JP5488972B2 - 溶銑の脱Si脱P処理方法 - Google Patents

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本発明は、溶銑予備処理工程における溶銑の脱Si脱P処理方法の改良に関するものである。
転炉装入前の溶銑にCaO源を投入するとともに酸素を吹き込み、脱Siと脱Pとを行わせる溶銑予備処理は、従来から広く実施されている。鋼中に残存するPは鋼特性に大きな影響を与えるため、鉄鋼業界においては特に脱P効率を改善するための様々な努力が続けられてきた。
例えば本出願人の出願に係る特許文献1には、溶銑中への酸素供給速度が脱Si脱P処理に影響するとの知見が開示されており、上吹ランスからの酸素供給速度を0.3Nm/min/t以下に維持することによって、Si含有率が0.3%以上の溶銑についても、脱Si脱P処理を同時に進行させることができる旨が記載されている。
しかし吹錬の全期間にわたって上吹ランスからの酸素供給速度を0.3Nm/min/t以下に維持することは、実験炉では可能であるが、実操業においては溶銑の温度を維持する、好ましくは冷鉄源を溶解するための余剰熱を捻出する必要があるため、上吹ランスから0.3Nm/min/tより大きい速度で酸素を供給する必要がある。このため、特許文献1の発明を実操業に適用して脱P効率を改善することは容易ではなかった。
特開平2−93011号公報
本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、実操業に適用可能な手段によって、溶銑予備処理工程における脱P効率を改善することができる溶銑の脱Si脱P処理方法を提供することである。
上記の課題を解決するために本発明者は研究を重ねた結果、脱P改善のポイントは初期スラグ形成にあり、初期の脱Si期の酸素供給速度を適切に制御して液相率の高いスラグを形成すれば、副原料の溶解速度およびスラグ中の物質移動速度が向上し、脱P効率を確実に改善できることを究明した。本発明はこの知見に基づいて完成されたものであり、溶銑予備処理工程において溶銑の脱Si脱P処理を行うにあたり、塩基度調整用の副原料を粒径の大きいものから順に投入するとともに、処理初期の脱Si期において(a)式で定められるαが0.17〜0.49になるように操業条件を制御することにより、処理初期の脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲とし、かつ(質量%CaO)を、1300℃におけるCaO−SiO −FeOの3元系状態図中で、(10‐0‐90)の点と(50‐50‐0)の点とを通る直線よりも少ない範囲とし、均一液相領域のスラグを形成してスラグ液相率を高め、副原料の溶解速度およびスラグ中の物質移動速度を高めることにより、脱P効率を改善することを特徴とするものである。
α=VO ÷[%Si] initial÷d 0.6 ÷ε 0.7 ×M×ln([%Si]initial÷0.001)・・・(a)
なお、脱Pのための塩基度調整用の副原料として、溶銑予備処理工程以降において発生するスラグとともに、生石灰または炭酸カルシウムを溶銑中に投入することが好ましく、また塩基度調整用の副原料の粒径を5mm以下とすることが好ましい。さらに塩基度調整用の副原料を、塩基度の低いものから順に溶銑中に投入することが好ましい。
本発明においては、塩基度調整用の副原料を粒径の大きいものから順に投入するとともに、処理初期の脱Si期において(a)式で定められるαが0.17〜0.49になるように操業条件を制御し、溶銑予備処理初期の脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲とし、かつ(質量%CaO)を、1300℃におけるCaO−SiO −FeOの3元系状態図中で、(10‐0‐90)の点と(50‐50‐0)の点とを通る直線よりも少ない範囲に制御することによって、1300℃前後の温度領域においてFayalite(2FeO・SiO)として表示される周辺の均一液相領域のスラグを形成することができる。このスラグは液相率が高く、脱Pのための副原料の溶解速度およびスラグ中の物質移動速度を高めることができるので、従来よりも脱P効率を改善し、最終的な脱P率を向上させることができる。また本発明においては、脱Si期において供給した酸素が脱Siに寄与する割合ηを21%≦η≦62%の範囲となるように酸素供給速度を制御することにより、脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御することができるが、処理初期の脱Si期にのみ酸素供給速度を高めに制御すればよく、上吹き酸素に加えて鉄鉱石に代表される酸化鉄(Fe)を添加することで、実操業においても十分に実施可能である。
