JP5557303B2 - 光学フィルム用樹脂組成物及びこれを利用した光学フィルム - Google Patents

光学フィルム用樹脂組成物及びこれを利用した光学フィルム Download PDF

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Description

本発明は光学フィルム用樹脂組成物及びこれを利用した光学フィルムに関し、より詳細には、耐熱性及び光学特性に優れるだけでなく、低い熱膨脹係数を有する光学フィルム用樹脂組成物及びこれを利用した光学フィルムに関する。
最近では、光学技術の発展に伴い、従来のブラウン管(CRT)に代わるプラズマディスプレイ(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ(LED)などの多様なディスプレイ技術が提案され市販されている。一方、このようなディスプレイ装置には、偏光フィルム、偏光子保護フィルム、位相差フィルム、導光板、プラスチック基板のような多様なポリマーフィルムが用いられており、このようなディスプレイ用ポリマー素材は、その要求特性がさらに高度化する傾向にある。
現在、ディスプレイ用ポリマーフィルムとして最も多く用いられるものは、偏光板保護フィルムなどに用いられるトリアセチルセルロースフィルム(TriAcetyl Cellulose、TAC)であり、TACフィルムは、高温または高湿の雰囲気下で長時間使用すると、偏光度が低下し、偏光子とフィルムが分離したり光特性が低下する問題点がある。該問題点を解決するために、TACフィルムの代案として、ポリスチレン、メチルメタクリレートのようなアクリル、またはポリカーボネート系のポリマーフィルムが提案された。これらのポリマーフィルムは、耐熱性に優れるという長所はあるが、ポリスチレンやポリカーボネートフィルムの場合は、ポリマー内に芳香環を有するため、配向時に複屈折が発生して光学特性に悪影響を及ぼす問題があり、メチルメタクリレートの場合は、ポリスチレンやポリカーボネートに比べて位相差値が相対的に少ないが、高精度が求められる液晶素子のような光学用素材に適用するには十分でない。
このような問題点を解決するために、耐熱性に優れ、且つ位相差値の低いポリマーフィルム用素材として、正の複屈折を有する単量体またはポリマーと、負の複屈折を有する単量体またはポリマーを共重合したり、ブレンドする方法が提案された。このような方法のうち代表的なものとして、ベンジルメタクリレートとメチルメタクリレートの共重合体を挙げることができる。しかし、ベンジルメタクリレートとメチルメタクリレートは、位相差値が0に近くて光学特性は優れるが、偏光板の保護フィルムとして用いられるTACフィルムに比べて熱膨脹係数が高いため、偏光フィルムとTACフィルムとともに貼り合せて使用すると、偏光板が酷く曲がったり反るカール現象が発生するという問題点がある。このような偏光板のカール現象が発生すると、偏光板に光漏れ現象が生じてディスプレイの品質が低下する上、ディスプレイパネル内の液晶を損傷させることがあるため、改善が急がれている。
本発明は上記のような問題点を解決するためのもので、光学特性及び耐熱性に優れると共に、熱膨脹係数が低くて偏光板への適用時にカール現象を改善することができる光学フィルム用樹脂組成物及びこれを利用した光学フィルムを提供する。
そこで、本発明は、アルキル(メタ)アクリレート単位と、ベンジル(メタ)アクリレート単位と、(メタ)アクリル酸単位と、下記化学式1で表される単位と、を含む光学フィルム用樹脂組成物を提供する。
Figure 0005557303
上記化学式1において、XはNRまたはOであり、
、R及びRはそれぞれ水素、C1〜10アルキル、C3〜20シクロアルキルまたはC3〜20アリールである。
他の側面において、本発明は上記光学フィルム用樹脂組成物を含む光学フィルムを提供する。
本発明による光学フィルム用樹脂組成物を利用した光学フィルムは、透明性及び耐熱性に優れるだけでなく、熱膨脹係数が低くて、偏光板保護フィルムへの使用に適する。
以下では、本発明をより具体的に説明する。
本発明の発明者は、光学特性及び耐熱性に優れ、且つ熱膨脹係数の低い光学フィルム用樹脂組成物を開発するために研究を重ねた結果、アルキル(メタ)アクリレート単位、ベンジル(メタ)アクリレート単位、(メタ)アクリル酸単位及び化学式1で表される単位を含む4成分樹脂組成物を使用する場合、位相差値が小さく、ガラス転移温度が高いだけでなく、熱膨脹係数の低い光学フィルムを製造することができることを見出して本発明を完成した。
