
ネントに対する電源を統合することが好ましい。
線形プログラム可能遅延残差14は、第2の複数の直列接続インバータ20a、...
、20nを含むが、連続するインバータ20間の配線接続の各々は、第1のスイッチ22
a、...、22nと、第2のスイッチ24a、...、24nへの分岐接続とを有する
。第2のスイッチ24a、...、24nの他方のノードは、遅延又はタイミング信号を
もたらす出力ライン26に接続される。第1の組のスイッチ22a、...、22nは、
プログラム可能選択ビットsel_0、...、sel_nによって開閉され、第2の組
のスイッチ24a、...、24nは、選択ビットの補数、すなわちselb_0、..
.、selb_nによって開閉される。1つのスイッチを閉じるために、常に選択ビット
の1つだけがアクティブにされ、線形プログラム可能遅延残差14を通る単一の遅延経路
を提供する。タイル型回路構成のために、スイッチ22n及びその出力が、随意的に与え
られる。
従って、遅延回路10は、インバータ・チェーン12に沿った固定遅延経路からの第1
の遅延コンポーネントと、線形プログラム可能遅延残差14を通る調整可能な遅延経路か
らの第2の遅延コンポーネントとを含み、これらを合計して総遅延量を得る。固定遅延及
び調整可能な遅延の相対量は、特定の実施に応じて変化し得る。総遅延量は、線形プログ
ラム可能遅延残差14内のスイッチについての異なる選択ビットをアクティブにして、調
整可能遅延経路を短く又は長くすることによって所望の遅延に設定され、かつ、遅延回路
10を用いる特定の目的に基づいて選択される。例えば、SRAM制御のために用いられ
るとき、総遅延量は、SRAMアレイにアクセスするのに適切な時間ウィンドウを可能に
するように設定される。所望の遅延は、同時読み取り動作が正しい出力を戻すまで、SR
AMアレイの読み取りアクセス時間を徐々に増加させる又はオーバーヘッドを有する複製
SRAM経路を用いる、較正手順を実行することによって決定することができる。当業者
であれば、遅延回路10は、論理評価を行なうSRAMに加えて他の論理回路と共に用い
ることができ、回路コンポーネントの同時タイミング型論理評価によっても同様に較正で
きることを理解するであろう。
特定の遅延調整を決定するための1つのこうした較正手順が、本発明に従って構築され
たSRAMサブシステム32のローカル・クロック・バッファ30のための適応パルス生
成器の1つの実施形態を示す図2と併せて説明される。ローカル・クロック・バッファ3
0及びSRAMサブシステム32が、単一の集積回路チップ上に配置される。ローカル・
クロック・バッファ30は、グローバル・クロック信号(g_clk)を受信し、ローン
チ(launch)クロック信号(l_clk)を生成する。グローバル・クロック信号は、N
ORゲート34への入力であり、インバータ・チェーン12´を通る固定遅延経路と、シ
フト遅延残差設定回路14´(図3と併せて以下にさらに説明される)を通る調整可能遅
延経路とを含む遅延回路への入力でもある。遅延回路は、シフト遅延残差設定回路14´
のためのフロントエンド・デバイスとして、レベル変換インバータ36を含む。シフト遅
延残差設定回路14´からのタイミング信号の出力は、NORゲート34の他の入力に接
続される。従って、別のインバータ38に接続されるNORゲート34からの出力信号は
、グローバル・クロック信号と同じ周波数を有するが、そのパルス幅は、タイミング信号
の遅延時間及び幅によって変調される。インバータ38は、NORゲート34からの信号
の極性を修正するために用いられ、その出力はローンチ・クロック信号である。
ローンチ・クロック信号は、SRAMサブシステム32のワードライン・デコード/ド
ライバ回路40への入力である。ワードライン・デコード/ドライバ回路40は、要求さ
れたメモリ・ブロックについてのワードライン・アドレスを受信し、ローンチ・クロック
がアクティブである間、SRAMアレイ42の対応するワードラインに通電する。グロー
バル評価及びビットライン・デコード/ドライバ44は、ターゲットとされたメモリセル
内の値を感知し、メモリ・ブロックを要求中のエンティティ、例えばマイクロプロセッサ
に出力する。ブロック44内のグローバル評価論理回路は、遅延ローンチ・クロック信号
(del_l_clk)がアクティブであるときに、ビットラインを評価する。遅延ロー
ンチ・クロック信号は、ローンチ・クロック信号(l_clk)を生成するのと同一の方
