JP5534217B2 - 圧電基板およびその製造方法、並びに圧電振動片の製造方法 - Google Patents
圧電基板およびその製造方法、並びに圧電振動片の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5534217B2 JP5534217B2 JP2010251978A JP2010251978A JP5534217B2 JP 5534217 B2 JP5534217 B2 JP 5534217B2 JP 2010251978 A JP2010251978 A JP 2010251978A JP 2010251978 A JP2010251978 A JP 2010251978A JP 5534217 B2 JP5534217 B2 JP 5534217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- width
- piezoelectric substrate
- substrate
- element forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims description 238
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 48
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 39
- 239000010453 quartz Substances 0.000 claims description 85
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 85
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 66
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 59
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 28
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 20
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 3
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- DDFHBQSCUXNBSA-UHFFFAOYSA-N 5-(5-carboxythiophen-2-yl)thiophene-2-carboxylic acid Chemical compound S1C(C(=O)O)=CC=C1C1=CC=C(C(O)=O)S1 DDFHBQSCUXNBSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010017076 Fracture Diseases 0.000 description 1
- 206010053206 Fracture displacement Diseases 0.000 description 1
- 229910017855 NH 4 F Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
- 239000011259 mixed solution Substances 0.000 description 1
- QPJSUIGXIBEQAC-UHFFFAOYSA-N n-(2,4-dichloro-5-propan-2-yloxyphenyl)acetamide Chemical compound CC(C)OC1=CC(NC(C)=O)=C(Cl)C=C1Cl QPJSUIGXIBEQAC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸と、機械軸としてのY軸と、光学軸としてのZ軸と、からなる直交座標系の前記X軸を中心として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ傾けた軸をZ´軸とし、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ傾けた軸をY´軸とし、前記X軸と前記Z´軸に平行な面で構成され、前記Y´軸に平行な方向を厚みとするATカット水晶基板からなる圧電基板であって、
前記X軸および前記Z´軸を含む面であって、表裏の関係にある+Y´軸側に位置する第1主面および−Y´軸側に位置する第2主面を有する素子形成部と、
前記素子形成部の外縁を囲む枠体部と、
を含み、
前記枠体部は、
前記素子形成部を介して前記X軸方向に対向する第1部分および第2部分と、
前記素子形成部を介して前記Z´軸方向に対向する第3部分および第4部分と、
を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも−X軸側に位置し、
前記第3部分は、前記第4部分よりも−Z´軸側に位置し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第1主面よりも+Y´軸側に位置する+Y´面と、
前記+Y´面と前記第1主面とを接続する第1接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記+Y´面の幅1a、前記第2部分の前記+Y´面の幅2a、前記第3部分の前記+Y´面の幅3a、前記第4部分の前記+Y´面の幅4aは、1a>2a>4a、1a>3a>4aの関係を満たす。
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第2主面よりも−Y´軸側に位置する−Y´面と、
前記−Y´面と前記第2主面とを接続する第2接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記−Y´面の幅1c、前記第2部分の前記−Y´面の幅2c、前記第3部分の前記−Y´面の幅3c、前記第4部分の前記−Y´面の幅4cは、1c>2c>3c、1c>4c>3cの関係を満たしてもよい。
前記第1部分と前記第2部分とを接続する梁部を含んでもよい。
前記ATカット水晶基板は、種子部を有し、
前記梁部は、前記種子部に形成されていてもよい。
水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸と、機械軸としてのY軸と、光学軸としてのZ軸と、からなる直交座標系の前記X軸を中心として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ傾けた軸をZ´軸とし、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ傾けた軸をY´軸とし、前記X軸と前記Z´軸に平行な面で構成され、前記Y´軸に平行な方向を厚みとするATカット水晶基板からなる圧電基板であって、
