JP5484439B2 - 粉粒体の定量排出設備 - Google Patents

粉粒体の定量排出設備 Download PDF

Info

Publication number
JP5484439B2
JP5484439B2 JP2011501408A JP2011501408A JP5484439B2 JP 5484439 B2 JP5484439 B2 JP 5484439B2 JP 2011501408 A JP2011501408 A JP 2011501408A JP 2011501408 A JP2011501408 A JP 2011501408A JP 5484439 B2 JP5484439 B2 JP 5484439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
supply pipe
powder
upstream side
granular material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011501408A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010097926A1 (ja
Inventor
邦則 古山
正浩 宮
亮 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J Power EnTech Inc
Original Assignee
J Power EnTech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by J Power EnTech Inc filed Critical J Power EnTech Inc
Publication of JPWO2010097926A1 publication Critical patent/JPWO2010097926A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5484439B2 publication Critical patent/JP5484439B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/02Devices for feeding articles or materials to conveyors
    • B65G47/16Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding materials in bulk
    • B65G47/18Arrangements or applications of hoppers or chutes
    • B65G47/19Arrangements or applications of hoppers or chutes having means for controlling material flow, e.g. to prevent overloading
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G65/00Loading or unloading
    • B65G65/30Methods or devices for filling or emptying bunkers, hoppers, tanks, or like containers, of interest apart from their use in particular chemical or physical processes or their application in particular machines, e.g. not covered by a single other subclass
    • B65G65/34Emptying devices
    • B65G65/40Devices for emptying otherwise than from the top
    • B65G65/42Devices for emptying otherwise than from the top using belt or chain conveyors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