法によって生成されるが、SRAMアレイ42のローカル・ビットラインからグローバル
・ビットラインへの信号伝搬遅延に対応する、予め計算された遅延時間(例えば、付加的
なインバータ・チェーンからの)がない。
SRAM42アレイに対する読み取り動作を用いて、電流クロック信号の相対的遅延及
びパルス幅の十分性に関するフィードバックを提供する。読み取り動作は、SRAMアレ
イ42の通常のワードラインを用いて、又は、この目的のために与えられたSRAMアレ
イ42内のメモリセルの特定の組を用いて実行することができる。テストパターンを受け
取るセルは、SRAMアレイ42の物理的中心の近くに配置することが好ましい。例示的
な実施形態においては、テストパターンを含む9ビットが、SRAMアレイ42内の指定
されたアドレスに書き込まれ、その後、グローバル評価及びビットライン・デコーダ/ド
ライバ44によって読み取られる。これらの書き込み動作及び読み取り動作は、マイクロ
プロセッサ又は集積回路の他の制御論理によって開始される。グローバル評価及びビット
ライン・デコーダ/ドライバ44のタップオフ出力は、これらの9ビットをローカル・ク
ロック・バッファ30内の比較器46の第1の入力に与える。比較器46はまた、第2の
入力に格納された9ビット・データを受信し、格納されたデータを、同時評価からの9ビ
ットと比較する。第2の入力についての9ビットは、工場で設定される又は集積回路のス
キャンチェーンによってプログラム可能に設定される保持ラッチ内に格納することができ
る。
9ビット全ての一致が比較により示された場合には、読み取り動作は成功しており、す
なわち、読み取り時間ウィンドウが十分に長いものであり、遅延クロック信号の更なる調
整は必要なく、こうした場合、比較器46は、論理「0」をNANDゲート48に出力す
る。比較が、9ビットのいずれかの不一致を示す場合には、読み取り動作はより大きい時
間ウィンドウを必要とする、すなわち、遅延ローンチ・クロック信号のパルス幅は、所望
のパルス幅より狭いので、遅延ローンチ・クロック信号を調整する必要があり、このよう
な場合、比較器46の出力は論理「1」となる。NANDゲート48への他の入力は、別
のNORゲート50からのチョップ信号(chopped signal)である。チョップ信号は、遅
延ローンチ・クロック信号に更なる遅延を生じさせ、この更なる遅延信号を反転させ、次
いで、これを遅延ローンチ・クロック信号と組み合わせることによって得られる。NOR
ゲート50からのチョップ信号の反転したパルス幅(信号が論理的ロー(logical
low)であるとき)は、遅延ローンチ・クロック信号のパルス幅が狭いと広くなり、
遅延したローンチ・クロック信号のパルス幅が広いと狭くなる。NANDゲート48は、
9ビットの比較が失敗しない限り、アクティブであるクロック較正信号(clk_ff)
を出力し、NORゲート50の出力はアクティブである。シフト遅延残差設定回路14´
は、較正信号を用いて、遅延を増大させ、より広いパルス幅を生成する。
シフト遅延残差設定回路14´が、図3にさらに詳細に示され、このシフト遅延残差設
定回路14´は、複数の直列接続ANDゲート52a、52b、...、52nによって
設けられた調整可能遅延経路を含む。ANDゲートの出力をシフト遅延残差設定回路14
´のタイミング信号出力に接続するスイッチを選択的に作動させることによって、異なる
遅延が再び選択される。この実施形態において、各スイッチは、p型電界効果トランジス
タ(pfet)に結合されたn型電界効果トランジスタ(nfet)から成る、すなわち
、nfetのソースがpfetのソースに接続され、nfetのドレインがpfetのド
レインに接続される。nfet/pfetの対54a、54b、...、54nのnfe
tゲートは、それぞれのインバータ56a、56b、...、56nによって制御される
。nfet/pfetの対54a、54b、...、54nのpfetゲートは、シフト
・レジスタ回路59のそれぞれのシフト・レジスタ(フリップ・フロップ)58a、58
b、...、58nによって制御される。
インバータ36からの中間遅延信号は、nfet/pfetの対54aのソース及びA
NDゲート52aの一方の入力に接続され、ANDゲート52aの他の入力は、シフト・
レジスタ58aの出力に接続される。同様に、ANDゲート52aの出力は、nfet/
pfetの対54bのソース及びANDゲート52bの一方の入力に接続され、ANDゲ
