JP5479308B2 - 作業車両のフロントコンソール - Google Patents

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Description

本発明は、作業車両の運転室内の前方に配置されたフロントコンソールに関する。
ホイールローダ等の作業車両の運転室内の前方にはステアリングが取り付けられており、このステアリングの前方にモニタ、スイッチ類などの各種電装品などが装備されたフロントコンソールが設置されているのが一般的である(例えば特許文献1)。そして、これらの各種電装品は、通常、フロントコンソールの内部に設けられたフレームに支持された構造となっている。
特開2001−26947号公報
しかしながら、上記従来の技術では、鋼板を溶接やボルト締結して組み立てられたフレームが用いられていたため、フレームを組み立てるための部品点数が多くなり、組み立てに手間がかかるといった課題があった。さらに、剛性を高めるために厚い板厚の鋼板を使用したり、補強するためのリブ等が必要となったりして、フレームの重量が嵩み、作業車両の振動と共振するといった課題もあった。また、電装品のハーネスが損傷するのを防止するために、鋼板のエッジ部分を避けてハーネスをフレームに固定しなければならず、ハーネスの配索に手間がかかってしまうといった課題もあった。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フロントコンソールのフレームの部品点数を減らして簡単な構造にすると共に、軽量化を図ることにある。また、ハーネスの配索を容易にすることのできるフロントコンソールを提供することも、本発明の別の目的である。
上記目的を達成するため、本発明は、運転室内の前方に配置され、モニタを含む各種電装品を支持するフレームと、前記各種電装部品を覆う化粧カバーとを備えた作業車両のフロントコンソールにおいて、前記フレームは、パイプ部材を折り曲げて形成した枠状の構造体から成り、前記枠状の構造体は、第1アーム部材と第2アーム部材とを対峙して配置すると共に、前記第1アーム部材と前記第2アーム部材の側面視において前記第1アーム部材と前記第2アーム部材との間に空間を形成するように、前記第1アーム部材に設けられた一対の脚部である第1脚部と前記第2アーム部材に設けられた一対の脚部である第2脚部とを、それぞれ前記作業車両の前方側に向けて形成した上で連結し、前記空間内に空調用のダクトが配置されると共に、前記ダクトは前記フレームに支持されていることを特徴としている。
このように構成した本発明によれば、フレームが、パイプ部材を折り曲げて形成した枠状の構造体であるため、鋼板に比べて部品点数を減らして簡単な構造とすることができる。しかも、パイプ部材を折り曲げて構成(即ち、曲げ加工)されているので、鋼板を溶接やボルト締結して組み立てるのに比べて剛性が高く、軽量化も図れることとなる。軽量化が図れるということは、作業車両の振動と共振し難くなるため、振動に伴うビビリ音なども防止できることとなる。さらに、パイプ部材は、鋼板のようにエッジ部分が極めて少ないため、ハーネスを傷付ける心配がなく、ハーネスの配索が簡単となる。さらに、本発明は、前記空間に空調用ダクトを無駄なく収納できるため、フロントコンソールをコンパクトにすることができる。
また本発明は、上記発明において、前記化粧カバーの内周壁は前記フレームによって支持されていることを特徴としている。このように構成した本発明は、化粧カバーの変形や振動を防止することができる。
本発明によれば、パイプ部材を折り曲げた構造のフレームを採用することにより、部品点数を減らして簡単な構造にすることができ、しかも、軽量化を図ることができるのである。さらに、本発明は、ハーネスの配索を容易にすることができといった優れた効果を奏するのである。
本発明に係るフロントコンソールが取り付けられる作業車両の一実施形態であるホイールローダを示す側面図である。 図1に示すホイールローダの運転室内に取り付けられた本発明に係るフロントコンソールの分解斜視図である。 図2に示すフロントコンソールの化粧カバーと空調用ダクトを取り外した状態の外観斜視図である。 図2に示すフロントコンソールの空調用ダクトが取り付けられたまま化粧カバーを取り外した状態の外観斜視図である。 図4に示すフロントコンソールを前方側から見た外観斜視図である。 (a)は、図2に示すフロントコンソールのフレームの外観斜視図であり、(b)は、図6(a)の側面視Bにおける側面図である。
以下、本発明の実施の形態例を図面を参照して説明する。まず最初に、本発明の一実施形態であるフロントコンソールが取り付けられるホイールローダについて説明する。図1に示すように、ホイールローダ(作業車両)1は、運転室3、前輪4および後輪5が設けられた本体2と、この本体2の前部に装備されたフロント作業機6とを備えている。フロント作業機6は、本体2に上下方向に回動可能に連結されたブーム7と、このブーム7に回動可能に連結されたバケット8とを備えている。ブーム7は、ボトム側の端部およびロッド側の端部のそれぞれが本体2およびブーム7のそれぞれに回動可能に連結されたブームシリンダ7aの伸縮により駆動されるようになっている。バケット8は、ボトム側の端部がブーム7に回動可能に連結され、ロッド側の端部がリンク機構8bを介してバケット8に連結されたバケットシリンダ8aの伸縮により駆動されるようになっている。
運転室3は、壁に囲まれたボックス形状をなしており、図2に示すように、前方にフロントコンソール9が取り付けられている。このフロントコンソール9は、モニタを含む各種電装品が装備された状態で、ステアリング(図示せず)を支持するステアリングコラム20の上方であって、ステアリングの前方に配置されている。次にフロントコンソール9の詳細について図2〜図6を参照しながら説明するが、フロントコンソール9の構造を分かりやすく図示するために、図2〜図6ではフロントコンソール9に装備されたモニタを含む各種電装品およびハーネスの図示を省略している。