本発明は、粉粒体を収納する複数の容器から、同時に連続して粉粒体を抜出す排出設備に関する。
粉粒体を収納する容器から、粉粒体を連続して定量的に抜出す排出機として、ベルトフィーダー、振動フィーダー、スクリューフィーダー、ロータリーフィーダー、ロールフィーダー等が使用されている。これらの中でも、ベルトフィーダー及びロールフィーダーは、精度の高い流量設定が必要な場合に、多く用いられている。
粉粒体を取り扱う工業分野において、複数の容器から夫々が保有する粉粒体を同時に抜出し、一つの容器に搬送する設備がしばしば必要となる。このような場合には、上記のような排出機が各容器の下側に1台ずつ配設される。そして、各容器から抜出した粉粒体を所定の場所に搬送するために、ベルトコンベヤ等が用いられる。
このような設備の一例を図5に示す。この排出設備120においては、粉粒体を収納する複数の容器10a、10b、・・・10eの下側に、粉粒体を抜出すためのロールフィーダー90a、90b、・・・90eがそれぞれ配設されている。そして、各ロールフィーダー90a、90b、・・・90eの下側に、抜出された粉粒体を移送するためのベルトコンベヤ122が配設されている。
ベルトコンベヤ122は、ケーシング121内に収納されている。ロールフィーダー90a、90b、・・・90eの出口側に連結された供給管125a、125b、・・・125eは、ケーシング121の上部を貫通して、ケーシング121内に挿入され、その先端側はベルトの搬送方向に沿って、配置されている。各ロールフィーダー90a、90b、・・・90eから排出される粉粒体は、供給管125a、125b、・・・125eを通って、ベルトコンベヤ122に供給される。ケーシング121は、ベルトコンベヤ122の搬送方向終端の下方に、粉粒体排出口124を備えている。供給管125a、125b、・・・125eからベルトコンベヤ122に供給される粉粒体は、ベルトコンベヤ122の搬送方向(矢印X)に搬送され、前記粉粒体排出口124からベルトコンベヤ122の外部に排出される。
このような排出設備は、複数の容器に収納された粉粒体を同時に連続的に抜出して、所定の場所に搬送することができる。しかしながら、このシステムは、ロールフィーダー90a、90b、・・・90e及びベルトコンベヤ122を備えているので、これらを駆動する回転機器及び電動機の数が多くなる。このため、設備費用が増大し、回転機器及び電動機を維持管理する費用が増大する。更に、各粉粒体容器の下側に、ロールフィーダーとベルトコンベヤとを配設するために、各容器を高い位置に配置しなければならず、高さ方向に大きな設置スペースを必要とする。
このような問題を解決するために、特許文献1には、ロールフィーダーの入口部に仕切を設けることにより、複数の容器から粉粒体を連続的に抜出す排出機が提案されている。この排出機は、ロールの軸方向に沿うロール周面に、複数の容器に連通する粉粒体の入口流路が複数形成されている。この構造により、前記排出機は複数の容器から粉粒体を連続して抜出すことができる。
この排出機を使用すると、図5のシステムにおいて必要な複数のロールフィーダーを、1台の排出機に置き換えることができる。したがって、回転機器及び電動機の数を低減する効果が得られる。しかしながら、この排出機の場合は、各容器からこの排出機に粉粒体を供給する複数のシュートが必要である。これらのシュートは粉粒体の安息角以上の仰角を必要とする。このため、高さ方向に大きな設置スペースを必要とする点では、問題を残している。
特開平11−76794号公報
この発明の第1の目的は、複数の容器に収納された粉粒体を、同時に連続して定量的に抜出す粉粒体の排出設備を提供することにある。第2の目的は、回転機器及び電動機の数を少なくし、設備費及び維持管理費が低減された排出設備を提供することにある。第3の目的は、高さ方向に大きな設置スペースを必要としない排出設備を提供することにある。第4の目的は、抜出した粉粒体を所定の場所に搬送する機能を備えた排出設備を提供することにある。第5の目的は、粉粒体を抜出す際の精度が良好で、定量性に優れた排出設備を提供することにある。
本発明は、以下に記載するものである。
〔1〕 粉粒体を収納する複数の容器から、粉粒体を同時に抜き出す排出設備であって、
内部にベルトコンベヤを備えると共に、ベルトコンベヤの搬送方向終端の下方に粉粒体排出口を有するケーシングと、
前記ベルトコンベヤの搬送方向に沿って、ケーシングを貫通してその下端側をケーシング内に挿入すると共に、その下端をベルトコンベヤのベルトの上方に配設した複数の供給管とからなり、
前記供給管の下端側は、ベルト搬送方向下流側が、その下端から上方に向って所定長さを切り欠かれてなり、
ベルト搬送方向上流側から1番目の供給管が、その下端とベルト上面との間隔を、粉粒体の平均粒径の2〜3倍として取付けられてなり、
ベルト搬送方向上流側から2番目以後の供給管が、その下端とベルト上面との間隔を、粉粒体の平均粒径の3〜5倍として取付けられてなり、
各供給管による粉粒体の抜出し量Q(m 3 /h)が、次式、

Q=k・p・q・v ‥‥‥‥(式1)

(ここで、kは粉粒体により決まる流量係数(−)で、pは切欠高さ(m)で、qは切欠幅(m)で、vはベルトの走行速度(m/h)で、
ベルト搬送方向上流側から1番目の供給管の場合は、切欠高さpは、供給管の下端に切り欠かれた切り欠き長さと、供給管の下端とベルト上面との間隔rとの合計の長さで、
ベルト搬送方向上流側から2番目以後の供給管の場合は、切欠高さpは、供給管の下端に切り欠かれた切り欠き長さである。)

