JP5501561B2 - 保持パッド - Google Patents

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Description

本発明は保持パッドに係り、特に、被研磨物であるガラス基板を保持するための保持面が形成された表面層と該表面層より内部側に発泡が連続状に形成された発泡層とを有する軟質プラスチックシートと、保持面の反対面側に配された粘着部材とを備えた保持パッドに関する。
従来、フラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラス基板、カラーフィルタ、インジウム錫酸化物(ITO)成膜済み基板等の材料(被研磨物)では、高精度な平坦性が要求されるため、研磨布を使用した研磨加工が行われている。通常、これらの被研磨物の研磨加工では、研磨装置の保持定盤に被研磨物の一面側を保持させ、研磨定盤に装着された研磨布により、研磨液を供給しながら被研磨物の他面側(加工面)が研磨加工されている。このとき、被研磨物が金属製の保持定盤と直接接触して生じる被研磨物表面のスクラッチ(キズ)等を回避するため、保持定盤に軟質クロス等の保持パッドが装着されている。
通常、保持パッドには、微多孔が形成された表面層と、表面層より内側に発泡が連続して形成された発泡層とを有する軟質プラスチックシートが使用される。この軟質プラスチックシートは、軟質プラスチック(樹脂)を水混和性の有機溶媒に溶解させた樹脂溶液をシート状の成膜基材に塗布後、水系凝固液中で樹脂を凝固再生させること(湿式成膜法)で製造される。凝固再生に伴い、軟質プラスチックシートの表面には表面層を構成する微多孔が厚さ数μm程度に亘り緻密に形成され、表面層より内側には発泡層を構成する発泡が形成される。微多孔が緻密に形成された表面層は、表面が略平坦で被研磨物との接触性に優れるため、被研磨物を保持するための保持面となり、被研磨物の保持が可能となる。
このような保持パッドでは、研磨装置に装着するために、保持面の反対面側に粘着部材が貼り合わされている。この粘着部材は、基材の両面に粘着層を有しており、軟質プラスチックシートと反対側の粘着層が剥離紙で覆われている。例えば、ポリエステルフィルム等の基材の両面に接着剤が塗布された両面テープを使用する保持パッドの技術が開示されている(特許文献1参照)。この技術では、両面テープの片面側が軟質プラスチックシートと貼り合わされ、研磨加工時に保持パッドが両面テープのもう一方の面側で保持定盤に装着される。保持パッドの表面層に水等の液体を含ませ被研磨物を押し付けることで表面層の微多孔に浸入した液体の表面張力の作用により被研磨物が保持定盤に保持される。
保持定盤に保持パッドを装着するときには、剥離紙を剥離して粘着層を露出させ定盤の外周の一側から他側に向けて、又は、中央部から外周側に向けて貼付する。このような貼付作業は、保持パッドおよび保持定盤間へのエアの咬み込みや保持パッドのしわ発生を抑制するために、貼付技能に熟練した熟練者により行われている。また、例えば、ガラス基板等の被研磨物が大型化する傾向にあり、かつ、研磨費用のコストダウンや研磨の生産性向上の要請も高くなっている。例えば、1辺が1400mmを超える矩形状や直径が1400mmを超える円形状の保持パッドが要求されている。保持パッドの大型化に伴って、保持パッドの研磨装置に対する装脱着作業が難しくなっている。
