JP6225486B2 - セル電圧測定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電池セルの電圧を測定するセル電圧測定装置に関する。
多数の電池セルが直列に接続された燃料電池において、電池セルごとにセル電圧を測定するセル電圧測定装置が提案されている (特許文献1参照)。
特開2006−153744号公報
現在開発中のセル電圧測定装置は、燃料電池の発電状態を維持するとともに燃料電池の異常を検知するために、各電池セルのセル電圧を測定する。
このような測定装置では、電池セルごとに電圧を測定する測定回路を設けるとコストが増加してしまうので、複数の電池セルの各々の接続を1個ずつ順番に切り替えて各電池セルのセル電圧を1個の測定回路に順次出力する切替器を使用することを検討している。
切替器を使用して複数の電池セルを1個ずつ順次測定する方式では、全ての電池セルを測定するのに一定の時間、すなわち切替器による1周期分のサンプリング時間が必要となる。また、電池セルの異常を検出するには、セル電圧について前回の測定値と今回の測定値との差分、すなわち切替器の1周期ごとの差分に基づいて、電池セルの異常による電圧低下か否かを判定する。このため、1周期分のサンプリング時間が長いと、燃料電池の異常を検出するまでの時間が遅くなる。
これに対して電池セルの異常を迅速に検出するには、サンプリング時間を極めて短くしなければならない。しかしながら、サンプリング時間を短くするには、高速なデータ処理が必要となるため、測定回路のコストが高くなることが懸念される。また、複数の電池セルを順次測定する方式では、データ処理を高速化しても全ての電池セルを測定するには必ず切替器による1周期分のサンプリング時間がかかってしまうので、異常検出の迅速化に対する改善の余地が残る。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、コストの増加を抑制しつつ、簡素な回路構成で迅速にセル電圧の異常を検出するセル電圧測定装置を提供することである。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明による装置は、複数の電池セルが直列に接続された燃料電池の電圧を測定するセル電圧測定装置である。セル電圧測定装置は、電圧を測定する測定回路を含む。そして、前記複数の電池セルの正極端子がそれぞれ接続される複数の入力端子と、前記測定回路に接続される出力端子とを有し、前記入力端子と出力端子の間の接続を電池セル単位で切り替えることにより、各電池セルのセル電圧を前記測定回路に順次出力する切替器を含む。また、セル電圧測定装置は、前記燃料電池の電圧低下を検出するための電流を供給する電源と、前記電源から直列に接続され、互い異なる電池セルのセル電圧に応じて前記電流を制御する複数のトランジスタと、を含み、前記トランジスタの制御端子が、前記電池セルの正極端子に電気的に接続されている。そしてセル電圧測定装置は、前記トランジスタを流れる電流の変化に基づいて前記電池セルの異常を検出する異常検出回路と、を含むことを特徴とする。
この態様によれば、複数のトランジスタを直列に接続するとともに各トランジスタの制御端子を互いに異なる電池セルの正極端子に接続して、電源から各トランジスタに電流を供給する。これにより、電池セルの異常によってセル電圧が低下すると、各トランジスタの出力端子に流れる電流量が同時に変化することになる。このため、異常検出回路では、いずれか1個のトランジスタの出力電流の変化を検出することにより、電池セルの電圧異常を迅速に検知することができる。
一方、測定回路では、切替器による1周期分のサンプリング時間を、燃料電池の発電状態の制御に必要な周期まで低速にできる。このため、測定データの処理を高速化しなくても済むので、コストの増加を抑制することができる。
したがって、セル電圧測定装置のコストの増加を抑制しつつ簡素な回路構成で燃料電池の異常検出を迅速化することができる。
本発明の実施形態、本発明の利点については、添付された図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるセル電圧測定装置を示す図である。 図2は、電池セルの異常時の動作を示すタイムチャートである。
図1は、本発明の実施形態におけるセル電圧測定装置を示す図である。
