JPH0852655A - ショットブラスト装置における被研掃物の搬送機構 - Google Patents

ショットブラスト装置における被研掃物の搬送機構

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JPH0852655A
JPH0852655A JP21315494A JP21315494A JPH0852655A JP H0852655 A JPH0852655 A JP H0852655A JP 21315494 A JP21315494 A JP 21315494A JP 21315494 A JP21315494 A JP 21315494A JP H0852655 A JPH0852655 A JP H0852655A
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JP
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roll
rotating
polished
shaped
shot blasting
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JP21315494A
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English (en)
Inventor
Kenji Oki
賢治 大木
Masanori Kayano
正徳 萱野
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NITSUCHIYUU KK
Original Assignee
NITSUCHIYUU KK
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 特定の軸芯p1 、p2 を各々回転軸とし、長
さL1 、L2 の2本のロール状体R1 、R2 の各々の曲
面表面に、スパイラル状に取り巻く羽根状体S1 、S2
を設け、且つ上記両ロール状体R1 、R2 の各々の曲面
表面に、軸芯p1 、p2 に沿って連続した突起Q1 、Q
2 を設けて、2本の回転体D1 、D2 を構成し、動力伝
達機構Tを介して両回転体D1 、D2 を回転可能に連結
せしめた。 【効果】 被研掃物を回転させながらショットブラスト
装置の研掃室内の入口側から出口側まで移動させること
ができるので、被研掃物を均一に加工することができる
と共に、被研掃物をチャッキングする必要がなく連続ブ
ラスト加工を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショットブラスト装置
における被研掃物の搬送機構に関し、詳しくは、特殊形
状の被研掃物をも連続搬送しながら均一に研掃加工ので
きる被研掃物の搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ショットブラスト装置を用いた研
掃加工において、自動車のクランク軸等の如き偏芯部分
を有し凹凸が激しくしかも凹溝の深い複雑な形状の被研
掃物は、チャッキング機構を有する搬送装置を用い、該
被研掃物の長手方向両端をチャッキング機構で一旦チャ
ッキングし、その状態でブラスト装置内を搬送移動しつ
つ、複数方向から研掃材を投射して、被研掃物の全面に
比較的均等に研掃材が当たるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被研掃
物を一旦チャッキングするという方法は、人手がかかる
上に、その段階で一旦工程の切れ目ができるために連続
的な加工ができないため作業効率が悪く、加工コストを
高価なものとしていた。またチャッキング機構を有する
搬送装置ははその機構が複雑で装置コストが高価なもの
であった。
【0004】また、上記搬送装置では、被研掃物自体を
回転させたりしてその姿勢を常時変化させることが困難
であるため、研掃材投射機構に、被研掃物の表面全面に
対する研掃材投射角度を均等にする工夫を施す必要があ
り、結局、(i)研掃材投射機(口)を被研掃物の周囲
の均等位置に複数設けて被研掃物の全表面に対する研掃
材の投射密度を比較的均等にするという方法や、(ii)
研掃材投射機(口)を常時揺動させて被研掃物の全表面
に対する研掃材の投射密度を比較的均等にするという方