で表わされる各抜出し量を有する定量排出設備。
〕ベルト搬送方向上流側から2番目以後の供給管が、その下端側に、上流側から下流側に向って漸次拡大するV字状の分散板を取付けられてなる〔1〕に記載の定量排出設備。
〔3〕 各供給管の下方の前記ベルトの下面に、摺動自在にベルトに接触してそれぞれベルトサポートが設けられてなる〔1〕又は〔2〕に記載の定量排出設備。
本発明の排出設備は、複数の容器に収納された粉粒体を、同時に連続して定量的に抜出すことができる。また、この排出設備は、使用する回転機器及び電動機の数が少ないので、設備費及び維持管理に要する費用を低減することができる。この排出設備は、高さ方向に大きな設置スペースを必要としない。さらに、この排出設備は、抜出した粉粒体をまとめて所定の場所に搬送する機能を備えている。そして、この排出設備は、定量性に優れた粉粒体の抜出しを行うことができる。
本発明の排出設備の一例を示す概略縦断面図である。 排出設備の主部の一例を示し、(a)は概略縦断面図、(b)は(a)におけるA−A矢視の概略横断面図である。 上流側から1番目の供給管を示し、(a)は全体図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は(a)のB−B矢視横断面図、(e)は(a)のC−C矢視横断面図である。 上流側から2番目の供給管を示し、(a)は全体図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は(a)のD−D矢視横断面図、(e)は(a)のE−E矢視横断面図である。 従来の排出設備の一例を示す概略縦断面図である
符号の説明
10a〜10e 容器
20、120 排出設備
21、121 ケーシング
22、122 ベルトコンベヤ
23a〜23e 粉粒体供給口
24、124 粉粒体排出口
25a〜25e、125a〜125e 供給管
26b〜26e 分散板
27a〜27e ベルトサポート
29 ベルト
30a〜30c 切欠部
90a〜90e ロールフィーダー
以下、本発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、本発明の排出設備20は、粉粒体を収納する複数(図1においては5個)の容器10a、10b、・・・10eから、粉粒体を同時に抜出す排出設備である。本発明において、容器とは、単に粉粒体を貯蔵する容器に限らず、連続的な処理を行うために粉粒体が所定の滞留時間で通過する機器を、全て含む。この様な容器としては、工業的プロセスで使用される反応器や熱交換器等がある。
排出設備20は、複数の粉粒体供給口23a、23b、・・・23e及び1個の粉粒体排出口24を備えるケーシング21と、ケーシング21の内部に設けられるベルトコンベヤ22と、各粉粒体供給口23a、23b、・・・23eに取付けられる供給管25a、25b、・・・25eとからなる。
ケーシング21は、供給管25a、25b、・・・25eを取付けるための支持体の役割をなすと共に、防塵や雨除けのためにベルトコンベヤ22全体を覆うカバーの役割をなしている。容器10a、10b、・・・10eが反応器等である場合には、ケーシング21を密閉構造にすることにより、ケーシング21の内外をガスが流通しないようにしても良い。ケーシング21には、適宜、内部点検用の覗き窓や点検口を設けることが好ましい。
粉粒体供給口23a、23b、・・・23eは、ケーシング21の上面に、ベルトコンベヤ22の搬送方向(矢印X方向)に沿って略直線状に設けられている。粉粒体排出口24は、ベルトコンベヤ22の搬送方向終端部において、ケーシング22の下部に設けられている。
ベルトコンベヤ22のベルト29は、X方向に走行し、各粉粒体供給口23a、23b、・・・23eから連続してベルト29に供給される粉粒体を、粉粒体排出口24に搬送して、粉粒体排出口24から連続的にケーシング21の外部に排出する。粉粒体を定量的に抜出すために、用いられるベルト29は、載置面がフラットであり、走行に際して上下の揺れの少ないことが好ましい。
