JP5489259B2 - 供出装置及びその供出方法 - Google Patents

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本発明は、供出装置及びその供出方法に関する。
ブランク材のプレスラインへの搬入は、一般に、ディスタックフィーダ等に設けられるロボットアームを用いて行われる。すなわち、この方法は、所定の位置に載置されたスタックからブランク材を1枚ずつロボットアームが吸着保持し、プレスラインに搬入するというものである。
ところが、この方法は、スタックがなくなる度に別途スタックを所定位置に配置する必要があるので、このスタックの配置に時間かかかり、生産性が優れるとはいえない。
これに対し、シートスタックが所定の配置で積載されたパレットをディスタック位置へ搬入し、パレット上のシートスタック供給後パレットをディスタック位置より搬出するパレット搬入装置と、ディスタック位置に設置され、かつ搬入されたパレットをX軸及びY軸方向へ移動させてパレット上の選択されたシートスタックをディスタック点に位置決めするX−Yテーブルと、上記ディスタック点の下方に設置され、かつディスタック点に位置決めされたシートスタックをパレットに開口された貫通孔を介してバキュームリフタが保持可能な位置までリフトさせるスタックリフタとを具備してなるディスタックフィーダが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この方法によれば、上記方法よりも生産性が向上する。
特開平06−154919号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のディスタックフィーダは、パレットに載置されたシートスタックがなくなると、次のパレットに移行しなければならないので、このパレットの移行に時間がかかり、生産性が十分に向上するとはいえない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、作業性に優れ、生産性を向上させることができる供出装置を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、取出位置に載置されるブランク材の位置を測定するための測定手段を備えること、及び、取出位置を2つ設けることにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(1)複数のブランク材からなるスタックが載置される第1取出位置を備える第1供出部と、複数のブランク材からなるスタックが載置される第2取出位置を備える第2供出部と、第1取出位置又は第2取出位置に載置されるブランク材の位置を測定するための測定手段と、該測定した位置情報に基づいて第1取出位置又は第2取出位置からブランク材をプレスラインに搬入するためのロボットアームと、を備える供出装置であって、第1供出部が、スタックを待機させる第1待機位置と、該第1待機位置及び第1取出位置の間を移動可能な第1ステージ台を備え、第2供出部が、スタックを待機させる第2待機位置と、該第2待機位置及び第2取出位置の間を移動可能な第2ステージ台を備え、第1取出位置に載置されたスタックの位置を、ロボットアームにより吸着保持可能な位置に修正するための第1ポジショナーを、第1ステージ台に備え、且つ前記第2取出位置に載置されたスタックの位置を、ロボットアームにより吸着保持可能な位置に修正するための第2ポジショナーを、第2ステージ台に備える供出装置に存する。
すなわち、本発明は、()測定手段がCCDカメラである上記(1)記載の供出装置に存する。
すなわち、本発明は、()第1取出位置及び前記第2取出位置が、プレスラインのブランク材が搬入される搬入口から等距離であり、且つブランク材の搬入方向に対して、対称となるように位置決めされている上記(1)記載の供出装置に存する。
本発明は、()ロボットアームが中心軸と、該中心軸に回転可能となるように接続されたアームと、該アームの先端にブランク材を吸着保持可能な吸着部と、を備え、吸着部が水平方向に回動可能となっている上記(1)記載の供出装置に存する。
本発明は、()プレスラインが、トランスファープレスライン又はタンデムプレスラインである上記(1)記載の供出装置に存する。
本発明は、(上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の供出装置を用い、複数のブランク材からなるスタックを第1取出位置に載置し、該スタックの位置を、測定手段により測定し、該測定した位置情報に基づいて、ロボットアームがブランク材を吸着保持し、プレスラインに搬入する操作を繰り返す第1工程と複数のブランク材からなるスタックを第2取出位置に載置し、該スタックの位置を、測定手段により測定し、該測定した位置情報に基づいて、ロボットアームが前記ブランク材を吸着保持し、プレスラインに搬入する操作を繰り返す第2工程と、を交互に行う供出方法であって、第1ステージ台に設けられた第1ポジショナー、又は第2ステージ台に設けられた第2ポジショナーにより、スタックの位置を修正した後、ロボットアームが、修正された位置で前記ブランク材を吸着保持する供出方法に存する。
