JP5529214B2 - 試験装置用の電源装置およびそれを用いた試験装置 - Google Patents

試験装置用の電源装置およびそれを用いた試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、デバイスに電源電圧もしくは電源電流を供給する電源装置に関する。
試験装置は、被試験デバイス(DUT)に電源電圧もしくは電源電流を供給する電源装置を備える。図1は、本発明者らが検討した電源装置を模式的に示すブロック図である。電源装置1100は、電源出力部1026と、電源出力部1026を制御する周波数制御コントローラ(以下、コントローラという)1024を備える。たとえば電源出力部1026は、オペアンプ(バッファ)、DC/DCコンバータやリニアレギュレータ、あるいは定電流源であり、DUT1に供給すべき電源電圧もしくは電源電流(電源信号SPS)を生成する。
電源装置1100は、DUT1に供給される電源信号SPSの電圧値VDDを一定に保つ電圧供給(VS)モードと、電源信号の電流量IDDを一定に保つ電流供給(IS)モードと、が切りかえ可能に構成される。
コントローラ1024は、フィードバックされた観測値(制御対象)と所定の参照値(基準値)の差分値がゼロとなるように、制御値を出力する。観測値としては、DUT1に供給される電源電圧VDDや電源電流IDDなどに応じたフィードバック信号Vが例示される。
電流供給モードあるいは電圧供給モードにおいて、電流量IDDを検出するため、検出抵抗Rsおよびセンスアンプ1028が設けられる。検出抵抗Rsは、電源信号SPSの経路上に設けられ、その両端間には、電流IDDに比例した電圧降下(検出電圧Vs)が生ずる。センスアンプ1028は、検出電圧Vsを増幅し、観測値VM_Iを生成する。
セレクタ1030は、電圧供給モードにおいて、電圧VDDの観測値VM_Vを選択し、電流供給モードにおいて、電流IDDの観測値VM_Iを選択する。
たとえば図1に減算器のシンボルで示される回路要素1022は、誤差増幅器(演算増幅器)であり、観測値と基準値の誤差を増幅する。アナログのコントローラ1024は、誤差がゼロとなるように制御値を生成する。電源出力部1026の状態は、制御値に応じてフィードバック制御され、その結果、制御対象である電源電圧VDDあるいは電源電流IDDが目標値に安定化される。
セレクタ1032は、2つの観測値VM_I、VM_Vを受け、電圧供給モードにおいて観測値VM_Iを、電流供給モードにおいて観測値VM_Vを選択する。A/Dコンバータ1034は、セレクタ1032により選択された観測値をデジタル値に変換する。A/Dコンバータ1034は、電圧供給モードにおいて電流計として機能し、電流供給モードにおいて電圧計として機能する。
特開平7−311223号公報 特開2001−41997号公報
検出抵抗Rsは、可変抵抗で構成され、電源電流IDDのレンジに応じて、その抵抗値が切りかえ可能となっている。
ここで、検出抵抗Rsの抵抗値が切りかえられると、検出抵抗Rsの両端間の電圧が急激に変化することとなり、DUT1に供給される電圧VDDにスパイク状のノイズ(グリッジという)が重畳されることになる。
特に電圧供給モードにおいて、電流測定レンジを変更するために、検出抵抗Rsの抵抗値を切りかえると、DUT1に供給される電圧VDDが過電圧もしくは低電圧状態となり、DUT1の信頼性を損ねたり、誤動作の要因となる。また、グリッジが発生した後、電圧VDDが設定値にセトリングするまで待機時間を設ける必要があるため、試験時間が長くなる。
電圧供給モードにおけるグリッジを防止するためには、電流レンジの切りかえに際して、電源装置1100による電圧供給を一旦停止し、検出抵抗Rsの抵抗値を変更し、電源装置1100による電圧供給を再開するというアプローチをとる必要がある。しかしながらこのアプローチでも、電源装置1100のオン、オフのシーケンス制御によって、試験時間が長くなる。
電流供給モードでは、電流の供給中に検出抵抗Rsの抵抗値を切りかえることは、フィードバックが不連続となるため原理的に困難である。したがって電流供給モードにおいて電流IDDの設定値を切りかえる際には、やはり電源装置1100のオン、オフのシーケンス制御が必要となり、試験時間が長くなる。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、検出抵抗の抵抗値の変更時に、グリッジを抑制可能な電源装置の提供にある。
本発明のある態様は、電源ラインを介してデバイスの電源端子に安定化された電源電圧を供給する電源装置に関する。電源装置は、電源電圧の目標レベルを示す電圧目標値を生成するメイン目標値設定部と、デバイスの電源端子に供給される電源電圧に応じたアナログ電圧観測値をフィードバックラインを介して受け、アナログ電圧観測値をアナログ/デジタル変換してデジタル電圧観測値を生成する電圧用A/Dコンバータと、デジタル電圧観測値が、電圧目標値と一致するように調節されるメイン制御値をデジタル演算処理によって生成するデジタル演算部と、メイン制御値をデジタル/アナログ変換し、その結果得られるアナログの電源信号を、電源ラインを介してデバイスの電源端子に供給するメインD/Aコンバータと、電源ラインの経路上に設けられ、その抵抗値が切りかえ可能なメイン検出抵抗と、メイン検出抵抗の両端間の電圧にもとづき、電源ラインに流れる電源電流の電流量を示すアナログメイン電流観測値を生成するメインセンスアンプと、アナログメイン電流観測値をアナログ/デジタル変換してデジタルメイン電流観測値を生成するメイン電流用A/Dコンバータと、前記メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえるときに、電源ラインとは別のサブ経路から、デバイスの電源端子に補助電流を供給する補助電流源と、を備える。
この態様によると、メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえ時に、それまで電源ラインに流れていた電流を、補助電流源から供給することで、電源ラインに流れる電流をゼロとすることができる。そして電源ラインに流れる電流がゼロの状態で、抵抗値を切りかえることにより、グリッジを抑制できる。
