JP4707608B2 - 測定回路及び試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被試験デバイスを測定する測定回路、及び測定回路を備える試験装置に関する。特に本発明は、電圧印加電流測定又は電流印加電圧測定を行う測定回路に関する。
半導体回路等の被試験デバイスの試験項目として、被試験デバイスの直流試験が知られている。また直流試験として、被試験デバイスに所定の直流電圧を印加した場合に被試験デバイスに供給される直流電流を測定する電圧印加電流測定の測定結果に基づいて被試験デバイスの良否を判定する試験と、被試験デバイスに所定の直流電流を供給した場合に被試験デバイスに供給される直流電圧を測定する電流印加電圧測定の測定結果に基づいて被試験デバイスの良否を判定する試験とが知られている。
また、当該直流試験を行う場合に、被試験デバイスに過電流等が供給されることを防ぐべく、被試験デバイスに供給される直流電流を制限する回路を備えた測定回路が知られている。図5は、従来の測定回路400の構成の一例を示す図である。
測定回路400は、被試験デバイス300に所定の直流電圧を印加した場合に、被試験デバイス300に供給される直流電流を測定する回路である。DAコンバータ402は、被試験デバイス300に印加すべき直流電圧を生成し、主増幅器406に入力する。主増幅器406は、当該直流電圧に応じた印加電圧を生成し、被試験デバイス300に印加する。また当該印加電圧は、主増幅器406の入力端にフィードバックされ、主増幅器406が出力する印加電圧を所定の電圧に制御する。
電圧検出用増幅器412は、電流検出用抵抗408の両端の電圧を検出し、当該電圧を増幅した検出電圧Vimを出力する。DAコンバータ428及びDAコンバータ416は、被試験デバイス300に供給される直流電流の下限値及び上限値に応じた電圧を出力する。
例えば、DAコンバータ416は、直流電流の上限値に応じた上限電圧を出力する。上限電圧と検出電圧Vinとは極性の異なる電圧である。また上限電圧と検出電圧Vimとの電圧差が、抵抗418及び抵抗420により分圧されて増幅器414に入力される。例えば、検出電圧Vimの絶対値が上限電圧の絶対値より大きくなると、増幅器414の負入力端子には正電圧が入力される。この結果、増幅器414が、負の電圧を出力し、ダイオード424がオン状態となる。
この場合、DAコンバータ402からダイオード424に電流が流れる。抵抗404における電圧降下により、被試験デバイス300に印加される印加電圧が降下し、被試験デバイス300に流れる直流電流が制限される。
現在、関連する特許文献等は認識していないので、その記載を省略する。
しかし、従来の測定回路400において、増幅器414が出力する電圧は、増幅器414の電源電圧近傍から、0V近傍まで変化する。増幅器414の出力点における電圧の変動が大きいので、従来の測定回路400では、高速に電流制限を行うことが困難であった。
このため本発明は上記の課題を解決する測定回路及び試験装置を提供することを目的とする。この目的は、請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1形態においては、被試験デバイスに所定の直流電圧を印加し、被試験デバイスに流れる直流電流を測定する測定回路であって、正入力端子および負入力端子を有し、正入力端子に入力される入力電圧に応じて直流電圧を生成し、被試験デバイスに印加する主増幅器と、直流電圧を主増幅器の負入力端子に帰還し、主増幅器が生成する直流電圧を入力電圧に応じた電圧に制御させる帰還用抵抗と、直流電流の電流値に応じた検出電圧を出力する電流検出回路と、主増幅器が出力する直流電流の電流値を制限するクランプ回路とを備え、クランプ回路は、直流電流の制限値に応じた制限電圧を出力する第1制限電圧出力部と、制限電圧と検出電圧との大小関係に基づいて、入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する第1バイアス生成部と、主増幅器の負入力端子及び帰還用抵抗の接続点と、第1バイアス生成部との間に設けられ、接続点における電圧及びバイアス電圧の電圧差に応じて、直流電流を制限する制限電流を、帰還用抵抗を介して被試験デバイスに供給する第1ダイオードとを有する測定回路を提供する。
電流検出回路は、検出電圧を、入力電圧を基準として出力し、第1制限電圧出力部は、入力電圧を基準として検出電圧とは極性が反転した制限電圧を出力し、第1バイアス生成部は、検出電圧と制限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する分圧回路と、分圧電圧を負入力端子に受け取り、入力電圧を正入力端子に受け取り、出力端子が第1ダイオードのアノード端子に接続される差動増幅器と、差動増幅器の負入力端子にアノード端子が接続され、差動増幅器の出力端子にカソード端子が接続される第2ダイオードとを有してよい。
第1制限電圧出力部は、直流電流の上限値に応じた上限電圧を出力し、第1バイアス生成部は、上限電圧に対応する電流値が、検出電圧に対応する電流値より大きい場合に、入力電圧を基準として、第1ダイオードに対して逆バイアスとなるバイアス電圧を印加し、上限電圧に対応する電流値が、検出電圧に対応する電流値以下である場合に、入力電圧を基準として、第1ダイオードに対して順バイアスとなるバイアス電圧を印加し、帰還用抵抗を介して被試験デバイスに制限電流を供給させてよい。