燃料電池システム1は、燃料電池100とセル電圧測定装置200とを含む。燃料電池システム1は、燃料電池100の発電状態とセル電圧の異常を監視するシステムである。燃料電池システム1は、例えば、燃料電池自動車に搭載される。
燃料電池100は、例えば数百V(ボルト)の電圧を発生させる。燃料電池100には、発電要求に応じて外部からカソードガス(例えば酸素)とアノードガス(例えば水素)とが供給され、カソードガスとアノードガスとが燃料電池内の電解質膜で化学反応を起こして発電する。
燃料電池100の電圧端子101は、例えばDC/DC(Direct Current/Direct Current)コンバーターに接続され、DC/DCコンバーターを介して電動モーターへ電力が供給される。燃料電池100は、多数の電池セル10で構成され、電池セル10のそれぞれは直列に接続されている。電池セル10は、例えば、1V程度の起電力を生じる。
本実施形態では、燃料電池100はn枚の電池セル10で構成されている。図1では、電池セル10の各々は、電圧端子101の方から負極側へ順番に、電池セルV1、電池セルV2、電池セルVn−1、電池セルVnと表わされている。なお、便宜上、電池セルV3〜Vn−2は省略している。
電池セルV1の正極端子は、セル電圧測定装置200の入力端子201と接続される。電池セルV2の正極端子は、電池セルV1の入力端子よりも負極側の入力端子201と接続される。また、電池セルVnの正極端子は、電池セルVn−1の入力端子よりも負極側の入力端子201と接続される。
セル電圧測定装置200は、燃料電池100の電圧を測定する装置である。セル電圧測定装置200は、測定回路210と、切替器220と、制御部300と、を含む。
測定回路210は、電池セル10のセル電圧を測定する。測定回路210は、切替器220から時分割で出力される各セル電圧を検出し、その検出信号をアナログ/デジタル(A/D)変換する。測定回路210は、変換された測定データを制御部300に順次出力する。測定回路210は、例えば、電圧検出用オペアンプとA/D変換器とで構成される。
切替器220は、各電池セル10と測定回路210との間の接続を順次切り替える。切替器220は、例えば、MUX(MUltipleXer:マルチプレクサー)により実現される。
切替器220は、電池セル10の各々の正極端子がそれぞれ接続される複数の入力端子21と、測定回路210に接続される出力端子29と、を有する。切替器220は、入力端子21と出力端子29との間の接続を電池セル単位で順次切り替える。
切替器220は、予め定められたサンプリング周期(制御周期)ごとに、各電池セル10の接続を順次切り替える。サンプリング周期は、切替器220によって全ての電池セル10に切り替えるのに必要な1周期分のサンプリング時間であり、例えば100ms(ミリセカンド)である。
切替器220は、電池セル10のセル電圧の測定が開始されると、まず電池セルV1と測定回路210とを接続し、一定期間経過した後に電池セル10の接続を電池セルV1から電池セルV2に切り替える。そして切替器220は、電池セル10の接続を電池セルV2から電池セルVn−1まで順次切り替え、電池セルVn−1に接続してから一定期間を経過した後に、電池セルVnに電池セル10の接続を切り替える。
電池セルVnと接続した後所定のサンプリング周期が経過すると、切替器220は、再び、電池セルV1と測定回路210とを接続し、上述のようにセル電圧の測定が繰り返される。
このように切替器220が電池セルV1〜Vnの接続を順次切り替えることにより、電池セルV1〜Vnの各セル電圧が時分割で出力端子29に順次出力される。そして測定回路210は、切替器220の出力端子29に生じるセル電圧を検出して制御部300に測定データを順次出力する。
制御部300は、測定回路210から電池セルV1〜Vnの各セル電圧を示す測定データを取得して燃料電池100の発電状態を監視する。制御部300は、例えば、測定データの変動に応じて、燃料電池100に供給されるカソードガス及びアノードガスの流量を制御する。
このようなセル電圧測定装置では、切替器220の使用により測定回路210を1個に削減することができる。しかしながら、全ての電池セルV1〜Vnを測定するのに一定の時間、すなわち1周期分のサンプリング時間が必要となる。
また、電池セル10の異常を検出するには、同一の電池セルについて測定回路210で測定された値(今回値)と、その直前に測定された前回値との差分、すなわち切替器220による1周期ごとの変動量に基づいて、電池セル10の異常による電圧低下か否かが判定される。このため、切替器220による1周期分のサンプリング時間が長いと、電圧低下を起こしてから異常を検出するまでの時間が遅くなる。
