JP2002168914A - 安定化電源装置 - Google Patents

安定化電源装置

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JP2002168914A JP2000362706A JP2000362706A JP2002168914A JP 2002168914 A JP2002168914 A JP 2002168914A JP 2000362706 A JP2000362706 A JP 2000362706A JP 2000362706 A JP2000362706 A JP 2000362706A JP 2002168914 A JP2002168914 A JP 2002168914A
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Shinya Manabe
晋也 真鍋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ボルテージレギュレータの出力端子から出
力されるそれぞれの出力電圧を容易かつ正確に測定する
ことができる安定化電源装置を得る。 【解決手段】 複数のボルテージレギュレータVR1〜
VRnを備え、測定を行うボルテージレギュレータVR
mに入力される電源電圧Vbatを対応する電源電圧検
出用スイッチISWmを介してテスト用スイッチ2の電
源電圧入力端T1に出力すると共に、ボルテージレギュ
レータVRmから出力される出力電圧を対応する出力電
圧検出用スイッチOSWmを介してテスト用スイッチ2
の出力電圧入力端T2に出力し、ボルテージレギュレー
タVRmからの出力電圧Voutが出力される出力端子
OUTmに所定の負荷11を接続して、ボルテージレギ
ュレータVRmにおける電源電圧及び出力電圧の測定を
テスト用スイッチ2を切り替えて行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICで形成された
安定化電源装置に関し、特に複数のボルテージレギュレ
ータを有する安定化電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボルテージレギュレータで構成さ
れIC化された安定化電源装置では、所定の出力電流時
における出力電圧が規格内にあるか否かのテストを行っ
ていた。該テストを行う際、所定の出力電流が得られる
ように、安定化電源装置の出力端子に所定の負荷を接続
した状態で該出力端子からの出力電圧を電圧計で測定し
ていた。
【0003】図4は、従来の安定化電源装置における出
力電圧の測定方法の例を示した概略の回路図である。図
4において、安定化電源装置100は、ICをなしてお
り、バッテリ等の外部の直流電源から電源端子101に
入力される直流電源電圧Vbatから、所定の安定化し
た電圧を生成して出力端子102から出力する。出力端
子102と接地との間には、所定の出力電流が得られる
ように負荷103が接続されると共に出力電圧を測定す
るための電圧計104が接続されている。
【0004】このような構成において、LSIテスタを
使用して出力電圧の測定を行う場合、出力端子102に
測定用のピンを立て測定を行う。しかし、測定用の同一
ピンで電流を引きながら電圧の測定を行うと、測定用ピ
ンを出力端子102に接触させるときに生じる接触抵抗
によって、測定用ピンに電流が流れると電圧降下が発生
し、出力端子102からの出力電流が大きくなればなる
ほど正確な出力電圧を測定することができなかった。こ
のことから、LSIテスタの測定用ピンを2ピンにし、
一方の1ピンを出力端子102から所定の電流を引くた
めのフォースピンとし、他方の1ピンを出力電圧を測定
するためのセンスピンとして出力端子102からの出力
電圧の測定を行う方法が一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年のICパ
ッケージの小型化に伴ってICの各端子が非常に小さく
なっていることから、1つ出力端子102にLSIテス
タの2つの測定用ピンを同時に接触させることが困難に
なってきた。そこで、図5で示すように、IC内部で該
出力端子102に接続された測定用端子105を、出力
端子102とは別に設ける方法が考えられる。図5にお
いて、出力端子102から負荷電流を流し、測定用端子
105を用いて出力電圧の測定を行う。このようにする
ことによって、出力端子102からの出力電流の大きさ
に関係なく、安定化電源装置100の出力電圧を正確に
測定することができる。
【0006】しかしこのような方法では、ICの端子を
