JP2008209998A - 電圧発生器 - Google Patents

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康雄 坂巻
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Abstract

【課題】出力電流の測定レンジの設定と出力電流の制限レンジの設定とを別々に行うことのできる電圧発生器を実現すること。
【解決手段】出力電流Ioを測定する測定用シャント抵抗RS3と、測定用シャント抵抗RS3と並列に設けられる制限用シャント抵抗RS1と、出力電流Ioが測定用シャント抵抗3の測定設定レンジを超えない場合、制限用シャント抵抗RS1に出力電流Ioを流さず、出力電流Ioが測定用シャント抵抗RS3の測定設定レンジを超えた場合、測定用シャント抵抗RS3へ流す出力電流Ioを測定設定レンジの上限値に保ったまま、出力電流Ioを分流させて制限用シャント抵抗RS3に流させる電圧制限回路21、22と、制限用シャント抵抗RS1の端子電圧を検出する出力電流制限用電流検出差動アンプA7と、帰還回路5と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧発生器に関する。
従来から、液晶、バッテリー及び磁性体などの電子材料や、電子部品及び電子回路の基本電気特性を評価するために電圧発生器が用いられている。
ここで、図3を参照して、基本的な電流計電流制限付き電圧発生器40を説明する。
電圧発生器40は、電圧源V1と、抵抗R1,R2と、シャント抵抗RSと、演算増幅器A1,A2,A3と、被試験体である負荷LOADと、ダイオードD1と、出力端子Hi,Loと、電圧計VMと、を備えて構成される。
出力端子Hi−Lo間には出力電圧Voが発生する。ここで、演算増幅器A1の−入力端子には、差動増幅器A3、抵抗R2の帰還回路が形成されている。よって、演算増幅器A1の出力電圧Vo=(R2/R1)×V1となる。即ち、出力電圧Voは抵抗R1と抵抗R2との抵抗比によって決まる。
出力端子Hi−Lo間に負荷LOADを接続すると、この負荷LOADの大きさに応じて出力電流Ioが流れる。当該出力電流Ioは、シャント抵抗RSの両端に発生する電圧により検出される。ここで、検出された電圧を電圧VLとする。当該電圧VLは、出力電流Ioとシャント抵抗RSの抵抗値RSとの積VL=Io×RSで求まる。
電圧VLは演算増幅器A2の+入力端子に印加される。また、演算増幅器A2の−入力端子には出力制限電圧Vlimが印加される。演算増幅器A2は、入力された電圧VLと出力制限電圧Vlimとを比較する。電圧VLが出力制限電圧Vlimより小さい場合は、演算増幅器A2の出力が−方向になりダイオードD1をOFFさせ、大きい場合は+方向に増加しダイオードD1をONさせる。ここで、ダイオードD1が導通することにより、演算増幅器A1の−入力端子に印加される電圧は演算増幅器A2から出力される電圧が支配的となる。そして、電圧発生器40は演算増幅器A1から出力される出力電圧Voの電圧を降下させる。これにより、出力電流IoはVlim/RSで制限される。
また、電圧計VMにより、当該電圧VLと、シャント抵抗RSとから出力電流Ioが測定値として得られる。
次に、図4を参照して、電圧発生器50の構成を説明する。以下、図3の電圧発生器40と同様な部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を援用し、異なる部分について説明する。
図4に示す電圧発生器50は、シャント抵抗RS1〜RSxと、シャント抵抗切り替えスイッチSW1〜SWxと、を備える。シャント抵抗RS1〜RSxは、それぞれ異なる抵抗値を有する。シャント抵抗切り替えスイッチSW1〜SWxは、シャント抵抗RS1〜RSxを選択するスイッチである。例えば、シャント抵抗RS1を選択する場合、シャント抵抗切り替えスイッチSW1が導通する。同様に、シャント抵抗RS2を選択する場合は、シャント抵抗切り替えスイッチSW2が導通する。シャント抵抗RS1〜RSxはそれぞれ異なる抵抗値を有するので、より広範囲の出力電流Ioの測定が可能となる。
また、安価でかつ応答性の良い出力リミッタ付きの電圧電流発生装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。さらに、出力制御に最も低い電源電圧を選択することにより、電池を不必要に消費することなく、効率の良い出力制御を行うことのできる電圧・電流発生器も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−302125号公報 特開平9−160660号公報