これに対して電池セル10の異常を迅速に検出するには、サンプリング周期を極めて短くしなければならない。サンプリング周期を短くするには、測定回路210で高速なデータ処理が必要となるため、測定回路210のコストが高くなることが懸念される。また、複数の電池セル10を順次測定する方式では、データ処理を高速化しても全ての電池セルV1〜Vnを測定するには必ず切替器220による1周期分のサンプリング時間がかかってしまうので、異常検出の迅速化に対する改善の余地が残る。
そこで、本発明は、製品コストの増加を抑制しつつ、簡素な回路構成で迅速にセル電圧の異常を検出するセル電圧測定装置を提供する。
本発明の実施形態では、電源310と、抵抗素子311と、複数のトランジスタ320と、複数のフィルタ330と、異常検出回路340とが、セル電圧測定装置200に設けられる。
電源310は、トランジスタ320とフィルタ330とのそれぞれに直流電圧を供給する。電源310は、例えば10Vの直流電源である。
抵抗素子311は、トランジスタ320の閾値電圧を目標値、例えば0.4Vに調整するために設けられている。目標値は、電池セル10の異常に伴うセル電圧の低下量と、電池セル10の発電制御に伴うセル電圧の変動量とを考慮して定められる。
抵抗素子311の一端は、電源310と接続されるとともに、抵抗素子311の他端は、フィルタ330を介してトランジスタ320の各々の制御端子と接続される。抵抗素子311は、例えば10kΩ(キロオーム)の電気抵抗を有する。
フィルタ330は、電池セル10の異常による急峻な電圧低下のみを検出するハイパスフィルタである。フィルタ330は、電池セル10とトランジスタ320の制御端子との間に設けられる。
電池セル10のセル電圧は、発電要求に応じてアノードガス及びカソードガスの流量が変更されるときに、異常による電圧低下よりも緩やかに変化する。このため、電池セル10の発電状態に応じて変化するセル電圧の緩やかな変動がフィルタ330によって除去される。
フィルタ330は、異常検出に不要な変動成分を除去した電圧信号をトランジスタ320の制御端子に出力する。フィルタ330は、例えばLC回路やRC回路などにより実現される。本実施形態では、容量素子331と、抵抗素子332と、を備える。
容量素子331は、セル電圧が急峻に変化したときの電圧信号をトランジスタ320の制御端子に出力する。容量素子331は、例えば1μF(マイクロファラッド)の容量を有する。容量素子331の一端は、入力端子201と接続されるとともに、容量素子331の他端は、抵抗素子332と接続される。
抵抗素子332は、セル電圧が緩やかに変化したときに容量素子331の電荷を放電する。抵抗素子332は、例えば10kΩの電気抵抗を有する。
フィルタ330は、電池セル10ごとに設けられる。図1では、電池セルV1〜Vnに対応するフィルタ330の容量素子及び抵抗素子が、それぞれ容量素子C1〜Cn及び抵抗素子R1〜Rnと表わされている。
そして容量素子C1の一端は、電池セルV1の正極端子と接続されるとともに、容量素子C1の他端は、抵抗素子R1の一端とトランジスタ320の制御端子とに接続される。これにより、RC回路のハイパスフィルタが構成される。
また、抵抗素子R1の一端は、抵抗素子311に接続されるとともに、抵抗素子R1の他端は、負極側の抵抗素子R2と接続される。そして抵抗素子R2〜Rnは、直列に接続される。これらの抵抗素子311及び抵抗素子R1〜Rnによって、トランジスタ320の閾値電圧が、電圧異常の検出に適した目標値に設定される。このため、セル電圧測定装置内の配線の引き回しを簡素化しつつ、トランジスタ320による電圧異常の検出精度を高めることができる。
このようにフィルタ330を構成する抵抗素子R1〜Rnを、トランジスタ320の閾値電圧の調整用の素子として利用することで、セル電圧測定装置200に使用される素子数を削減することができる。
トランジスタ320のそれぞれは、電源310から一直線に直列に接続される。そしてトランジスタ320は、互いに異なる電池セル10のセル電圧の変化に応じて電源310からの電流の出力量を制御する。ここで電源310は、トランジスタ320の閾値電圧を調整するために用いられると共に、燃料電池100の異常による電圧低下を検出するための検出電流を供給する電源としても利用される。
