JP5523507B2 - ワーク表面処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワーク表面処理装置に関するものである。
機械部品の製造方法として採用される冷間鍛造は、切削による製造に比し、製造できる形状が制約されるという点はあるものの、同形のものが量産でき、強度が得られ、加工時間が短く、材料が節減できるなどの数多くのメリットを有する。
ところで、従来から、冷間鍛造される加工素材としての円柱状の被鍛造部材51の表面51aには、型離れを良くし、加工時に生じる熱や接触圧力による金型の破損、被鍛造部材そのものの破損を防止する目的で、図6に図示したような潤滑処理(通称:ボンデ処理)が施される(以下、従来処理という。)。
具体的には、この従来処理は、図7に図示したa〜kの工程が行なわれる。
a ドライブラスト工程
素材を均一化するため事前に行なわれる熱処理により被鍛造部材51の表面51aに
形成された酸化膜(スケール)を除去するとともに、被鍛造部材51の表面51aに凹凸
を形成して表面積を広くし、これにより後工程で形成される化成皮膜53の付着量を増
やす。
b 脱脂工程
被鍛造部材51の表面51aに付着した油等の汚れを脱脂剤(例えば苛性ソーダ溶液)
で除去する。これと同時にブラストのかす等の除去も行なわれる。
c 水洗工程
脱脂剤を除去する。
d 酸洗工程
酸(例えば硫酸溶液)を用いて被鍛造部材51の表面51aの錆等を除去する。
e 水洗工程
酸を除去する。
f 化成皮膜処理工程
皮膜処理剤(例えばリン酸塩溶液)に浸漬し、被鍛造部材51の表面51aに化成皮膜
53(リン酸塩皮膜)を形成する。この化成皮膜53は、前記ドライブラストで形成され
た凹凸の存在により凹凸が生じ、よって、後工程で形成される滑皮膜52も定着が良好
となる。
g 水洗工程
余分な皮膜処理剤を除去する。
h 中和工程
gの水洗工程で除去されなかった余分な皮膜剤成分を中和剤(例えばホウ砂溶液に
て中和する。
i 水洗工程
hの中和工程で使用した中和剤を除去する。
j 潤滑処理工程
潤滑剤(金属セッケン溶液)に浸漬し、化成皮膜53の表面53aに潤滑皮膜52を形成
する。
k 乾燥工程
潤滑皮膜22を乾燥させる。
以上の従来処理により被鍛造部材51の表面51aには潤滑皮膜52が形成され、この潤滑皮膜52により、冷間鍛造の際、型離れが良くなり、加工時に生じる熱や接触圧力による金型の破損や、被鍛造部材51そのものの破損が防止される。
しかしながら、従来処理は、前述したように工程が非常に多くて処理施設も大掛かりなものとなり、しかも、薬品による化学反応を待たなければならず非常に処理速度が遅く、よって、量産性が悪くてコスト高であり(薬品が高価である点においてもコスト高である。)、更に、従来処理は、廃液、廃棄物の処理が極めて厄介であるなど種々の問題点がある。
そこで、本出願人は、前述した問題点を解決すべく特開2007−38309号に開示されるワーク表面処理装置を提案しており、これは、ワークとしての被鍛造部材の潤滑処理前に液体と砥粒との混合物であるスラリを噴射して該被鍛造部材の表面をウエットブラスト処理するものである。
このウエットブラスト処理が施されることにより、被鍛造部材の表面に付着する酸化膜や油等の汚れの除去が確実且つ良好に行なわれ、被鍛造部材の表面に細かい凹凸が形成されることで潤滑皮膜が剥がれにくく良好に定着し易い状態を作出することができる。
また、前述した従来処理に比し、工程が非常に少ないため処理設備を大掛かりなものではなくコンパクトにすることができ、被鍛造部材に対する潤滑処理前の処理が簡易且つ迅速に行なわれることになり、しかも、従来処理のように薬品を使用せずとも安全で低コストな処理が迅速に行えることになる。
特開2007−38309号公報
本発明者は、上述したような例えばウエットブラストを採用したワーク表面処理装置について更なる研究開発を進め、その結果、従来にない画期的なワーク表面処理装置を開発した。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