しかしながら、図4の電圧発生器50では、シャント抵抗RS1〜RSxに連動して出力電流Ioの測定及び制限が行われる。例えば、スイッチSW1が導通してシャント抵抗RS1が選択されているとき、電圧VLは、VL=RS1×Ioとなる。この場合、当該電圧VL(RS1×Io)と出力制限電圧Vlimとが演算増幅器A2に入力される。即ち、出力電流Ioの制限は、シャント抵抗RS1に基づいて行われる。
また、電圧計VMは、電圧VL(RS1×Io)と、シャント抵抗RS1とから出力電流Io(Io=VL/RS1)を測定値として得る。このとき、出力電流Ioの測定は、シャント抵抗RS1に基づいて行われる。即ち、シャント抵抗RS1に連動して出力電流Ioの測定及び制限が行われる。このため、出力電流Ioの測定レンジは、出力電流Ioの制限値により制約を受けてしまう。ここで、出力電流Ioの測定レンジとは、出力電流Ioを測定できる範囲のことをいい、シャント抵抗RSが有する抵抗値に基づいて定まる。例えば、シャント抵抗RS1は抵抗値が100Ωとする。ここで、シャント抵抗RS1〜RSxの検出電圧の最大値を1Vとすると、シャント抵抗RS1の測定レンジは、1V/100Ω=10mAとなる。同様に、出力電流Ioの制限レンジとは、出力電流Ioを制限できる範囲のことをいい、シャント抵抗RSが有する抵抗値に基づいて定まる。また、出力電流Ioの制限値とは、出力電流Ioを制限する値に設定した制限値のことをいう。
例えば、出力電流Ioの測定レンジを10mAに設定した場合の電圧発生器50の動作について説明する。この場合、出力電流Ioの測定レンジが10mAのシャント抵抗をシャント抵抗RS1〜RSxの中から選択する必要がある。ここで、測定レンジが10mAであるシャント抵抗をRS2とする。このとき、シャント抵抗RS2は、制限レンジも10mAであるので、10mAオーダーの出力電流Ioを制限することができる。しかし、100mAオーダーの出力電流Ioを制限することはできない。このため、大きな出力電流Ioの制限値(例えば、100mA)を設定すると、シャント抵抗RS1が選択され、小さな出力電流Io(例えば、100μA)の測定が小さな検出電圧で測ることになり、誤差要因の影響を受けやすくなり精度が悪くなる。この場合、半導体のV−I特性評価や、電子回路の動作時/待機時の消費電力評価など、負荷変動の大きい場合に不都合を生じる。
したがって、出力電流Ioの測定レンジの設定と出力電流Ioの制限レンジの設定とを別々に行うことのできる電圧発生器を実現する要請があった。
本発明の課題は、出力電流の測定レンジの設定と出力電流の制限レンジの設定とを別々に行うことのできる電圧発生器を実現することである
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の電圧発生器は、
一定電圧を出力する電圧源と、
出力端が負荷の一端側に接続され、前記電圧源からの一定電圧を増幅した電圧に基づいて前記負荷に流れる出力電流を制御する第1の演算増幅器と、
前記出力電流を測定する測定用シャント抵抗と、
前記測定用シャント抵抗と並列に設けられる制限用シャント抵抗と、
前記出力電流が前記測定用シャント抵抗の測定設定レンジを超えない場合、前記制限用シャント抵抗に前記出力電流を流さず、前記出力電流が前記測定用シャント抵抗の測定設定レンジを超えた場合、前記測定用シャント抵抗に流れる出力電流を前記測定設定レンジの上限値に保ったまま、前記出力電流を分流させて前記制限用シャント抵抗に流させる比較回路と、
前記制限用シャント抵抗の端子電圧を検出する第2の検出アンプと、
前記第2の検出アンプにより検出された端子電圧を帰還する帰還回路と、
を備えることを特徴とする電圧発生器。
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電圧発生器において、
前記帰還回路は、
前記検出アンプにより検出された端子電圧と前記出力電流の制限設定値に基づいて算出された出力制限電圧とを比較する第2の演算増幅器を備え、
前記第2の演算増幅器は、
前記検出アンプにより検出された端子電圧が前記出力電流の制限設定値に基づいて算出された出力制限電圧を超えた場合、当該検出アンプにより検出された端子電圧を前記第1の演算増幅器に帰還させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電圧発生器において、
前記比較回路は、