CaO−SiO−FeO3元系状態図の1300℃等温断面図である。 装入Si濃度と、脱Si期の酸素供給速度VOが脱P率に与える影響を示したグラフである。 装入Si濃度と、目標の脱P率を達成するために必要な脱Si期の酸素供給速度VOとの関係を示すグラフである。 本発明者が試験を行った設備においてηが21%≦η≦62%の範囲となる酸素供給速度VOの範囲を示すグラフである。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
本発明においては、溶銑予備処理初期の脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御し、かつ(質量%CaO)を、1300℃におけるCaO−SiO −FeOの3元系状態図中で、(10‐0‐90)の点と(50‐50‐0)の点とを通る直線よりも少ない範囲とすることにより、均一液相領域のスラグを形成する。図1のCaO−SiO−FeO3元系状態図の1300℃等温断面図に示されるように、この範囲においてはCaOが0%近傍であっても、均一液相が形成される。これにより処理初期に形成される初期スラグの液相率を高めることができ、脱Pのための副原料の溶解速度およびスラグ中の物質移動速度も高くなるために脱P率も高まり、最終的な脱P率を向上させることが可能となる。
ここで脱Si期とは、処理開始から脱Si反応終了までの時間帯を意味する。脱Si反応が終了するまでの時間t(min)は、t=[%Si] initial÷η÷VO÷0.125で表される。ただしηは供給した酸素が脱Siに寄与する割合(脱Si酸素効率)、VOは系への酸素供給速度であり、上吹きランスからの酸素吹き込みのほか、酸化物として固体状態で投入された酸素も気体酸素に換算して加えた値である。
Fe+1/2O=FeOという反応とSi+O=SiOという反応を考えて原子量から計算すると、O1kgあたりFeOは4.5kg、SiOは1.9kg生成するので、(質量%FeO):(質量%SiO)が90:10〜60:40の範囲というのは、21%≦η≦62%の範囲に相当する(供給した酸素はSiもしくはFeのみと反応するものと仮定)。よって、上記のように脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲に制御するために、上吹きランスからの酸素吹き込みとともに酸化鉄投入などの手段を用いてηが21%≦η≦62%の範囲を満たすように制御すればよい。ηが21%未満であると(質量%FeO):(質量%SiO)が90:10よりもFeO過剰側にシフトし、逆にηが62%を超えるとSiO過剰側にシフトし、好ましい範囲を外れることとなる。実操業においてはηが21%未満となる可能性は小さいので、如何にしてηを62%以下に抑制するかが重要となる。
ここでηを増加させる因子としては、溶銑による装入Siの増加、炉内撹拌動力増加(上吹酸素流量増加)があり、ηを減少させる因子としては酸素供給速度増大がある。図2は装入Siと、脱Si期の酸素供給速度VOが脱P率に与える影響を示したグラフであり、装入[Si]上昇によりηが増加し脱P率が悪化すること、酸素供給速度VOを上昇させることによりηが低下し脱P率が改善することを読み取ることができる。
また図3は装入Siと、目標の脱P率を達成するために必要な脱Si期の酸素供給速度VOとの関係を示すグラフである。装入Siが多いとSiOが生成され易くなるため、装入Siが高いほど酸素供給速度VOを高めなければ、目標の脱P率を達成することができないことを読み取ることができる。
以下に、装入Si%に応じて酸素供給速度VOをどの範囲に設定すればよいかを、説明する。
上記の組成のスラグを生成させるためには、脱Si期に供給した酸素が元素Xと反応する割合をηXとすると、前述したようにηSi:ηFe=21:79〜62:38の範囲であればよいので、脱Si期の酸素供給速度VOを以下の範囲に制御することで目標を達成する。
