JP5506088B2 - 機械式継手 - Google Patents
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Description
したがって、施工現場における溶接を要することなく鋼管同士を接続することができる。
しかし、なお以下の解決を要する課題があることが分かった。
即ち、接合した鋼管を回転貫入する方式では、鋼管に回転トルクを作用させて鋼管を堅い(硬い)地盤に貫入させるが、鋼管に正回転と逆回転を反復させる際に、後述するように、楔となる楔板7(第2の円弧状矩形体に相当する)が変形しながら上方に移動して、やがてその楔係合が外れてしまうことがある。
また、上鋼管そのものの下端に係止駒6を設けるため、上鋼管の厚さが継手として必要な厚さを下回る場合があり、継手の曲げ耐力が不足する場合が生じる。
加えて、上鋼管は一般に継手部に比べると非常に長尺(例えば6m)であり、工場でその端部に継手用の係止手段(円弧状矩形板)を設ける作業は、能率を向上させるのが難しい。
請求項2の発明は、連結すべき一方の鋼管の端部に固着される円筒状の外継手と、他方の鋼管の端部に固着される円筒状の内継手とから成り、前記外継手の内周面には、複数の第3の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されていると共に、第4の複数の円弧状板状体が第3の円弧状板状体の下方に所定間隔を置いて、前記第3の円弧状板状体と縦方向に位置整合して等間隔で同じ高さで固着されており、隣接する前記第3の円弧状板状体間に、回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が仮止めされており、前記内継手の外周面には、複数の第1の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着され、第3及び第4の円弧状板状体のそれぞれの隣接縁間に、第1の円弧状板状体が挿通可能な縦連通路が形成され、かつ、第3と第4の円弧状板状体間に、前記内外継手を相対回転したとき、第1の円弧状板状体が挿通可能な横連通路が形成され、前記内外継手の係合状態では、第1の円弧状板状体が前記横連通路に挿通され、かつ、仮止めが解除された回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が前記縦連通路内で第3及び第4の円弧状板状体に当接可能に延在して、第1の円弧状板状体の横連通路を塞ぐことを特徴とする機械式継手である。
請求項3の発明は、連結すべき一方の鋼管の端部に固着され前記鋼管と同径の円筒状の内継手と、他方の鋼管の端部に固着され前記鋼管の外径よりも大径の内径を有する円筒状の外継手と、から成り、前記外継手の内周面には、複数の第1の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着され、前記内継手の外周面には、複数の第3の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されていると共に、複数の第4の円弧状板状体が第3の円弧状板状体の下方に所定間隔を置いて、前記第3の円弧状板状体と縦方向に整合した位置に等間隔で同じ高さに固着されており、第3及び第4の円弧状板状体のそれぞれ隣接の縁間に第1の円弧状板状体及び回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が挿通可能な間隔の縦連通路が形成され、かつ、第3と第4の円弧状板状体の間に、前記内外継手を相対回転したとき第1の円弧状板状体が挿通可能な横連通路が形成され、前記内外継手の係合状態では、第1の円弧状板状体が前記横連通路に挿通され、かつ、外部から前記縦連通路内に挿入される回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が第3及び第4の円弧状板状体に当接可能に延在して、第1の円弧状板状体の横連通路を塞ぐことを特徴とする機械式継手である。