粉粒体の抜出し量について定量性を高めたい場合には、ベルト29の下面に摺動自在にベルトサポート27a、27b、・・・27eを設けることが好ましい。
ベルトサポート27a、27b、・・・27eは、各供給管25a、25b、・・・25eの下方に設ける。図1及び図2に示すように、ベルトサポート27a、27b、・・・27eは、ベルト29の下面を摺動自在に支持する。ベルトサポート27a、27b、・・・27eは、フラットな上面を備え、適宜ケーシング12に固定される。
供給管25a、25b、・・・25eは、筒状をなすものであり、ケーシング21の上面を貫通した状態で各粉粒体供給口23a、23b、・・・23eに取付けられる。供給管25a、25b、・・・25eの上端側は、ケーシング21の外側に突出して各容器10a、10b、・・・10eへの接続口を形成している。各供給管25a、25b、・・・25eの下端側は、ケーシング21の内部に挿入され、その下端がベルト29の上方に配設される。
本発明の排出設備20は、ベルトコンベヤ22によって複数の容器10a、10b、・・・10eから同時に粉粒体を抜出す設備である。各供給管25a、25b、・・・25eの下端とベルト29との位置関係は、ベルト29上の1本の走行軌跡上に、複数の供給管25a、25b、・・・25eの下端が位置している。通常、供給管25a、25b、・・・25eは、ベルト29の搬送方向に沿って一直線状に設けられる。必要により、2列以上とすることや、ランダムな配置とすることも可能である。
供給管25a、25b、・・・25eの断面形状は、円形、楕円形三角形、四角形等の多角形等の如何なる形状でも良い。しかし、下端部の断面形状は矩形とすることが好ましい。供給管25a、25b、・・・25eの下端部の形状について、図2〜図4により説明する。
図2は、供給管25a、25b、25c及び粉粒体の流れる様子を示している。図2(a)は縦断面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A矢視における横断面図である。ベルトコンベヤ22のベルト29は、矢印Xで示す方向に走行する。供給管25a、25b、25cの下端側は、ベルト搬送方向下流側が、その下端から上方に向って所定長さ切り欠かれている。したがって、ベルト29の走行に伴って、この切欠部30a、30b、30cから粉粒体が抜出されることになる。
図3は、排出設備20において、ベルト搬送方向上流側から1番目となる供給管25aを示している。図3において、(a)は供給管25aの全体図、(b)はベルト搬送方向下流側から見た下端部の正面図、(c)は下端部の側面図、(d)は(a)のB−B矢視横断面図、(e)は(a)のC−C矢視横断面図である。
供給管25aによる粉粒体の抜出し量Q(m3 /h)は、次式で表わされる。
Q=k・p・q・v ‥‥‥‥(式1)
ここで、各変数は次の値である。
k: 粉粒体により決まる流量係数(−)
p: 切欠高さ(m)
q: 切欠幅(m)
v: ベルトの走行速度(m/h)
供給管25aの下端とベルト29の上面との間隔rは、出来る限り小さい方が、排出量が一定するので好ましい。しかし、供給管25aの下端がベルト29の上面を摺動すると、ベルト29を傷めるので好ましくない。また、ベルト29に付着した粉粒体が、粉粒体排出口から排出されずに周回し続け、供給管25aの下端とベルト29の間に挟み込まれることがある。したがって、間隔rは、粉粒体の平均粒子径の2〜3倍とすることが好ましい。式1において、切欠高さpは、供給管の下端に切り欠かれた切り欠き長さと、供給管の下端とベルト上面との間隔rとの合計の長さである。従って、切り欠き高さpは、rを含む高さである。
ベルト進行方向上流側から2番目以後の供給管25b、25c、‥‥25eは、1番目の供給管25aと同じ形状である。しかし、上流から搬送されてくる粉粒体が供給管25b、25c、‥‥25eの下端部に突き当り、これら下端部に大きな力を与える。その結果、ベルトコンベヤ22の駆動動力が増大すると共にベルト29の寿命を短縮することになる。