法が採られていたが、これらの方法では、上記した如く
ショットブラスト装置の機構が複雑になり、装置コスト
が高価なものとなっていた。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、従来の欠点を解消し、簡単な構造で安価に製造する
ことができ、しかも従来の簡単な構造の研掃材投射機構
を有するショットブラスト装置に適用できて、被研掃物
を搬送しながらその表面全体を均一に研掃加工すること
を可能にする被研掃物の搬送機構を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、(1)特
定の軸芯を回転軸とする2本の回転体を、互いの回転軸
に沿って相互に並列に配した構成を有し、1方の回転体
はロール状体で構成され、他方の回転体はロール状体の
曲面表面に、該曲面表面をスパイラル状に取り巻く少な
くとも一体の羽根状体が設けられて構成されており、上
記2本の回転体は各々の軸芯を回転軸として同一方向に
回転するように構成されていることを特徴とするショッ
トブラスト装置における被研掃物の搬送機構、(2)少
なくともロール状体のみで構成されている方の回転体
が、ロール状体の曲面表面に、該ロール状体の軸芯に沿
って連続した突起が、該ロール状体の曲面円周に沿った
所定周期で放射状に設けられて構成されたものである上
記(1)記載のショットブラスト装置における被研掃物
の搬送機構、(3)特定の軸芯を回転軸とする2本の回
転体を、互いの回転軸に沿って相互に並列に配した構成
を有し、2本の回転体の両方が、ロール状体の曲面表面
に、該曲面表面をスパイラル状に取り巻く少なくとも一
体の羽根状体が設けられて構成されていると共に、上記
回転体における各羽根状体のスパイラル方向と周期が一
致しており、上記2本の回転体は各々の軸芯を回転軸と
して同一方向に回転するように構成されていることを特
徴とするショットブラスト装置における被研掃物の搬送
機構、(4)2本の回転体における両ロール状体の曲面
表面に、該ロール状の軸芯に沿って連続した突起が、該
ロール状体の曲面円周に沿った所定周期で放射状に設け
られている上記(3)記載のショットブラスト装置にお
ける被研掃物の搬送機構、(5)2本の回転体の、回転
軸に対して最外郭の位置における回転速度が同調するよ
うに構成されている上記(1)〜(4)のいずれかに記
載のショットブラスト装置における被研掃物の搬送機
構、(6)2本の回転体の最大径が同じである上記
(1)〜(5)のいずれかに記載のショットブラスト装
置における被研掃物の搬送機構、(7)2本の回転体の
ロール状体の径が同じである上記(1)〜(6)のいず
れかに記載のショットブラスト装置における被研掃物の
搬送機構、(8)羽根状体が回転体の軸芯に沿う断面先
鋭状に構成されている上記(1)〜(7)のいずれかに
記載のショットブラスト装置における被研掃物の搬送機
構、(9)回転体の軸芯に沿う任意の断面における羽根
状体の先端角度が80°〜110°である上記(8)記
載のショットブラスト装置における被研掃物の搬送機構
を要旨とする。
【0007】本発明において、ロール状体とは表面がロ
ール状曲面で形成されているものを指し、内部は中実で
も中空でもよい。但し、中空の場合でも軸芯に沿った両
端部には軸芯部に軸棒が取着できる面を有している。
【0008】本発明において、スパイラル周期とは、旋
回しつつ特定方向に延長する該旋回数あたりの延長方向
の長さをいい、例えば図2を用いて具体的に説明すれ
ば、任意の特定位置aから見た時の、羽根状体の先端部
σ1 、σ2 ・・・・σ7 (但しσ7 の厚みは含まない)
までの長さLを、該Lの範囲に含まれる先端部σ1 、σ
2 ・・・σ7-1 の数の合計数(=6)で除した値であ
る。
【0009】本発明の搬送機構は、主としてショットブ
ラスト装置に組み入れられて、被研掃物を搬送するため
に好適に用いられるものであるが、このようにして用い
られる場合に限られず、他の加工工程において用いられ
ても良い。即ち、本発明の搬送機構は、搬送される物
(被搬送物)が複雑な形状であっても人手を使わず連続
的に搬送することができる、被搬送物が複雑な形状で
あっても人手を使わずその姿勢を比較的まんべんなく変
えることができる、従って特定の場所から見た時、被
搬送物の全表面を比較的均等に捉える(例えば目視す
る)ことができる等の点に特徴があり、表面塗装等のよ