請求項4の発明は、連結すべき一方の鋼管の端部に固着され前記鋼管と同径の円筒状の内継手と、他方の鋼管の端部に固着され、前記鋼管の外径よりも大径の内径を有する円筒状の外継手と、から成り、前記外継手の内周面には、複数の第3の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されていると共に、複数の第4の円弧状板状体が第3の円弧状板状体の下方に所定間隔を置いて、前記第3の円弧状板状体と縦方向に位置整合して等間隔で同じ高さに固着されており、前記内継手の外周面には、複数の第1の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されており、第3及び第4の円弧状板状体のそれぞれの隣接縁間に、第1の円弧状板状体及び回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が挿通可能な間隔の縦連通路が形成され、かつ、第3と第4の円弧状板状体間に、前記内外継手が相対回転したとき第1の円弧状板状体が挿通可能な横連通路が形成されており、前記内外継手の係合状態では、第1の円弧状板状体が前記横連通路に挿通され、かつ、外部から前記縦連通路内に挿入される回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が第3及び第4の円弧状板状体に当接可能に延在して、第1の円弧状板状体の横連通路を塞ぐことを特徴とする機械式継手である。
図1は、本発明の第1の実施形態の鋼管の機械式継手の接合前における継手部分の近傍を示す斜視図、図2は、第2の円弧状矩形体を相互に連結した状態を示す斜視図、図3は、第1の実施形態の機械式継手の円弧状矩形体の溶接による固着を説明するための図であり、図3Aは円弧状矩形体の平面図、図3Bはそのc−c’断面図である。図4は、第1の実施形態の円環体の溶接例を示す断面図である。
第1の円弧状矩形体14の外径は外継手12の内径とほぼ同じであり、その内径は内継手22の外径よりも僅かに大きく形成されている。
第3及び第4の円弧状矩形体24、26の内径は内継手22の外径とほぼ同じであり、厚さと幅は第1の円弧状矩形体14とほぼ同じである。また、第3の円弧状矩形体24と第4の円弧状矩形体26は、その縦方向間隔が第1の円弧状矩形体14の高さよりも僅かに大きくなるように配置される。
上記外継手12と内継手22を位置合わせしたとき、第3、第4の円弧状矩形体24、26のそれぞれ隣接した端部間の間隙で構成される縦連通路30が形成され、また、上記外継手12と内継手22を嵌合した状態では、第3の円弧状矩形体24の下縁と第4の円弧状矩形体26の上縁間の間隙で構成される横連通路32と第1の円弧状矩形体14が横方向に位置整合するよう、第1の円弧状矩形体14と第3、第4の円弧状矩形体24、26が相対的に位置決めされている。
第2の円弧状矩形体16の高さは、第3の円弧状矩形体24の下端から第4の円弧状矩形体26の上端までの長さよりも大きく形成されており、上記外継手12と内継手22とが嵌合された状態では、第2の円弧状矩形体16が第3及び第4の円弧上板状体24、26の側縁に同時に当接可能な配置とすることで、トルク作用時に第2の円弧状矩形体16と、第3及び第4の円弧状矩形体24、26の間でトルクが確実に伝達できるようになっている。
ここで、継手接合前の第2の円弧状矩形体16は、外継手12にネジ孔を設けて外継手の外周面側からボルトB(又はピンでもよい)で、第1の円弧状矩形体14の上端面上で仮止めされている。
第2の円弧状矩形体16は、外継手12に固着されていないため、個々バラバラの状態では、その位置や方向がずれる虞がある。そこで、図2に示すように、その内周面にリング15を介して相互に連結しておくのが好ましい。リング15と個々の第2の円弧状矩形体16の連結は溶接で固定してもよいし、ボルトやピンで連結してもよい。また、上記ボルトBにより仮止めすることで、相互に連結された第2の円弧状矩形体16が運搬中や杭建て込み中に移動することが防止できる。
なお、切り抜き穴の形状はどのような形状でもよく、また、下鋼管20と円環体21、円環体21と内継手22の固着は、図4に示すように、それぞれいずれか一方に開先を設けて溶接で結合して行う。その場合、どちらの側に開先を設けるかは、溶接機械やコストを考慮して適宜決定すればよい。