このため、2番目以後の供給管25b、25c、‥‥25eには、その下端側に、上流側から下流側に向って水平方向の幅が漸次拡大するV字状の分散板26b、26c、‥‥26eを取付けることが好ましい。
図4は、排出設備20において、ベルト進行方向上流側から2番目となる供給管25bを示している。図4において、(a)は供給管25bの全体図、(b)はベルト搬送方向下流側から見た下端部の正面図、(c)は下端部の側面図、(d)は(a)のD−D矢視横断面図、(e)は(a)のE−E矢視横断面図である。
供給管25bにおいて、上流から搬送されてくる粉粒体は、分散板26bによってベルト29の両幅方向に押し遣られる。その結果、下流の供給管25cに与える力を減少させることができる。分散板26b、26c、・・・26eを採用することによって、ベルトコンベヤ22の駆動動力を低減させ、ベルト29の寿命を延長させることができる。
分散板26bの形状は、種々の変形が考えられる。しかし、ベルト搬送方向に向って左右対称となるV字状とすれば、簡単であり、確実に効果がある。粉粒体の流れに向う、分散板26bの先端の角度αは、50〜60°が好ましい。
供給管25bによる粉粒体の抜出し量Q(m3 /h)は、供給管25aと同様にして、式1により計算することができる。ただし、式1におけるpの値は、ベルト表面からではなく、供給管25bの下端からの切欠高さとなる。図4(c)に示すように、ベルト表面から供給管25b下端までの高さsには、供給管25aで抜出された粉粒体が既に存在しているからである。
ベルト進行方向上流側から2番目以後の供給管25b、25c、‥‥25eにおいて、ベルト表面から供給管下端までの高さsの値は、粉粒体の平均粒径の3倍以上とすることが好ましく、具体的には、平均粒径の3〜5倍とすることがより好ましい。このようなsの値を採用することにより、上流からの粉粒体を、噛み込みを起こすことなく、通過させることができる。
本発明の排出設備20は、ベルト29上の、好ましくは1本の走行軌跡上に、複数の供給管25a、25b、・・・25eの下端を位置させることにより、コンパクトな排出設備とすることができる。本排出設備は、各供給管25a、25b、・・・25eの間隔を任意に設けることができるので、各容器を各供給管の真上に直接配置することができる。その結果、従来の装置のように、容器と供給管とを結ぶシュート等の装備が不要になる。これらの理由で、本排出設備は、高さ方向に大きなスペースを必要としない。このため、容器10a、10b・・・10eの配置上端の位置が低くなり、容器の配置に必要な架構を小さくすることができる。
ベルトサポート27a、27b、・・・27eをベルト29の下面に設けることにより、各供給管25a、25b、・・・25eの下端とベルト29上面との間隔が精度良く一定に保たれる。その結果、定量性に優れた粉粒体の抜出しを行うことができる。事故で、ベルト29が突然切断する場合も、容器10a、10b、・・・10eから流出する粉粒体は、ベルトサポート27a、27b、・・・27eが受け止める。従って、粉粒体がケーシング21内に大量に流出することを防ぐことができる。
なお、上記形態においては、粉粒体供給口23a、23b、・・・23eは、ケーシング21の上部に一直線状に設けた。しかし、これに限られず、必要によりケーシング21上部の任意の位置に設けることも可能である。
更に、ケーシング21に粉粒体供給口23a、23b、・・・23eを設けずに、ケーシング21の機壁を直接貫通して、供給管25a、25b、・・・25eを取付けることもできる。しかし、供給管25a、25b、・・・25eの下端とベルト29の上面との間隔の調整や、分散板26b、26c、・・・26e等の点検、ベルト29の交換等のような、保守・点検作業が容易にできることが好ましい。
このため、粉粒体供給口23a、23b、・・・23eをケーシング21に設けて、供給管25a、25b、・・・25eをケーシング21から取外しができる構造にすることが好ましい。また、供給管25a、25b、・・・25eは、必ずしも垂直であることが必要ではなく、傾斜して取り付けることも可能である。