通常状態において補助電流はゼロであってもよい。電源装置は、メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、以下の処理を実行してもよい。
1. メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえに先立ち、メイン検出抵抗に流れる電流量を取得する。
2. 補助電流源が、取得された電流量の補助電流を生成する。
3. メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえる。
4. 補助電流源が、補助電流をゼロに戻す。
補助電流源は、検出抵抗に流れる電流量を取得するとき、デジタルメイン電流観測値を参照してもよい。
補助電流源は、補助電流が流れるサブ経路上に設けられたサブ検出抵抗と、サブ検出抵抗の両端間の電圧にもとづき、補助電流の電流量を示すアナログサブ電流観測値を生成するサブセンスアンプと、アナログサブ電流観測値をアナログ/デジタル変換してデジタルサブ電流観測値を生成するサブ電流用A/Dコンバータと、サブ検出抵抗の一端に印加すべき電圧のレベルを示すサブ制御値を生成する電流制御部と、サブ制御値をデジタル/アナログ変換し、その結果得られる信号を、サブ検出抵抗の一端に印加するサブD/Aコンバータと、を含んでもよい。
電流制御部は、補助電流の目標量を示すサブ目標値を生成するサブ目標値設定部と、デジタルサブ電流観測値がサブ目標値と一致するよう、サブ制御値をデジタル演算処理によって生成するサブデジタル演算部と、を含んでもよい。
メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、以下の処理を実行してもよい。
1. サブ目標値設定部が、デジタルメイン電流観測値をホールドする。
2. サブ目標値設定部が、サブ目標値をゼロからホールドしたデジタルメイン電流観測値に変化させる。
3. メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえる。
4. サブ目標値設定部が、サブ目標値をホールドしたデジタルメイン電流観測値からゼロに変化させる。
サブ経路は通常状態において遮断されてもよい。サブ経路は、補助電流源による補助電流の生成開始に先立ち、電流制御部がデジタル電圧観測値と等しいサブ制御値を出力した状態で導通状態に切りかえられてもよい。
サブ検出抵抗は、その抵抗値が切りかえ可能な可変抵抗であってもよい。メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、サブ検出抵抗の抵抗値は、メイン検出抵抗の切りかえ前後の2つの抵抗値のうち大きい方に設定されてもよい。
メイン検出抵抗とサブ検出抵抗は、同じ回路トポロジーを有してもよい。メイン検出抵抗がM値(Mは整数)で切りかえ可能に構成され、サブ検出抵抗がM−1値で切りかえ可能に構成されてもよい。
本発明の別の態様は、電源ラインを介してデバイスの電源端子に安定化された電源電流を供給する電源装置に関する。電源装置は、電源電流の目標量を示す電流目標値を生成するメイン目標値設定部と、電源ラインの経路上に設けられ、その抵抗値が切りかえ可能なメイン検出抵抗と、メイン検出抵抗の両端間の電圧にもとづき、電源ラインに流れる電源電流の電流量を示すアナログメイン電流観測値を生成するメインセンスアンプと、アナログメイン電流観測値をアナログ/デジタル変換してデジタルメイン電流観測値を生成するメイン電流用A/Dコンバータと、デジタルメイン電流観測値が電流目標値と一致するように調節されるメイン制御値をデジタル演算処理によって生成するデジタル演算部と、メイン制御値をデジタル/アナログ変換し、その結果得られるアナログの電源信号を、電源ラインを介してデバイスの電源端子に供給するメインD/Aコンバータと、デバイスの電源端子に供給される電源電圧に応じたアナログ電圧観測値をフィードバックラインを介して受け、アナログ電圧観測値をアナログ/デジタル変換してデジタル電圧観測値を生成する電圧用A/Dコンバータと、メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえるときに、電源ラインとは別のサブ経路から、デバイスの電源端子に補助電流を供給する補助電流源と、を備える。
この態様によると、メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえ時に、それまで電源ラインに流れていた電流を、補助電流源から供給することで、電源ラインに流れる電流をゼロとすることができる。そして電源ラインに流れる電流がゼロの状態で、抵抗値を切りかえることにより、グリッジを抑制できる。
通常状態において補助電流はゼロであってもよい。電源装置は、メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、以下の処理を実行してもよい。
1. 電源電流と補助電流の合計量を、電源電流の通常状態における目標量に保ちながら、補助電流源が補助電流の電流量をゼロから電源電流の通常状態における目標量まで増加させるとともに、メイン目標値設定部が電流目標値を通常状態の値からゼロまで低下させる。
2. メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえる。
3. 電源電流と補助電流の合計量を電源電流の通常状態における目標量に保ちながら、補助電流源が補助電流の電流量を電源電流の通常状態における目標量からゼロまで低下させるとともに、メイン目標値設定部が電流目標値をゼロから通常状態の値まで増大させる。
補助電流源は、補助電流が流れるサブ経路上に設けられたサブ検出抵抗と、サブ検出抵抗の両端間の電圧にもとづき、補助電流の電流量を示すアナログサブ電流観測値を生成するサブセンスアンプと、アナログサブ電流観測値をアナログ/デジタル変換してデジタルサブ電流観測値を生成するサブ電流用A/Dコンバータと、サブ検出抵抗の一端に印加すべき電圧のレベルを示すサブ制御値を生成する電流制御部と、サブ制御値をデジタル/アナログ変換し、その結果得られる信号を、サブ検出抵抗の一端に印加するサブD/Aコンバータと、を含んでもよい。
