JP5291636B2 - 電源回路および試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源回路および試験装置に関する。本出願は、下記の米国出願に関連し、下記の米国出願からの優先権を主張する出願である。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
出願番号61/021,619 出願日 2008年1月16日
出願番号12/058,767 出願日 2008年3月31日
従来、電子デバイスを試験する試験装置には、当該電子デバイスに電力を供給するための電源回路が設けられている。また、電源回路には、電子デバイスに過電流が流れることを防ぐ目的で、電流制限機能が設けられる場合がある(例えば、特許文献1の図5参照)。
特許文献1の図5に開示された回路は、主増幅器の出力に設けられた電流検出用抵抗の両端の電圧を検出することで、被試験デバイスに流れる電流を検出する。そして、検出した電流が、DAコンバータおよびDAコンバータの設定値により定まる制限範囲外となった場合に、主増幅器の入力端に与えられる電圧値を制御することで、被試験デバイスに流れる電流を所定の範囲内に制御する。
特開2007−309859号公報
しかし、当該回路により被試験デバイスに流れる電流を所定の範囲内に制御しても、過渡的には、制限範囲を超える過電流が被試験デバイスに流れてしまう。例えば、当該回路における電流制限機能の追従時間に応じた期間、被試験デバイスには過電流が流れてしまう場合がある。
このため、被試験デバイスの内部スイッチが高速にオン/オフするような場合、過渡的な過電流が連続して被試験デバイスに流れてしまう。この場合、被試験デバイスの内部回路は、過電流による発熱でストレスを受けてしまい、好ましくない。
そこで本発明の1つの側面においては、上記の課題を解決することのできる電源回路および試験装置を提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
即ち、本発明の第1の態様においては、電子デバイスに電源電力を供給する電源回路であって、入力電圧に対して所定の周波数特性で追従する制御電圧を出力し、電子デバイスに制御電圧に応じた電圧を印加する電圧制御部と、電子デバイスに印加される印加電圧を検出し、印加電圧に基づいて入力電圧を調整する電圧調整部と、電子デバイスに供給される印加電流を検出し、印加電流が所定の制限範囲外となった場合に、入力電圧を調整する電流調整部と、印加電流が制限範囲外となった場合に、電圧制御部における周波数特性を調整することで、入力電圧に対する制御電圧の追従速度を速くする周波数特性調整部とを備え、電圧制御部は、第1入力端子に入力電圧を受け取り、第2入力端子に受け取る電圧および入力電圧に基づいて、出力端子から制御電圧を出力する制御電圧出力部と、制御電圧出力部が出力する制御電圧を、第2入力端子に帰還する帰還部とを有し、帰還部は、制御電圧出力部の第2入力端子および出力端子を接続する帰還経路と、帰還経路上に、制御電圧出力部の第2入力端子および出力端子と直列に設けられたコンデンサ部と、帰還経路および接地電位の間に設けられた抵抗部とを有し、周波数特性調整部は、印加電流が制限範囲外となった場合に、抵抗部における抵抗値、または、コンデンサ部における容量値の少なくとも一方を小さくして帰還部の時定数を小さくする電源回路を提供する。また、第1の態様の他の例では、電子デバイスに電源電力を供給する電源回路であって、入力電圧に対して所定の周波数特性で追従する制御電圧を出力し、電子デバイスに制御電圧に応じた電圧を印加する電圧制御部と、電子デバイスに印加される印加電圧を検出し、印加電圧に基づいて入力電圧を調整する電圧調整部と、電子デバイスに供給される印加電流を検出し、印加電流が所定の制限範囲外となった場合に、入力電圧を調整する電流調整部と、印加電流が制限範囲外となった場合に、電圧制御部における周波数特性を調整することで、入力電圧に対する制御電圧の追従速度を速くする周波数特性調整部と、周波数特性調整部が周波数特性を調整していないときの電圧制御部における入出力間の追従速度よりも入出力間の追従速度が速く、電圧制御部が出力する制御電圧を増幅して電子デバイスに供給する電圧増幅部とを備え、周波数特性調整部は、印加電流が制限範囲外となった場合に、電圧制御部における追従速度を、電圧増幅部における追従速度と略同一の速度に調整する電源回路を提供する。