本発明の光学フィルム用樹脂組成物は、アルキル(メタ)アクリレート単位、ベンジル(メタ)アクリレート単位、(メタ)アクリル酸単位及び下記化学式1で表される単位を含む。このとき、上記樹脂組成物はそれぞれの単位が繰り返し単位の形態で含まれる共重合体樹脂であってもよく、それぞれの単位からなる単量体またはホモポリマーがブレンドされたブレンド樹脂、または2以上の単位からなる2以上の共重合体がブレンドされたブレンド樹脂であってもよい。中でも、特に上記それぞれの単位成分が繰り返し単位の形態で含まれた4元共重合体樹脂であることが好ましい。
本発明の樹脂組成物において、上記アルキル(メタ)アクリレート単位は、アルキルアクリレート及びアルキルメタクリレートの両方を意味するもので、これに限定されないが、光学的透明性、相溶性、加工性及び生産性を考慮すると、上記アルキル(メタ)アクリレートのアルキル基の炭素数は1〜10程度であることが好ましく、炭素数が1〜4程度であることがさらに好ましく、メチル基またはエチル基であることが最も好ましい。一方、上記アルキル(メタ)アクリレート単位の含量は、全体樹脂組成物100重量部に対して、55〜94重量部程度であることが好ましく、60〜90重量部であることがより好ましく、70〜90重量部であることが最も好ましい。これは、アルキル(メタ)アクリレート単位の含量が上記範囲のとき、優れた位相差特性及び光学特性が得られるためである。
本発明の樹脂組成物において、上記ベンジル(メタ)アクリレート単位は、本発明の光学フィルムに適切な位相差値、及びアルキル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸間の相溶性を付与するためのもので、ベンジルメタクリレートまたはベンジルアクリレートであることができ、特に、ベンジルメタクリレートであることが好ましい。一方、上記ベンジル(メタ)アクリレート単位の含量は、全体樹脂組成物100重量部に対して、2〜20重量部程度であることが好ましく、2〜18重量部であることがさらに好ましい。これは、ベンジル(メタ)アクリレートの含量が上記範囲のとき、所望する位相差特性が得られるためである。
本発明の樹脂組成物において、上記(メタ)アクリル酸単位は耐熱性を向上させ、極性基を導入して熱膨脹係数を低める役割をし、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、メチルアクリル酸、メチルメタクリル酸、エチルアクリル酸、エチルメタクリル酸、ブチルアクリル酸またはブチルメタクリル酸であることができ、特に、メタクリル酸であることが好ましい。一方、上記(メタ)アクリル酸単位の含量は、全体樹脂組成物100重量部に対して、1〜10重量部程度であることが好ましく、1〜5重量部であることがより好ましく、1〜3重量部であることがさらに好ましく、1〜2重量部であることが最も好ましい。これは、(メタ)アクリル酸単位の含量が上記範囲のとき、好ましい耐熱特性が得られるためである。特に、(メタ)アクリル酸の含量が2重量部以下では、除膜工程で気泡発生を著しく減らすことができるという更なる長所がある。
また、本発明の樹脂組成物は、下記化学式1で表される単位を含む。
Figure 0005557303
上記化学式1において、XはNRまたはOであり、
、R及びRはそれぞれ水素、C1〜10アルキル、C3〜20シクロアルキルまたはC3〜20アリールである。
上記化学式1で表される単位は、樹脂組成物の熱膨脹係数を低めるためのものである。高分子鎖回転(chain conformation)を抑制するバルキーな官能基を高分子主鎖に導入する場合、高分子の熱膨脹係数を低めることができる。しかし、例えば、スチレンやポリカーボネートのようにバルキーな官能基を含むポリマーを使用する場合、熱膨脹係数を低めることはできるが、延伸により複屈折性が発現されて光学特性に問題が発生することがある。しかし、本発明のように、化学式1で表される化合物を使用する場合、光学特性に悪影響を及ぼさずに熱膨脹係数を効果的に低めることができる。下記化学式1で表される単位の具体的な例には、グルタル酸無水物、グルタル酸イミドなどが挙げられ、中でも、グルタル酸無水物が特に好ましい。一方、上記化学式1で表される単位の含量は、全体樹脂組成物100重量部に対して、3〜15重量部程度であることが好ましい。化学式1で表される単位の含量が上記範囲内のとき、位相差特性を害さずに低い熱膨脹係数を具現することができる。