前記X軸および前記Z´軸を含む面であって、表裏の関係にある+Y´軸側に位置する第1主面および−Y´軸側に位置する第2主面を有する素子形成部と、
前記素子形成部の外縁を囲む枠体部と、
を含み、
前記枠体部は、
前記素子形成部を介して前記X軸方向に対向する第1部分および第2部分と、
前記素子形成部を介して前記Z´軸方向に対向する第3部分および第4部分と、
を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも−X軸側に位置し、
前記第3部分は、前記第4部分よりも−Z´軸側に位置し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第2主面よりも−Y´軸側に位置する−Y´面と、
前記−Y´面と前記第2主面とを接続する第2接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記−Y´面の幅1c、前記第2部分の前記−Y´面の幅2c、前記第3部分の前記−Y´面の幅3c、前記第4部分の前記−Y´面の幅4cは、1c>2c>3c、1c>4c>3cの関係を満たす。
水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸と、機械軸としてのY軸と、光学軸としてのZ軸と、からなる直交座標系の前記X軸を中心として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ傾けた軸をZ´軸とし、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ傾けた軸をY´軸とし、前記X軸と前記Z´軸に平行な面で構成され、前記Y´軸に平行な方向を厚みとするATカット水晶基板の+Y´軸側のXZ´面の外縁部に保護膜を形成する工程と、
前記保護膜をマスクとして、前記ATカット水晶基板をエッチングする工程と、
を含み、
前記ATカット水晶基板をエッチングする工程において、
前記ATカット水晶基板を、前記X軸および前記Z´軸を含む面であって、表裏の関係にある+Y´軸側に位置する第1主面および−Y´軸側に位置する第2主面を有する素子形成部と、前記素子形成部の外縁を囲む枠体部と、を含むように形成し、
前記枠体部は、
前記素子形成部を介して前記X軸方向に対向する第1部分および第2部分と、
前記素子形成部を介して前記Z´軸方向に対向する第3部分および第4部分と、
を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも−X軸側に位置し、
前記第3部分は、前記第4部分よりも−Z´軸側に位置し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第1主面よりも+Y´軸側に位置する+Y´面と、
前記+Y´面と前記第1主面とを接続する第1接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記+Y´面の幅1a、前記第2部分の前記+Y´面の幅2a、前記第3部分の前記+Y´面の幅3a、前記第4部分の前記+Y´面の幅4aは、1a>2a>4a、1a>3a>4aの関係を満たすように形成される。
前記ATカット水晶基板をエッチングする工程において、エッチング溶液として緩衝フッ酸を主成分とする溶液を用いてもよい。
前記保護膜を形成する工程において、さらに、前記ATカット水晶基板の−Y´軸側のXZ´面の外縁部に保護膜を形成し、
前記ATカット水晶基板をエッチングする工程において、
前記ATカット水晶基板を、前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々が、
前記第2主面よりも−Y´軸側に位置する−Y´面と、
前記−Y´面と前記第2主面とを接続する第2接続面と、
を有するように形成し、
前記第1部分の前記−Y´面の幅1c、前記第2部分の前記−Y´面の幅2c、前記第3部分の前記−Y´面の幅3c、前記第4部分の前記−Y´面の幅4cは、1c>2c>3c、1c>4c>3cの関係を満たすように形成されてもよい。
水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸と、機械軸としてのY軸と、光学軸としてのZ軸と、からなる直交座標系の前記X軸を中心として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ傾けた軸をZ´軸とし、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ傾けた軸をY´軸とし、前記X軸と前記Z´軸に平行な面で構成され、前記Y´軸に平行な方向を厚みとするATカット水晶基板の−Y´軸側のXZ´面の外縁部に保護膜を形成する工程と、
前記保護膜をマスクとして、前記ATカット水晶基板をエッチングする工程と、
を含み、
前記ATカット水晶基板をエッチングする工程において、
前記ATカット水晶基板を、前記X軸および前記Z´軸を含む面であって、表裏の関係にある+Y´軸側に位置する第1主面および−Y´軸側に位置する第2主面を有する素子形成部と、
前記素子形成部の外縁を囲む枠体部と、を含むように形成し、
前記枠体部は、
前記素子形成部を介して前記X軸方向に対向する第1部分および第2部分と、
前記素子形成部を介して前記Z´軸方向に対向する第3部分および第4部分と、
を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも−X軸側に位置し、
前記第3部分は、前記第4部分よりも−Z´軸側に位置し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第2主面よりも−Y´軸側に位置する−Y´面と、
前記−Y´面と前記第2主面とを接続する第2接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記−Y´面の幅1c、前記第2部分の前記−Y´面の幅2c、前記第3部分の前記−Y´面の幅3c、前記第4部分の前記−Y´面の幅4cは、1c>2c>3c、1c>4c>3cの関係を満たすように形成される。
本発明に係る圧電基板の製造方法を含む。
1.1. 圧電基板
まず、第1実施形態に係る圧電基板について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる圧電基板100を模式的に示す平面図である。図2および図3は、圧電基板100を模式的に示す断面図である。なお、図2は、図1のII−II線断面図であり、図3は、図1のIII−III線断面図である。