本発明の第2の態様においては、電子デバイスを試験する試験装置であって、電子デバイスを駆動する電力を供給する、第1の態様の電源回路と、電子デバイスの駆動状態に基づいて電子デバイスの良否を判定する判定部とを備える試験装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一つの実施形態に係る試験装置200の構成の一例を示す図である。 電源回路100の構成の一例を、電子デバイス300と合わせて示す図である。 電源回路100の動作例を説明するタイミングチャートを示す。 電圧制御部10の他の構成例を示す図である。 電圧制御部10の他の構成例を示す図である。 電圧制御部10の他の構成例を示す図である。 電圧増幅部40におけるアンプ回路42の構成例を示す図である。
符号の説明
10・・・電圧制御部、12・・・制御電圧出力部、14・・・コンデンサ、15・・・帰還経路、16・・・第2抵抗、18・・・第1抵抗、20・・・切替部、22・・・帰還部、24・・・第2コンデンサ、30・・・電圧調整部、32・・・抵抗、34・・・バッファ、36・・・電圧設定部、38・・・入力抵抗、40・・・電圧増幅部、42・・・アンプ回路、50・・・電流検出部、52・・・検出回路、54・・・電流検出用抵抗、56・・・スイッチ、60・・・電流調整部、62・・・差動増幅器、64・・・出力ダイオード、66・・・バイアスダイオード、68、70・・・抵抗、72・・・制限電圧出力部、80・・・周波数特性調整部、82・・・調整回路、84・・・バイアス電源、90・・・ソース側出力トランジスタ、92・・・ソース側制限トランジスタ、94・・・ソース側スイッチ、96・・・ソース側第1抵抗、98・・・ソース側第2抵抗、100・・・電源回路、110・・・パターン発生部、120・・・波形成形部、130・・・判定部、200・・・試験装置、300・・・電子デバイス
以下、発明の実施の形態を通じて本発明の(一)側面を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一つの実施形態に係る試験装置200の構成の一例を示す図である。試験装置200は、半導体回路等の電子デバイス300を試験する装置であって、パターン発生部110、波形成形部120、判定部130、及び電源回路100を備える。
パターン発生部110は、使用者等から与えられる試験プログラムに基づいて、電子デバイス300に供給する試験パターンを生成する。例えば、パターン発生部110は、電子デバイス300に供給するべき信号を、1又は0のデータ値の配列で示したパターン、及び当該データ値に応じた信号を電子デバイス300に供給するべきタイミングを示したパターン等を生成する。
波形成形部120は、パターン発生部110が生成した試験パターンに基づいて、電子デバイス300に供給するべき試験信号を生成する。また、電源回路100は、電子デバイス300を駆動するための電源電力を供給する。
判定部130は、電子デバイス300の駆動状態に基づいて、電子デバイス300の良否を判定する。例えば判定部130は、電子デバイス300が出力する出力信号と、パターン発生部110が生成する期待値信号とを比較し、電子デバイス300の良否を判定する。本例において試験装置200は、出力信号に基づいて良否を判定したが、他の例の試験装置においては、電源回路100から電子デバイス300に供給される印加電流を検出し、当該印加電流に基づいて良否を判定する装置であってもよい。
図2は、電源回路100の構成の一例を、電子デバイス300と合わせて示す図である。本例の電源回路100は、電圧設定部36、入力抵抗38、電圧制御部10、電圧調整部30、電圧増幅部40、電流検出部50、電流調整部60、および、周波数特性調整部80を備える。
電圧設定部36は、設定される電圧値を有する入力電圧を生成する。例えば電圧設定部36は、設定されるデジタルデータを、アナログ電圧に変換するDAコンバータであってよい。電圧設定部36は、生成した入力電圧を、入力抵抗38を介して電圧制御部10に供給する。
電圧制御部10は、与えられる入力電圧の変動に対して、所定の周波数特性で追従して変動する制御電圧を出力する。例えば電圧制御部10は、出力電圧が、所定の周波数特性を有する帰還経路を介して負側入力に帰還される負帰還回路を有してよい。電圧制御部10は、当該制御電圧を、電圧増幅部40を介して電子デバイス300に供給することで、当該制御電圧に応じた電圧を電子デバイス300に印加する。
電圧調整部30は、電子デバイス300に印加される印加電圧を検出する。また、電圧調整部30は、検出した印加電圧に基づいて、電圧制御部10に供給される入力電圧を調整する。例えば電圧調整部30は、検出した印加電圧に応じた電圧を、電圧制御部10に供給される入力電圧に重畳してよい。このような構成により、電子デバイス300に印加される印加電圧の変動を抑制することができる。