本発明の供出装置は、複数のブランク材からなるスタックが載置される第1取出位置及び第2取出位置を備えるので、ロボットアームが第1取出位置からブランク材を搬入する間に、第2取出位置にスタックを準備することができ、また、ロボットアームが第2取出位置からブランク材を搬入する間に、第1取出位置にスタックを準備することができる。
このため、上記供出装置によれば、生産性が向上する。
また、上記供出装置は、第1取出位置又は第2取出位置にスタックを載置すると、該スタックのブランク材の位置を測定手段により測定することが可能である。そうすると、その情報に基づいて、ロボットアームがブランク材を的確な位置で吸着保持できる。
このため、スタックを載置する位置の精度が求められないので、作業性が向上する。
上記供出装置は、第1供出部が第1ポジショナーを更に備え、第2供出部が第2ポジショナーを更に備えると、ロボットアームが吸着保持できない位置にスタックがある場合であっても、供出が可能となる。すなわち、第1ポジショナー又は第2ポジショナーは、ロボットアームが吸着保持できない位置のスタックを、ロボットアームが吸着保持できる位置に移動させるものである。
この場合、取出位置において、スタック(ブランク材)を載置する位置は、ロボットアームがブランク材を吸着保持できる範囲に拘束されない。したがって、作業性がより向上する。
上記供出装置は、測定手段がCCDカメラであると、容易に着脱可能であり、スペースをとらない。また、遠隔作業が可能である。
上記供出装置は、第1取出位置及び第2取出位置が、プレスラインのブランク材が搬入される搬入口から等距離であり、且つブランク材の搬入方向に対して、対称となるように位置決めされていると、第1取出位置からプレスラインの搬入口までの距離と、第2取出位置からブレスラインの搬入口までの距離とが等しくなる。
このことから、ロボットアームによりブランク材が搬入される際のブランク材の移動距離が等しくなる。
したがって、ロボットアームの搬入速度を一定とすれば、第1取出位置からブランク材が搬入される時間と、第2取出位置からブランク材が搬入される時間とを等しくすることができるので、一定速度でブランク材を搬入することが可能となり、第1取出位置から第2取出位置に切り替える際にも調整が不要となる。
これらのことにより、本発明の供出装置によれば、低コストであり、比較的狭いスペースであっても、十分に生産性を向上させることが可能となる。
上記供出装置は、第1供出部が、スタックを待機させる第1待機位置と、該第1待機位置及び第1取出位置の間を移動可能な第1ステージ台と、を更に備え、第2供出部が、スタックを待機させる第2待機位置と、該第2待機位置及び第2取出位置の間を移動可能な第2ステージ台と、を更に備えると、第1待機位置で第1ステージ台にスタックを載置すればよく、第2待機位置で第2ステージ台にスタックを載置すればよいので、より安全に作業することが可能となる。
なお、第1待機位置で第1ステージ台にスタックが載置され後は、第1取出位置にスタックが移動されることになり、第2待機位置で第2ステージ台にスタックが載置され後は、第2取出位置にスタックが移動されることになる。
上記供出装置は、ロボットアームが中心軸と、該中心軸に回転可能となるように接続されたアームと、該アームの先端にブランク材を吸着保持可能な吸着部と、を備えると、ロボットアームの中心軸を中心にアームを回転させれば、第1取出位置又は第2取出位置からブランク材をプレスラインに効率よく搬入できる。
また、吸着部が水平方向に回動可能となっていると、スタックの位置に応じて、スタックを吸着保持する位置を容易に調整できる。
上記供出装置は、プレスラインがトランスファープレスライン又はタンデムプレスラインであると、確実に生産性が向上する。
また、上記供出装置は狭いスペースであっても配置できることから、比較的大型なトランスファープレスライン又はタンデムプレスラインに好適に配置される。
本発明の供出方法は、複数のブランク材からなるスタックを第1取出位置に載置し、該スタックの位置を、測定手段により測定し、該測定した位置情報に基づいて、ロボットアームがブランク材を吸着保持し、プレスラインに搬入する操作を繰り返す第1工程と、複数のブランク材からなるスタックを第2取出位置に載置し、該スタックの位置を、測定手段により測定し、該測定した位置情報に基づいて、ロボットアームがブランク材を吸着保持し、プレスラインに搬入する操作を繰り返す第2工程と、を交互に行うことにより、ロボットアームが第1取出位置からブランク材を搬入する間に、第2取出位置にスタックを準備することができ、また、ロボットアームが第2取出位置からブランク材を搬入する間に、第1取出位置にスタックを準備することができる。