トランジスタ320は、電源310が接続される入力端子と、入力端子からの電流を出力する出力端子と、電池セル10の正極端子が接続される制御端子と、を有する。トランジスタ320は、制御端子に生じるセル電圧の変化に応じて、入力端子から出力端子に流れる電流量を変化させる。具体的には、トランジスタ320は、制御端子に供給される電圧が閾値電圧よりも低いときには、トランジスタ320の入力端子と出力端子の端子間の抵抗を大きくして電流を遮断状態にする。
トランジスタ320は、例えば、バイポーラトランジスタなどの電流制御型のトランジスタや、電界効果トランジスタFET(Field Effect Transistor)などにより実現される。電界効果トランジスタとしては、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor FET)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などが挙げられる。
本実施形態ではトランジスタ320は、nチャネルFETであり、図1では、燃料電池100の電圧端子101の方から順番に、トランジスタX1、トランジスタX2、トランジスタXn−1、トランジスタXnと表わされている。なお、便宜上、トランジスタX3〜Xn−2は省略されている。
トランジスタX1は、電源310が接続されるドレイン端子(入力端子)と、ドレイン端子からの電流を出力するソース端子(出力端子)と、電池セルV1の正極端子がフィルタ330を介して接続されるゲート端子(制御端子)と、を有する。トランジスタX1は、ゲート端子に生じるセル電圧の変化に応じて、ドレイン端子とソース端子の端子間の電流量を変化させる。
トランジスタX2のドレイン端子には、トランジスタX1のソース端子が接続されると共に、トランジスタX2のソース端子には、トランジスタX3のドレイン端子が接続される。またトランジスタX2のゲート端子には、トランジスタX1と接続される電池セルV1よりも負極側の電池セルV2の正極端子がフィルタ330を介して接続される。トランジスタX2は、電池セルV2のセル電圧の変化に応じてドレイン端子からソース端子への電流量を変化させる。
また、トランジスタXnは、トランジスタX1〜Xn−1のソース端子を介して電源310からの電流が供給されるドレイン端子と、ドレイン端子からの電流を出力するソース端子を有する。さらにトランジスタXnは、トランジスタXn−1よりも負極側の電池セルVnの正極端子がフィルタ330を介して接続されるゲート端子を有する。トランジスタXnは、ゲート端子のセル電圧の変化に応じてドレイン端子からソース端子への電流量を変化させる。
このように、互いに異なる電池セル10に接続された複数のトランジスタ320を数珠繋ぎにすることにより、セル電圧の変化に応じて各トランジスタ320に流れる電流を変動させることができる。また、数珠繋ぎにすることにより電源310からの配線の引き回しを短くすることができる。
異常検出回路340は、トランジスタ320のいずれか1つの出力端子に流れる電流の変化を検出する。具体的には、異常検出回路340は、トランジスタXnの出力端子に生じる電圧が所定の基準電圧よりも低下すると、電池セル10の異常を示す検出信号を制御部300に出力する。本実施形態では、異常検出回路340は、反転増幅回路であり、トランジスタXnの出力端子に生じる出力電圧が基準電圧よりも低下すると、制御部300への出力信号を電池セル10の異常を示す検出信号のレベルまで高くする。
異常検出回路340は、電圧供給線341及び349と、オペアンプ342と、抵抗素子343と、を備える。
電圧供給線341及び349は、オペアンプ342を駆動する電圧を供給する。
抵抗素子343は、オペアンプ342の利得を調整するために用いられる。
オペアンプ342は、トランジスタXnを流れる電流によって出力端子に生じる電圧を検出する。
オペアンプ342の反転入力端子(−)は、トランジスタXnの出力端子と抵抗素子343の一端とに接続され、オペアンプ342の非反転入力端子(+)は接地線に接続される。また、オペアンプ342の出力端子は、抵抗素子343の他端と制御部300とに接続される。
オペアンプ342は、トランジスタXnの出力端子に生じる検出電圧が所定の基準電圧よりも高い場合には、正常を示す検出信号を制御部300に出力する。そして検出電圧が基準電圧よりも低くなると、オペアンプ342は、異常を示す検出信号を制御部300に出力する。