特開2005−011972号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、両面テープで保持定盤に保持パッドを装着することから、特に、大型(大判)の保持パッドを装着するときに保持パッドに撓みが生じるため、熟練者でも貼付位置がずれやすく、保持パッドおよび保持定盤間にエアの咬み込みが発生しやすくなる。咬み込まれたエアが貯留したまま研磨加工を行うと、エアの貯留部分で被研磨物にかかる圧力が大きくなるため、当該部分の加工面が大きく研磨され(エア貯留部分が被研磨物に転写され)て平坦性を損なうこととなる。このため、保持パッドの貼り直しが必要となるが、両面テープで一度貼付した保持パッドを剥離すると、却ってしわ等が発生する。また、軟質プラスチックシートの大きさと両面テープの大きさとがほぼ等しいか、いずれか一方が他方より若干大きく形成されており、1枚の軟質プラスチックシートに1枚の両面テープが貼り合わされている。このため、大判の保持パッドでは大判の両面テープが必要となるが、両面テープの調達が難しく、コスト高を招く、という問題がある。更に、大判の両面テープでは、取り扱いが難しくなるため、研磨装置への装着時にシワ等が発生しやすくなり、貼り直しの手間がかかる上、破損等により破棄せざるを得なくなるとロス(損失)を増やすこととなる。
本発明は上記事案に鑑み、被研磨物であるガラス基板の平坦性低下を抑制し定盤に容易に装脱着することができる保持パッドを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、被研磨物であるガラス基板を保持するための保持面が形成された表面層と該表面層より内部側に発泡が連続状に形成された発泡層とを有する軟質プラスチックシートと、前記保持面の反対面側に配された粘着部材とを備えた保持パッドにおいて、前記軟質プラスチックシートは、圧縮率が35%〜65%、厚さが0.6mm〜1.5mmの範囲であり、1辺が1400mmを超える矩形状または直径が1400mmを超える円形状の1枚のシートで構成されており、前記粘着部材は、基材の両面に粘着層を有し厚さが同じで分割された複数の部材で構成されており、一側の前記粘着層が前記保持面の反対面側に貼り合わされており、他側の前記粘着層がそれぞれ分割された剥離紙で覆われているとともに、隣り合う部材間の間隔が2mm以下に設定されていることを特徴とする。
本発明では、1辺が1400mmを超える矩形状または直径が1400mmを超える円形状の1枚のシートで構成された軟質プラスチックシートの保持面の反対面側に配された粘着部材が、分割された複数の部材で構成されており、一側の粘着層が保持面の反対面側に貼り合わされ、他側の粘着層がそれぞれ分割された剥離紙で覆われているため、研磨装置に対して粘着部材を構成する各部材ごとに剥離紙を取り除いて貼り合わせ、または、引きはがすことができるので、保持パッドが大型化しても研磨装置に対する装脱着を容易に行うことができ、粘着部材を構成する各部材の厚さが同じため、研磨加工時に保持面が被研磨物であるガラス基板に略均等に当接するとともに、軟質プラスチックシートの圧縮率が35%〜65%、厚さが0.6mm〜1.5mmの範囲のため、粘着部材の隣り合う部材間の間隔を2mmまで許容しても軟質プラスチックシートおよび研磨装置間に形成される隙間の影響が低減するので、被研磨物であるガラス基板の平坦性低下を抑制することができる。
この場合において、粘着部材を構成する各部材が短冊状に形成されており、軟質プラスチックシートに対して同一方向に貼り合わされていてもよい。粘着部材を構成する各部材の基材の厚さを0.023mm〜0.250mmの範囲とすることが好ましい。このとき、粘着部材を構成する各部材を両面テープとしてもよい。軟質プラスチックシートの弾性率を90%〜100%としてもよい。また、軟質プラスチックシートがポリウレタン樹脂製で湿式成膜法によりシート状に形成されており表面層の表面が保持面を形成していてもよい。