出力端が半導体スイッチ素子に接続され、前記負荷の他端の端子電圧が、当該端子電圧を制限する制限電圧を超えないように前記半導体スイッチ素子を制御する第3の演算増幅器を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電圧発生器において、
前記比較回路は、
出力端が可変抵抗に接続され、前記負荷の他端の端子電圧が、当該端子電圧を制限する制限電圧を超えないように前記可変抵抗を制御する第4の演算増幅器を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、比較回路により、出力電流が測定用シャント抵抗の測定設定レンジを超えない場合、制限用シャント抵抗に出力電流を流さず、出力電流が測定用シャント抵抗の測定設定レンジを超えた場合、測定用シャント抵抗に流れる出力電流を測定設定レンジの上限値に保ったまま、出力電流を分流させて制限用シャント抵抗に流させることができる。これにより、出力電流の測定レンジの設定と出力電流の制限レンジの設定とを別々に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、検出アンプにより検出された端子電圧が算出された出力制限電圧を超えた場合、当該検出アンプにより検出された端子電圧を第1の演算増幅器に帰還させることができる。これにより、出力電流が制限設定値を超えないように制御することができる。
請求項3に記載の発明によれば、負荷の他端の端子電圧が制限電圧を超えないように半導体スイッチ素子を制御することができる。
請求項4に記載の発明によれば、負荷の他端の端子電圧が制限電圧を超えないように可変抵抗を制御することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1を参照して本発明に係る実施の形態を説明する。図1に本実施の形態の電圧発生器1を示す。
電圧発生器1は、出力電流の測定の設定と出力電流の制限の設定とを別々に設定する。電圧発生器1は、電圧源V1と、抵抗R1,R2と、第1の演算増幅器としての演算増幅器A1と、演算増幅器A2,A3,と、有限利得の差動増幅器A4と、被試験体である負荷LOADと、出力端子Hi,Loと、電圧計VMと、測定シャント抵抗及び制限用シャント抵抗としてのシャント抵抗RS1,RS2、RS3と、バッファアンプA5と、検出アンプとしての出力電流制限用電流検出差動アンプA6、出力電流測定用電流検出差動アンプA7と、出力電流制限用検出信号切り替えスイッチSW11,SW21,SW31と、出力電流測定用検出信号切り替えスイッチSW12,SW22,SW32と、シャント抵抗切り替えスイッチSW13,23,33と、比較回路としての電圧制限回路21,22と、ダイオードD1,D2と、を備えて構成される。また、シャント抵抗RS1,RS2,RS3の両端から検出される検出電圧を1Vとして説明する。
電圧源V1は、一定電圧V1を供給する。演算増幅器A1は、出力端が負荷LOADの一端側に接続され、電圧源Viからの一定電圧を増幅した出力電圧Voに基づいて負荷に流れる出力電流を制御する。ここで、演算増幅器A1の−入力端子には、差動増幅器A4、抵抗R2の帰還回路が形成されている。よって、演算増幅器A1の出力電圧Vo=(R2/R1)×V1となる。即ち、出力電圧Voは抵抗R1と抵抗R2との抵抗比によって決まる。負荷LOADは、電子部品等の評価対象であり、当該負荷LOADの負荷の大きさに応じて出力電流Ioが流れる。
シャント抵抗RS1,RS2,RS3は演算増幅器A1の出力電流Ioの電流測定レンジ及び電流制限レンジを規定する。シャント抵抗RS1は100Ωの抵抗値、抵抗RS2は1KΩの抵抗値、抵抗RS3は10KΩの抵抗値を有する。したがって、シャント抵抗RS1(100Ω)の電流レンジは10mAレンジ、RS2(1KΩ)の電流レンジは1mAレンジ、抵抗RS3(10KΩ)の電流レンジは100μAレンジとなる。
また、シャント抵抗RS1、RS2、RS3には出力電流Ioが流れる。以下、出力電流Ioが、測定用シャント抵抗としてのシャント抵抗RS3、制限用シャント抵抗としてのシャント抵抗RS1に流れる場合について説明する。ここで、測定用シャント抵抗とは、出力電流Ioの測定設定レンジに基づいて選択された出力電流Ioを測定するための抵抗のことをいう。出力電流Ioの測定設定レンジとは、設定された出力電流Ioの測定レンジのことをいう。制限用シャント抵抗とは、出力電流Ioの制限設定値に基づいて選択された出力電流Ioを制限するための抵抗のことをいう。出力電流Ioの制限設定値とは、設定された出力電流制限値のことをいう。