制御部300は、異常検出回路340から出力される検出信号に応じて、燃料電池100の発電状態を制御する。制御部300は、オペアンプ342から異常を示す検出信号が入力されると、電池セル10の電解質膜の目詰まりを改善するために、例えば、アノードガス又はカソードガスの流路に設けられた調圧弁の開度を一時的に大きくする。
このように、本実施形態では、電池セルV1〜Vnの正極端子がそれぞれ接続される複数のトランジスタX1〜Xnをセル電圧測定装置200に設け、トランジスタV1〜Vnを電源310から直列に接続して、電源310からの検出電流を全てのトランジスタV1〜Vnに常時流しておく。
そして電池セル10の異常による電圧低下が発生すると、電圧低下した電池セル10に対応するトランジスタ320が非導通状態となって、トランジスタ320の出力端子から異常検出回路340へ流れる検出電流が遮断される。検出電流の遮断によって出力端子に生じる検出電圧が低下するため、異常検出回路340は、異常を示す検出信号を制御部300に出力する。
このため、セル電圧測定装置200では、測定回路210及び切替器220とは独立して、セル電圧の異常をリアルタイムに検出することができる。
また、トランジスタ320の各々の制御端子にRC回路のフィルタ330を設け、電池セル10の異常によるセル電圧の低下速度に応じて時定数が設計される。これにより、異常による電圧低下の挙動のみを取り出すことができる。このため、燃料電池100の発電状態の制御に伴う緩やかな電圧変動などがフィルタ330によって除去されるので、セル電圧の異常をより確実に検出することができるようになる。
図2は、電池セルVnに電圧異常が発生したときのセル電圧測定装置の動作を示すタイムチャートである。
図2(A)は、電池セルV1と電池セルV2と電池セルVnのセル電圧を示す図である。なお、電池セルV1、V2及びVnの正常時のセル電圧は、便宜上、互いに異なる電圧値で示している。
図2(B)は、トランジスタXnのゲート端子(制御端子)に生じるセル電圧を示す図である。図2(C)は、トランジスタXnのドレイン端子(入力端子)に生じる電圧信号を示す図である。図2(D)は、異常検出回路340の検出信号を示す図である。
図2(A)では、電池セルVnでの電解質膜の目詰まりが原因で電池セルVnが周期的に電圧低下を起こしている例が示されている。
時刻t0では、図2(A)に示すように電池セルVnの異常によってセル電圧が急峻に低下する。これに伴い、フィルタ330からトランジスタXnのゲート端子へ出力される電圧信号は、異常による急峻な電圧低下と同じ速度で低下する。このため、図2(B)に示すようにトランジスタXnのゲート端子の電圧は、電池セルVnのセル電圧と略同時に低下する。
そしてトランジスタXnでは、ゲート端子に生じる電圧が閾値電圧よりも低くなるため、ゲート端子の電圧が低くなるほど、ドレイン端子とソース端子間の抵抗が大きくなる。これにより、電源310からの検出電流の一部はトランジスタXnで遮断されるため、ソース端子から出力される電流量が減少する。
時刻t1では、トランジスタXnのソース端子から出力される電流が減少するため、抵抗素子343で電圧信号に変換され、反転増幅構成の異常検出回路340からは、図2(D)に示すように、異常を示すHレベルの検出信号が出力される。そして再びトランジスタXnのソース端子からの電流が回復するまで、Hレベルの検出信号が出力される。
時刻t2では、図2(A)に示すように電池セルVnのセル電圧が正常時の電圧に向かって上昇する。これに伴い、図2(B)及び図2(C)に示すようにトランジスタXnのゲート端子に生じる電圧が上昇する。そしてトランジスタXnのゲート電圧が閾値電圧よりも高くなったときに、トランジスタXnのソース端子からの電流が出力され、この電流を受けて異常検出回路340から正常を示すLレベルの検出信号が制御部300に出力される。
時刻t3でも、同様に、電池セルVnの異常によりセル電圧が低下し、時刻t4でセル電圧の低下に伴いトランジスタXnを流れる検出電流が減少する。これにより、ソース端子の電圧が異常検出回路340の基準電圧よりも低くなって異常検出回路340から異常を示す検出信号が出力される。そして時刻t5でセル電圧が元へ戻り、検出信号が正常を示すLレベルに設定される。
