JP5549702B2 - 搬送装置およびロボットシステム - Google Patents

搬送装置およびロボットシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5549702B2
JP5549702B2 JP2012084527A JP2012084527A JP5549702B2 JP 5549702 B2 JP5549702 B2 JP 5549702B2 JP 2012084527 A JP2012084527 A JP 2012084527A JP 2012084527 A JP2012084527 A JP 2012084527A JP 5549702 B2 JP5549702 B2 JP 5549702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turntable
work
degrees
swivel arm
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012084527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013212562A (ja
Inventor
勝彦 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2012084527A priority Critical patent/JP5549702B2/ja
Priority to US13/607,807 priority patent/US8894343B2/en
Priority to EP12188068.6A priority patent/EP2647476B1/en
Priority to CN201210385084.6A priority patent/CN103359480B/zh
Priority to KR1020120115948A priority patent/KR101518105B1/ko
Publication of JP2013212562A publication Critical patent/JP2013212562A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5549702B2 publication Critical patent/JP5549702B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/0221Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts
    • B05B13/0242Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work characterised by the means for moving or conveying the objects or other work, e.g. conveyor belts the objects being individually presented to the spray heads by a rotating element, e.g. turntable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/06Programme-controlled manipulators characterised by multi-articulated arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/04Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation
    • B05B13/0431Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation with spray heads moved by robots or articulated arms, e.g. for applying liquid or other fluent material to 3D-surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/0096Programme-controlled manipulators co-operating with a working support, e.g. work-table
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/02Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
    • B25J9/04Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type by rotating at least one arm, excluding the head movement itself, e.g. cylindrical coordinate type or polar coordinate type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/106Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links

Description

開示の実施形態は、搬送装置およびロボットシステムに関する。
従来、先端部がそれぞれ円形軌道上を通過する旋回アームと、旋回アームの両端部にそれぞれ取付けられたターンテーブルと、ターンテーブルを旋回アームへの取付位置で軸周りに回転させるテーブル回転機構とを備える搬送装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
上記した従来の搬送装置では、円形軌道の中心に関して対称位置にある搬出入位置と作業位置との間を、ターンテーブル上でワークを支持しながら搬送することができる。すなわち、従来の搬送装置では、搬出入位置でワークをターンテーブルに供給する動作と、作業位置においてワークへの加工作業とを、略同時に行うことができるため、効率的な作業が実現できる。
特許第4190631号公報
しかしながら、上記した従来の搬送装置では、アーム旋回中はターンテーブルをアームに対して回転しない構成とするか、若しくは、アーム旋回中にターンテーブルが、搬送装置の設置面に対して回転しない構成としていた。そして、後者の構成の場合、アームの旋回によってターンテーブルが作業位置と搬出入位置との間を移動する間に、アームの回転方向とは逆向きにターンテーブルを180度回転させていた。これは、作業位置と搬出入位置との間でターンテーブルの姿勢を常に同一に維持するためである。
搬送装置の旋回アームが旋回する際には、旋回によってターンテーブル上のワークが風を切ることになるが、上述した従来の構成では、風がワークへ当たる位置に偏りが生じてしまう。
これでは、表面が湿っているようなワークの場合、ゴミなどがワークの一部の面に偏って付着することになる。また、例えば、加工作業が塗装作業であったりすると、ワークの面によって乾燥速度が異なることになって塗装品質の均一化を図れなくなるおそれがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、搬送途中において、ワークに対して風が偏って当たることを防止することのできる搬送装置およびロボットシステムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る搬送装置は、設置面に設置された基台から複数方向に延在し、前記基台上に中心軸周りに旋回可能に設けられ、各先端部がそれぞれ円形軌道上を通過可能な旋回アームと、前記旋回アームの前記各先端部に取付けられ、前記円形軌道上に設けられた作業位置と搬出入位置との間で、所定のワークを載置しながら搬送可能なターンテーブルとを備える。そして、前記旋回アームが旋回して、前記ターンテーブルが前記作業位置から前記搬出入位置に移動する間に、当該ターンテーブルが、前記設置面に対して360度の整数倍(但し0を除く)で回転する。