うな全表面を均一に加工する場合に有効利用できる。
【0010】次に、本発明を図面に基づき詳細に説明す
る。図1〜図5は本発明の搬送機構の一実施例を示す図
であり、もとより本発明はこれらに限定されない。図1
に示すように、本発明の搬送機構1は、特定の軸芯
1 、p2 を各々回転軸とし且つ該軸芯p1 、p2 に沿
う方向に長い長さL1 、L2 の2本のロール状体R1
2 の各々の曲面表面に、該曲面表面をスパイラル状に
取り巻く羽根状体S1 、S2 を各々設け、且つ上記両ロ
ール状体R1 、R2 の各々の曲面表面に、該ロール状回
転体の軸芯p1 、p2 に沿って連続した突起Q1 、Q2
を、該ロール状体の軸芯に直角な任意の断面において曲
面円周に沿って例えば1/6円周となる周期で放射状に
なるように設けて、各々の長さがL1 、L2 である2本
の回転体D1、D2 を構成し、該両回転体D1 、D2
その軸芯p1 、p2 に沿って相互に並列に配して設け、
上記軸芯p1 、p2 を動力伝達機構Tを介して上記両回
転体D1 、D2 をその軸芯p1 、p2 を回転軸として回
転可能に連結せしめ、更に、該D1 (又はD2 )の回転
軸棒P1 (又はP2 )に、回転数制御装置Cを電気的に
連結した回転駆動装置Mを、動力伝達機構Tを介して連
結してなるものである。尚、図中Fは両回転体D1 、D
2 がその回転軸棒P1 、P2 の部分で支えられるように
構成された支持枠である。また、Gは上記回転数制御装
置Cに電気的に連結される電源部である。回転駆動装置
Mの始動、停止は、回転駆動装置Mから電源部Gまでの
間の任意位置に設けられた図示しないスイッチング機構
によって行なわれる。
【0011】上記2本のロール状体R1 、R2 の径
1 、r2 は同一か又は略同一に構成されており、且つ
2本のロール状体に設けられた各羽根状体S1 、S2
上記各ロール状体R1 、R2 の曲面表面からの突出長さ
1 、s2 も同一か又は略同一に構成されていて、結
局、2本のロール状体R1 、R2 に羽根状体S1 、S2
が設けられた回転体D1 、D2 の最大径d1 、d2 (回
転体D1 、D2 の最外郭の位置における径)は同一か又
は略同一に構成されている。
【0012】そして上記2本の回転体D1 、D2 の各回
転速度(単位時間当たりの回転数:rpm)を同じにす
れば、2本の回転体D1 、D2 の表面先端における回転
速度が同調するようになっている。尚、回転体D1 、D
2 の各回転軸は、ロール状体R1 、R2 の軸芯p1 、p
2 と各々一致している。
【0013】上記両羽根状体S1 、S2 のスパイラル方
向と周期は一致している。図2は搬送機構1の回転体の
部分を上方a方向より見た、突起Q1 、Q2 を省略した
図である。羽根状体S1 、S2 の数は、各回転体を上面
a方向より見た場合、回転体全長L1 、L2 の内に各々
7枚見えるように設けられている。そして更に、各回転
体を上面a方向より見た時、上記羽根状体S1 、S2
各々対応する部位が同じ位置にくるように各回転体の各
々対応する部位の位相を合わせてある。即ち図2に示す
ように、各回転体の羽根状体において互いに対応する各
々の部位、σ1、σ2 ・・・σ7 は、回転体の片端部よ
りいずれも、Σ1 、Σ2 ・・・Σ7 の距離である位置に
あって、各回転体の羽根状体において互いに対応する各
々の部位の位相が一致している。
【0014】図3は、回転体をその軸芯を通り該軸芯に
沿って切断した断面端面図である。上記両羽根状体は、
図3に示すように、各ロール状体R1 、R2 の軸芯
1 、p2 に沿う任意の断面において先鋭状に構成され
ており、その先端角度αは0°を除く180°未満であ
れば何度でもよいが、80〜110°が好ましく、特に
好ましくはα=90〜100°である。αが小さすぎる
と被研掃物を羽根状体に引っ掛ける虞れがないが逆に滑
り易くなるため、被研掃物の形状によっては移動効率が
悪くなる場合もある。またαが大きすぎると、上記とは
反対に被研掃物が滑り難くなるが逆に羽根状体に引っ掛
ける虞れがあるため、被研掃物の形状によっては移動効
率が悪くなる場合もある。尚、羽根状体S1 、S2 は中
空構造で中実構造でもよい。
【0015】図4は、回転体の一つをその軸芯を直角に
切る方向に切断した断面図である。上記突起Q1 、Q2
の形状は、図4に示すように、各ロール状体R1 、R2
の軸芯p1 、p2 と直角な断面において先鋭状に構成さ