このため、上記供出方法によれば、生産性が向上する。
また、上記供出方法は、第1取出位置又は第2取出位置にスタックを載置すると、該スタックのブランク材の位置を測定手段により測定し、その位置情報に基づいて、ロボットアームがブランク材を吸着保持できるので、スタックを載置する位置の精度が求められない。このため、作業性が向上する。
上記供出方法は、位置情報に基づいて、第1ポジショナー又は第2ポジショナーがスタックの位置を修正した後、ロボットアームが修正された位置でブランク材を吸着保持するものであると、ロボットアームが吸着保持できない位置にスタックがある場合であっても、供出が可能となる。すなわち、第1ポジショナー又は第2ポジショナーは、ロボットアームが吸着保持できない位置のスタックを、ロボットアームが吸着保持できる位置に移動させるものである。
この場合、取出位置において、スタックを載置する位置は、ロボットアームが該スタックのブランク材を吸着保持できる範囲に拘束されない。したがって、作業性がより向上する。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、本発明に係る供出装置の一実施形態を示す平面図であり、図2は、本発明に係る供出装置の一実施形態を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る供出装置100は、複数のブランク材15からなるスタックが載置される第1取出位置11aを備える第1供出部1と、複数のブランク材15からなるスタックが載置される第2取出位置12aを備える第2供出部2と、第1取出位置11a又は第2取出位置12aに載置されるスタックのブランク材15の位置を測定するための測定手段3と、第1取出位置11a又は第2取出位置12aからブランク材15をプレスラインに搬入するためのロボットアーム20と、を備える。
上記第1供出部1は、スタックを待機させる第1待機位置11bと、該第1待機位置11b及び第1取出位置11aの間に敷設された第1レール11cと、前記第1待機位置11b及び第1取出位置11aの間を移動可能な第1ステージ台11と、を有している。
そして、第1ステージ台11は、第1レール11c上をスライド可能となっている。
これにより、第1ステージ台11上に載置されたスタックは、第1待機位置11bから第1取出位置11aに搬送される。
また、第1供出部1は、第1取出位置11aに載置されたスタックの位置を修正するための第1ポジショナー5aを更に備える。
かかる第1ポジショナー5aは、第1取出位置11a上において、スタックの載置する位置が大きくずれていた場合、具体的には、ロボットアーム20が吸着保持できない位置にスタックがある場合、スタックの位置を修正して、ロボットアーム20がブランク材15を吸着保持できる位置に移動させる。但し、このブランク材15の位置の修正は、厳密な精度が要求されない。
上記第2供出部2は、上述した第1供出部1と同様に、スタックを待機させる第2待機位置12bと、該第2待機位置12b及び第2取出位置12aの間に敷設された第2レール12cと、前記第2待機位置12b及び第2取出位置12aの間を移動可能な第2ステージ台12と、を有している。
そして、第2ステージ台12は、第2レール12c上をスライド可能となっている。
これにより、第2ステージ台12上に載置されたスタックは、第2待機位置12bから第2取出位置12aに搬送される。
また、上記第2供出部2は、第2取出位置12aに載置されたスタックの位置を修正するための第2ポジショナー5bを更に備える。
かかる第2ポジショナー5bは、第2取出位置12a上において、スタックの載置する位置が大きくずれていた場合、具体的には、ロボットアーム20が吸着保持できない位置にスタックがある場合、スタックの位置を修正して、ロボットアーム20がブランク材15を吸着保持できる位置に移動させる。但し、このブランク材15の位置の修正は、厳密な精度が要求されない。
上記供出装置100においては、複数のブランク材15からなるスタックが載置される第1取出位置11a及び第2取出位置12aを備えるので、ロボットアーム20が第1取出位置11aからブランク材15を搬入する間に、第2取出位置12aにスタックを準備することができ、また、ロボットアーム20が第2取出位置12aからブランク材15を搬入する間に、第1取出位置11aにスタックを準備することができる。
