JP2019099318A - 粉粒体ホッパ、ダスト回収ホッパおよび電気集塵機 - Google Patents

粉粒体ホッパ、ダスト回収ホッパおよび電気集塵機 Download PDF

Info

Publication number
JP2019099318A
JP2019099318A JP2017230958A JP2017230958A JP2019099318A JP 2019099318 A JP2019099318 A JP 2019099318A JP 2017230958 A JP2017230958 A JP 2017230958A JP 2017230958 A JP2017230958 A JP 2017230958A JP 2019099318 A JP2019099318 A JP 2019099318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
hopper
chain
conveyor
sintered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017230958A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 宏幸
Hiroyuki Suzuki
宏幸 鈴木
富 山口
Tomu Yamaguchi
富 山口
猛 平川
Takeshi Hirakawa
猛 平川
宏之 山本
Hiroyuki Yamamoto
宏之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2017230958A priority Critical patent/JP2019099318A/ja
Publication of JP2019099318A publication Critical patent/JP2019099318A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

【課題】粉粒体の排出量の低下を抑制できる粉粒体ホッパを提供する。【解決手段】粉粒体ホッパであって、粉粒体を貯留するホッパと、粉粒体を水平方向に搬送するチェーンコンベアと、を備え、チェーンコンベアは、水平方向の端部に排出口が設けられた筒状のコンベアケーシングと、複数の搬送板が配置され、コンベアケーシング内を上下方向に循環移動するチェーンと、粉粒体を排出口から離れる方向に搬送する上側チェーン領域と、粉粒体を排出口へ搬送する下側チェーン領域とにチェーンを仕切る仕切り板と、を有し、仕切り板には、上側チェーン領域と下側チェーン領域とを連通する開口部が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、粉粒体の排出量の低下を抑制できる粉粒体ホッパ、当該粉粒体ホッパを集塵機の下方に設けたダスト回収ホッパおよび当該ダスト回収ホッパを備える電気集塵機に関する。
鉄鋼製造プロセスでは、様々な装置から種々の排ガスが排出されるが、例えば、焼結機から排出される焼結排ガスの集塵には、大型の電気集塵機が用いられる。製鉄所の焼結機は定期的な修理期間を除き常時稼働している。このため、焼結排ガスの集塵に用いられる電気集塵機も常時稼働している。電気集塵機では、放電極と集塵電極板を用いて焼結排ガス中の焼結ダストを帯電させ、これにより、焼結ダストを集塵電極板に引き寄せて付着させる。その後、ハンマーリング装置等を用いて集塵電極板に衝撃を与え、集塵電極板に付着した焼結ダストをダストホッパに落下させる。ダストホッパに堆積した焼結ダストは、ダストホッパの下方に設けられチェーンコンベアによって搬送され、排出口から排出される。特許文献1には、このような電気集塵機の構成が開示されている。
特開平5−49969号公報
焼結機の稼働に合わせて電気集塵機を長時間稼働させると、電気集塵機の荷電不良が発生する。この原因を調査した所、チェーンコンベアで搬送、排出される焼結ダストの搬送量が低下し、これにより、焼結ダストが放電極または集塵電極板の高さまで堆積し、当該焼結ダストを介した接地により荷電不良が発生していた。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、その目的は、チェーンコンベアで搬送、排出されるダスト等の粉粒体の搬送量の低下を抑制できる粉粒体ホッパを提供すること、および、当該粉粒体ホッパをダスト回収ホッパとして用いることで、ダスト回収ホッパ内にダストが高く堆積することを抑制し、電気集塵機の荷電不良を抑制できる電気集塵機を提供することにある。