れている。そしてその先端角度βは0°を除き180°
未満であれば何度であってもよいが、80〜110°が
好ましく、特に好ましくはα=90〜100°である。
尚、本発明においては上記突起Q1 、Q2 は回転軸に沿
う方向に長い、扁平な帯状に形成されていてもよく、こ
の場合の先端角度は上記βの値が適用されるものではな
い。尚、該突起Q1 、Q2 の数は各々任意に設定するこ
とができる。
【0016】また、両突起Q1 、Q2 の上記各ロール状
体R1 、R2 の曲面表面からの突出長さq1 、q2 は、
1 >q2 となっている。ここにおいて、突出長さq1
を示す突起Q1 は、例えば図5に示すように、断面三角
形状の一斜辺を形成する縁片を上方に延設した如き形態
でもよい。図5は、突起Q1 (又はQ2 )の別の態様を
示す、回転体の軸芯を直角に切る切断端面における上記
突起部分の拡大図である。尚、本発明において、突起Q
1 (又はQ2 )は必ずしも設けらている必要はなく、ま
た両回転体に共に設けられている必要もない。更に、両
回転体に共に設けられている場合も必ずしもq1 >q2
である必要はなく、q1 >q2 でもよい。また突起突起
1 、Q2 は中空構造でも中実構造でもよい。
【0017】突起Q1 、Q2 は、後に作用の項で詳述す
るように、被研掃物を搬送する最において、被研掃物の
重心が一方の回転体(例えばD1 )の方に偏った時に突
起(例えばQ1 )で被研掃物を跳ね上げて他方の回転体
(D2 )の方に押しやると共に被研掃物を引っ掛けて被
研掃物自体を回転させるのを援助する。逆に他方の回転
体(D2 )の方に被研掃物の重心が偏った時に突起(例
えばQ2 )で被研掃物を跳ね上げて他方の回転体
(D1 )の方に押しやると共に被研掃物を引っ掛けて被
研掃物自体を回転させるのを援助する。
【0018】ここにおいて、回転体D2 の方が羽根状体
2 を有しているものであれば、該羽根状体S2 が被研
掃物の搬送移動のガイドの役割を果たし、回転体D1
被研掃物を常に回転体D2 の方に押し付ける役割を果た
す必要があるので、回転体D1 としては突起Q1 を有す
るのが好ましく、該突起Q1 の突出長さq1 はある程度
大きいのがよい。回転体D1 の他に、回転体D2 の方に
も突起Q2 がある場合には、上記したように、突起
1 、Q2 の各突出長さq1 、q2 においては、q1
2 であるのが好ましい。
【0019】上記において、回転体D1 、D2 の最大径
1 、d2 、及び両回転体の各軸芯p1 、p2 に沿う方
向の長さL1 、L2 は任意である。またロール状体
1 、R2 の径r1 、r2 、及び羽根状体S1 、S2
突出長さs1 、s2 、並びに突起Q1 、Q2 の突出長さ
1 、q2 はいずれも任意である。
【0020】上記動力伝達機構Tは、回転体D1 、D2
の各回転軸棒P1 、P2 に設けられる歯車Hと該歯車H
の歯に噛み合って歯車Hを回転させることができるチェ
ーンEとから構成されているが、本発明においてはこの
ような態様に限られず、例えばベルト等の回転力を伝え
るための手段として一般に用いられている動力伝達機構
を用いることができる。尚、本発明において上記Tは必
ずしも必要ではない。即ち、MがP1 (P2 )に直接連
結されていてもよい。
【0021】回転駆動装置Mとしては通常、電動機が用
いられるが、それに限られずに、回転駆動力を発生させ
ることのできる駆動装置ならば如何なるものが用いられ
てもよい。
【0022】回転数制御装置Cは、駆動装置Mの回転数
を制御するためのもので、インバーター制御装置等が好
適に用いられ得る。
【0023】本発明においては、2本の回転体D1 、D
2 の上面に跨がって載置された被研掃物を、(a)回転
体の軸芯に沿う一方の端から他方の端に、比較的均一速
度で移動させることができ、且つ(b)移動中の被研掃
物が少なくとも該研掃物の移動方向と直角な仮想の面に
沿って比較的均一速度で回転させることができればよ
く、(イ)2本のロール状体R1 、R2 の径r1
2 、(ロ)各羽根状体S1、S2 の形状及び突出長さ
1 、s2 、(ハ)回転体D1 、D2 の最大径d1 、d
2 、(ニ)2本の回転体D1 、D2 の各回転速度、
(ホ)各羽根状体S1 、S2 のスパイラル周期、(ヘ)
各羽根状体において互いに対応する各々の部位の位相、
及び(ト)各羽根状体の先端角度、並びに(チ)各突起
