JP5495103B2 - 車両のコントローラ取付構造 - Google Patents

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本発明は、車両の特定の仕様に対してだけ必要とされるコントローラの車体への取付構造に関するものである。
例えば、アイドリングストップ用のコントローラは、車両の特定の仕様にだけ必要とされる特殊な部品であって、従来、これは溶接ボルトや溶接ナット、ブラケット等の車体に予め溶接された取付部品(取付部)を用いて車体に直接取り付けられていた。
ところで、特許文献1には、車両衝突時の電気接続箱の破損を最小限に抑えるために、車両衝突時のダッシュパネル側からの過大な荷重の作用によって電気接続箱が大きなダメージを受ける前に、電気接続箱を支持している脚が折れて電気接続箱に加わる衝撃を緩和させるとともに、電気接続箱を後ろに逃がす構成が提案されている。
又、特許文献2には、車両衝突時におけるフロントピラーの変形を抑制するとともに、衝突荷重の伝達効率を向上させる車両前部構造として、フロントピラーの内部に補強部材を設けて該フロントピラーの強度と剛性を高める構成が提案されている。
特開2002−159116号公報 特開2008−105561号公報
ところで、前述のように従来は車両の特定の仕様にだけ必要とされるアイドリングストップ用のコントローラ等の特殊部品は、溶接ボルトや溶接ナット、ブラケット等の車体に予め溶接された取付部品(取付部)を用いて車体に直接取り付けられていたため、特殊部品が設定される仕様の車両のみに取付部を設けると、これらの取付部品の有無で車体の仕様分けが必要となり、車体の生産において追加の管理が必要となってコストアップを招くという問題がある。
そこで、特殊部品が不要な他の車両を含めて全ての仕様の車両の車体に取付部を設けると、特殊部品が不要な他の車両では取付部の構成部品である溶接ボルトや溶接ナット、ブラケット等が無駄となり、重量増加とコストアップが避けられないという問題がある。この問題は特殊部品が設定される車両の全体に占める割合が小さい場合には顕著となる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、艤装部品を使い分けて車体の仕様分けを不要とすることによって車体の生産性向上を図ることができる車両のコントローラ取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車両の特定の仕様に対してだけ必要とされるコントローラの車体への取付構造として、車両前部のダッシュパネルとその左右両側部に配されるダッシュサイドパネルの一方のダッシュサイドパネルに着脱可能に締着され該ダッシュパネルと該一方のダッシュサイドパネルの接合角部を補強するための補強部材と、前記補強部材の車室側に取り付けられるブラケットとを備え、前記補強部材は、前記ダッシュパネルに固定される面と前記一方のダッシュサイドパネルに固定される面とを有し、これらの面によってL字状に形成され、前記ブラケットは、前記補強部材への取付状態において左右両端部に前記補強部材への取付部を有し、中央部に前記コントローラの取付部を有し、該コントローラの取付部は、車両の幅方向に延び前後方向を向く面に形成され、前記補強部材への取付部と前記コントローラの取付部の間に2回屈曲する屈曲部が形成されており、前記ブラケットは、前記補強部材への取付部のうち車両の側方側の取付部と、前記コントローラの取付部との間の前記屈曲部において、前記コントローラの取付部の車両の側方側の端縁位置で車両の後方側に屈曲しており、
前記コントローラは、前記コントローラの取付部の車室側に取り付けられることにより、前記ブラケットを介して前記補強部材に取り付けられる構成を採用したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ダッシュパネルとダッシュサイドパネルを補強するための既存の艤装部品を2種類用意しておき、特殊部品であるコントローラが設定される仕様の車両と設定されない仕様の車両によって艤装部品を使い分ければ、車体の仕様分けを不要とすることができ、車体の生産性を高めることができる。尚、コントローラが設定される仕様の車両においては、専用の艤装部品にコントローラを取り付けることができる。