搬送される円柱状のワーク1の表面1aに表面処理を施すワーク表面処理装置であって、前記円柱状のワーク1の周面を支持する支持部材2を有し、この支持部材2は前記円柱状のワーク1の長さ方向に所定長を有し且つ自転自在に構成され、更に、前記支持部材2上において前記円柱状のワーク1を長さ方向に押動して該円柱状のワーク1を前記支持部材2の長さ方向に搬送するワーク押動搬送部材3を有し、このワーク押動搬送部材3は、前記支持部材2の長さ方向に往復移動自在に構成され、更に、このワーク押動搬送部材3は、前記支持部材2の長さ方向に間隔Lを介して前記円柱状のワーク1の端面に当接する複数のワーク押動部3aを並設したものであり、この複数のワーク押動部3aは、往動の際には前記円柱状のワーク1の後端面に当接して該円柱状のワーク1を前方へ所定長押動し、復動の際には前記円柱状のワーク1の後端面から離反して当初位置に復帰するように構成されており、更に、前記支持部材2の近傍に前記円柱状のワーク1の表面1aに表面処理を施す表面処理部4が設けられていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動部3aの復動は、外方に移動して前記円柱状のワーク1の後端面から離反した後、後方の次の円柱状のワーク1の後端面に当接し得る位置まで復帰し、更に、内方に移動して前記後方の次の円柱状のワーク1の後端面に当接するように構成されていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動搬送部材3は、前記円柱状のワーク1の両側に夫々設けられていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項記載のワーク表面処理装置において、前記両側のワーク押動部3aの往復移動は、一側のワーク押動部3aが復動するに際して他側のワーク押動部3aが往動するように位相差が設定されていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項1〜4いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動部3a同士の間隔Lは前記円柱状のワーク1の長さよりも僅かに広い間隔に設定されていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、搬送される円柱状のワーク1の表面1aに表面処理を施すワーク表面処理装置であって、前記円柱状のワーク1の周面を支持する支持部材2を有し、この支持部材2は前記円柱状のワーク1の長さ方向に所定長を有し且つ自転自在に構成され、更に、前記支持部材2上において前記円柱状のワーク1を長さ方向に押動して該円柱状のワーク1を前記支持部材2の長さ方向に搬送するワーク押動搬送部材3を有し、このワーク押動搬送部材3は、前記円柱状のワーク1の両側に夫々設けられるとともに、前記支持部材2の長さ方向に往復移動自在に構成され、前記両側のワーク押動部3aの往復移動は、一側のワーク押動部3aが復動するに際して他側のワーク押動部3aが往動するように位相差が設定されており、更に、前記支持部材2の近傍に前記円柱状のワーク1の表面1aに表面処理を施す表面処理部4が設けられていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項6記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動搬送部材3は、前記支持部材2の長さ方向に間隔Lを介して前記円柱状のワーク1の端面に当接する複数のワーク押動部3aを並設したものであり、この複数のワーク押動部3aは、往動の際には前記円柱状のワーク1の後端面に当接して該円柱状のワーク1を前方へ所定長押動し、復動の際には前記円柱状のワーク1の後端面から離反して当初位置に復帰するように構成されていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項7記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動部3aの復動は、外方に移動して前記円柱状のワーク1の後端面から離反した後、後方の次の円柱状のワーク1の後端面に当接し得る位置まで復帰し、更に、内方に移動して前記後方の次の円柱状のワーク1の後端面に当接するように構成されていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項7,8いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動部3a同士の間隔Lは前記円柱状のワーク1の長さよりも僅かに広い