本発明によれば、1辺が1400mmを超える矩形状または直径が1400mmを超える円形状の1枚のシートで構成された軟質プラスチックシートの保持面の反対面側に配された粘着部材が、分割された複数の部材で構成されており、一側の粘着層が保持面の反対面側に貼り合わされ、他側の粘着層がそれぞれ分割された剥離紙で覆われているため、研磨装置に対して粘着部材を構成する各部材ごとに剥離紙を取り除いて貼り合わせ、または、引きはがすことができるので、保持パッドが大型化しても研磨装置に対する装脱着を容易に行うことができ、粘着部材を構成する各部材の厚さが同じため、研磨加工時に保持面が被研磨物であるガラス基板に略均等に当接するとともに、軟質プラスチックシートの圧縮率が35%〜65%、厚さが0.6mm〜1.5mmの範囲のため、粘着部材の隣り合う部材間の間隔を2mmまで許容しても軟質プラスチックシートおよび研磨装置間に形成される隙間の影響が低減するので、被研磨物であるガラス基板の平坦性低下を抑制することができる、という効果を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明を適用した保持パッドの実施の形態について説明する。
(保持パッド)
図1に示すように、保持パッド1は、100%モジュラス(2倍長に引っ張る時の張力)が20MPa以下のポリウレタン樹脂で形成された軟質ポリウレタンフィルムとしてのフィルム2を有している。フィルム2は、被研磨物を定盤に保持させるときに被研磨物に当接する略平坦な保持面Pを有している。フィルム2の保持面Pと反対の面(図1の下面)側には、フィルム2の厚さ(図1の縦方向の長さ)が一様となるようにバフ処理が施されている。フィルム2の厚さは、0.6〜1.5mmの範囲に設定されている。
フィルム2のバフ処理された面(保持面Pと反対の面)側には、厚さがほぼ同じ4本の両面テープ(粘着部材を構成する複数の部材)7が貼り合わされている。換言すれば、1枚のフィルム2に対して、粘着部材が4本に分割されている。両面テープ7は、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略記する。)製フィルムの基材7aの両面に粘着剤層7bをそれぞれ有している。基材7aの厚さは、0.023〜0.250mmの範囲に設定されている。基材7aの厚さが0.023mmより小さいと、両面テープ7自体の剛性が不足してしまうため、フィルム2との貼り合わせが難しくなる。反対に、厚さが0.250mmより大きいと、フィルム2と保持定盤との間に形成される隙間が大きくなるため、研磨加工時に被研磨物の加工面に斑を生じやすくなるおそれがある。基材7aの一面側の粘着剤層7bがフィルム2と貼り合わされており、他面側の粘着剤層7bが剥離紙7cで覆われている。
また、図2に示すように、各両面テープ7は、ほぼ同一の幅で短冊状に形成されている。両面テープ7は、フィルム2に対して同一方向に(同じ向きに)、すなわち、並行に貼り合わされている。隣り合う両面テープ7間の間隔dは、2mm以下に設定されている。間隔dが2mmを超えると、研磨加工時に被研磨物にかかる押圧力が間隔dの部分で小さくなるため、被研磨物の平坦性の低下を招く。反対に隣り合う両面テープ7同士が重なると、局所的に厚さが大きくなるため、保持定盤に装着したときに保持面Pに凹凸が形成され、被研磨物の保持が難しくなる。
フィルム2は、湿式成膜により、保持面P側に、図示しない緻密な微多孔が形成されたスキン層(表面層)2aを有している。フィルム2は、スキン層2aの下層(フィルム2のスキン層2aより内部側)に、発泡3が形成されたナップ層2bを有している。発泡3は、フィルム2の厚さ方向に沿って丸みを帯びた断面略三角状に形成されており、保持面P側の大きさが保持面Pと反対の面側より小さく形成されている。発泡3同士の間のポリウレタン樹脂中には、スキン層2aに形成された微多孔より大きく発泡3より小さい不図示の発泡が形成されている。発泡3及び不図示の発泡は、図示を省略した連通孔で立体網目状につながっている。また、フィルム2は、圧縮率が35〜65%に調整されており、弾性率が90〜100%に調整されている。
(保持パッドの製造)
保持パッド1は、湿式成膜法で帯状(長尺状)のフィルム2を作製し、バフ処理後、両面テープ7を貼り合わせ、所望の形状に裁断することで製造される。まず、フィルム2の作製では、ポリウレタン樹脂を有機溶媒に溶解させたポリウレタン樹脂溶液を成膜基材に連続的に塗布し、水系凝固液に浸漬することでポリウレタン樹脂をフィルム状に凝固再生させ、洗浄後乾燥させる。