電圧増幅部40は、電圧制御部10が出力する制御電圧を増幅して、電子デバイス300に供給する。電流検出部50は、電圧増幅部40から電子デバイス300に供給される電流を検出する。
電流調整部60は、電子デバイス300に供給される印加電流を、電流検出部50を介して検出する。そして電流調整部60は、当該印加電流が所定の制限範囲外となった場合に、電圧制御部10への入力電圧を調整する。例えば電流調整部60は、当該印加電流が、所定の上限値を超えた場合に、電圧制御部10への入力電圧を低下させてよい。これにより、電子デバイス300に過電流が流れることを抑制できる。
周波数特性調整部80は、電子デバイス300への印加電流が、電流調整部60における制御範囲外となった場合に、電圧制御部10における入力電圧に対する出力電圧(制御電圧)の追従速度を速くさせる。つまり、周波数特性調整部80は、電流調整部60が、電圧制御部10への入力電圧を調整する場合に、電圧制御部10における追従速度を速くさせる。周波数特性調整部80は、電圧制御部10における周波数特性を調整することで、当該追従速度を速くしてよい。
このような制御により、電子デバイス300に過渡的な過電流が流れ始めてから、電子デバイス300への印加電流が制限されるまでの時間を短くすることができる。このため、過電流による電子デバイス300へのストレスを低減することができる。
次に、周波数特性調整部80による、電圧制御部10の制御の具体例を説明する。本例の電圧制御部10は、制御電圧出力部12および帰還部22を有する。制御電圧出力部12は、第1入力端子に入力電圧を受け取る。また、制御電圧出力部12は、第1入力端子および第2入力端子に受け取る電圧に基づいて、出力端子から制御電圧を出力する。例えば制御電圧出力部12は、第1入力端子および第2入力端子に受け取る電圧の差分に応じた制御電圧を出力する差動アンプであってよい。
帰還部22は、制御電圧出力部12が出力する制御電圧を、制御電圧出力部12の第2入力端子に帰還する。制御電圧出力部12の第2入力端子は、負側の入力端子であってよい。本例の帰還部22は、帰還経路15、コンデンサ部、および、抵抗部を有する。なお、本例のコンデンサ部は、コンデンサ14を有する。また、本例の抵抗部は、第1抵抗18、第2抵抗16、および、切替部20を有する。
帰還経路15は、制御電圧出力部12の第2入力端子および出力端子を電気的に接続する。帰還経路15は、制御電圧出力部12の第2入力端子および出力端子の間に設けられる配線であってよい。
コンデンサ14は、帰還経路15上に、制御電圧出力部12の第2入力端子および出力端子と直列に設けられる。また、抵抗部(第1抵抗18、第2抵抗16、および、切替部20)は、帰還経路15および接地電位の間に設けられる。
より具体的には、第1抵抗18は、帰還経路15および接地電位の間に設けられる。また、第2抵抗16は、帰還経路15および接地電位の間に、第1抵抗18と並列に設けられる。また、切替部20は、第2抵抗16を、第1抵抗18に対して並列に接続するか否かを切り替える。例えば切替部20は、第2抵抗16および接地電位の間に設けられるスイッチであってよい。
このような構成により、帰還部22は、抵抗部における抵抗値に応じた周波数特性を有するローパスフィルタとして機能する。このため、抵抗部における抵抗値を調整することで、電圧制御部10の周波数特性を調整することができる。
周波数特性調整部80は、電流検出部50が検出した印加電流が、電流調整部60における制限範囲内の場合、第2抵抗16を、第1抵抗18から切り離すように、切替部20を制御する。また、周波数特性調整部80は、電流検出部50が検出した印加電流が、電流調整部60における制限範囲外の場合、第2抵抗16を、第1抵抗18に対して並列に接続するように、切替部20を制御する。
このような制御により、電子デバイス300に過電流が流れている場合には、電圧制御部10における抵抗部の抵抗を比較的に小さくして、電圧制御部10における追従速度を速くさせることができる。また、電子デバイス300に過電流が流れていない場合には、電圧制御部10における抵抗部の抵抗を比較的に大きくして、電圧制御部10が発振することを抑制することができる。
なお本例においては、電圧制御部10における抵抗部の抵抗値が2段階に切り替えられる例を説明したが、他の例では、当該抵抗部の抵抗値は、より多段階に切替可能であってよく、また、抵抗値が連続的に変化可能であってもよい。これらの場合、周波数特性調整部80は、電流検出部50が検出した印加電流と、所定の制限値との差分に応じて、当該抵抗部の抵抗値を選択してよい。
