JP5493275B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に基板が炭化珪素によって構成される半導体装置の製造方法に関する。
次世代の半導体材料として、炭化珪素(SiC)が期待されている。SiCが基板に用いられた半導体素子は、これまでのシリコン(Si)を用いた場合と比較して、オン状態における素子抵抗を数百分の一に低下させ、200℃以上の高温環境下で使用可能であるなどの特徴を有する。このように、SiCは素子抵抗を低下させられるため、電流密度を増大させることができる。したがって、SiCが基板に用いられたウェハはSiの場合よりも高価であるが、ウェハから得られるデバイスの面積を小さくすることで、デバイスコストの増大を抑えることができる。そして、現在までにSiC基板を用いた、例えば、ダイオードなどの整流デバイス、トランジスタ、サイリスタなどのスイッチングデバイスなどの様々なデバイスが試作されている。
ところが、SiCはダイヤモンドに次ぐほどの硬さを備える。SiCが適用された半導体のプロセス工程において、Siの場合と同様にダイヤモンドカッターを用いたダイシングを行うと次のような問題が生じる。
図8は、SiC基板が用いられたウェハをダイヤモンドカッターでダイシングしたときの半導体チップの平面模式図である。
SiCが用いられた半導体チップ500は、ダイヤモンドカッターでウェハをダイシングして個片化したものであって、模式的に平面図で示されている。既述の通り、SiCは高硬度であるために、半導体チップ500のデバイス領域501の周りのカットライン502はギザギザ状の、大きな“チッピング(chipping)”が生じている。そこで、ウェハをダイシングする際には、カットする余地(ダイシングライン幅)を確保しなくてはならない。このため、デバイス面積を小さくすることができても、ダイシングライン幅を含めると一枚のウェハから得られるチップ数を増やすには難しいという問題があった。
さらに、ウェハをダイシングするダイヤモンドカッターの刃の厚さを0.1mmより薄くしていくと刃の消耗が激しく、頻繁に交換する必要が生じ、コストが増加してしまうという問題もあった。
そこで、ダイヤモンドカッターによるダイシングに代わって、次のような技術が提案された。すなわち、劈開によってウェハの個片化を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、劈開のための割溝の形成(スクライブ)には、ウェハにダイヤモンドカッターや紫外線レーザーが用いられている。
特開2004−14709号公報
しかし、SiCが基板に用いられたウェハに形成した割溝に沿った劈開による個片化を行う方法では以下のような問題があった。
まず、既述の通り、SiCは硬度が高いため、ダイヤモンドカッターの刃は消耗し、コストの増大は避けられないという問題があった。
また、通常、パワー半導体で用いられる4H(水素)−SiCは六方晶であるため、<1 1 −2 0>方向と、<1 1 −2 0>方向から60度の角度とに割れやすい。このため、スクライブラインが浅い場合、個片化したチップを四角形状にすることが難しい。つまり、ウェハから得られるチップ数を増やすことが難しくなるという問題があった。
また、紫外線レーザーを用いたスクライブでは、レーザーで昇華させた基板材料の残渣が生じ、素子組み立ての際の歩留まりが悪化するという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ウェハから得られる半導体チップの数を増加させ、半導体チップの信頼性が向上された半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、基板が炭化珪素によって構成される半導体装置の製造方法が提供される。
この半導体装置の製造方法は、前記基板にデバイス部を形成する工程と、前記デバイス部の形成後、前記デバイス部が形成された側の前記基板の表面にレジスト膜を成膜する工程と、前記デバイス部が形成された前記基板の裏面に導電性膜を成膜し、さらに、前記導電性膜をパターン化して、電極膜を形成する工程と、前記電極膜の形状に沿って、前記基板にトレンチ溝部をエッチングによって形成する工程と、前記トレンチ溝部に沿って、前記デバイス部を個片化する工程と、を有する。
このような半導体装置の製造方法によれば、基板にデバイス部が形成されて、デバイス部が形成された側の基板の表面にレジスト膜が成膜されて、デバイス部が形成された基板の裏面に導電性膜が成膜され、さらに、導電性膜がパターン化され、電極膜が形成されて、電極膜の形状に沿って、基板にトレンチ溝部がエッチングによって形成されて、トレンチ溝部に沿って、デバイス部が個片化される。
上記の半導体装置の製造方法では、ウェハから得られる半導体チップの数を増加させ、個片化された半導体チップの製造歩留まりと信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態として、実施の形態の概要を、その後に概要を踏まえた実施の形態について、図面を参照しながら説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されるものではない。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分は同一または類似の符合を付している。