Claims (3)

  1. 粉粒体を収納する複数の容器から、粉粒体を同時に抜き出す排出設備であって、
    内部にベルトコンベヤを備えると共に、ベルトコンベヤの搬送方向終端の下方に粉粒体排出口を有するケーシングと、
    前記ベルトコンベヤの搬送方向に沿って、ケーシングを貫通してその下端側をケーシング内に挿入すると共に、その下端をベルトコンベヤのベルトの上方に配設した複数の供給管とからなり、
    前記供給管の下端側は、ベルト搬送方向下流側が、その下端から上方に向って所定長さを切り欠かれてなり、
    ベルト搬送方向上流側から1番目の供給管が、その下端とベルト上面との間隔を、粉粒体の平均粒径の2〜3倍として取付けられてなり、
    ベルト搬送方向上流側から2番目以後の供給管が、その下端とベルト上面との間隔を、粉粒体の平均粒径の3〜5倍として取付けられてなり、
    各供給管による粉粒体の抜出し量Q(m 3 /h)が、次式、

    Q=k・p・q・v ‥‥‥‥(式1)

    (ここで、kは粉粒体により決まる流量係数(−)で、pは切欠高さ(m)で、qは切欠幅(m)で、vはベルトの走行速度(m/h)で、
    ベルト搬送方向上流側から1番目の供給管の場合は、切欠高さpは、供給管の下端に切り欠かれた切り欠き長さと、供給管の下端とベルト上面との間隔rとの合計の長さで、
    ベルト搬送方向上流側から2番目以後の供給管の場合は、切欠高さpは、供給管の下端に切り欠かれた切り欠き長さである。)
    で表わされる各抜出し量を有する定量排出設備。
  2. ベルト搬送方向上流側から2番目以後の供給管が、その下端側に、上流側から下流側に向って漸次拡大するV字状の分散板を取付けられてなる請求項1に記載の定量排出設備。
  3. 各供給管の下方の前記ベルトの下面に、摺動自在にベルトに接触してそれぞれベルトサポートが設けられてなる請求項1又は2に記載の定量排出設備。
JP2011501408A 2009-02-26 2009-02-26 粉粒体の定量排出設備 Active JP5484439B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/053548 WO2010097926A1 (ja) 2009-02-26 2009-02-26 粉粒体の定量排出設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010097926A1 JPWO2010097926A1 (ja) 2012-08-30
JP5484439B2 true JP5484439B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=42665153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011501408A Active JP5484439B2 (ja) 2009-02-26 2009-02-26 粉粒体の定量排出設備

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8534452B2 (ja)
JP (1) JP5484439B2 (ja)
CN (1) CN102333714B (ja)
WO (1) WO2010097926A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5709647B2 (ja) * 2011-06-01 2015-04-30 出光興産株式会社 粉粒物の搬送装置、粉粒物の製造プラント、および、粉粒物の搬送方法
US10836568B2 (en) 2011-10-24 2020-11-17 Solaris Oilfield Site Services Operating Llc Blender hopper control system for multi-component granular compositions
CA2963102C (en) * 2011-10-24 2018-08-21 Solaris Oilfield Site Services Operating Llc Fracture sand silo system and methods of deployment and retraction of same
US10300830B2 (en) 2011-10-24 2019-05-28 Solaris Oilfield Site Services Operating Llc Storage and blending system for multi-component granular compositions
BR112014030403B1 (pt) * 2012-06-04 2020-12-08 Vale S/A sistema de descarregamento de material a granel
JP5900442B2 (ja) * 2013-09-18 2016-04-06 株式会社安川電機 切り出し装置及び切り出し方法
CN104444258A (zh) * 2014-11-11 2015-03-25 宁夏嘉翔自控技术有限公司 一种电锻炉的管式皮带输送机的排料系统
US10709055B2 (en) * 2018-05-24 2020-07-14 Cnh Industrial Canada, Ltd. Drop chute deflector for enhancing entrainment of granular product in an airstream of an agricultural product applicator
US11279568B2 (en) * 2018-07-31 2022-03-22 Nordson Corporation Hot melt adhesive distribution system
CN112224800B (zh) * 2020-09-25 2022-01-11 安徽省恒金矿业有限公司 一种旋转塔式石灰石堆料装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315772Y2 (ja) * 1975-06-11 1978-04-25
JPS6043638U (ja) * 1983-09-02 1985-03-27 井関農機株式会社 タンク収納物供給装置
JPS62181529U (ja) * 1986-05-12 1987-11-18
JPH038641Y2 (ja) * 1984-11-08 1991-03-04
JP2004051338A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Bando Chem Ind Ltd 粉体搬送装置
JP2005213042A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Taiyo Machinery Co Ltd 産廃処理用の定量切り出し装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2684288A (en) * 1946-01-26 1954-07-20 Extraction Continue De Smet Sa Solvent extraction apparatus with automatic controls
US2681639A (en) * 1950-05-29 1954-06-22 Thurland C Littlefield Automatic poultry feeder
US3285580A (en) * 1964-07-01 1966-11-15 Corn Products Co Apparatus for feeding and mixing materials
JPS5315772A (en) 1976-07-28 1978-02-14 Hitachi Ltd Mis semiconductor device and its production
JPS5931577B2 (ja) * 1977-09-09 1984-08-02 国際資源株式会社 鉱石の連続浸出処理方法および装置
JPS6043638A (ja) 1983-08-19 1985-03-08 Nippon Kogaku Kk <Nikon> カメラの表示賊置
JPS62181529A (ja) 1986-02-05 1987-08-08 Sanyo Electric Co Ltd D/a変換器
NL8702774A (nl) * 1987-11-19 1989-06-16 Grint & Zandexpl Mij Vh Smals Werkwijze en installatie voor het winnen van korrelvormig materiaal in een gedefinieerde mengselverhouding en mengeenheid.
JP4115559B2 (ja) 1997-09-10 2008-07-09 電源開発株式会社 粒状物の抜出し装置
ITMI20020030A1 (it) * 2002-01-10 2003-07-10 Magaldi Ricerche & Brevetti Estrazione drenaggio e trasporto del coke di petrolio