ポリウレタン樹脂溶液は、ポリウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂を溶解可能な水混和性の有機溶媒及び添加剤を混合し、濾過により凝集塊等を除去した後、真空下で脱泡することで調製される。有機溶媒には、本例では、N,N−ジメチルホルムアミド(以下、DMFと略記する。)が用いられている。ポリウレタン樹脂には、100%モジュラスが20MPa以下のポリエステル系、ポリエーテル系、ポリカーボネート系等の樹脂から選択して用い、例えば、ポリウレタン樹脂が30%となるようにDMFに溶解させる。添加剤としては、発泡3の大きさや量(個数)を制御するため、カーボンブラック等の顔料、発泡を促進させる親水性活性剤及びポリウレタン樹脂の凝固再生を安定化させる疎水性活性剤等を用いることができる。ポリウレタン樹脂の選定や添加剤の配合により、得られるフィルム2の圧縮率、弾性率を上述した範囲に調整することができる。
調製されたポリウレタン樹脂溶液は、常温下でナイフコータにより帯状の成膜基材に略均一に塗布される。このとき、ナイフコータと成膜基材との間隙(クリアランス)を調整することで、ポリウレタン樹脂溶液の塗布厚さ(塗布量)が調整される。成膜基材には、可撓性フィルム、不織布、織布等を用いることができる。不織布、織布を用いる場合は、ポリウレタン樹脂溶液の塗布時に成膜基材内部へのポリウレタン樹脂溶液の浸透を抑制するため、予め水又はDMF水溶液(DMFと水との混合液)等に浸漬する前処理(目止め)が行われる。成膜基材としてPET製等の可撓性フィルムを用いる場合は、液体の浸透性を有していないため、前処理が不要となる。以下、本例では、成膜基材をPET製フィルムとして説明する。
ポリウレタン樹脂溶液が塗布された成膜基材は、ポリウレタン樹脂に対して貧溶媒である水を主成分とする凝固液に浸漬される。凝固液中では、まず、塗布されたポリウレタン樹脂溶液の表面にスキン層2aを構成する微多孔が厚さ数μm程度にわたって形成される。その後、ポリウレタン樹脂溶液中のDMFと凝固液との置換の進行によりポリウレタン樹脂が成膜基材の片面にフィルム状に凝固再生する。DMFがポリウレタン樹脂溶液から脱溶媒し、DMFと凝固液とが置換することにより、スキン層2aより内側のポリウレタン樹脂中にナップ層2bを構成する発泡3及び不図示の発泡が形成され、発泡3及び不図示の発泡を立体網目状に連通する図示を省略した連通孔が形成される。このとき、成膜基材のPET製フィルムが水を浸透させないため、ポリウレタン樹脂溶液の表面側(スキン層2a側)で脱溶媒が生じて成膜基材側が表面側より大きな発泡3が形成される。
凝固再生したポリウレタン樹脂(以下、成膜樹脂という。)が成膜基材から剥離され、水等の洗浄液中で洗浄されて成膜樹脂中に残留するDMFが除去される。洗浄後、成膜樹脂をシリンダ乾燥機で乾燥させる。シリンダ乾燥機は内部に熱源を有するシリンダを備えている。成膜樹脂がシリンダの周面に沿って通過することで乾燥する。乾燥後の成膜樹脂は、ロール状に巻き取られる。
乾燥後の成膜樹脂は、ポリウレタン樹脂溶液の塗布時や凝固再生時に厚さバラツキが生じているため、保持面Pと反対の面側にバフ処理が施される。バフ処理では、成膜樹脂の表面(保持面P)に、表面が平坦な圧接ローラの表面を圧接する。このとき、保持面Pが略平坦となり、保持面Pと反対の面側には、成膜樹脂の厚さバラツキの分で凹凸が出現する。この凹凸がバフ処理で除去される。本例では、連続的に製造された成膜樹脂が帯状のため、保持面Pに圧接ローラを圧接しながら、保持面Pと反対の面側を連続的にバフ処理する。これにより、フィルム2は、厚さバラツキが解消され、ほぼ一様な厚さとなる。