本発明の実施の形態1に係るコントローラ取付構造を示す部分斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るコントローラ取付構造を示す部分平断面図である。 本発明の実施の形態1に係るコントローラ取付構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1においてコントローラが取り付けられる艤装部品の斜視図である。 本発明の実施の形態1においてコントローラが取り付けられない艤装部品の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るコントローラ取付構造を示す部分斜視図である。 本発明の実施の形態1及び2においてコントローラが取り付けられない艤装部品の取付状態を示す部分斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るコントローラ取付構造を示す部分斜視図、図2は同コントローラ取付構造を示す部分平断面図、図3は同コントローラ取付構造を示す分解斜視図、図4はコントローラが取り付けられる艤装部品の斜視図、図5はコントローラが取り付けられない艤装部品の斜視図<図7はコントローラが取り付けられない艤装部品の取付状態を示す部分斜視図である。
図1〜図3に示すように、車室とその前方の不図示のエンジンルームとを区画するダッシュパネル1が車両の幅方向に沿って延びる縦壁として配置され、その左右にはフロントピラーの車室内側のパネルとなるダッシュサイドパネル2が車両の前後方向に沿って配置されている。車両の車室内であって、ダッシュパネル1とその左右側に配されたダッシュサイドパネル2の直角を成す角部には、その部分を補強するための艤装部品(溶接による取り付でなく、ボルト等の締結部材によって着脱自在に車体に取り付けられる部品)としてのダッシュサイドブレース3(補強部材3)が前記角部を跨ぎダッシュパネル1とダッシュサイドパネル2を連結するように締着されて、ダッシュパネル1とダッシュサイドパネル2の接続角部を補強している。本実施の形態では一方の補強部材3にコントローラ4が取り付けられており、右側の補強部材3にコントローラ4がブラケット5を介して取り付けられている。つまり、コントローラ4は、車室内の乗員の足元付近であってインストルメントパネルの下方奥側のダッシュパネル1とダッシュサイドパネル2の角部に配置され、雨水、埃及び衝撃荷重から保護される位置に配置されている。ここで、コントローラ4は、例えばアイドリングストップ用であって、車両の特定の仕様に対してだけ取り付けられるものである。
上記補強部材3は、図4に示すように、板金をL字状にプレス成形して得られる部品であって、互いに略直角を成す取付部3A,3Bを有し、取付部3A,3Bには各2つのボルト孔6が横方向に並んでそれぞれ形成されている。車両に締結固定された状態で、取付部3Aは車両の幅方向に沿って配置されて後述するダッシュサイドブレースブラケット14に締結固定され、ダッシュパネル1側に固定される。一方、取付部3Bは車両の前後方向に沿って配置されて後述するダッシュサイドパネルリンフォース15に締結固定され、ダッシュサイドパネル2側に固定される。又、この補強部材3の両取付部3A,3Bの各端部にはコントローラ4の取付用のブラケット5が固定されるスタッドボルト7,8が車室内に向かってそれぞれ突設されている。詳細には、スタッドボルト7は取付部3Aのダッシュサイドブレースブラケット14への締結固定位置よりも車両の中央側に配置されており、僅かに上方に向かって斜め後方(車両の後方)向きに突設されている。他方のスタッドボルト8は取付部3Bのダッシュサイドパネルリンフォース15への締結固定位置の上に側に配置されており、略水平に車両の幅方向中央側に向かって突設されている。