増加させなければならず、複数のボルテージレギュレー
タを1チップのICに内蔵する場合、内蔵するボルテー
ジレギュレータの数だけICの端子が増加するという問
題があった。このため、使用するICパッケージのピン
数が制限となり、ICの小型化を図ることができないと
いう問題が生じていた。
【0007】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、複数のボルテージレギュレー
タを内蔵したICの端子を少なくとも1つ増加させるだ
けで、各ボルテージレギュレータの出力端子から出力さ
れるそれぞれの出力電圧を容易かつ正確に測定すること
ができる安定化電源装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る安定化電
源装置は、複数のボルテージレギュレータからなるボル
テージレギュレータ部と、入力される制御信号に応じ
て、対応するボルテージレギュレータから出力された電
圧を出力する各出力電圧検出用スイッチからなる出力電
圧検出用スイッチ部と、各ボルテージレギュレータの出
力電圧の測定を行うテストモード動作時に、該各出力電
圧検出用スイッチの動作制御を行うテスト回路部とを備
え、テスト回路部は、測定を行う所望のボルテージレギ
ュレータに対応する出力電圧検出用スイッチに対して、
該ボルテージレギュレータからの出力電圧を出力させる
ものである。
【0009】また、入力される制御信号に応じて、対応
するボルテージレギュレータに入力された電源電圧を出
力する各電源電圧検出用スイッチからなる電源電圧検出
用スイッチ部と、入力される制御信号に応じて、電源電
圧検出用スイッチ部からの電圧と該出力電圧検出用スイ
ッチ部からの電圧を切り替えて所定の電圧測定用端子に
出力する出力電圧切替スイッチ部とを備え、テスト回路
部は、各ボルテージレギュレータの出力電圧の測定を行
うテストモード動作時に、電源電圧検出用スイッチ部及
び出力電圧切替スイッチ部の動作制御を行うようにして
もよい。
【0010】具体的には、上記テスト回路部は、測定を
行うボルテージレギュレータに対応する電源電圧検出用
スイッチ及び出力電圧検出用スイッチに対して、出力電
圧切替スイッチ部に該ボルテージレギュレータに入力さ
れる電源電圧及び該ボルテージレギュレータからの出力
電圧を、出力電圧切替スイッチ部の対応する端子に出力
させ、該出力電圧切替スイッチ部に対して、入力された
電源電圧及び出力電圧を所定の順に電圧測定用端子に出
力させるようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態における安定化電源装置の例を示した概略のブ
ロック図である。図1において、安定化電源装置1は、
複数のボルテージレギュレータVR1〜VRn(nは、
n>1の整数)と、該各ボルテージレギュレータVR1
〜VRnの電源入力端にそれぞれ対応して設けられ電源
電圧検出用スイッチISW1〜ISWnと、該各ボルテ
ージレギュレータVR1〜VRnの出力端にそれぞれ対
応して設けられ出力電圧検出用スイッチOSW1〜OS
Wnとを備えている。
【0012】更に、安定化電源装置1は、テストモード
時に、外部から入力される直流電源電圧Vbatと各ボ
ルテージレギュレータVR1〜VRnからの出力電圧と
の切り替えを行う出力電圧切替スイッチ部をなすテスト
用スイッチ2と、所定のシーケンスに基づいて電源電圧
検出用スイッチISW1〜ISWn、出力電圧検出用ス
イッチOSW1〜OSWn及びテスト用スイッチ2の動
作制御を行うテスト回路3とを備えている。なお、安定
化電源装置1は、ICで形成されていることから、電源
電圧検出用スイッチISW1〜ISWn、出力電圧検出
用スイッチOSW1〜OSWn及びテスト用スイッチ2
の各スイッチは、機械的な接点を有するスイッチではな
く、半導体回路からなるスイッチ回路で形成されてい
る。
【0013】ボルテージレギュレータVRm(m=1〜
n)において、電源入力端は、外部からの電源電圧Vb
atが入力される電源端子4に接続され、所定の電圧に
安定化させた電圧を出力する出力端は、安定化電源装置
1の出力端子をなす出力端子OUTmに対応して接続さ
れている。また、電源電圧検出用スイッチISWmは、
テスト回路3からの制御信号に応じて、ボルテージレギ
ュレータVRmの電源入力端とテスト用スイッチ2の電
源電圧入力端T1との接続制御を行う。これに対して、
出力電圧検出用スイッチOSWmは、テスト回路3から
の制御信号に応じて、ボルテージレギュレータVRmの
出力端とテスト用スイッチ2の出力電圧入力端T2との
接続制御を行う。