図5A〜5Dは、第1の実施形態の機械式継手の接合順序を示す図である。ここでは、機械式継手の各円弧状矩形体14、16、24、26の接合の原理を理解し易くするために、外継手12と内継手22を除いて、第1〜4の円弧状矩形体14、16、24、26のみを表示している。
この状態では、既に述べたように、上鋼管10の下端に連結された外継手12の内周面には、第1の円弧状矩形体14と第2の円弧状矩形体16が縦方向に整列した状態で配置されている。第1の円弧状矩形体14は、上述のように外継手12の内周面に溶接などにより固着されており、第2の円弧状矩形体16は、例えば外継手12の外周側から挿入したボルトBで第1の円弧状矩形体14の上側に仮止めされている。
この状態では、外継手12の第1、第2の円弧状矩形体14、16は、内継手22の上下に縦方向に整列して配置された第3、第4の円弧状矩形体24、26の側縁間の縦連通路30に挿入され、かつ第1の円弧状矩形体14は、第3及び第4の円弧状矩形体24、26の上下端縁間に形成された横連通路32の位置で停止させている。
図5Cの状態から、上鋼管10をさらに回転し、それに伴って、第1の円弧状矩形体14が完全に横連通路32中に入り込むと、第2の円弧状矩形体16は下方の支えを失い縦連通路30中を落下し、図5Dの状態に至る。
この状態では、第2の円弧状矩形体16は図示のように横連通路32を塞いでいる。したがって、上鋼管10を回転させようとしても、横連通路32中の第1の円弧状矩形体14の側辺が第2の円弧状矩形体16の側辺に当接し、その移動が妨げられるため回転不能になる。
つまり、第2の円弧状矩形体16は上下鋼管10、20の回転止めの楔として、また、第1の円弧状矩形体14は、上下鋼管の抜け止め用の楔として機能し、内外継手22、12、したがって地中に埋設した下鋼管20に対して上鋼管10を相対移動不能に一体に連結することができる。
図示のように、第1〜第4の円弧状矩形体14、16、24、26は互いに係合した状態で楔結合している。ここでは第1〜第4の円弧状矩形体14、16、24、26はそれぞれ4枚からなるが、その数に限定されず任意の複数枚数でよい。
また、本実施形態の鋼管用機械式継手によれば、上下の鋼管10、20と内外継手22、12を別体に構成したため、従来のように鋼管の厚みを掘削トルクを考慮して設定する必要がなく、更に、内外継手22、12は鋼管の長さに比べるとごく短尺であるため、工場内において円弧状矩形体を固着する等の加工はスペースをとらず、容易に行うことができる。そのため、加工コストも低減することができる。
図8は第2の実施形態の機械式継手部分を示す斜視図であり、図9はその縦断面図である。なお、図9中、a−b、b−cは、図6に示すa−b、b−cと同じ箇所での縦断面図であることを表す。
第2の実施形態の機械式継手は、図8に示すように外継手12の内周面に第3及び第4の円弧状矩形体24、26が形成されており、内継手22の外周面に第1の円弧状矩形体14が形成されている。また、第2の円弧状矩形体16は、第1の実施形態と同様に外継手12の内周面に例えば仮止め用のボルトBで仮止めされるが、この場合は、隣接する第3の円弧状矩形体24間に、しかもその下端が第3の円弧状矩形体24の下端と同一かそれよりわずかに上方になるように配置されている。その他の構成は第1の実施形態と同じである。
つまり、第2の円弧状矩形体16の仮止めを外して、上鋼管10を回転させると、第1の円弧状矩形体14が第3、第4の円弧状矩形体24、26間の横連通路32に挿入され、同時に第2の円弧状矩形体16が縦連通路30中を落下して、第1〜第4の円弧状矩形体14、16、24、26が楔係合する。
第2の実施形態の機械式継手の作用効果は、第1の実施形態の記載式継手のそれと同様である。
図10は第3の実施形態の機械式継手を概略的に示した斜視図であり、図11はその断面図である。なお、図11中、a−b、b−cは、図6に示すa−b、b−cと同じ箇所での縦断面図であることを表す。
上記実施形態1及び2の機械式継手では継手部分の外径を鋼管本体と同径にしたのに対し、本実施形態の機械式継手では、継手部分の外径を鋼管よりも大きくしたものである。
(1)外継手部分12の外径を鋼管10、20よりも大きくしたため、継手部分の曲げ耐力を大きくすることができる。外継手12、内継手22の断面係数が大きくなるため、接合された継手としての曲げ耐力も大きくなる。