電流制御部は、補助電流の目標量を示すサブ目標値を生成するサブ目標値設定部と、デジタルサブ電流観測値がサブ目標値と一致するよう、サブ制御値をデジタル演算処理によって生成するサブデジタル演算部と、を含んでもよい。
メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、以下の処理を実行してもよい。
1. 電流目標値とサブ目標値の合計を、電流目標値の通常状態の値に保ちながら、サブ目標値設定部が、サブ目標値をゼロから電流目標値の通常状態の値まで増大させるとともに、メイン目標値設定部が、電流目標値をその通常状態の値からゼロまで低下させる。
2. メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえる。
3. 電流目標値とサブ目標値の合計を、電流目標値の通常状態の値に保ちながら、サブ目標値設定部が、サブ目標値を電流目標値の通常状態の値からゼロまで低下させるとともに、メイン目標値設定部が、電流目標値をゼロからその通常状態の値まで増大させる。
サブ経路は通常状態において遮断されてもよい。サブ経路は、補助電流源による補助電流の生成開始に先立ち、電流制御部がデジタル電圧観測値と等しいサブ制御値を出力した状態で導通状態に切りかえられてもよい。
サブ検出抵抗は、その抵抗値が切りかえ可能な可変抵抗であってもよい。メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、サブ検出抵抗の抵抗値は、メイン検出抵抗の切りかえ前後の2つの抵抗値のうち大きい方に設定されてもよい。
メイン検出抵抗とサブ検出抵抗は、同じ回路トポロジーを有してもよい。メイン検出抵抗がM値(Mは整数)で切りかえ可能に構成され、サブ検出抵抗がM−1値で切りかえ可能に構成されてもよい。
本発明の別の態様は、試験装置に関する。試験装置は、被試験デバイスに対して電源信号を供給する上述の電源装置を備える。
この態様によると、電源電圧のグリッジを抑制しつつ、被試験デバイスの良否や不良箇所を判定できる。また、抵抗の切りかえのたびに、電源装置のオン、オフシーケンスを行う必要がないため、試験時間を短縮できる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、検出抵抗の抵抗値の変更時に、電源電圧のグリッジを抑制できる。
本発明者らが検討した電源装置を模式的に示すブロック図である。 実施の形態に係る電源装置を備える試験装置示すブロック図である。 電圧供給モードにおける電源装置の動作を示す波形図である。 補助電流源の構成例を示す回路図である。 メイン検出抵抗、サブ検出抵抗の構成例を示す回路図である。 補助電流源の遮断、導通状態の切りかえを示すタイムチャートである。 変形例に係る補助電流源を示す回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図2は、実施の形態に係る電源装置100を備える試験装置2示すブロック図である。試験装置2は、DUT1に信号を与え、DUT1からの信号を期待値と比較して、DUT1の良否や不良箇所を判定する。
試験装置2は、ドライバDR、コンパレータ(タイミングコンパレータ)CP、電源装置100などを備える。ドライバDRは、DUT1に対してテストパターン信号を出力する。このテストパターン信号は図示しないタイミング発生器TG、パターン発生器PGおよび波形整形器FC(Format Controller)などによって生成され、ドライバDRに入力される。DUT1が出力する信号は、コンパレータCPに入力される。コンパレータCPは、DUT1からの信号を所定のしきい値と比較し、比較結果を適切なタイミングでラッチする。コンパレータCPの出力は、その期待値と比較される。以上が試験装置2の概要である。
電源装置100は、DUT1に対する電源信号SPSを生成し、電源ケーブル(電源ライン)4などを介して、DUT1の電源端子P1へと供給する。
本実施の形態に係る電源装置100は、DUT1に供給される電源信号SPSの電圧値(電源電圧ともいう)VDDを一定に保つ電圧供給(VS)モードと、電源信号の電流量(電源電流ともいう)IDDを一定に保つ電流供給(IS)モードと、が切りかえ可能に構成される。
電源装置100は、メイン目標値設定部10、A/Dコンバータ20、デジタル演算部30、メインD/Aコンバータ40、メインバッファアンプ42、メイン検出抵抗Rs1、メインセンスアンプ44、補助電流源60、シーケンサ90を備える。
シーケンサ90は、電源装置100の各ブロックの動作を制御する。
A/Dコンバータ20は、DUT1の電源端子P1に供給される電源信号SPSに応じたアナログ観測値Vをフィードバックライン6を介して受け、それをアナログ/デジタル変換して、デジタル観測値Dを生成する。
より具体的には、A/Dコンバータ20は、メイン電流用A/Dコンバータ22および電圧用A/Dコンバータ24を含む。
電圧供給モードにおいて電圧用A/Dコンバータ24は、DUT1に供給される電源電圧VDDを示すアナログ電圧観測値VM_Vをアナログ/デジタル変換し、デジタル電圧観測値DM_Vを生成する。アナログ電圧観測値VM_Vは、DUT1に供給される電源電圧VDDそのものであってもよいし、電源電圧VDDを分圧により降圧した電圧であってもよい。
メイン検出抵抗Rs1、メインセンスアンプ44、メイン電流用A/Dコンバータ22は、電流供給モードあるいは電圧供給モードにおいて、電源電流IDDの電流量を検出するために設けられる。
メイン検出抵抗Rs1は、電源ライン4の経路上に設けられ、その両端間には、電源電流IDDに比例した電圧降下Vs1が生ずる。メインセンスアンプ44は、メイン検出抵抗Rs1の電圧降下Vs1を増幅し、アナログメイン電流観測値VM_Iを生成する。メイン検出抵抗Rs1は、電源電流IDDの電流レンジに応じて抵抗値が切りかえ可能な可変抵抗である。
メイン電流用A/Dコンバータ22は、DUT1に供給される電源電流IDDを示すアナログメイン電流観測値VM_Iをアナログ/デジタル変換し、デジタルメイン電流観測値DM_Iを生成する。