バフ処理後、フィルム2のバフ処理された面側に4本の両面テープ7が一面側の粘着剤層7bで並列に貼り合わされる。本例では、フィルム2が帯状のため、長手方向と交差する幅方向の長さの両面テープ7を順次貼り合わせる。このとき、研磨加工時に被研磨物の平坦性を確保するために、隣り合う両面テープ7間の間隔dが2mm以下となるように貼り合わせる。隣り合う両面テープ同士が重なり合うと被研磨物を保持することが難しくなり、反対に、間隔dが2mmを超えると研磨加工時に被研磨物の平坦性低下を招くこととなる。そして、円形状または矩形状等の所望の形状、大きさに裁断した後、汚れや異物等の付着がないことを確認する等の検査を行い、保持パッド1を完成させる。
被研磨物の研磨加工を行うときは、研磨装置の保持定盤に保持パッド1を装着し、保持パッド1のスキン層2aで被研磨物を保持させる。保持定盤に保持パッド1を装着するときは、4本の両面テープ7のうち、一側の1本の両面テープ7の剥離紙7cを取り除いて粘着剤層7bを露出させ、露出した粘着剤層7bを保持定盤に貼付する。他側に向けて、順次、両面テープ7の剥離紙7cを取り除き、保持定盤に貼付する。被研磨物を保持させるときは、保持パッド1の保持面Pに適量の水を含ませて被研磨物を押し付ける。被研磨物は、スキン層2aの微多孔に浸入した水の表面張力及びフィルム2のポリウレタン樹脂の粘着性で保持される。研磨加工時には、被研磨物に押圧力をかけながら研磨定盤に装着された研磨布で、被研磨物の加工面が研磨加工される。このとき、被研磨物及び研磨布間には研磨粒子を含む研磨液が供給される。
(作用)
次に、本実施形態の保持パッド1の作用等について説明する。
従来保持パッドでは、ポリウレタン樹脂製のフィルムに対して1枚の両面テープが貼り合わされているため、保持パッドが大型化する程、製造時にエアの咬み込みが起こりやすく、研磨加工時に研磨斑(被研磨物の平坦性低下)を招く原因となっている。また、大判の両面テープでは、製造自体が難しくなるため、コスト高となり、調達が難しくなる。更に、保持パッドが大型化すると剥離紙も大判になるため、剥離紙の剥離や保持パッド自体の取り扱いが難しくなる。このため、研磨装置への装着時にシワなどが入りやすく、保持パッドを廃棄せざるを得なくなりロスを増やすおそれがある。本実施形態の研磨パッド1は、これらの問題を解決することができるものである。
本実施形態の保持パッド1では、研磨面Pの反対面側に4本の両面テープ7が貼り合わされている。このため、保持パッド1の製造時にフィルム2と両面テープ7との間にエアの咬み込みが生じにくく、研磨加工時に被研磨物の平坦性を確保することができる。また、保持パッド1が大型化しても、貼り合わせる両面テープ7の数を増やすことで、保持パッド1を得ることができ、大判の両面テープの調達を要しない分でコスト高を抑制することができる。このような保持パッド1では、例えば、1辺が1400mmを超える矩形状や直径が1400mmを超える円形状の保持パッドの要求に対しても容易に対応することができる。
また、本実施形態の保持パッド1では、研磨装置への装着時に、両面テープ7の1本ずつを順次貼付することができる。このため、研磨装置の保持定盤と保持パッド1との間にエアの咬み込みが生じることを抑制することができる。また、両面テープ7の1本分に相当する保持パッド1の一部分を先行して貼付することができるため、貼付位置を位置決めしやすくすることができる。更に、使用後の保持パッド1を保持定盤から取り除く際にも、両面テープ7の1本ずつを順次引き剥がすことができるので、効率よく保持パッド1を取り除くことができる。
更に、本実施形態の保持パッド1では、両面テープ7の基材7aの厚さが0.023〜0.250mmの範囲に設定されている。基材7aの厚さが0.023mmより小さい場合は、両面テープ7自体の剛性が不足してしまうため、フィルム2との貼り合わせが難しくなる。反対に、厚さが0.250mmより大きい場合は、保持パッド1の保持面Pと、保持定盤の表面との距離が大きくなり、フィルム2と保持定盤との間に形成される隙間が大きくなる。このため、研磨加工時に、両面テープ7間の間隔dが形成された部分で被研磨物にかかる押圧力が小さくなることから、被研磨物の加工面の平坦性を低下させるおそれがある。基材7aの厚さを上述した範囲に設定することで、両面テープ7の剛性を確保し、フィルム2と保持定盤との間に形成される隙間を小さく制限するので、製造時の作業性を向上させ、研磨加工時に被研磨物の平坦性を確保することができる。