【0014】一方、テスト用スイッチ2は、安定化電源
装置1のテストを行う際、テスト回路3からの制御信号
に応じて、測定装置のプローブを接続するための安定化
電源装置1における測定用端子5と、電源電圧入力端T
1又は出力電圧入力端T2のいずれかとの接続を行う。
また、各電源電圧検出用スイッチISW1〜ISWnと
テスト用スイッチ2の電源電圧入力端T1が、配線6で
接続され、各出力電圧検出用スイッチOSW1〜OSW
nとテスト用スイッチ2の出力電圧入力端T2が、配線
7で接続されている。テスト回路3は、安定化電源装置
1の制御信号入力端子8に入力される外部から動作モー
ドの切替制御信号に応じて各電源電圧検出用スイッチI
SW1〜ISWn、各出力電圧検出用スイッチOSW1
〜OSWn及びテスト用スイッチ2の動作制御を行う。
【0015】次に、図2は、ボルテージレギュレータV
Rmの回路例を示した図である。図2において、ボルテ
ージレギュレータVRmは、演算増幅器21と、Pチャ
ネル型MOSトランジスタ(以下、PMOSトランジス
タと呼ぶ)22と、基準電圧発生回路23と、抵抗2
4,25とで形成されている。演算増幅器21は、PM
OSトランジスタ22から出力される出力電圧Vout
を抵抗24及び25で分圧された電圧から検出し、該分
圧電圧が基準電圧発生回路23から入力される基準電圧
Vrefになるように、PMOSトランジスタ22の動
作制御を行う。このようにして、ボルテージレギュレー
タVRmの出力電圧Voutは、設定された電圧で一定
となる。
【0016】このような構成において、テストモード時
の動作について説明する。テストモード時には、テスト
回路3は、制御信号入力端子8からテストモードを実行
させるための所定のテストモード信号が入力される。該
テストモード信号が入力されると、テスト回路3は、各
ボルテージレギュレータVR1〜VRnの出力電圧の測
定をそれぞれ順に行う。以下、ボルテージレギュレータ
VR1における出力電圧を測定する場合を例にして説明
する。
【0017】テスト回路3は、電源電圧検出用スイッチ
ISW1及び出力電圧検出用スイッチOSW1をオンさ
せて接続状態にし、他の電源電圧検出用スイッチISW
2〜ISWn及び出力電圧検出用スイッチOSW2〜O
SWnをオフさせて開放状態にする。このことから、テ
スト用スイッチ2の電源電圧入力端T1には、電源電圧
検出用スイッチISW1を介してボルテージレギュレー
タVR1に入力されている電源電圧Vbatが入力さ
れ、テスト用スイッチ2の出力電圧入力端T2には、出
力電圧検出用スイッチOSW1を介してボルテージレギ
ュレータVR1から出力された出力電圧Voutが入力
される。
【0018】次に、テスト回路3は、テスト用スイッチ
2に対して、入力端T1を測定用端子5に接続するよう
に制御する。このことから、該測定用端子5には、ボル
テージレギュレータVR1に入力される電源電圧Vba
tが印加され、測定用端子5に電圧計12の電圧測定用
プローブ(図示せず)を接続して該電源電圧Vbatの
測定を行う。このとき測定された電源電圧を、測定電圧
Vivrとする。
【0019】次に、テスト回路3は、テスト用スイッチ
2に対して、入力端T2を測定用端子5に接続するよう
に制御し、出力端子OUT1と接地との間に所定の負荷
11が接続される。このことから、該測定用端子5に
は、出力端子OUT1から所定の負荷電流が出力されて
いる状態でのボルテージレギュレータVR1からの出力
電圧が印加され、測定用端子5に電圧計12の電圧測定
用プローブを接続して該出力電圧の測定を行う。このと
き測定された出力電圧を、測定電圧Vovrとする。
【0020】ここで、測定電圧Vivrは、電源端子4
から入力された電源電圧Vbatに対して、ICチップ
内の配線による抵抗成分、ボンディング及びボンディン
グワイヤ等の影響を受けている。このことから、該配線
による抵抗成分、ボンディング、ボンディングワイヤ及
び測定用端子5と電圧計12の測定用プローブとの接触
抵抗等による電圧降下をΔVとすると、該電圧降下ΔV
は、下記(1)式によって算出することができる。 ΔV=Vbat−Vivr………………(1)
【0021】一方、測定電圧Vovrにおいても、ボル
テージレギュレータVR1から出力された電圧に対し
て、ICチップ内の配線による抵抗成分、ボンディング
及びボンディングワイヤ等の影響を受けている。ここ
で、配線6と配線7における各抵抗成分の差は無視でき
るとすると、ボルテージレギュレータVR1の真の出力
電圧Vo1は、下記(2)式で示すことができる。 Vo1=Vovr+ΔV………………(2)
【0022】更に、同様にして、各ボルテージレギュレ