クランプ回路は、第1ダイオードのカソード端子における電圧を受け取り、当該電圧を出力する電圧フォロワ回路と、電圧フォロワ回路の出力端子と、差動増幅器の負入力端子との間に設けられた第1抵抗とを更に有してよい。
クランプ回路は、直流電流の下限値に応じた下限電圧を出力する第2制限電圧出力部と、下限電圧と検出電圧との大小関係に基づいて、入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する第2バイアス生成部と、主増幅器及び帰還用抵抗の接続点と、第2バイアス生成部との間に設けられ、接続点における電圧及び第2バイアス生成部が出力するバイアス電圧の電圧差に応じた制限電流を、被試験デバイスに供給される直流電流から引き込む第3ダイオードとを更に有してよい。
電流検出回路は、入力電圧を基準電圧として検出電圧を出力し、第2制限電圧出力部は、入力電圧を基準電圧として、検出電圧とは極性が反転した下限電圧を出力し、第2バイアス生成部は、検出電圧と下限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する分圧回路と、分圧電圧を負入力端子に受け取り、入力電圧を正入力端子に受け取り、出力端子が第3ダイオードのカソード端子に接続される差動増幅器と、差動増幅器の負入力端子にカソード端子が接続され、差動増幅器の出力端子にアノード端子が接続される第4ダイオードとを有してよい。
電流検出回路は、主増幅器の出力端子と被試験デバイスとの間に設けられた電流検出用抵抗と、電流検出用抵抗の両端の電圧差を増幅する電流検出用増幅器と、電流検出用増幅器が出力する電圧を、入力電圧を基準とした検出電圧に変換する基準増幅器とを有してよい。
本発明の第2の形態においては、被試験デバイスに所定の直流電流を供給し、被試験デバイスに印加される直流電圧を測定する測定回路であって、正入力端子および負入力端子を有し、正入力端子への入力電圧に応じて直流電圧を生成し、被試験デバイスに印加する主増幅器と、被試験デバイスに供給される直流電流に応じた電圧を出力する電流検出回路と、電流検出回路が出力する電圧を主増幅器の負入力端子に帰還し、被試験デバイスに供給される直流電流を所定の電流に制御させる帰還用抵抗と、被試験デバイスに印加される直流電圧に応じた検出電圧を出力する電圧検出回路と、主増幅器が出力する直流電圧の電圧値を制限するクランプ回路とを備え、クランプ回路は、直流電圧の制限値に応じた制限電圧を出力する第1制限電圧出力部と、制限電圧と検出電圧との大小関係に基づいて、入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する第1バイアス生成部と、主増幅器の負入力端子及び帰還用抵抗の接続点と、第1バイアス生成部との間に設けられ、接続点における電圧及びバイアス電圧の電圧差に応じた制限電流を、帰還用抵抗を介して電流検出回路に供給する第1ダイオードとを有し、電流検出回路は、正入力端子が主増幅器の出力端と接続され、負入力端子が被試験デバイスの入力端と接続され、出力端が帰還用抵抗に接続される電流検出用増幅器と、電流検出用増幅器の出力端および負入力端子を接続する抵抗とを有する測定回路を提供する。
電圧検出回路は、検出電圧を、入力電圧を基準として出力し、第1制限電圧出力部は、入力電圧を基準として検出電圧とは極性が反転した制限電圧を出力し、第1バイアス生成部は、検出電圧と制限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する分圧回路と、分圧電圧を負入力端子に受け取り、入力電圧を正入力端子に受け取り、出力端子が第1ダイオードのアノード端子に接続される差動増幅器と、差動増幅器の負入力端子にアノード端子が接続され、差動増幅器の出力端子にカソード端子が接続される第2ダイオードとを有してよい。
電流検出回路は、主増幅器の出力端子と被試験デバイスとの間に設けられた電流検出用抵抗と、電流検出用抵抗の両端の電圧差を増幅する電流検出用増幅器と、電流検出用増幅器が出力する電圧を、入力電圧を基準とした検出電圧に変換する基準増幅器とを有してよい。
本発明の第3の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスに所定の直流電圧を印加し、被試験デバイスに供給される直流電流を測定する測定回路と、測定回路が測定した直流電流の電流値に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備え、測定回路は、正入力端子および負入力端子を有し、正入力端子に入力される入力電圧に応じて直流電圧を生成し、被試験デバイスに印加する主増幅器と、直流電圧を主増幅器の負入力端子に帰還し、主増幅器が生成する直流電圧を入力電圧に応じた電圧に制御させる帰還用抵抗と、直流電流の電流値に応じた検出電圧を出力する電流検出回路と、主増幅器が出力する直流電流の電流値を制限するクランプ回路とを有し、クランプ回路は、直流電流の制限値に応じた制限電圧を出力する第1制限電圧出力部と、制限電圧と検出電圧との大小関係に基づいて、入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する第1バイアス生成部と、主増幅器の負入力端子及び帰還用抵抗の接続点と、第1バイアス生成部との間に設けられ、接続点における電圧及びバイアス電圧の電圧差に応じて、直流電流を制限する制限電流を、帰還用抵抗を介して被試験デバイスに供給する第1ダイオードとを含む試験装置を提供する。