また更に、本実施形態の保持パッド1では、隣り合う両面テープ7間の間隔dが2mm以下に設定されている。間隔dが2mmを超える場合、研磨加工時に間隔dの部分では被研磨物にかかる押圧力が小さくなり、被研磨物が局所的に研磨加工されにくくなるため、その部分が厚み斑(バラツキ)となり、ガラス基板等の被研磨物の加工面に転写されて平坦性を低下させるおそれがある。このため、間隔dを2mm以下とすることで、被研磨物の平坦性低下を抑制することができる。
更にまた、本実施形態の保持パッド1では、フィルム2の厚さが0.6〜1.5mmに設定されている。厚さが0.6mmより小さいと、隣り合う両面テープ7間の間隔dでフィルム2および保持定盤間に形成される隙間の影響を受けやすくなり、平坦性を低下させるおそれがある。反対に、厚さが1.5mmより大きいと、湿式成膜法によるフィルム2の成膜性が低下してしまう。このため、フィルム2の厚さを上述した範囲に設定することで、製造時の成膜性を確保することができ、研磨加工時に被研磨物の平坦性低下を抑制することができる。
また、本実施形態の保持パッド1では、フィルム2の圧縮率が35〜65%の範囲に設定されている。圧縮率が35%よりも小さい場合は、フィルム2が硬くなり過ぎるため、研磨加工時に被研磨物の保持性が低下してしまう。反対に、圧縮率が65%より大きい場合は、フィルム2が柔らかくなり過ぎ、研磨加工の効率を低下させるうえ、隣り合う両面テープ7間の間隙dでフィルム2および保持定盤間に形成される隙間の影響を受けやすくなり、却って被研磨物の平坦性を損なうこととなる。このため、フィルム2の圧縮率を上述した範囲に設定することで、被研磨物の保持性を確保しつつ、研磨効率や平坦性の低下を抑制することができる。
更に、本実施形態の保持パッド1では、フィルム2の弾性率が90〜100%の範囲に設定されている。弾性率が90%より小さくなると、隣り合う両面テープ7間の間隙dの影響を受けやすくなり、平坦性の確保が難しくなる。フィルム2の弾性率を90〜100%の範囲とすることで、研磨加工時にフィルム2が変形しても、研磨加工後にはほぼ元の形状に戻るので、繰り返し研磨加工に使用することができ、被研磨物の平坦性を確保しつつ、研磨パッド1の長寿命化を図ることができる。換言すれば、フィルム2の圧縮率を35〜65%の範囲、弾性率を90〜100%の範囲とすることで、隣り合う両面テープ7間の間隔dを2mmまで許容しても、被研磨物の平坦性を確保することができる。
なお、本実施形態では、隣り合う両面テープ7間の間隔dを2mm以下とする例を示した。間隔dを小さくするほど、上述した厚み斑の問題は小さくなるが、隣り合う両面テープ7が重なってしまうと、反対にその部分の厚さが大きくなり平坦性の低下を招くこととなる。このため、間隔dは、2mmを上限として隣り合う両面テープ7が重ならないように極力小さくすることが好ましい。また、本実施形態では、粘着部材としてPET製フィルムの基材7aの両面に粘着剤層7bが形成された両面テープ7を4本貼り合わせる例を示したが、本発明はこれに制限されるものではない。粘着部材としては、基材の両面に粘着剤層を有し厚さが同じで分割された複数の部材であればよく、基材の材質や粘着剤の種類等に特に制限されるものではない。形状についても短冊状に限定されるものではなく、例えば、半円状や扇状等としてもよい。更に、基材7aの厚さを上述した範囲とし、粘着剤層7bの厚さについては言及していないが、粘着剤層7bの厚さ自体が小さく、両面テープ7の作製時に押圧することから、実質的に両面テープ7の厚さを変動させるものではない。また、フィルム2に貼り合わせる両面テープ7の数についても4本に限定されるものではなく、使用する両面テープ7の幅とフィルム2の大きさとにより適宜本数を増減してもよいことはもちろんである。