上記のような成分を含む本発明の光学フィルム用樹脂組成物は、ガラス転移温度が120℃〜500℃程度であることが好ましく、125℃〜500℃であることがさらに好ましく、125℃〜200℃であることが最も好ましい。また、加工性、耐熱性及び生産性の側面で、重量平均分子量は5万〜50万であり、5万〜20万程度であることがより好ましい。また、透明度(ヘイズ)は0.1〜3%程度であることが好ましく、光透過度が90%以上であることが好ましい。また、イエローインデックス値が0.3〜2.0程度であることが好ましい。上記範囲から外れると、ディスプレイの色感が変わる可能性がある。
一方、上記のような本発明の樹脂組成物は、当該技術分野によく知られている共重合体樹脂の製造方法またはブレンド樹脂の製造方法により製造されてもよい。例えば、本発明の上記樹脂組成物は、各成分の単量体を混合した後、溶液重合、塊状重合、懸濁重合または乳化重合して形成したり、各成分の単量体またはホモポリマー樹脂または2以上の成分の共重合体樹脂をブレンドして製造することができる。
一方、本発明者は、研究を重ねた結果、本発明の樹脂組成物の化学式1の成分がグルタル酸無水物の場合には、化学式1の成分を添加せずに、アルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸及びベンジル(メタ)アクリレートの3成分を特定方法で重合させることで、本発明の4成分樹脂組成物を製造することができることを見出した。
より具体的には、本発明の樹脂組成物は、例えば、アルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸及びベンジル(メタ)アクリレートを連続塊状重合法により共重合させることで製造されてもよい。連続塊状重合法の場合、溶液重合や懸濁重合とは異なって、重合過程で高い発熱が生じ、重合過程で発生するこのような発熱によりアルキル(メタ)アクリレート及び/またはベンジル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸が加水縮合反応しながら、グルタル酸無水物を形成する。
また、本発明の樹脂組成物は、例えば、アルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸及びベンジル(メタ)アクリレートを懸濁重合法により重合した後、熱処理する方法で製造されてもよい。この場合、熱処理過程でアルキル(メタ)アクリレート及び/またはベンジル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸が加水縮合反応しながらグルタル酸無水物を形成し、その結果、本願発明の4成分樹脂組成物が形成される。
上記のような連続塊状重合または懸濁重合後の熱処理により本発明の樹脂組成物を形成する場合、グルタル酸無水物を添加しなくとも本願発明の4成分樹脂組成物を形成することができ、製造単価が低いだけでなく、形成されたグルタル酸無水物により樹脂組成物の熱膨脹係数が低くなり、アルキル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸の3成分樹脂に比べて優れた品質のフィルムを製造することができる。
他の側面において、本発明は上記本発明の樹脂組成物を含む光学フィルムに関する。
上記光学フィルムは、上記樹脂組成物を溶液キャスター法や圧出法のような当該技術分野によく知られている方法でフィルム形態に製造することができる。経済的な面を考慮すると、圧出法を用いることがさらに好ましい。必要に応じて、フィルムの製造工程時に、フィルムの物性を害しない範囲内で改良剤のような添加剤をさらに添加してもよく、一軸または二軸延伸段階がさらに行われてもよい。
延伸工程は、縦方向(MD)延伸、横方向(TD)延伸をそれぞれ行ってもよく、両方を行ってもよい。また、縦方向延伸と横方向延伸を両方とも行う場合、何れか一方向を先に延伸した後、他方向を延伸してもよく、両方向を同時に延伸してもよい。また、上記延伸は、一段階で行っても、多段階にわたって行ってもよい。縦方向延伸の場合、ロール間の速度差による延伸を行うことができ、横方向延伸の場合、テンターを使用することができる。テンターのレール開始角は、通常10度以内にし、横方向延伸時に生じるボーイング(Bowing)現象を抑制し、光学軸の角度を規則的に制御する。横方向延伸を多段階で行う場合にもボーイング抑制効果が得られる。
一方、上記延伸は、上記樹脂組成物のガラス転移温度をTgとするとき、(Tg−20℃)〜(Tg+30℃)の貯蔵弾性率が低下し始め、これにより損失弾性率が貯蔵弾性率より大きくなる温度から高分子鎖の配向が緩和され消失される温度までの領域で行われる。樹脂組成物のガラス転移温度は、示差走査熱量計(DSC)により測定されることができる。上記延伸工程時の温度は、樹脂組成物のガラス転移温度であることがさらに好ましい。