間隔に設定されていることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項1〜いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記支持部材2は、対向位置に配される一対の回転ローラであり、前記円柱状のワーク1は両回転ローラの間で支持されることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項1〜10いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記表面処理部4は、前記円柱状のワーク1の表面に液体5と砥粒6との混合物であるスラリ7を噴射して該円柱状のワーク1の表面1aをウエットブラスト処理するスラリ噴射部8であることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
また、請求項1〜11いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記円柱状のワーク1は、冷間鍛造される被鍛造部材であることを特徴とするワーク表面処理装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、円柱状のワークに対して良好な表面処理が確実且つ迅速に行なえ、しかも、コンパクトな構造とすることができるなど、従来にない画期的なワーク表面処理装置となる。
本実施例を示す使用状態説明図である。 本実施例の要部を示す斜視図である。 本実施例の要部を示す動作説明図である。 本実施例の要部を示す動作説明図である。 本実施例で処理されたワーク1の説明断面図である。 従来処理で処理されたワーク51の説明断面図である。 従来処理の工程説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
支持部材2で周面が支持された円柱状のワーク1は、当該支持部材2の自転により軸回転し、また、ワーク押動搬送部材3により長さ方向に押動される。
即ち、円柱状のワーク1は軸回転しながら支持部材2の長さ方向に搬送される。この際、支持部材2は円柱状のワーク1の長さ方向に所定長を有しており、よって、円柱状のワーク1は支持部材2の長さ方向に該支持部材2に対して摺動状態で搬送される。
また、この搬送される円柱状のワーク1の表面1aは、支持部材2の近傍に設けられた表面処理部4により表面処理が施される。
従って、この円柱状のワーク1は軸回転しながら表面処理部4により全表面が処理されることになるから、該円柱状のワーク1の表面1aは効率良く満遍なく処理される。
また、本発明は、円柱状のワーク1を押動して搬送(移動)させるものであるから、例えば円柱状のワーク1を摘まんで搬送(移動)させる構造(搬送(移動)させている間は終始露出しない表面部位がある構造)に比して、該円柱状のワーク1の良好な表面処理が確実に行えることになる。
また、本発明は、例えば表面処理部4が円柱状のワーク1の表面1aに対してノズルから処理液を噴射するような構造であった場合、円柱状のワーク1は軸回転しながら搬送される為、ノズルを円柱状のワーク1の周囲を囲むように多数設ける必要は無く、よって、コンパクトな構造とすることができ、しかも、コスト安に製造することができる。
本発明の具体的な一実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、搬送される円柱状のワーク1の表面1aに表面処理を施すワーク表面処理装置である。尚、本実施例では、ワーク表面処理装置として、冷間鍛造される円柱状のワーク1(被鍛造部材)の表面1aを処理する被鍛造部材処理装置を採用しているが、これに限らず本実施例の特性を発揮するものであれば適宜採用するものである。また、円柱状のワーク1として金属製(合金鋼、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミ)の円柱状のワーク1(径20mm〜40mm/長さ20mm〜60mm)を採用しており、本書面で言う円柱状とは断面円形状の長さを有するものであって、内部が中空の円筒状のものも含む広義の意味である。
具体的には、この表面処理装置は、図1に図示したように基体10に円柱状のワーク1を搬送するワーク搬送部9と、このワーク搬送部9により搬送される円柱状のワーク1にウエットブラスト処理及びその他の処理を行う表面処理部4とを具備している。