メイン目標値設定部10は、電源信号SPSの目標値を示すメイン目標値DREFを生成する。より具体的には、メイン目標値設定部10は、電圧供給モードにおいて、電源電圧VDDの目標レベルを示す電圧目標値DREF_Vを生成し、電流供給モードにおいて、電源電流IDDの目標量を示す電流目標値DREF_Iを生成する。
デジタル演算部30は、デジタル演算処理によってデジタルのメイン制御値DOUTを生成する。メイン制御値DOUTは、A/Dコンバータ20からのデジタル観測値Dがメイン目標値設定部10からの目標値DREFと一致するように調節される。たとえばデジタル演算部30は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などで構成することができる。
デジタル演算部30は、デジタル観測値Dと目標値DREFの差分(誤差)にもとづき、PID(比例、積分、微分)制御を行ってもよい。デジタル演算部30は、PID制御に代えて、P制御、PI制御、PD制御のいずれかを行ってもよい。
より具体的には、デジタル演算部30は、減算器32、コントローラ34、セレクタ36を含む。
セレクタ36は、電圧供給モードにおいて、デジタル電圧観測値DM_Vを選択し、電流供給モードにおいて、デジタル電流観測値DM_Iを選択する。
減算器32は、セレクタ36により選択されたデジタル観測値Dと、目標値DREFの誤差を示す誤差信号SERR生成する。コントローラ34は、誤差信号SERRにもとづき、(1)比例(P)制御、(2)比例・積分(PI)制御、(3)比例・積分・微分(PID)制御のいずれかにより、メイン制御値DOUTを生成する。
メインD/Aコンバータ40は、メイン制御値DOUTをデジタル/アナログ変換し、その結果得られるアナログ電圧VOUTを電源信号SPSとして、電源ライン4を介して被試験デバイス1の電源端子P1に供給する。メインD/Aコンバータ40の後段には、出力インピーダンスが低いメインバッファアンプ42が設けられる。
補助電流源60は、電源ライン4とは別のサブ経路8から、DUT1の電源端子に、補助電流ISUBを供給する。
以上が電源装置100の基本構成である。続いてその動作を説明する。
電源装置100は、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえに際して、電圧供給モードと電流供給モードで、動作が異なる。以下、それぞれのモードの動作を説明する。
(1) 電圧供給モード
図3は、電圧供給モードにおける電源装置100の動作を示す波形図である。
通常状態において、電源電圧VDDは、電圧目標値DREF_Vに応じたレベルに安定化されている。このとき電源ライン4には、ある大きさの電源電流IDDが流れており、補助電流源60が生成する補助電流ISUBはゼロである。
メイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえに先立ち、時刻t1に電源ライン4に流れる電流量IDDが測定される。上述したように、メイン電流用A/Dコンバータ22が生成するデジタルメイン電流観測値DM_Iが、電源電流IDDの量Ixを示す。
続いて、時刻t2に、補助電流源60が、時刻t1で測定された電流量Ixの補助電流ISUBの生成を開始する。補助電流ISUBは有限の傾きで増大し、時刻t3に電流量Ixに達する。
この間、デジタル演算部30、メインD/Aコンバータ40、メインバッファアンプ42、電源ライン4、フィードバックライン6_V、電圧用A/Dコンバータ24を含むループによって、電源電圧VDDは目標電圧レベルと一致するようにフィードバックにより安定化されている。このとき、負荷であるDUT1のインピーダンスZDUTが一定のとき、サブ電流ISUBが増大すると、電源ライン4に流れる電源電流IDDは自動的にゼロに低下していく。
補助電流ISUBが安定化し、メイン検出抵抗Rs1に流れる電流がゼロになった後、時刻t4にメイン検出抵抗Rs1の抵抗値を切りかえる。
そしてメイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえ完了後の時刻t5に、補助電流源60が補助電流ISUBをゼロに戻し始める。やがて時刻t6に補助電流ISUBがゼロとなり、通常状態に戻る。
このように、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえ時に、それまで電源ライン4に流れていた電流を、補助電流源60から供給する。これにより、電源ライン4に流れる電流IDDをゼロとすることができる。そして電源ライン4に流れる電流がゼロの状態で、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値を切りかえることにより、グリッジを抑制できる。
また、抵抗の切りかえのたびに、電源装置のオン、オフシーケンスを行う必要がないため、試験時間を短縮できる。
(2) 電流供給モード
電流供給モードにおける電源装置100の動作も、図3を参照して説明する。
通常状態において、電源ライン4に流れる電源電流IDDは、電流目標値DREF_Iに応じた量Ixに安定化されている。このとき補助電流源60が生成する補助電流ISUBはゼロである。
時刻t2〜t3の間、電源電流IDDと補助電流ISUBの合計量を、電源電流IDDの通常状態における目標量Ixに保ちながら、補助電流源60は、補助電流ISUBの電流量をゼロから電源電流IDDの通常状態における目標量Ixまで増加させる。
この間、メイン目標値設定部10は、電流目標値DREF_Iを、通常状態の値からゼロまで低下させる。電源電流IDDは、デジタル演算部30によるフィードバック制御により、通常状態の目標量Ixからゼロに向かって低下していく。
補助電流ISUBが安定化し、メイン検出抵抗Rs1に流れる電流がゼロになった後、時刻t4にメイン検出抵抗Rs1の抵抗値を切りかえる。
そしてメイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえ完了後の時刻t5〜t6に、電源電流IDDと補助電流ISUBの合計量を、電源電流IDDの通常状態の目標量Ixに保ちながら、補助電流源60は、補助電流ISUBの電流量を電源電流IDDの通常状態における目標量Ixからゼロまで低下させる。この間、メイン目標値設定部10は、電流目標値DREF_Iを、ゼロから通常状態の値まで増大させる。電源電流IDDは、デジタル演算部30によるフィードバック制御により、ゼロから通常状態の目標量Ixに向かって増大していく。