このような課題を解決できる本発明の特徴は、以下の通りである。
(1)粉粒体を貯留するホッパと、前記粉粒体を水平方向に搬送するチェーンコンベアと、を備え、前記チェーンコンベアは、水平方向の端部に排出口が設けられた筒状のコンベアケーシングと、複数の搬送板が配置され、前記コンベアケーシング内を上下方向に循環移動するチェーンと、前記粉粒体を前記排出口から離れる方向に搬送する上側チェーン領域と、前記粉粒体を前記排出口へ搬送する下側チェーン領域とに前記チェーンを仕切る仕切り板と、を有し、前記仕切り板には、前記上側チェーン領域と前記下側チェーン領域とを連通する開口部が設けられている、粉粒体ホッパ。
(2)前記開口部は、前記ホッパと前記チェーンコンベアとの接続部における前記粉粒体の搬送方向上流側の端部に設けられる、(1)に記載の粉粒体ホッパ。
(3)前記開口部は、前記ホッパと前記チェーンコンベアとの接続部における前記粉粒体の搬送方向下流側の端部に設けられる、(1)または(2)に記載の粉粒体ホッパ。
(4)前記粉粒体は、集塵機で集塵されるダストであり、(1)から(3)の何れか1つに記載の粉粒体ホッパは、ダスト回収ホッパとして集塵機の下方に設けられる、ダスト回収ホッパ。
(5)排ガス導入部と排ガス排出部とを有するダストケーシングと、前記ダストケーシング内に設けられ、排ガス中のダストを帯電させる電極群と、前記ダストケーシングの下方に接続された(4)に記載のダスト回収ホッパと、を備える、電気集塵機。
本発明の粉粒体ホッパは、チェーンコンベアで搬送、排出される粉粒体の搬送量の低下を抑制できる。そして、当該粉粒体ホッパをダスト回収ホッパとして電気集塵機に用いることで、ダストホッパ内にダストが放電極または集塵電極板の高さまで高く堆積することが抑制され、電気集塵機の荷電不良を抑制できる。
本実施形態に係る電気集塵機12の設置箇所を説明する模式図である。 本実施形態に係る電気集塵機12の横断面模式図である。 チェーンコンベア30の構成を説明する図である。 開口部が設けられていない仕切り板60を有するチェーンコンベア70の横断面模式図である。 仕切り板60を有するチェーンコンベア70を有する電気集塵機13の横断面模式図である。 ダストホッパ28とチェーンコンベア72との接続部の上流側端部の位置に開口部56を設けたチェーンコンベア72の横断面模式図である。 ダストホッパ28とチェーンコンベア74との接続部の下流側端部の位置に開口部58を設けた仕切り板64を有するチェーンコンベア74の横断面模式図である。
以下、本発明に係る粉粒体ホッパをダスト回収ホッパとして備える電気集塵機を、焼結機から発生する焼結排ガスから焼結ダストを除塵するのに用いた実施形態を用いて、本発明を説明する。なお、本実施形態に係る粉粒体ホッパで貯留、搬送、排出させる粉粒体としては焼結ダストに限らず、煤塵や小麦粉であってよい。また、本実施形態では、粉粒体ホッパをダスト回収ホッパとして電気集塵機の下方に設けた例を示すが、電気集塵機に限らず、他の集塵機に適用させてもよい。
図1は、本実施形態に係る電気集塵機12の設置箇所を説明する模式図である。電気集塵機12は、例えば、焼結機10と、煙突16との間に設置されている。電気集塵機12の後段には、例えば、焼結排ガスを吸引するブロワ14が配置される。
本実施形態の電気集塵機12は、焼結機10の排ガス流路18に接続される。排ガス流路18には、焼結機10から発生した焼結排ガスを下流側に吸引するブロワ14が設けられる。ブロワ14によって焼結機10から焼結排ガスが吸引される。これにより、焼結排ガスが電気集塵機12を通過する。排ガス流路18を流れる焼結排ガスには、多量の焼結ダスト等が含まれる。このため、排ガス流路に電気集塵機12を設け、焼結排ガスに含まれる焼結ダスト等を電気集塵機12で除塵する。焼結ダスト等が除塵された焼結排ガスは、その後、煙突16から大気へ放散される。
図2は、本実施形態に係る電気集塵機12の横断面模式図である。電気集塵機12は、排ガス導入部22と、排ガス排出部24とを有するダストケーシング20と、ダストケーシング20内に設けられ、焼結排ガス中の焼結ダスト36を除塵する電極群26と、ダストケーシング20の下方に接続されたダスト回収ホッパ27とから構成される。なお、電極群26は、集塵電極板32と、放電極34とから構成される。また、ダスト回収ホッパ27は、ダストを貯留するダストホッパ28と、焼結ダスト36を水平方向に搬送するチェーンコンベア30と、を備える。電極群26は、集塵電極板32と、放電極34とから構成される。