延伸速度は、小型延伸機(universal teating machine、Zwick Z010)の場合は1〜100mm/minの範囲で、パイロット延伸装備の場合には0.1〜2m/minの範囲で延伸操作を行うことが好ましく、伸び率は5〜300%程度であることが好ましい。
上記のような延伸過程を通じてフィルムの位相差特性を調節することができる。
上記のような方法で製造された本発明の光学フィルムは、波長580nmにおいて、面内位相差値(Rin)が0〜10nmで、厚さ方向の位相差値(Rth)が−5〜10nm程度である。ここで、上記面内位相差値は下記数学式1で定義された値で、厚さ方向の位相差値は下記数学式2で定義された値のことである。
[数学式1]
in=(n−n)×d
[数学式2]
th=(n−n)×d
上記[数学式1]及び[数学式2]において、nはフィルムの面内において、最も屈折率が大きい方向の屈折率であり、nはフィルムの面内において、n方向の垂直方向の屈折率であり、nは厚さ方向の屈折率であり、dはフィルムの厚さである。
また、本発明の光学フィルムは熱膨脹係数が50〜70ppm/K程度で、従来のアクリル系フィルムより低い熱膨脹係数を有する。このように熱膨脹係数が低いため、本発明の光学フィルムを偏光板に適用する場合、カール発生を抑制することができる。
また、本発明の光学フィルムは、その厚さが20〜200μmであり、40〜120μmであることが好ましく、透明度は0.1〜3%程度であり、光透過度が90%以上であることが好ましい。これは、フィルムの厚さ、透明度及び透過度が上記範囲のとき、偏光板の保護フィルムとして用いるのに適するためである。
また、他の側面において、本発明は偏光子及び上記偏光子の少なくとも一面に保護フィルムとして備えられた本発明による光学フィルムを含む偏光板に関する。本発明による光学フィルムは、偏光子の両面に備えられてもよく、一面だけに備えられてもよい。本発明の光学フィルムが偏光子の一面に備えられる場合、他面には、当該技術分野によく知られている偏光子保護フィルム、例えば、TACフィルム、PETフィルム、COPフィルム、PCフィルム、ノルボルネン系フィルムなどが備えられることができる。中でも、経済性などを考慮すると、TACフィルムが特に好ましい。本発明の光学フィルムは、熱膨脹係数がTACフィルムと類似するため、偏光子の一面にTACフィルムを付着し、他面に本願発明の光学フィルムを付着する場合、熱膨脹係数差により発生するカール現象を最小化することができる。
一方、上記偏光子と本発明の光学フィルム及び/または保護フィルムの付着は、ロールコーター、グラビアコーター、バーコーター、ナイフコーターまたはキャピラリーコーターなどを用い、フィルムまたは偏光子の表面に接着剤をコートした後、保護フィルムと偏光子を貼り合せロールで加熱貼り合せしたり、常温圧着して貼り合せる方法で行ってもよい。上記接着剤としては、当該技術分野で用いられる接着剤、例えば、ポリビニルアルコール系接着剤、ポリウレタン系接着剤、アクリル系接着剤などを制限なく使用することができる。
上記のように製造される本発明の偏光板は、25℃、50%RHで24時間放置した後の偏光板の曲がり角が150度以下であることが好ましく、特に、120〜150度程度であることがより好ましい。偏光板の曲がり角が150度を超えると、偏光板のカールが酷く発生し、ディスプレイ品質を低下させることがある。ここで、上記曲がり角は、曲がった偏光板を円弧と見立てて測定した中心角を意味する。
また、他の側面において、本発明は上記本発明の偏光板が含まれた画像表示装置に関する。このとき、上記画像表示装置は、例えば、液晶表示装置(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、電界発光装置(LED)などであることができる。
以下では、具体的な実施例を通じて本発明をより具体的に説明する。下記実施例は、本発明の理解を助けるための例示に過ぎず、本発明の範囲はこれに限定されない。
本発明における物性評価方法は、下記の通りである。
1.重量平均分子量:製造された樹脂をテトラハイドロフランに溶かしてゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を利用して測定した。
2.ガラス転移温度(Tg):TA Instrument社の示差走査熱量計(DSC)を利用して測定した。
3.ヘイズ及び光線透過率:ASTM1003方法に基づいて測定した。