フロントコンソール9は、図2に示すように、フレーム10と、化粧カバー13とを備えて構成されており、フレーム10にモニタを含む各種電装品を取り付けた後、化粧カバー13を被せることにより、フロントコンソール9が組み立てられる。
フレーム10は、図6に示すように、第1アーム部材11と第2アーム部材12の2つのアーム部材を連結して形成された枠状の構造体である。さらに図5、図6により説明すると、第1アーム部材11は、1本のパイプ部材からなり、直線状に延びた第1支持バー11aと、第1支持バー11aの両端側がそれぞれ平面視Aで奥行方向(図5において前方方向)に向けて拡副しつつ側面視Bで下方に向けて折り曲げられて「くの字」形状をなし(図6(b)参照)、両端部に形成された一対の第1脚部11b、11cとからなる。第2アーム部材12は、第1アーム部材11と同様に1本のパイプ部材からなり、直線状に延びた第2支持バー12aと、第2支持バー12aの両端側がそれぞれ平面視Aで奥行方向(図5において前方方向)に折り曲げられて「コの字」形状をなし、両端部に形成された一対の第2脚部12b、12cとからなる。
なお、図6は斜視図のため、左右が非対称に見えるが図5に示すように左右対称に形成されるものである。
そして、第1アーム部材11の第1脚部11b、11cの端面が、第2アーム部材12の第2脚部12b、12cの先端部の外周面にそれぞれ当接するようにした状態で、第1脚部11b、11cおよび第2脚部12b、12cをそれぞれブラケット17と溶接することにより、第1アーム部材11と第2アーム部材12がブラケット17を介して一体化されて1つの枠状構造体が形成される。ここで、第1脚部11b、11cはやや「く」の字状に屈曲しているので、第1アーム部材11と第2アーム部材12とが連結されると、図6(b)に示すように側面視Bで第1アーム部材11の第1脚部11bと第2アーム部材12の第2脚部12bとによりU字が描かれた形状となる。
このフレーム10には、図3または図4に示すように、モニタを支持するためのサポート板16が第1支持バー11aと第2支持バー12aとを橋渡しするようにして取り付けられており、図6(b)に示すようにサポート板16の下側に形成された空間であって、フレーム10のU字状に折り曲げられた内側の空間Cには、仮想線Dに示すような空調用ダクト14が取り付けられている。言い方を変えれば、フレーム10の内側に空調用ダクト14を収納し、サポート板16で蓋をしたような状態になっている。なお、フレーム10には、次に述べる化粧カバー13を固定するためのネジ穴15を有する支持片が第1支持バー11aと第2支持バー12aにそれぞれ2か所ずつ(合計4か所)設けられている。
化粧カバー13は、図2に示すように、側部にスイッチ類を嵌め込むための開口13bが複数設けられると共に、中央部にモニタを視認可能なモニタ用開口13aが設けられている。また、化粧カバー13の四隅部には化粧カバー13をフレーム10にネジ止めするための穴13dが設けられている。
この化粧カバー13をフレーム10に被せると、化粧カバー13の内周壁13cが第1支持バー11aおよび第2支持バー12aの形状に沿うようになっている。そのため、化粧カバー13をフレーム10に設けられる支持片のネジ穴15にネジ止めして固定すると、支持バー11a、12aが化粧カバー13の補強部材となって、化粧カバー13が変形したり、振動したりするのを防止する。
以上、説明したように、本実施形態に係るフロントコンソール9によれば、フレーム10がパイプ部材を折り曲げて形成された枠状構造体を成しているので、鋼板を用いた構造体に比べて剛性が高いので、部品点数を削減して軽量化を図ることができる。しかも、フレーム10が化粧カバー13の内周壁13cに沿った形状となっているので、化粧カバー13をフレーム10に固定すれば、このフレーム10が化粧カバー13の補強部材として機能する。よって、化粧カバー13がホイールローダ1の振動に伴って共振することが防止され、振動によるビビリ音もなくなる。また、フレーム10の外面は殆どが曲面であるため、ハーネスを傷付ける心配がないため、ハーネス配索の手間がかからないといった優れた効果を奏するのである。さらには、フレーム10のU字状に折り曲げられた内側の空間に空調用ダクト14が配置されているので、フロントコンソール9をコンパクトにすることができる。
なお、上記したフレーム10と化粧カバー13の構成は、サイドコンソールにも適用可能であることは言うまでもない。
1 ホイールローダ(作業車両)
3 運転室
9 フロントコンソール
10 フレーム
11 第1アーム部材
11a 第1支持バー
11b、11c 第1脚部
12 第2アーム部材
12a 第2支持バー
12b、12c 第2脚部
13 化粧カバー
13c 内周壁
14 空調用ダクト

Claims (2)

  1. 運転室内の前方に配置され、モニタを含む各種電装品を支持するフレームと、前記各種電装部品を覆う化粧カバーとを備えた作業車両のフロントコンソールにおいて、
    前記フレームは、パイプ部材を折り曲げて形成した枠状の構造体から成り、
    前記枠状の構造体は、第1アーム部材と第2アーム部材とを対峙して配置すると共に、前記第1アーム部材と前記第2アーム部材の側面視において前記第1アーム部材と前記第2アーム部材との間に空間を形成するように、前記第1アーム部材に設けられた一対の脚部である第1脚部と前記第2アーム部材に設けられた一対の脚部である第2脚部とを、それぞれ前記作業車両の前方側に向けて形成した上で連結し、
    前記空間内に空調用のダクトが配置されると共に、前記ダクトは前記フレームに支持されていることを特徴とする作業車両のフロントコンソール。
  2. 請求項1の記載において、前記化粧カバーの内周壁は前記フレームによって支持されていることを特徴とする作業車両のフロントコンソール。
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