本発明の第4の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスに所定の直流電流を供給し、被試験デバイスに印加される直流電圧を測定する測定回路と、測定回路が測定した直流電圧の電圧値に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備え、測定回路は、正入力端子および負入力端子を有し、正入力端子への入力電圧に応じて直流電圧を生成し、被試験デバイスに印加する主増幅器と、被試験デバイスに供給される直流電流に応じた電圧を出力する電流検出回路と、電流検出回路が出力する電圧を主増幅器の負入力端子に帰還し、被試験デバイスに供給される直流電流を所定の電流に制御させる帰還用抵抗と、被試験デバイスに印加される直流電圧に応じた検出電圧を出力する電圧検出回路と、主増幅器が出力する直流電圧の電圧値を制限するクランプ回路とを有し、クランプ回路は、直流電圧の制限値に応じた制限電圧を出力する第1制限電圧出力部と、制限電圧と検出電圧との大小関係に基づいて、入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する第1バイアス生成部と、主増幅器の負入力端子及び帰還用抵抗の接続点と、第1バイアス生成部との間に設けられ、接続点における電圧及びバイアス電圧の電圧差に応じた制限電流を、帰還用抵抗を介して電流検出回路に供給する第1ダイオードとを有し、電流検出回路は、正入力端子が主増幅器の出力端と接続され、負入力端子が被試験デバイスの入力端と接続され、出力端が帰還用抵抗に接続される電流検出用増幅器と、電流検出用増幅器の出力端および負入力端子を接続する抵抗とを有する試験装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る測定回路100の構成の一例を示す図である。測定回路100は、被試験デバイス300の電圧印加電流測定を行う回路である。つまり測定回路100は、被試験デバイス300に所定の直流電圧を印加し、被試験デバイス300に流れる直流電流を測定する。本例における測定回路100は、DAコンバータ10、主増幅器12、帰還用抵抗38、電流検出回路14、及びクランプ回路80を備える。
DAコンバータ10は、被試験デバイス300に印加すべき電圧Viを出力する。例えばDAコンバータ10は、予め設定されたデジタル値に応じた電圧を出力してよい。主増幅器12は、DAコンバータ10が出力する電圧Viが入力され、当該入力電圧に応じて直流電圧を生成し、被試験デバイス300に印加する。
また、帰還用抵抗38は、被試験デバイス300に印加される直流電圧Voを主増幅器12に帰還し、主増幅器12が生成する直流電圧を、入力電圧Viに応じた電圧に制御させる。例えば主増幅器12は差動増幅器であって、正入力端子に入力電圧Viを受け取り、負入力端子に直流電圧Voを受け取り、出力端子が被試験デバイス300に接続されてよい。また、主増幅器12は、入力電圧Viと略等しい直流電圧Voを出力してよい。
電流検出回路14は、主増幅器12から被試験デバイス300に供給される直流電流の電流値を検出し、当該電流値に応じた検出電圧を出力する。本例における電流検出回路14は、電流検出用抵抗16、電流検出用増幅器24、基準増幅器36、及び複数の抵抗(18、20、22、26、28、30、32、34)を有する。
電流検出用抵抗16は、主増幅器12の出力端と、被試験デバイス300の入力端との間に設けられる。電流検出用増幅器24は、例えば差動増幅器であって、電流検出用抵抗16の両端の電圧差を増幅して出力する。
本例において電流検出用増幅器24の正入力端子は、主増幅器12の出力端と抵抗20を介して接続され、また抵抗22を介して接地電位と接続される。また電流検出用増幅器24の負入力端子は、被試験デバイス300の入力端と抵抗18を介して接続され、また抵抗26を介して電流検出用増幅器24の出力端と接続される。つまり、電流検出用増幅器24は、接地電位を基準として、電流検出用抵抗16の両端における電圧差に応じた電圧を出力する。
基準増幅器36は、例えば差動増幅器であって、電流検出用増幅器24が出力する電圧を、入力電圧Viを基準電圧とする検出電圧Vimとして出力する。本例において基準増幅器36の正入力端子には、抵抗30を介して入力電圧Viが与えられる。また基準増幅器36の正入力端子は、抵抗32を介して接地電位と接続される。また基準増幅器36の負入力端子は、抵抗28を介して電流検出用増幅器24の出力端子と接続され、抵抗34を介して基準増幅器36の出力端子と接続される。
クランプ回路80は、主増幅器12が出力する直流電流の電流値を制限する。クランプ回路80は、電流検出回路14が検出した直流電流の電流値が所定の上限値より大きい場合に、帰還用抵抗38を介して被試験デバイス300に電流を供給することにより、被試験デバイス300に印加される印加電圧を降下させ、被試験デバイス300に供給される直流電流を減少させる。またクランプ回路80は、電流検出回路14が検出した直流電流の電流値が所定の下限値より小さい場合に、帰還用抵抗38を介して電流を引き込むことにより、被試験デバイス300に印加される印加電圧を上昇させ、被試験デバイス300に供給される直流電流を増大させる。