排ガス導入部22は、焼結機10側の排ガス流路と接続される。焼結機10で発生した焼結排ガスは、排ガス導入部22からダストケーシング20内に導入される。ダストケーシング20に導入され、集塵電極板32および放電極34によって除塵された排焼結排ガスは、排ガス排出部24から排出される。
ダストケーシング20内には、焼結排ガス中の焼結ダスト36を集塵する複数の集塵電極板32と、集塵電極板32間に位置する放電極34とが設けられている。放電極34は、外部に設置された不図示の高電圧発生装置に接続されている。
集塵電極板32は、鋼材で構成された短冊状の部材であり、ダストケーシング20の天井部から吊り下げられている。集塵電極板32は、板長手方向がダストケーシング20の高さ方向に沿うように、また、板幅方向がダストケーシング20の長手方向に沿うように、更に、板厚方向がダストケーシング20の幅方向に沿うようにダストケーシング20内に設置される。ダストケーシング20の長手方向とは、焼結排ガスの流れ方向であり、ダストケーシング20の幅方向とは高さ方向及び長手方向にそれぞれ直交する方向である。
ダストケーシング20の幅方向に沿って並べられた集塵電極板32同士の隙間は、焼結排ガスの流路になる。放電極34は、集塵電極板32同士の間にある焼結排ガスの流路に設けられている。放電極34と集塵電極板32との間に高電圧を印加し、コロナ放電を発生させる。これにより、焼結排ガスに含まれる焼結ダスト36は帯電され、集塵電極板32に付着する。集塵電極板32の下部には、集塵電極板32に衝撃を与えるハンマーリング装置38が設けられている。このハンマーリング装置38によって集塵電極板32に衝撃が加えられ、集塵電極板32に付着した焼結ダスト36がダスト回収ホッパ27のダストホッパ28に払い落とされる。
ダストケーシング20の下部には、下方へ向けて狭くなるテーパ状のダストホッパ28が設けられる。集塵電極板32から払い落とされた焼結ダスト36は、ダストホッパ28内に堆積する。ダストホッパ28の下側には、ダストホッパ28内に堆積した焼結ダスト36を排出口へ搬送するチェーンコンベア30が備えられている。
図3は、チェーンコンベア30の構成を説明する図である。図3(a)は、チェーンコンベア30の横断面模式図であり、図3(b)は、チェーンコンベア30を図3(a)にのA−A断面から見た断面図である。
チェーンコンベア30は、水平方向の端部に排出口42が設けられた筒状のコンベアケーシング40と、コンベアケーシング40の内部を上下方向に循環移動するチェーン44と、焼結ダスト36を排出口42から離れる方向に搬送する上側チェーン領域46と、焼結ダスト36を排出口42へ搬送する下側チェーン領域48とに仕切る仕切り板50とを有する。チェーン44には、焼結ダスト36を搬送する複数の搬送板52が設けられており、チェーン44とともに搬送板52を循環移動させることで、コンベアケーシング40内の焼結ダスト36を排出口42へ搬送する。
ダストホッパ28に堆積した焼結ダスト36は、上側チェーン領域46では搬送板52によって排出口42から離れる方向に搬送され、焼結ダスト36は、コンベアケーシング40の滞留部54に滞留する。下側チェーン領域48では搬送板52によって滞留部54に滞留した焼結ダスト36を排出口42へ搬送する。排出口42に搬送された焼結ダスト36は、排出口42に設けられた不図示のシール弁を介して外部に排出される。本実施形態に係る電気集塵機12では、仕切り板50に2つの開口部56、58が設けられている。
次に、開口部56、58が設けられていない仕切り板60を有するチェーンコンベア70において、焼結ダスト36の搬送量が低下する理由を説明する。図4は、開口部が設けられていない仕切り板60を有するチェーンコンベア70の横断面模式図である。図4に示したチェーンコンベア70において、図3と同じ構成には同じ参照番号を付して重複する説明を省略する。
焼結ダスト36は、上側チェーン領域46で搬送された後に滞留部54に滞留され、その後、下側チェーン領域48で搬送される。滞留部54の焼結ダスト36の状態は一様ではなく、空洞ができたりするので、滞留部54の焼結ダスト36の状態によっては、搬送板52によって形成される搬送空間を焼結ダスト36で満たすことができず、下側チェーン領域48で排出口42へ搬送される焼結ダスト36の搬送量が低下する。また、上側チェーン領域46の上流側で、搬送板52によって形成される搬送空間に焼結ダスト36が完全に満たされると、上側チェーン領域46の下流側では、焼結ダスト36が搬送空間に全く落下しない状況になる。焼結ダスト36が搬送空間に落下しない状況が継続すると、焼結ダスト36のブリッジが発生する。このブリッジの発生により、上側チェーン領域46の上に焼結ダスト36が高く堆積する。