ート52bの他の入力は、シフト・レジスタ58bの出力に接続される。一つのANDゲ
ートの出力から次のANDゲートの入力へのこれらの接続が、連続して繰り返される。最
後のANDゲート52nの出力は、nfet/pfetの対54nのソースに接続される
。この実施形態は、遅延要素に関してANDゲートを用いるが、NANDゲートのような
他の論理ゲートを使用し、次にインバータを使用してもよい。
シフト・レジスタ58aの入力は、一定の論理ハイ(logical high)信号
(ff_in)に接続され、その出力は、シフト・レジスタ58bの入力に接続される。
一つのシフト・レジスタの出力から次のシフト・レジスタの入力への接続が、連続して繰
り返される。各々のシフト・レジスタ58a、58b、...、58nは、別のANDゲ
ート60からの信号によってクロック制御(ラッチ)される。ANDゲート60は、較正
信号(clk_ff)及びイネーブル信号(enshift)からの入力を受信する。動
的電圧スケーリングの結果としてのSRAM32についての電源電圧の変化に応答して、
イネーブル信号をアクティブにし、遅延クロック信号を再較正することができる。ens
hiftがアクティブである場合、ANDゲート60は、クロック較正信号から修正パル
スを受信する度に、ラッチ・パルスがシフト・レジスタ58a、58b、...、58n
に送られる。シフト・レジスタ58aの値は、最初にゼロ(論理ロー)に設定され、シフ
ト・レジスタ58b、...、58nの値は、リセット信号を用いて、最初に1(論理ハ
イ)に設定される。これらの設定により、ANDゲート52a、52b、...、52n
のいずれも通過することなく、nfet/pfet対54aを通って可能な最短の遅延が
もたらされる。較正の際(シフトがイネーブルにされるとき)、このゼロの値は、繰り返
される9ビットの各々の比較、及び、結果としてもたらされる較正信号のアクティブ化に
より、レジスタ・チェーンを移動し、ANDゲート52a、52b、...、52nの1
つ又は複数を通る遅延経路を選択的に変更することによって、遅延が徐々に増大される。
ゼロの値が最後のシフト・レジスタ58n内にあり、1の値が残りのシフト・レジスタ内
にあるときに、最大の遅延が達成されるので、遅延経路は、ANDゲート52a、52b
、...、52nの全てを通過する。シフト・レジスタ58nの出力をエラー信号(ov
erflowb)として使用し、最大遅延チェーンが依然として短すぎることを示すこと
もできる。45ナノメートル技術を用いる例示的な実施形態の場合、固定遅延は、50ピ
コ秒のオーダーとすることができ、調整可能な遅延は、10ピコ秒から100ピコ秒まで
の範囲にあり、遅延の増分は、10ピコ秒から20ピコ秒までの範囲にある。
複製SRAM経路を用いた上述の第2の較正方法が、本発明に従って構築された自己タ
イミング型ローカル・クロック・バッファ(LCB)70の1つの実施形態を示す図4と
併せて説明される。グローバル・クロック信号は、3つのNANDゲート72a、72b
、72cへの入力である。NANDゲート72a及び72bの第2の入力は、論理ハイ(
dd)に接続される。NANDゲート72aの出力は、インバータ73への入力であり
、その出力はNORゲート76に接続される。遅延残差設定回路14´´からのタイミン
グ出力信号は、NORゲート76の他の入力に接続される。従って、別のインバータ78
に接続された遅延残差設定回路14´´からのタイミング出力信号は、グローバル・クロ
ック信号と同じ周波数を有するが、そのパルス幅は、タイミング出力信号の遅延時間及び
幅によって再び変調される。インバータ78は、NORゲート76からの信号の極性を修
正するために用いられ、その出力は、ローンチ・クロック信号である。当業者であれば、
インバータ73及び78のような種々のインバータが、自己タイミング型LCB70の所
与の実施形態に用いられる特定のタイプのゲートに基づいて、信号の適切な極性を設定す
るために用いられること、及び、代替的な実施形態においては、それらのインバータを省
略又は付加することができることを理解するであろう。
NANDゲート72bの出力により、固定遅延経路を与えるインバータ・チェーン12
が駆動される。インバータ・チェーン12からの中間遅延信号は、2つの他のインバータ
74、80を通過し、この実施形態においては、どちらもレベル変換のために使用される
、すなわち、インバータ74は、信号の電圧レベルを、インバータ・チェーン12の電源