まず、実施の形態の概要について説明する。
図1は、実施の形態における概要を説明する要部断面模式図である。
本実施の形態の半導体装置の製造方法の各工程の概要について、図1に模式的に断面図を示している。
まず、図1(A)を参照しながら説明する。SiCによって構成されるウェハ11を用意する。このウェハ11に対して、デバイス部12を形成する。デバイス部12は、例えば、縦型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)やショットキーダイオードなどが挙げられる。以上により、図1(A)に示す構成が得られる。
次いで、図1(B)を参照しながら説明する。デバイス部12を形成したウェハ11の裏面に導電性膜(図示を省略)を成膜する。そして、導電性膜上にレジスト膜(図示を省略)を成膜する。レジスト膜をマスクとして導電性膜にパターニングを行い、レジスト膜を除去して、電極膜13を形成する。以上により、図1(B)に示す構成が得られる。
次いで、図1(C)を参照しながら説明する。形成した電極膜13をマスクとして、ウェハ11の裏面にドライエッチングを行って、トレンチ溝部14を形成する。以上により、図1(C)に示す構成が得られる。
最後に、図1(D)を参照しながら説明する。ウェハ11に形成したトレンチ溝部14に沿って、ウェハ11を劈開する。この結果、ウェハ11から個片化された、デバイス部12に電極膜13を具備した半導体チップ10が得られる。
このような工程では、ウェハ11を、電極膜13をマスクとして形成したトレンチ溝部14に沿って劈開して個片化したために、トレンチ溝部14を形成するためのレジスト膜を形成する必要が無く、また、スクライブライン幅を広く確保する必要が無く、SiC基板を備える半導体チップ10への衝撃も抑えられる。また、ウェハ11の裏面にトレンチ溝部14を形成したために、ウェハ材料の飛散によるデバイス部12への汚染や欠陥形成を防ぐことができる。したがって、1枚のウェハ11から得られる半導体チップ10の数を増加させることができ、個片化された半導体チップ10の製造歩留まりと信頼性が向上する。
次に、上記概要を踏まえた、実施の形態を通じて半導体チップの個片化方法を説明する。なお、実施の形態において、ウェハに形成するデバイスとして、縦型MOSFETの場合を例に挙げて説明する。
まず、ウェハに形成する縦型MOSFETについて説明する。
図2は、実施の形態における縦型MOSFETの要部断面模式図である。
縦型MOSFET100aは以下に説明するような構成をしている。
n型のドリフト領域101およびp型のボディ領域102が順に積層され、ボディ領域102の表面の一部にn型のイオンがドープされたn型のソース領域103が形成されている。なお、ドリフト領域101の厚さを、約1200V耐圧の場合には10μm〜15μm、ボディ領域102の厚さを、1μm〜3μmとする。
ソース領域103の表面からボディ領域102を貫き、ドリフト領域101に達するトレンチ溝104が形成されている。トレンチ溝104の内壁面には、ゲート絶縁膜104aと、ゲート絶縁膜104aに埋め込められるようにゲート電極104bとがそれぞれ形成されている。さらに、トレンチ溝104上に層間絶縁膜104cが形成されている。
ソース電極105が、ボディ領域102上に形成されており、層間絶縁膜104cを介して、ゲート電極104b上を覆っている。なお、ソース電極105は、ボディ領域102およびソース領域103とオーミック接触を維持している。
一方、ドリフト領域101の反対側には、高濃度ドープのn型のドレイン領域106、ドレイン電極107が順に形成されている。なお、ドレイン領域106とドレイン電極107とはオーミック接触を維持している。また、ドレイン領域106の厚さを150μm〜300μm、ドレイン電極107の厚さを0.05μm〜2μmとする。
なお、上記の縦型MOSFET100aでは、ドリフト領域101、ボディ領域102、ソース領域103およびドレイン領域106は、SiCによって構成されており、それぞれ、n型、p型、n型およびn型の場合について示している。一方、n型とp型とが逆の導電型でもよい。すなわち、ドリフト領域101、ボディ領域102、ソース領域103およびドレイン領域106は、それぞれ、p型、n型、p型およびp型でも構わない。また、ドリフト領域101、ボディ領域102、ソース領域103およびドレイン領域106は、SiCに対して、n型の場合であれば、窒素(N)、ヒ素(As)またはリン(P)など、p型であれば、アルミニウム(Al)またはホウ素(B)などをドープすることで形成することができる。
なお、縦型MOSFET100aからドレイン電極107を除いたものを、縦型MOSFET100bとする。
以下に、デバイスとして縦型MOSFET100bを形成したウェハから半導体チップを個片化する方法について説明を行う。
図3は、実施の形態におけるウェハに対する縦型MOSFETの形成工程を示す要部断面模式図である。