1 、Q2 の形状及び突出長さq1 、q2 、(リ)p1
とp2 との間隔、(ヌ)各突起Q1 、Q2 の数等はいず
れも必ずしも相互に同一又は略同一である必要はなく、
またその長さや速度や位相、角度等の数値はいずれも任
意でもよく、被搬送物(被研掃物)を上記(a)、
(b)の両条件をできるだけ満足するようにして搬送す
るには、被搬送物の形状や大きさに応じて上記(イ)〜
(ヌ)の項目においてその条件を適宜選定すればよい。
【0024】しかし、上記(a)、(b)の条件を満足
しつつ且つ(c)被研掃物の移動速度のコントロールを
し易く、更に(d)被研掃物の回転速度をコントロール
し易くしておくためには、前記した如く、両回転体にお
いて少なくとも上記(イ)〜(チ)の全項目における条
件を両回転体相互において一致させておくのが好まし
い。
【0025】特に、被研掃物が、偏芯部分や突起や凹溝
部分を有する複雑形状の、例えばエンジンに用いられる
クランク軸等の物体である場合は、その形状によって
は、特定の回転体回転速度以外では(A)回転体の軸芯
に沿う一方の端から他方の端に、比較的均一速度で移動
させることが困難となり、(B)移動中の被研掃物が少
なくとも該研掃物の移動方向と直角な仮想の面に沿って
比較的均一速度で回転させることが困難となるため、上
記した(c)被研掃物の移動速度のコントロールをし易
くし、更に(d)被研掃物の回転速度をコントロールし
易くするために、被研掃物の移動速度、及び被研掃物の
回転速度を回転体の回転速度のコントロールのみで単純
にコントロールできるように、両回転体において少なく
とも上記(イ)〜(チ)の全項目における条件を両回転
体相互において一致させておくのが好ましい。
【0026】また、本発明においては、回転体の羽根状
体の数は、上記したような一体に限られず、何体でもよ
い。但し、2本の回転体の両方が各々複数体の羽根状体
を有するものである場合は、2本の回転体において両羽
根状体のスパイラル周期が一致している必要があるのは
当然であるが、特に両回転体における羽根状体の数も相
互に一致しているのが好ましい。
【0027】上記のように構成されていると、仮りに両
回転体の最大径が相違しており、最外郭の位置における
回転速度が相違するような場合であっても、両回転体の
単位時間当たりの回転数さえ一致していれば、各羽根状
体の特定部位の、回転体の軸芯延長方向への移動速度は
両回転体の相互で一致し、たとえ両回転体が非常に接近
して配されていたとしても両回転体の羽根状体同士が接
触する虞れがない。
【0028】本発明において、回転体の羽根状体のスパ
イラル方向は、回転体の回転方向と、被研掃物を移動さ
せたい方向とによって決められる。或いは、スパイラル
方向を任意に設定しておいて、該スパイラル方向と被研
掃物を移動させたい方向に合わせて回転体の回転方向を
決めるか、又はスパイラル方向と回転体の回転方向を設
定しておいて、それによって定まる被研掃物の移動方向
に合わせて搬送機構そのものの設置方向を決めることも
できる。
【0029】尚、本発明に適用できる被研掃物(被搬送
物)としては、上記したクランク軸等に代表されるよう
な、偏芯部や突出部や凹溝を多数有する非常に複雑な形
状の物の他、上記ほどではないにしても偏芯部や突出部
や凹溝を有するある程度複雑な形状の物等あらゆる形状
の物体が挙げられる。但し、表面に全く凹凸のない単純
円柱形や単純円筒形、また或いは表面に顕著な凹凸のな
い物体はスパイラル状の羽根状体が滑って、該羽根状体
によって回転体軸芯方向に移動させることができないの
で、本発明には適用できない。
【0030】本発明の搬送機構をショットブラスト装置
に適用する場合は、搬送機構を研掃材が投射される位置
に、被研掃物移送方向がショットブラスト装置の被研掃
物出口側になるように設置する。設置角度は、被研掃物
移送方向側端部が他端よりやや下側になるように若干の
角度を設けるのが好ましいが、通常は水平である。また
場合によっては被研掃物移送方向側端部を他端よりやや
上側に傾けて設置することもできる。
【0031】ショットブラスト装置の被研掃物の出入口
には、上記搬送機構に近接させてチェーンコンベヤーを
設置する。上記チェーンコンベヤーは被研掃物を高速で
移動させてタイムロスを少なくできるように構成され
る。
【0032】
【作用】次に、本発明の作用を図6に基づき説明する。
図6は本発明の搬送機構1を用いて被研掃物Kを搬送す