ワーク搬送部9は、図1に図示したようにボックス状の基体10に円柱状のワーク1の周面(端面以外の面)を支持する支持部材2を有し、この支持部材2は円柱状のワーク1の長さ方向に所定長を有し且つ自転自在に構成され、更に、支持部材2上において円柱状のワーク1を長さ方向に押動して該円柱状のワーク1を支持部材2の長さ方向に搬送するワーク押動搬送部材3を有するものである。
具体的には、円柱状のワーク1を載置する一対の支持部材2を間隔を介して水平状態に並設し、この各支持部材2の上部近傍位置に一対のワーク押動搬送部材3が設けられており、処理対象となる円柱状のワーク1を、基体10の一側(上流側)に配設されるワーク導入部10aから、基体10の他側(下流側)に配設されるワーク導出部10bへ連続的に搬送するものである。
各支持部材2は、図1,2,3に図示したように基体10に回転自在に設けられる金属製の回転軸2aの周面に、適度な弾性を有する適宜な合成樹脂製の表部材2bを被嵌した回転ローラであり、この対向位置に設けられた一対の支持部材2同士間に円柱状のワーク1は載置支持される。
また、各支持部材2の回転軸2aは適宜な駆動源(図示省略)の作動により同一方向へ回転自在に設けられている。
従って、各支持部材2が回転することで該支持部材2で載置支持される円柱状のワーク1は軸回転することになる(図3参照)。尚、支持部材2の数は二本に限らず、一本でも三本以上でも良く、また、複数(二本)のうちの一部(一本)の支持部材2のみを駆動回転する構成としても良い。
また、各支持部材2を構成する表部材2bは、図1に図示したように後述する表面処理部4におけるウエットブラスト処理部4A及び洗浄処理部4Bに位置する部位は耐摩耗性を有するウレタン樹脂製とし、一方、湯洗部4C,潤滑処理部4E及び乾燥処理部4Eに位置する部位は耐熱性を有するナイロン樹脂製(MCナイロン:登録商標)としている。
従って、表面処理部4の各処理部の特性に応じた素材を設定することで支持部材2の耐久性が飛躍的に向上することになる。
ワーク押動搬送部材3は、各支持部材2夫々の近傍にして該支持部材2で支持された円柱状のワーク1の両側となる対向位置に設けられ、更に、この各ワーク押動搬送部材3は、円柱状のワーク1の長さ方向に往復移動自在に設けられ、更に、支持部材2の長さ方向に間隔Lを介して並設され該円柱状のワーク1の後端面に当接する複数のワーク押動部3aを具備した構成であり、ワーク押動部3a夫々を支持部材2の長さ方向に往復移動させた際、円柱状のワーク1は順次別のワーク押動部3aにより押動されて前方へ搬送されるように構成されている。
具体的には、各ワーク押動搬送部材3は、図1,2,4に図示したように適宜な金属製の部材(ステンレス)で形成した板状体であり、互いに対向する一側縁部に複数の片状の突部3aが形成され、この突部3aがワーク押動部3aとして構成されている。
このワーク押動部3a同士の間隔Lは、円柱状のワーク1の長さよりも僅かに広い間隔Lに設定されており、円柱状のワーク1の長さに応じてワーク押動部3a同士の間隔Lが設定された複数のワーク押動搬送部材3が用意される。
また、各ワーク押動搬送部材3は、適宜な駆動源(図示省略)の作動により支持部材2の長さ方向に往復移動自在に設けられている。
このワーク押動搬送部材3における円柱状のワーク1の搬送方向への往復移動は、支持部材2の長さ方向(図4中矢印a,b方向)への移動と、ワーク押動搬送部材3同士が互いに接離する内外方向(図4中矢印c,d方向)への移動との組み合わせにより行われる。
具体的には、各ワーク押動搬送部材3は、往動の際には、当初位置から前方所定位置まで所定のストロークだけ前方へ移動し、続いて、復動の際には、前方所定位置にて外方へ移動した後、当初位置まで所定のストロークだけ後方へ移動し、更に、この当初位置にて内方へ移動するように構成されている。
従って、各ワーク押動搬送部材3における複数のワーク押動部3aは、往動の際には、円柱状のワーク1の後端面に当接して該円柱状のワーク1を前方へ所定長押動し、復動の際には、外方に移動して円柱状のワーク1の後端面から離反した後、次の円柱状のワーク1の後端面に当接し得る位置まで復帰し、更に、内方に移動して該次の円柱状のワーク1の後端面に当接する。
本実施例では、両側のワーク押動搬送部材3(ワーク押動部3a)の往復移動は、一側のワーク押動部3aが復動するに際して他側のワーク押動部3aが往動するように位相差が設定されている。