このように、電流供給モードにおいても、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえ時に、それまで電源ライン4に流れていた電流を、補助電流源60から供給する。これにより、電源ライン4に流れる電流IDDをゼロとすることができる。そして電源ライン4に流れる電流がゼロの状態で、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値を切りかえることにより、グリッジを抑制できる。
また、抵抗の切りかえのたびに、電源装置のオン、オフシーケンスを行う必要がないため、試験時間を短縮できる。
続いて、補助電流源60の具体的な構成例を説明する。
図4は、補助電流源60の構成例を示す回路図である。
補助電流源60は、デジタル演算部30、メインD/Aコンバータ40、メインバッファアンプ42、メインセンスアンプ44、メイン電流用A/Dコンバータ22を含むメインのフィードバックループと同様に構成される。具体的には補助電流源60は、サブ検出抵抗Rs2、サブセンスアンプ62、サブ電流用A/Dコンバータ64、サブD/Aコンバータ66、サブバッファアンプ68、電流制御部70を備える。
サブ検出抵抗Rs2は、サブ経路8上に設けられ、その両端間には、補助電流ISUBに比例した電圧降下Vs2が生ずる。サブ目標値設定部72は、サブ検出抵抗Rs2の電圧降下Vs2を増幅し、補助電流ISUBの電流量を示すアナログサブ電流観測値VM_ISUBを生成する。サブ検出抵抗Rs2は、メイン検出抵抗Rs1と同様に、抵抗値が切りかえ可能な可変抵抗である。
電源電圧VDDあるいは電源電流IDDを高精度で目標値に近づけるために、メインD/Aコンバータ40には高い分解能が必要とされる。これに対して補助電流ISUBは、グリッジを低減することを目的として生成されるものであり、DUT1の動作には直接関係しないため、補助電流ISUBにはそれほど高い精度は必要とされない。したがってサブD/Aコンバータ66の分解能は、メインD/Aコンバータ40の分解能よりも低くてよい。具体的には、サブD/Aコンバータ66の分解能は、メインD/Aコンバータ40のそれの1/10程度としてもよい。この場合、サブD/Aコンバータ66は小さな面積で構成することができ、それが回路面積全体に与えるインパクトはそれほど大きくない。
サブ電流用A/Dコンバータ64は、アナログサブ電流観測値VM_ISUBをアナログ/デジタル変換してデジタルサブ電流観測値VM_ISUBを生成する。電流制御部70は、サブ検出抵抗Rs2の一端に印加すべき電圧VSUBのレベルを示すサブ制御値DSUBを生成する。サブD/Aコンバータ66は、サブ制御値DSUBをデジタル/アナログ変換し、その結果得られる信号VSUBを、サブ検出抵抗Rs2の一端に印加する。サブD/Aコンバータ66の後段には、出力インピーダンスが低いバッファアンプ68が設けられる。
電流制御部70は、サブ目標値設定部72、サブデジタル演算部74、セレクタ80を備える。
サブ目標値設定部72は、補助電流ISUBの目標量を示すサブ目標値DREF_SUBを生成する。サブデジタル演算部74は、デジタルサブ電流観測値DM_ISUMがサブ目標値DREF_SUBと一致するよう、サブ制御値DSUBをデジタル演算処理によって生成する。サブデジタル演算部74は、減算器76およびコントローラ78を含み、デジタル演算部30と同様に構成される。コントローラ34およびコントローラ78の各係数、パラメータは、それぞれ同じであってもよいし、個別に最適化されてもよい。セレクタ80は、サブデジタル演算部74の出力と、電圧用A/Dコンバータ24からのデジタル電圧観測値DM_Vを受け、一方を選択する。具体的には、後述するトラッキング制御信号S2がアサートされる期間、デジタル電圧観測値DM_Vを選択する。
図5は、メイン検出抵抗Rs1、サブ検出抵抗Rs2の構成例を示す回路図である。
メイン検出抵抗Rs1は、M個の抵抗値が選択可能であり、抵抗RM〜RM、スイッチFSW〜FSW、スイッチSSW〜SSWを含む。サブ検出抵抗Rs2は、メイン検出抵抗Rs1と同じ回路トポロジーを有する。
本実施の形態において、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえの際に、サブ検出抵抗Rs2の抵抗値は、メイン検出抵抗Rs1の切りかえ前後の2つの抵抗値のうち大きい方に設定される。したがってサブ検出抵抗Rs2は、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値のうち、最も小さいひとつが省略されており、選択可能な抵抗値の数がM−1個となっている。これにより、ひとつの抵抗RMと、スイッチFSW、SSWが不要となるため、回路面積を小さくできる。
以上が補助電流源60の構成例である。続いて図4の補助電流源60の動作を説明する。
補助電流源60を含むサブ経路8は、導通、遮断が切りかえ可能に構成される。具体的には、サブ検出抵抗Rs2のスイッチFSW〜FSWM−1がすべてオフのとき遮断状態、少なくともひとつがオンのとき導通状態となる。サブ経路8は、通常状態において遮断されている。
図6は、補助電流源60の遮断、導通状態の切りかえを示すタイムチャートである。時刻t1に、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえを指示する信号S1がアサート(ハイレベル)される。
これを受けてシーケンサ90は、補助電流源60による補助電流ISUBの生成開始に先立ち、トラッキング制御信号S2をアサートする。トラッキング制御信号S2がアサートされる期間、電流制御部70は、デジタル電圧観測値DM_Vと等しいサブ制御値DSUBを出力する。これをトラッキング制御という。トラッキング制御により、サブ検出抵抗Rs2の一端に印加される電圧VSUBと、その他端の電圧VDDが等しくなる。