次に、電圧調整部30等の構成例を説明するが、これらの構成は、同様の機能を有する他の公知の構成を用いてもよい。本例の電圧調整部30は、バッファ34および抵抗32を有する。バッファ34は、十分大きい入力インピーダンスを有しており、受け取った印加電圧に応じた電圧を、抵抗32を介して制御電圧出力部12の第1入力端子に印加する。このような構成により、電子デバイス300に印加される印加電圧の変動を抑制することができる。
本例の電圧増幅部40は、電圧制御部10が出力する制御電圧を受け取って増幅するアンプ回路42を有してよい。アンプ回路42は、図2に示すような反転増幅器であってよい。
本例の電流検出部50は、電流検出用抵抗54および検出回路52を有する。電流検出用抵抗54は、電圧増幅部40の出力端と、電子デバイス300の入力端との間に直列に設けられる。検出回路52は、電流検出用抵抗54の両端の電圧差を、電子デバイス300への印加電流の値として検出する。
また、電流検出部50は、抵抗値の異なる複数の電流検出用抵抗54を並列に有してよい。また、電流検出部50は、いずれの電流検出用抵抗54を、電圧増幅部40と電子デバイス300との間に直列に接続するかを切り替えるスイッチ56を更に有してよい。スイッチ56は、電子デバイス300が安定した状態において供給されるべき印加電流に基づいて、いずれかの電流検出用抵抗54を選択して電圧増幅部40と電子デバイス300との間に直列に接続してよい。
本例の電源回路100は、L側の電流調整部60−1およびH側の電流調整部60−2を備える。電流調整部60−1は、電流検出部50が検出した印加電流が所定の下限値より小さい場合に、調整用電流を入力抵抗38に供給することで、電圧制御部10に与えられる入力電圧を上昇させる。また、電流調整部60−2は、電流検出部50が検出した印加電流が、所定の上限値より大きい場合に、調整用電流を入力抵抗38を介して引き込むことで、電圧制御部10に与えられる入力電圧を降下させる。
それぞれの電流調整部60は、差動増幅器62、出力ダイオード64、バイアスダイオード66、抵抗68、抵抗70、および、制限電圧出力部72を有する。制限電圧出力部72は、印加電流の制限値(上限値または下限値)に応じた制限電圧を出力する。
抵抗68及び抵抗70は、電流検出部50が検出した検出電圧と、制限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する。差動増幅器62は、分圧回路が出力する分圧電圧を負入力端子に受け取り、正入力端子が接地される。
また、差動増幅器62の出力端子は、出力ダイオード64に接続される。また、バイアスダイオード66は、差動増幅器62の負入力端子および出力端子の間に設けられる。
なお、L側の電流調整部60−1においては、出力ダイオード64は、差動増幅器62から入力抵抗38に対して順方向に設けられ、バイアスダイオード66は、差動増幅器62の負入力端子から出力端子に対して順方向に設けられる。このような構成により、電流検出部50が検出した検出電圧が、制限電圧出力部72が出力する制限電圧(下限値)より小さい場合に、L側の電流調整部60−1の出力ダイオード64がオン状態となり、電圧制御部10への入力電圧が上昇する。
また、H側の電流調整部60−2においては、出力ダイオード64は、差動増幅器62から入力抵抗38に対して逆方向に設けられ、バイアスダイオード66は、差動増幅器62の負入力端子から出力端子に対して逆方向に設けられる。このような構成により、電流検出部50が検出した検出電圧が、制限電圧出力部72が出力する制限電圧(上限値)より大きい場合に、H側の電流調整部60−1の出力ダイオード64がオン状態となり、電圧制御部10への入力電圧が降下する。
上述したように、周波数特性調整部80は、電流検出部50が検出する検出電圧(印加電流)が、電流調整部60における制限範囲外となった場合に、帰還部22の時定数が小さくなるように、帰還部22の特性を調整する。つまり、周波数特性調整部80は、L側の電流調整部60−1またはH側の電流調整部60−2のいずれかが調整用電流を生成した場合に、切替部20をオン状態に制御する。
本例の周波数特性調整部80は、L側の調整回路82−1、H側の調整回路82−2、L側のバイアス電源84−1、および、H側のバイアス電源84−2を有する。L側の調整回路82−1は、L側の電流調整部60−1における出力ダイオード64のアノード電圧が、所定の基準電圧より出力ダイオード64の順方向電圧以上大きくなった場合に、切替部20をオン状態に制御する。
L側の調整回路82−1は、差動回路であってよい。また、L側の調整回路82−1は、負入力端子が出力ダイオード64のアノードに接続され、正入力端子がL側のバイアス電源84−1に接続される。バイアス電源84−1は、所定の基準電圧に対して、出力ダイオード64の順方向電圧に応じた負のバイアス電圧を生成して、L側の調整回路82−1に供給する。このような構成により、L側の調整回路82−1は、L側の電流調整部60−1が調整用電流を出力する場合に、電圧制御部10の追従速度を速くさせることができる。