具体的には、図4中の(a)〜(d)に示すように、一側(図4中上側)のワーク押動搬送部材3が往動して円柱状のワーク1を前方に搬送している際には、他側(図4中下側)のワーク押動搬送部材3が復動して当初位置に復帰し、続いて、図4中の(e)〜(g)に示すように、他側のワーク押動搬送部材3が往動して円柱状のワーク1を前方に搬送している際には、一側のワーク押動搬送部材3が復動して当初位置に復帰する。
従って、この各ワーク押動搬送部材3における交互に繰り返される往復移動により、円柱状のワーク1は支持部材2の長さ方向に搬送される。
尚、ワーク押動搬送部材3の移動速度は1.5〜5sec/pcである。
前述したワーク搬送部9で搬送される円柱状のワーク1はその搬送途時に表面処理部4でウエットブラスト処理及びその他の処理が施される。
具体的には、この表面処理部4は、ウエットブラスト処理部4Aと、洗浄処理部4Bと、湯洗部4Cと、潤滑処理部4Dと乾燥処理部4Eとで構成されている。
ウエットブラスト処理部4Aは、図1に図示したように円柱状のワーク1を通過せしめる基体10に設けられ、スラリ噴射部8と、下方位置に配設されるスラリ貯留部11と、このスラリ貯留部11からポンプ装置12を介してスラリ噴射部8へスラリ7を搬送するスラリ搬送部13とを具備し、スラリ噴射部8から噴射されたスラリ7はスラリ貯留部11へ送られて再利用される構成である。
スラリ噴射部8は、図1に図示したように円柱状のワーク1を搬送するワーク搬送部9の上方に配される複数(2つ)の噴射ノズル8aで構成されている。
この各噴射ノズル8aには前述したスラリ搬送部13が接続されるとともに、別回路で設けられ圧縮空気供給部14から延設される圧縮空気搬送部14aが接続されており、スラリ搬送部13から供給されるスラリ7を圧縮空気搬送部14aから供給される圧縮空気により加速して、所定の噴射速度で噴射ノズル8aから噴射されるように構成されている。
また、各噴射ノズル8aは、図1に図示したように円柱状のワーク1の搬送方向の上流位置に1つ設けられ、この上流位置と所定の間隔を介した下流位置に1つ設けられており、上流位置の各噴射ノズル8aは円柱状のワーク1の軸心線と直交する面(垂直面)に対して搬送逆方向へ25度〜35度傾斜した状態でスラリ7を送り状態で噴射するように構成され、一方、下流位置の各噴射ノズル8aは円柱状のワーク1の軸心線と直交する面(垂直面)に対して搬送方向へ25度〜35度傾斜した状態でスラリ7を向かえ状態で噴射するように構成されている。
本発明者等は、実際に様々な角度でスラリ7を噴射させて試したところ、30度が最も良好に円柱状のワーク1の表面(周面及び端面)が処理されることを確認している。
尚、噴射ノズル8aの数は適宜設定するものであり、例えば上流位置及び下流位置夫々に2つずつ等間隔の角度位置に噴射ノズル8aを設けても良く、ただ、前述したように円柱状のワーク1は軸回転しながら搬送される構造の為、本実施例のように2つでも十分にその作用効果が発揮される。
また、スラリ噴射部8を構成する各噴射ノズル8aを揺動自在に設けても良く、スラリ7の噴射位置を分散させることでワーク搬送部9を構成する支持部材2及びワーク押動搬送部材3の耐久性が向上する。
また、本実施例で使用するスラリ7は、液体5と微粒子砥粒6との混合物である。
また、砥粒6としては、平均粒径150μmのステンレス製の砥粒6(ステンレスグリッド)が採用される。
尚、砥粒6としては、ステンレスの他にもアルミナ、セラミック、ガラス、樹脂など適宜採用される。
また、ウエットブラスト処理部4Aの脇には、スラリ噴射部8の下流側位置に該スラリ噴射部8によって処理された直後の円柱状のワーク1に洗浄液をかけて洗浄する洗浄処理部4Bが設けられている。
この洗浄処理部4Bから噴射する洗浄液7'は、図1に図示したようにスラリ搬送部13から分岐して一部のスラリ7が導入される洗浄液作出部15で作出され、スラリ7を渦巻き状に流動させて濃度の高いスラリ7と分離(分級)して得られる水7'(微細な砥粒や研磨粉を含んだ低濃度スラリ)である。
この洗浄液作出部15は、スラリ搬送部13からスラリ7が導入される処理容体で構成されている。