次に、本実施形態に係る圧電基板および圧電振動片の製造方法について説明する。本発明に係る圧電振動片の製造方法は、本発明に係る圧電基板の製造方法を含む。
次に、第2実施形態に係る圧電基板について、図面を参照しながら説明する。図11および図12は、第2実施形態に係る圧電基板200を模式的に示す断面図である。なお、図11は図2に対応し、図12は図3に対応している。以下、圧電基板200において、上述した圧電基板100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
次に、第3実施形態に係る圧電基板について、図面を参照しながら説明する。図13および図14は、第3実施形態に係る圧電基板300を模式的に示す断面図である。なお、図13は図2に対応し、図14は図3に対応している。以下、圧電基板300において、上述した圧電基板100,200の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
次に、第4実施形態に係る圧電基板について、図面を参照しながら説明する。図15は、第4実施形態に係る圧電基板400を模式的に示す平面図である。図16は、圧電基板400を模式的に示す断面図である。なお、図16は、図15のXVI−XVI線断面図である。以下、圧電基板400において、上述した圧電基板100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実験例では、2つの圧電基板A,Bの曲げ強度試験を行った。図18は、本実験に用いた圧電基板A,Bを模式的に示す断面図である。圧電基板Aでは、ATカット水晶基板の+Y´軸側のXZ´面を緩衝フッ酸でエッチングすることにより、素子形成部および枠体部を形成した。また、第1部分と第2部分を接続する梁部を設けた。すなわち、圧電基板Aは、上述した圧電基板400に対応する。圧電基板Bは、ATカット水晶基板の+Y´軸側および−Y´軸側のXZ´面を緩衝フッ酸でエッチングすることにより、素子形成部および枠体部を形成した。また、第1部分と第2部分を接続する梁部を設けた。すなわち、圧電基板Bは、上述した圧電基板401に対応する。なお、圧電基板Aと圧電基板Bとでは、素子形成部の幅および厚さは同じであり、枠体部の幅および厚さは同じである。
21 第1部分、22 第2部分、23 第3部分、24 第4部分、
21a,22a,23a,24a 上面、21b,22b,23b,24b 上側面、
21c,22c,23c,24c 下面、21d,22d,23d,24d 下側面、
100 圧電基板、101 ATカット水晶基板、102 保護膜、104 保護膜、
106 レジスト層、200,300,400,401 圧電基板、410 梁部
Claims (10)
- 水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸と、機械軸としてのY軸と、光学軸としてのZ軸と、からなる直交座標系の前記X軸を中心として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ傾けた軸をZ´軸とし、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ傾けた軸をY´軸とし、前記X軸と前記Z´軸に平行な面で構成され、前記Y´軸に平行な方向を厚みとするATカット水晶基板からなる圧電基板であって、
前記X軸および前記Z´軸を含む面であって、表裏の関係にある+Y´軸側に位置する第1主面および−Y´軸側に位置する第2主面を有する素子形成部と、
前記素子形成部の外縁を囲む枠体部と、
を含み、
前記枠体部は、
前記素子形成部を介して前記X軸方向に対向する第1部分および第2部分と、
前記素子形成部を介して前記Z´軸方向に対向する第3部分および第4部分と、
を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも−X軸側に位置し、
前記第3部分は、前記第4部分よりも−Z´軸側に位置し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第1主面よりも+Y´軸側に位置する+Y´面と、
前記+Y´面と前記第1主面とを接続する第1接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記+Y´面の幅1a、前記第2部分の前記+Y´面の幅2a、前記第3部分の前記+Y´面の幅3a、前記第4部分の前記+Y´面の幅4aは、1a>2a>4a、1a>3a>4aの関係を満たす、圧電基板。 - 請求項1において、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第2主面よりも−Y´軸側に位置する−Y´面と、
前記−Y´面と前記第2主面とを接続する第2接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記−Y´面の幅1c、前記第2部分の前記−Y´面の幅2c、前記第3部分の前記−Y´面の幅3c、前記第4部分の前記−Y´面の幅4cは、1c>2c>3c、1c>4c>3cの関係を満たす、圧電基板。 - 請求項1または2において、
前記第1部分と前記第2部分とを接続する梁部を含む、圧電基板。 - 請求項3において、
前記ATカット水晶基板は、種子部を有し、
前記梁部は、前記種子部に形成されている、圧電基板。 - 水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸と、機械軸としてのY軸と、光学軸としてのZ軸と、からなる直交座標系の前記X軸を中心として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ傾けた軸をZ´軸とし、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ傾けた軸をY´軸とし、前記X軸と前記Z´軸に平行な面で構成され、前記Y´軸に平行な方向を厚みとするATカット水晶基板からなる圧電基板であって、
前記X軸および前記Z´軸を含む面であって、表裏の関係にある+Y´軸側に位置する第1主面および−Y´軸側に位置する第2主面を有する素子形成部と、
前記素子形成部の外縁を囲む枠体部と、
を含み、
前記枠体部は、
前記素子形成部を介して前記X軸方向に対向する第1部分および第2部分と、
前記素子形成部を介して前記Z´軸方向に対向する第3部分および第4部分と、
を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも−X軸側に位置し、
前記第3部分は、前記第4部分よりも−Z´軸側に位置し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第2主面よりも−Y´軸側に位置する−Y´面と、