まず、SiCによって構成されるウェハ201を用意する。ウェハ201の厚さを、例えば、150μm〜300μm程度とする。このウェハ201の表面に、図2で示した縦型MOSFET100aからドレイン電極107を除いた縦型MOSFET100bを作り込む。なお、縦型MOSFET100bの形成方法についての詳細な説明は省略するが、公知であって従来のフォトリソグラフィ工程、成膜工程などを経て形成される。そして、縦型MOSFET100bが形成されたウェハ201の表面にレジスト膜202を成膜する。レジスト膜202をウェハ201の表面に成膜することにより、先に作り込まれた縦型MOSFET100bが保護される。
縦型MOSFET100bが作り込まれて、レジスト膜202が形成されたウェハ201の裏表をひっくり返す。そして、縦型MOSFET100bのドレイン領域106上であって、ウェハ201の裏面に導電性膜107aを成膜する。導電性膜107aは、例えば、ニッケル(Ni)を、1μm〜2μm程度の厚さになるように、スパッタ法により成膜する。以上により、図3で示す構成が得られる。
次に、導電性膜107aのパターニングを行う。
図4は、実施の形態におけるウェハに対する縦型MOSFETの電極の形成工程を示す要部断面模式図、図5は、実施の形態におけるウェハに対する縦型MOSFETの電極の形成工程を示す要部平面模式図である。
ウェハ201の裏面に成膜した導電性膜107a上に、レジスト(図示を省略)を形成し、パターニングを行う。そして、レジストを除去すると、図4,5に示すように、ウェハ201の裏面は、パターン化されて、碁盤の目状に電極膜が形成される。なお、電極膜間の幅は5μm〜25μm程度とする。
そして、形成した電極膜をシリサイド化させる。例えば、Niで構成される電極膜に対して、およそ1000℃のアルゴン(Ar)雰囲気中で1分間のアニールを行う。すると、Niがシリサイド化されて、電極膜のコンタクト抵抗が低下する。例えば、ドーピング濃度が1×1018cm-3以上のn型のドレイン領域106に対して、シリサイド化した電極膜は、1×10-4Ωcm2以下の接触抵抗を示す。そして、シリサイド化した電極膜は、縦型MOSFET100bに対してドレイン電極107として機能する。
次に、トレンチ溝203を形成する。
図6は、実施の形態における縦型MOSFETが形成されたウェハに対するトレンチ溝の形成工程を示す要部断面模式図である。
パターン化した電極膜をシリサイド化したドレイン電極107の形成後、ドレイン電極107をマスクとして、トレンチ溝203を形成する。トレンチ溝203の形成は、ドライエッチングを行う。例えば、誘導結合型プラズマ(ICP:Inductively Coupled Plasma)反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)を、六フッ化硫黄(SF6)と酸素(O2)とを1対3の割合で混合した、圧力が3Paのガス中で、500Wの高周波パワーと50Wのバイアスパワーをかけて20分間行った。そして、幅が10μm程度、深さが30μm程度の、図6に示すようなトレンチ溝203が形成された。
なお、マスクとして用いたドレイン電極107は、上記の条件でRIEを行った場合、SiCに対して20前後の高い選択比を有する。このようにSiCに対して高い選択比のドレイン電極207であれば、1μm〜2μmの厚さで形成しておけば、トレンチ溝203を深く形成することができる。
また、トレンチ溝203は、概要で説明したように、ウェハ201をトレンチ溝203に沿って劈開を行うために用いられる。ところが、トレンチ溝203の深さが浅すぎると、ウェハ201が、例えば、<1 1 −2 0>方向と、<1 1 −2 0>方向から60度の角度の方向と、に劈開してしまう。このため、ウェハ201を歩留まりよく狙った方向に劈開するために、トレンチ溝203の深さはウェハ201の厚さの少なくとも10%ほどであることが望ましい。この時、トレンチ幅は狭いほど、ウェハから得られるチップの数が増大するので好ましい。現実的には、トレンチエッチングの条件により決定されるアスペクト比(トレンチ深さ/トレンチ幅)で制限されるが、ダイヤモンドカッターやレーザーによるダイシングに対して優位性を保つためにはトレンチ幅を25μm程度以下にすることが望ましい。したがって、ドレイン電極107で用いられる材料は、ドライエッチングによりSiCに対して、その厚さの10%以上の深さのトレンチ溝203が形成できる選択比を備えることが必要であり、さらに、n型のSiCに対して1×10-4Ωcm2以下の接触抵抗を備えていることが望ましい。
なお、図3〜図6までの形成工程において、ドレイン電極107の構成材料としてNiのみを用いた場合を例に挙げて説明した。ところが、Niの膜厚を厚くしすぎると、シリサイド化によってNiと反応するSiCの量も増加する。すると、ウェハ裏面にもデバイス構造が作成されるような場合は反応するSiCの量を見込んで設計に余裕を持たせる必要がある。また、Ni電極の厚み分だけ素子抵抗も増加してしまう。そこで、例えば、図3〜5において、0.05μm程度の膜厚のNiをシリサイド化する。このシリサイド化したNi上に、膜厚が1.7μm程度のAl膜(図示を省略)を成膜してドレイン電極107を形成し、さらに、Al膜をマスクとして、図6に示すようにトレンチ溝203を形成するようにしても構わない。この時のAl膜によって、トレンチ溝203を形成する際のNiへのダメージを防ぐことができる。また、この後に、トレンチ溝203の形成後、塩酸(HCl)、希硝酸(HNO3)または硫酸(H2SO4)などによって、Al膜を除去しても構わない。