このため、上記供出装置100によれば、段取り替えが極めて効率的であり、生産性が向上する。
また、第1待機位置11bで第1ステージ台11にスタックを載置し、第1取出位置11aに搬送すればよく、第2待機位置12bで第2ステージ台12にスタックを載置し、第2取出位置12aに搬送すればよいので、より安全に作業することが可能となる。
さらに、第1ポジショナー5a及び第2ポジショナー5bを備えることにより、第1取出位置11a及び第2取出位置12aにおいて、スタックを載置する位置は、ロボットアーム20がブランク材15を吸着保持できる範囲に拘束されない。したがって、作業性がより向上する。
上記供出装置100においては、第1取出位置11aには昇降機構16が取付けられており、該昇降機構16により第1取出位置11aに配置されたスタックが昇降移動するようになっていることが好ましい。
また、第2取出位置12aには昇降機構16が取付けられており、該昇降機構16により第2取出位置12aに配置されたスタックが昇降移動するようになっていることが好ましい。
この場合、上記供出装置100においては、昇降機構16によりスタックを搬入口30と同じ高さまで上昇させて、ロボットアーム20でブランク材15を搬入口30に搬入させることが可能である。
よって、搬送装置20は、平行移動するだけでブランク材15を搬入することが可能となる。
上述した測定手段3としては、CCDカメラ、レーザースキャナー等が挙げられる。これらの中でも、測定手段3はCCDカメラであることが好ましい。
この場合、容易に測定手段3の着脱可能であり、スペースをとらない。また、遠隔作業が可能となる。
かかる測定手段3は、第1取出位置11a又は第2取出位置12aにスタックが載置された後、ブランク材15の位置を測定するものである。
そして、測定手段3で測定した位置情報は、ロボットアーム20に伝達され、ロボットアーム20がブランク材15を的確な位置で吸着保持することになる。
この場合、スタックを載置する際の位置の厳密な精度が要求されないので、作業性が向上する。
図3は、本実施形態に係る供出装置におけるロボットアームを示す斜視図である。
図3に示すように、ロボットアーム20は、中心軸21と、該中心軸21に回転可能となるように接続されたアーム22と、該アーム22の先端にブランク材を吸着保持可能な吸着部27とを備える。
上記アーム22は、中心軸21に接続された主腕部25と、該主腕部25に回転可能となるように接続された従腕部26とからなる。
上記主腕部25は、中心軸21を中心に、水平方向に回動可能となっており、従腕部26は、主腕部25との接続部を中心に、水平方向に平行に回転可能となっている。
したがって、ロボットアーム20は、主腕部25と従腕部26とを折畳むことにより、ブランク材を最短の距離でプレスラインの搬入口30に搬入することが可能である。
上記吸着部27は、中心に図示しない吸引口が設けられており、該吸引口からブランク材15を吸引することにより、ブランク材15が吸着保持される。
また、吸着部27は、上下方向に伸縮可能となっており、ブランク材15の位置に対応して、吸着保持可能となっている。
上記ロボットアーム20は、中心軸21を中心にアーム22を回転させれば、第1取出位置又は第2取出位置からブランク材15をプレスラインの搬入口30に搬入できる。
また、吸着部27が水平方向に回動可能となっているので、スタックの位置に応じて、スタックを吸着保持する位置を容易に調整できる。
図1に戻り、本実施形態に係る供出装置100において、第1取出位置11a及び第2取出位置12aは、プレスラインのブランク材15が搬入される搬入口30から等距離となるように位置決めされており、かつ第1取出位置11a及び第2取出位置12aがブランク材15の搬入方向Aに対して、対称となるように位置決めされている。
これに加え、上述したロボットアーム20は、第1取出位置11a及び第2取出位置12aが中心軸21から等距離となるように位置決めされている。
すなわち、上記供出装置100においては、第1取出位置11aからプレスラインの搬入口30までの距離と、第2取出位置12aからプレスラインの搬入口30までの距離とが等しくなっており、第1取出位置11aから中心軸21までの距離と、第2取出位置12aから中心軸21までの距離とが等しくなっている。
したがって、第1取出位置11aと第2取出位置12aとを結ぶラインの中点に直行するライン上に中心軸21が配置され、ブランク材15が搬入されることになる。
上記供出装置100は、第1取出位置11aから搬入口30までの距離と、第2取出位置12aから搬入口30までの距離とが等しいので、ロボットアーム20の中心軸21を中心にアーム22を回転させて、第1取出位置11a又は第2取出位置12aからブランク材15をプレスラインの搬入口30に搬入する際の搬入速度を一定とすれば、第1取出位置11aからブランク材15が搬入される時間と、第2取出位置12aからブランク材15が搬入される時間とが等しくなる。