本願の開示する搬送装置およびロボットシステムの各態様によれば、搬送途中において、ワークに対して風が偏って当たることを防止できる。したがって、加工後のワークに対し、風による悪影響が当該ワークの所定の面に偏ることを防止でき、品質の均一化に寄与することができる。
図1は、実施形態に係るロボットシステムの使用状態を示す説明図である。 図2は、同ロボットシステムの一部断面視による説明図である。 図3は、実施形態に係る搬送装置の駆動機構を示す断面視による説明図である。 図4は、同駆動機構の一部を拡大した説明図である。 図5Aは、旋回アームの一方の側が作業位置に位置した状態を示す平面視による説明図である。 図5Bは、旋回アームの一方の側が作業位置以外の位置に位置した状態を示す平面視による説明図である。 図6は、実施形態におけるターンテーブルの回転を示す説明図である。 図7Aは、同ターンテーブルの作業位置と搬出入位置との間における公転と自転とを示す説明図である。 図7Bは、比較例1に係るターンテーブルの作業位置と搬出入位置との間における公転と自転とを示す説明図である。 図7Cは、比較例2に係るターンテーブルの作業位置と搬出入位置との間における公転と自転とを示す説明図である。 図8は、変形例1に係るターンテーブルの作業位置と搬出入位置との間における公転と自転とを示す説明図である。 図9は、変形例2に係るターンテーブルの作業位置と、搬出位置および搬入位置との間の公転と自転とを示す説明図である。 図10は、他の実施形態に係るロボットシステムの使用状態を示す説明図である。 図11は、他の実施形態に係るロボットシステムの使用状態を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する搬送装置およびロボットシステムの実施形態を詳細に説明する。ただし、以下の実施形態における例示で本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るロボットシステムの使用状態を示す説明図、図2は同ロボットシステムの一部断面視による説明図である。先ず、本実施形態に係るロボットシステム3の概略について説明する。
図示するように、ロボットシステム3は、旋回アーム11を備える搬送装置1と、ワーク5を加工する作業ロボット2とが組み合わされて構成され、安全柵42で仕切られた作業ブース4内に配置されている。
作業ロボット2は、産業用としての多関節型ロボットであり、図2に示すように、搬送装置1の略中央位置に、ロボット取付ベース62を介して一体的に取付けられている。
そして、ロボット取付ベース62に、作業ロボット2の下部に設けられたベース部21を取付け、このベース部21から複数の関節部を有するロボットアーム22を延在させている。なお、本実施形態に係る作業ロボット2は、6つの関節軸を備えるロボットとしているが、軸数は一例であって6軸に限定されるものではない。
また、本実施形態に係るロボットシステム3は、ワーク5の表面を塗装するためのものとしている。そのため、作業ロボット2を塗装ロボットとしており、ロボットアーム22の先端には、エンドエフェクタとしてスプレーノズル23が取付けられている。なお、エンドエフェクタを変更することによって、作業ロボット2には様々な作業を実行させることが可能である。
図1に示すように、作業ブース4の内部空間には、旋回アーム11の旋回軌跡に対応する円形軌道R上に、搬出入位置40と作業位置41とが予め設けられている。搬出入位置40と作業位置41とは、円形軌道Rの中心、すなわち、ここでは旋回アーム11の旋回中心O(図6を参照)となる中心軸に関して対称位置に設けられている。
搬出入位置40では、後述するターンテーブル12に対して未処理のワーク5を供給したり、塗装処理後のワーク5を取り出したりする。一方、作業位置41では、ワーク5に対して作業ロボット2による塗装処理が実行される。なお、搬送装置1については後に詳述する。
また、本実施形態に係るロボットシステム3は、スプレーノズル23に所定の塗料やエアを供給するスプレー盤24と、ロボットシステム3を駆動させるコントローラ25とを備えている。なお、図1では省略したが、図2に示すようにスプレーノズル23とスプレー盤24との間には塗料ホース26が接続されており、作業ロボット2とコントローラ25とは、電気ケーブル27,28,29を介して接続されている。
スプレー盤24は、線状体である塗料ホース26を介してスプレーノズル23に所定の塗料やエアを供給する塗料供給装置、および、スプレーノズル23に塗料を噴霧させるためのエアを供給するエア供給装置などを収納している。
コントローラ25は、スプレーノズル23からの噴射タイミングを含め、搬送装置1および作業ロボット2を設定動作で駆動させるための作業プログラムを格納している。
搬送装置1は、設置面100に配設される基台6と、この基台6の上に旋回自在に設けられた旋回アーム11とを備えている。
基台6は、少なくとも旋回アーム11の旋回中心O(図6を参照)を含む中空部60を有する中空構造としている。そして、この中空部60に所定の線状体、すなわち、ロボット用の第1電気ケーブル27、第2電気ケーブル28および第3電気ケーブル29、さらには塗料ホース26などを挿通可能としている。
旋回アーム11は、その両端にターンテーブル12が取付けられており、これらターンテーブル12,12は、旋回アーム11の旋回により、円形軌道R上に予め設けられた搬出入位置40と作業位置41とのいずれにも位置することができる。
すなわち、略直線状に形成された旋回アーム11の両先端に取付けられたターンテーブル12,12は、円形軌道Rに沿って公転移動して、円形軌道R上に予め設けられた搬出入位置40と作業位置41とに至ることができる。こうして、ターンテーブル12,12は、搬出入位置40と作業位置41との間で、ワーク5を載置しながら搬送する。
また、これらターンテーブル12,12は、旋回アーム11への取付位置において、ワーク5を載置した状態で水平方向に軸周りに自転可能に構成されている。本実施形態においては、旋回アーム11の両先端が搬出入位置40と作業位置41とに位置したときに、当該旋回アーム11の旋回を停止するように搬送装置1を制御する。そして、作業位置41に位置したターンテーブル12を自転させる一方、搬出入位置40に位置したターンテーブル12は回転を禁止するようにしている。
なお、旋回アーム11の旋回タイミングや、ターンテーブル12の搬出入位置40、作業位置41にそれぞれ位置したときの回転の禁止や回転態様についても、前述のコントローラ25に格納された作業プログラムによって制御することができる。
こうして、搬出入位置40においてワーク5を一方のターンテーブル12に載置し、次いで、旋回アーム11を180度旋回させてワーク5を作業位置41に搬送して、この作業位置41において塗装作業を行うことができる。そして、塗装作業中においては、ターンテーブル12をその位置で水平回転させることにより、立体的な表面を有するワーク5の全体をムラなく塗装することができる。
一方、作業位置41で作業がなされているときには、搬出入位置40にあるターンテーブル12は停止しており、次に塗装されるべき未処理のワーク5が載置される。そして、作業位置41において塗装作業が終了すると、旋回アーム11をさらに180度旋回させてワーク5を搬出入位置40に搬送して塗装を終えた処理済のワーク5を搬出する。このとき、作業位置41には、先に搬出入位置40で載置された未処理のワーク5が載置されたターンテーブル12が位置している。なお、搬出入位置40と作業位置41との間の旋回アーム11の旋回方向は、両位置で反転して往復するように旋回してもよいし、両位置を通過するように、常に同一方向に旋回してもよい。