(2)第2の円弧状矩形体16を予め内継手22に仮固定する必要がない。外継手12と内継手22を係合して第1の円弧状矩形体14と第3及び第4の円弧状矩形体24、26の円周方向位置を合致させた後、第3及び第4の円弧状矩形体24、26間の縦連通路30に、第2の円弧状矩形体16を外から差し込むことができる。
(3)鋼管を仮設ケーシングとして用いる場合、使用後引き抜く際に第2の円弧状矩形体16を継手から引き抜いて継手接合を解除することができるため、繰り返し使用することができる。
本実施形態の機械式継手は、第3の実施形態の機械式継手と同様に継手部分の外径を鋼管よりも大きくしたものである。ただ、実施形態3と異なり、第1の円弧状矩形体14を内継手12に、第3、第4の円弧状矩形体24、26を外継手22に固着したものである。継手の基本的な機能や作用効果は第3の実施形態の機械式継手と同じである。
本実施形態の機械式継手では、第1の円弧状矩形体14は、第3、第4の円弧状矩形体24、26によりその上下部分が挟まれているが、特許文献1の機械式継手では第3の円弧状矩形体24に相当する部材が存在しない。
トルク量が同じ場合、第2の円弧状矩形体16が受ける剪断力の合計値は両者とも同じであるが、最大剪断力は、本実施形態に係る機械式継手では、図14で示すように、トルクを第3、第4の円弧状矩形体24、26で受け止めるため、第4の円弧状矩形体26のみで受け止める特許文献1に記載された機械式継手の約半分である。このため、本発明においては第2の円弧状矩形体16は特許文献1に記載された機械式継手に比べて変形し難いことが分かる。
実験の結果、本発明による機械式継手は、反復繰り返しのトルクを受けても機械式継手は安定して上鋼管から下鋼管にトルクが伝達するが、特許文献1の機械式継手は図16に示すように大きく変形すると共に、繰り返しに伴い徐々に抜け上がってしまい、最終的にはトルクの伝達が不能になった。
また、鋼管に係止手段を設ける特許文献1に記載された従来の機械式継手と異なり、継手と鋼管本体を分離、つまり独立した構成としたため、設計上必要な厚さを有する外継手あるいは内継手を容易に得ることができるともに、長尺の鋼管に、継手の手段である突起等を固着する必要がないため、能率よく継手を製造することができる。
このため、正逆反復の繰り返しトルクが作用した場合でも、第2の円弧状矩形体16は変形し難いと共に、特許文献1に記載された従来の機械式継手にように、第2の円弧状矩形体が上方にずり上がり、ついには外れるような現象が生じる虞はない。
Claims (4)
- 連結すべき一方の鋼管の端部に固着される円筒状の外継手と、他方の鋼管の端部に固着される円筒状の内継手とから成り、
前記外継手の内周面には、複数の第1の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されていると共に、第1の円弧状板状体より上部の位置で第1の円弧状板状体と同幅かそれよりも狭い幅を有する回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が第1の円弧状板状体と縦方向に位置整合して仮止めされており、
前記内継手の外周面には、複数の第3の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されていると共に、複数の第4の円弧状板状体が、第3の円弧状板状体の下方に所定間隔を置いて第3の円弧状板状体と縦方向に位置整合して等間隔で同じ高さに固着されており、
第3及び第4の円弧状板状体のそれぞれの隣接縁間に、第1及び第2の円弧状板状体を挿通可能な縦連通路が形成され、かつ、第3と第4の円弧状板状体間に、前記内外継手を相対回転したとき、第1の円弧状板状体が挿通可能な横連通路が形成され、
前記内外継手の係合状態では、第1の円弧状板状体が前記横連通路に挿通され、かつ、仮止めが解除された回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が前記縦連通路内で第3及び第4の円弧状板状体に当接可能に延在して、第1の円弧状板状体の横連通路を塞ぐことを特徴とする機械式継手。 - 連結すべき一方の鋼管の端部に固着される円筒状の外継手と、他方の鋼管の端部に固着される円筒状の内継手とから成り、