このことから、一定速度、一定時間でブランク材15を搬入することが可能となり、第1取出位置11aから第2取出位置12aに切り替える際にも調整が不要となる。
よって、上記供出装置100によれば、特別な装置が不要であるため、低コストであり、第1取出位置11a、第2取出位置12a及びロボットアーム20を上述のような配置とすることにより、比較的狭いスペースであっても、十分に生産性を向上させることが可能となる。
上記供出装置100において、ブランク材15が搬入されるプレスラインは、トランスファープレスライン又はタンデムプレスラインであることが好ましい。
上記供出装置100は狭いスペースであっても配置できることから、比較的大型なトランスファープレスライン又はタンデムプレスラインに好適に用いられ、確実に生産性を向上させることができる。
次に、本発明に係る供出方法の実施形態について説明する。
本実施形態に係る供出方法は、上述した供出装置100が用いられる。
具体的には、複数のブランク材15からなるスタックを第1取出位置11aに載置し、該スタックの位置を、測定手段3により測定し、該測定した位置情報に基づいて、第1ポジショナー5aがスタックの位置を修正した後、ロボットアーム20が修正された位置でブランク材15を吸着保持し、プレスラインの搬入口30に搬入する操作を繰り返す第1工程と、複数のブランク材15からなるスタックを第2取出位置12aに載置し、該スタックの位置を、測定手段3により測定し、該測定した位置情報に基づいて、第2ポジショナー5bがスタックの位置を修正した後、ロボットアーム20が修正された位置でロボットアーム20がブランク材15を吸着保持し、プレスラインの搬入口30に搬入する操作を繰り返す第2工程と、を交互に行う。
図4の(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)は、本実施形態に係る供出装置を用いた供出方法を説明するための説明図である。
まず、図4の(a)に示すように、第1工程において、スタックが第1取出位置11aに載置されると、図示しないセンサーがスタックを検出し、その検出信号に基づいて、測定手段3(CCDカメラ)が該スタックのブランク材15の位置を測定する。
そして、該測定した位置情報に基づいて、第1ポジショナー5aがスタックの位置を修正し、その後、第1ステージ台11上に載置されたスタックが昇降機構16により搬入口30の高さまで上昇される。
ここで、上記測定手段3を用いたブランク材15を吸着保持する制御方法について説明する。
図5は、本実施形態に係る供出方法における制御方法を示すフローチャートである。
図5に示すように、上記供出方法においては、コンピューターの演算部50でブランク材15の位置情報が演算される。
すなわち、まず、ブランク材15の位置情報(以下便宜的に「基本位置情報」という。)を演算部50にインプットする。
そして、測定手段3で測定した位置情報(以下便宜的に「実測位置情報」という。)を演算部50に伝達し、演算部50において基本位置情報と実測位置情報との誤差を算出する。
算出された誤差の位置情報(以下便宜的に「誤差情報」という。)に基づいて、ポジショナー5a,5bに移動指令が発せられ、これにより、スタックの位置が修正される。
その後、演算部50の誤差情報に基づいて、ロボットアーム20に移動指令が発せられる。そうすると、ロボットアーム20は、スタックの位置に応じた的確な位置でブランク材15を吸着保持することになる。
次に、図4の(b)に示すように、上記位置情報(誤差情報)に基づいて、ブランク材15がロボットアーム20の吸着部27により吸着保持され、第1ステージ台11からブランク材15がロボットアーム20により搬入口30に搬入される。なお、ブランク材15を繰り返し搬入することによりブランク材15の量が減り、これに伴って、吸着保持すべきブランク材15の高さが徐々に低くなるところ、吸着部27が上下方向に伸縮可能となっているので、常時、ブランク材15の同じ位置を吸着保持することができる。
これにより、ロボットアーム20によるブランク材15の位置ズレが生じるのを抑制できる。
一方、第2待機位置12bにおいては、第2ステージ台12上にスタックが載置される。
次に、図4の(c)に示すように、第2工程において、スタックが載置された第2ステージ台12が、第2待機位置12bから第2取出位置12aにスライドされる。
そして、スタックが第2取出位置12aに載置されると、図示しないセンサーがスタックを検出し、その検出信号に基づいて、測定手段3が該スタックのブランク材15の位置を測定する。