クランプ回路80は、第1制限電圧出力部64、第2制限電圧出力部66、第1バイアス生成部44、第2バイアス生成部54、第1ダイオード40、及び第3ダイオード42を有する。第1制限電圧出力部64及び第2制限電圧出力部66は、直流電流の制限値に応じた制限電圧を出力する。本例においては、第1制限電圧出力部64が、直流電流の上限値に応じた上限電圧を出力し、第2制限電圧出力部66が、直流電流の下限値に応じた下限電圧を出力する。第1制限電圧出力部64及び第2制限電圧出力部66は、例えばDAコンバータであって、設定されるデジタル値に応じて、入力電圧Viを基準電圧とした上限電圧及び下限電圧を出力する。
第1バイアス生成部44及び第2バイアス生成部54は、制限電圧と検出電圧Vimとの大小関係に基づいて、入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する。本例においては、第1バイアス生成部44が、上限電圧と検出電圧Vimとの大小関係に基づいて、入力電圧Viを基準電圧とする第1バイアス電圧を生成し、第2バイアス生成部54が、下限電圧と検出電圧Vimとの大小関係に基づいて、入力電圧Viを基準電圧とする第2バイアス電圧を生成する。
第1ダイオード40は、主増幅器12及び帰還用抵抗38の接続点と、第1バイアス生成部44との間に設けられる。第1ダイオード40は、当該接続点における電圧と、第1バイアス生成部44から与えられる第1バイアス電圧との電圧差に応じて、直流電流を制限する制限電流を、帰還用抵抗38を介して被試験デバイス300に供給する。
例えば、上限電圧に対応する電流値が、検出電圧Vimに対応する電流値より大きい場合、第1バイアス生成部44は、入力電圧Viを基準電圧として、第1ダイオード40に対して逆バイアスとなるバイアス電圧を印加する。この場合、第1ダイオード40と帰還用抵抗38との間には電流が流れない。
また、上限電圧に対応する電流値が、検出電圧Vimに対応する電流値以下である場合、第1バイアス生成部44は、入力電圧Viを基準電圧として、第1ダイオード40に対して入力電圧Viを基準電圧として順バイアスとなるバイアス電圧を印加する。この場合、第1ダイオード40から帰還用抵抗38に対して、バイアス電圧に応じた電流が供給される。帰還用抵抗38における電圧降下により、被試験デバイス300に供給される直流電流が制限される。
本例における第1バイアス生成部44は、抵抗46及び抵抗48を有する分圧回路、差動増幅器50、及び第2ダイオード52を有する。また、第1制限電圧出力部64は、入力電圧を基準電圧として、検出電圧Vimとは極性が反転した上限電圧を出力する。例えば、検出電圧Vimが、基準電圧(入力電圧Vi)に対して正の電圧である場合、第1制限電圧出力部64は、基準電圧(入力電圧Vi)に対して負の電圧を出力してよい。
抵抗46及び抵抗48は、検出電圧Vimと上限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する。当該分圧比は、1対1であってよい。つまり、抵抗46及び抵抗48の抵抗値は略等しくてよい。この場合、当該分圧電圧は、基準電圧に対する検出電圧Vimの電圧値と、基準電圧に対する上限電圧の電圧値の大小関係により符号が変化する。つまり、当該分圧電圧の符号により、検出電圧と上限電圧との大小関係を判別できる。
差動増幅器50は、分圧回路が出力する分圧電圧を負入力端子に受け取り、入力電圧Viを正入力端子に受け取る。また、差動増幅器50の出力端子は、第1ダイオード40のアノード端子に接続される。また、第2ダイオード52のアノード端子は、差動増幅器50の負入力端子に接続され、カソード端子は、差動増幅器50の出力端子に接続される。
差動増幅器50は、検出電圧Vimが上限電圧以下である場合に、基準電圧(入力電圧Vi)以下の電圧を出力する。この場合、第2ダイオード52がオン状態となり、差動増幅器50の出力端子における電圧は、基準電圧(入力電圧Vi)から、第2ダイオード52の順方向電圧を減算した電圧と略等しくなる。第1ダイオード40のカソード端子における電圧は、入力電圧Viと略等しいので、第1ダイオード40はオフ状態となり、第1ダイオード40から帰還用抵抗38に電流は流れない。
また、差動増幅器50は、検出電圧Vimが上限電圧より大きい場合に、基準電圧(入力電圧Vi)より高い電圧を出力する。この場合、第1ダイオード40がオン状態となり、第1ダイオード40から帰還用抵抗38に電流が流れ、被試験デバイス300に供給される直流電流が制限される。このとき、差動増幅器50の出力端子における電圧は、第1ダイオード40のカソード端子における電圧(印加電圧Vo≒Vin)に、第1ダイオード40の順方向電圧を加算した電圧と略等しくなる。
このように、本例におけるクランプ回路80によれば、差動増幅器50の出力端子における電圧変動が、入力電圧Viを基準として±Vfの範囲となる(但し、Vfはダイオードの順方向電圧を示す)。このため、差動増幅器50の出力端子における電圧変動が小さくなり、高速に電流制限を行うことができる。
以上においては、第1バイアス生成部44及び第1ダイオード40の構成及び動作について説明したが、第2バイアス生成部54、及び第3ダイオード42の構成及び動作も同様である。