この処理容体は、縦長の筒状体であり、この処理容体の上部側方位置に設けたスラリ導入部15aから導入されたスラリ7が上方から下方へ渦巻き流を発生しながら通過する構成であり、該処理容体の上端部に遠心分離作用により作出された水である洗浄液7'(低濃度スラリ)を導出する第一導出部15bが設けられ、一方、下端部に高濃度のスラリ7を導出する第二導出部15cが設けられている。
第一導出部15bから導出された洗浄液7'は、洗浄液搬送管16を介して洗浄処理部4Bへ送られ、一方、第二導出部15cから導出されたスラリ7は、スラリ戻り管17を介してスラリ貯留部11へ送られる。このスラリ戻り管17によりスラリ7をスラリ貯留部11に戻すことで該スラリ貯留部11内のスラリ7を撹拌するものであり、スラリ濃度が均等となるようにしている。
湯洗部4Cは、図1に図示したように円柱状のワーク1を通過せしめる基体10内に高温水W(約60℃〜90℃)を噴出する噴射ノズル18を配設して構成されている。
尚、この湯洗部4Cは洗浄液貯留部19及びポンプ装置20を介して高温水Wを循環させている。
従って、この湯洗部4Cによりウエットブラスト処理部4Aで円柱状のワーク1に噴出されたスラリ7を落とす洗浄処理が行われ、更に、円柱状のワーク1を加熱することで後の乾燥処理における乾燥を潤滑剤Jが液切れする前に迅速に行うことができる。
潤滑処理部4Dは、図1に図示したように円柱状のワーク1を通過せしめる基体10内に適宜な潤滑剤J(例えば金属セッケン)を噴出する噴射ノズル21を配設して構成されている。
尚、この潤滑処理部4Dは潤滑剤貯留部22及びポンプ装置23を介して潤滑剤Jを循環させている。
従って、この潤滑処理部4Dにより円柱状のワーク1の表面に潤滑剤Jが付与される。
乾燥処理部4Eは、図1に図示したように前述した潤滑処理部4Dの下流側位置に温風供給部24から供給される温風を送る温風送風ノズル25を配設して構成されている。
従って、この乾燥処理部4Eで円柱状のワーク1に付与した潤滑剤Jを乾燥させて定着させる処理が行われる。
以上の構成からなる表面処理装置を使用したアルミ製の円柱状のワーク1(被鍛造部材)へのワーク表面処理について説明する。
ワーク導入部10aにおいて一対の支持部材2同士間に円柱状のワーク1を載置すると、支持部材2で周面が支持された円柱状のワーク1は、当該支持部材2の自転により軸回転し、この状態で、ワーク押動搬送部材3のワーク押動部3aが円柱状のワーク1の後端面に当接して長さ方向に押動され、よって、円柱状のワーク1は軸回転しながら該円柱状のワーク1の長さ方向に搬送される(図3及び図4中の(a)〜(g)参照)。
また、この搬送される円柱状のワーク1の表面は、支持部材2近傍に設けられた表面処理部4により適宜処理される。
具体的には、ワーク搬送部9で搬送される円柱状のワーク1はウエットブラスト処理部4Aを通過した際、スラリ7を噴射することで円柱状のワーク1の全表面1a(周面及び前後端面)はブラスト処理され、この全表面1a(周面及び前後端面)に細かい凹凸が形成される(図5参照)。
続いて、ウエットブラスト処理部4Aでブラスト処理された円柱状のワーク1は、洗浄処理部4Bを通過した際、洗浄液7'を噴射することで水洗処理(スラリ7や削り屑などが除去)される。
続いて、洗浄処理部4Bで水洗処理された円柱状のワーク1は、湯洗処理部4Cを通過した際、高温水Wを噴射することで水洗処理及び加熱処理される。
続いて、湯洗処理部4Cで水洗処理及び加熱処理された円柱状のワーク1は、潤滑処理部4Dを通過した際、潤滑剤J(例えば金属セッケン)が付与されて潤滑処理される。
続いて、潤滑処理部4Dで潤滑処理された円柱状のワーク1は、乾燥処理部4Eを通過した際、熱風を当てることで乾燥処理(潤滑剤Jの固化)され、円柱状のワーク1の全表面1a(周面及び前後端面)には潤滑皮膜J1が形成される(図5参照)。
この乾燥処理部4Eで乾燥処理された円柱状のワーク1はワーク導出部10bで表面処理装置の外部へ導出されることになる。この導出された円柱状のワーク1の全表面1a(周面及び前後端面)には潤滑皮膜J1が良好に定着している。
本実施例は上述のように構成したから、円柱状のワーク1に対して良好な表面処理が確実且つ迅速に行なえ、しかも、コンパクトな構造(設置スペースの狭小化が達成される構造)とすることができる。
具体的には、潤滑処理前において、円柱状のワーク1(被鍛造部材)の表面1aに付着する酸化膜や油等の汚れの除去が確実且つ良好に行なわれ、円柱状のワーク1の表面1aに細かい凹凸が形成されることで潤滑皮膜J1が剥がれにくく良好に定着し易い状態を作出することができる。