VOmax=0.49×[%Si] initial×d0.6×ε0.7÷M÷ln([%Si] initial÷0.001)
VOmin=0.17×[%Si] initial×d0.6×ε0.7÷M÷ln( [%Si] initial÷0.001)
以下にその算出根拠を説明するが、各数式中の記号の意味と単位は次の表1に示す通りである。
まず溶銑処理条件においてスラグ中FeO濃度が40%以上であれば、反応は溶銑中Siの移動律速となるので、以下の(1)式の関係が成立する。
−ln([%Si]initial÷[%Si])=kSi×A÷V×t=kSi×(π÷4×d)÷(M÷7.0)×t=5.5×kSi×d÷M×t・・・(1)式
溶銑中の物質移動係数は、撹拌動力と炉体内径の関数として、(2)式で表される。
Si=3.9×10−5×(ε÷d0.7・・・(2)式
酸素の1Nm/tはSiの0.125%と反応するので、供給された酸素が全てSiもしくはFeと反応すると仮定すると、脱Siが終了するまでの時間tは、(3)式で表される。
t=[%Si] initial÷ηSi÷(VO÷60)÷0.125・・・(3)式
脱Si反応終点のSi濃度を0.001%と仮定し、(1)(2)(3)式を整理すると、次の(4)式の関係が導かれる。
VO=0.103÷ηSi×[%Si] initial×d0.6×ε0.7÷M÷ln([%Si]initial÷0.001)・・・(4)式
ηSiの適正範囲は21〜62%であるので、(4)式に代入するとVOの上下限値が前記の通り算出される。
なお、εは以下の関係式を用いて算出することができる。
ε=εbottom+εtop
εbottom=371×K×Qbottom×T×{ln(1+9.8×6800×h÷P)+(1−Tn÷T)}
εtop=0.137×cosθ×Qtop×m÷n÷D÷x
上記した算出根拠に基づいて算出されたVOmaxとVOminのグラフを図4に示した。ただし、ε、d、Mなどの条件は本発明者が試験を行った設備の数値に基づいている。装入Siに応じて酸素供給速度VOをこの範囲に制御すればよい。
以下に、脱Pのための塩基度調整用の副原料について述べる。本発明においても脱Pのために塩基度調整用の副原料が必要であり、溶銑予備処理工程以降において発生するスラグとともに、生石灰または炭酸カルシウムを用いることが好ましい。溶銑予備処理工程以降において発生するスラグの代表的なものは転炉スラグであり、これを溶銑予備処理工程に返送して脱Pのために用いることによって、生石灰や炭酸カルシウムの使用量を削減することができる。
このような塩基度調整用の副原料の粒径は5mm以下とすることが好ましい。これは粒径が5mmを超えると溶解に時間がかかり、脱Siと同時に脱Pを進行させにくくなるからである。
また、塩基度調整用の副原料が同一粒径でない場合には、粒径の大きいものから順に投入することが好ましい。粒径の大きいものは溶解に時間がかかるためである。また塩基度調整用の副原料は、塩基度の低いものから順に投入することが好ましい。塩基度の低いものほど溶けやすく、初期スラグ形成が安定するためである。
表2に示される組成の溶銑を転炉型の精錬炉(d=5.3m、ε=5.1×10W、M=290〜305ton)に装入し、脱Si脱P処理を行った。溶銑はCの含有率が3.9〜4.5%、Pの含有率が0.064〜0.084%であるが、Siの含有率は0.21〜0.83%と大きく異なるものとした。脱Si期における上吹きランスからの酸素供給速度を1.2〜2.2Nm/min/tの範囲で変化させることで、請求項2の(a)式で表わされるαを表中に示すように変化させた。表中のスラグ組成の値は、操業条件から計算した脱Si時のスラグ組成をFeO-SiO2二元系に換算した値である。
No.1〜No.10はαが本発明範囲に入る実施例であり、No.11〜No.20はこの範囲を下方に外れた比較例(1)、No.21〜22はこの範囲を上方に外れた比較例(2)である。何れの場合にも処理後の溶銑中Siの含有率はほぼゼロとなったが、Pの含有率は表中に示すとおりであり、(処理前P−処理後P)÷処理前Pとして算出される脱P率は比較例(1)および(2)では25〜57%であったが、実施例では61〜79%と大幅に向上したことが確認された。また、比較例(2)については、処理初期に炉の上部からスラグが流出して処理継続が困難となった。これは酸素供給速度が大きすぎたために、ガス抜け性の良いスラグが形成される前に脱Cが開始してCOガスが発生し、スラグを持ち上げてしまったためと考えられる。