上述したように、第2バイアス生成部54は、下限電圧と検出電圧Vimとの大小関係に基づいて、入力電圧Viを基準電圧とする第2バイアス電圧を生成する。第3ダイオード42は、主増幅器12及び帰還用抵抗38の接続点と、第2バイアス生成部54との間に設けられる。第3ダイオード42は、当該接続点における電圧と、第2バイアス生成部54から与えられる第2バイアス電圧との電圧差に応じて、直流電流を制限する制限電流を、帰還用抵抗38を介して被試験デバイス300に供給される直流電流から引き込む。
例えば、下限電圧に対応する電流値が、検出電圧Vimに対応する電流値以下である場合、第2バイアス生成部54は、入力電圧Viを基準電圧として、第3ダイオード42に対して逆バイアスとなるバイアス電圧を印加する。この場合、第3ダイオード42と帰還用抵抗38との間には電流が流れない。
また、下限電圧に対応する電流値が、検出電圧Vimに対応する電流値より大きい場合、第2バイアス生成部54は、入力電圧Viを基準電圧として、第3ダイオード42に対して入力電圧Viを基準電圧として順バイアスとなるバイアス電圧を印加する。この場合、第3ダイオード42は、帰還用抵抗38を介してバイアス電圧に応じた電流を引き込む。帰還用抵抗38における電圧上昇により、被試験デバイス300に供給される直流電流が、下限電圧に対応する電流より大きくなるように制限される。
本例における第2バイアス生成部54は、抵抗56及び抵抗58を有する分圧回路、差動増幅器60、及び第4ダイオード62を有する。また、第2制限電圧出力部66は、入力電圧を基準電圧として、検出電圧Vimとは極性が反転した下限電圧を出力する。例えば、検出電圧Vimが、基準電圧(入力電圧Vi)に対して正の電圧である場合、第2制限電圧出力部66は、基準電圧(入力電圧Vi)に対して負の電圧を出力してよい。
抵抗56及び抵抗58は、検出電圧Vimと下限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する。当該分圧比は、1対1であってよい。つまり、抵抗56及び抵抗58の抵抗値は略等しくてよい。この場合、当該分圧電圧は、基準電圧に対する検出電圧Vimの電圧値と、基準電圧に対する下限電圧の電圧値の大小関係により符号が変化する。つまり、当該分圧電圧の符号により、検出電圧と下限電圧との大小関係を判別できる。
差動増幅器60は、分圧回路が出力する分圧電圧を負入力端子に受け取り、入力電圧Viを正入力端子に受け取る。また、差動増幅器60の出力端子は、第3ダイオード42のカソード端子に接続される。また、第4ダイオード62のカソード端子は、差動増幅器60の負入力端子に接続され、アノード端子は、差動増幅器60の出力端子に接続される。
差動増幅器60は、検出電圧Vimが下限電圧以下である場合に、基準電圧(入力電圧Vi)以下の電圧を出力する。この場合、第3ダイオード42がオン状態となり、差動増幅器50の出力端子における電圧は、第3ダイオード42のアノード端子における電圧(印加電圧Vo≒Vin)から、第3ダイオード42の順方向電圧を減じた電圧と略等しくなる。
また、差動増幅器60は、検出電圧Vimが下限電圧より大きい場合に、基準電圧(入力電圧Vi)より高い電圧を出力する。この場合、第4ダイオード62がオン状態となり、差動増幅器60の出力端における電圧は、基準電圧(入力電圧Vin)に、第4ダイオード62の順方向電圧を加算した電圧と略等しくなる。
このように、本例におけるクランプ回路80によれば、差動増幅器60の出力端子における電圧変動が、入力電圧Viを基準として±Vfの範囲となる(但し、Vfはダイオードの順方向電圧を示す)。このため、差動増幅器60の出力端子における電圧変動が小さくなり、高速に電流制限を行うことができる。
図2は、測定回路100の構成の他の例を示す図である。本例における測定回路100は、図1において説明した測定回路100の構成に加え、電圧フォロワ回路68、電圧フォロワ回路70、抵抗72、及び抵抗74を更に備える。他の構成要素は、図1において同一の符合を付して説明した構成要素と同一の機能及び構成を有してよい。
電圧フォロワ回路68は、第1ダイオード40のカソード端子における電圧を受け取り、当該電圧を出力する。抵抗72は、電圧フォロワ回路68の出力端子と、差動増幅器50の負入力端子との間に設けられる。
また、電圧フォロワ回路70は、第3ダイオード42のアノード端子における電圧を受け取り、当該電圧を出力する。抵抗74は、電圧フォロワ回路70の出力端子と、差動増幅器60の負入力端子との間に設けられる。また、抵抗72及び抵抗74の抵抗値は、抵抗48及び抵抗58の抵抗値より小さいことが好ましい。
差動増幅器50又は差動増幅器60と、主増幅器12とは直列に接続されているので、これらの増幅器の出力が発振してしまうことも考えられる。このため、差動増幅器50及び差動増幅器60における増幅率は、発振を生じない増幅率に制限されることが好ましい。
しかし、差動増幅器50及び差動増幅器60における増幅率を制限した場合、電流制限のDC精度が悪化してしまう。これに対し、本例における測定回路100によれば、電圧フォロワ回路68、電圧フォロワ回路70を用いて、第1ダイオード40のカソード端子の電圧、及び第3ダイオード42のアノード端子の電圧を、差動増幅器50及び差動増幅器60の負入力端子に帰還しているので、差動増幅器50及び差動増幅器60の増幅率を制限した場合であっても、電流制限のDC精度の悪化を低減することができる。