出力電流Ioが測定用シャント抵抗であるシャント抵抗RS3に流れる場合、シャント抵抗RS3の両端に電圧降下が発生する。ここで、測定用シャント抵抗であるシャント抵抗RS3の両端に発生する端子電圧を、電圧VM1とする。当該電圧VM1は、出力電流Ioとシャント抵抗RS3の抵抗値RS3との積VM1=Io×RS3となる。そして、電圧VM1は、後述する出力電流測定用電流検出差動アンプA7を介して、電圧計VMに出力される。
出力電流Ioが制限用シャント抵抗であるシャント抵抗RS1に流れる場合、シャント抵抗RS1の両端に電圧降下が発生する。ここで、制限用シャント抵抗であるシャント抵抗RS1の両端に発生する端子電圧を、電圧VLとする。当該電圧VLは、出力電流Ioとシャント抵抗RS1の抵抗値RS1との積VL=Io×RS1となる。電圧VLは、後述する出力電流制限用電流検出差動アンプA6を介して、演算増幅器A2、A3の+入力端子に印加される。
バッファアンプA5は、大きな入力抵抗を有し、電圧だけを拾うアンプである。バッファアンプA5は、出力電流Ioの誤差要因とならないように、低バイアスのバッファアンプを使用する。
出力電流制限用電流検出差動アンプA6は、×1倍の差動増幅器であり、制限用シャント抵抗の端子電圧である電圧VLを検出する。当該電圧VLが出力電流制限用電流検出差動アンプA6の入力端子に伝送され、出力電流制限用電流検出差動アンプA6から出力される。
出力電流測定用電流検出差動アンプA7は、×1倍の差動増幅器であり、測定用シャント抵抗の端子電圧である電圧VM1を検出する。当該電圧VM1が出力電流測定用電流検出差動アンプA7の入力端子に伝送され、出力電流測定用電流検出差動アンプA7から出力される。
出力電流制限用検出信号切り替えスイッチSW11,SW21,SW31は、シャント抵抗RS1,RS2,RS3から選択された制限用シャント抵抗と、出力電流制限用電流検出差動アンプA6とを選択的に接続または切り離しする。例えば、シャント抵抗RS1が制限用シャント抵抗として選択された場合、出力電流制限用検出信号切り替えスイッチSW11が導通する。これにより、シャント抵抗RS1と、出力電流制限用電流検出差動アンプA6とが接続する。そして、シャント抵抗RS1の両端電圧であるVLが出力電流制限用電流検出差動アンプA6の−入力端子に伝送される。
出力電流測定用検出信号切り替えスイッチSW12,SW22,SW32は、抵抗RS1,RS2,RS3から選択された測定用シャント抵抗と、出力電流測定用電流検出差動アンプA7と、を選択的に接続または切り離しする。例えば、シャント抵抗RS3が測定用シャント抵抗として選択された場合、出力電流測定用検出信号切り替えスイッチSW32が導通する。これにより、シャント抵抗RS3と、出力電流測定用電流検出差動アンプA7とが接続する。そして、シャント抵抗RS3の両端電圧であるVM1が出力電流測定用電流検出差動アンプA7の−入力端子に伝送される。
シャント切り替えスイッチSW13,SW23,SW33は、シャント抵抗RS1,RS2,RS3とコモンとを選択的に接続または切離しする。例えば、シャント抵抗RS3が測定用シャント抵抗として選択された場合、シャント抵抗切り替えスイッチSW33が導通する。これにより、シャント抵抗RS3と、コモンCOMとが接続する。即ち、Lo端子−シャント抵抗RS3−シャント抵抗切り替えスイッチSW33−コモンCOMの経路を通じて、出力電流Ioが流れる。また、シャント切り替えスイッチSW31,SW32,SW33と、シャント抵抗RS1,RS2,RS3と、は電流レンジ切り替え回路を構成する。
電圧制限回路21、22は、出力電流Ioが測定用シャント抵抗の測定設定レンジを超えない場合、制限用シャント抵抗に出力電流Ioを流さず、出力電流Ioが測定用シャント抵抗の測定設定レンジを超えた場合、測定用シャント抵抗RS3に流れる出力電流Ioを測定設定レンジの上限値に保ったまま、出力電流Ioを分流させて制限用シャント抵抗に流させる。
また、電圧制限回路21、22は、端子電圧VAと制限電圧VCx、−VCxとを比較する。ここで、端子電圧VAとは、出力端子Loの端子電圧である。制限電圧VCx、−VCxとは、設定により定められた端子電圧VAを制限する電圧である。具体的に電圧制限回路21、22は、端子電圧VAが制限電圧VCx、−VCxを超えないように動作する。電圧制限回路21、22は同様の構成であることから、以下、電圧制限回路21を代表して説明する。
電圧制限回路21は、抵抗R11〜R18と、第3の演算増幅器としての演算増幅器A11,A12と、ダイオードD11〜D14と、トランジスタQ11,Q12と、を備えて構成される。