ータVR2〜VRnからの出力電圧の測定をそれぞれ行
い、各ボルテージレギュレータVR2〜VRnから出力
された真の出力電圧Vo2〜Vonをそれぞれ算出す
る。このようにして、安定化電源装置1における各ボル
テージレギュレータVR1〜VRnごとの出力電圧の測
定を容易かつ正確に行うことができる。なお、通常動作
時には、テスト回路3は、各電源電圧検出用スイッチI
SW1〜ISWn及び各出力電圧検出用スイッチOSW
1〜OSWnをそれぞれオフさせて開放状態にする。
【0023】ここで、図1で示した安定化電源装置1で
は、ボルテージレギュレータの数nが多くなると、すべ
てのボルテージレギュレータに対する出力電圧の測定を
行うために要する時間が長くなる場合がある。そこで、
図3で示すように、n個の半数又はほぼ半数であるボル
テージレギュレータVR1〜VRh(h≒n/2の整
数)の出力電圧を測定するためのテスト用スイッチ2a
及び測定用端子5aを設けると共に、ボルテージレギュ
レータVRi(i=h+1)〜VRnの出力電圧を測定
するためのテスト用スイッチ2b及び測定用端子5bを
設けるようにして、測定に要する時間の短縮を図ること
ができる。
【0024】すなわち、ボルテージレギュレータVR1
〜VRhにおける出力電圧をテスト用スイッチ2a及び
測定用端子5aを使用して測定すると共に、ボルテージ
レギュレータVRi〜VRnにおける出力電圧をテスト
用スイッチ2b及び測定用端子5bを使用して測定する
ことができる。このため、測定装置が、測定用端子5a
及び5bの電圧を同時に測定することによって、測定装
置の1回の測定動作で2つのボルテージレギュレータの
出力電圧の測定を行うことができ、各ボルテージレギュ
レータVR1〜VRnの出力電圧測定に要する時間をほ
ぼ半減させることができる。
【0025】なお、テスト用スイッチ2a及び2bの各
動作及び測定用端子5a及び5bから測定されたそれぞ
れの電圧に対するボルテージレギュレータの出力電圧を
算出する方法は、テスト用スイッチ2及び測定用端子5
を使用した図1の場合と同様であるのでその説明を省略
する。また、テスト用スイッチ及び測定用端子の数を増
やせば増やすほど、測定時間を短縮させることができ
る。しかし、測定用端子を増やすほど安定化電源装置1
をなすICのピン数が増加するため、該ICの増加ピン
数の許容数に応じて、テスト用スイッチ及び測定用端子
の数を決めるとよい。
【0026】このように、本実施の形態における安定化
電源装置は、複数のボルテージレギュレータVR1〜V
Rnを備え、測定を行うボルテージレギュレータVRm
に入力される電源電圧Vbatを対応する電源電圧検出
用スイッチISWmを介してテスト用スイッチ2の電源
電圧入力端T1に出力すると共に、ボルテージレギュレ
ータVRmから出力される出力電圧を対応する出力電圧
検出用スイッチOSWmを介してテスト用スイッチ2の
出力電圧入力端T2に出力し、ボルテージレギュレータ
VRmからの出力電圧が出力される出力端子OUTmに
所定の負荷11を接続して、ボルテージレギュレータV
Rmにおける電源電圧及び出力電圧の測定をテスト用ス
イッチ2を切り替えて行うようにした。
【0027】このことから、ICからなる安定化電源装
置において、少なくとも1つの測定用端子を追加するこ
とによって、複数のボルテージレギュレータにおける各
出力電圧の測定を容易に行うことができる。更に、ボル
テージレギュレータにおける出力電圧測定時の電源電圧
の測定を行うことによって、ICチップ内の配線による
抵抗成分、ボンディング、ボンディングワイヤ及び測定
用端子と測定用プローブとの接触抵抗等による電圧降下
の影響を補正することができ、各ボルテージレギュレー
タの出力電圧をそれぞれ正確に測定することができる。
【0028】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の安定化電源装置によれば、テストモード時に、テスト
回路部は、測定を行う所望のボルテージレギュレータに
対応する出力電圧検出用スイッチに対して、ボルテージ
レギュレータから出力された電圧を出力させるようにし
た。このことから、所定の負荷が接続された状態で各ボ
ルテージレギュレータから出力されたそれぞれの出力電
圧を順に出力させることができ、ICからなる安定化電
源装置において、負荷が接続された端子と異なる少なく
とも1つの測定用端子を追加することによって、複数の
ボルテージレギュレータにおける各出力電圧の測定を容
易に行うことができる。
【0029】一方、テストモード時に、テスト回路部
が、測定を行うボルテージレギュレータに入力された電