図3は、測定回路100の構成の他の例を示す図である。本例における測定回路100は、被試験デバイス300の電流印加電圧測定を行う回路である。つまり測定回路100は、被試験デバイス300に所定の直流電流を供給し、被試験デバイス300に印加される直流電圧を測定する。本例における測定回路100は、DAコンバータ10、主増幅器12、帰還用抵抗38、電流検出回路14、電圧検出回路82、及びクランプ回路80を備える。
DAコンバータ10は、被試験デバイス300に供給すべき直流電流に応じた電圧Viを出力する。例えばDAコンバータ10は、予め設定されたデジタル値に応じた電圧を出力してよい。主増幅器12は、DAコンバータ10が出力する電圧Viが入力され、当該入力電圧に応じて直流電圧を生成し、被試験デバイス300に印加する。
電流検出回路14は、主増幅器12から被試験デバイス300に供給される直流電流の電流値を検出し、当該電流値に応じた検出電圧を出力する。電流検出回路14は、図1において説明した電流検出回路14と略同一の構成を有してよい。本例における電流検出回路14は、図1において説明した電流検出回路14の構成から、基準増幅器36、複数の抵抗(28、30、32、34)を除いた構成を有する。
電流検出用増幅器24の出力端子は、帰還用抵抗38を介して主増幅器12の負入力端子に接続される。このような構成により、主増幅器12から被試験デバイス300に供給される直流電流を、所定の電流値に保持させることができる。
電圧検出回路82は、被試験デバイス300に印加される印加電圧Voに応じた検出電圧を出力する。本例における電圧検出回路82は、電圧検出用増幅器90、及び複数の抵抗(84、86、88、92)を有する。
電圧検出用増幅器90は、例えば差動増幅器であって、負入力端子に抵抗84を介して印加電圧Voを受け取る。また、電圧検出用増幅器90の正入力端子は、抵抗86を介して入力電圧Viが入力され、また抵抗88を介して接地電位に接続される。
また、抵抗92は、電圧検出用増幅器90の出力端子と負入力端子とを接続する。このような構成により、電圧検出用増幅器90は、入力電圧Viを基準として、印加電圧Voに応じた検出電圧Vcを出力する。
クランプ回路80は、主増幅器12が出力する印加電圧Voの電圧値を制限する。クランプ回路80は、電圧検出回路82が検出した印加電圧Voの電圧値が所定の上限値より大きい場合に、帰還用抵抗38に電流を供給することにより、被試験デバイス300に印加される印加電圧を降下させる。またクランプ回路80は、電圧検出回路82が検出した印加電圧Voの電圧値が所定の下限値より小さい場合に、帰還用抵抗38から電流を引き込むことにより、被試験デバイス300に印加される印加電圧を上昇させる。
クランプ回路80は、図1又は図2において説明したクランプ回路80と同様の構成を有してよい。本例におけるクランプ回路80は、図2において説明したクランプ回路80と同一の構成を有する。但し、第1制限電圧出力部64は、印加電圧の上限値に応じた上限電圧を出力し、第2制限電圧出力部66は、印加電圧の下限値に応じた下限電圧を出力する。クランプ回路80の動作は、図1又は図2において説明したクランプ回路80と同様である。
このような構成により、被試験デバイス300に印加される印加電圧の電圧値を制限することができる。また、図1において説明したように、差動増幅器50及び差動増幅器60の出力端子における電圧変動が、入力電圧Viを基準として±Vfの範囲となる(但し、Vfはダイオードの順方向電圧を示す)。このため、差動増幅器50及び差動増幅器60の出力端子における電圧変動が小さくなり、高速に電圧制限を行うことができる。
図4は、本発明の実施形態に係る試験装置200の構成の一例を示す図である。試験装置200は、半導体回路等の被試験デバイス300を試験する装置であって、測定回路100、パターン入力部120、及び判定部110を備える。
測定回路100は、図1から図3において説明した測定回路100と同一の回路である。つまり、測定回路100は、被試験デバイス300の電圧印加電流測定、又は電流印加電圧測定を行う。
判定部110は、測定回路100における測定結果に基づいて、被試験デバイス300の良否を判定する。例えば判定部110は、図1において説明した電流検出用増幅器24の出力に基づいて、被試験デバイス300に供給される直流電流の電流値を算出し、当該電流値が所定の範囲内であるか否かに基づいて被試験デバイス300の良否を判定してよい。また判定部110は、図3において説明した電圧検出用増幅器90の出力に基づいて、被試験デバイス300に印加される直流電圧の電圧値を算出し、当該電圧値が所定の範囲内であるか否かに基づいて被試験デバイス300の良否を判定してもよい。
また、被試験デバイス300の静止時における直流試験を行う場合、測定回路100は、パターン入力部120が試験パターンを入力しない状態において測定を行ってよい。また、被試験デバイス300の動作時における直流試験を行う場合、測定回路100は、パターン入力部120が試験パターンを入力している状態において測定を行ってよい。パターン入力部120は、例えば被試験デバイス300の所定の論理回路の状態を順次変化させる試験パターンを入力してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以上から明らかなように、本発明によれば、被試験デバイスに供給される直流電圧又は直流電流を高速に制限することができる。
本発明の実施形態に係る測定回路100の構成の一例を示す図である。 測定回路100の構成の他の例を示す図である。 測定回路100の構成の他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る試験装置200の構成の一例を示す図である。 従来の測定回路400を示す図である。
10・・・DAコンバータ、12・・・主増幅器、14・・・電流検出回路、16・・・電流検出用抵抗、18、20、22、26、28、30、32、34、46、48、56、58、72、74、84、86、88、92・・・抵抗、24・・・電流検出用増幅器、36・・・基準増幅器、38・・・帰還用抵抗、40・・・第1ダイオード、42・・・第3ダイオード、44・・・第1バイアス生成部、50・・・差動増幅器、52・・・第2ダイオード、54・・・第2バイアス生成部、60・・・差動増幅器、62・・・第4ダイオード、64・・・第1制限電圧出力部、66・・・第2制限電圧出力部、68、70・・・電圧フォロワ回路、80・・・クランプ回路、82・・・電圧検出回路、90・・・電圧検出用増幅器、100・・・測定回路、110・・・判定部、120・・・パターン入力部、200・・・試験装置、300・・・被試験デバイス、400・・・従来の測定回路、402・・・DAコンバータ、404、418、420・・・抵抗、406・・・主増幅器、408・・・電流検出用抵抗、412・・・電圧検出用増幅器、414・・・増幅器、416・・・DAコンバータ、424・・・ダイオード、428・・・DAコンバータ

Claims (12)

  1. 被試験デバイスに所定の直流電圧を印加し、前記被試験デバイスに流れる直流電流を測定する測定回路であって、
    正入力端子および負入力端子を有し、前記正入力端子に入力される入力電圧に応じて前記直流電圧を生成し、前記被試験デバイスに印加する主増幅器と、
    前記直流電圧を前記主増幅器の前記負入力端子に帰還し、前記主増幅器が生成する前記直流電圧を前記入力電圧に応じた電圧に制御させる帰還用抵抗と、
    前記直流電流の電流値に応じた検出電圧を出力する電流検出回路と、
    前記主増幅器が出力する前記直流電流の電流値を制限するクランプ回路と
    を備え、
    前記クランプ回路は、
    前記直流電流の制限値に応じた制限電圧を出力する第1制限電圧出力部と、
    前記制限電圧と前記検出電圧との大小関係に基づいて、前記入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する第1バイアス生成部と、
    前記主増幅器の前記負入力端子及び前記帰還用抵抗の接続点と、前記第1バイアス生成部との間に設けられ、前記接続点における電圧及び前記バイアス電圧の電圧差に応じて、前記直流電流を制限する制限電流を、前記帰還用抵抗を介して前記被試験デバイスに供給する第1ダイオードと
    を有する測定回路。
  2. 前記電流検出回路は、前記検出電圧を、前記入力電圧を基準として出力し、
    前記第1制限電圧出力部は、前記入力電圧を基準として前記検出電圧とは極性が反転した制限電圧を出力し、
    前記第1バイアス生成部は、
    前記検出電圧と前記制限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する分圧回路と、
    前記分圧電圧を負入力端子に受け取り、前記入力電圧を正入力端子に受け取り、出力端子が前記第1ダイオードのアノード端子に接続される差動増幅器と、
    前記差動増幅器の負入力端子にアノード端子が接続され、前記差動増幅器の出力端子にカソード端子が接続される第2ダイオードと
    を有する請求項1に記載の測定回路。
  3. 前記第1制限電圧出力部は、前記直流電流の上限値に応じた上限電圧を出力し、
    前記第1バイアス生成部は、
    前記上限電圧に対応する電流値が、前記検出電圧に対応する電流値より大きい場合に、前記入力電圧を基準として、前記第1ダイオードに対して逆バイアスとなる前記バイアス電圧を印加し、
    前記上限電圧に対応する電流値が、前記検出電圧に対応する電流値以下である場合に、前記入力電圧を基準として、前記第1ダイオードに対して順バイアスとなる前記バイアス電圧を印加し、前記帰還用抵抗を介して前記被試験デバイスに前記制限電流を供給させる
    請求項2に記載の測定回路。
  4. 前記クランプ回路は、
    前記第1ダイオードのカソード端子における電圧を受け取り、当該電圧を出力する電圧フォロワ回路と、
    前記電圧フォロワ回路の出力端子と、前記差動増幅器の負入力端子との間に設けられた第1抵抗と
    を更に有する請求項3に記載の測定回路。
  5. 前記クランプ回路は、
    前記直流電流の下限値に応じた下限電圧を出力する第2制限電圧出力部と、
    前記下限電圧と前記検出電圧との大小関係に基づいて、前記入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する第2バイアス生成部と、
    前記主増幅器及び前記帰還用抵抗の接続点と、前記第2バイアス生成部との間に設けられ、前記接続点における電圧及び前記第2バイアス生成部が出力する前記バイアス電圧の電圧差に応じた制限電流を、前記被試験デバイスに供給される前記直流電流から引き込む第3ダイオードと
    を更に有する
    請求項2に記載の測定回路。
  6. 前記電流検出回路は、前記入力電圧を基準電圧として前記検出電圧を出力し、
    前記第2制限電圧出力部は、前記入力電圧を基準電圧として、前記検出電圧とは極性が反転した前記下限電圧を出力し、
    前記第2バイアス生成部は、
    前記検出電圧と前記下限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する分圧回路と、
    前記分圧電圧を負入力端子に受け取り、前記入力電圧を正入力端子に受け取り、出力端子が前記第3ダイオードのカソード端子に接続される差動増幅器と、
    前記差動増幅器の負入力端子にカソード端子が接続され、前記差動増幅器の出力端子にアノード端子が接続される第4ダイオードと
    を有する
    請求項5に記載の測定回路。
  7. 前記電流検出回路は、
    前記主増幅器の出力端子と前記被試験デバイスとの間に設けられた電流検出用抵抗と、
    前記電流検出用抵抗の両端の電圧差を増幅する電流検出用増幅器と、
    前記電流検出用増幅器が出力する電圧を、前記入力電圧を基準とした前記検出電圧に変換する基準増幅器と
    を有する請求項1から6のいずれか一項に記載の測定回路。
  8. 被試験デバイスに所定の直流電流を供給し、被試験デバイスに印加される直流電圧を測定する測定回路であって、
    正入力端子および負入力端子を有し、前記正入力端子への入力電圧に応じて前記直流電圧を生成し、前記被試験デバイスに印加する主増幅器と、
    前記被試験デバイスに供給される前記直流電流に応じた電圧を出力する電流検出回路と、
    前記電流検出回路が出力する電圧を前記主増幅器の前記負入力端子に帰還し、前記被試験デバイスに供給される前記直流電流を所定の電流に制御させる帰還用抵抗と、
    前記被試験デバイスに印加される直流電圧に応じた検出電圧を出力する電圧検出回路と、
    前記主増幅器が出力する前記直流電圧の電圧値を制限するクランプ回路と
    を備え、
    前記クランプ回路は、
    前記直流電圧の制限値に応じた制限電圧を出力する第1制限電圧出力部と、
    前記制限電圧と前記検出電圧との大小関係に基づいて、前記入力電圧を基準電圧とするバイアス電圧を生成する第1バイアス生成部と、
    前記主増幅器の前記負入力端子及び前記帰還用抵抗の接続点と、前記第1バイアス生成部との間に設けられ、前記接続点における電圧及び前記バイアス電圧の電圧差に応じた制限電流を、前記帰還用抵抗を介して前記電流検出回路に供給する第1ダイオードと
    を有し、
    前記電流検出回路は、
    正入力端子が前記主増幅器の出力端と接続され、負入力端子が前記被試験デバイスの入力端と接続され、出力端が前記帰還用抵抗に接続される電流検出用増幅器と、
    前記電流検出用増幅器の前記出力端および前記負入力端子を接続する抵抗と
    を有する測定回路。
  9. 前記電圧検出回路は、前記検出電圧を、前記入力電圧を基準として出力し、
    前記第1制限電圧出力部は、前記入力電圧を基準として前記検出電圧とは極性が反転した制限電圧を出力し、
    前記第1バイアス生成部は、
    前記検出電圧と前記制限電圧とを所定の分圧比で分圧した分圧電圧を生成する分圧回路と、
    前記分圧電圧を負入力端子に受け取り、前記入力電圧を正入力端子に受け取り、出力端子が前記第1ダイオードのアノード端子に接続される差動増幅器と、
    前記差動増幅器の負入力端子にアノード端子が接続され、前記差動増幅器の出力端子にカソード端子が接続される第2ダイオードと
    を有する請求項8に記載の測定回路。
  10. 前記電流検出回路は、
    前記主増幅器の出力端子と前記被試験デバイスとの間に設けられた電流検出用抵抗と、
    前記電流検出用抵抗の両端の電圧差を増幅する電流検出用増幅器と、
    前記電流検出用増幅器が出力する電圧を、前記入力電圧を基準とした前記検出電圧に変換する基準増幅器と
    を有する請求項8または9に記載の測定回路。
  11. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスに所定の直流電圧を印加し、被試験デバイスに供給される直流電流を測定する請求項1から7のいずれか一項に記載の測定回路と、
    前記測定回路が測定した前記直流電流の電流値に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備える試験装置。
  12. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスに所定の直流電流を供給し、被試験デバイスに印加される直流電圧を測定する請求項8から10のいずれか一項に記載の測定回路と、
    前記測定回路が測定した前記直流電圧の電圧値に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備える試験装置。
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