前記−Y´面と前記第2主面とを接続する第2接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記−Y´面の幅1c、前記第2部分の前記−Y´面の幅2c、前記第3部分の前記−Y´面の幅3c、前記第4部分の前記−Y´面の幅4cは、1c>2c>3c、1c>4c>3cの関係を満たす、圧電基板。 - 水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸と、機械軸としてのY軸と、光学軸としてのZ軸と、からなる直交座標系の前記X軸を中心として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ傾けた軸をZ´軸とし、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ傾けた軸をY´軸とし、前記X軸と前記Z´軸に平行な面で構成され、前記Y´軸に平行な方向を厚みとするATカット水晶基板の+Y´軸側のXZ´面の外縁部に保護膜を形成する工程と、
前記保護膜をマスクとして、前記ATカット水晶基板をエッチングする工程と、
を含み、
前記ATカット水晶基板をエッチングする工程において、
前記ATカット水晶基板を、前記X軸および前記Z´軸を含む面であって、表裏の関係にある+Y´軸側に位置する第1主面および−Y´軸側に位置する第2主面を有する素子形成部と、前記素子形成部の外縁を囲む枠体部と、を含むように形成し、
前記枠体部は、
前記素子形成部を介して前記X軸方向に対向する第1部分および第2部分と、
前記素子形成部を介して前記Z´軸方向に対向する第3部分および第4部分と、
を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも−X軸側に位置し、
前記第3部分は、前記第4部分よりも−Z´軸側に位置し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第1主面よりも+Y´軸側に位置する+Y´面と、
前記+Y´面と前記第1主面とを接続する第1接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記+Y´面の幅1a、前記第2部分の前記+Y´面の幅2a、前記第3部分の前記+Y´面の幅3a、前記第4部分の前記+Y´面の幅4aは、1a>2a>4a、1a>3a>4aの関係を満たすように形成される、圧電基板の製造方法。 - 請求項6において、
前記ATカット水晶基板をエッチングする工程において、エッチング溶液として緩衝フッ酸を主成分とする溶液を用いる、圧電基板の製造方法。 - 請求項6または7において、
前記保護膜を形成する工程において、さらに、前記ATカット水晶基板の−Y´軸側のXZ´面の外縁部に保護膜を形成し、
前記ATカット水晶基板をエッチングする工程において、
前記ATカット水晶基板を、前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々が、
前記第2主面よりも−Y´軸側に位置する−Y´面と、
前記−Y´面と前記第2主面とを接続する第2接続面と、
を有するように形成し、
前記第1部分の前記−Y´面の幅1c、前記第2部分の前記−Y´面の幅2c、前記第3部分の前記−Y´面の幅3c、前記第4部分の前記−Y´面の幅4cは、1c>2c>3c、1c>4c>3cの関係を満たすように形成される、圧電基板の製造方法。 - 水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸と、機械軸としてのY軸と、光学軸としてのZ軸と、からなる直交座標系の前記X軸を中心として、前記Z軸を前記Y軸の−Y方向へ傾けた軸をZ´軸とし、前記Y軸を前記Z軸の+Z方向へ傾けた軸をY´軸とし、前記X軸と前記Z´軸に平行な面で構成され、前記Y´軸に平行な方向を厚みとするATカット水晶基板の−Y´軸側のXZ´面の外縁部に保護膜を形成する工程と、
前記保護膜をマスクとして、前記ATカット水晶基板をエッチングする工程と、
を含み、
前記ATカット水晶基板をエッチングする工程において、
前記ATカット水晶基板を、前記X軸および前記Z´軸を含む面であって、表裏の関係にある+Y´軸側に位置する第1主面および−Y´軸側に位置する第2主面を有する素子形成部と、
前記素子形成部の外縁を囲む枠体部と、を含むように形成し、
前記枠体部は、
前記素子形成部を介して前記X軸方向に対向する第1部分および第2部分と、
前記素子形成部を介して前記Z´軸方向に対向する第3部分および第4部分と、
を有し、
前記第1部分は、前記第2部分よりも−X軸側に位置し、
前記第3部分は、前記第4部分よりも−Z´軸側に位置し、
前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、および前記第4部分の各々は、
前記第2主面よりも−Y´軸側に位置する−Y´面と、
前記−Y´面と前記第2主面とを接続する第2接続面と、
を有し、
前記第1部分の前記−Y´面の幅1c、前記第2部分の前記−Y´面の幅2c、前記第3部分の前記−Y´面の幅3c、前記第4部分の前記−Y´面の幅4cは、1c>2c>3c、1c>4c>3cの関係を満たすように形成される、圧電基板の製造方法。 - 請求項6ないし9のいずれか1項に記載の圧電基板の製造方法を含む、圧電振動片の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010251978A JP5534217B2 (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 圧電基板およびその製造方法、並びに圧電振動片の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010251978A JP5534217B2 (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 圧電基板およびその製造方法、並びに圧電振動片の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012105074A JP2012105074A (ja) | 2012-05-31 |
JP5534217B2 true JP5534217B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=46394966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010251978A Active JP5534217B2 (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 圧電基板およびその製造方法、並びに圧電振動片の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5534217B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014007538A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Daishinku Corp | 水晶振動デバイス |