H側の調整回路82−2は、H側の電流調整部60−2における出力ダイオード64のアノード電圧が、所定の基準電圧より出力ダイオード64の順方向電圧以上小さくなった場合に、切替部20をオン状態に制御する。
H側の調整回路82−2は、差動回路であってよい。また、H側の調整回路82−2は、負入力端子が出力ダイオード64のアノードに接続され、正入力端子がH側のバイアス電源84−2に接続される。バイアス電源84−2は、所定の基準電圧に対して、出力ダイオード64の順方向電圧に応じた正のバイアス電圧を生成して、H側の調整回路82−2に供給する。このような構成により、H側の調整回路82−2は、H側の電流調整部60−2が調整用電流を引き込む場合に、電圧制御部10の追従速度を速くさせることができる。
以上のような構成により、電子デバイス300への印加電流が、所定の制限範囲外となったときに、電圧制御部10の追従速度を速くさせることができる。このため、過電流が電子デバイス300に流れる期間を短くすることができ、電子デバイス300を保護することができる。
図3は、電源回路100の動作例を説明するタイミングチャートを示す。本例では、電源回路100が出力する印加電圧Vout、および、印加電流Ioutの波形を用いて、電源回路100の動作を説明する。また、Imaxは、電流調整部60における制限範囲の上限値を示す。また本例では、電子デバイス300が、電源回路100の出力端と接地電位との間に設けられたスイッチ素子を有する場合を説明する。
まず、周波数特性調整部80が、電圧制御部10の追従速度を制御しない場合を説明する。時刻t1において電子デバイス300のスイッチ素子等がオン状態となると、電源回路100から電子デバイス300に印加電流が流れ、また、電流検出用抵抗54等により、電源回路100が出力する電圧が低下する。
そして、電流調整部60において、印加電流Ioutが上限値Imaxより大きくなったことが検出されると、電流調整部60は、電圧制御部10に入力される入力電圧を小さくして、印加電流Ioutを抑制させる。電圧制御部10は、入力電圧の変動に追従して、出力する制御電圧を小さくする。しかし、帰還部22における周波数特性により、制御電圧の変動が遅れてしまい、印加電圧Voutおよび印加電流Ioutの変動も期間T1遅れてしまう。また、印加電流Ioutが変動し始めてから、所定の制限範囲内になるまでにも、期間T2かかる。
これに対し、周波数特性調整部80が、電圧制御部10の追従速度を制御する場合を説明する。時刻t2において電子デバイス300のスイッチ素子等がオン状態となると、同様に電源回路100から電子デバイス300に印加電流が流れる。
そして、電流調整部60において、印加電流Ioutが上限値Imaxより大きくなったことが検出されると、電流調整部60は、電圧制御部10に入力される入力電圧を小さくして、印加電流Ioutを抑制させる。このとき、周波数特性調整部80は、電圧制御部10の切替部20をオン状態とすることで、帰還部22の時定数を小さくする。
このため、制御電圧は、周波数特性調整部80が電圧制御部10の追従速度を制御しない場合よりも短い遅れで変動を開始するので、印加電圧Voutおよび印加電流Ioutの変動も、期間T1より短い期間T3の遅れで開始される。また、印加電流Ioutが変動し始めてから、所定の制限範囲内になるまでの期間T4も、期間T2より短くなる。
この結果、図3に示すように、電子デバイス300に過電流が供給される期間を短くすることができる。このため、電子デバイス300を保護することができる。
なお、図1から図3の例においては、周波数特性調整部80は、帰還部22における抵抗部の抵抗値を小さくすることで、帰還部22の時定数を小さくした。他の例では、周波数特性調整部80は、帰還部22における抵抗部の抵抗値、または、コンデンサ部の容量値の少なくとも一方を小さくすることで、帰還部22の時定数を小さくしてもよい。
図4は、電圧制御部10の他の構成例を示す図である。本例における電圧制御部10は、複数のコンデンサを含むコンデンサ部を有する。コンデンサ部の第1コンデンサ14は、帰還経路15上に設けられる。また、第2コンデンサ24は、第1コンデンサ14と並列に設けられる。切替部20は、第2コンデンサ24を、第1コンデンサ14と並列に接続するか否かを切り替える。