このように、電池セルV1〜Vnのいずれかのセル電圧が低下した場合には、電源310から電池セルV1〜Vnへ流れる検出電流が遮断されるので、異常検出回路340から異常を示す検出信号が、セル電圧の低下とほぼ同時に出力される。このため、測定回路210及び切替器220による1周期ごとの異常検出に比べて、電池セルV1〜Vnのセル電圧を常時監視しているので電池セル10の異常を迅速に検知することができる。
本発明の態様によれば、複数のトランジスタ320を直列に接続するとともにトランジスタ320の各々の制御端子を互いに異なる電池セル10の正極端子に接続して、電源310からトランジスタ320のそれぞれに電流を供給する。
例えば、複数のトランジスタ320は、n個のトランジスタX1〜Xnで構成される。そしてトランジスタX1は、電源310から電流が供給される入力端子と、入力端子からの電流を出力する出力端子と、電池セル10の正極端子が接続される制御端子と、を有する。
またトランジスタX2は、トランジスタX1の出力端子を介して電源310からの電流が供給される入力端子と、入力端子からの電流を出力する出力端子を有する。さらにトランジスタX2は、トランジスタX1と接続される電池セルV1よりも負極側の電池セルV2の正極端子が接続される制御端子を有する。
このように互いに異なる電池セル10の正極端子が接続されるトランジスタX1〜Xnは、電源310から数珠つなぎで接続される。これにより、電源310から各トランジスタへの配線の引き回しを短くすることができる。
そしてトランジスタX1〜Xnは、制御端子に生じるセル電圧の変化に応じて入力端子から出力端子への電流を変化させる。これにより、電源310からの電流が、全てのトランジスタX1〜Xnに常時供給されている状況で1つのセル電圧が低下すると、各トランジスタX1〜Xnの出力電流が全て減少する。このため、電源310とトランジスタX1〜Xnとの簡素な構成で、全てのセル電圧の異常をリアルタイムでモニターすることが可能となる。
また、異常検出回路340は、トランジスタX1〜Xnのいずれかの出力端子に接続され、出力端子を流れる電流の変化に基づいて電池セル10の異常を検出する。
このように、電池セル10の異常によってセル電圧が低下すると、全てのトランジスタX1〜Xnで電流量が同時に変化するため、異常検出回路340では、電池セル10の電圧異常を迅速に検知することができる。
一方、測定回路210では、切替器220による1周期分のサンプリング時間を、燃料電池100の制御に必要な測定周期まで低速にすることができる。このため、測定データの処理を高速化しなくて済むので、コストの増加を抑制することができる。
したがって、セル電圧測定装置200のコストの増加を抑制しつつ簡素な回路構成で燃料電池100の異常検出を迅速化することができる。
また、本実施形態では、トランジスタX1〜Xnは、ゲート端子に供給されるセル電圧が所定の閾値電圧よりも低いときには、ドレイン端子とソース端子の端子間の抵抗を大きくして電源310からの電流を遮断する。そして異常検出回路340は、トランジスタX1〜Xnのうち少なくとも1つの出力端子に生じる電圧を検出し、検出電圧が基準電圧よりも低下したときには、電池セル10の異常を示す検出信号を出力する。
このように、電圧制御素子のトランジスタX1〜Xnを用いることにより、トランジスタの閾値電圧を、セル電圧の異常の検出に適した値に設定することができる。例えば電流制御型のバイポーラトランジスタで1V程度の電池セルをモニターする場合では、バイポーラトランジスタの閾値電圧は0.7V程度であるため、発電状態の制御に伴う電圧変動についても電圧異常として検出される可能性がある。
このため、FETなどの電圧制御素子を用いることで、直列に接続した抵抗素子311及び抵抗素子R1〜Rnによって容易に閾値電圧を調整することが可能となる。このため、異常による電圧低下だけを精度よく検出することができる。
また、セル電圧の異常を検出するためには、少なくとも1つのトランジスタ320の出力端子の電圧を検出すればよいので、異常検出回路340を簡素な構成にすることができる。したがって、異常検出回路340による検出精度の向上と回路の簡素化を両立することができる。
また、本実施形態では、フィルタ330が、電池セル10の正極端子とトランジスタ320の制御端子との間に設けられ、フィルタ330によって電池セル10の異常によるセル電圧の低下を検出する。
これにより、電池セル10のセル電圧について、発電状態の変化に伴う緩やかな電圧変動を除去しつつ、セル異常による急峻な電圧変動のみをトランジスタ320の制御端子に出力することができる。したがって、異常検出回路340による電圧異常の誤検出を低減することができる。