4.靭性:60μm厚さのフィルムを手で曲げて切れる状態で測定し、10回行ったときに、一回も切れない場合は◎、1〜3回切れる場合は○、5回以上切れる場合は×と表示した。
5.熱膨脹係数(CTE):Perkin Elmer社のPyris6 DCSを用いて測定した。
6.位相差:Ellipso Tech社のElli−SEを利用して測定した。
7.樹脂組成:C13−NMRを利用して測定した。
8.イエローインデックス(YI):ハンターラブ(Hunter Lab)カラーメートルを利用して測定した。
9.カール特性:偏光板を貼り合せた後の製品を恒温恒湿室(25℃、50%RH)に24時間保管した後、偏光板の曲率を測定した。
<実施例1〜7>
メチルメタクリレート単量体、メタクリル酸単量体、ベンジルメタクリレート単量体を下記[表1]に記載された含量で重合溶媒であるトルエンに混合し、該混合溶液に開始剤であるジクミルパーオキシド0.03重量部、分子量調節剤であるt−ドデシルメルカプタン0.5重量部、酸化防止剤であるIrganox245 0.2重量部を入れて重合溶液を製造した後、連続塊状重合で重合し、メチルメタクリレート単位、メタクリル酸単位、ベンジルメタクリレート単位及びグルタル酸無水物単位を表1に記載された含量で含む樹脂を製造した。製造された樹脂の組成、重量平均分子量、ガラス転移温度、ヘイズ、光線透過率、イエローインデックスを測定し、その測定結果は[表1]に示した。
その後、上記樹脂をT−ダイ圧出器を利用して180μmフィルムに製造し、MD方向に2倍、TD方向に3倍2軸延伸し、60μm厚さの光学フィルムを製造した。製造された光学フィルムの位相差値、靭性、熱膨脹係数を測定し、その測定結果は[表1]に示した。
上記光学フィルムとTACフィルム(製造社:富士フィルム)をPVAフィルムの一面にそれぞれ接着して偏光板を製造した後、カール特性を測定した。測定結果は[表1]に示した。
Figure 0005557303
BzMA:ベンジルメタクリレート
MMA:メチルメタクリレート
MAA:メタクリル酸
G/A:グルタル酸無水物
YI:イエローインデックス
CTE:熱膨脹係数
<比較例1〜6>
メチルメタクリレート単量体、メタクリル酸単量体、ベンジルメタクリレート単量体を下記[表2]に記載された含量で混合したことを除き、<実施例1〜7>と同様の方法で樹脂組成物、光学フィルム及び偏光板をそれぞれ製造した。製造された樹脂組成物の組成、重量平均分子量、ガラス転移温度、ヘイズ、光線透過率、イエローインデックスを実施例と同様の方法で測定し、[表2]に示した。また、製造された光学フィルムの位相差値、靭性及び熱膨脹係数を実施例と同様の方法で測定して[表2]に示した。偏光板のカール特性も実施例と同様の方法で測定して[表2]に示した。
Figure 0005557303
BzMA:ベンジルメタクリレート
MMA:メチルメタクリレート
MAA:メタクリル酸
G/A:グルタル酸無水物
YI:イエローインデックス
CTE:熱膨脹係数
<実施例8〜14>
メチルメタクリレート単量体、メタクリル酸単量体、ベンジルメタクリレート単量体を下記[表3]に記載された含量で、5%ポリビニルアルコール水溶液0.05重量部、水200重量部に混合し、該混合溶液に開始剤であるt−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート0.08重量部、分子量調節剤であるt−ドデシルメルカプタン0.2重量部、NaCl0.1重量部を入れて重合溶液を製造した。上記重合溶液を[表3]に記載された1次反応温度で2時間懸濁重合した後、[表3]に記載された2次反応温度まで昇温し1時間重合を行った後、洗浄、乾燥してメチルメタクリレート−ベンジルメタクリレート−メタクリル酸ビードを製造した。得られたビードを270℃の同方向二軸圧出器で圧出し、ペレット状態の樹脂を製造した。製造された樹脂の組成、重量平均分子量、ガラス転移温度、ヘイズ、光線透過率を測定し、その結果を[表3]に示した。
その後、上記樹脂をT−ダイ圧出器を利用して180μmフィルムに製造し、MD方向に2倍、TD方向に3倍2軸延伸し、60μm厚さの光学フィルムを製造した。製造された光学フィルムの位相差値、靭性、熱膨脹係数を測定し、その結果を[表3]に示した。
Figure 0005557303
BzMA:ベンジルメタクリレート
MMA:メチルメタクリレート
MAA:メタクリル酸
G/A:グルタル酸無水物
YI:イエローインデックス
<比較例8〜13>