演算増幅器A11,A12は、出力端がトランジスタQ11,Q12に接続され、端子電圧VAが制限電圧VCx、あるいは−VCxを超えないように、トランジスタQ11、あるいはQ12を制御する。演算増幅器A11、A12は、+入力端子に制限電圧VCx、−VCxが印加される。また、−入力端子に端子電圧VAが印加される。例えば、制限電圧をVC1、−VC1とする。このとき、演算増幅器A11、A12は、端子電圧VAが制限電圧VC1に対して、VC1>VA>−VC1の場合、トランジスタQ11,Q12を逆バイアスにする。このとき、ダイオードD11,D12の両端に同じ電圧が掛かるようにしてトランジスタQ11,Q12の漏れ電流を、抵抗R11を通して流す。これにより、トランジスタQ11,Q12の漏れ電流がシャント抵抗RS1に流れない。尚、トランジスタQ11,Q12の漏れ電流が無視できるようであれば、このR11は省略できる。
具体的に演算増幅器A11は、端子電圧VAが制限電圧VC1に対して、VC1<VAになろうとした場合、トランジスタQ11を順バイアスされる。トランジスタQ11が順バイアスされると、バッファアンプA5→演算増幅器A11→トランジスタQ11→ダイオードD12の負帰還回路が形成される。これにより、演算増幅器A11は、端子電圧VAが制限電圧VC1を超えないように、トランジスタQ11に出力電流Ioを流して端子電圧VAを制御する。トランジスタQ11に出力電流Ioが流れると、出力電流Ioがシャント抵抗RS1,RS2,RS3から選択された制限用シャント抵抗に流れるので、電圧VLが+方向に上昇する。
演算増幅器A12は、端子電圧VAが制限電圧−VC1に対して、−VC1>VAになろうとした場合、トランジスタQ12を順バイアスされる。トランジスタQ12が順バイアスされると、バッファアンプA5→演算増幅器A12→トランジスタQ12→ダイオードD11の負帰還回路が形成される。これにより、演算増幅器A12は、電圧VAが制限電圧−VC1を下回らないように、トランジスタQ12に出力電流Ioを流して端子電圧VAを制御する。トランジスタQ12に出力電流が流れると、出力電流Ioがシャント抵抗RS1,RS2,RS3から選択された制限用シャント抵抗に流れるので、電圧VLが−方向に上昇する。
スイッチSW14は、電圧制限回路21が選択されていない場合に当該電圧制限回路21をOFF状態にするため、制限電圧VC1を上げて電圧制限操作をしないようにする。例えば、電圧制限回路21が選択されている場合、電圧制限回路22のスイッチSW24はOFF状態となる。
演算増幅器A2は、電圧VLと、出力電流Ioの制限設定値に基づいて算出された出力制限電圧Vlimと、を比較する。そして、電圧VLが出力制限電圧Vlimを超えた場合(電圧VL>出力制限電圧Vlimの場合)、電圧VLを演算増幅器A1に帰還させる。このとき、電圧VLを帰還する帰還回路5(出力電流制限用電流検出差動アンプA6→演算増幅器A2→ダイオードD1→演算増幅器A1)が形成される。具体的に演算増幅器A2には、+入力端子に電圧VLが印加される。また、−入力端子に出力制限電圧Vlimが印加される。ここで、出力制限電圧Vlim(−Vlim)とは、設定された出力電流制限値に基づいて定められた値のことをいう。演算増幅器A2は、印加された電圧VLが正極性を示し、当該電圧VLが出力制限電圧Vlimを超えた場合、ダイオードD1を順バイアスする電圧を出力する。ダイオードD1は、順バイアスされると導通する。即ち、電圧VLが出力制限電圧Vlimよりも大きいとき、ダイオードD1は導通する。この場合、演算増幅器A1の−入力端子に印加される電圧は演算増幅器A2から出力される電圧が支配的となる。そして、電圧発生器1は、演算増幅器A1から出力される出力電圧Voの電圧を降下させる。これにより、出力電流Ioが制限される。
演算増幅器A3は、電圧VLと、出力電流Ioの制限設定値に基づいて算出された出力制限電圧−Vlimと、を比較する。そして、電圧VLが出力制限電圧−Vlimを超えた場合(電圧VL<出力制限電圧−Vlimの場合)、電圧VLを演算増幅器A1に帰還させる。このとき、電圧VLを帰還する帰還回路5(出力電流制限用電流検出差動アンプA6→演算増幅器A3→ダイオードD2→演算増幅器A1)が形成される。具体的に演算増幅器A3には、+入力端子に電圧VLが印加される。また、−入力端子に出力制限電圧−Vlimが印加される。演算増幅器A3は、印加された電圧VLが負極性を示し、当該電圧VLが出力制限電圧−Vlimを超えた場合、ダイオードD2を順バイアスする電圧を出力する。ダイオードD2は、順バイアスされると導通する。即ち、出力電流制限用電圧VLが出力制限電圧−Vlimよりも小さいとき、ダイオードD2は導通する。この場合、演算増幅器A1の−入力端子に印加される電圧は演算増幅器A3から出力される電圧が支配的となる。そして、電圧発生器1は、演算増幅器A1から出力される出力電圧Voの電圧を降下させる。これにより、出力電流Ioが制限される。