このように、本実施形態に係るロボットシステム3では、作業プログラムに従って効率的に塗装作業を行うことが可能である。また、ワーク5の塗装対象面が凹凸のある三次元形状であっても、均一な塗装膜厚で塗装処理を行うことが可能である。
なお、ワーク5としては、例えば、携帯電話の筐体、パーソナルコンピュータの筐体、あるいは自動車のインストルメントパネルなどが挙げられる。しかし、塗装されるべきものであって、かつ、搬送装置1のターンテーブル12,12に載置可能なものであれば、ワーク5はいかなるものであっても構わない。また、ターンテーブル12に一度に載置されるワークは1つでも複数でもよい。
上述の本実施形態における搬送装置1およびロボットシステム3の特徴的な構成は、搬送装置1の旋回アーム11が180度回転してターンテーブル12が搬出入位置40と作業位置41との間を通過あるいは往復する間のターンテーブル12,12の自転の態様にある。
すなわち、旋回アーム11が180度回転してターンテーブル12が搬出入位置40と作業位置41との間を通過あるいは往復する間に、ターンテーブル12,12が、設置面100に対して360度の整数倍で回転するように構成している。
以下、かかるターンテーブル12の自転態様について、搬送装置1の構成を具体的に説明しながら詳述する。先ず、図2〜図5Bを参照して、本実施形態に係るロボットシステム3が備える搬送装置1について説明する。図3は本実施形態に係る搬送装置1の駆動機構を示す断面視による説明図、図4は同駆動機構の一部を拡大した説明図、また、図5Aは、旋回アーム11の一方の側が作業位置41に位置した状態を示す平面視による説明図、図5Bは同旋回アーム11の一方の側が作業位置41以外の位置に位置した状態を示す平面視による説明図である。
図2および図3に示すように、搬送装置1は、設置面100に固定される設置ベース61が下端に設けられ、上端にはロボット取付ベース62が設けられた筒状の基台6に、旋回アーム11が回転自在に設けられた構成を有する。旋回アーム11は、基台6を中心にして直線状に延在しており、その両端に一対のターンテーブル12,12が取付けられている。
かかる旋回アーム11を旋回させるアーム旋回機構7は、図3に示すように、基台6のアーム支持周面6aに連接するとともに、旋回アーム11の基部に連接したアーム旋回用リングギヤ71と、このアーム旋回用リングギヤ71に噛合する駆動ギヤ73を出力軸721の先端に設けた旋回モータ72とを備えている。なお、旋回モータ72の出力軸721には減速機(図示せず)が連結されている。
旋回モータ72は、基台6の外側に取付けられている。具体的には、搬送装置1が作業ブース4内に配置された場合、基台6の外側で、搬出入位置40を向く側に、モータケーシング700に収納された状態で取付けられる。
アーム旋回用リングギヤ71は、旋回アーム11の下部に固設されており、基台6のアーム支持周面6aに連接したベアリングであるクロスローラ70を介して基台6の周面に沿って回動して旋回アーム11を旋回させる。
すなわち、アーム旋回機構7において、旋回アーム11を旋回させる動力は、旋回モータ72→出力軸721→駆動ギヤ73→アーム旋回用リングギヤ71→旋回アーム11と伝えられることになる。こうして、ターンテーブル12,12が基台6周りを公転するように、旋回アーム11を旋回させることができる。
なお、旋回モータ72は、作業プログラムによって、アーム旋回用リングギヤ71が180度回転する度に出力が停止するように制御される。つまり、旋回アーム11は、円形軌道Rを旋回して、両先端部に設けられたターンテーブル12を、基台6を挟んで対向して位置する搬出入位置40と作業位置41とで所定時間停止させつつ通過させたり、あるいは往復動作させたりすることができる。
かかる構成により、旋回モータ72が駆動するとアーム旋回用リングギヤ71が回転して、旋回アーム11は、その先端が旋回軌跡を描きながら旋回する。すなわち、旋回アーム11の両端にそれぞれ取付けられたターンテーブル12が、搬出入位置40と作業位置41との間を円形軌道Rに沿って移動する。こうして、ターンテーブル12に載置したワーク5を、搬出入位置40から作業位置41へ、あるいは作業位置41から搬出入位置40へと搬送することができる。
また、搬送装置1は、旋回アーム11の両端部に水平方向に回転可能に設けられたターンテーブル12,12の一方が作業位置41にあるとき、取付け位置において軸周りに自転させるテーブル回転機構8を備えている。
テーブル回転機構8は、旋回アーム11のアームケース110内に収納されたケース内第1回転軸121およびケース内第2回転軸122と、これらと連動連結する一次側のテーブル回転軸81とを備えている。
すなわち、図2および図3に示すように、ケース内第1回転軸121はターンテーブル12に直結しており、垂直に延在している。一方、ケース内第2回転軸122は、先端がケース内第1回転軸121に連動連結し、アームケース110内を水平に伸延するとともに、基端には二次側傘歯車124を設けた伝達軸123が連結されている。
また、テーブル回転機構8は、図2および図3に示すように、一次側のテーブル回転軸81に連動連結可能な動力源となるテーブル回転モータ80を備えている。テーブル回転モータ80は、基台6の外側であって、搬送装置1が作業ブース4内に配置された場合、基台6の外側で、作業位置41を向く側に、ケーシング800に収納された状態で取付けられている。
一次側のテーブル回転軸81は、後述するテーブル自転機構の一部をも構成するものであり、図3に示すように、アーム旋回用リングギヤ71に設けた貫通孔710内に挿通され、旋回アーム11と共に基台6の周りを回動(公転)する。
また、一次側のテーブル回転軸81は、図3に示すように、その先端には二次側傘歯車124と噛合する一次側傘歯車811が設けられている。一方、一次側のテーブル回転軸81の基端には、図3および図4に示すように、基台6の外周面に固設されたガイド用リングギヤ63と噛合可能であるとともに、テーブル回転モータ80の回転軸801に連動連結した伝動ギヤ91が設けられている。
なお、上述したテーブル回転機構8の中で、ケース内第1回転軸121、ケース内第2回転軸122、伝達軸123、および一次側のテーブル回転軸81は、それぞれ基台6を挟んで対称位置となるように一対で設けられている。
基台6における作業位置41の側に単一で設けられたテーブル回転モータ80は、回転軸801が上方に伸延している。したがって、一次側のテーブル回転軸81が作業位置41の側に位置した際にはじめて、一次側のテーブル回転軸81の基端に設けられた筒状の伝動ギヤ91の下部と、テーブル回転モータ80の回転軸801の先端に設けられた出力歯車802とが噛合する。
なお、旋回アーム11の旋回動作が停止し、一方のターンテーブル12が作業位置41に位置しているときには、他方のターンテーブル12は搬出入位置40に位置している。このとき、搬出入位置40に位置したターンテーブル12は、当該ターンテーブル12と連結している一次側のテーブル回転軸81の伝動ギヤ91が、基台6の外周面に固設されたガイド用リングギヤ63と機械的に噛合している。そのため、その位置で回転(自転)することはない。
このように、本実施形態に係る搬送装置1は、一対のターンテーブル12,12が、作業位置41に位置する場合、テーブル回転モータ80による所望する回転速度、回転数での回転を可能とし、しかも、その動力源であるテーブル回転モータ80は1つで済むようにしている。したがって、コスト低減を図ることができる。
ところで、図4に示すように、伝動ギヤ91の上部側はガイド用リングギヤ63と噛合しているため、アーム旋回用リングギヤ71が回転して旋回アーム11が回動すると、伝動ギヤ91はガイド用リングギヤ63と噛み合いながら旋回アーム11と共に回動(公転)することになる。