そして、測定した位置情報に基づいて、第2ポジショナー5bがスタックの位置を修正し、その後、第2ステージ台12上に載置されたスタックが昇降機構16により搬入口30の高さまで上昇される。
一方、第1工程においては、第1取出位置11aから続けてロボットアーム20によりブランク材15の搬入が行われる。
次に、図4の(d)に示すように、第1取出位置11aにおいて、昇降機構16上に載置されたブランク材15(スタック)がなくなると、ロボットアーム20のアーム22が反転し、図4の(e)に示すように、第2取出位置12aにおいて、昇降機構16に載置されたスタックのブランク材15がロボットアーム20の吸着部27により吸着保持される。
なお、第2取出位置12aにおけるブランク材15の搬入は上述した第1取出位置11aと同様に行なわれる。
一方、ブランク材15がなくなった第1取出位置11aにおける昇降機構16は、元の位置まで降下し、次いで、第1ステージ台11は、第1取出位置11aから第1待機位置11bにスライドされ、第1工程が終了する。なお、第1ステージ台11上には、次のスタックが載置されることになる。
次に、図4の(f)に示すように、別のスタックが載置された第1ステージ台11が第1待機位置11bから第1取出位置11aにスライドされ、上述したことと同様に、ブランク材15の位置が測定され、その後、昇降機構16によりスタックが搬入口30の高さまで上昇される。
次いで、第2取出位置12aにおいて、昇降機構16上に載置されたブランク材15(スタック)がなくなると、ロボットアーム20のアーム22が反転し、第1取出位置11aにおいて、上述したことと同様に、昇降機構16上に載置されたブランク材15(スタック)がロボットアーム20により搬入口30に搬入される。
このとき、ブランク材15(スタック)がなくなった昇降機構16は、元の位置まで降下し、次いで、第2ステージ台12は、第2取出位置12aから第2待機位置12bにスライドされ、第2工程が終了する。
本実施形態に係る供出方法においては、第1工程と、第2工程とが交互に繰り返される。
このため、ロボットアーム20が第1取出位置11aからブランク材を搬入する間に、第2取出位置12aにスタックを準備することができ、また、ロボットアーム20が第2取出位置12aからブランク材を搬入する間に、第1取出位置11aにスタックを準備することができる。
また、上記供出方法は、第1取出位置11a又は第2取出位置12aにスタックを載置すると、該スタックのブランク材の位置を測定手段3により測定し、その位置情報に基づいて、ロボットアーム20がブランク材15を吸着保持できるので、スタックを載置する位置の精度が求められない。このため、作業性が向上する。
上記供出方法は、位置情報に基づいて、第1ポジショナー5a又は第2ポジショナー5bがスタックの位置を修正した後、ロボットアーム20が修正された位置でブランク材15を吸着保持するものであると、ロボットアーム20が吸着保持できない位置にスタックがある場合であっても、供出が可能となる。
すなわち、第1ポジショナー5a又は第2ポジショナー5bは、ロボットアーム20が吸着保持できない位置のスタックを、ロボットアーム20が吸着保持できる位置に移動させるものである。
この場合、取出位置において、スタックを載置する位置は、ロボットアーム20がブランク材15を吸着保持できる範囲に拘束されない。したがって、作業性がより向上する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記本実施形態に係る供出装置100は、第1ポジショナー5a及び第2ポジショナー5bを備えているが、必ずしもこれらを設ける必要はない。
上記本実施形態に係る供出装置100においては、第1取出位置11a及び第2取出位置12aそれぞれに昇降機構16が取り付けられているが、必ずしも昇降機構16を取り付ける必要はない。
すなわち、取出位置と搬入口とを同じ高さとするために、取出位置自体を搬入口と同じ高さとしてもよい。
上記本実施形態に係る供出装置100においては、スタックを待機させる待機位置と、スタックを載置するステージ台とを有しているが、必ずしもこれらを備える必要は無い。
本発明に係る供出装置においては、ロボットアームが中心軸に1本のアームが接続されているが、アームは一対(2本)として接続されていてもよい。
この場合、一方のアームが第1取出位置からブランク材を搬入し、他方のアームが第2取出位置からブランク材を搬入させることができる。
また、本発明に係る供出装置においては、ロボットアームが2つ配置されていてもよい。