図5は、仕切り板60を有するチェーンコンベア70を有する電気集塵機13の横断面模式図である。図5に示した電気集塵機13において、図2と同じ構成には同じ参照番号を付して重複する説明を省略する。下側チェーン領域48の搬送量の低下や、上側チェーン領域46で焼結ダスト36のブリッジ形成により、上側チェーン領域46の上に焼結ダスト36が堆積し、焼結ダスト36の発生量がチェーンコンベア70の搬送能力以下であるにも関わらず、ダストホッパ28内に図5の破線に示す位置まで焼結ダスト36が堆積する。この結果、焼結ダスト36が放電極34または集塵電極板32の高さまで堆積し、焼結ダスト36を介した接地により電気集塵機13の荷電不良が発生する。
これに対し、本実施形態に係るダスト回収ホッパ27では、図3に示すように、仕切り板50に上側チェーン領域46と、下側チェーン領域48とを連通する開口部56、58を設けている。開口部56は、ダストホッパ28とチェーンコンベア30との接続部の搬送方向上流側の端部に対応する位置に設けられ、開口部58は、ダストホッパ28とチェーンコンベア30との接続部の搬送方向下流側の端部に対応する位置に設けられる。本実施形態において、ダストホッパ28とチェーンコンベア30との接続部の幅は、例えば、13.2mであり、開口部56、58の長さは、例えば、1.9mである。なお、開口部56、58のそれぞれの長さは、ダストホッパ28とチェーンコンベア30との接続部の幅の1/10以上1/3以下とすることが好ましい。
仕切り板50に開口部56、58を設けることで、滞留部54の焼結ダスト36の状態によって搬送空間を満たすことができない場合であっても、下側チェーン領域48の搬送空間に追加の焼結ダスト37を直接充填できる。これにより、滞留部54の焼結ダスト36の状態に関わらず、下側チェーン領域48の搬送空間を焼結ダストで満たすことができ、下側チェーン領域48における焼結ダストの搬送量の低下を抑制できる。
また、開口部58をダストホッパ28とチェーンコンベア30との接続部の搬送方向下流側の端部に設けることによって、ダストホッパ28とチェーンコンベア30との接続部の下流側における搬送空間を満たす焼結ダストの一部が下側チェーン領域48の搬送空間に落下する。これにより、上側チェーン領域46の搬送空間の一部が空になり、上側チェーン領域46の下流側においてもダストホッパ28から焼結ダスト36を搬送空間に落下させることができるので、焼結ダスト36のブリッジの発生も抑制される。このように、本実施形態に係るダスト回収ホッパ27のチェーンコンベア30は、搬送、排出される焼結ダストの搬送量の低下を抑制できる。そして、当該ダスト回収ホッパ27を備える電気集塵機12を用いることで、ダストホッパ28内に焼結ダストが高く堆積することが抑制され、これにより、電気集塵機12の荷電不良を抑制できる。
なお、本実施形態におけるダスト回収ホッパ27では、ダストホッパ28とチェーンコンベア30との接続部における上流側および下流側の仕切り板50に開口部56、58を設けた例を示した。しかしながら、これに限られず、開口部は、ダストホッパ28とチェーンコンベア30との接続部における上流側または下流側のどちらか一方に設ければよく、また、開口部56および開口部58の間にさらに開口部を設けてもよい。但し、上側チェーン領域46と下側チェーン領域48に仕切る仕切り板50を完全になくしてしまうと、焼結ダスト36の搬送が不安定になるので好ましくない。
次に、図6、図7を用いて仕切り板に開口部56および開口部58の何れか一方を設けたチェーンコンベアの構成について説明する。図6は、ダストホッパ28とチェーンコンベア72との接続部の上流側端部の位置に開口部56を設けたチェーンコンベア72の横断面模式図である。図6に示したチェーンコンベア72において、図3と同じ構成には同じ参照番号を付して重複する説明を省略する。
図6に示すように、ダストホッパ28とチェーンコンベア72との接続部の上流側端部の位置に開口部56を設けることで、開口部56を通じて下側チェーン領域48の搬送空間に追加の焼結ダスト37を直接充填し、下側チェーン領域48の搬送空間を焼結ダストで満たすことができるので、下側チェーン領域48の焼結ダストの搬送量の低下を抑制できる。また、ダストホッパ28とチェーンコンベア72との接続部の上流側は、搬送板52によって形成される搬送空間が常に空になっており、焼結ダスト36が搬送空間に落下するので、ダストホッパ28とチェーンコンベア72との接続部の上流側は焼結ダスト36のブリッジが発生しづらい。このため、ダストホッパ28とチェーンコンベア72との接続部の上流側端部の位置に開口部56を設けることで、安定して下側チェーン領域48の搬送空間に追加の焼結ダスト37を充填できる。