ところで、コントローラ4が取り付けられない仕様の車両については、図5に示すような別の補強部材9が用いられる。この補強部材9は、略直角を成す取付部9A,9Bに各2つのボルト孔10を横方向に並んでそれぞれ形成して構成されており、取付部9A,9Bは補強部材3の取付部3A,3Bと同様に、それぞれダッシュサイドブレースブラケット14、ダッシュサイドパネルリンフォース15に締結固定されている。補強部材9には図4に示す補強部材3のようにスタッドボルト7,8が設けられておらず、スタッドボルト7,8を設ける場所を確保するために延設される延設部も設けられていない簡単な構成のものである。尚、補強部材9を補強部材3に対してスタッドボルト7,8のみを設けない物として、板金部分を共通として生産性を向上させても良い。
又、前記ブラケット5も鋼鈑のプレス成形品であって、図2及び図3に示すように、補強部材3への取付状態において左右両端部に補強部材3への取付部5A,5Bを有し、中央部にコントローラ4の取付部5Cを有している。取付部5Cは、車両の幅方向に延び前後方向を向く面に形成され、左側(車両の中央側)の取付部5Aは車両の前後方向を向く面に形成され、右側(車両の側方側)の取付部5Bは車両の幅方向を向く面に形成されている。左右の取付部5A,5Bと中央の取付部5Cの間には2回屈曲する屈曲部5a,5b,5c,5dがそれぞれ形成されている。つまり、ブラケット5の左側(車両の中央側)となる取付部5Aと取付部5Cの間
では、取付部5Cの車両の中央側の端縁位置の屈曲部5bで車両の前方側に屈曲して車両の前方側であってやや斜め車両の中央側に向かって延び、その先端位置の屈曲部5aで車両の中央側に屈曲して取付部5Aに連続している。
又、ブラケット5の右側(車両の側方側)となる取付部5Cと取付部5Bの間では、取付部5Cの車両の側方側の端縁位置の屈曲部5cで車両の後方側に屈曲して車両の後ろ斜め後方側に延び、その先端位置の屈曲部5dで車両の後方側に屈曲して取付部5Bに連続している。そして、図3に示すように、ブラケット5の左側の取付部5Aには円孔状のボルト孔11が形成され、右側の取付部5Bには切欠きフック状のボルト孔12が形成されている。取付部5Aは、ボルト孔11に補強部材3の取付部3Aのスタッドボルト7が挿入され、取付部3Aの車両中央側の端部に重ねられて取付部3Aにナット19にて締付け固定される。取付部5Bは、ボルト孔12に補強部材3の取付部3Bのスタッドボルト8が挿入され、取付部3Bの車両後方側の端部に重ねられて取付部3Bにナット19にて締付け固定される。
更に、図2に示すように、ダッシュパネル1の車室側の面にはブレーキペダルを回動可能に軸支するペダルブラケットの取付部を補強するペダルブラケットリンフォース13が結着され、このペダルブラケットリンフォース13の車室側の面には補強部材3の取付部3Aが取り付けられるダッシュサイドブレースブラケット14の左右のフランジ部14a,14bが結着されている。ダッシュサイドブレースブラケット14は、左側(車両の中央側)のフランジ部14aと右側(車両側方側)のフランジ部14bとの間でペダルブラケットリンフォース13から車両の後方側に離間して補強部材3の取付部3Aに対する取付部が構成配置され、該ダッシュサイドブレースブラケット14とペダルブラケットリンフォース13とで閉断面空間が形成されている。尚、ダッシュサイドブレースブラケット14における補強部材3に形成された前記ボルト孔6に対応する位置には2本のスタッドボルト16が溶着されて車両の後方側に向かってそれぞれ略水平に突設されている。
又、ダッシュサイドパネル2の車室側の面にはダッシュサイドパネルリンフォース15の前後のフランジ部15a,15bが結着されており、前側のフランジ部15aと後ろ側のフランジ部15bとの間でダッシュサイドパネル2から車両の中央側に離間して補強部材3の取付部3Bに対する取付部が構成配置され、該ダッシュサイドパネルリンフォース15とダッシュサイドパネル2とで閉断面空間が形成されている。尚、ダッシュサイドパネルリンフォース15における補強部材3に形成された前記ボルト孔6に対応する位置には同様にボルト用孔が形成されその車両側方側の面には後述するボルト18が締め付けられるナットが溶接固定されている。
