JP7046539B2 - 保持パッド及びその搬送又は保管方法 - Google Patents
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Description
[1]
被研磨物を保持するための保持部を有する1枚の樹脂シートと、複数の第一粘着層と、複数の離型シートと、緩衝フィルムとを、この順に備える保持パッドであり、
前記保持パッドは、前記複数の第一粘着層及び前記複数の離型シートをそれぞれ並べて配置することにより形成される隙間を有し、
前記緩衝フィルムは、前記保持パッドが捲回又は積層された際に、前記保持パッドの捲回又は積層によって前記樹脂シートの厚さ方向にかかる圧力が前記隙間を原因として偏在化することを緩衝するものであり、
前記緩衝フィルムの厚さが、0.2~2.0mmであり、
前記緩衝フィルムは、前記保持パッドが捲回又は積層された際に、少なくとも前記樹脂シートに接する前記隙間全体を覆っている、
保持パッド。
[2]
前記離型シートと前記緩衝フィルムとの間に、保護シートを更に備え、
前記保護シートは、前記隙間に埃が混入して前記第一粘着層の粘着力が低下することを抑制するために、前記保護シートの一部が前記離型シートに対して接合することにより前記隙間を覆うことができるものである、
[1]に記載の保持パッド。
[3]
下記式(1)を満たす、
[2]に記載の保持パッド。
0 < TA/TB ≦ 0.8 (1)
(式中、TAは、前記保護シートの厚さ分、前記樹脂シートを圧縮した際の圧縮応力を示し、TBは、前記保護シートの厚さ分、前記緩衝フィルムを圧縮した際の圧縮応力を示す。)
[4]
前記保持パッドが帯状である場合に、その幅が2000mm超であり、
前記保持パッドが矩形である場合に、少なくともその1辺が2000mm超であり、
前記保持パッドが円形又は略円形である場合に、その直径が2000mm超である、
[1]~[3]のいずれか一項に記載の保持パッド。
[5]
前記樹脂シートと前記第一粘着層との間に、複数の第二粘着層と、複数の基材とを、この順に更に備え、
前記保持パッドは、前記複数の第二粘着層、前記複数の基材、前記複数の第一粘着層、及び前記複数の離型シートをそれぞれ並べて配置することにより形成される隙間を有する、
[1]~[4]のいずれか一項に記載の保持パッド。
[6]
[1]~[5]のいずれかに記載の保持パッドを捲回又は積層して搬送又は保管する工
程を含む、
搬送又は保管方法。
0 < TA/TB ≦ 0.8 (1)
(式中、TAは、保護シートの厚さ分、樹脂シートを圧縮した際の圧縮応力を示し、TBは、保護シートの厚さ分、緩衝フィルムを圧縮した際の圧縮応力を示す。)
湿式成膜法により作製したポリウレタン製の1枚の樹脂シート(2500mm四方)の全面に対して、2枚の同じ大きさの両面テープをそれらの間に隙間を形成するように並べて貼りつけた。その後、厚さ0.055mmの保護シート(日立マクセル社製No.626050フィルム)、その保護シートよりも大きい緩衝フィルムの順に、2枚の両面テープの間に形成されている隙間を覆うように貼り付けて、図2、図3及び図5に示す保持パッドと同様の構成を有する保持パッドを作製した。なお、緩衝フィルムは湿式成膜法により作製されたポリウレタン製の樹脂であり、厚さが0.56mmであり、圧縮応力の比率(TA/TB)は0.8であった。
緩衝フィルムを用いない以外は、実施例1と同様にして保持パッドを確認したところ、樹脂シートに、両面テープの間に形成されている隙間に対応したスジが発生していた。
Claims (6)
- 被研磨物を保持するための保持部を有する1枚の樹脂シートと、複数の第一粘着層と、複数の離型シートと、緩衝フィルムとを、この順に備える保持パッドであり、
前記保持パッドは、前記複数の第一粘着層及び前記複数の離型シートをそれぞれ並べて配置することにより形成される隙間を有し、
前記緩衝フィルムは、前記保持パッドが捲回又は積層された際に、前記保持パッドの捲回又は積層によって前記樹脂シートの厚さ方向にかかる圧力が前記隙間を原因として偏在化することを緩衝するものであり、
前記緩衝フィルムの厚さが、0.2~2.0mmであり、
前記緩衝フィルムは、前記保持パッドが捲回又は積層された際に、少なくとも前記樹脂シートに接する前記隙間全体を覆っている、
保持パッド。 - 前記離型シートと前記緩衝フィルムとの間に、保護シートを更に備え、
前記保護シートは、前記隙間に埃が混入して前記第一粘着層の粘着力が低下することを抑制するために、前記保護シートの一部が前記離型シートに対して接合することにより前記隙間を覆うことができるものである、
請求項1に記載の保持パッド。 - 下記式(1)を満たす、
請求項2に記載の保持パッド。
0 < TA/TB ≦ 0.8 (1)
(式中、TAは、前記保護シートの厚さ分、前記樹脂シートを圧縮した際の圧縮応力を示し、TBは、前記保護シートの厚さ分、前記緩衝フィルムを圧縮した際の圧縮応力を示す。) - 前記保持パッドが帯状である場合に、その幅が2000mm超であり、
前記保持パッドが矩形である場合に、少なくともその1辺が2000mm超であり、
前記保持パッドが円形又は略円形である場合に、その直径が2000mm超である、
請求項1~3のいずれか一項に記載の保持パッド。 - 前記樹脂シートと前記第一粘着層との間に、複数の第二粘着層と、複数の基材とを、この順に更に備え、
前記保持パッドは、前記複数の第二粘着層、前記複数の基材、前記複数の第一粘着層、及び前記複数の離型シートをそれぞれ並べて配置することにより形成される隙間を有する、
請求項1~4のいずれか一項に記載の保持パッド。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載の保持パッドを捲回又は積層して搬送又は保管する工程を含む、
搬送又は保管方法。
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JP2017181128A JP7046539B2 (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 保持パッド及びその搬送又は保管方法 |
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