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5315772Y2 (ja) * 1975-06-11 1978-04-25
JPS6043638U (ja) * 1983-09-02 1985-03-27 井関農機株式会社 タンク収納物供給装置
JPH038641Y2 (ja) * 1984-11-08 1991-03-04
JPS62181529U (ja) * 1986-05-12 1987-11-18
JP2004051338A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Bando Chem Ind Ltd 粉体搬送装置
JP2005213042A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Taiyo Machinery Co Ltd 産廃処理用の定量切り出し装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010097926A1 (ja) 2010-09-02
CN102333714B (zh) 2014-10-08
CN102333714A (zh) 2012-01-25
JPWO2010097926A1 (ja) 2012-08-30
US8534452B2 (en) 2013-09-17
US20120061206A1 (en) 2012-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5484439B2 (ja) 粉粒体の定量排出設備
KR20140124501A (ko) 초고속 계수 기능을 갖는 알약 포장 장치
KR101462675B1 (ko) 높이 조절 기능을 갖는 알약 포장장치
US7798749B2 (en) High-efficiency material inlet with particulate diffuser plate for use in entraining particulate solids in a prime mover fluid
JP2008179466A (ja) 錠剤搬送装置
JP5051684B2 (ja) キャップ整列装置
KR101251226B1 (ko) 하역용 분진 비산방지장치
AU2017222177B2 (en) Conveyor system for conveying materials to be conveyed
CN206243893U (zh) 一种适用于高落差的物料转运站
CN205892045U (zh) 一种可进行倒挡齿轮产品分类的卸料口传送机构
CN109484807B (zh) 一种全封闭双向粉体给料装置
KR101634909B1 (ko) 스크류식 절삭칩 배출장치
KR101462674B1 (ko) 클리닝 기능을 갖는 알약 포장장치
CN114007959B (zh) 颗粒输送用滑槽管
KR20160011053A (ko) 유로의 막힘을 방지하는 분체이송관
JP6038734B2 (ja) ダストレスシュート
CN102893114B (zh) 闪速炉速度控制设备
JP2011162271A (ja) バラ物搬送装置
CN211168730U (zh) 一种漏斗式下料装置
CN220744501U (zh) 分料器及皮带运输机
JP2005059990A (ja) 選別装置
JP4300974B2 (ja) 停弾装置用の分別回収装置
CN216686197U (zh) 一种带有检测功能的输煤机传送系统及输煤机
JP2019099318A (ja) 粉粒体ホッパ、ダスト回収ホッパおよび電気集塵機
CN211599868U (zh) 具有排气泡功能的油剂输送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130618

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131101

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20131225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5484439

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250