図2に関連して説明した周波数特性調整部80は、電子デバイス300への印加電流が、電流調整部60における制限範囲外となった場合に、切替部20を制御して第2コンデンサ24を第1コンデンサ14から切り離し、当該印加電流が当該制限範囲内の場合に、切替部20を制御して第2コンデンサ24を第1コンデンサ14と並列に接続する。このような構成により、コンデンサ部の容量を調整して、帰還部22の時定数を調整することができる。なお、試験装置200は、電子デバイス300の試験が終了した場合に、第2コンデンサ24に蓄積された電荷を接地電位等に放電させる放電部を更に備えてよい。
図5は、電圧制御部10の他の構成例を示す図である。本例における電圧制御部10は、図2に関連して説明した電圧制御部10に対して、第1抵抗18、第2抵抗16、および、切替部20の機能が異なる。本例の第2抵抗16は、帰還経路15および接地電位の間に第1抵抗18と並列に設けられ、第1抵抗18より抵抗値が大きい。
本例の切替部20は、帰還経路15および接地電位に、第1抵抗18または第2抵抗のいずれを接続するかを切り替える。周波数特性調整部80は、電子デバイス300への印加電流が、電流調整部60における制限範囲外となった場合に、第2抵抗16を帰還経路15および接地電位の間に接続する。また、周波数特性調整部80は、当該印加電流が当該制限範囲内の場合に、第1抵抗18を帰還経路15および接地電位の間に接続する。
このような構成によっても、帰還部22における時定数を小さくすることができる。なお、本例においては抵抗部における抵抗が2つの場合を説明したが、他の例においては、帰還部22は、抵抗部において、それぞれ抵抗値の異なる3以上の抵抗を並列に有してよい。切替部20は、いずれの抵抗を、帰還経路15および接地電位の間に接続するかを選択してよい。このような構成により、帰還部22における時定数を多様に制御することができる。
図6は、電圧制御部10の他の構成例を示す図である。本例における電圧制御部10は、図4に関連して説明した電圧制御部10に対して、第1コンデンサ14、第2コンデンサ24、および、切替部20の機能が異なる。本例の第2コンデンサ24は、帰還経路15上において第1コンデンサ14と並列に設けられ、第1コンデンサ14より容量値が大きい。
本例の切替部20は、帰還経路15上に、第1コンデンサ14または第2コンデンサ24のいずれを接続するかを切り替える。周波数特性調整部80は、電子デバイス300への印加電流が、電流調整部60における制限範囲外となった場合に、第2コンデンサ24を、制御電圧出力部12の出力端子と第2入力端子(負入力端子)との間に接続する。また、周波数特性調整部80は、当該印加電流が当該制限範囲内の場合に、第1コンデンサ14を、制御電圧出力部12の出力端子と第2入力端子(負入力端子)との間に接続する。このような構成によっても、帰還部22における時定数を小さくすることができる。
なお、以上の例においては、単一の電圧制御部10における時定数を制御することで、電圧制御部10の追従速度を制御した。これに対し、他の例における電源回路100は、時定数の異なる電圧制御部10を並列に備えてもよい。この場合、周波数特性調整部80は、いずれの電圧制御部10を、電圧増幅部40に接続するかを切り替えてよい。
なお、電圧増幅部40における入出力間の追従速度は、周波数特性調整部80が周波数特性を調整していないときの電圧制御部10(例えば、図2において切替部20がオフ状態の電圧制御部10)における入出力間の追従速度よりも速くてよい。このとき、電圧制御部10における追従速度を、電圧増幅部40における追従速度より速くしても、電圧制御部10および電圧増幅部40を組み合わせた系の追従速度は、電圧増幅部40における追従速度までしか向上しない。
このため、周波数特性調整部80は、電子デバイス300への印加電流が制限範囲外となった場合に、電圧制御部10における追従速度を、電圧増幅部40における追従速度と略同一の速度に調整してよい。電圧制御部10は、電圧制御部10における追従速度を、電圧増幅部40における追従速度と略同一の速度に調整できるような第2抵抗16または第2コンデンサ24を有してよい。
また、周波数特性調整部80は、電子デバイス300への印加電流が制限範囲外となった場合に、電圧増幅部における周波数特性を調整することで、電圧増幅部における追従速度を速くしてもよい。このとき、周波数特性調整部80は、電圧制御部10における追従速度を、周波数特性を調整した後の電圧増幅部40における追従速度と略同一の速度に調整してよい。これにより、電圧制御部10および電圧増幅部40を組み合わせた系の追従速度を向上させることができる。
図7は、電圧増幅部40におけるアンプ回路42の構成例を示す図である。アンプ回路42は、入出力間の追従速度が調整可能であってよい。本例のアンプ回路42は、ソース側出力トランジスタ90−1、シンク側出力トランジスタ90−2、ソース側制限トランジスタ92−1、シンク側制限トランジスタ92−2、ソース側スイッチ94−1、シンク側スイッチ94−2、ソース側第1抵抗96−1、ソース側第2抵抗98−1、シンク側第1抵抗96−2、および、シンク側第2抵抗98−2を有する。