WO2021003755A1 (zh) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 成都泰美克晶体技术有限公司 | 一种边缘具有凸台结构的抛光石英晶体频率片 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3792975B2 (ja) * | 2000-01-20 | 2006-07-05 | 日本電波工業株式会社 | 水晶振動子及びその製造方法 |
JP2002033640A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-31 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 圧電デバイス |
JP2002368573A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-20 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 超薄板圧電振動子及びその製造方法 |
JP3767425B2 (ja) * | 2001-06-13 | 2006-04-19 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電振動片及び圧電デバイス |
JP3952811B2 (ja) * | 2002-03-11 | 2007-08-01 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電振動片、圧電振動片の製造方法および圧電デバイス |
JP4360214B2 (ja) * | 2004-01-29 | 2009-11-11 | 株式会社大真空 | 圧電振動デバイス |
JP2007318350A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Epson Toyocom Corp | 圧電振動片及びその製造方法 |
JP5155620B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2013-03-06 | セイコーインスツル株式会社 | 厚み滑り振動片の製造方法 |
JP5136027B2 (ja) * | 2007-12-03 | 2013-02-06 | セイコーエプソン株式会社 | 水晶振動片及び水晶振動片の製造方法 |
JP2009159000A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Epson Toyocom Corp | 逆メサ型圧電振動片、逆メサ型圧電デバイスおよび逆メサ型圧電デバイスの製造方法 |
JP5304163B2 (ja) * | 2008-03-13 | 2013-10-02 | セイコーエプソン株式会社 | 振動片および振動デバイス |
-
2010
- 2010-11-10 JP JP2010251978A patent/JP5534217B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012105074A (ja) | 2012-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100880984B1 (ko) | At 컷 수정 진동편 및 그 제조 방법 | |
JP5104867B2 (ja) | 圧電振動子 | |
JP5589167B2 (ja) | 圧電振動片および圧電振動子 | |
CN106505965B (zh) | 晶体振子 | |
TWI672838B (zh) | 晶體振子 | |
TW201637358A (zh) | At切割水晶片、水晶振子、及水晶振盪器 | |
JP4908614B2 (ja) | 水晶振動子の製造方法 | |
US20130241358A1 (en) | Quartz crystal device and method for fabricating the same | |
JP6344677B2 (ja) | 水晶振動片、および水晶振動子 | |
JP5605453B2 (ja) | 振動片の製造方法 | |
JP2012029262A (ja) | 圧電振動片及びその製造方法 | |
JP5534217B2 (ja) | 圧電基板およびその製造方法、並びに圧電振動片の製造方法 | |
JP3952811B2 (ja) | 圧電振動片、圧電振動片の製造方法および圧電デバイス | |
US20110241790A1 (en) | Tuning-Fork Type Crystal Vibrating Piece Device and Manufacturing the Same | |
JP6483371B2 (ja) | 水晶振動片及び水晶振動素子 | |
JP6439808B2 (ja) | 音叉型振動子 | |
JP6570388B2 (ja) | 圧電振動片及び圧電振動子 | |
TWI788716B (zh) | 壓電元件及其製造方法 | |
JP7456264B2 (ja) | 振動素子の製造方法、振動素子および振動子 | |
US20190326882A1 (en) | Crystal unit and manufacturing method thereof | |
JP4784700B2 (ja) | 圧電ウェハ | |
WO2017012347A1 (zh) | 一种具有单凸结构的压电石英晶片 | |
JP6327307B2 (ja) | 圧電振動片および圧電振動子 | |
CN107431474B (zh) | At切割晶体片以及晶体振子 | |
JP6611534B2 (ja) | 圧電振動片及び圧電振動子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130812 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140402 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5534217 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140415 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |