JP2010054493A - 電圧印加電流測定装置とそれを用いた試験装置 - Google Patents

電圧印加電流測定装置とそれを用いた試験装置 Download PDF

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Hirofumi Nakanishi
弘文 中西
Toshiaki Tsukada
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Abstract

【課題】半導体内部配線の内部抵抗でも正確でかつノイズに強い電圧印加電流測定装置および試験装置を提供する。
【解決手段】設定信号を第1のバッファアンプ41,51を介して測定端子に出力すると共にこの測定端子に流れる電流を測定し、この測定端子の電圧を第2のバッファアンプ44,54を介して第1のバッファアンプ41,51に帰還する電圧印加電流測定部40,50を2つ測定対象物10に接続し、どちらかの電圧印加電流測定部40、50内の第1のバッファアンプ41,51の出力を両方の測定端子に印加できるようにし、かつ2つの測定端子の平均電圧を第2のバッファアンプ44,54に帰還するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、正確な電圧を測定対象物に印加することができ、またノイズの少ない安定した電流測定を行うことができる電圧印加電流測定装置、およびそれを用いた試験装置に関するものである。
図7に従来の半導体試験装置の構成を示す。この半導体試験装置は、被試験半導体に所定の電圧を印加し、この被試験半導体に流れる電流を測定することにより、当該被試験半導体の良否を判定する装置である。
図7において、10は被試験半導体であり、ダイオード12と抵抗13で構成される等価回路を複数組有している。これらの等価回路は一端が配線で共通接続され、他端が端子14に接続される。この配線の一端は端子16に、他端は端子17に接続される。抵抗11はこの配線の抵抗を表している。端子14と共通電位点の間にはスイッチ15が接続される。なお、本図ではダイオードを四角形で表現している。
20は電圧印加電流測定回路であり、バッファアンプ21、24、抵抗22、電流測定回路23、測定端子25等で構成される。バッファアンプ21には抵抗を介して設定信号が入力され、その出力端子には抵抗22の一端が接続される。この抵抗22の他端は測定端子25に接続される。この測定端子25は被試験半導体10の端子16に接続される。
抵抗22の両端には電流測定回路23が接続される。電流測定回路23は抵抗22の両端電圧を測定し、この測定値から被試験半導体10に流れる電流を測定する。
測定端子25の電圧はバッファアンプ24に入力され、その出力は抵抗を介してバッファアンプ21に帰還される。このため、端子16にはバッファアンプ21に入力される設定信号の電圧にほぼ等しい電圧が印加される。
30は電圧印加電流測定回路であり、電圧印加電流測定回路20と同じ構成を具備している。すなわち、バッファアンプ31には抵抗を介して設定信号が入力される。このバッファアンプ31の出力端子と測定端子35との間には、抵抗32が接続される。抵抗32の両端には電流測定回路33が接続される。また、測定端子35の電圧はバッファアンプ34に入力され、このバッファアンプ34の出力は抵抗を介してバッファアンプ31に帰還される。測定端子35は被試験半導体10の端子17に接続される。
このような構成において、スイッチ15を順次オンにして、そのときに端子16、17に流れる電流を測定し、この電流測定値から被試験半導体10の良否を判定する。
なお、図7では端子16と17にそれぞれ電圧印加電流測定回路20、30が接続されているが、いずれか一方のみ用いる場合もある。
下記特許文献1には、ICピンへ所定電圧を印加してICピンに流れる電流値の測定を行う半導体試験装置が記載されている。
また、下記特許文献2には、ICやLSIなどの被測定デバイスに所定の電圧を印加して、機能試験や直流試験などの特性試験を行う電圧印加試験装置が記載されている。
特開平11−326441号公報 特開2006−329887号公報
しかしながら、このような半導体試験装置には次のような課題があった。図7のように被試験半導体10の2つの端子16、17にそれぞれ電圧印加電流測定回路20、30を接続して測定する構成では、電流測定を行う場合に、反対側に接続されている電圧印加電流測定回路の電圧性ノイズが、(負荷抵抗/抵抗22(または32)の抵抗)倍の電流測定値として見える。このため、正確な電流測定を行うことができないという課題があった。
電圧印加電流測定回路20、30のいずれか一方のみ使用する構成では、電圧印加電流測定回路から離れた位置にあるダイオード12に印加される電圧は、抵抗11で表された配線抵抗による電圧降下のために、設定信号の電圧より低くなってしまう。そのため正確な測定ができないという課題があった。
従って本発明の目的は、測定点に印加される電圧が設定信号の電圧から大きく乖離せず、またノイズの少ない電流測定を行うことができる電圧印加電流測定装置、およびそれを用いた半導体試験装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
測定端子に一定の電圧を印加してこの測定端子に流れる電流を測定し、
設定信号が入力される第1のバッファアンプと、
測定対象物が接続される測定端子と、
前記測定端子に流れる電流を測定する電流測定部と、
前記第1のバッファアンプの出力、または外部から入力される信号のいずれかを選択して、前記測定端子に出力する第1の選択スイッチと、
前記測定端子の電圧が入力され、その出力が前記第1のバッファアンプに帰還される 第2のバッファアンプと、
外部から入力される信号を前記第2のバッファアンプに入力し、また切り離す第1のスイッチと、
を具備した第1の電圧印加電流測定部と、
前記第1の電圧印加電流測定部と同じ構成を具備し、
その第1のバッファアンプの出力を、外部から入力される信号として前記第1の電圧 印加電流測定部内の第1の選択スイッチに出力し、
外部から入力される信号としてその第1の選択スイッチに、前記第1の電圧印加電流測定部内の第1のバッファアンプの出力が入力され、
外部から入力される信号として、その第1のスイッチに前記第1の電圧印加電流測定 部内の第2のバッファアンプの出力が入力され、
その第2のバッファアンプの出力を、外部から入力される信号として前記第1の電圧印加電流測定部内の第1のスイッチに入力する第2の電圧印加電流測定部と、
を具備したものである。測定対象物の内部回路に印加する電圧が設定信号の電圧より大きく乖離せず、かつノイズの少ない、安定した電流測定ができる。
請求項2記載の発明は、
測定端子に一定の電圧を印加してこの測定端子に流れる電流を測定し、
第1のバッファアンプと、
この第1のバッファアンプに設定信号または外部から入力される信号のいずれかを選択して入力する第2の選択スイッチと、
測定対象物が接続される測定端子と、
前記測定端子に流れる電流を測定する電流測定部と、
前記測定端子の電圧が入力され、その出力が前記第1のバッファアンプに帰還される 第2のバッファアンプと、
外部から入力される信号を前記第2のバッファアンプに入力し、また切り離す第1のスイッチと、
を具備した第1の電圧印加電流測定部と、
前記第1の電圧印加電流測定部と同じ構成を具備し、
その第1のバッファアンプの出力を、外部から入力される信号として前記第1の電圧 印加電流測定部内の第2の選択スイッチに出力し、
外部から入力される信号としてその第2の選択スイッチに、前記第1の電圧印加電流測定部内の第1のバッファアンプの出力が入力され、
外部から入力される信号として、その第1のスイッチに前記第1の電圧印加電流測定 部内の第2のバッファアンプの出力が入力され、
その第2のバッファアンプの出力を、外部から入力される信号として前記第1の電圧印加電流測定部内の第1のスイッチに入力する第2の電圧印加電流測定部と、
を具備したものである。第1と第2の電圧印加電流測定部間を接続する配線の電圧降下を無視できるので、正確な電圧を出力できる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
前記第1のバッファアンプは反転、非反転の2つの入力端子を具備し、その反転端子に設定信号を入力し、前記第2の選択スイッチを前記第1のバッファアンプの非反転入力端子に接続するようにしたものである。第1と第2の電圧印加電流測定部間を接続する配線の電圧降下を無視できるので、正確な電圧を出力できる。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3いずれかに記載の発明において、
前記第1、または第2の電圧印加電流測定部の少なくとも一つに、その測定端子の電圧が入力され、その出力を前記第2のバッファアンプに出力する第3のバッファアンプを配置したものである。正確な電流測定ができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、
前記第1、または第2の電圧印加電流測定部の少なくとも1つについて、前記第2のバッファアンプの出力の代わりに前記第3のバッファアンプの出力を、対応する電圧印加電流測定部内の前記第1のスイッチに入力するようにしたものである。正確な電流測定ができる。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5いずれかに記載の発明において、
前記第1のバッファアンプの入出力間を短絡する第2のスイッチを具備したものである。第1のバッファアンプの飽和を防止できる。
請求項7記載の発明は、
前記第1のバッファアンプと前記電流測定部の間に配置される第4のバッファアンプと、
前記電流測定部の出力信号および電流設定信号が入力され、その出力端子が前記第4のバッファアンプの入力端子に接続され、前記測定端子に流れる電流を前記電流設定信号で与えられた電流値以下に制限する電流制限部と、
を具備したものである。被駆動側で電流制限ができる。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、
前記電流制限部を、
前記電流測定部の出力および電流設定信号が入力される2つのコンパレ一夕と、
前記コンパレ一夕の出力端子の各々に接続されたダイオードと、
で構成したものである。電流制限部の構成を簡単にできる。
請求項9記載の発明は、請求項7若しくは至請求項8記載の発明において、
前記第1、または第2の電圧印加電流測定部の少なくとも1つについて、第1のバッファアンプの入力端子と前記第4のアンプの出力端子を短絡する第2のスイッチを具備したものである。第1、第4のバッファアンプの飽和を防止できる。
請求項10記載の発明は、
前記電圧印加電流測定部を少なくとも3つ具備し、1つの電圧印加電流測定部における前記第1のバッファアンプの出力を他の電圧印加電流測定部に入力し、他の電圧印加電流測定部の測定端子の電圧に関連する電圧を前記1つの電圧印加電流測定部に入力するようにしたものである。1つの電圧印加電流測定部で複数の電圧印加電流測定部を制御できる。
請求項11記載の発明は、
請求項1乃至請求項10いずれかに記載の電圧印加電流測定装置を具備し、それらの測定端子を被試験体の異なる端子に接続するようにしたものである。正確な試験を行うことができる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2、3、4、5、6,7、8、9、10、および11の発明によれば、設定信号を第1のバッファアンプを介して測定端子に出力すると共にこの測定端子に流れる電流を測定し、この測定端子の電圧を第2のバッファアンプを介して第1のバッファアンプに帰還する電圧印加電流測定部を2つ測定対象物に接続し、片方の電圧電流測定部を駆動側、他方を被駆動側として、駆動側の第1のバッファアンプの出力を被駆動側を介して測定対象物に印加し、かつ2つの測定端子の平均電圧を第2のバッファアンプに帰還するようにした。
測定対象物の2つの端子から電圧を供給できるので、測定対象物の内部配線による電圧降下が小さくなり、測定対象物の内部回路に印加する電圧と設定信号の電圧差を小さくすることができるという効果がある。また、どちらか一方のバッファアンプのみ使用して測定対象物の2つの端子に電圧を印加するので、他方のバッファアンプの電圧性ノイズによる影響がなくなり、安定した電流測定を行うことができるという効果もある。
また、バッファアンプを介して測定対象物に電圧を印加するので、外来ノイズの影響を受け難いという効果もある。
また、測定端子の電圧を第3のバッファアンプを介して第2のバッファアンプに入力することにより、リーク電流が低減され、更に高精度の電流測定ができるという効果もある。
また、被駆動側の第1のバッファアンプをバッファとして用いることにより、2つの電圧印加電流測定部を接続する配線抵抗による電圧降下を無視できる程度に小さくできるという効果もある。
また、出力電流を制限する電流制限部を設けることにより、被駆動側電圧電流測定部でも電流制限を行うことができるという効果もある。
さらに、この電圧印加電流測定装置を試験装置に用いることにより、被試験体の良否判定の精度を高めることができるという効果もある。
以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。なお、実施例1は請求項1に対応し、実施例3は請求項2に対応する。同様に、実施例4は請求項3に対応し、実施例5は請求項7に対応する。
実施例1として、本発明を半導体であるダイオードの電圧電流特性を測定する半導体試験装置に適用した例を示す。図1は、本発明に係る半導体試験装置を示す構成図である。なお、図7と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図1において、40、50はそれぞれ被試験半導体10の端子16、17に所定の電圧を印加して、これらの端子に流れる電流を測定する電圧印加電流測定部である。被試験半導体10は測定対象物に相当する。なお、L1〜L4は電圧印加電流測定部40と50を接続する配線である。
電圧印加電流測定部40はバッファアンプ41、44、抵抗42およびR1〜R4、電流測定回路43、スイッチ45〜48、測定端子49で構成される。バッファアンプ41、44はそれぞれ第1、第2のバッファアンプに相当する。また、スイッチ46と47で第1の選択スイッチを構成し、スイッチ48、45はそれぞれ第1、第2のスイッチに相当する。
バッファアンプ41には抵抗R1を介して設定信号が入力される。このバッファアンプ41の入出力端子間には、スイッチ45が接続される。バッファアンプ41の出力は、スイッチ46、抵抗42を介して測定端子49に出力される。この測定端子49は、被試験半導体10の端子16に接続される。
スイッチ46と抵抗42の接続点には、スイッチ47の一端が接続される。このスイッチ47の他端には、配線L2を経由して外部から信号が入力される。スイッチ46と47は、バッファアンプ41の出力とスイッチ47に入力される外部からの信号のいずれかを選択する。この選択された信号は抵抗42を経由して測定端子49に出力される。
抵抗42両端の電圧は電流測定回路43に入力される。電流測定回路43は抵抗42の両端電圧から測定端子49に流れる電流値を測定する。抵抗42と電流測定回路43で電流測定部を構成している。
測定端子49の電圧は抵抗R4を介してバッファアンプ44に入力される。このバッファアンプ44の出力は、抵抗R2を介してバッファアンプ41に帰還される。このため、端子16には設定信号と同じ電圧が印加される。
また、バッファアンプ44には、スイッチ48、抵抗R3、配線L3を介して外部から信号が入力される。スイッチ48がオンのときはこの外部からの信号はバッファアンプ44に入力され、オフのときは入力されない。
電圧印加電流測定部50はバッファアンプ51、54、抵抗52およびR5〜R8、電流測定回路53、スイッチ55〜58、測定端子59で構成され、電流測定部40と同じ構成を有している。バッファアンプ51、54はそれぞれバッファアンプ41、44に、抵抗52、R5〜R8はそれぞれ抵抗42、R1〜R4に、スイッチ55〜58はそれぞれスイッチ45〜48に、電流測定回路53は電流測定回路43に、測定端子59は測定端子49に相当する。
バッファアンプ51には抵抗R5を介して設定信号が入力される。このバッファアンプ51の入出力端子間にはスイッチ55が接続される。バッファアンプ51の出力はスイッチ56、抵抗52を介して測定端子59に出力される。測定端子59は被試験半導体10の端子17に接続される。
抵抗52の両端電圧は電流測定回路53に入力される。電流測定回路53は、抵抗52の両端電圧から、被試験半導体10に出力する電流を測定する。抵抗52と電流測定回路53で電流測定部を構成している。
測定端子59の電圧は抵抗R8を介してバッファアンプ54に入力される。このバッファアンプ54の出力は抵抗R6を介してバッファアンプ51に帰還される。このため、端子17には設定信号と同じ電圧が印加される。
スイッチ57の一端はスイッチ56と抵抗52の接続点に接続され、他端には配線L1を経由してバッファアンプ41の出力が入力される。スイッチ56と57は、バッファアンプ41と51の出力を選択して測定端子59に出力する第1の選択スイッチとして動作する。
バッファアンプ51の出力は配線L2を介してスイッチ47に入力される。スイッチ46と47は、バッファアンプ41と51の出力を選択して測定端子49に出力する第1の選択スイッチとして動作する。
スイッチ58には、配線L4、抵抗R7を介してバッファアンプ44の出力が入力される。スイッチ58をオンにするとバッファアンプ44の出力はバッファアンプ54に入力され、オフにすると入力されない。
バッファアンプ54の出力は、配線L3、抵抗R3を介してスイッチ48に入力される。スイッチ48をオンにするとバッファアンプ54の出力はバッファアンプ44に入力され、オフにすると入力されない。
次に、この実施例の動作を説明する。電圧印加電流測定部40のみを用いて被試験半導体10の端子16、17に電圧を印加して、これらの端子に流入する電流を測定するときは、スイッチ46、48、55、57をオンにし、スイッチ45、47、56、58をオフにする。この場合、電圧印加電流測定部40は駆動側として動作し、電圧印加電流測定部50は被駆動側として動作する。
スイッチ56がオフなので、バッファアンプ51は測定端子59から切り離される。また、バッファアンプ41の出力電圧はスイッチ57、抵抗52を経由して、測定端子59に印加される。このため、端子16と17にはバッファアンプ41の出力電圧が印加される。測定端子49、59に流れる電流は、それぞれ電流測定回路43、53で測定される。
また、測定端子59の電圧はバッファアンプ54、スイッチ48を介してバッファアンプ44に入力される。バッファアンプ44には測定端子49と59の平均電圧が入力される。このため、
設定信号の電圧=(端子49の電圧+端子59の電圧)/2
になるように制御される。配線L1の電圧降下を無視すると、端子49と端子59の電圧は設定信号の電圧と同じ値になる。
なお、スイッチ55をオンにしてバッファアンプ51の入出力端子間を短絡すると、バッファアンプ51の飽和を防止できる。
1つの電圧印加電流測定部40で端子16と17の両方に電圧を印加するので、配線抵抗11による電圧降下を最小限にすることができる。また、バッファアンプ41の出力インピーダンスは低いので、配線L1で信号を伝送しても、ノイズの影響を受けることはない。
また、使用しない電圧印加電流測定部50内のバッファアンプ51を切り離すようにしたので、電圧印加電流測定部50の電圧性ノイズが電流測定を妨害することがなく、正確に電流を測定することができる。さらに、端子16と17に流入する電流は個別に測定することができる。被試験半導体10に流入する合計電流は、電流測定回路43と53の測定値を加算すれば求められる。
電圧印加電流測定部50を駆動側とし、電圧印加電流測定部40を被駆動側とするときは、スイッチ45〜48、55〜58のオンオフを逆にすればよい。すなわち、スイッチ46、48、55、57をオフにし、スイッチ45、47、56、58をオンにする。電圧印加電流測定部40が電圧印加電流測定部50に変わることを除くと動作は同じなので、説明を省略する。
さらに、電圧印加電流測定部40と50の両方を用いるときは、スイッチ45、47、48、55、57、58をオフにし、スイッチ46と56をオンにする。このようにすると、図7従来例と実質的に同じ構成になる。
図2は実施例2を示す図である。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図2において、60、65は電圧印加電流測定部、61、66はバッファアンプである。電圧印加電流測定部60、65は電圧印加電流測定部40、50とほぼ同じ構成を有しているが、それぞれバッファアンプ61、66が追加されている点が異なっている。バッファアンプ61、66は第3のバッファアンプに相当する。
電圧印加電流測定部60では、バッファアンプ61には測定端子49の電圧が入力され、その出力は抵抗R4を介してバッファアンプ44に入力される。また、バッファアンプ61の出力は配線L4を経由して電圧印加電流測定部65内のスイッチ58に入力される。
電圧印加電流測定部65では、バッファアンプ66には測定端子59の電圧が入力され、その出力は抵抗R8を介してバッファアンプ54に入力される。また、バッファアンプ66の出力は配線L3を経由して電圧印加電流測定部60内のスイッチ48に入力される。
前記実施例1ではスイッチ48がオンのときに、抵抗42を流れた電流の一部は、抵抗R4、R3を経由してリーク電流として被試験半導体10以外に流れる。このため、被試験半導体10に流れる電流を正確に測定することができない。電圧印加電流測定部50でも同様の理由で、電流を正確に測定することができない。
本実施例では抵抗42とR4との間にバッファアンプ61を置くことにより、このリーク電流を防止することができる。抵抗R3、R4を流れるリーク電流はバッファアンプ61から供給されるので、抵抗42に流れる電流は、測定端子49から被試験半導体10に流入する電流のみになる。従って、被試験半導体10に流入する電流を正確に測定することができる。
電圧印加電流測定部65も同じである。抵抗52とR8の間にバッファアンプ66が置かれているので、抵抗52に流れる電流は測定端子59から被試験半導体10に流入する電流のみになる。このため、被試験半導体10に流入する電流を正確に測定することができる。
なお、実施例1と同じように、バッファアンプ44の出力をスイッチ58に入力し、バッファアンプ54の出力をスイッチ48に入力するようにしてもよい。
図3は実施例3を示す構成図である。実施例1、2では、バッファアンプ41の出力電流は配線L1を経由して端子17に入力され、バッファアンプ51の出力電流は配線L2を経由して端子16に入力される。すなわち、配線L1、L2にはそれぞれ端子17、16に流入する電流が流れる。そのため、配線L1、L2の配線抵抗によって電圧降下が発生し、端子16、17に正確な電圧を印加することができないという欠点がある。実施例3はこの欠点を解消したものである。
なお、図2と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。また、被試験半導体10の内部構成、およびスイッチ15の記載を省略している。
図3において、70、75は電圧印加電流測定部であり、端子16、17に所定の電圧を印加し、これらの端子に流れる電流を測定する。電圧印加電流測定部70、75は図2の電圧印加電流測定部60、65とほぼ同じ構成を有するが、選択スイッチ71、76が追加され、またスイッチ46、47、56、57が省略されている点が異なっている。選択スイッチ71、76は第2の選択スイッチに相当する。
電圧印加電流測定部70では、バッファアンプ41の出力端子は直接抵抗42に接続される。71は選択スイッチであり、スイッチS1、S2で構成される。スイッチS1、S2の一端は共通接続され、抵抗R1の一端に接続される。スイッチS1の他端には設定信号が入力され、スイッチS2の他端には配線L2を経由して送られてきたバッファアンプ51の出力が入力される。
電圧印加電流測定部75も同様な構成を有する。バッファアンプ51の出力端子は直接抵抗52に接続される。76は選択スイッチであり、スイッチS3、S4で構成される。スイッチS3、S4の一端は共通接続され、抵抗R5の一端に接続される。スイッチS3の他端には設定信号が入力され、スイッチS4の他端には配線L1を経由して送られてきたバッファアンプ41の出力が入力される。
このような構成において、電圧印加電流測定部70を駆動側、同75を被駆動側にするときは、スイッチS1、S4、48をオン、S2、S3、58をオフにする。また、スイッチ45と55はオフにしておく。
バッファアンプ41には設定信号が入力されるので、端子49の電圧は設定信号の電圧とほぼ同じ電圧になる。また、バッファアンプ41の出力は配線L1、スイッチS4、抵抗R5を経由してバッファアンプ51に入力される。従って、端子59の電圧も設定信号の電圧と同じ値になる。
電圧印加電流測定部70を被駆動側、同75を駆動側にするときは、スイッチS1、S4、48をオフ、S2、S3、58をオンにする。また、スイッチ45と55はオフにしておく。
バッファアンプ51には設定信号が入力されるので、端子59の電圧は設定信号の電圧とほぼ同じ電圧になる。また、バッファアンプ51の出力は配線L2、スイッチS2、抵抗R1を経由してバッファアンプ41に入力される。従って、端子49の電圧も設定信号の電圧と同じ値になる。
バッファアンプ41、51の入力インピーダンスは高いので、配線L1、L2に流れる電流は微少であり、その電圧降下は無視できる。従って、被試験半導体10に正確な電圧を印加することができる。
なお、この実施例3でもバッファアンプ61、66を省略することができる。また、バッファアンプ61、66の出力の代わりに、バッファアンプ44、54の出力を相手方電圧印加電流測定部に入力するようにしてもよい。
図4は実施例4を示す構成図である。なお、図3と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。また、この実施例でも駆動側と被駆動側の2つの電圧印加電流測定部を用いるが、構成は同じなので1つのみ記載する。
図4において、80は電圧印加電流測定部であり、反転、非反転の2つの入力端子を有するバッファアンプ81、バッファアンプ44、61、電流測定回路43、スイッチ45、48、選択スイッチ82、抵抗R3、R4、R10〜R12、42、測定端子49で構成される。バッファアンプ81は第1のバッファアンプに相当し、選択スイッチ82は第2の選択スイッチに相当する。
設定信号は抵抗R10、R11を介してバッファアンプ81の反転入力端子に印加される。このバッファアンプ81の非反転入力端子には選択スイッチ82が接続される。バッファアンプ44の出力は抵抗R12を介して抵抗R10とR11の接続点に入力される。
選択スイッチ82はS5、S6の2つのスイッチで構成される。スイッチS5、S6の一端はバッファアンプ81の非反転入力端子に接続され、スイッチS5の他端は共通電位点に接続される。またスイッチS6の他端には配線L2が接続される。この配線L2の他端は、他方の電圧印加電流測定部のバッファアンプ81の出力端子に接続される。
このような構成において、電圧印加電流測定部80を駆動側とするときは、スイッチ48、S5をオン、スイッチ45、S6をオフにする。また、被駆動側にするときは、スイッチ45、48、S5をオフ、スイッチS6をオンにする。
駆動側電圧印加電流測定部のバッファアンプ81には設定信号が入力され、その出力は測定端子49に出力される。また、配線L3、抵抗R3、スイッチ48を経由して、被駆動側電圧印加電流測定部内のバッファアンプ61の出力がバッファアンプ44に入力される。
被駆動側電圧印加電流測定部内のバッファアンプ81には駆動側電圧印加電流測定部内のバッファアンプ81の出力が入力される。また、駆動側電圧印加電流測定部内のバッファアンプ61の出力は、バッファアンプ44には入力されない。
この実施例4では駆動側電圧印加電流測定部内のバッファアンプ81は反転バッファとして動作し、被駆動側電圧印加電流測定部内のバッファアンプ81は非反転バッファとして動作する。非反転バッファの入力インピーダンスは高いので配線L1、L2に流れる電流は微少であり、その電圧降下は無視できる。従って、被駆動側電圧印加電流測定部からも正確な電圧を被試験半導体に印加することができる。
被駆動側電圧印加電流測定部にバッファアンプを追加して配線L1、L2に流れる電流を少なくしても同じ効果が得られるが、コストアップになる。図3、図4実施例はもともとあるバッファアンプ41、51、81をバッファとして用いるので、コストアップを最小限に抑えることができる。
なお、実施例4の選択スイッチ82は、設定信号と駆動側電圧印加電流測定部内のバッファアンプ81の出力を切り替えてバッファアンプ81に入力する選択スイッチと考えることができる。
また、実施例2、3と同様にバッファアンプ61を省略してもよく、またバッファアンプ44の出力を相手方電圧印加電流測定部に出力するようにしてもよい。
実施例1〜4では、電流測定回路43、53の出力を参照して駆動側電圧印加電流測定部内のバッファアンプの入力信号を制御することにより、被試験半導体10に流れる電流を制限している。
しかし、実施例1、2では被駆動側の電圧印加電流測定部内のバッファアンプは切り離されており、実施例3、4でも単なるバッファとして動作しているだけなので、被駆動側の電圧印加電流測定部で電流制限を行うことができない。この欠点を改良した実施例5を図5に示す。
なお、図4と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。また、図1〜図3と同様に被試験半導体10の端子16、17には各々電圧印加電流測定部が接続されるが、構成は同じなので1つのみ記載し、かつ被試験半導体10との接続関係の記載を省略する。
図5において、85は電圧印加電流測定部であり、図4実施例にバッファアンプ86、電流制限部87、および抵抗R20を追加した構成を有している。バッファアンプ86は第4のバッファアンプに相当する。
バッファアンプ81の出力は抵抗R20を介してバッファアンプ86に入力される。バッファアンプ86の出力は抵抗42を介して測定端子49に出力される。また、バッファアンプ81の反転入力端子とバッファアンプ86の出力端子の間には、スイッチ45が接続される。
電流制限部87はコンパレータC1、C2とダイオードD1、D2で構成される。コンパレータC1の反転入力端子とコンパレータC2の非反転入力端子には電流測定回路43の出力が入力される。またコンパレータC1の非反転入力端子とコンパレータC2の反転入力端子には電流設定信号が入力される。
ダイオードD1のカソードはコンパレータC1の出力端子に接続され、アノードはバッファアンプ86と抵抗R20の接続点に接続される。また、ダイオードD2のアノードはコンパレータC2の出力端子に接続され、カソードはバッファアンプ86と抵抗R20の接続点に接続される。
電流設定信号は測定端子49に流入する電流の最大値を規定する信号である。電流測定回路43の出力が電流設定信号より小さいと、コンパレータC1の出力は高レベル、C2の出力は低レベルになる。このため、ダイオードD1、D2はオフになり、コンパレータC1、C2は切り離される。
電流測定回路43の出力が電流設定信号より大きくなると、コンパレータC1の出力は低レベル、C2の出力は高レベルになる。バッファアンプ86の入力電圧が正であるとダイオードD1がオンになり、この入力電圧を規制する。バッファアンプ86の入力電圧が負であるとダイオードD2がオンになり、同様に入力電圧を規制する。
このようにして、測定端子49から出力される電流値は電流設定信号で与えられる電流値に規制される。すなわち、電流測定回路43の出力が電流設定値より大きくなると、電圧フィードバックから電流フィードバックに切り替わる。
電流制限部87以外の動作は電圧印加電流測定部80と同じである。設定信号はバッファアンプ81に入力され、その出力はバッファアンプ86を介して被試験半導体10の端子に印可される。この端子に流れる電流は電流測定回路43で測定される。
なお、この実施例5では実施例4に電流制限部87とバッファアンプ86を追加するようにしたが、実施例1〜3に電流制限部87とバッファアンプ86を追加することもできる。この場合、バッファアンプ41と抵抗42の間に抵抗R20とバッファアンプ86を挿入し、この抵抗R20とバッファアンプ86の接続点に電流制限部92を接続すればよい。
また、電流制限部87は図4以外の構成であってもよい。要は、電流測定回路が検出する電流が設定値より大きくなると、測定端子49から流出する電流を制限できる構成であればよい。
図6に実施例6の構成を示す。実施例1〜5は被駆動側の電圧印加電流測定部を1つ用いたが、この実施例は被駆動側電圧印加電流測定部を2つ以上用いたものである。
図6において、90は駆動側電圧印加電流測定部、91a〜91nは被駆動側電圧印加電流測定部、92、93a〜93nはそれぞれ電圧印加電流測定部90、91a〜91nに接続された負荷である。この負荷92、93a〜93nは1つの被試験半導体の異なる端子であってもよい。電圧印加電流測定部90、91a〜91nは、図1〜図5に示した電圧印加電流測定部40、50、60、65、70、75、80、85のいずれを用いることもできる。
電圧印加電流測定部90は駆動側に設定し、電圧印加電流測定部91a〜91nは被駆動側に設定する。例えば、図1の電圧印加電流測定部40を用いる場合、電圧印加電流測定部95はスイッチ46、48をオン、45、47をオフに設定し、電圧印加電流測定部91a〜91nはスイッチ46、48をオフ、45、47をオンにする。
電圧印加電流測定部90のバッファアンプ41の出力を電圧印加電流測定部91a〜91nのスイッチ47の一端に入力し、電圧印加電流測定部91a〜91nのバッファアンプ44の出力を電圧印加電流測定部95の抵抗R3の一端に入力する。なお、電圧印加電流測定部40の抵抗R3を複数個並列接続し、バッファアンプ44が複数の外部入力信号を入力できるようにしておく。
負荷93a〜93nには、電圧印加電流測定部90内のバッファアンプ41の出力電圧が印加される。また、バッファアンプ41には負荷92、93a〜93nに印加される平均電圧が入力される。この平均電圧をVset、負荷92、93a〜93nに印加される電圧をそれぞれV1〜Vn、電圧印加電流測定部の数をnとすると、
Vset=(V1+V2+・・・・・・・+Vn)/n
になる。負荷92、93a〜93nが同一の場合は、各負荷に印加される電圧は設定信号の電圧に等しくなる。
なお、電圧印加電流測定部40を用いた場合には、接続できる被駆動側電圧印加電流測定部の数はバッファアンプ41の最大出力電流で制限されるが、図3〜図5の電圧印加電流測定部70、75、80、85を用いるとこのような制限はなくなる。また、図5の電圧印加電流測定部85を用いると、被駆動側電圧印加電流測定部91a〜91nで電流制限をかけることができる。
また、電流測定部は必ずしも抵抗と電流測定回路で構成する必要はない。要は、測定端子49、59に流れる電流を測定できる構成であればよい。
また、実施例1〜6では電圧印加電流測定部を半導体試験装置に適用する例を説明したが、半導体試験装置以外にも適用することができる。たとえば、測定対象は半導体に限らず、抵抗やコンデンサなどに代表される受動素子であっても、本発明を適用できる。
本発明の実施例1を示す構成図である。 本発明の実施例2を示す構成図である。 本発明の実施例3を示す構成図である。 本発明の実施例4を示す構成図である。 本発明の実施例5を示す構成図である。 本発明の実施例6を示す構成図である。 従来の半導体試験装置の構成図である。
符号の説明
10 被試験半導体
16、17 端子
40、50、60、65、70、75、80、85 電圧印加電流測定部
41、44、51、54、61、66、81、86 バッファアンプ
42、52、R1〜R8、R10〜R12、R20 抵抗
43、53 電流測定回路
45〜48、55〜58、S1〜S6 スイッチ
49、59 測定端子
71、76、82 選択スイッチ
87 電流制限部
90、91a〜91n 電圧印加電流測定部
92、93a〜93n 負荷
C1、C2 コンパレータ
D1、D2 ダイオード
L1〜L4 配線

Claims (11)

  1. 測定端子に一定の電圧を印加してこの測定端子に流れる電流を測定し、
    設定信号が入力される第1のバッファアンプと、
    測定対象物が接続される測定端子と、
    前記測定端子に流れる電流を測定する電流測定部と、
    前記第1のバッファアンプの出力、または外部から入力される信号のいずれかを選択して、前記測定端子に出力する第1の選択スイッチと、
    前記測定端子の電圧が入力され、その出力が前記第1のバッファアンプに帰還される 第2のバッファアンプと、
    外部から入力される信号を前記第2のバッファアンプに入力し、また切り離す第1のスイッチと、
    を具備した第1の電圧印加電流測定部と、
    前記第1の電圧印加電流測定部と同じ構成を具備し、
    その第1のバッファアンプの出力を、外部から入力される信号として前記第1の電圧 印加電流測定部内の第1の選択スイッチに出力し、
    外部から入力される信号としてその第1の選択スイッチに、前記第1の電圧印加電流測定部内の第1のバッファアンプの出力が入力され、
    外部から入力される信号として、その第1のスイッチに前記第1の電圧印加電流測定 部内の第2のバッファアンプの出力が入力され、
    その第2のバッファアンプの出力を、外部から入力される信号として前記第1の電圧印加電流測定部内の第1のスイッチに入力する第2の電圧印加電流測定部と、
    を具備したことを特徴とする電圧印加電流測定装置。
  2. 測定端子に一定の電圧を印加してこの測定端子に流れる電流を測定し、
    第1のバッファアンプと、
    この第1のバッファアンプに設定信号または外部から入力される信号のいずれかを選択して入力する第2の選択スイッチと、
    測定対象物が接続される測定端子と、
    前記測定端子に流れる電流を測定する電流測定部と、
    前記測定端子の電圧が入力され、その出力が前記第1のバッファアンプに帰還される 第2のバッファアンプと、
    外部から入力される信号を前記第2のバッファアンプに入力し、また切り離す第1のスイッチと、
    を具備した第1の電圧印加電流測定部と、
    前記第1の電圧印加電流測定部と同じ構成を具備し、
    その第1のバッファアンプの出力を、外部から入力される信号として前記第1の電圧 印加電流測定部内の第2の選択スイッチに出力し、
    外部から入力される信号としてその第2の選択スイッチに、前記第1の電圧印加電流測定部内の第1のバッファアンプの出力が入力され、
    外部から入力される信号として、その第1のスイッチに前記第1の電圧印加電流測定 部内の第2のバッファアンプの出力が入力され、
    その第2のバッファアンプの出力を、外部から入力される信号として前記第1の電圧印加電流測定部内の第1のスイッチに入力する第2の電圧印加電流測定部と、
    を具備したことを特徴とする電圧印加電流測定装置。
  3. 前記第1のバッファアンプは反転、非反転の2つの入力端子を具備し、その反転端子に設定信号を入力し、前記第2の選択スイッチを前記第1のバッファアンプの非反転入力端子に接続するようにしたことを特徴とする請求項2記載の電圧印加電流測定装置。
  4. 前記第1、または第2の電圧印加電流測定部の少なくとも一つに、その測定端子の電圧が入力され、その出力を前記第2のバッファアンプに出力する第3のバッファアンプを配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の電圧印加電流測定装置。
  5. 前記第1、または第2の電圧印加電流測定部の少なくとも1つについて、前記第2のバッファアンプの出力の代わりに、前記第3のバッファアンプの出力を、対応する電圧印加電流測定部内の前記第1のスイッチに入力するようにしたことを特徴とする請求項4記載の電圧印加電流測定装置
  6. 前記第1のバッファアンプの入出力間を短絡する第2のスイッチを具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載の電圧印加電流測定装置。
  7. 前記第1のバッファアンプと前記電流測定部の間に配置される第4のバッファアンプと、
    前記電流測定部の出力信号および電流設定信号が入力され、その出力端子が前記第4のバッファアンプの入力端子に接続され、前記測定端子に流れる電流を前記電流設定信号で与えられた電流値以下に制限する電流制限部と、
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載の電圧印加電流測定 装置。
  8. 前記電流制限部は、
    前記電流測定部の出力および電流設定信号が入力される2つのコンパレ一夕と、
    前記コンパレ一夕の出力端子の各々に接続されたダイオードと、
    で構成されることを特徴とする請求項7記載の電圧印加電流測定装置。
  9. 前記第1、または第2の電圧印加電流測定部の少なくとも1つについて、第1のバッファアンプの入力端子と前記第4のアンプの出力端子を短絡する第2のスイッチを具備したことを特徴とする請求項7若しくは請求項8記載の電圧印加電流測定装置。
  10. 前記電圧印加電流測定部を少なくとも3つ具備し、1つの電圧印加電流測定部における前記第1のバッファアンプの出力を他の電圧印加電流測定部に入力し、他の電圧印加電流測定部の測定端子の電圧に関連する電圧を前記1つの電圧印加電流測定部に入力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項9いずれかに記載の電圧印加電流測定装置。
  11. 請求項1乃至請求項10いずれかに記載の電圧印加電流測定装置を具備し、それらの測定端子を被試験体の異なる端子に接続するようにしたことを特徴とする試験装置。
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