演算増幅器A4は、×1倍の差動増幅器であり、R2を通して演算増幅器A1の−入力端子に接続される。
電圧計VMは、電圧VM1と、選択された測定用シャント抵抗の抵抗値と、から出力電流Ioを測定値として得る。
次に、図1を参照して、電圧発生器1の回路動作を説明する。以下、出力電流Ioの測定設定レンジを100μAレンジに設定、出力電流Ioの電流制限値を5mAに設定、制限電圧VC1を1.2Vに設定した場合の電圧発生器1の回路動作を説明する。
先ず、ユーザにより図示しない操作部を介して、出力電流Ioの電流制限値(制限設定値)が5mAに、出力電流Ioの測定設定レンジが100μAに設定される。このとき、出力電流Ioの電流制限値を5mAにするため、演算増幅器A2の−入力端子に印加される出力制限電圧+Vlimの値が設定される。ここで、シャント抵抗RS3は抵抗値が10kΩ、制限電圧VC1は1.2Vである。よって、出力電流Ioの制限時に、シャント抵抗RS3には120μA(1.2V/10KΩ)の出力電流Ioが流れる。したがって、出力電流Ioを5mAで電流制御するため、出力制限電圧+Vlimは、(5mA−120μA)×100Ω=0.488Vが設定される。
また、出力電流Ioの測定設定レンジが100μAに設定されるので、シャント抵抗RS3が測定用シャント抵抗として選択される。このとき、測定用検出信号切り替えスイッチSW32、出力電流測定用検出信号切り替えスイッチSW33が導通する。また、出力電流Ioの電流制限値が5mAに設定されるので、シャント抵抗RS1が制限用シャント抵抗として選択される。このとき、出力電流制限用検出信号切り替えスイッチSW11が導通する。さらに、電圧制限回路21のスイッチSW14が導通する。その他のスイッチは導通しない。
次に、上記の設定条件で出力電流Ioが100μA以下の場合について説明する。この場合、出力電流Ioは、出力端子Loからシャント抵抗RS3とシャント抵抗切り替えスイッチSW33と通って、コモンCOMに流れる。また、シャント抵抗RS3の両端に発生した電圧VM1は、バッファアンプA5、出力電流測定用検出信号切り替えスイッチSW32を通して出力電流測定用電流検出差動アンプA7に伝送される。これにより、シャント抵抗RS3の両端に発生した電圧VM1が出力電流測定用電流検出差動アンプA7から出力される。
一方、出力電流制限レンジは10mAレンジ(シャント抵抗RS1)である。ここで、出力電流Ioは100μA以下であるので、出力電圧Voである端子電圧VAは1V以下となる。この場合、端子電圧VAが1.2V以下であるので、演算増幅器A11,A12は、それぞれトランジスタQ11,Q12を逆バイアスしてOFF状態にする。このため、シャント抵抗RS1には出力電流Ioは流れない。したがって、電圧VLは0になる。
次に、出力電流Ioが120μAより大きく、5mAより小さい場合について説明する。この場合、出力電流Ioが増えると、端子電圧VAが上昇する。ここで、端子電圧VAは、出力電流Ioが120μAより大きいので、1.2V以上となる。端子電圧VAが1.2Vを超えると、シャント抵抗RS1の電圧制限回路21が動作する。即ち、演算増幅器A11がトランジスタQ11を順バイアスする。トランジスタQ11が順バイアスされると、バッファアンプA5→演算増幅器A11→トランジスタQ11→ダイオードD12の負帰還回路が形成される。これにより、端子電圧VAの値が1.2Vを超えないように、出力電流Ioが流れる。この出力電流Ioは、シャント抵抗RS1に流れるため、電圧VLが上昇する。シャント抵抗RS1の両端に発生した電圧VLは、バッファアンプA5、出力電流制限用検出信号切り替えスイッチSW11を通って、出力電流制限用電流検出差動アンプA6に伝送される。これにより、シャント抵抗RS1の両端に発生した電圧VLが出力電流制限用電流検出差動アンプA6から出力される。
ここで、電圧VLはVL=(出力電流Io−120μA)×RS1となる。ここで、120μAは、測定用シャント抵抗に流れる電流を示す。上記の出力電流Ioが5mAより小さい場合は、出力制限電圧+Vlimの0.488Vまで到達しない。このため、出力電流Ioの制限は掛からず、出力電圧Voは保持される。