レベルから中間電圧まで上げ、インバータ80はさらに、信号の電圧レベルを、遅延残差
設定回路14´´の電源レベルまで上げる。
NANDゲート72cの第2の入力は、イネーブル信号(selcal)であり、NA
DNゲート72cの出力は、複製SRAM経路84に接続される。SRAM経路84は、
機能SRAMメモリと同じコンポーネントを有するダミー回路を用いて、現在の動作中の
プロセス及び環境パラメータにおける機能SRAMメモリの遅延を追跡する。機能SRA
Mメモリ自体のビットラインを感知する代わりにダミー回路を使用することにより、SR
AMアレイの摂動が回避される。1つの複製SRAM経路のみを用いて、幾つかのLCB
を較正することができる。SRAM経路84からの信号は、遅延残差設定回路14´´に
SRAM遅延入力(dl_clk)を与える別のインバータ75を通過する。イネーブル
信号の補数も、そのドレインがVdd(ローカル・クロック・バッファについての電源電
圧)に接続され、そのソースがNORゲート76の第2の入力に接続されるpfet82
を制御し、較正の際にローンチ・クロック信号の遅延変調をディスエーブルにする。
NANDゲート72c又は入力のようなイネーブル信号を有する他の論理回路は、この
実施に不可欠なものではあるが、NANDゲート72a及び72bは、NANDゲート7
2cの同じ遅延寄与分をそれぞれの信号経路に与えるためのタイミング目的だけのために
用いられ、代替的な実施においては、これらを除去することができる。
図5に遅延残差設定回路14´´がさらに詳細に示され、この遅延残差設定回路14´
´は、図2のシフト遅延残差設定回路14´におけるものに類似した調整可能遅延経路を
有し、nfet/pfetの対54a、54b、...、54nから成るスイッチ及びイ
ンバータ56a、56b、...、56nによって回路の出力に選択的に相互接続された
複数の直列接続ANDゲート52a、52b、...、52nを含む。しかしながら、シ
フト・レジスタの代わりに、スイッチはここで、その入力がイネーブル信号(selca
lb)の補数及び複数のラッチ88a、88b、...、88nからの出力である、組み
合わせ論理回路によって制御される。ラッチ88a、88b、...、88nは、較正信
号、すなわちSRAM遅延信号(dl_clk)によってクロック制御される。インバー
タ80からの中間遅延信号は、第1のラッチ88aへの入力であり、NANDゲート94
aは、自己較正信号の補数及びラッチ88aの出力を入力として受信する。同様に、AN
Dゲート52aの出力は、ラッチ88bへの入力であり、別のNANDゲート94bは、
自己較正信号及びラッチ88bの出力を入力として受信する。最後のNANDゲート94
nの出力がnfet/pfetの対54nのソースに接続されるまで、1つのANDゲー
トの出力から次のラッチの入力への、及び、そのラッチ出力から、他の入力が補数信号で
ある次のNANDゲートへのこれらの接続が、連続して繰り返される。
NANDゲート94aの出力は、別のNANDゲート90の入力及びNXORゲート9
2aの入力に接続される。NANDゲート90の他の入力は、自己較正信号の補数に接続
され、NANDゲート90の出力は、第1のnfet/pfetの対54aを制御する。
同様に、次のNANDゲート94bの出力は、NXORゲート92bの他の入力及び次の
NXORゲート(図示せず)の入力に接続され、NXORゲート92bの出力は、次のn
fet/pfetの対54bを制御する。最後のNANDゲート94nの出力が、NXO
Rゲート92nの最後の入力及びnfet/pfetの対54nに接続されるまで、連続
したNANDゲート出力から連続したNXORゲート入力への、及び、NXOR出力から
nfet/pfetの対へのこれらの接続は、連続して繰り返される。自己較正信号がア
クティブでない場合(selcalb=Vdd)、中間遅延信号(insw0)は、SR
AM遅延を追跡する必要に応じて、正しい数のNAND遅延を通って回路出力に進む。こ
の例示的な実施においては、各々がVdd=0.9ボルトにおいて約10ピコ秒の遅延を
もたらす、32個のNANDゲートが、遅延チェーン内に存在することが好ましい。
図6をさらに参照すると、代替的に、同じく図2のシフト遅延残差設定回路14´及び
図5の遅延残差設定回路14´´におけるものと類似した調整可能遅延経路を有し、nf
et/pfetの対54a、54b、...、54nと、インバータ56a、56b、.