最後に、劈開を行う。
図7は、実施の形態におけるウェハから個片化した半導体チップについて、(A)は断面模式図、(B)は平面模式図である。
トレンチ溝203の形成後、トレンチ溝203に沿ってウェハ201を劈開して、個片化した半導体チップ100を図7に示す。但し、図7に示す半導体チップ100は、個片化後、ひっくり返していた裏表をもとに戻した状態を示している。図7(A)の断面模式図に示すように、縦型MOSFET100bにドレイン電極107が形成された半導体チップ100が形成される。そして、劈開して得られた半導体チップ100は、図7(B)の上部平面模式図に示すように、スクライブライン204にチッピングが発生しておらず、略四角形になっていることがわかる。例えば、ダイヤモンドカッターによってダイシングを行った場合では、ダイシングライン幅が1mm必要であった。そして、この時のチップサイズが5mm程度であった。一方、本実施の形態では、スクライブラインの幅は10μm程度のトレンチ溝203の幅になるために、チップサイズを5mm程度から4mm程度に縮小することができる。これを直径が2インチのウェハに適用すると、得られるチップの数を55個から88個へと、およそ1.7倍増加する(なお、エピタキシャル成長膜の濃度・膜厚が不安定であるため、2インチのウェハの端から1mmの領域を使用しないこととして見積もっている。)。
図3〜図7に示した作成工程により、半導体チップ100は、ウェハ201を、後にドレイン電極107となる電極膜をマスクとして形成したトレンチ溝203に沿って劈開して個片化して得られる。このため、トレンチ溝203を形成するためのレジストの形成と、幅の広いスクライブラインの確保との必要がなく、SiCによって構成された半導体チップ100への衝撃も抑えられる。また、トレンチ溝203をウェハ201の裏面に形成したために、ウェハ材料の飛散による縦型MOSFET100bへの汚染や欠陥形成を防ぐことができる。したがって、1枚のウェハ201から得られる半導体チップ100の数を増加させることができ、個片化された半導体チップ100の製造歩留まりと信頼性が向上する。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
実施の形態における概要を説明する要部断面模式図である。 実施の形態における縦型MOSFETの要部断面模式図である。 実施の形態におけるウェハに対する縦型MOSFETの形成工程を示す要部断面模式図である。 実施の形態におけるウェハに対する縦型MOSFETの電極の形成工程を示す要部断面模式図である。 実施の形態におけるウェハに対する縦型MOSFETの電極の形成工程を示す要部平面模式図である。 実施の形態における縦型MOSFETが形成されたウェハに対するトレンチ溝の形成工程を示す要部断面模式図である。 実施の形態におけるウェハから個片化した半導体チップについて、(A)は断面模式図、(B)は平面模式図である。 SiC基板が用いられたウェハをダイヤモンドカッターでダイシングしたときの半導体チップの平面模式図である。
符号の説明
10 半導体チップ
11 ウェハ
12 デバイス部
13 電極膜
14 トレンチ溝部

Claims (7)

  1. 基板が炭化珪素によって構成される半導体装置の製造方法において、
    前記基板にデバイス部を形成する工程と、
    前記デバイス部の形成後、前記デバイス部が形成された側の前記基板の表面にレジスト膜を成膜する工程と、
    前記デバイス部が形成された前記基板の裏面に導電性膜を成膜し、さらに、前記導電性膜をパターン化して、電極膜を形成する工程と、
    前記電極膜の形状に沿って、前記基板にトレンチ溝部をエッチングによって形成する工程と、
    前記トレンチ溝部に沿って、前記デバイス部を個片化する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記電極膜の形成後、前記電極膜をアニールする工程をさらに有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記デバイス部は、縦型電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記トレンチ溝部は、ドライエッチングによって形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記トレンチ溝部の深さは、前記基板の厚さの10%以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記トレンチ溝部の深さは、前記トレンチ溝部の幅に対して、2.5倍〜3.5倍であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記電極膜は、ニッケル膜、または、ニッケル膜と前記ニッケル膜上に成膜されたアルミニウム膜であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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