次に、出力電流Ioが5mAを超えた場合について説明する。この場合、電圧VLは、VL=(出力電流Io−120μA)×RS1=4.88mA×100Ω=0.488Vとなり出力制限電圧+Vlimの設定値である0.488Vに到達する。このため、ダイオードD1が順方向にバイアスされ導通状態となる。ダイオードD1が導通することにより、演算増幅器A1の−入力端子に印加される電圧は演算増幅器A2から出力される電圧が支配的となる。そして、電圧発生器1は、演算増幅器A1から出力される出力電圧Voの電圧を降下させる。これにより、出力電流Ioが制限される。
以上、本実施の形態によれば、電圧制限回路21、22により、出力電流Ioが測定用シャント抵抗RS3の測定設定レンジを超えない場合、制限用シャント抵抗RS1に出力電流Ioを流さず、出力電流Ioが測定用シャント抵抗RS3の測定設定レンジを超えた場合、測定用シャント抵抗RS3に流れる出力電流Ioを測定設定レンジの上限値に保ったまま、出力電流Ioを分流させて制限用シャント抵抗RS1に流させることができる。これにより、出力電流の測定レンジの設定と出力電流の制限レンジの設定とを別々に行うことができる。
また、出力電流制限用電流検出差動アンプA6により検出された電圧VLが、算出された出力制限電圧+Vlim(−Vlim)を超えた場合、当該出力電流制限用電流検出差動アンプA6により検出された電圧VLを演算増幅器A1に帰還させることができる。これにより、出力電流Ioが制限設定値を超えないように制御することができる。
また、負荷LOADの他端の端子電圧VAが制限電圧VCx、あるいは−VCxを超えないようにトランジスタQ11、あるいはQ12を制御することができる。
(変形例)
図2を参照して、本発明に係る実施の形態の変形例を説明する。図2の電圧発生器1Aは、図1の電圧発生器1の変形例に該当する。以下、図1の電圧発生器1と同様な部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を援用し、異なる部分について説明する。
図2に、電圧発生器1Aを示す。電圧発生器1Aは、比較回路21、22、23を備える。以下、比較回路21を代表して説明する。比較回路21は、可変抵抗Rc1と、第4の演算増幅器としての演算増幅器A31と、制限電圧VC31と、を備えて構成される。
演算増幅器A31は、出力端が可変抵抗Rc1に接続され、端子電圧VAが制限電圧V31を超えないように、可変抵抗Rc1の抵抗値を制御する。具体的に演算増幅器A31は、+入力端子に制限電圧VC31が印加される。また、−入力端子に端子電圧VAが印加される。演算増幅器A31は、印加された端子電圧VAが、制限電圧VC31を超えた場合、可変抵抗Rc1の抵抗値を変化させる。例えば、端子電圧VAが制限電圧VC31よりも大きくなった場合、可変抵抗Rc1の抵抗値を小さくして、制限電圧VC31になるように制御する。
次に、電圧発生器1Aの動作について説明する。以下、上述の実施の形態と同様に、出力電流Ioの測定設定レンジを100μAレンジ、出力電流Ioの電流制限値を5mA、制限電圧VC31を1.2Vに設定した場合の電圧発生器1Aの回路動作を説明する。本変形例の説明では、上述の実施の形態と異なる部分を主として説明する。
ユーザにより図示しない操作部を介して出力電流測定レンジが100μAに設定されるので、シャント抵抗RS3が測定用シャント抵抗として選択される。また、出力電流測定用検出信号切り替えスイッチSW32、出力電流測定用検出信号切り替えスイッチSW33が導通する。このとき、可変抵抗Rc3は高抵抗に固定しておく。そして、シャント抵抗RS3の両端に発生した電圧VM1が出力電流測定用電流検出差動アンプA7に伝送される。
また、ユーザにより図示しない操作部を介して出力電流Ioの電流制限値が5mAに設定されるので、シャント抵抗RS1が制限用シャント抵抗として選択される。また、出力電流制限用検出信号切り替えスイッチSW11が導通する。その他のスイッチは導通しない。
ここで、出力電流Ioが増えて、端子電圧VAが、制限電圧V31(1.2V)よりも大きくなった場合、演算増幅器A31は、可変抵抗Rc1の抵抗値を小さくする。これにより、端子電圧VAが制限電圧V31(1.2V)になるように制御される。可変抵抗Rc1の抵抗値が変化すると(即ち、端子電圧VAが制限電圧V31を超えると)、出力電流Ioがシャント抵抗RS1に流れる。シャント抵抗RS1に出力電流Ioが流れることにより、シャント抵抗RS1の両端には電圧VLを生じる。そして、当該電圧VLは、出力電流制限用電流検出作動アンプA6に伝送される。