..、56nとから成るスイッチによって回路出力に選択的に相互接続された複数の直列
接続ANDゲート52a、52b、...、52nを含む、プログラム可能遅延残差設定
回路14´´´によって、調整可能な遅延をもたらすことができる。しかしながら、この
代替的な実施形態においては、レジスタ・チェーンは、捕捉されたビット・シーケンスを
格納し、このデータをシリアル方式で転送して外部回路又はマシンによって分析されるよ
うにし、次に、外部回路又はマシンからプログラミング・ビットを受信(ロード)し、そ
れらを用いて、本機能による所望の遅延に対する適切なスイッチ54を選択する。
プログラム可能遅延残差設定回路14´´´は、独立したクロック信号(clock_
ff)によって制御(ラッチ)されるレジスタ58a、58b、...、58nを含む別
のシフト・レジスタ回路59´を有する。ラッチ・クロック信号の周波数は、重要ではな
いが、グローバル・クロック信号から生成されること、及び、同じ周波数を有することが
好ましい。第1のレジスタ58aは、プログラム可能入力信号(ff_in)を受信し、
その出力は、マルチプレクサ100aの1つの入力及びNANDゲート96aの1つの入
力に接続される。マルチプレクサ100aへの他の入力は、その入力が中間遅延信号(i
nsw0)であるラッチ98aの出力からのものである。ラッチ98aは、SRAM遅延
信号(dl_clk)によってクロック制御される。マルチプレクサ100aは、シフト
・イネーブル信号(enshift)によって制御され、シフト・イネーブル信号の補数
は、NANDゲート96aへの他の入力である。マルチプレクサ100aの出力は、レジ
スタ58bに与えられる。NANDゲート96aの出力は、nfet/pfetの対54
aを制御し、遅延チェーンのANDゲート52aへの入力でもある。類似の接続が、レジ
スタ・チェーンに沿って連続的になされ、例えば、次のレジスタ58bの出力は、次のマ
ルチプレクサ100bへの入力であり、シフト・イネーブル信号の補数も受信するNAN
Dゲート96bへの入力であり、ラッチ98bは、ANDゲート52aから遅延信号を受
信し、その出力は、シフト・イネーブル信号によって制御されるマルチプレクサ100b
の他の入力に接続され、NANDゲート96bの出力は、nfet/pfetの対54b
を制御する。最後のレジスタ58nの出力は、NANDゲート96nの1つの入力に接続
され、同じくレジスタ・チェーン(ff_out)についてのデータ出力でもある。
シフト・レジスタ58aの値は、最初にゼロ(論理ロー)に設定され、シフト・レジス
タ58b、...、58nの値は、リセット信号を用いて最初に1(論理ハイ)に設定さ
れる。トライアル・アンド・エラー・シーケンスを用いて、最適なビットパターンを捕捉
することができる。遅延残差設定回路はまた、用途に応じて、外部からプログラム可能で
あること及び内部で自己構成可能であることの両方を併せもつことができる。
従って、本発明は、動的電圧スケーリングを用いて性能最適性を劣化させることなく、
遅延クロック信号を用いる回路の性能を最適化する有利な方法を提供する。ローカル・ク
ロック遅延における変動は、一定の小さいオーバーヘッド(例示的な実施形態において、
最大遅延オーバーヘッドは、0.5ボルトにおいて約67ピコ秒である)によりSRAM
遅延における変動を正確に追跡する。その結果、本発明は、性能を改善し、電力を低減し
、プロセッサ及び他の超大規模集積(VLSI)回路に関する歩留まりを改善する。
本発明が特定の実施形態を参照して説明されたが、この説明は、限定的な意味で解釈さ
れることを意図するものではない。本発明の説明を参照したときに、開示された実施形態