ソース側出力トランジスタ90−1は、入力電圧がHレベルのときにオン状態となり、ソース電流を電子デバイス300に出力する。また、シンク側トランジスタ90−2は、入力電圧がLレベルのときにオン状態となり、シンク電流を電子デバイス300から引き込む。
ソース側第1抵抗96−1およびソース側第2抵抗98−1は異なる抵抗値を有しており、ソース側出力トランジスタ90−1と、出力端子との間に並列に設けられる。ソース側スイッチ94−1は、ソース側第1抵抗96−1およびソース側第2抵抗98−1のいずれを、ソース側出力トランジスタ90−1と、出力端子との間に接続するかを切り替える。同様に、シンク側スイッチ94−2は、シンク側第1抵抗96−2またはシンク側第2抵抗98−2のいずれを、シンク側出力トランジスタ90−2と、出力端子との間に接続するかを切り替える。
ソース側制限トランジスタ92−1は、ソース電流の上限値を規定する。本例のソース側制限トランジスタ92−1は、ベース端子が、ソース側出力トランジスタ90のエミッタ端子に接続され、コレクタ端子が、ソース側出力トランジスタ90のベース端子に接続され、コレクタ端子が、出力端子に接続される。これにより、ソース電流が、ソース側第1抵抗96−1またはソース側第2抵抗98−1を流れることにより生じる電圧が、ソース側制限トランジスタ92−1のベースエミッタ間に印加される。ソース電流が所定の値以上となったときに、ソース側制限トランジスタ92−1がオン状態となり、ソース電流が抑制される。同様に、シンク側制限トランジスタ92−2は、シンク電流の上限値を規定する。
周波数特性調整部80は、ソース側スイッチ94−1およびシンク側スイッチ94−2を制御することで、電圧増幅部40におけるソース電流およびシンク電流の上限値を調整してよい。これにより、電圧増幅部40における追従速度を調整することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
上記説明した電源回路によれば、電子デバイス300に過電流が流れる期間を短くすることができ、電子デバイス300を保護することができる。
請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。

Claims (8)

  1. 電子デバイスに電源電力を供給する電源回路であって、
    入力電圧に対して所定の周波数特性で追従する制御電圧を出力し、前記電子デバイスに前記制御電圧に応じた電圧を印加する電圧制御部と、
    前記電子デバイスに印加される印加電圧を検出し、前記印加電圧に基づいて前記入力電圧を調整する電圧調整部と、
    前記電子デバイスに供給される印加電流を検出し、前記印加電流が所定の制限範囲外となった場合に、前記入力電圧を調整する電流調整部と、
    前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記電圧制御部における前記周波数特性を調整することで、前記入力電圧に対する前記制御電圧の追従速度を速くする周波数特性調整部と
    を備え
    前記電圧制御部は、
    第1入力端子に前記入力電圧を受け取り、第2入力端子に受け取る電圧および前記入力電圧に基づいて、出力端子から前記制御電圧を出力する制御電圧出力部と、
    前記制御電圧出力部が出力する前記制御電圧を、前記第2入力端子に帰還する帰還部と
    を有し、
    前記帰還部は、
    前記制御電圧出力部の前記第2入力端子および前記出力端子を接続する帰還経路と、
    前記帰還経路上に、制御電圧出力部の前記第2入力端子および前記出力端子と直列に設けられたコンデンサ部と、
    前記帰還経路および接地電位の間に設けられた抵抗部と
    を有し、
    前記周波数特性調整部は、前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記抵抗部における抵抗値、または、前記コンデンサ部における容量値の少なくとも一方を小さくして、前記帰還部の時定数を小さくする電源回路。
  2. 電子デバイスに電源電力を供給する電源回路であって、
    入力電圧に対して所定の周波数特性で追従する制御電圧を出力し、前記電子デバイスに前記制御電圧に応じた電圧を印加する電圧制御部と、
    前記電子デバイスに印加される印加電圧を検出し、前記印加電圧に基づいて前記入力電圧を調整する電圧調整部と、