このように、仕切り板62に開口部56を設けることで、安定して下側チェーン領域48の搬送空間を焼結ダストで満たすことができるので、下側チェーン領域48の焼結ダストの搬送量の低下を抑制できる。これにより、ダストホッパ内に堆積する焼結ダスト36が放電極34または集塵電極板32に至るまで堆積することが抑制され、電気集塵機12の荷電不良を抑制できる。
図7は、ダストホッパ28とチェーンコンベア74との接続部の下流側端部の位置に開口部58を設けた仕切り板64を有するチェーンコンベア74の横断面模式図である。図7に示したチェーンコンベア74において、図3と同じ構成には同じ参照番号を付して重複する説明を省略する。
図7に示すように、ダストホッパ28とチェーンコンベア74との接続部の下流側端部の位置に開口部58を設けることで、開口部58を通じて下側チェーン領域48の搬送空間に追加の焼結ダスト37を直接充填し、下側チェーン領域48の搬送空間を焼結ダストで満たすことができるので、下側チェーン領域48の焼結ダストの搬送量の低下を抑制できる。また、上述したように、上側チェーン領域46の下流側に開口部56を設けることで、上側チェーン領域46の下流側のブリッジの発生も抑制できる。
このように、仕切り板64に開口部56を設けることで、下側チェーン領域48の焼結ダストの搬送量の低下を抑制でき、かつ、上側チェーン領域46の下流側におけるブリッジの発生も抑制できるので、ダストホッパ内に堆積する焼結ダスト36が放電極34または集塵電極板32に至るまで堆積することが抑制され、電気集塵機12の荷電不良を抑制できる。
以上、説明したように、本実施形態に係るダスト回収ホッパの仕切り板には上側チェーン領域と下側チェーン領域を連通する開口部が設けられているので、チェーンコンベアで搬送、排出されるダストの搬送量の低下を抑制できる。そして、当該ダスト回収ホッパを備える電気集塵機ではダストホッパ内に堆積する焼結ダストが放電極または集塵電極板に至るまで堆積することが抑制されるので、電気集塵機の荷電不良も抑制できる。
10 焼結機
12 電気集塵機
13 電気集塵機
14 ブロワ
16 煙突
18 排ガス流路
20 ダストケーシング
22 排ガス導入部
24 排ガス排出部
26 電極群
27 ダスト回収ホッパ
28 ダストホッパ
30 チェーンコンベア
32 集塵電極板
34 放電極
36 焼結ダスト
37 追加の焼結ダスト
38 ハンマーリング装置
40 コンベアケーシング
42 排出口
44 チェーン
46 上側チェーン領域
48 下側チェーン領域
50 仕切り板
52 搬送板
54 滞留部
56 開口部
58 開口部
60 仕切り板
62 仕切り板
64 仕切り板
70 チェーンコンベア
72 チェーンコンベア
74 チェーンコンベア

Claims (5)

  1. 粉粒体を貯留するホッパと、
    前記粉粒体を水平方向に搬送するチェーンコンベアと、を備え、
    前記チェーンコンベアは、水平方向の端部に排出口が設けられた筒状のコンベアケーシングと、
    複数の搬送板が配置され、前記コンベアケーシング内を上下方向に循環移動するチェーンと、
    前記粉粒体を前記排出口から離れる方向に搬送する上側チェーン領域と、前記粉粒体を前記排出口へ搬送する下側チェーン領域とに前記チェーンを仕切る仕切り板と、を有し、
    前記仕切り板には、前記上側チェーン領域と前記下側チェーン領域とを連通する開口部が設けられている、粉粒体ホッパ。
  2. 前記開口部は、前記ホッパと前記チェーンコンベアとの接続部における前記粉粒体の搬送方向上流側の端部に設けられる、請求項1に記載の粉粒体ホッパ。
  3. 前記開口部は、前記ホッパと前記チェーンコンベアとの接続部における前記粉粒体の搬送方向下流側の端部に設けられる、請求項1または請求項2に記載の粉粒体ホッパ。
  4. 前記粉粒体は、集塵機で集塵されるダストであり、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の粉粒体ホッパは、ダスト回収ホッパとして集塵機の下方に設けられる、ダスト回収ホッパ。
  5. 排ガス導入部と排ガス排出部とを有するダストケーシングと、
    前記ダストケーシング内に設けられ、排ガス中のダストを帯電させる電極群と、
    前記ダストケーシングの下方に接続された請求項4に記載のダスト回収ホッパと、を備える、電気集塵機。