すなわち、一次側のテーブル回転軸81は、旋回アーム11と共に回動(公転)する。このとき、アーム旋回用リングギヤ71に噛合する伝動ギヤ91を介して一次側のテーブル回転軸81は自転する(詳しくは後述する)。他方、一次側のテーブル回転軸81は、前述したように、ケース内第2回転軸122およびケース内第1回転軸121を介してターンテーブル12と連動連結している。したがって、一次側のテーブル回転軸81の公転中における自転動作は、ケース内第2回転軸122およびケース内第1回転軸121を介してターンテーブル12をも自転させることになる。
このように、本実施形態に係る搬送装置1は、ターンテーブル12が搬出入位置40と作業位置41との間を通過あるいは往復する間に、ターンテーブル12を自転させるテーブル自転機構を備えている。そして、このテーブル自転機構は、テーブル回転機構8の一部をなす一次側のテーブル回転軸81を共有している。
一次側のテーブル回転軸81は、先端が、ケース内第2回転軸122およびケース内第1回転軸121を介してターンテーブル12に連動連結するとともに、基端には伝動ギヤ91が固設され、基台6の外周面に固設されたガイド用リングギヤ63と噛合して回転する構成となっている。
このとき、ターンテーブル12の公転の角速度と自転の角速度を等しくしている。すなわち、旋回アーム11の旋回の角速度と、ターンテーブル12が搬出入位置40と作業位置41との間を通過あるいは往復する間の自転の角速度との速度比を1:1となるように設定している。なお、このときのターンテーブル12の動作については、後に、図6および図7A〜図7Cを用いて詳述する。
こうして、本実施形態における搬送装置1では、旋回アーム11が180度旋回して、ターンテーブル12が搬出入位置40と作業位置41との間を通過あるいは往復する間に、ターンテーブル12が、旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して180度回転することになる。
このように、テーブル回転機構8は、テーブル回転モータ80を除く構成要素が旋回アーム11と共に基台6周りを回動(公転)し、公転しながらターンテーブル12を自転させている。そして、旋回アーム11の一方のターンテーブル12が作業位置41に位置したときにはじめて、テーブル回転モータ80と連動連結し、塗装作業に適した回転数や回転速度でターンテーブル12を回転させることができる。
つまり、ターンテーブル12を、所望する回転数や回転速度で回転させるテーブル回転機構8における動力は、旋回アーム11の一方のターンテーブル12が作業位置41に位置したときを条件として、以下のように伝達されることになる。
すなわち、ターンテーブル12を回転させる動力は、テーブル回転モータ80→回転軸801→出力歯車802→伝動ギヤ91→一次側のテーブル回転軸81→一次側傘歯車811→二次側傘歯車124→伝達軸123→ケース内第2回転軸122→ケース内第1回転軸121→ターンテーブル12と伝えられる。
上述の動力の伝達を実現するために、本実施形態では、図4および図5Aに示すように、基台6に固設されガイド用リングギヤ63の周縁部における作業位置41と正対した位置に、円弧状の切欠部64を形成している。
すなわち、1つのターンテーブル12が作業位置41側に位置して旋回アーム11の旋回が停止すると、旋回アーム11と共に基台6の周りを公転および自転していた一次側のテーブル回転軸81の伝動ギヤ91は、テーブル回転モータ80の出力歯車802と噛合する。一方で、伝動ギヤ91は、これまでガイド用リングギヤ63に噛合して公転していたが、切欠部64に位置することになってガイド用リングギヤ63との噛合は外れる。
したがって、作業プログラムによって、旋回アーム11の一方のターンテーブル12が作業位置41に位置した時点でアーム旋回機構7の旋回モータ72を停止させると、旋回アーム11は、基台6周りの旋回を停止する。その状態において、同じく作業プログラムによってテーブル回転モータ80を駆動させれば、テーブル回転モータ80からの動力は伝動ギヤ91を介し、上述した動力伝達経路で示したようにターンテーブル12へと伝達され、当該ターンテーブル12を回転(自転)させることができる。そして、ターンテーブル12が回転している間、作業ロボット2はターンテーブル12上に載置されて回転するワークに対し塗装作業を行う。
所定時間が経過し塗装作業が終了した後は、作業プログラムによりテーブル回転モータ80を停止させる一方で、アーム旋回機構7の旋回モータ72を駆動して旋回アーム11が再び旋回を開始する。こうすることにより、一次側のテーブル回転軸81の伝動ギヤ91は、テーブル回転モータ80の出力歯車802との噛合が外れ、切欠部64から移動して、再び、ガイド用リングギヤ63に噛合し、旋回アーム11の旋回に連動して基台6に対して公転および自転を開始する。なお、図5Bは、一次側のテーブル回転軸81が作業位置41以外の位置に存在している状態を示しており、伝動ギヤ91がガイド用リングギヤ63と噛み合い、自転しながら旋回アーム11と共に回動(公転)している。
以上、説明してきたように、本実施形態に係るロボットシステム3および作業ロボット2は、テーブル回転機構8の一部とアーム旋回機構7の一部とにより、テーブル自転機構が構成される。そして、このテーブル自転機構により、ターンテーブル12は、円形軌道Rに沿って公転移動するとともに、ワーク5を載置した状態で水平方向に自転可能に構成される。すなわち、旋回アーム11が180度回転してターンテーブル12が搬出入位置40と作業位置41との間を通過あるいは往復する間に、ターンテーブル12,12を、設置面100に対して360度の整数倍で回転させることができる。
ここで、ターンテーブル12の動作について、図6および図7A〜図7Cを参照しながら説明する。いずれも、搬送装置1を上から平面視した図である。図6は、本実施形態におけるターンテーブル12の回転を示す説明図、図7Aは、同ターンテーブル12の作業位置41と搬出入位置40との間における公転と自転とを示す説明図である。また、図7Bは、比較例1に係るターンテーブル12の作業位置41と搬出入位置40との間における公転と自転とを示す説明図、図7Cは、比較例2に係るターンテーブル12の作業位置41と搬出入位置40との間における公転と自転とを示す説明図である。なお、図7Bおよび図7Cにおいても、本実施形態に係る搬送装置1の構成要素と同じ構成要素については同一符号を付して、詳細な説明は省略する。なお、これらの図では、説明のためにターンテーブル12を図1や図2よりも大きく描いている。
図6においては、搬送装置1の旋回アーム11に設けられた一方のターンテーブル12が、A,B,CおよびDの辺からなる矩形形状であり、紙面左側に搬出入位置40が、紙面右側に作業位置41が設けられていることとする。そして、旋回アーム11の旋回中心Oを通る軸線Lが搬出入位置40と作業位置41とを結ぶように位置するとともに、一方のターンテーブル12が作業位置41に位置するときを初期状態(a)とする。
初期状態(a)では、ターンテーブル12は、紙面右側に辺Aが面し、紙面左側に辺Cが面しており、紙面下側に辺Bが、そして辺Bと対向して紙面上側に辺Dが面している。なお、ここでは、旋回アーム11は、時計回りで旋回するものとする。
旋回アーム11が初期状態(a)から45度旋回した状態(b)では、ターンテーブル12の辺Aは、紙面下側に面している。すなわち、ターンテーブル12は、初期状態(a)と比べると、搬送装置1の設置面100に対して90度回転していることが分かる。これは、旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して45度回転した結果であり、この状態では、ターンテーブル12は、初期状態(a)と比べると、設置面100に対して90度(45度+45度)回転する。