この状態で、サブ経路8(図6のSUB PATH)は、遮断状態から導通状態に切りかえられる。具体的には、サブ検出抵抗Rs2の複数のスイッチFSW〜FSWM−1のうち、選択すべき抵抗値に応じたひとつがオンする。このときサブ検出抵抗Rs2の両端間の電位差はゼロであるため、過渡的な電圧変動や電流変動を抑制しつつ、サブ経路8を導通状態に切りかえることができる。
サブ経路8が導通状態となると、トラッキング制御信号S2がネゲート(ローレベル)される。
続いて、図3に示したシーケンスにもとづいて、補正電流ISUBおよび電源電流IDDを変化させ、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値を切りかえる。
そしてシーケンサ90は、再びトラッキング制御信号S2をアサートし、トラッキング制御が行われ、サブ検出抵抗Rs2の両端の電圧が等しくなる。この状態で、サブ経路8(図6のSUB PATH)は、導通状態から遮断状態に切りかえられる。具体的には、サブ検出抵抗Rs2の複数のスイッチFSW〜FSWM−1がすべてオフする。このときサブ検出抵抗Rs2の両端間の電位差はゼロであるため、過渡的な電圧変動や電流変動を抑制しつつ、サブ経路8を遮断状態に切りかえることができる。
なお、サブ経路8を導通状態から遮断状態に切りかえるタイミングにおいて、補助電流ISUBはゼロであるから、トラッキング制御を行わなくても両端間の電位差はゼロである。したがって、抵抗値の切りかえ後のトラッキング制御は省略してもよい。
続いて、図4の補助電流源60の動作を、電圧供給モードと電流供給モードそれぞれについて説明する。
(1) 電圧供給モード
補助電流源60は、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえの際に、以下の処理を実行する。
1. サブ目標値設定部72が、デジタルメイン電流観測値DM_Iをホールドする。
この際、サブ目標値設定部72は、デジタルメイン電流観測値DM_Iを複数回にわたりサンプリングし、それらを平均した値を、ホールドしてもよい。
2. サブ目標値設定部72が、サブ目標値DREF_SUBをゼロからホールドしたデジタルメイン電流観測値DM_Iに変化させる。これにより、補助電流ISUBが、ゼロから電流Ixに向かって増大する。
3. メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえる。
4. サブ目標値設定部72が、サブ目標値DREF_SUBをホールドしたデジタルメイン電流観測値DM_Iからゼロに変化させる。これにより、補助電流ISUBが、電流Ixからゼロに向かって減少する。
(2) 電流供給モード
補助電流源60は、メイン検出抵抗Rs1の抵抗値の切りかえの際に、以下の処理を実行する。通常状態における電流目標値DREF_Iの値を、DREF_NORMとする。
1. サブ目標値設定部72が、サブ目標値DREF_SUBをゼロから電流目標値DREF_Iの通常状態の値DREF_NORMまで増大させる。
このとき、メイン目標値設定部10は、関係式(1)を維持しつつ、電流目標値DREF_Iをその通常状態の値DREF_NORMからゼロまで低下させる。
REF_I=DREF_NORM−DREF_SUB …(1)
2. メイン検出抵抗Rs1の抵抗値を切りかえる。
3. サブ目標値設定部72が、サブ目標値DREF_SUBを値DREF_NORMからゼロまで低下させる。このときメイン目標値設定部10は、関係式(1)を維持しつつ、電流目標値DREF_Iをゼロからその通常状態の値DREF_NORMまで増大させる。
以上が図4の補助電流源60の動作である。図4の補助電流源60によれば、電圧供給モード、電流供給モードそれぞれにおいて、適切な補助電流源60を生成できる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセス、それらの組み合わせには、さまざまな変形例が存在しうる。以下、こうした変形例について説明する。
(第1の変形例)
電圧供給モードあるいは電流供給モードにおいて、補助電流源60が補助電流ISUBの電流量を変化させるとき、サブ目標値設定部72は、サブ目標値DREF_SUBを緩やかに切りかえてもよい。これにより、補助電流源60が、メインの制御ループに及ぼす影響を軽減できる。
あるいは、サブデジタル演算部74を含むサブの制御ループの応答速度がある程度遅い場合には、サブ目標値設定部72は、サブ目標値DREF_SUBを瞬時に切りかえてもよい。この場合、フィードバックループの応答遅れによって、補助電流ISUBは緩やかに変化していく。
(第2の変形例)
実施の形態では、トラッキング制御を、補助電流ISUBの生成の前後の一定期間のみ行うこととしたが、本発明はそれに限定されない。たとえば、通常期間を含めてトラッキング制御を行い、サブ電流ISUBを生成する期間のみトラッキング制御を無効化してもよい。
(第3の変形例)
実施の形態では、補助電流源60がメイン目標値設定部10、デジタル演算部30、メインD/Aコンバータ40、メインバッファアンプ42、メインセンスアンプ44、メイン電流用A/Dコンバータ22を含むメイン電源と同じ構成である場合を説明したが、本発明はそれには限定されない。図7は、変形例に係る補助電流源60aを示す回路図である。図7の補助電流源60aは、サブ目標値設定部72、サブD/Aコンバータ66に加えて、V/I変換回路82を含む。V/I変換回路82は、サブ目標値DREF_SUBに比例した補助電流ISUBを生成する。当業者であれば、V/I変換回路82にさまざまな変形例が存在することが理解される。
(第4の変形例)
実施の形態では、電圧供給モードと電流供給モードが切りかえ可能な電源装置100について説明したが、電圧供給モードのみ、あるいは電流供給モードのみで動作可能な電源装置にも本発明は適用可能である。
(第5の変形例)
図4に示すメイン電流用A/Dコンバータ22およびサブ電流用A/Dコンバータ64は、単一のA/Dコンバータを時分割で共有してもよい。これにより回路面積を抑制できる。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