表3に示される組成の溶銑を転炉型の精錬炉に装入し、脱Si脱P処理を行った。溶銑はCの含有率が3.8〜4.8%、Pの含有率が0.064〜0.091%であるが、Siの含有率は0.17〜0.67%と大きく異なるものとした。脱P時の副原料として生石灰・炭酸カルシウムおよび予備処理工程以降で発生したスラグを用いた。No.1〜No.10は生石灰・炭酸カルシウムと予備処理工程以降で発生したスラグを併用した本発明実施例であり、No.11〜No.20は生石灰・炭酸カルシウムのみを用いた比較例である。脱P率は比較例では27〜73%であったが、実施例では67〜85%と大幅に向上したことが確認された。
表4に示される組成の溶銑を転炉型の精錬炉に装入し、脱Si脱P処理を行った。溶銑はCの含有率が3.7〜4.3%、Pの含有率が0.065〜0.105%であるが、Siの含有率は0.23〜0.68%と大きく異なるものとした。脱P時の副原料について、篩で篩って粒度を調整し、試験を行った。No.1〜No.10は5mmのメッシュの篩で篩った篩下のみを用いて処理を行った本発明実施例であり、No.11〜No.20は50mmのメッシュの篩で篩った篩下のみを用いた比較例である。脱P率は比較例では37〜66%であったが、実施例では47〜79%と大幅に向上したことが確認された。
表5に示される組成の溶銑を転炉型の精錬炉に装入し、脱Si脱P処理を行った。溶銑はCの含有率が3.7〜4.5%、Pの含有率が0.064〜0.087%であるが、Siの含有率は0.16〜0.86%と大きく異なるものとした。脱P時の副原料について、篩で篩って粒度を調整した0〜5mmのものと0〜50mmのものをほぼ同量準備して、試験を行った。No.1〜No.10は0〜50mmの副原料を投入した後に0〜5mmの副原料を投入するという順序で処理を行った本発明実施例であり、No.11〜No.20は0〜5mmの副原料を投入した後に0〜50mmの副原料を投入するという順序で処理を行った比較例である。脱P率は比較例では16〜64%であったが、実施例では52〜84%と大幅に向上したことが確認された。
表6に示される組成の溶銑を転炉型の精錬炉に装入し、脱Si脱P処理を行った。溶銑はCの含有率が3.9〜4.5%、Pの含有率が0.064〜0.082%であるが、Siの含有率は0.19〜0.88%と大きく異なるものとした。脱P時の副原料について、生石灰および炭酸カルシウム(CaO:SiO2=1:0)と転炉スラグ(CaO:SiO2≒3:1)をほぼ同量準備して、試験を行った。No.1〜No.10は転炉スラグ(低塩基度)を投入した後に生石灰および炭酸カルシウム(高塩基度)を投入するという順序で処理を行った本発明実施例であり、No.11〜No.20は生石灰および炭酸カルシウム(高塩基度)を投入した後に転炉スラグ(低塩基度)を投入するという順序で処理を行った比較例である。脱P率は比較例では9〜62%であったが、実施例では56〜79%と大幅に向上したことが確認された。

Claims (2)

  1. 溶銑予備処理工程において溶銑の脱Si脱P処理を行うにあたり、塩基度調整用の副原料を粒径の大きいものから順に投入するとともに、処理初期の脱Si期において(a)式で定められるαが0.17〜0.49になるように操業条件を制御することにより、処理初期の脱Si期におけるスラグ中の(質量%FeO):(質量%SiO)を90:10〜60:40の範囲とし、かつ(質量%CaO)を、1300℃におけるCaO−SiO −FeOの3元系状態図中で、(10‐0‐90)の点と(50‐50‐0)の点とを通る直線よりも少ない範囲とし、均一液相領域のスラグを形成してスラグ液相率を高め、副原料の溶解速度およびスラグ中の物質移動速度を高めることにより、脱P効率を改善することを特徴とする溶銑の脱Si脱P処理方法。
    α=VO ÷[%Si] initial÷d 0.6 ÷ε 0.7 ×M×ln([%Si]initial÷0.001)・・・(a)
  2. 塩基度調整用の副原料を、塩基度の低いものから順に投入することを特徴とする請求項1記載の溶銑の脱Si脱P処理方法。
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