る状態を現した、搬送機構1の回転体以外の部分を省略
した略図であり、そのうち(c)は更に突起を省略した
側面より見た図、(b)は更に突起を省略した上方より
見た図、(a)は突起が設けられた状態の(b)の、そ
れぞれア−ア線切断端面図、イ−イ線切断端面図、ウ−
ウ線切断端面図、エ−エ線切断端面図である。尚、搬送
装置1は前記図1を用いて説明したものと同じに構成さ
れている。回転体D1 、D2 の回転方向は、各回転体の
上方から見た時、回転体D2 の表面が回転体D1 の方向
に移動するようになっている。2本の回転体D1 、D2
の上面に跨がって載置された複雑形状の被研掃物Kは、
回転体D1 、D2 が回転を始めると、(ア−ア)先ず被
研掃物Kは、その突出部縁端部γが回転体D2 の回転に
従ったスパイラル状の羽根状体S2 に案内されることに
よって、回転体D2 の回転方向と羽根状体S2 の旋回方
向との組合せに応じた方向に移動を始める。図6では回
転体D2 が矢印x方向に回転するので、被研掃物は矢印
y方向に移動する。
【0033】それと同時に、被研掃物Kは回転体D2
ロール状体R2 の表面との摩擦により該回転体D2 の回
転方向と逆の矢印z方向に回転する。またこの時、被研
掃物Kは回転体D2 の突起Q2 によって、摩擦によって
被研掃物Kの回転を援助すると共に回転体D1 に押し付
けられるようになる。そして回転体D1 も回転体D2
同方向に回転しているので、このD1 との摩擦によって
も被研掃物Kは回転させられる。
【0034】(イ−イ)一方、上記の如く回転体D2
回転に伴って回転体D1 も回転しているが、回転体D2
の突起Q2 によって被研掃物Kが回転体D1 に押し付け
られている時と相前後して回転体D1 の突起Q1 が被研
掃物Kを矢印v方向に跳ね上げる。(ウ−ウ)すると被
研掃物Kは再び回転体D2 の方側に押し付けられ気味に
なり、そうなることによって再び被研掃物Kは、スパイ
ラル状の羽根状体S2に案内されて更に移動すると共
に、回転体D2 の表面との摩擦により該回転体D2 の回
転方向と逆のz方向に回転する。(エ−エ)そしてこの
時再び、被研掃物Kは回転体D2 の突起Q2 によって回
転体D1 に押し付けられる。
【0035】以上の動作を繰り返して、被研掃物Kはそ
れ自体が矢印z方向に回転しながら矢印y方向に移動す
る。
【0036】ここにおいて、被研掃物Kが例えばクラン
ク軸である場合は、その両端が交互に上下方向(図中矢
印w方向)にも揺動する。従って、搬送機構1の上方に
は、被研掃物が揺動しない場合と比較して、被研掃物K
の全面が比較的均等に面するようになる(但し、揺動の
程度(上下振幅幅)はクランク軸の形状によっても異な
るし、また被研掃物Kがクランク軸以外の複雑形状のも
のであっても異なる)。
【0037】従って、本発明の搬送機構を用いれば、シ
ョット(研掃材:通常は鋼製の粒状体)を被研掃物の上
面の一定位置から被研掃物に向けて投射した場合、たと
え被研掃物に深い溝や凹部があってもその溝や凹部の側
壁面にもショットが当たり易くなる。
【0038】以上のように、本発明の搬送機構を用いれ
ば、従来の複雑な形状の被研掃物を搬送する搬送機構を
用いた場合と比較して、被研掃物の全面に比較的均等に
ショットを当てることが可能となる。
【0039】また、本発明の搬送機構を用いれば、被研
掃物をチャッキングすることなく連続的に搬送できるの
で、チャッキングに要する時間のロスがなくなり研掃加
工能率を向上でき、しかもチャッキングにかかる人手と
手間が不要になるので加工コストも大幅に削減できる。
【0040】
【実施例】
実施例 図1に基づいて説明した本発明の搬送機構1において、
各部位の寸法条件、その他の条件を以下のように設定し
た搬送機構を試作した。 (イ)2本のロール状体R1 、R2 の径r1 、r2
1 =r2 =130mm (ロ)各羽根状体S1 、S2 の形状及び突出長さs1
2 : S1 、S2 共に先端角度90°の断面二等辺三
角形、s1 =s2 =25mm (ハ)回転体D1 、D2 の最大径d1 、d2 : d1
230mm、d2 =180mm (ニ)各羽根状体S1 、S2 のスパイラル周期H1 、H
2 : H1 =H2 =175mm/枚 (ホ)各羽根状体において互いに対応する各々の部位の
位相: 一致 (ヘ)各突起Q1 、Q2 の形状及び突出長さq1
2 : Q1 は図5に示す断面「入」字形状、同図にお