メチルメタクリレート単量体、メタクリル酸単量体、ベンジルメタクリレート単量体を下記[表4]に記載された含量で混合したことを除き、<実施例8〜14>と同様の方法で樹脂組成物、光学フィルム及び偏光板をそれぞれ製造した。製造された樹脂組成物の組成、重量平均分子量、ガラス転移温度、ヘイズ、光線透過率を<実施例8〜14>と同様の方法で測定し、[表4]に示した。また、製造された光学フィルムの位相差値、靭性及び熱膨脹係数を実施例と同様の方法で測定し、[表4]に示した。
Figure 0005557303
BzMA:ベンジルメタクリレート
MMA:メチルメタクリレート
MAA:メタクリル酸
G/A:グルタル酸無水物
YI:イエローインデックス
[項目1]
アルキル(メタ)アクリレート単位と、
ベンジル(メタ)アクリレート単位と、
(メタ)アクリル酸単位と、
下記化学式Iで表される単位を含む光学フィルム用樹脂組成物。
[化I]
Figure 0005557303
前記化学式Iにおいて、XはNR またはOであり、
前記R 、R 及びR はそれぞれ水素、C 1〜10 アルキル、C 3〜20 シクロアルキルまたはC 3〜20 アリールである。
[項目2]
55〜94重量部のアルキル(メタ)アクリレート単位と、
2〜20重量部のベンジル(メタ)アクリレート単位と、
1〜10重量部の(メタ)アクリル酸単位と、
3〜15重量部の下記化学式Iで表される単位と、を含む項目1に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目3]
前記(メタ)アクリル酸単位の含量が1〜2重量部である項目2に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目4]
前記アルキル(メタ)アクリレート単位のアルキル基は、炭素数が1〜10である項目1から3の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目5]
前記アルキル(メタ)アクリレート単位はメチルメタクリレートである項目4に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目6]
前記ベンジル(メタ)アクリレート単位はベンジルメタクリレートである項目1から5の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目7]
前記(メタ)アクリル酸単位はアクリル酸、メタクリル酸、メチルアクリル酸、メチルメタクリル酸、エチルアクリル酸、エチルメタクリル酸、ブチルアクリル酸及びブチルメタクリル酸からなる群から選択される項目1から6の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目8]
前記化学式Iで表される単位はグルタル酸無水物である項目1から7の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目9]
55〜94重量部のメチルメタクリレート単位と、
2〜20重量部のベンジルメタクリレート単位と、
1〜10重量部のメタクリル酸単位と、
3〜15重量部のグルタル酸無水物単位と、を含む共重合体である項目1から8の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目10]
前記光学フィルム用樹脂組成物は、ガラス転移温度が120℃〜500℃である項目1から9の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目11]
前記光学フィルム用樹脂組成物は、透明度が0.1〜3%である項目1から10の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目12]
前記光学フィルム用樹脂組成物は、イエローインデックスが0.3〜2.0である項目1から11の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目13]
前記光学フィルム用樹脂組成物は透明度が0.1〜3%で、イエローインデックスが0.3〜2.0である項目1から12の何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
[項目14]
項目1〜13の何れか1項に記載の光学フィルム用樹脂組成物を含む光学フィルム。
[項目15]
前記光学フィルムは、波長580nmにおいて下記数学式1で表される面内位相差値が0〜10nmで、下記数学式2で表される厚さ方向の位相差値が−5〜10nmである項目14に記載の光学フィルム。
[数学式1]
in =(n −n )×d
[数学式2]
th =(n −n )×d
前記数学式1及び数学式2において、