而して、上記ダッシュサイドブレースブラケット14とダッシュサイドパネルリンフォース15には補強部材3の取付部3A,3Bがそれぞれ車室内側から当てられ、取付部3Aに形成されたボルト孔6にダッシュサイドブレースブラケット14に突設されたスタッドボルト16を通し、スタッドボルト16にナット17を締め付けるとともに、取付部3Bに形成されたボルト孔6に挿通するボルト18(図3参照)をパネルリンフォース15の裏面に固着されたナットに締め付けることによって、補強部材3がダッシュサイドブレースブラケット14とダッシュサイドパネルリンフォース15に締着される。このようにして補強部材3がダッシュサイドブレースブラケット14とダッシュサイドパネルリンフォース15を介してダッシュパネル1とダッシュサイドバネル2に取り付けられる。
次に、予めコントローラ4が取付部5Cに取り付けられたブラケット5の左側の取付部5Aに形成されたボルト孔11に補強部材3に上方に若干傾斜して突設された一方のスタッドボルト7を差し込んで該ブラケット5をコントラーラ4と共にスタッドボルト7に係合保持(仮置き)し、ブラケット5の右側の取付部5Bに形成されたボルト孔12を補強部材3に突設された他方のスタッドボルト8に通し、両スタッドボルト7,8にナット19を締め付ければ、図1及び図2に示すように、コントローラ4をブラケット5を介して補強部材3に取り付けることができる。尚、補強部材3に突設された一方のスタッドボルト7は車両中央側に配されるとともに、上方に若干傾斜しているため、これにブラケット5の一方のボルト孔11を作業性良く容易に通すことができるとともに、ブラケット5とコントローラ4を仮置きしたときのこれらのスタッドボルト7からの外れが確実に防がれる。
又、右側の取付部5Bのボルト孔12が切欠きフック状に形成されているため、ボルト孔12に側方からスタッドボルト8を挿入配置することが可能となって、2方向に突設されたスタッドボルト7,8にブラケット5を取り付けることができる。このため、2方向での締付けが可能となって、ブラケット5を補強部材3に強固に固定することが可能となる。
更に、挟角が略90°となる関係の2面への取り付であり、スタッドボルト7,8の位置とコントローラ4の重心位置との関係で、スタッドボルト7,8が挿入された状態でブラケット5及びコントローラ4を安定して仮置きすることができ、ナットを締め付ける作業性が向上する。
以上のように、本実施の形態では、ダッシュパネル1とダッシュサイドパネル2の接合角部を補強するための既存の艤装部品としての図4に示す補強部材3(特定の仕様にのみ使用される部品の取付部を有し、この特定の車両にのみ使用される。)と図5に示す補強部材9(補強部材3を使用しない仕様に使用される。)の2種類を用意しておき、特殊部品(特定の仕様にのみ使用される部品)であるコントローラ4が設定される仕様の車両と設定されない仕様の車両によって補強部材3,9を使い分けるようにしたため、車体の仕様分けを不要とすることができ、車体の生産性を高めることができる。そして、コントローラ4が設定される仕様の車両においては、前述のように図4に示す専用の補強部材3にコントローラ4を取り付けることができる。この場合、艤装部品として剛性の高い補強部材3にコントローラ4を取り付けることができるため、該コントローラ4の取付剛性が高められる。又、ブラケット5が補強部材3の両端部を連結するように架設されているので、ブラケット5を取り付けることで補強部材3の剛性が向上し、車体の剛性が向上する。
又、本実施の形態では、コントローラ4をダッシュパネル1近くの補強部材3に取り付けるようにしたため、該コントローラ4への配線が容易化し、配線長さを短く抑えることができる。
更に、本実施の形態では、図2に示すように、ブラケット5には補強部材3への取付部5A,5Bとコントローラ4の取付部5Cの間に2回屈曲する屈曲部5a〜5dを形成したため、車両に衝撃荷重が作用してダッシュパネル1又はダッシュサイドパネル2が車室内側に移動したとしても、ブラケット5の屈曲部5a〜5dが変形することによって移動(取付位置関係の変化)に柔軟に対応してコントローラ4を移動させ、高価なコントローラ4を衝撃荷重から有効に保護してその破損を防ぐことができるという効果が得られる。これは、挟角が略90°の2面に屈曲部5a〜5dを介して取り付けられているために特に効果的に働く。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図6及び図7に基づいて説明する。