いてβ1 =90°、q11=q12=25mm、q1 =50
mm、Q2 は先端角度β2 =90°の断面二等辺三角
形、q2 =25mm、 (ト)各突起Q1 、Q2 の周期(数)N1 、N2 : N
1 =N2 =360°/6本(6本) (チ)回転体D1 、D2 の長さL1 、L2 : L1 =L
2 =1000mm (リ)回転体D1 、D2 の軸間距離J: 220mm (ヌ)動力伝達機構: 歯車及びチェーン (ル)回転駆動装置: モーター (ヲ)回転数制御装置: インバーター制御装置
【0041】上記の搬送機構を用いて2種類の運転条件
で搬送機構を機能させながら、各々、2種類の自動車の
クランク軸K1 、K2 の搬送テストを行なった。運転条
件及び該条件の下に行なった搬送テストの結果を表1〜
表4に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】表2からは、クランク軸K1 を、表2に示
す運転条件で搬送した場合、クランク軸K1 自体の回転
数がほぼ一定となりしかも移動時間もほぼ一定となり、
しかもクランク軸K1 が2本の回転体の間に噛み込まれ
ることも、またクランク軸K1 が2本の回転体上面より
飛び出すこともないことが判り、クランク軸K1 に対し
ては上記(イ)〜(ヲ)の搬送機構仕様及び表2の運転
条件が適していると言える。
【0047】また、上記(イ)〜(ヲ)の仕様を満たし
た本発明の搬送機構をクランク軸K1 に適用した合は、
運転条件を表1の如くしてもそれ自体の回転数に殆ど変
化がなく、該回転数が移動速度に依存せず安定してお
り、即ち回転体と被研掃物との間に滑りが少なく摩擦力
が無駄なく充分に働いていて回転ムラがないことが判
り、上記(イ)〜(ヲ)の仕様を満たした本発明の搬送
機構はクランク軸K1 の形状に対して有効に作用し得る
ことが判った。
【0048】以上の搬送テストの結果、本発明の搬送機
構を用いれば、上記(イ)〜(ヲ)の条件、特に(イ)
〜(リ)の条件及び運転条件の選択次第で、被研掃物そ
れ自体の回転数を制御でき、かつ被研掃物の移動速度を
制御できることが判り、適正条件において用いれば、被
研掃物を人手を使わず連続的に且つ均一な速度で移動で
き、しかも被研掃物はそれ自体回転体上で均一速度で回
転することが判った。また、被研掃物はその両端が交互
に上下に揺動することが確認された。
【0049】上記の結果より、本発明の搬送装置を用い
れば、ショットブラスト装置を用いた研掃加工を行なう
に際し、被研掃物に対して一定方向からのみのショット
の投射で、従来の搬送機構を用いた場合に劣らない被研
掃物の均一な研掃加工ができ、更に細くて深い凹凸の側
壁にもショットが当たり、従来と比較してより一層均一
な加工が可能となることが判る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のショット
ブラスト装置における被研掃物の搬送機構は、2本の回
転体を、互いの回転軸に沿って相互に並列に配した構成
を有し、少なくとも1方の回転体を、ロール状体の曲面
表面に、該曲面表面をスパイラル状に取り巻く少なくと
も一体の羽根状体を設けて構成し、上記2本の回転体は
各々の軸芯を回転軸として同一方向に回転するように構
成したので、該搬送機構を用いれば、被研掃物をそれ自
体回転させながらショットブラスト装置内を移動させる
ことができる。
【0051】従って上記搬送機構の上方から下方に向か
って研掃材を投射するだけで特別の手段を用いずとも、
被研掃材を連続的に移動させながら被研掃材の表面に均
一に研掃材を当てることができる。そのため、複雑な形
状の被研掃物を研掃加工するに際して、従来の搬送機構
と比較して、被研掃材をチャッキングする人手と手間を
要せず、加工コストを削減できると共に搬送効率を向上
できる。また、チャッキングする必要がないので、鍛造
品等を鍛造直後の高温状態のまま搬送してショットブラ
スト加工に供することが可能となる。しかも被研掃物表
面を均一に加工するに当たって研掃材投射機の向きを常
時変化させる等の必要がなく構造の簡単な研掃装置を用
いることができるので、研掃装置コストを削減できる。
【0052】また本発明の搬送機構を用いれば、被研掃
物が複雑な形状であるほど該被研掃物は移動に伴ってそ
の前後両端が交互に上下に揺動するので、被研掃物の凹
凸や溝の側壁の向きも変化して研掃材が投射されてくる