また、本実施例は、前述した従来処理に比し、工程が非常に少ないため、即ち、図7に図示したa〜hまでの工程を省くことができ、このa〜hまでの工程をウエットブラスト工程の一工程で実現することができるから、処理設備を大掛かりなものではなくコンパクトにすることができ、円柱状のワーク1に対する潤滑処理前の処理が簡易且つ迅速に行なわれることになり、しかも、従来処理のように薬品を使用せずとも安全で低コストな処理が迅速に行え、有害物質を使わない環境性能の向上にもなる。従来、鍛造業者は潤滑処理業者に円柱状のワーク1の潤滑処理を外注としていたが、本実施例に係る表面処理装置によりこの潤滑処理を内製化することができる。
また、本実施例は、液体5と砥粒6との混合物であるスラリ7を採用する為、砥粒6が液体5により運ばれ、周囲の空気による抵抗を受けにくく(減速しにくく)、砥粒6を円柱状のワーク1の表面1aに勢い良く衝突させて十分不要物(酸化膜や油等の汚れ)を除去することができ、よって、高速で砥粒6を衝突させることができるから、不要物を除去する処理速度が飛躍的に向上することになり、しかも、液体5が存在する為、砥粒6により円柱状のワーク1にダメージを与える事が可及的に少なくなる。
また、本実施例は、ワーク押動搬送部材3は、円柱状のワーク1の搬送方向に往復移動自在に設けられているから、この点においてもコンパクトな構造とすることができる。
また、本実施例は、ワーク押動搬送部材3は、円柱状のワーク1の搬送方向に間隔Lを介して並設され該円柱状のワーク1の端面に当接する複数のワーク押動部3aを具備した構成であり、ワーク押動部3a夫々を円柱状のワーク1の搬送方向に往復移動させた際、円柱状のワーク1は順次別のワーク押動部3aにより押動されて搬送されるように構成されているから、確実に円柱状のワーク1を搬送することができる。
また、本実施例は、ワーク押動搬送部材3は、支持部材2で支持された円柱状のワーク1を間に配する対向位置に設けられるとともに、円柱状のワーク1の搬送方向にして互いに逆方向に相対移動するように設けられているから、一のワーク押動搬送部材3で円柱状のワーク1を搬送している間に他のワーク押動搬送部材4を引き続き円柱状のワーク1を搬送できるように準備させておくことで、迅速な円柱状のワーク1の搬送が行われることになる。
また、本実施例は、ワーク押動部3a同士の間隔Lは円柱状のワーク1の長さよりも広く近似した間隔Lに設定されているから、円柱状のワーク1が表面処理部4で処理される際に万一大きく揺動しようとしても、隣接するワーク押動部3aにより円柱状のワーク1の揺動は抑制される。
また、本実施例は、支持部材2は、円柱状のワーク1を間に配して載置し得る対向位置に設けられているから、安定した円柱状のワーク1の支持状態が得られることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
L 間隔
1 円柱状のワーク
1a 表面
2 支持部材
3 ワーク押動搬送部材
3a ワーク押動部
4 表面処理部
5 液体
6 砥粒
7 スラリ
8 スラリ噴射部

Claims (12)

  1. 搬送される円柱状のワークの表面に表面処理を施すワーク表面処理装置であって、前記円柱状のワークの周面を支持する支持部材を有し、この支持部材は前記円柱状のワークの長さ方向に所定長を有し且つ自転自在に構成され、更に、前記支持部材上において前記円柱状のワークを長さ方向に押動して該円柱状のワークを前記支持部材の長さ方向に搬送するワーク押動搬送部材を有し、このワーク押動搬送部材は、前記支持部材の長さ方向に往復移動自在に構成され、更に、このワーク押動搬送部材は、前記支持部材の長さ方向に間隔Lを介して前記円柱状のワークの端面に当接する複数のワーク押動部を並設したものであり、この複数のワーク押動部は、往動の際には前記円柱状のワークの後端面に当接して該円柱状のワークを前方へ所定長押動し、復動の際には前記円柱状のワークの後端面から離反して当初位置に復帰するように構成されており、更に、前記支持部材の近傍に前記円柱状のワークの表面に表面処理を施す表面処理部が設けられていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  2. 