図6は本発明の実施の形態2に係るコントローラ取付構造を示す部分斜視図、図7はコントローラが取り付けられない艤装部品の取付状態を示す部分斜視図であり、これらの図においては図1〜図5において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態においても、図6に示す補強部材20(特定の仕様にのみ使用される部品の取付部を有し、この特定の車両にのみ使用される。)と図5に示す補強部材9(補強部材20を使用しない仕様に使用される。)の2種類を用意しておき、特殊部品であるコントローラ4が設定される仕様の車両と設定されない仕様の車両によって補強部材20,9を使い分けるようにした。図6に示す補強部材20はコントローラ4を取り付けるための取付部が取付部3A又は取付部3Bの下方に延設されて形成されており、コントローラ4が取り付けられた状態でも取付部3A及び取付部3Bがコントローラ4で隠されない位置にコントローラ4を取り付けることができ、補強部材20の車体への締付け固定作業に支障が出ないように配慮されている。即ち、コントローラ4が設定される仕様の車両には図6に示す補強部材20にコントローラ4を取り付け、コントローラ4が設定されない仕様の車両には図5及び図7に示す補強部材9を使用するようにした。
而して、本実施の形態は、コントローラ4が設定される仕様の車両においては、図6に示すようにコントローラ4を補強部材20に直接取り付けることを特徴とする。従って、このように本実施の形態では、コントローラ4を補強部材20に直接取り付けるようにしたため、コントローラ4を補強部材20に取り付けるためのブラケット(実施の形態1において使用したようなブラケット5)が不要となり、実施の形態1において得られた効果に加えて、部品点数と組付工数の削減、軽量化、コストダウン等を図ることができるという効果が得られる。
1 ダッシュパネル
2 ダッシュサイドパネル
3 補強部材(艤装部品)
3A,3B 補強部材の取付部
4 コントローラ
5 ブラケット
5A,5B ブラケットの補強部材への取付部
5C ブラケットのコントローラの取付部
5a〜5c ブラケットの屈曲部
6 補強部材のボルト孔
7,8 スタッドボルト
9 補強部材(艤装部品)
9A,9B 補強部材の取付部
10 補強部材のボルト孔
11,12 ブラケットのボルト孔
13 ペダルブラケットリンフォース
14 ダッシュサイドブレースブラケット
14a,14b ダッシュサイドブレースブラケットのフランジ部
15 ダッシュサイドパネルリンフォース
15a,15b ダッシュサイドパネルリンフォースのフランジ部
16 スタッドボルト
17 ナット
18 ボルト
19 ナット
20,21 補強部材(艤装部品)

Claims (1)

  1. 車両の特定の仕様に対してだけ必要とされるコントローラの車体への取付構造であって、
    車両前部のダッシュパネルとその左右両側部に配されるダッシュサイドパネルの一方のダッシュサイドパネルに着脱可能に締着され該ダッシュパネルと該一方のダッシュサイドパネルの接合角部を補強するための補強部材と、
    前記補強部材の車室側に取り付けられるブラケットとを備え、
    前記補強部材は、前記ダッシュパネルに固定される面と前記一方のダッシュサイドパネルに固定される面とを有し、これらの面によってL字状に形成され、
    前記ブラケットは、
    前記補強部材への取付状態において左右両端部に前記補強部材への取付部を有し、中央部に前記コントローラの取付部を有し、該コントローラの取付部は、車両の幅方向に延び前後方向を向く面に形成され、
    前記補強部材への取付部と前記コントローラの取付部の間に2回屈曲する屈曲部が形成されており、
    前記ブラケットは、前記補強部材への取付部のうち車両の側方側の取付部と、前記コントローラの取付部との間の前記屈曲部において、前記コントローラの取付部の車両の側方側の端縁位置で車両の後方側に屈曲しており、
    前記コントローラは、前記コントローラの取付部の車室側に取り付けられることにより、前記ブラケットを介して前記補強部材に取り付けられることを特徴とする車両のコントローラ取付構造。
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