JP2017230958A 2017-11-30 2017-11-30 粉粒体ホッパ、ダスト回収ホッパおよび電気集塵機 Pending JP2019099318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017230958A JP2019099318A (ja) 2017-11-30 2017-11-30 粉粒体ホッパ、ダスト回収ホッパおよび電気集塵機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017230958A JP2019099318A (ja) 2017-11-30 2017-11-30 粉粒体ホッパ、ダスト回収ホッパおよび電気集塵機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019099318A true JP2019099318A (ja) 2019-06-24

Family

ID=66975684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017230958A Pending JP2019099318A (ja) 2017-11-30 2017-11-30 粉粒体ホッパ、ダスト回収ホッパおよび電気集塵機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019099318A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113682834A (zh) * 2021-09-13 2021-11-23 淅川中联水泥有限公司 一种生产熟料设备输料用链条输送机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113682834A (zh) * 2021-09-13 2021-11-23 淅川中联水泥有限公司 一种生产熟料设备输料用链条输送机构
CN113682834B (zh) * 2021-09-13 2022-10-14 淅川中联水泥有限公司 一种生产熟料设备输料用链条输送机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2521891C2 (ru) Способ конвейерной транспортировки порошка
US8813966B2 (en) Pneumatic vacuum separation plant for bulk materials
US20190178492A1 (en) Ash discharge system
JP5859145B2 (ja) 電気集塵器の槌打
WO2010097926A1 (ja) 粉粒体の定量排出設備
JP2019099318A (ja) 粉粒体ホッパ、ダスト回収ホッパおよび電気集塵機
KR101573292B1 (ko) 일체형 원통 집진설비
KR101887231B1 (ko) 멀티 충진볼을 이용한 집진장치
JP2011161385A (ja) フライアッシュ回収システム、金属片除去装置及び金属片除去方法
JP5616124B2 (ja) 電気集じん器
US3951624A (en) Electrostatic precipitator
JP2017156073A (ja) 流動層炉における流動媒体の処理方法および装置
CN109761072A (zh) 受料仓装置
CN217147782U (zh) 一种粉体输送装置
CN104843458A (zh) 涡流抑尘装置
CN210709778U (zh) 一种用于大落差灰场的卸灰装置
JP6943234B2 (ja) 乾式電気集塵機の保守方法
CN207056733U (zh) 一种蜂窝式催化剂破碎分离装置
CN210286059U (zh) 槽式输送机漏料回收装置
JP6064809B2 (ja) フラッシング現象の抑制方法
CN205708866U (zh) 一种用于生产阻尼浆的气力输送装置
JP4321807B2 (ja) 焼却飛灰からの異物除去装置
CN212902251U (zh) 一种硅砂专用收集烘干一体机
CN102949891A (zh) 一种侧喷低压脉冲布袋除尘器
JP4300974B2 (ja) 停弾装置用の分別回収装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180502

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180509

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190327