請求項記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動部の復動は、外方に移動して前記円柱状のワークの後端面から離反した後、後方の次の円柱状のワークの後端面に当接し得る位置まで復帰し、更に、内方に移動して前記後方の次の円柱状のワークの後端面に当接するように構成されていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動搬送部材は、前記円柱状のワークの両側に夫々設けられていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  4. 請求項記載のワーク表面処理装置において、前記両側のワーク押動部の往復移動は、一側のワーク押動部が復動するに際して他側のワーク押動部が往動するように位相差が設定されていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動部同士の間隔Lは前記円柱状のワークの長さよりも僅かに広い間隔に設定されていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  6. 搬送される円柱状のワークの表面に表面処理を施すワーク表面処理装置であって、前記円柱状のワークの周面を支持する支持部材を有し、この支持部材は前記円柱状のワークの長さ方向に所定長を有し且つ自転自在に構成され、更に、前記支持部材上において前記円柱状のワークを長さ方向に押動して該円柱状のワークを前記支持部材の長さ方向に搬送するワーク押動搬送部材を有し、このワーク押動搬送部材は、前記円柱状のワークの両側に夫々設けられるとともに、前記支持部材の長さ方向に往復移動自在に構成され、前記両側のワーク押動部の往復移動は、一側のワーク押動部が復動するに際して他側のワーク押動部が往動するように位相差が設定されており、更に、前記支持部材の近傍に前記円柱状のワークの表面に表面処理を施す表面処理部が設けられていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  7. 請求項6記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動搬送部材は、前記支持部材の長さ方向に間隔Lを介して前記円柱状のワークの端面に当接する複数のワーク押動部を並設したものであり、この複数のワーク押動部は、往動の際には前記円柱状のワークの後端面に当接して該円柱状のワークを前方へ所定長押動し、復動の際には前記円柱状のワークの後端面から離反して当初位置に復帰するように構成されていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  8. 請求項7記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動部の復動は、外方に移動して前記円柱状のワークの後端面から離反した後、後方の次の円柱状のワークの後端面に当接し得る位置まで復帰し、更に、内方に移動して前記後方の次の円柱状のワークの後端面に当接するように構成されていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  9. 請求項7,8いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記ワーク押動部同士の間隔Lは前記円柱状のワークの長さよりも僅かに広い間隔に設定されていることを特徴とするワーク表面処理装置。
  10. 請求項1〜いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記支持部材は、対向位置に配される一対の回転ローラであり、前記円柱状のワークは両回転ローラの間で支持されることを特徴とするワーク表面処理装置。
  11. 請求項1〜10いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記表面処理部は、前記円柱状のワークの表面に液体と砥粒との混合物であるスラリを噴射して該円柱状のワークの表面をウエットブラスト処理するスラリ噴射部であることを特徴とするワーク表面処理装置。
  12. 請求項1〜11いずれか1項に記載のワーク表面処理装置において、前記円柱状のワークは、冷間鍛造される被鍛造部材であることを特徴とするワーク表面処理装置。
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