前記外継手の内周面には、複数の第3の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されていると共に、第4の複数の円弧状板状体が第3の円弧状板状体の下方に所定間隔を置いて、前記第3の円弧状板状体と縦方向に位置整合して等間隔で同じ高さで固着されており、
隣接する前記第3の円弧状板状体間に、回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が仮止めされており、前記内継手の外周面には、複数の第1の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着され、第3及び第4の円弧状板状体のそれぞれの隣接縁間に、第1の円弧状板状体が挿通可能な縦連通路が形成され、かつ、第3と第4の円弧状板状体間に、前記内外継手を相対回転したとき、第1の円弧状板状体が挿通可能な横連通路が形成され、
前記内外継手の係合状態では、第1の円弧状板状体が前記横連通路に挿通され、かつ、仮止めが解除された回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が前記縦連通路内で第3及び第4の円弧状板状体に当接可能に延在して、第1の円弧状板状体の横連通路を塞ぐことを特徴とする機械式継手。 - 連結すべき一方の鋼管の端部に固着され前記鋼管と同径の円筒状の内継手と、他方の鋼管の端部に固着され前記鋼管の外径よりも大径の内径を有する円筒状の外継手と、から成り、
前記外継手の内周面には、複数の第1の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着され、前記内継手の外周面には、複数の第3の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されていると共に、複数の第4の円弧状板状体が第3の円弧状板状体の下方に所定間隔を置いて、前記第3の円弧状板状体と縦方向に整合した位置に等間隔で同じ高さに固着されており、
第3及び第4の円弧状板状体のそれぞれ隣接の縁間に第1の円弧状板状体及び回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が挿通可能な間隔の縦連通路が形成され、かつ、第3と第4の円弧状板状体の間に、前記内外継手を相対回転したとき第1の円弧状板状体が挿通可能な横連通路が形成され、
前記内外継手の係合状態では、第1の円弧状板状体が前記横連通路に挿通され、かつ、外部から前記縦連通路内に挿入される回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が第3及び第4の円弧状板状体に当接可能に延在して、第1の円弧状板状体の横連通路を塞ぐことを特徴とする機械式継手。 - 連結すべき一方の鋼管の端部に固着され前記鋼管と同径の円筒状の内継手と、他方の鋼管の端部に固着され、前記鋼管の外径よりも大径の内径を有する円筒状の外継手と、から成り、
前記外継手の内周面には、複数の第3の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されていると共に、複数の第4の円弧状板状体が第3の円弧状板状体の下方に所定間隔を置いて、前記第3の円弧状板状体と縦方向に位置整合して等間隔で同じ高さに固着されており、
前記内継手の外周面には、複数の第1の円弧状板状体が同じ高さで等間隔に固着されており、
第3及び第4の円弧状板状体のそれぞれの隣接縁間に、第1の円弧状板状体及び回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が挿通可能な間隔の縦連通路が形成され、かつ、第3と第4の円弧状板状体間に、前記内外継手が相対回転したとき第1の円弧状板状体が挿通可能な横連通路が形成されており、
前記内外継手の係合状態では、第1の円弧状板状体が前記横連通路に挿通され、かつ、外部から前記縦連通路内に挿入される回転止めの楔となる第2の円弧状板状体が第3及び第4の円弧状板状体に当接可能に延在して、第1の円弧状板状体の横連通路を塞ぐことを特徴とする機械式継手。
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