源電圧を、電源電圧検出用スイッチ部の対応する電源電
圧検出用スイッチを介して出力させるようにした。この
ことから、被測定ボルテージレギュレータにおける出力
電圧測定時の電源電圧の測定を行うことによって、IC
チップ内の配線による抵抗成分、ボンディング、ボンデ
ィングワイヤ及び測定用端子と測定装置の測定用プロー
ブとの接触抵抗等による電圧降下の影響を補正すること
ができ、各ボルテージレギュレータの出力電圧をそれぞ
れ正確に測定することができる。
【0030】具体的には、測定を行う被測定ボルテージ
レギュレータに入力される電源電圧を対応する電源電圧
検出用スイッチを介して出力電圧切替スイッチ部に出力
すると共に、該被測定ボルテージレギュレータから出力
される出力電圧を対応する出力電圧検出用スイッチを介
して出力電圧切替スイッチ部に出力し、該被測定ボルテ
ージレギュレータからの出力電圧が対応して出力される
出力端子に所定の負荷を接続して、被測定ボルテージレ
ギュレータにおける電源電圧及び出力電圧を出力電圧切
替スイッチ部で切り替えて出力するようにした。このこ
とから、出力電圧の測定を行う被測定ボルテージレギュ
レータに入力された電源電圧を、電圧測定用端子を増や
すことなく測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における安定化電源装置
の例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1の各ボルテージレギュレータの回路例を
示した図である。
【図3】 本発明の実施の形態における安定化電源装置
の他の例を示した概略のブロック図である。
【図4】 従来の安定化電源装置の例を示した概略のブ
ロック図である。
【図5】 従来の安定化電源装置の他の例を示した概略
のブロック図である。
【符号の説明】
1 安定化電源装置 2,2a,2b テスト用スイッチ 3 テスト回路 4 電源端子 5,5a,5b 測定用端子 6,7 配線 8 制御信号入力端子 VR1〜VRn ボルテージレギュレータ ISW1〜ISWn 電源電圧検出用スイッチ OSW1〜OSWn 出力電圧検出用スイッチ OUT1〜OUTn 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 31/28 V

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のボルテージレギュレータからなる
    ボルテージレギュレータ部と、 入力される制御信号に応じて、対応するボルテージレギ
    ュレータから出力された電圧を出力する各出力電圧検出
    用スイッチからなる出力電圧検出用スイッチ部と、 上記各ボルテージレギュレータの出力電圧の測定を行う
    テストモード動作時に、該各出力電圧検出用スイッチの
    動作制御を行うテスト回路部と、を備え、 上記テスト回路部は、測定を行う所望のボルテージレギ
    ュレータに対応する出力電圧検出用スイッチに対して、
    該ボルテージレギュレータからの出力電圧を出力させる
    ことを特徴とする安定化電源装置。
  2. 【請求項2】 入力される制御信号に応じて、対応する
    ボルテージレギュレータに入力された電源電圧を出力す
    る各電源電圧検出用スイッチからなる電源電圧検出用ス
    イッチ部と、 入力される制御信号に応じて、上記電源電圧検出用スイ
    ッチ部からの電圧と該出力電圧検出用スイッチ部からの
    電圧を切り替えて所定の電圧測定用端子に出力する出力
    電圧切替スイッチ部とを備え、 上記テスト回路部は、各ボルテージレギュレータの出力
    電圧の測定を行うテストモード動作時に、上記電源電圧
    検出用スイッチ部及び出力電圧切替スイッチ部の動作制
    御を行うことを特徴とする請求項1記載の安定化電源装
    置。
  3. 【請求項3】 上記テスト回路部は、測定を行うボルテ
    ージレギュレータに対応する電源電圧検出用スイッチ及
    び出力電圧検出用スイッチに対して、出力電圧切替スイ
    ッチ部に該ボルテージレギュレータに入力される電源電
    圧及び該ボルテージレギュレータからの出力電圧を、出
    力電圧切替スイッチ部の対応する端子に出力させ、該出
    力電圧切替スイッチ部に対して、入力された電源電圧及
    び出力電圧を所定の順に上記電圧測定用端子に出力させ
    ることを特徴とする請求項2記載の安定化電源装置。
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