同様に、旋回アーム11が初期状態(a)から90度旋回した状態(c)では、ターンテーブル12の辺Aは、紙面左側に面している。すなわち、ターンテーブル12は、初期状態(a)と比べると、搬送装置1の設置面100に対して180度回転していることが分かる。これは、旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して90度回転した結果であり、この状態では、ターンテーブル12は、初期状態(a)と比べると、設置面100に対して180度(90度+90度)回転する。
また、旋回アーム11が初期状態(a)から135度旋回した状態(d)では、ターンテーブル12の辺Aは、紙面上側に面している。すなわち、ターンテーブル12は、初期状態(a)と比べると、搬送装置1の設置面100に対して270度回転していることが分かる。これは、旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して135度回転した結果であり、この状態では、ターンテーブル12は、初期状態(a)と比べると、設置面100に対して270度(135度+135度)回転する。
そして、旋回アーム11が初期状態(a)から180度旋回し、一方のターンテーブル12が作業位置41に位置するときの状態(e)では、ターンテーブル12の辺Aは、初期状態(a)と同じように、紙面右側に面している。すなわち、ターンテーブル12は、初期状態(a)と比べると、搬送装置1の設置面100に対して360度回転していることが分かる。これは、旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して180度回転した結果であり、この状態では、ターンテーブル12は、初期状態(a)と比べると、設置面100に対して360度(180度+180度)回転する。
次に、図7Aと、図7Bおよび図7Cを比較しながら、本実施形態に係る搬送装置1およびロボットシステム3が、ターンテーブル12上に保持されたワーク5に対し、搬送途中においては風が偏って当たることを防止できることについて説明する。図7Aは、図6で示した各状態(a)〜(e)を同一の円形軌道R上に表している。
なお、図7A〜図7Cにおいては、紙面上側に作業位置41が、紙面下側に搬出入位置40が設けられていることとする。また、各図における符号R1は、矩形のターンテーブル12を設けた旋回アーム11が旋回した場合の最外側の円形軌道を示し、符号R2は、ターンテーブル12の中心が描く円形軌道を示している。
図7Aに示すように、ターンテーブル12が、作業位置41から搬出入位置40まで180度公転する間に、設置面100に対しては360度自転している。したがって、ターンテーブル12は、180度の範囲で円形軌道Rに沿って公転する際に、設置面100に対して1回転分自転することになる。
そのため、旋回アーム11が旋回する際、すなわちターンテーブル12が公転する際に、ターンテーブル12上に保持されたワーク5の風切り面が漸次変化することになる。つまり、ワーク5を作業位置41から搬出入位置40まで搬送する間において、ワーク5に対して風が偏って当たることを防止することができる。特に、本実施形態に係るロボットシステム3は、ワーク5の塗装作業を実行するものであるため、塗装後のワーク5の乾燥度合いが各面間で略均一化され、塗装品質の均一化を図ることができる。
また、搬出入位置40と作業位置41とでは、ターンテーブル12の設置面100に対する相対的な姿勢は同じである。つまり、ターンテーブル12に載置するワーク5の姿勢も搬出入位置40と作業位置41とで不変となる。そのため、塗装に最適な姿勢、あるいは取り扱いに最適な姿勢でワーク5をターンテーブル12上に載置すれば、そのままの姿勢で塗装や搬出入が行えるので、作業能率が高まる。
他方、図7Bに示す比較例1では、ターンテーブル12は、作業位置41から搬出入位置40まで180度公転する間に、設置面100に対して相対的な姿勢を変えることがない。つまり、設置面100に対して、見かけ上は自転しない状態で公転することになる。これは、ターンテーブル12が180度の範囲で円形軌道Rに沿って公転する際に、旋回アーム11に対して、旋回アーム11の旋回方向と逆方向に180度回転した結果である。この状態では、ターンテーブル12は、設置面100に対して0度(180度−180度)回転したことになる。
上述したように、ワーク5の姿勢が搬出入位置40と作業位置41とで不変となるのは好ましいが、これでは、結果的に、ターンテーブル12上に載置されたワーク5の風切り面も殆ど変わらないことになる。すなわち、ワーク5を作業位置41から搬出入位置40まで搬送する間において、ワーク5に対しては風が偏って当たってしまう。つまり、塗装後、ワーク5の面によって乾燥度合いにばらつきが生じたり、塗料流れが偏って生じたりして、塗装品質の均一化を図ることが難しくなる。また、偏った面に埃や塵などが付着する虞も生じてしまう。
また、図7Cに示す比較例2では、ターンテーブル12は、旋回アーム11に固定されている。したがって、作業位置41から搬出入位置40まで180度公転する間に、設置面100に対しては、旋回アーム11同様に180度回転することになる。つまり、設置面100に対して自転することなく公転している。
そのため、作業位置41から搬出入位置40まで180度回転する間に、ワーク5は、略一定の面でのみ風を切ることになり、他の面には渦流などが生じる。つまり、塗装後、ワーク5の面によって乾燥度合いが異なったり、やはり、塗料流れが偏って生じたりして、塗装品質の均一化を図ることが難しくなる。また、埃や塵なども一定面に付着するようになる虞も生じる。しかも、ワーク5の姿勢が、作業位置41と搬出入位置40とでは、反対向きとなるので、作業能率の面からはやや不利となる。
(変形例1)
また、搬送装置1の旋回アーム11は、両端にターンテーブル12を備えた略直線形状としたが、例えば、図8に示すように、旋回中心Oとなる中心軸から2つのアーム11A,11Bを120度の間隔をあけて、略V字状に延在させた構成とすることもできる。
図8は、変形例1に係るターンテーブルの作業位置と搬出入位置との間における公転と自転とを模式的に示した説明図である。図示するように、2つのアーム11A,11Bには、それぞれターンテーブル12A,12Bが取付けられている。そして、両ターンテーブル12A,12Bは、それぞれ、取付位置において水平方向に軸周りに自転可能に構成されている。
この例の場合、旋回アーム11の円形軌道R上には、2つの搬出入位置401,402と、作業位置410とが、予め、120度の間隔で設定されていることとする。なお、矢印Fは、搬出入位置401,402におけるワーク5(図1を参照)の搬入および搬出を表す。
以下、この場合の搬送装置1の動作について説明する。図8に示すように、第1の状態(a)では、一方のターンテーブル12Aが作業位置410に位置しており、ワーク5に対する塗装作業が行われている。そして、その間に、他方のターンテーブル12Bが、図において右側に位置する搬出入位置401にて塗装前のワーク5の供給を受けている。なお、この第1の状態(a)では、一方のターンテーブル12Aの辺Aは、紙面上側に面している。
塗装作業を終えると、旋回アーム11が反時計回りに旋回し、一方のターンテーブル12A上の塗装済みのワーク5を、図において左側に位置する搬出入位置402へと搬送する。このとき、塗装前のワーク5の供給を受けた他方のターンテーブル12Bは、作業位置410に向かっている。このように、塗装後に、旋回アーム11が反時計回りで旋回動作する状態を第2の状態(b)とする。なお、図8に示す第2の状態(b)では、旋回アーム11は60度旋回している。
第2の状態(b)では、例えば、旋回アーム11が第1の状態(a)から60度旋回(公転)した場合、ターンテーブル12Aの辺Aは、紙面下側に面している。すなわち、ターンテーブル12Aは、第1の状態(a)と比べると、搬送装置1の設置面100に対して180度回転していることが分かる。これは、旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して120度回転した結果であり、ターンテーブル12Aは、第1の状態(a)と比べると、設置面100に対して180度(60度+120度)回転している。また、この間にターンテーブル12Bも旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して120度回転しており、第1の状態(a)と比べると、設置面100に対して180度(60度+120度)回転している。