はフィルムの面内において、最も屈折率が大きい方向の屈折率であり、
はフィルムの面内において、n 方向の垂直方向の屈折率であり、
は厚さ方向の屈折率であり、
dはフィルムの厚さである。
[項目16]
前記光学フィルムは、熱膨脹係数が50〜70ppm/℃である項目14または115に記載の光学フィルム。
[項目17]
前記光学フィルムは、波長580nmにおいて下記数学式1で表される面内位相差値が0〜10nmで、下記数学式2で表される厚さ方向の位相差値が−5〜10nmで、熱膨脹係数が50〜70ppm/℃である項目14から16の何れか一項に記載の光学フィルム。
[数学式1]
in =(n −n )×d
[数学式2]
th =(n −n )×d
前記数学式1及び数学式2において、
はフィルムの面内において、最も屈折率が大きい方向の屈折率であり、
はフィルムの面内において、n 方向の垂直方向の屈折率であり、
は厚さ方向の屈折率であり、
dはフィルムの厚さである。
[項目18]
前記光学フィルムは、偏光板保護フィルムである項目14から17の何れか一項に記載の光学フィルム。
[項目19]
偏光子と、
前記偏光子の少なくとも一面に付着する項目14から18の何れか一項に記載の光学フィルムとを含む偏光板。
[項目20]
25℃、50%RHで24時間放置した後の偏光板の曲がり角が150度以下である項目19に記載の偏光板。
[項目21]
項目14から18の何れか一項に記載の光学フィルムを含む画像表示装置。

Claims (12)

  1. 55〜94重量部のメチルメタクリレート単位と、
    2〜20重量部のベンジルメタクリレート単位と、
    1〜10重量部のメタクリル酸単位と、
    3〜15重量部のグルタル酸無水物単位と、を含む共重合体を含み、イエローインデックスが0.3〜2.0である光学フィルム用樹脂組成物
  2. 前記メタクリル酸単位の含量が1〜2重量部である請求項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
  3. 前記光学フィルム用樹脂組成物は、ガラス転移温度が120℃〜500℃である請求項1又は2に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
  4. 前記光学フィルム用樹脂組成物は、ヘイズが0.1〜3%である請求項1からの何れか一項に記載の光学フィルム用樹脂組成物。
  5. 請求項1〜の何れか1項に記載の光学フィルム用樹脂組成物を含む光学フィルム。
  6. 前記光学フィルムは、波長580nmにおいて下記数学式1で表される面内位相差値が(Rth) 0〜10nmで、下記数学式2で表される厚さ方向の位相差値が(Rin)−5〜10nmである請求項に記載の光学フィルム。
    [数学式1]
    in=(n−n)×d
    [数学式2]
    th=(n−n)×d
    前記数学式1及び数学式2において、
    はフィルムの面内において、最も屈折率が大きい方向の屈折率であり、
    はフィルムの面内において、n方向の垂直方向の屈折率であり、
    は厚さ方向の屈折率であり、
    dはフィルムの厚さである。
  7. 前記光学フィルムは、熱膨脹係数が50〜70ppm/℃である請求項またはに記載の光学フィルム。
  8. 前記光学フィルムは、波長580nmにおいて下記数学式1で表される面内位相差値が(Rth)0〜10nmで、下記数学式2で表される厚さ方向の位相差値が(Rin)−5〜10nmで、熱膨脹係数が50〜70ppm/℃である請求項からの何れか一項に記載の光学フィルム。
    [数学式1]
    in=(n−n)×d
    [数学式2]
    th=(n−n)×d
    前記数学式1及び数学式2において、
    はフィルムの面内において、最も屈折率が大きい方向の屈折率であり、
    はフィルムの面内において、n方向の垂直方向の屈折率であり、
    は厚さ方向の屈折率であり、
    dはフィルムの厚さである。
  9. 前記光学フィルムは、偏光板保護フィルムである請求項7又は8に記載の光学フィルム。
  10. 偏光子と、
    前記偏光子の少なくとも一面に付着する請求項からの何れか一項に記載の光学フィルムとを含む偏光板。
  11. 請求項の光学フィルムを含み、
    25℃、50%RHで24時間放置した後の偏光板の曲がり角が150度以下である偏光板。
  12. 請求項からの何れか一項に記載の光学フィルムを含む画像表示装置。
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