1…DUT、2…試験装置、4…電源ライン、6…フィードバックライン、8…サブ経路、DR…ドライバ、CP…コンパレータ、100…電源装置、10…メイン目標値設定部、20…A/Dコンバータ、22…メイン電流用A/Dコンバータ、24…電圧用A/Dコンバータ、30…デジタル演算部、32…減算器、34…コントローラ、36…セレクタ、40…メインD/Aコンバータ、42…メインバッファアンプ、44…メインセンスアンプ、Rs1…メイン検出抵抗、60…補助電流源、Rs2…サブ検出抵抗、62…サブセンスアンプ、64…サブ電流用A/Dコンバータ、66…サブD/Aコンバータ、68…サブバッファアンプ、70…電流制御部、72…サブ目標値設定部、74…サブデジタル演算部、76…減算器、78…コントローラ、80…セレクタ、82…V/I変換回路、90…シーケンサ、DOUT…制御値、SPS…電源信号、V…アナログ観測値、D…デジタル観測値、SERR…誤差信号。

Claims (18)

  1. 電源ラインを介してデバイスの電源端子に安定化された電源電圧を供給する電源装置であって、
    前記電源電圧の目標レベルを示す電圧目標値を生成するメイン目標値設定部と、
    前記デバイスの前記電源端子に供給される電源電圧に応じたアナログ電圧観測値をフィードバックラインを介して受け、前記アナログ電圧観測値をアナログ/デジタル変換してデジタル電圧観測値を生成する電圧用A/Dコンバータと、
    前記デジタル電圧観測値が、前記電圧目標値と一致するように調節されるメイン制御値をデジタル演算処理によって生成するデジタル演算部と、
    前記メイン制御値をデジタル/アナログ変換し、その結果得られるアナログの電源信号を、前記電源ラインを介して前記デバイスの電源端子に供給するメインD/Aコンバータと、
    前記電源ラインの経路上に設けられ、その抵抗値が切りかえ可能なメイン検出抵抗と、
    前記メイン検出抵抗の両端間の電圧にもとづき、前記電源ラインに流れる電源電流の電流量を示すアナログメイン電流観測値を生成するメインセンスアンプと、
    前記アナログメイン電流観測値をアナログ/デジタル変換してデジタルメイン電流観測値を生成するメイン電流用A/Dコンバータと、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえるときに、前記電源ラインとは別のサブ経路から、前記デバイスの電源端子に補助電流を供給する補助電流源と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 通常状態において前記補助電流はゼロであり、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、シーケンサの制御にもとづいて、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえに先立ち、前記メイン検出抵抗に流れる電流量を取得するステップと、
    前記補助電流源が、取得された電流量の補助電流を生成するステップと、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえるステップと、
    前記補助電流源が、前記補助電流をゼロに戻すステップと、
    を実行することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記補助電流源は、前記メイン検出抵抗に流れる電流量を取得するとき、前記デジタルメイン電流観測値を参照することを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記補助電流源は、
    前記サブ経路上に設けられたサブ検出抵抗と、
    前記サブ検出抵抗の両端間の電圧にもとづき、前記補助電流の電流量を示すアナログサブ電流観測値を生成するサブセンスアンプと、
    前記アナログサブ電流観測値をアナログ/デジタル変換してデジタルサブ電流観測値を生成するサブ電流用A/Dコンバータと、
    前記サブ検出抵抗の一端に印加すべき電圧のレベルを示すサブ制御値を生成する電流制御部と、
    前記サブ制御値をデジタル/アナログ変換し、その結果得られる信号を、前記サブ検出抵抗の一端に印加するサブD/Aコンバータと、
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記電流制御部は、
    前記補助電流の目標量を示すサブ目標値を生成するサブ目標値設定部と、
    前記デジタルサブ電流観測値が前記サブ目標値と一致するよう、前記サブ制御値をデジタル演算処理によって生成するサブデジタル演算部と、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、シーケンサの制御にもとづいて、
    前記サブ目標値設定部が、前記デジタルメイン電流観測値をホールドするステップと、
    前記サブ目標値設定部が、前記サブ目標値を、ゼロからホールドした前記デジタルメイン電流観測値に変化させるステップと、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえるステップと、
    前記サブ目標値設定部が、前記サブ目標値を、ホールドした前記デジタルメイン電流観測値からゼロに変化させるステップと、
    を実行することを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  7. 前記サブ経路は通常状態において遮断されており、
    前記サブ経路は、前記補助電流源による前記補助電流の生成開始に先立ち、前記電流制御部が、前記デジタル電圧観測値と等しいサブ制御値を出力した状態で導通状態に切りかえられることを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  8. 前記サブ検出抵抗は、その抵抗値が切りかえ可能な可変抵抗であり、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、前記サブ検出抵抗の抵抗値は、切りかえ前後の前記メイン検出抵抗の抵抗値のうち大きい方に設定されることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  9. 前記メイン検出抵抗と前記サブ検出抵抗は、同じ回路トポロジーを有し、前記メイン検出抵抗がM値で切りかえ可能に構成され、前記サブ検出抵抗がM−1値で切りかえ可能に構成されることを特徴とする請求項8に記載の電源装置。