一方のターンテーブル12Aが搬出入位置402へ至った状態を第3の状態(c)とする。この第3の状態(c)では、搬出入位置402において、塗装後のワーク5が搬出される一方、他方のターンテーブル12B上のワーク5は、作業位置410において塗装される。
そして、この第3の状態(c)では、ターンテーブル12Aの辺Aは、紙面上側に面している。すなわち、旋回アーム11が第1の状態(a)から120度旋回(公転)する間に、ターンテーブル12Aは、第1の状態(a)と比べると、搬送装置1の設置面100に対して360度回転していることが分かる。これは、旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して240度回転した結果であり、ターンテーブル12Aは、第1の状態(a)と比べると、設置面100に対して360度(120度+240度)回転している。
また、この間にターンテーブル12Bも旋回アーム11の旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して240度回転しており、第1の状態(a)と比べると、設置面100に対して360度(120度+240度)回転している。
次に、第3の状態(c)で塗装作業を終えると、今度は、旋回アーム11は時計回りに旋回し、他方のターンテーブル12B上の塗装済みのワーク5を、図において右側に位置する搬出入位置401へと搬送する。このとき、図において左側に位置する搬出入位置402にて新たに塗装前のワーク5の供給を受けた一方のターンテーブル12Aは、作業位置410に向かっている。このように、塗装後に、旋回アーム11が時計回りで旋回動作する状態を第4の状態(d)とすると、この第4の状態(d)の後、旋回アーム11は前述の第1の状態(a)へと復帰する。第3の状態(c)から第1の状態(a)へ復帰する際にも、旋回アーム11が120度旋回(公転)する間にターンテーブル12A、12Bは旋回アームの旋回方向と同方向に、旋回アーム11に対して240度回転しており、第3の状態(c)と比べると、設置面100に対して360度(120度+240度)回転する。その後は、再度第1の状態(a)〜第4の状態(d)のサイクルを繰り返す。
このように、第1の状態(a)から第3の状態(c)に至る間、また、第3の状態(c)から第1の状態(a)に至る間、つまり、塗装直後のワーク5を搬送する間に、ワーク5もターンテーブル12A(12B)と共に、設置面100に対して1回転している。そのため、塗装直後のワーク5に対して風が偏って当たることを防止することができ、ワーク5の乾燥度合いが略均一化され、塗装品質の均一化を図ることができる。
(変形例2)
また、搬送装置1の旋回アーム11は、略直線形状でもなく、また、略V字形状でもなく、例えば、図9に示す用に、旋回中心Oとなる中心軸から3つのアーム11A,11B,11Cを120度の間隔で放射状に延在させた構成とすることもできる。
図9は、変形例2に係るターンテーブルの作業位置と、搬出位置および搬入位置との間の公転と自転とを模式的に示す説明図である。図示するように、3つのアーム11A,11B,11Cには、それぞれターンテーブル12が取付けられている。そして、各ターンテーブル12は、その取付位置において水平方向に軸周りに自転可能に構成されている。
また、この場合、旋回アーム11の円形軌道R上には、搬入位置400と、作業位置410と、搬出位置420とが、予め、時計回りに120度の間隔で設定されていることとする。なお、搬入位置400でのワーク5(図1を参照)の供給は、矢印f1の方向でなされ、搬出位置420でのワーク5の取り出しは、矢印f2の方向でなされる。
すなわち、この例では、搬出入位置が、円形軌道R上に、作業位置410で塗装されたワーク5の搬出を行う搬出位置420と、塗装前のワーク5の搬入を行う搬入位置400とに分離して設けられている。
そして、旋回アーム11が、120度ずつ、搬入位置400→作業位置410→搬出位置420と、時計回りに順に公転するとき、少なくとも、作業位置410から搬出位置420へと公転する間に、ターンテーブル12を搬送装置1の設置面100(図2および図3を参照)に対して360度の整数倍で回転するように構成することができる。
例えば、作業位置410から搬出位置420へと公転する間に、ターンテーブル12を設置面100に対して1回転(360度で回転)させる場合、旋回アーム11が120度旋回する間に、ターンテーブル12を、旋回アーム11の旋回方向と同方向に、自身が取付けられたアーム(11A,11B,11C)に対して240度回転させるのである。
かかる構成としても、例えば、ターンテーブル12上のワーク5に対して塗装作業を行う場合、塗装直後のワーク5に対して風が偏って当たることを防止することができる。そのため、ワーク5の乾燥度合いが各面間で略均一化され、塗装品質の均一化を図ることができる。
上述してきたように、本実施形態に係る搬送装置1は、旋回アーム11が旋回してターンテーブル12が搬出入位置40、401、402(あるいは搬出位置420/搬入位置400)と、作業位置41、410との間を通過あるいは往復する間に、ターンテーブル12が、旋回アーム11の旋回方向と同方向に当該旋回アームに対して回転し、この間の設置面100に対する旋回アーム11の回転角度と、旋回アーム11に対するターンテーブル12の回転角度との和が、360度の整数倍となるように構成されている。
なお、上述してきた実施形態では、ターンテーブル12が、搬出入位置40、401、402(あるいは搬出位置420/搬入位置400)と、作業位置41、410との間を通過あるいは往復する間に、ターンテーブル12は設置面100に対して1回転する構成としていた。しかし、2回転以上であっても構わない。このとき、搬出入位置(あるいは搬出位置/搬入位置)と作業位置とで、設置面100に対するターンテーブル12の姿勢(ワーク5の姿勢)は変わらないことが好ましいため、設置面100に対して360度の整数倍で回転するように構成するとよい。なお、ターンテーブル12の設置面100に対する回転を2回転以上とする場合、旋回アーム11の旋回方向とは逆方向に回転させてもよい。
ところで、上述してきた実施形態では、変形例を含め、搬送装置1としては、ターンテーブル12が2つ以上のものとして説明した。しかし、例えば、先端部にターンテーブル12が取付けられ、基端部が基台6に旋回自在に連動連結した片腕アームを備えた構成であってもよい。
なお、ロボットシステム3として、本実施形態では塗装作業を行うシステムとしたが、それに限ることはなく、所定の作業を行う作業ロボット2と、上述してきた構成の搬送装置1とを適宜組み合わせたものであればよい。
また、搬送装置1のターンテーブル12は、本実施形態では、横長の矩形形状としたが、縦長のものであってもよい。あるいは、円形などでもよく、その形状はなんら限定されるものではない。
また、上述したロボットシステム3では、搬送装置1の上部に作業ロボット2を載設した構成としたが、作業ロボット2の配置についても上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、図10および図11に示すように、搬送装置1と作業ロボット2とを分離して設置することもできる。
図10に示した例は、作業ロボット2を作業ブース4の天井44の近傍に配置して、ロボットアーム22を下方に延在させて塗装作業を行うようにしたものである。
また、図11に示した例は、搬送装置1と作業ロボット2とを、作業ブース4内において搬出入位置40と作業位置41とを結ぶ方向に直交する方向へ所定間隔をあけて並設したものである。
上述した実施形態のさらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 搬送装置