以上、本変形例によれば、負荷LOADの他端の端子電圧VAが制限電圧VC31を超えないように、可変抵抗Rc1の抵抗値を制御することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る電圧発生器の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態及び実施の形態の変形例では、演算増幅器A2、A3と、ダイオードD1、D2を設ける構成としたが、出力電圧Voを両極性とせずに片方の極性のみであれば、演算増幅器A3とダイオードD2(または演算増幅器A2とダイオードD1)は設けない構成としてもよい。
また、上記実施の形態の変形例では、出力電流制限・測定回路部10Aを可変抵抗Rc1、Rc2、Rc3を備える構成としたが、可変抵抗Rc1、Rc2、Rc3をMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やトランジスタなどの電圧で電流を制御できる素子としてもよい。
その他、本実施の形態における電圧発生器1の細部構造及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る電圧発生器1を示す。 本発明に係る電圧発生器1Aを示す。 従来の電圧発生器40の回路図を示す。 従来の電圧発生器50の回路図を示す。
符号の説明
1 電圧発生器
10 出力電流測定・制限回路部
10A 出力電流制限・測定回路部
21,22 電圧制限回路
40,50 電圧発生器
A1,A2,A3,A4,A11,A12,A31 演算増幅器
A6 出力電流制限用電流検出差動アンプ
A7 出力電流測定用電流検出差動アンプ
COM コモン
D1,D2,D11,D12,D13,D14 ダイオード
Hi,Lo 出力端子
Io 出力電流
LOAD 負荷
Q11,Q12トランジスタ
R1,R2,R11〜R18 抵抗
Rc1,Rc2,Rc3 可変抵抗
RS1,RS2,Rs3 シャント抵抗
SW1,SW2,SW3 シャント抵抗切り替えスイッチ
SW11,SW21,SW31 出力電流制限用検出信号切り替えスイッチ
SW12,SW22,SW32 出力電流測定用検出信号切り替えスイッチ
V1 電圧源
VC1,VC31,VC32,VC33 制限電圧
VL 出力電流制限用電圧
Vlim 出力制限電圧
VM 電圧計
VM1 出力電流測定用電圧
Vo 出力電圧
VA 端子電圧

Claims (4)

  1. 一定電圧を出力する電圧源と、
    出力端が負荷の一端側に接続され、前記電圧源からの一定電圧を増幅した電圧に基づいて前記負荷に流れる出力電流を制御する第1の演算増幅器と、
    前記出力電流を測定するための測定用シャント抵抗と、
    前記測定用シャント抵抗と並列に設けられる制限用シャント抵抗と、
    前記出力電流が前記測定用シャント抵抗の測定設定レンジを超えない場合、前記制限用シャント抵抗に前記出力電流を流さず、前記出力電流が前記測定用シャント抵抗の測定設定レンジを超えた場合、前記測定用シャント抵抗に流れる出力電流を前記測定設定レンジの上限値に保ったまま、前記出力電流を分流させて前記制限用シャント抵抗に流させる比較回路と、
    前記制限用シャント抵抗の端子電圧を検出する検出アンプと、
    前記検出アンプにより検出された端子電圧を帰還する帰還回路と、
    を備えることを特徴とする電圧発生器。
  2. 前記帰還回路は、
    前記検出アンプにより検出された端子電圧と前記出力電流の制限設定値に基づいて算出された出力制限電圧とを比較する第2の演算増幅器を備え、
    前記第2の演算増幅器は、
    前記検出アンプにより検出された端子電圧が前記出力電流の制限設定値に基づいて算出された出力制限電圧を超えた場合、当該検出アンプにより検出された端子電圧を前記第1の演算増幅器に帰還させることを特徴とする請求項1に記載の電圧発生器。
  3. 前記比較回路は、
    出力端が半導体スイッチ素子に接続され、前記負荷の他端の端子電圧が、当該端子電圧を制限する制限電圧を超えないように前記半導体スイッチ素子を制御する第3の演算増幅器を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧発生器。
  4. 前記比較回路は、
    出力端が可変抵抗に接続され、前記負荷の他端の端子電圧が、当該端子電圧を制限する制限電圧を超えないように前記可変抵抗を制御する第4の演算増幅器を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電圧発生器。


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