図6は、本発明に係る供出装置の他の実施形態を示す平面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る供出装置200においては、ロボットアーム51,52が2つ配置されており、ロボットアーム51が第1取出位置51aからブランク材15を、ロボットアーム52が第2取出位置52aからブランク材15を搬入するようにしてもよい。
なお、このとき、搬入の順序は、ロボットアーム51とロボットアーム52とで交互に行われる。
図1は、本発明に係る供出装置の一実施形態を示す平面図である。 図2は、本発明に係る供出装置の一実施形態を示す斜視図である。 図3は、本実施形態に係る供出装置におけるロボットアームを示す斜視図である。 図4の(a)、(b)、(c)、(d)、(e)及び(f)は、本実施形態に係る供出装置を用いた供出方法を説明するための説明図である。 図5は、本実施形態に係る供出方法における制御方法を示すフローチャートである。 図6は、本発明に係る供出装置の他の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1・・・第1供出部
2・・・第2供出部
3・・・測定手段
5a・・・第1ポジショナー
5b・・・第2ポジショナー
11・・・第1ステージ台
11a,51a・・・第1取出位置
11b・・・第1待機位置
11c・・・第1レール
12・・・第2ステージ台
12a,52a・・・第2取出位置
12b・・・第2待機位置
12c・・・第2レール
15・・・ブランク材
16・・・昇降機構
20,51,52・・・ロボットアーム
21・・・中心軸
22・・・アーム
25・・・主腕部
26・・・従腕部
27・・・吸着部
30・・・搬入口
50・・・演算部
100,200・・・供出装置
A・・・搬入方向

Claims (6)

  1. 複数のブランク材からなるスタックが載置される第1取出位置を備える第1供出部と、
    複数のブランク材からなるスタックが載置される第2取出位置を備える第2供出部と、
    前記第1取出位置又は前記第2取出位置に載置されるブランク材の位置を測定するための測定手段と、
    該測定した位置情報に基づいて前記第1取出位置又は前記第2取出位置から前記ブランク材をプレスラインに搬入するためのロボットアームと、
    を備える供出装置であって、
    前記第1供出部が、前記スタックを待機させる第1待機位置と、該第1待機位置及び前記第1取出位置の間を移動可能な第1ステージ台を備え
    前記第2供出部が、前記スタックを待機させる第2待機位置と、該第2待機位置及び前記第2取出位置の間を移動可能な第2ステージ台を備え
    前記第1取出位置に載置された前記スタックの位置を、ロボットアームにより吸着保持可能な位置に修正するための第1ポジショナーを、前記第1ステージ台に備え、且つ
    前記第2取出位置に載置された前記スタックの位置を、ロボットアームにより吸着保持可能な位置に修正するための第2ポジショナーを、前記第2ステージ台に備えることを特徴とする供出装置。
  2. 前記測定手段がCCDカメラであることを特徴とする、請求項1記載の供出装置。
  3. 前記第1取出位置及び前記第2取出位置が、前記プレスラインのブランク材が搬入される搬入口から等距離であり、且つ
    前記ブランク材の搬入方向に対して、対称となるように位置決めされていることを特徴とする、請求項1記載の供出装置。
  4. 前記ロボットアームが中心軸と、該中心軸に回転可能となるように接続されたアームと、該アームの先端に前記ブランク材を吸着保持可能な吸着部と、を備え
    前記吸着部が水平方向に回動可能となっていることを特徴とする、請求項1記載の供出装置。
  5. 前記プレスラインが、トランスファープレスライン又はタンデムプレスラインであることを特徴とする、請求項1記載の供出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の供出装置を用い、
    複数のブランク材からなるスタックを第1取出位置に載置し、該スタックの位置を、測定手段により測定し、該測定した位置情報に基づいて、ロボットアームが前記ブランク材を吸着保持し、プレスラインに搬入する操作を繰り返す第1工程と、
    複数のブランク材からなるスタックを第2取出位置に載置し、該スタックの位置を、測定手段により測定し、該測定した位置情報に基づいて、ロボットアームが前記ブランク材を吸着保持し、プレスラインに搬入する操作を繰り返す第2工程と、
    を交互に行う供出方法であって、
    第1ステージ台に設けられた第1ポジショナー、又は第2ステージ台に設けられた第2ポジショナーにより、スタックの位置を修正した後、前記ロボットアームが、修正された位置で前記ブランク材を吸着保持することを特徴とする供出方法。
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