また、本実施形態では、フィルム2の圧縮率を35〜65%の範囲に設定する例を示した。圧縮率については、被研磨物の保持性や平坦性を確保することを考慮すれば、40〜60%の範囲に設定することが好ましい。更に、本実施形態では、フィルム2の弾性率を90〜100%の範囲に設定する例を示した。この範囲に設定すれば、フィルム2が変形しても、研磨加工後にほぼ元の形状に戻るので、繰り返し研磨加工に使用することができる。更なる長寿命化を図るには、変形後に復元しやすいように、弾性率を95%以上に設定することが好ましい。
更に、本実施形態では、湿式成膜法でポリウレタン樹脂をシート状に形成したフィルム2を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。フィルム2としては、例えば、ポリエチレン樹脂等の可塑性を有する軟質の樹脂をシート状に形成して用いてもよい。また、湿式成膜法に限定されるものではないが、フィルム2の圧縮率や弾性率を上述した範囲に設定することを考慮すれば、湿式成膜法で形成することが好ましい。
また更に、本実施形態では、フィルム2の厚み斑を低減するために保持面Pと反対の面側をバフ処理する例を示したが、本発明はこれに制限されるものではない。例えば、バフ処理に代えて、スライス処理するようにしてもよい。スライス処理の場合は、フィルム2が伸縮性を有していることを考慮し、フィルム2に張力をかけながらスライス処理することが好ましい。更に、湿式成膜時の条件設定により厚さの均一性が得られれば、バフ処理やスライス処理をしなくてもよい。
以下、本実施形態に従い製造した保持パッド1の実施例について説明する。なお、比較のために製造した比較例の保持パッドについても併記する。
(実施例1)
実施例1では、ポリウレタン樹脂として、100%モジュラスが10MPaのポリエステルMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)ポリウレタン樹脂を用いた。このポリウレタン樹脂のDMF溶液(濃度30%)100部に対して、顔料のカーボンブラックを30%含むDMF分散液の40部、疎水性活性剤の2部を混合してポリウレタン樹脂溶液を調製した。このポリウレタン樹脂溶液を成膜基材に塗布する際の塗布厚を1mmに設定した。両面テープ7としては、幅360mm、基材7aの厚さ0.188mmのものを使用した。隣り合う両面テープ7の間隔dを1.0mmに設定してバフ処理したフィルム2に貼り合わせ、1440mm角の矩形になるように切り取り保持パッド1を製造した。
(比較例1)
比較例1では、フィルム2に、基材の厚さが0.188mmの1枚の両面テープを貼り合わせた以外は、実施例1と同様にして保持パッドを製造した。
実施例及び比較例について、作製時にフィルム2の厚さ、圧縮率、弾性率を測定した。また、厚さの測定では、ダイヤルゲージ(最小目盛り0.01mm)を使用し、荷重100g/cmをかけて測定した。縦1m×横1mのフィルムを縦横10cmピッチで最小目盛りの10分の1(0.001mm)まで読み取り、平均値を求めた。圧縮率及び弾性率は、日本工業規格(JIS L 1021)に従い、ショッパー型厚さ測定器(加圧面:直径1cmの円形)を使用して求めた。具体的には、初荷重で30秒間加圧した後の厚さtを測定し、次に最終圧力のもとで5分間放置後の厚さtを測定した。全ての荷重を除き、5分間放置後、再び初荷重で30秒間加圧した後の厚さt’を測定した。圧縮率は、圧縮率(%)=(t−t)/t×100で算出し、弾性率は、弾性率(%)=(t’−t)/(t−t)×100で算出した。このとき、初荷重は100g/cm、最終圧力は1120g/cmであった。下表1に、厚さの平均値、圧縮率及び弾性率の結果を示す。