の種々の修正及び本発明の代替的な実施形態が、当業者には明らかになるであろう。例え
ば、本発明は、SRAMメモリについての自己タイミング型ローカル・クロック・バッフ
ァとの関連で開示してきたが、ラッチについてのパルス幅の最適化と、メモリ・アレイに
対するプリチャージ及び評価時間を最適化するための動的論理とを含む、制御信号のタイ
ミング(パルス幅及び遅延)の正確な制御に依存するいかなる回路にも幅広く適用可能で
ある。
10:遅延回路
12:インバータ・チェーン
14:線形プログラム可能遅延残差
14´、14´´、14´´´:シフト遅延残差設定回路
16:レベル・コンバータ
18a、・・・18n、20a、・・・20n、38、56a、56b、...、56n
、73、74、78、80:インバータ
22a、・・・22n、24a、・・・24n、54:スイッチ
30:ローカル・クロック・バッファ(LCB)
32:SRAMサブシステム
34、50、76:NORゲート
36:レベル変換インバータ
40:ワードライン・デコード/ドライバ回路
42:SRAMアレイ
44:グローバル評価及びビットライン・デコード/ドライバ
46:比較器
48、72a、72b、72c、90、94a、94b、・・・94n、96a、96b
,・・・96n:NANDゲート
52a、52b、・・・52n、60、90:ANDゲート
54a、54b、・・・54n:nfet/pfetの対
58a、58b、...、58n:シフト・レジスタ
59、59´:シフト・レジスタ回路
84:複製SRAM経路
88a、88b、...、88n、98a、98b、・・・98n:ラッチ
92a、92b,・・・92n:NXORゲート
100a、100b、・・・100n:マルチプレクサ

Claims (3)

  1. 集積回路チップにおける回路コンポーネントのタイミング制御のために用いられるクロック回路であって、
    グローバル・クロック信号を受信するための回路入力と、
    前記グローバル・クロック信号からローカル・クロック信号を得るための、前記回路入力に接続された第1の回路手段と、
    前記グローバル・クロック信号から遅延タイミング信号を得るための、前記回路入力に接続された第2の回路手段と、
    を含み、
    前記回路コンポーネントは、メモリ・アレイと、前記メモリ・アレイのワードラインに通電するワードライン・ドライバと、前記メモリ・アレイのメモリ・ブロックを出力するビットライン・デコーダとを有する、スタティック・ランダム・アクセス・メモリであり、
    前記ローカル・クロック信号は、前記ワードライン・ドライバをアクティブにし、
    前記グローバル・クロック信号から得られた遅延クロック信号は、前記ビットライン・デコーダをアクティブにし、
    前記ビットライン・デコーダからの読み取り値を以前に格納した値と比較することによって、前記第2の回路手段を較正するための第3の回路手段を含む
    クロック回路。
  2. 前記第1の回路手段は、前記遅延タイミング信号を用いて、前記ローカル・クロック信号を変調させる、請求項1に記載のクロック回路。
  3. 前記第2の回路手段は、
    複数の直列接続された遅延要素と、
    前記遅延要素を前記第2の回路手段の出力に選択的に接続する複数のスイッチと、
    1つだけが前記スイッチの対応するものを閉じる論理状態を有する、前記スイッチをそれぞれ制御する複数のレジスタと、
    を含む、請求項1に記載のクロック回路。
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