    前記電子デバイスに供給される印加電流を検出し、前記印加電流が所定の制限範囲外となった場合に、前記入力電圧を調整する電流調整部と、
    前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記電圧制御部における前記周波数特性を調整することで、前記入力電圧に対する前記制御電圧の追従速度を速くする周波数特性調整部と
    前記周波数特性調整部が前記周波数特性を調整していないときの前記電圧制御部における入出力間の追従速度よりも入出力間の追従速度が速く、前記電圧制御部が出力する前記制御電圧を増幅して前記電子デバイスに供給する電圧増幅部と
    を備え、
    前記周波数特性調整部は、前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記電圧制御部における前記追従速度を、前記電圧増幅部における前記追従速度と略同一の速度に調整する電源回路。
  3. 前記抵抗部は、
    前記帰還経路および前記接地電位の間に設けられる第1抵抗と、
    前記帰還経路および前記接地電位の間に、前記第1抵抗と並列に設けられる第2抵抗と、
    前記第2抵抗を、前記第1抵抗と並列に接続するか否かを切り替える切替部と
    を有し、
    前記周波数特性調整部は、前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記第2抵抗を前記第1抵抗と並列に接続し、前記印加電流が前記制限範囲内の場合に、前記第2抵抗を前記第1抵抗から切り離す
    請求項に記載の電源回路。
  4. 前記抵抗部は、
    前記帰還経路および前記接地電位の間に設けられる第1抵抗と、
    前記帰還経路および前記接地電位の間に前記第1抵抗と並列に設けられた、前記第1抵抗より抵抗値の大きい第2抵抗と、
    前記帰還経路および前記接地電位に、前記第1抵抗または前記第2抵抗のいずれを接続するかを切り替える切替部と
    を有し、
    前記周波数特性調整部は、前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記第2抵抗を前記帰還経路および前記接地電位の間に接続し、前記印加電流が前記制限範囲内の場合に、前記第1抵抗を前記帰還経路および前記接地電位の間に接続する
    請求項に記載の電源回路。
  5. 前記コンデンサ部は、
    前記帰還経路上に設けられる第1コンデンサと、
    前記第1コンデンサと並列に設けられる第2コンデンサと、
    前記第2コンデンサを、前記第1コンデンサと並列に接続するか否かを切り替える切替部と
    を有し、
    前記周波数特性調整部は、前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記第2コンデンサを前記第1コンデンサから切り離し、前記印加電流が前記制限範囲内の場合に、前記第2コンデンサを前記第1コンデンサと並列に接続する
    請求項1、3または4のいずれか一項に記載の電源回路。
  6. 前記コンデンサ部は、
    前記帰還経路上に設けられる第1コンデンサと、
    前記第1コンデンサと並列に設けられ、前記第1コンデンサより容量の大きい第2コンデンサと、
    制御電圧出力部の前記第2入力端子および前記出力端子の間に、前記第1コンデンサまたは前記第2コンデンサのいずれを接続するかを切り替える切替部と
    を有し、
    前記周波数特性調整部は、前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記第2コンデンサを前記第2入力端子および前記出力端子の間に接続し、前記印加電流が前記制限範囲内の場合に、前記第1コンデンサを前記第2入力端子および前記出力端子の間に接続する
    請求項1、3または4のいずれか一項に記載の電源回路。
  7. 前記周波数特性調整部は、前記印加電流が前記制限範囲外となった場合に、前記電圧増幅部における前記周波数特性を調整することで、前記電圧増幅部における前記追従速度を速くし、前記電圧制御部における前記追従速度を、前記周波数特性を調整した後の前記電圧増幅部における前記追従速度と略同一の速度に調整する
    請求項に記載の電源回路。
  8. 電子デバイスを試験する試験装置であって、
    前記電子デバイスを駆動する電力を供給する、請求項1から7のいずれか一項に記載の電源回路と、
    前記電子デバイスの駆動状態に基づいて前記電子デバイスの良否を判定する判定部と
    を備える試験装置。
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