Figure 0005501561
表1に示すように、フィルム2では、厚さの平均が1.02mmであり、0.6〜1.5mmの範囲であった。また、圧縮率が35〜65%の範囲となる51.9%であり、弾性率が90〜100%の範囲となる97.2%であることが判明した。また、比較例1の保持パッドの製造時には、フィルム2と両面テープとを貼り合わせる際に、エアの咬み込みが生じたため、エアを除きながら貼り合わせるのに手間を要した。これに対して、実施例1の保持パッド1の製造時には、フィルム2と両面テープ7との貼り合わせが容易にでき、エアの咬み込みが生じることはなかった。
また、実施例1および比較例1の保持パッド1について、定盤に対する装脱着のしやすさを調べた結果、比較例1の保持パッドでは、装着時にしわやエアの咬み込みが生じやすかった。これに対して、実施例1の保持パッド1では、4本の両面テープ7を順次貼付することで、比較例1の保持パッドより手間を掛けずに容易に定盤に装着できることが判明した。一方、定盤から取り除く際にも、実施例1の保持パッド1では、比較例1の保持パッドに対して、容易に取り除くことができた。
以上の結果から、フィルム2に複数の両面テープ7を貼り合わせることで、研磨装置に対して各両面テープ7を順次貼り合わせ、または、引きはがすことができるので、研磨装置に対する保持パッド1の装脱着を容易に行うことができることが判明した。
本発明は被研磨物であるガラス基板の平坦性低下を抑制し定盤に容易に装脱着することができる保持パッドを提供するため、保持パッドの製造、販売に寄与するので、産業上の利用可能性を有する。
本発明を適用した実施形態の保持パッドを模式的に示す断面図である。 実施形態の保持パッドに貼り合わされた両面テープを示す底面図である。
符号の説明
1 保持パッド
2 フィルム(軟質プラスチックシート)
7 両面テープ(粘着部材)
7a 基材
7b 粘着層
7c 剥離紙
P 保持面
間隔

Claims (6)

  1. 被研磨物であるガラス基板を保持するための保持面が形成された表面層と該表面層より内部側に発泡が連続状に形成された発泡層とを有する軟質プラスチックシートと、前記保持面の反対面側に配された粘着部材とを備えた保持パッドにおいて、前記軟質プラスチックシートは、圧縮率が35%〜65%、厚さが0.6mm〜1.5mmの範囲であり、1辺が1400mmを超える矩形状または直径が1400mmを超える円形状の1枚のシートで構成されており、前記粘着部材は、基材の両面に粘着層を有し厚さが同じで分割された複数の部材で構成されており、一側の前記粘着層が前記保持面の反対面側に貼り合わされており、他側の前記粘着層がそれぞれ分割された剥離紙で覆われているとともに、隣り合う部材間の間隔が2mm以下に設定されていることを特徴とする保持パッド。
  2. 前記粘着部材を構成する各部材は、短冊状に形成されており、前記軟質プラスチックシートに対して同一方向に貼り合わされていることを特徴とする請求項1に記載の保持パッド。
  3. 前記粘着部材を構成する各部材の基材は、厚さが0.023mm〜0.250mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の保持パッド。
  4. 前記粘着部材を構成する各部材は、両面テープであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の保持パッド。
  5. 前記軟質プラスチックシートは、弾性率が90%〜100%であることを特徴とする請求項1に記載の保持パッド。
  6. 前記軟質プラスチックシートは、ポリウレタン樹脂製で湿式成膜法によりシート状に形成されており前記表面層の表面が前記保持面を形成することを特徴とする請求項1に記載の保持パッド。
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