方向に近い方向にも面する機会が比較的多く生じ、その
ため被研掃物の表面全面により均等に研掃材が当たり易
くなる。その結果より均一な研掃加工を可能にできると
いう効果を有する。
【0053】また本発明の搬送機構は、従来の、被研掃
物をチャッキングして搬送する機構に比べて構造が簡単
であるので製作が容易で安価に提供され得るという利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショットブラスト装置における被研掃
物の搬送機構の例を示す図である。
【図2】図1の搬送機構の回転体を上方より見た突起を
省略した略図である。
【図3】回転体の羽根状体の先端形状の例を示す図であ
る。
【図4】回転体の突起の形状及び数の態様を示す図であ
る。
【図5】回転体の突起の形状の例を示す図である。
【図6】本発明の搬送機構の作用を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
1 搬送機構 D1 、D2 回転体 R1 、R2 ロール状体 S1 、S2 羽根状体 Q1 、Q2 突起 P1 、P2 回転軸棒 p1 、p2 軸芯

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の軸芯を回転軸とする2本の回転体
    を、互いの回転軸に沿って相互に並列に配した構成を有
    し、1方の回転体はロール状体で構成され、他方の回転
    体はロール状体の曲面表面に、該曲面表面をスパイラル
    状に取り巻く少なくとも一体の羽根状体が設けられて構
    成されており、上記2本の回転体は各々の軸芯を回転軸
    として同一方向に回転するように構成されていることを
    特徴とするショットブラスト装置における被研掃物の搬
    送機構。
  2. 【請求項2】 少なくともロール状体のみで構成されて
    いる方の回転体が、ロール状体の曲面表面に、該ロール
    状体の軸芯に沿って連続した突起が、該ロール状体の曲
    面円周に沿った所定周期で放射状に設けられて構成され
    たものである請求項1記載のショットブラスト装置にお
    ける被研掃物の搬送機構。
  3. 【請求項3】 特定の軸芯を回転軸とする2本の回転体
    を、互いの回転軸に沿って相互に並列に配した構成を有
    し、2本の回転体の両方が、ロール状体の曲面表面に、
    該曲面表面をスパイラル状に取り巻く少なくとも一体の
    羽根状体が設けられて構成されていると共に、上記両回
    転体における各羽根状体のスパイラル方向と周期が一致
    しており、上記2本の回転体は各々の軸芯を回転軸とし
    て同一方向に回転するように構成されていることを特徴
    とするショットブラスト装置における被研掃物の搬送機
    構。
  4. 【請求項4】 2本の回転体における両ロール状体の曲
    面表面に、該ロール状の軸芯に沿って連続した突起が、
    該ロール状体の曲面円周に沿った所定周期で放射状に設
    けられている請求項3記載のショットブラスト装置にお
    ける被研掃物の搬送機構。
  5. 【請求項5】 2本の回転体の、回転軸に対して最外郭
    の位置における回転速度が同調するように構成されてい
    る請求項1〜4のいずれかに記載のショットブラスト装
    置における被研掃物の搬送機構。
  6. 【請求項6】 2本の回転体の最大径が同じである請求
    項1〜5のいずれかに記載のショットブラスト装置にお
    ける被研掃物の搬送機構。
  7. 【請求項7】 2本の回転体のロール状体の径が同じで
    ある請求項1〜6のいずれかに記載のショットブラスト
    装置における被研掃物の搬送機構。
  8. 【請求項8】 羽根状体が回転体の軸芯に沿う断面先鋭
    状に構成されている請求項1〜7のいずれかに記載のシ
    ョットブラスト装置における被研掃物の搬送機構。
  9. 【請求項9】 回転体の軸芯に沿う任意の断面における
    羽根状体の先端角度が80°〜110°である請求項8
    記載のショットブラスト装置における被研掃物の搬送機
    構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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