また、本実施形態では、フィルタ330は、容量素子331と抵抗素子332とで構成される。そして抵抗素子332は、電池セル10に並列に接続され、容量素子331の一端は抵抗素子332及びトランジスタ320の制御端子に接続されると共に、容量素子331の他端は、電池セル10の正極端子に接続される。
このように安価なRC回路で構成することにより、コストを抑制しつつ簡素な構成でフィルタ330を実現することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、本実施形態では、トランジスタ320の各々の制御端子にフィルタ330を設ける例について説明したが、フィルタ330を省略しても、簡易な構成でセル電圧の異常を迅速に検出することができる。
なお、上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
10 電池セル
21 切替器の入力端子
29 切替器の出力端子
100 燃料電池
200 セル電圧測定装置
210 測定回路
220 切替器
310 電源
320、X1〜Xn トランジスタ
330 フィルタ
331、R1〜Rn 抵抗素子
332、C1〜Cn 容量素子
340 異常検出回路

Claims (5)

  1. 複数の電池セルが直列に接続された燃料電池の電圧を測定する装置であって、
    電圧を測定する測定回路と、
    前記複数の電池セルの正極端子がそれぞれ接続される複数の入力端子と、前記測定回路に接続される出力端子とを有し、前記入力端子と出力端子の間の接続を電池セル単位で切り替えることにより、各電池セルのセル電圧を前記測定回路に順次出力する切替器と、
    前記燃料電池の電圧低下を検出するための電流を供給する電源と、
    前記電源から直列に接続され、互い異なる電池セルのセル電圧に応じて前記電流を制御する複数のトランジスタと、
    前記トランジスタを流れる電流の変化に基づいて前記電池セルの異常を検出する異常検出回路と、
    を含み、
    前記トランジスタの制御端子が、前記電池セルの正極端子に電気的に接続されているセル電圧測定装置。
  2. 請求項1に記載のセル電圧測定装置において、
    前記複数のトランジスタは、
    前記電源から電流が供給される入力端子と、前記電流を出力する出力端子と、前記電池セルの正極端子が接続される制御端子と、を有し、前記制御端子のセル電圧の変化に応じて当該入力端子から当該出力端子への電流を変化させる第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタの出力端子を介して前記電源からの電流が供給される入力端子と、前記電流を出力する出力端子と、前記第1トランジスタよりも負極側の電池セルの正極端子が接続される制御端子と、を有し、前記制御端子のセル電圧の変化に応じて当該入力端子から当該出力端子への電流を変化させる第2トランジスタと、を含み、
    前記異常検出回路は、前記第1トランジスタ又は第2トランジスタのいずれかの出力端子の電流の変化に基づいて前記電池セルの異常を検出する、
    セル電圧測定装置。
  3. 請求項2に記載のセル電圧測定装置において、
    前記トランジスタは、前記制御端子に供給される電圧が所定閾値よりも低いときには、当該トランジスタの入力端子と出力端子の端子間の抵抗を大きくして前記電流を遮断状態にし、
    前記異常検出回路は、前記トランジスタの出力端子の電圧が低下したときには、前記電池セルの異常を示す検出信号を出力する、
    セル電圧測定装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のセル電圧測定装置において、
    前記電池セルの正極端子と前記トランジスタの制御端子との間に接続され、異常時の電圧低下を検出するフィルタをさらに含む、セル電圧測定装置。
  5. 請求項4に記載のセル電圧測定装置において、
    前記フィルタは、
    前記電池セルに並列に接続される抵抗素子と、
    前記抵抗素子及び前記制御端子に一端が接続され、他端が前記電池セルの正極端子に接続される容量素子と、を有する、
    セル電圧測定装置。
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