2 作業ロボット
3 ロボットシステム
5 ワーク
6 基台
7 アーム旋回機構
8 テーブル回転機構
11 旋回アーム
12 ターンテーブル
40 搬出入位置
41 作業位置
63 ガイド用リングギヤ
81 テーブル回転軸
91 伝動ギヤ
R 円形軌道

Claims (8)

  1. 設置面に設置された基台から複数方向に延在し、前記基台の中心軸周りに旋回可能に設けられ、各先端部がそれぞれ円形軌道上を通過可能な旋回アームと、
    前記旋回アームの前記各先端部に取付けられ、前記円形軌道上に設けられた作業位置と搬出入位置との間で、所定のワークを載置しながら搬送可能なターンテーブルと、
    を備え、
    前記旋回アームが旋回して、前記ターンテーブルが前記作業位置から前記搬出入位置に移動する間に、当該ターンテーブルが、前記設置面に対して360度の整数倍(但し0を除く)で回転する
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記旋回アームが旋回して前記ターンテーブルが前記作業位置と前記搬出入位置との間を通過あるいは往復する間に、当該ターンテーブルが、前記旋回アームの旋回方向と同方向に当該旋回アームに対して回転し、
    この間の前記設置面に対する前記旋回アームの回転角度と、前記旋回アームに対する当該ターンテーブルの回転角度との和が、360度の整数倍(但し0を除く)となる
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記作業位置と前記搬出入位置とは、
    前記円形軌道の中心に関して対称位置にあり、
    前記基台を中心に直線状に延在する前記旋回アームが180度旋回し、当該旋回アームの両端部に取付けられた前記ターンテーブルが前記作業位置と前記搬出入位置との間を通過あるいは往復する間に、当該ターンテーブルは、前記設置面に対して360度の整数倍(但し0を除く)で回転する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 前記旋回アームが180度旋回して前記ターンテーブルが前記作業位置と前記搬出入位置との間を通過あるいは往復する間に、当該ターンテーブルが、前記旋回アームの旋回方向と同方向に当該旋回アームに対して180度回転する
    ことを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記旋回アームと共に前記基台の外周に沿って回動するテーブル回転軸を有し、前記ターンテーブルが前記作業位置と前記搬出入位置との間を通過あるいは往復する間に、前記ターンテーブルを自転させるテーブル自転機構を備え、
    前記テーブル回転軸は、
    先端が前記ターンテーブルに連動連結するとともに、基端には、前記基台の外周面に固設されたガイド用のリングギヤと噛合して回転する伝動ギヤが固設されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の搬送装置。
  6. 前記基台は、少なくとも電気ケーブルを含む線状体を挿通可能な中空部を有する中空構造であり、前記テーブル回転軸および前記旋回アームを駆動する動力源が、前記基台の外側に配置されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の搬送装置と、
    前記作業位置において、前記ターンテーブル上に載置されたワークを加工する作業ロボットと、
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  8. 前記作業ロボットを、前記ワークを塗装する塗装ロボットとし、
    前記旋回アームの略中央位置に一体的に取付けた
    ことを特徴とする請求項7に記載のロボットシステム。
JP2012084527A 2012-04-03 2012-04-03 搬送装置およびロボットシステム Active JP5549702B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012084527A JP5549702B2 (ja) 2012-04-03 2012-04-03 搬送装置およびロボットシステム
US13/607,807 US8894343B2 (en) 2012-04-03 2012-09-10 Carrier device and robot system
EP12188068.6A EP2647476B1 (en) 2012-04-03 2012-10-11 Carrier device and robot system
CN201210385084.6A CN103359480B (zh) 2012-04-03 2012-10-12 搬运装置和机器人系统
KR1020120115948A KR101518105B1 (ko) 2012-04-03 2012-10-18 반송 장치 및 로봇 시스템

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012084527A JP5549702B2 (ja) 2012-04-03 2012-04-03 搬送装置およびロボットシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013212562A JP2013212562A (ja) 2013-10-17
JP5549702B2 true JP5549702B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=47002753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012084527A Active JP5549702B2 (ja) 2012-04-03 2012-04-03 搬送装置およびロボットシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8894343B2 (ja)
EP (1) EP2647476B1 (ja)
JP (1) JP5549702B2 (ja)
KR (1) KR101518105B1 (ja)
CN (1) CN103359480B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5569541B2 (ja) * 2012-01-11 2014-08-13 株式会社安川電機 搬送装置およびロボットシステム
JP5582422B2 (ja) * 2012-03-16 2014-09-03 株式会社安川電機 ロボットシステム
US8997438B1 (en) * 2012-09-18 2015-04-07 David M. Fallas Case packing system having robotic pick and place mechanism and dual dump bins
WO2015130238A1 (en) * 2014-02-28 2015-09-03 Sandusadee Kong Robotic spray coating system and method
JP5682721B1 (ja) * 2014-03-31 2015-03-11 ソニー株式会社 産業用ロボットおよびその架台ユニット
DE102015211496A1 (de) * 2015-06-22 2016-12-22 Deckel Maho Pfronten Gmbh Werkzeugmaschine zur spanenden Bearbeitung eines Werkstücks
JP2017007053A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 ワールド技研株式会社 ロボットセル装置