  10. 電源ラインを介してデバイスの電源端子に安定化された電源電流を供給する電源装置であって、
    前記電源電流の目標量を示す電流目標値を生成するメイン目標値設定部と、
    前記電源ラインの経路上に設けられ、その抵抗値が切りかえ可能なメイン検出抵抗と、
    前記メイン検出抵抗の両端間の電圧にもとづき、前記電源ラインに流れる電源電流の電流量を示すアナログメイン電流観測値を生成するメインセンスアンプと、
    前記アナログメイン電流観測値をアナログ/デジタル変換してデジタルメイン電流観測値を生成するメイン電流用A/Dコンバータと、
    前記デジタルメイン電流観測値が前記電流目標値と一致するように調節されるメイン制御値をデジタル演算処理によって生成するデジタル演算部と、
    前記メイン制御値をデジタル/アナログ変換し、その結果得られるアナログの電源信号を、前記電源ラインを介して前記デバイスの電源端子に供給するメインD/Aコンバータと、
    前記デバイスの前記電源端子に供給される電源電圧に応じたアナログ電圧観測値をフィードバックラインを介して受け、前記アナログ電圧観測値をアナログ/デジタル変換してデジタル電圧観測値を生成する電圧用A/Dコンバータと、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえるときに、前記電源ラインとは別のサブ経路から、前記デバイスの電源端子に補助電流を供給する補助電流源と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  11. 通常状態において前記補助電流はゼロであり、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、シーケンサの制御にもとづいて、
    前記電源電流と前記補助電流の合計量を、前記電源電流の通常状態における目標量に保ちながら、前記補助電流源が、前記補助電流の電流量をゼロから前記電源電流の通常状態における目標量まで増加させるとともに、前記メイン目標値設定部が前記電流目標値を通常状態の値からゼロまで低下させるステップと、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえるステップと、
    前記電源電流と前記補助電流の合計量を前記電源電流の通常状態における目標量に保ちながら、前記補助電流源が前記補助電流の電流量を前記電源電流の通常状態における目標量からゼロまで低下させるとともに、前記メイン目標値設定部が、前記電流目標値をゼロから通常状態の値まで増大させるステップと、
    を実行することを特徴とする請求項10に記載の電源装置。
  12. 前記補助電流源は、
    前記サブ経路上に設けられたサブ検出抵抗と、
    前記サブ検出抵抗の両端間の電圧にもとづき、前記補助電流の電流量を示すアナログサブ電流観測値を生成するサブセンスアンプと、
    前記アナログサブ電流観測値をアナログ/デジタル変換してデジタルサブ電流観測値を生成するサブ電流用A/Dコンバータと、
    前記サブ検出抵抗の一端に印加すべき電圧のレベルを示すサブ制御値を生成する電流制御部と、
    前記サブ制御値をデジタル/アナログ変換し、その結果得られる信号を、前記サブ検出抵抗の一端に印加するサブD/Aコンバータと、
    を含むことを特徴とする請求項10または11に記載の電源装置。
  13. 前記電流制御部は、
    前記補助電流の目標量を示すサブ目標値を生成するサブ目標値設定部と、
    前記デジタルサブ電流観測値が前記サブ目標値と一致するよう、前記サブ制御値をデジタル演算処理によって生成するサブデジタル演算部と、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の電源装置。
  14. 前記メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、シーケンサの制御にもとづいて、
    前記電流目標値と前記サブ目標値の合計を、前記電流目標値の通常状態の値に保ちながら、前記サブ目標値設定部が、前記サブ目標値をゼロから前記電流目標値の通常状態の値まで増大させるとともに、前記メイン目標値設定部が、前記電流目標値をその通常状態の値からゼロまで低下させるステップと、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値を切りかえるステップと、
    前記電流目標値と前記サブ目標値の合計を、前記電流目標値の通常状態の値に保ちながら、前記サブ目標値設定部が、前記サブ目標値を前記電流目標値の通常状態の値からゼロまで低下させるとともに、前記メイン目標値設定部が、前記電流目標値をゼロからその通常状態の値まで増大させるステップと、
    を実行することを特徴とする請求項13に記載の電源装置。
  15. 前記サブ経路は通常状態において遮断されており、
    前記サブ経路は、前記補助電流源による前記補助電流の生成開始に先立ち、前記電流制御部が、前記デジタル電圧観測値と等しいサブ制御値を出力した状態で導通状態に切りかえられることを特徴とする請求項14に記載の電源装置。
  16. 前記サブ検出抵抗は、その抵抗値が切りかえ可能な可変抵抗であり、
    前記メイン検出抵抗の抵抗値の切りかえの際に、前記サブ検出抵抗の抵抗値は、切りかえ前後の前記メイン検出抵抗の抵抗値のうち大きい方に設定されることを特徴とする請求項12に記載の電源装置。
  17. 前記メイン検出抵抗と前記サブ検出抵抗は、同じ回路トポロジーを有し、前記メイン検出抵抗がM値で切りかえ可能に構成され、前記サブ検出抵抗がM−1値で切りかえ可能に構成されることを特徴とする請求項16に記載の電源装置。
  18. 被試験デバイスに対して電源を供給する請求項1から17のいずれかに記載の電源装置を備えることを特徴とする試験装置。
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