CN105110061B (zh) * 2015-09-16 2017-01-25 京东方科技集团股份有限公司 一种双面胶贴附装置及双面胶的贴附方法
CN105363606B (zh) * 2015-12-15 2019-04-23 佛山沃顿装备技术股份有限公司 一种自动喷漆机器人
CN106839782B (zh) * 2017-01-22 2018-11-30 浙江厚达智能科技股份有限公司 钢铁生产用单力源倾倒装置
IT201700025766A1 (it) * 2017-03-08 2018-09-08 Epistolio S R L Robot di verniciatura
CN106647614A (zh) * 2017-03-13 2017-05-10 安徽朗巴智能科技有限公司 一种基于plc的喷涂机器人控制系统
JP6774633B2 (ja) * 2017-07-20 2020-10-28 株式会社安川電機 ロボットシステム
CN109625993B (zh) * 2019-01-07 2020-05-22 江西万泰铝业有限公司 一种铝锭叠锭机
JP6972062B2 (ja) 2019-04-12 2021-11-24 株式会社安川電機 生産システム及び制御方法
BE1027534B1 (nl) * 2019-08-30 2021-03-30 Delta Light Nv Inrichting en werkwijze voor het automatisch bekabelen van een verlichtingsarmatuur
JP7136067B2 (ja) * 2019-11-27 2022-09-13 株式会社安川電機 ロボットシステム
KR102141406B1 (ko) 2020-05-21 2020-08-05 다성산업 주식회사 턴테이블 작업용 로봇 제어장치
JP2022091409A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 株式会社安川電機 ロボットシステム
CN115108280A (zh) * 2022-05-24 2022-09-27 扬州市大明包装制品有限公司 旋开盖注胶辅助装置及其注胶方法
CN115229248A (zh) * 2022-08-09 2022-10-25 上海剑平动平衡机制造有限公司 一种两工位差速器壳铣削去重平衡修正机

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4764077A (en) * 1986-04-18 1988-08-16 Thermwood Corporation Assembly for performing work functions on a workpiece
US5386762A (en) * 1992-09-14 1995-02-07 Gokey; Phillip E. Robotic chef
JP4190631B2 (ja) * 1998-11-25 2008-12-03 川崎重工業株式会社 搬送装置
JP2007217079A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Asyst Shinko Inc ターンテーブル
JP2007229904A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Disco Abrasive Syst Ltd ターンテーブルを有する加工装置
JP5044138B2 (ja) 2006-04-17 2012-10-10 川崎重工業株式会社 搬送システムおよび加工設備
JP2008221098A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Ichikawa Koken:Kk 自動塗装装置及び塗装ブース
US8430226B2 (en) * 2008-03-05 2013-04-30 Hirata Corporation Work transfer apparatus
ES2434792T3 (es) * 2009-07-27 2013-12-17 J&L Group International, Llc Sistema y procedimientos para formar pilas
JP4591624B1 (ja) * 2010-03-12 2010-12-01 株式会社安川電機 産業用ロボット
US9014848B2 (en) * 2010-05-20 2015-04-21 Irobot Corporation Mobile robot system
US8930019B2 (en) * 2010-12-30 2015-01-06 Irobot Corporation Mobile human interface robot
JP5569541B2 (ja) * 2012-01-11 2014-08-13 株式会社安川電機 搬送装置およびロボットシステム

Also Published As

Publication number Publication date
CN103359480B (zh) 2015-06-17
EP2647476B1 (en) 2015-05-27
CN103359480A (zh) 2013-10-23
US20130259611A1 (en) 2013-10-03
US8894343B2 (en) 2014-11-25
KR101518105B1 (ko) 2015-05-06
JP2013212562A (ja) 2013-10-17
EP2647476A1 (en) 2013-10-09
KR20130112677A (ko) 2013-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5549702B2 (ja) 搬送装置およびロボットシステム
JP5569541B2 (ja) 搬送装置およびロボットシステム
JP6044542B2 (ja) 搬送装置およびロボットシステム
KR102484360B1 (ko) 가공물 회전 장치 및 그것을 이용한 도장 방법
US20130125696A1 (en) Robot arm assembly
JP6528607B2 (ja) 加工設備及び加工方法
KR101061584B1 (ko) 휴대 단말기의 케이스 코팅용 지그
JP5085615B2 (ja) 被塗装物保持ロボットおよび塗装用ロボットシステム
KR20210009998A (ko) 워크탑재 반송장치를 활용한 로봇시스템
JP4190631B2 (ja) 搬送装置
JP2012086121A (ja) ワーク供給装置
JP4230560B2 (ja) 塗装方法
JP5437301B2 (ja) 塗装用ロボットシステム
JP2010167354A (ja) 回転フィーダを用いたスピンドル自動塗装方法および装置
JP6909721B2 (ja) 塗装方法
JP6722539B2 (ja) スピンドル塗装方法及びスピンドル塗装装置
JP2005342616A (ja) ドアミラーの塗装システム及びそれを用いたドアミラーの塗装方法
JP5287334B2 (ja) ワーク給排装置
JP2004255551A (ja) 加工機における搬送方法、及び、加工機用の搬送装置
JP2006026595A (ja) 被塗装物塗装方法、及び、これに使用できる塗装用の被塗装物回転装置
JP2004217375A (ja) 搬送装置および加工設備
JP2002361128A (ja) 自動塗装装置
JP2012152660A (ja) ロータリースプレー塗装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140505

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5549702

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150